JPS5847243Y2 - エアクリ−ナのカバ−シ−ル装置 - Google Patents

エアクリ−ナのカバ−シ−ル装置

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Publication number
JPS5847243Y2
JPS5847243Y2 JP3523077U JP3523077U JPS5847243Y2 JP S5847243 Y2 JPS5847243 Y2 JP S5847243Y2 JP 3523077 U JP3523077 U JP 3523077U JP 3523077 U JP3523077 U JP 3523077U JP S5847243 Y2 JPS5847243 Y2 JP S5847243Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
air cleaner
side wall
sealing material
cleaner case
Prior art date
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Expired
Application number
JP3523077U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53130576U (ja
Inventor
喜則 積山
Original Assignee
川崎重工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 川崎重工業株式会社 filed Critical 川崎重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオートバイ用エンジン等に採用されるエアクリ
ーナのカバーシール装置に関する。
従来は一般に第1図のように、エアクリーナケース1の
開口端縁に設けたフランジ2とカバー3の外周縁との間
に環状シール材4を介在させ、蝶ナツト5等によりカバ
ー3をエアクリーナケース1に対し締付け、シールして
いる。
ところがその場合はシール材4が単にフランジ2とカバ
ー3により圧縮されるだけであるためシール性が悪く、
シール性を上げるにはカバー3の剛性を増し、ナツト5
を強く締込1なければならず、ケース1、カバー3等の
コストの増加は避けられない。
本考案はカバーに開口端側に向い拡開したテーパ筒状側
壁を一体に設け、一方エアクリーナケースの筒状側壁の
外周に環状のシール材を固定し、カバーをエアクリーナ
ケースに対し締込むことによりカバー側のテーパ筒状側
壁の内面を上記環状シール材に楔作用を利用して圧接さ
せることにより、上記従来の問題を解決しようとするも
ので、第2図に1実施例を示す。
第2図中8はABS樹脂、プレス等で成形されたエアク
リーナケースで、空気人口9を有する筒状側壁10と、
側壁10の一端(図の右端)に連続し空気出口11を有
する底壁12を備え、例えばオートバイの車体に固定さ
れ、空気出口11は気化器(図示せず)を経てエンジン
に接続される。
13はエアクリーナケース8と同じ<ABS樹脂等で成
形された有底カバーで、底壁14と、底壁14の周縁か
ら右方に向い拡開したテーパ筒状側壁15と、側壁15
の開口端に連続した外向きフランジ16と、先端が球状
に拡大した複数個の掛止片1Tを一体に備え、掛止片1
Tは車体側ブラケット18に設けたゴム製グロメット1
9の孔に圧入されている。
20はU形断面の環状シール材で、側壁10と一体に設
けた環状リブ21に外側から嵌めである。
シール材20は例えばスポンジ、軟質シールゴム等で作
ることができ、リブ21に対し接着することもできる。
第2図に示す断面に於て、側壁15の側壁10に対する
傾斜角σは、シール材20に対し側壁15が楔作用によ
シ噛合う角度範囲内に定められている。
な釦23はケース底壁12に固定したステー24はステ
ー23に固定したボルト、25は蝶ナツト、26は環状
のクリーナエレメント、27はエレメント26に固定し
た端板で、端板21の中央の孔をボルト24に通し、外
側から蝶ナツト25をねじ込むことによりエレメント2
6をケース8内に固定している。
28はカバー底壁14に固定した環状のシール材(例え
ばスポンジ)である。
エンジン運転中、空気はカバー13と車体との間の隙間
を経て入口9からエアクリーナケース8内に導入され、
クリーナエレメント26をその外側から内側に向い通過
して濾過され、空気出口11から気化器を経てエンジン
に供給される。
カバー13はテーパ筒状側壁15をケース側側壁10に
被せ、掛止片11をグロメット19に嵌めた状態で側壁
15の内面が楔作用によりシール材200周縁と圧接す
るように、各部の位置、形状が定められているので、シ
ール材200部分で確実にシールすることができる。
カバー13を外す場合は、カバー13に左向きの力を加
えて掛止片17をグロメット19から抜くと側壁15と
シール材200間の圧接状態が緩み、カバー13を引続
き左方に抜くことができる。
カバー13を取付ける場合は、逆に掛止片17をグロメ
ット19に圧入するだけでよい。
以上説明したように本考案によると、カバー13のテー
パ筒状側壁15がケース側の環状シール材20に対し楔
作用により圧接するので、カバー13をケース8側へ僅
かな力で締込むだけで・シール材200部分のシール効
果を確保することができる利点がある。
カバー13の肉厚を特別増加する必要がないため、重量
、コスト共に低減する。
な釦本考案を具体化する時、第3図の如くカバー側フラ
ンジ16に孔30を設け、カバー13をボルト31によ
り車体側部材に締込むこともできる。
又第4図の如くケース側壁10の外面に梯形又は矩形断
面のスポンジ帯32を直接接着することもできる。
その場合はケース8の成形が容易になる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の構造を示す縦断面図、第2図は本考案を
適用したエアクリーナの縦断面図、第3゜第4図は別の
実施例を示す縦断面部分図である。 8・・・・・・エアクリーナケース、9・・・・・・空
気入口、10・・・・・・筒状側壁、11・・・・・・
空気出口、12・・・・・・底壁、13・・・・・・有
底カバー、15・・・・・・テーパ筒状側壁、17・・
・・・・掛止片(締付は機構)、20・・・・・・環状
シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 空気入口を有する筒状側壁と、この側壁の一端に連続し
    空気出口を有する底壁かも成るエアクリーナケースを車
    体に固定すると共にエアクリーナケースの上記側壁の外
    周に環状のシール材を固定し、開口端側に向う拡開した
    テーパ筒状側壁を有する有底カバーを上記エアクリーナ
    ケースにエアクリーナケース底壁と反対側から嵌め、エ
    アクリーナケースに対するカバー締付は機構を有底カバ
    ーと車体側ブラケット間に設け、カバーのテーパ筒状側
    壁を上記シール材に圧接したことを特徴とするエアクリ
    ーナのカバーシール装置。
JP3523077U 1977-03-22 1977-03-22 エアクリ−ナのカバ−シ−ル装置 Expired JPS5847243Y2 (ja)

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JP3523077U JPS5847243Y2 (ja) 1977-03-22 1977-03-22 エアクリ−ナのカバ−シ−ル装置

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53130576U JPS53130576U (ja) 1978-10-17
JPS5847243Y2 true JPS5847243Y2 (ja) 1983-10-28

Family

ID=28894100

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JP3523077U Expired JPS5847243Y2 (ja) 1977-03-22 1977-03-22 エアクリ−ナのカバ−シ−ル装置

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