JPS5847201A - ハイトゲ−ジ - Google Patents
ハイトゲ−ジInfo
- Publication number
- JPS5847201A JPS5847201A JP14504681A JP14504681A JPS5847201A JP S5847201 A JPS5847201 A JP S5847201A JP 14504681 A JP14504681 A JP 14504681A JP 14504681 A JP14504681 A JP 14504681A JP S5847201 A JPS5847201 A JP S5847201A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- support
- inclination angle
- pulley
- angle setting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B25—HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
- B25H—WORKSHOP EQUIPMENT, e.g. FOR MARKING-OUT WORK; STORAGE MEANS FOR WORKSHOPS
- B25H7/00—Marking-out or setting-out work
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Length-Measuring Instruments Using Mechanical Means (AREA)
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、定盤などの上に設置して被測定物の高さを測
定したり、けがきをしたりするのに用いられるハイドゲ
ージに関する。 従来一般のハイドゲージにおいては、支柱に摺動可能に
設けられたスライダを移動させるにあたり、スライダを
直接把持して上下に移動させるか、あるいは、スライダ
に装着されたハンドルを回転させることによりこのハン
ドルに連結されたピニオンを支柱に設けられたラックに
沿って転動させて移動させるかしている。 しかし、前者にあっては、支柱に撓み力を与え、後者に
おいては振動を与えるため、高精度測定を行なうハイド
ゲージにとって寸法誤差等を発生させる原因となるとい
う欠点がある。また、後者においては、ハンドルの操作
力がピニオン及ヒラツクに作用してこれらと摩耗させ、
これらのバックラッシュを増大させで測定精度やけかき
精度を低下させるという欠点もあり、ざらに、スライダ
にハンドル及びピニオンなどのスライダ移動用部品が装
着されていることから、スライダの寸法、重量の増大及
び内部機構の複雑化等を招くという問題があり、ひいて
はこの重量の増大による支柱の撓み等を防止するために
支柱を強固にしなければならず、ハイドゲージ全体の重
、tを増大させ、使い勝手が悪く、かつ、製造コストを
増大させるという欠点もある。また、前者、後者共にス
ライダの移動に伴ない操作個所が上下に移動するため、
大型のハイドゲージなどにあっては、測定姿勢を変更し
なければならず、この点からも使い勝手が悪いという不
都合がある。 さらに、従来のハイドゲージにおいては、支柱が植設固
定されるベースは比較的小型に形成され、かつ、このベ
ースには特別な把持部分が設けられていないため、ハイ
ドゲージを定盤上で平行移動させ、あるいは、ハイドゲ
ージを別個な位置に移動するような場合、支柱に直接あ
るいは間接的に手をかけて移動させねばならず、これが
支柱の変形等を生じさせて測定精度上好ましくないとい
う欠点もある。 本発明の目的は、任意の傾斜方向についてもけがき作業
や寸法の測定を高精度にかつ能率よく行なえるとともに
、スライダに直接手を触れることなく手元の一定個所で
スライダの移動ができ、かつ、ハイドゲージ全体の移動
時にも支柱部分を把持しなくてすむハイドゲージを提供
するにある。 本願に係る第1の発明は、傾斜角設定手段を介して支柱
をベース部に取付けるとともに、この傾斜角設定手段と
相互干渉せずにスライダを移動可能にするスライダ移動
手段を設けて傾斜方向の寸法測定等を可能とし、また、
スライダ移動手段を作動させる操作ハンドルをベース部
に設けることによりスライダに直接手を触れることなく
手元の一定個所でのスライダの移動を可能とし、さらに
、ベース部に把持部材を形成することによってハイドゲ
ージの移動時に支柱を把持しなくですむように
定したり、けがきをしたりするのに用いられるハイドゲ
ージに関する。 従来一般のハイドゲージにおいては、支柱に摺動可能に
設けられたスライダを移動させるにあたり、スライダを
直接把持して上下に移動させるか、あるいは、スライダ
