JPS5847359B2 - マ−キングペンのペン先接着方法 - Google Patents

マ−キングペンのペン先接着方法

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JPS5847359B2
JPS5847359B2 JP55002460A JP246080A JPS5847359B2 JP S5847359 B2 JPS5847359 B2 JP S5847359B2 JP 55002460 A JP55002460 A JP 55002460A JP 246080 A JP246080 A JP 246080A JP S5847359 B2 JPS5847359 B2 JP S5847359B2
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JP
Japan
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nib
adhesive
holder
tip
marking pen
Prior art date
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JP55002460A
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English (en)
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JPS5699698A (en
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浩一 稲葉
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SHISUTA KK
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SHISUTA KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマーキングペンのペン先接着方法に係る。
近年マーキングペンの需要はますます拡大しつつある。
これに伴って細字用の細径のペン先を装着したものが要
望されるに至っており、その接着方法が問題となってき
ている。
一般にこの種のペン先はインキ導通性のニブを金属製の
筒状のニフホルダーに固定した構造である。
該固定の手段としてシアノアクリレート系の瞬間接着剤
をニブとニブホルダ一間の微小間隙に毛細管現象を利用
して浸透させる方法が既に提案されている。
しかるに毛細管現象は、接着面の油性の汚れ、あるいは
間隙の僅かなバラツキ等により、ともすれば不均一とな
りがちであり、接着強度のバラツキをまねきやすいとい
う問題を伴っていた。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、下方
部分を小径、上方部分を比較的大径としたニブホルダー
に所定のニブを挿入し、小径部を先ず接着後、上方より
大径部内に接着剤を注入して該部を接着するという方法
を提供するものである。
小径部の接着においてはニブを所定位置より1〜数間引
き出してその部分に接着剤を1〜数滴附着し、ニブ全周
面を該剤で湿潤させてから再び元の所定位置へ押し込む
のが好都合である。
従って従来法に於けるような毛細管現象を必要とせず確
実に小径部の接着をなしつる。
また、大径部については、小径部が固化した接着剤で封
鎖された状態となったとき、換言すれば二ブホルダーが
一種の有底筒状体を呈したときに上方より十分な量の接
着剤を注入するものであるから、不確実な毛細管現象に
何ら依存せずに極めて強固に接着できるのである。
本発明において使用する接着剤は、シアノアクリレート
系のもの、エポキシ系のものは勿論、その他従来より実
用されている種々の接着剤の中から任意に選択しつる。
以上の如く本発明方法によれば、従来法、例えばニブと
ニブホルダーの全接触面に毛細管現象で一度に接着剤を
行きわたらせる方法、に比べてやや手数がかかる反面、
接着部位のニブがその全周につき少くとも大径部の中程
の高さにわたって潤沢な接着剤で包囲されるから、接着
強度の平均値が向上すると共にそのバラソキが著しく減
小するという優れた効果を奏するのである。
以下一実施例を挙げて更に詳しく説明するが、該例は本
発明の範囲を何ら限定するものではない。
実施例 インキ導通性のニブ1(第1図)は長繊維を束状に固着
させて裁断し0. 8 mmφX28++iLのチップ
状片としたものであり、一方金属製のニブホルダー2の
小径部3は該ペン使用の際下方に位置、ないしは紙面等
に向けられる部分であって内径1.Om流φとしてある
ニブホルダー2の大径部4は内径1.8mmφで、前記
小径部3とほぼ同長である。
接着作業の順序は第1〜3図に示す如くである。
先ずニブ1を所定位置(第1図の鎖線)より小径部3側
へ僅か突出させた状態で接着剤5の少量を附着させる。
次いで第2図のようにニブ1を所定の位置に戻すと、突
出状態で附着させた接着剤5はニブホルダー2の小径部
3の内壁面、特にその先端側とニブ1との間に充満する
所定時間放置して前記接着剤が固化し、ニブホルダー2
が先端を封鎖され、いわば有底筒状体と見なしうる状態
になった時点で、前記小径部3を下にしてニブホルダ−
2をほぼ垂直に立ててその大径部4より接着剤5を、例
えば注射器状の器具6を用い第3図のように注入する。
上記注入後、全接着剤が固化を完了するのをまって、接
着強度を試験した結果は第1表の如くであった。
対照例として示したものはニブ及びニブホルダーを同形
状かつ同寸法とし、接着剤を毛細管現象のみで浸透させ
た場合である。
接着強度は、ニプをニブホルダーから引抜くに要する荷
重であり、夫々n=100についての平均と標準偏差で
ある。
第1表のように、本発明方法によれば接着強度のレベル
が向上するのみならず、そのバラツキも顕著に減小し、
該ペン先にインキ貯留部を内蔵したペン筒7(第3図鎖
線)を装着したマーキングペンの書き味についても従来
品より良好であった。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例であり、第1図は第1工程を、第
2図は第2工程を、第3図は第3工程を、夫々示す断面
図である。 1・・・・・・ニブ、2・・・・・・ニブホルダー 3
・・・・・・小径部、4・・・・・・大径部、5・・・
・・・接着剤。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ニブ1をニブホルダー2に挿通して該ニプを所定位
    置より適宜先端側即ちニブホルダーの小径部3側へ引出
    してその部位に接着剤5を附着させる第1工程と、ニブ
    な所定位置に戻して接着剤を固化させる第2工程と、続
    いてニブホルダーの大径部4より該ホルダーの内壁面と
    ニブとの間隙に適宜量の接着剤5を注入して固化させる
    第3工程とよりなることを特徴とするマーキングペンの
    ペン先接着方法。
JP55002460A 1980-01-11 1980-01-11 マ−キングペンのペン先接着方法 Expired JPS5847359B2 (ja)

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JPS5699698A JPS5699698A (en) 1981-08-11
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6390552U (ja) * 1986-12-04 1988-06-11
JPH0211656U (ja) * 1988-06-29 1990-01-24
JPH0434999Y2 (ja) * 1986-11-15 1992-08-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0434999Y2 (ja) * 1986-11-15 1992-08-19
JPS6390552U (ja) * 1986-12-04 1988-06-11
JPH0211656U (ja) * 1988-06-29 1990-01-24

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