に装着されたハンドルを回転させることによりこのハン
ドルに連結されたピニオンを支柱に設けられたラックに
沿って転動させて移動させるかしている。 しかし、前者にあっては、支柱に撓み力を与え、後者に
おいては振動を与えるため、高精度測定を行なうハイド
ゲージにとって寸法誤差等を発生させる原因となるとい
う欠点がある。また、後者においては、ハンドルの操作
力がピニオン及ヒラツクに作用してこれらと摩耗させ、
これらのバックラッシュを増大させで測定精度やけかき
精度を低下させるという欠点もあり、ざらに、スライダ
にハンドル及びピニオンなどのスライダ移動用部品が装
着されていることから、スライダの寸法、重量の増大及
び内部機構の複雑化等を招くという問題があり、ひいて
はこの重量の増大による支柱の撓み等を防止するために
支柱を強固にしなければならず、ハイドゲージ全体の重
、tを増大させ、使い勝手が悪く、かつ、製造コストを
増大させるという欠点もある。また、前者、後者共にス
ライダの移動に伴ない操作個所が上下に移動するため、
大型のハイドゲージなどにあっては、測定姿勢を変更し
なければならず、この点からも使い勝手が悪いという不
都合がある。 さらに、従来のハイドゲージにおいては、支柱が植設固
定されるベースは比較的小型に形成され、かつ、このベ
ースには特別な把持部分が設けられていないため、ハイ
ドゲージを定盤上で平行移動させ、あるいは、ハイドゲ
ージを別個な位置に移動するような場合、支柱に直接あ
るいは間接的に手をかけて移動させねばならず、これが
支柱の変形等を生じさせて測定精度上好ましくないとい
う欠点もある。 本発明の目的は、任意の傾斜方向についてもけがき作業
や寸法の測定を高精度にかつ能率よく行なえるとともに
、スライダに直接手を触れることなく手元の一定個所で
スライダの移動ができ、かつ、ハイドゲージ全体の移動
時にも支柱部分を把持しなくてすむハイドゲージを提供
するにある。 本願に係る第1の発明は、傾斜角設定手段を介して支柱
をベース部に取付けるとともに、この傾斜角設定手段と
相互干渉せずにスライダを移動可能にするスライダ移動
手段を設けて傾斜方向の寸法測定等を可能とし、また、
スライダ移動手段を作動させる操作ハンドルをベース部
に設けることによりスライダに直接手を触れることなく
手元の一定個所でのスライダの移動を可能とし、さらに
、ベース部に把持部材を形成することによってハイドゲ
ージの移動時に支柱を把持しなくですむように
【7て前
記目的を達成しようとするものである。 本願に係る第2の発明は、支柱を支持する回動体をベー
ス部に回動自在に設けるとともに、この回動体の自由回
動を阻止して回動体を任意位置に固定する傾斜角設定手
段を設け、かつ、支柱の基端側及び先端側にそれぞれ配
置された2個のプーリ間に、途中の一部にスライダを固
着された無端状の可撓性伝動部材を巻掛けて構成された
スライダ移動手段を設けて傾斜方向での寸法測定等を可
能とし、また、スライダ移動手段の可撓性伝達部材を回
行させる操作ハンドルをベース部に設けることによりス
ライダに直接手を触れることなく手元の一定個所でスラ
イダの移動を可能とし、さらに、ベース部に円筒形状の
把持部材を形成することにより、ハイドゲージの移動時
に把持が容易な部分を形成して支柱部分での把持をなく
シ、これらによって前記目的を達成しようとするもので
ある。 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図及び第2図の全体図において、定盤10上に設置
されたベース11の底面には、水平保持を可能とする精
密な仕上が施され、一方、ベース11の上面にはベース
11の長手方向、すなわち、図中左右方向に沿って■字
形の溝11Aが形成されている(第2図参照)。この溝
11Aの2斜面に当接するように円筒形状の把持部材1
2が配設され、この把持部材12とベース11とは2本
のねじ13により一体に結合され、これらのベース11
と把持部材12とによりベース部14が構成されている
。 前記円筒形状の把持部材12の中心軸部には、小径円形
の貫通孔15が形成されるとともに、この貫通孔15の
一端側に貫通孔15より大径円形の四部16が形成され
ている。この四部16内に体17の中心軸部には前記貫
通孔15と同径の貫通孔18が穿設され、この貫通孔1
8と前記貫通孔15とは連続した1本の貫通孔となるよ
うにされている。 前記貫通孔15.18には一本の長軸20が貫通して挿
入され、この長軸20は把持部材12にベアリング19
を介して回転自在に支持され、かつ、この長軸20の把
持部材12側の一端は把持部材12より突出されて突出
部20Aが形成されティる。この突出部2OAには後述
する第1のプーリの回転操作用の操作ハンドル21が取
付けられ、また、長軸20の他端側には第1の7’−!
722が挿通されてキー(図示せず)などにより固定さ
れ、さらに長軸20の他端は第1のプーリ22から突出
されて突出部20Bが形成されている。この突出部20
Bは、短円柱状の第2の回動体24の貫通孔25に挿通
されるとともに、これらの突出部20Bと回動体24と
はベアリング26ぞ回転自在に連結されている。 前記第1、′42の回動体17.25の外径は同一寸法
に形成されるとともに、この同一寸法の部分において、
それぞれ丸棒状の第1、第2の支柱27.28が植設さ
れている。これらの第1、第2の支柱27.2Bは、同
一長さに形成さるとともに、互いに平行状態を保つよう
にこれらの支柱27.28先端部間は連結部材29によ
り固定されている。この連結部材29の中央部には、第
1図中上下面に貫通する貫通孔29Aが形成されるとと
もに、この貫通孔29A内において第2のプーリ30が
軸31を介して回転自在に支持されている。この際、こ
の第2のプーリ3oと前記第1のプーリ22の回転中心
軸は互いに平行となるように配設されている。 また、前記連結部材29の一側面には、比較的短寸の丸
棒状の支脚32が連結部材29および支柱27.28の
いずれにも垂直になるように突設されている。この支脚
32の先端部は、後述するように支柱27.28が最も
倒された状態においで定盤10に垂直に当接され、かつ
、この状態において支柱27.28が水平方向に保持さ
れるような寸法とされている(第2図鎖線位置参照)。 前記支柱27.2Bには、スライダ33が支柱27.2
8の長手方向に沿って摺動自在に支持されている。この
スライダー33の一側面には、スクライバ34が取付具
35を介して着脱可能に取付けられるとともに、スライ
ダ33の前面にはスライダ33の支柱27.28に沿っ
た移動変位量をアナログ及びデジタル表示する移動変位
量表示装置36が設けられている。この表示装置36は
通常構造のもので、例えば、支柱27あるいは28に設
けられたラック(図示せず)に噛合されるピニオン(図
示せず)がスライダ33に内蔵され、このピニオンの回
転数が計数処理されて表示されるようなものであり、か
つ、この表示装置33は任意の位置でその表示を零とす
るリセットが可能とされている。また、前記スクライバ
34は必要に応じてけがき針と交換可能とされでいる。 前記スライダ33には、スライダ33を支柱27.28
の任意の位置に固定することのできるスライダクランプ
37が設けられ、このクランプ37けスライダ33を貫
通したねじの先端が支柱27の周面に押圧当接されるこ
とにより固定できる構造とされている。 さらにスライダ33には、スライダ33の支柱27.2
Bに沿った微量の送り移動調整を可能とする微量送り調
整装置38が設けられている。この微量送り調整装置3
8は、支柱27に摺動自在に設けられた略短円筒状の送
り筒39と、この送り筒39を支柱27の任意の位置に
固定する固定ねじ40と、前記送り筒39に一部が内装
されるとともに外部から回動角度を変更可能にされた偏
心カム41とを備え、この偏心カム41のカム面をスラ
イダ33に当接させた状態で固定ねじ40により送り筒
398−支柱27に固定し、ついで、偏心カム41を所
定量回動することにより、スライダ33の必要とする微
量送り移動調整がなされるよう構成されている。 前記スライダ33の第1図中下面手前側には、撚り鋼線
などからなる可撓性伝動部材としてのp−ブ42の一端
が圧縮コイルバネ43を介して固定され、このロープ4
2の他端側は、第1のプーリ22に約1回転生巻き伺け
られてのち」一方に延長され、ざらに、スライダ33の
第2図中後面側に上下に貫通して設けられた小孔(図示
せず)を移動自在に挿通されたのち上方の第2のプーリ
30に約半回転巻き捌けられて下方に延長され、スライ
ダ33の上面手前側に固定され、これによりロープ42
は無端状(ループ状)に形成されている。 つまり、無端状のロープ42の途中にスライダ33が固
定され、ロープ42の同行に伴ないスライダ33が移動
できるように構成され、このμmプ42の同行は、第1
のブー’)22f長軸20を介してハンドル21で回転
させることにより行なえるようになっている。ここにお
いて、第1、第2のプーリ22.30.長軸20.ハン
ドル21、可撓性伝動部材としてのロープ42及びばね
43によりスライダ移動手段44が構成されている。ま
た、前記圧縮コイルばね43は比較的強力な(才ねとさ
れ、ロープ42の張力が十分強く、各プーリ22.30
、特に1回転生巻き付けられている第1のプーリ22と
ロープ42とは強い摩擦力で係1トされ、スリップが生
じないようにされている1、前記第1の回動体17の円
柱状凸部17Aの外周に(j1周方向全周にわたって■
字形の小溝45が形成され、この小溝45に対向した位
置において把持部材12に雌ねじ46が形成されるとと
もに、この雌ねじ46には先端が尖鋭にされた締付ボル
ト47が螺合されている。この締付ボルト47の先端の
尖鋭部は前記小溝45に係合圧接可能にされ、この圧接
状態により第1の回動体17を任意の角度で把持部材1
2に固定できるようにされでいる。また、締付ボルト4
7が軽くゆるめられた状態においては、締付ボルト47
の先端部が小溝45内にあるので、締付ボルト47は第
1の回動体17の把持部材12に対する軸線方向の抜は
止めとなる。ざらに、締付ボルト47の頭部には、締付
ボルト47の操作を容易にするための把手48が着脱自
在に設けられでいる。ここにおいて、小溝45、雌ねじ
46、締付ボルト47および把手48により第1の傾斜
角設定手段49が構成されている。 また、把持部材12の外周上の第1の回動体17側の端
部には第1の回動体17の回動角度を示す目盛部50(
第3図参照)が設けられ、この目盛部50と第1の回動
体17に設けられた指針51とにより、支柱27および
28の傾斜角度を表示する角度表示装置52が構成され
ている。 前記第1の回動体17の円柱状凸部17Aの外周面には
数個のテーバ状の固定穴53が第1の回動体17の中心
軸方向に向って穿設されるとともに、これら数個の固定
穴53の中心軸は相互に所定の角度をなすように形成さ
れている(第4図参照)。これら固定穴53には、把持
部材12に穿設された貫通孔54を介して貫挿された固
定ビン55のテーパ状先端部がすき間なく挿入されてい
る。この固定ビン55が各々の固定穴53に嵌入された
各々の状態において、第1の回動体17は把持部材12
に対して、すなわち第1の回動体17に植設された第1
の支柱27が定盤10に対して所定の、例えば0度、3
0度、45度、60度などのような常用される傾斜角で
固定されるよう構成されている(第4図参照)。また、
これらの固定穴53、ii通孔54及び固定ビン55に
より第2の傾斜角設定手段56が構成されている。 ここにおいて、前記スライダ移動手段44と、これらの
第1、第2の傾斜角設定手段49.56とはその操作時
に相互に干渉することのない構成とされている。すなわ
ち、スライダ移動手段44における第1のプーリ22は
、ばね43の作用により十分に強く張設さtlでいろロ
ープ42と強い摩擦力により係止され、かつ、第1のプ
ーリ22は、長軸20を介し、で摩擦抵抗のほとんど生
じないベアリング19によって軸支されているので、第
1あるいは第2の傾斜角設定手段49あるいは56によ
り、任意の角度あるいは予め設定された角度に支柱27
.28を傾斜する際、第1のプーリ22は回動体17.
24とともに同じ角度だけ回動され、それ故、p−ブ4
2に対して第1のプーリ22は何ら回動5−生じないの
で、スライダ33は支柱27.28に対して移動するこ
とはなく、従って、第1、第2の傾斜角設定手段49.
56の操作によりスライダ移動手段44は何ら干渉され
ることはない。一方、スライダ移動手段44の操作によ
って第1、第2の傾斜角設定手段49.56が干渉され
ないことは、第1の回動体17が把持部材】2に固定さ
れろことにより明白なことである。 次に本実施例の作用につき説明する。 垂直基線に沿った方向の高さの測定および水平基線に沿
った方向のけかき作業は従来のハイドゲージと同様の方
法で行うこととなるが、垂直基線に対して、あるいは水
平基線に対して所定の傾斜角度を有する方向に沿って測
定する場合は次のようにすることとなる。 支柱27.28が垂直基線に沿った方向に垂設されてい
る状態から、第2の傾斜角設定手段56の固定ピン55
を外した後、第1の傾斜角設定手段49の把手48を操
作して締付ポルト47を少し緩めると、第1の回動体1
7はベース部14に対して回動自在となる。この際、締
付ポルト47の先端部を小溝45内に残すことにより、
第1の回動体17の軸方向の抜は止めとして作用するの
で、締付ポルト475−緩め過ぎないようにする。 また、第2の回動体24は長軸20に対し常時回動自在
であるから、支柱27.28等は前述の操作によりフリ
ー状態となる。この状態で、支柱27.28を直接支持
して角度表示装置52を利用しながら支柱27.28を
所望の傾斜角に傾斜させ、ついで締付ポルト47を締付
けれは、第1の回動体17がベース部14に固定され、
支柱27.28が所定の傾斜角で固定される。この傾斜
角設定に際して、前述したように、スライダ移動手段4
4と傾斜角設定手段49.56とは相互干渉することが
ないから、スライダ33の支柱27.28に対する移動
はない。 次に、ベース部14の把持部材12を把持【7で定盤1
01(’すべらせ、加工物の測定面にスクライバ34を
当接させ、操作ハンドル21を操作して長軸20、第1
のプーリ22及びロープ42を介してスライダ33を支
柱27.28に沿って移動させれば、このスライダ33
の移動変位量が移動変位量表示装置36により表示され
るため、所定の傾斜角の方向における測定面の寸法測定
が行なえる。 また、締付ポルト47を緩めた状態で、第2の傾斜角設
定手段56の固定ピン55を用い、第1の回動体17に
設定された複数の固定穴53のうち適宜な固定穴53に
固定ピン55を挿入することにより、第1の回動体17
はベース部14に所定角度でワンタッチで固定され、こ
れによっても支柱27,28の傾斜角度が設定でき、こ
の状態で前述と同様にして傾斜方向の測定が行なわれる
。 また、水平基線に沿った方向の寸法測定を行う場合は、
従来のハイドゲージを用いる場合と同様に、定盤IO上
をベース部14ごと摺動させでもよいし、また定盤10
上のベース部1′4の位置は動がさずに、支柱27.2
81:P支脚32が定盤10に当接する位置まで倒伏さ
せ、この状態において、支柱27.28に沿ってスライ
ダ33を動かしてもよい。 なお、本実施例を用いてけがさ作業をする場合は、スク
ライバ34の代りにけがき針を取つけ、この状態でスラ
イダ3角を移動させることにより、従来と同様に行うこ
とができる。また、加工物のけかき面に円弧をけがく場
合は、支柱27.28上の所定の位置にスライダ33を
スライダクランプ37で固定した状態において、けがき
針をけがき面に当接させたまま、支柱27.28の傾斜
角度を変えれはよい。ざらに、前述したけかぎ作業およ
び加工物の測定作業において、スライダ33の支柱27
.28に沿った微量送りを必要とする場合は微量送り調
整装置38?使用する。すなわち、送り筒39を固定ね
じ40で支柱27に固定したのち偏心カム41を回転さ
せろことにより行なう。 このようにして測定等の作業が終了し、本実施例のハイ
ドゲージを収納するときは、支柱27.28等の精度上
影響を生ずる部分に手を触れることなく、把持部材12
を把持して運搬し、収納する。 このような本実施例によれば、次のような効果がある。 加工物の載置状態を変更させることなく、加工物を直接
定盤10上に載置させたまま、垂直基線方向から水平基
線方向までの任意の方向のけかき線を描くことができ、
且つ水平方向を含む任意の方向の寸法の測定をすること
ができる。この際、サインバーや定規等の角度、寸法割
出し器具を全く必要とせず、けがき作業や寸法の測定は
極めて簡単かつ迅速に行われ、しかも高精度に行なわれ
るという効果がある。 また、スライダ33の移動用の操作ノ蔦ンドル21がベ
ース部14の把持部材12に取付られたので、従来のよ
うにスライダに直接移動用のノ1ンドルが取付けられた
ものと比較してスライダ33の重量が軽くなり、これに
応じて支柱27,28等の軽量化が可能となって全体と
しての重心が低くなるので、作業性のよいハイドゲージ
とすることができる。また、ハンドル21の操作時にス
ライダ33の振動がな(なるのでスライダ33内部のラ
ック等の摩耗や破損が防止され、けがぎ作業や寸法の測
定における精度低下を防止することができる。 ざらに、ハンドル21fP回転させる際、支柱27.2
8に力が直接作用しないため支柱27.28に変形を生
じることがなく、この点からも、測定精度等の低下を有
効に防止できる。また、支柱27.28を大きく傾刺さ
せての測定作業などにおいては、ハイドゲージの安定性
低下は避けられないが、このような状態でも)・ンドル
21の回転時に支柱27.28に直接力を作用させるこ
となく作業が可能となるから、ベース部14を誤って動
かしてしまうことがなく、かつ、ノーンドルがスライダ
に固定された従来の場合における傾斜時のノ1ンドル操
作の困難性を解消でるから、支柱傾斜機能をより有効な
ものとすることができる。 また、把持部材12は円筒(円柱)状とされているから
、入手が容易な丸棒から簡易に製作でき、かつ、把持す
る際に手になじみ易く、把持を容易にできる。また、こ
のことから、このハイドゲージを定盤10上で滑らせる
時の操作性を向上することができ、加えてこの時、支柱
27.28に手を触れたりすることなく定盤10上を滑
らせることができるので、支柱27,28に変形を生じ
させることがなく、寸法測定等における精度低下を防止
することができる。さらに、このハイドゲージの運搬に
おいては、把持部材12のみを把持して運搬すればよい
ので、従来のように支柱等を持って運搬したために生ず
る支柱の取付精度の低下を防止することができる。また
、把持部材12に直接ハンドル21が取付けられている
ため、把持部材12を把持してのベース11の水平移動
操作とハンドル21の操作との手の位置の切換が短時間
にでき、つまり全ての作業が手元の1個所でできるから
、作業能率を向上させることができ、かつ1作業姿勢を
変更する必要がなく、作業を容易にできる。 ざらに、把持部材12と第1のプーリ22と第1、第2
の回動体17.24とは軸線を同一にして直列に配設さ
れているので、操作ハンドル21の回転力を第1のプー
リ22に伝達する手段は長軸20といういたって簡便な
ものとすることができる。また、把持部材12と各回動
体17.24との外径寸法が同一とされているので、こ
のノ・イトゲージのベース部14における外観が簡潔な
ものとなり、すぐれた形状とすることができる。 ざらに、第1のプーリ22はロープ42を1回転以上巻
き付けられているため、第1のプーリ22とロープ45
との接触圧力が大きくなり、第1のプーリ22とp−プ
42とのすべりが防止され、ハンドル21の回転操作を
確実にスライダ33に伝えることができる。また、ロー
プ42は引張ばね43により常時緊張するよう付勢され
ているので、長期間の使用等のためロープ42に伸びが
生じても、引張ばね43により伸びが吸収され1.ロー
プ42の緊張状態を有効に保持でき、この点からもハン
ドル21の回転操作を確実にスライダ33に伝えること
ができる。ざらに、第1のプーリ22はベース部14及
び第2の回動体24にベアリング19.26を介して回
転自在に支持されているから、支柱27.2Bの傾斜動
作とスライダ33の移動動作とが相互に干渉することが
なく、非常に使い勝手がよい。また、スライダ移動手段
44がp−プ42を含む構造とされているから、支柱2
7.28に移動手段用ラックを設ける必要がなくなり、
支柱27.28ひいでは全体の重量を軽減できる。 ざらに、支脚32が設けられているため、水平方向の測
定やけかき作業が極めて安定した状態でなされるという
効果がある。 また、スライダ33を支持する支柱27.28は、2本
の円柱体により構成されでいるため、支柱27.28は
いかなる傾斜状態にあっても剛性が一定となり、正確な
けがき作業や測定が行なわれるという効果がある。 また、固定ピン55を固定穴53に挿入することにより
、角度表示装置52を観るまでもなく容易かつ正確に支
柱27.28e定盤10に対して所定の11角にワンタ
ッチで設定することができる。 なお、前記実施例においては、支柱27,28は2本の
円柱体より構成されているものとしたが、支柱は1本で
も、あるいは3本以−ヒでもよく、形状も円柱状に限ら
ず角柱体や平板体でもよい。しかし、円柱状にすれば、
支柱27.28に方向性がないため、傾斜時により有効
である。 また、連結部材29の支脚32は片側にのみ突設された
が、両側に支脚を突設してもよく、このようにすれは、
ベース部14の両側における水平方向のけかき作業等が
可能となる。この際、移動変位量表示装置36をスライ
ダ33の前後両面に設けるとより有効である。ざらに、
微量送り調整装置38は偏心カム41を用いた構成に限
らず、従来一般のハイドゲージに用いられている送り箱
、送りねじ、送りナツトおよび固定ねじで構成し、でも
よい。 また、ローブ42を常時緊張状態に保つための引張ハね
43はスライダ33の外部に設けられたが、第6図に示
されるような内蔵型に構成としても同様な効果が得られ
る。すなわち、スライダ33のケース上面には小孔61
が穿設され、この小孔61に挿通されたロープ42の一
端は小ねじからなる係止部材62に固定され、この係止
部材62は第1の受板63に螺入されてナツト64で固
定され、ざらに前記第1の受板63とスライダケースの
内面に当接された第2の受板65との間には圧縮ばね6
6が介装され、この圧縮(jね66によりp−プ42が
常時引張られるように付勢される構成でもよい。 さらC,、回動体17,24の外径よりわずかに大きい
円柱状の内周面が形成された凹陥部を有する受座を回動
体17.24の外周面と摺動可能なようにベース11上
に設けてもよく、このようにすれば、支柱27.28等
の重量を受座で受けることとなるので、支柱27.28
のベース11に対する精度を長期間有効に保つことがで
きる。 また、操作ハンドル21は長軸20の一端すなわち第1
図中右端に取付けられたが、他端すなわち第1図中左端
側に取付けてもよく、かつ、)1ンドル21を着脱自在
なものとし、前記長軸20の両端部に取付可能としても
よく、また、長軸20の途中に1対のかぎ歯車を介する
などにより把持部材12の上面または他の周面などに操
作ハンドル21を設けてもよい。また、ハンドル21を
長軸20の左端に取付ける場合であって支柱を1本にす
る場合は、この支柱を第1の回動体17に固定し、第2
の回動体24はベース11に固定すれば長軸20をいわ
ゆる両持状態で安定支持できる。 さらに、ベース部14を構成するベース11と把持部材
14とは鋳物などにより一体に形成してもよく、このよ
うにすれば、部品点数を低減できる。 また、移動変位量表示装置36は、デジタル表示及びア
ナログ表示の両方を必ずしも設ける必要はなく、また、
表示の駆動方式及び表示方式は電気的、磁気的、光学的
を問わない。 ざらに、第1、第2の傾斜角設定手段49.56も必ず
しも両方膜けなくともよく、必要に応じて一方だけでも
よい。また、その構造も前記構造に限らず、他の構造例
えばコレットチャック式、あるいはウオームを用いたも
のなどでもよい。また、可撓性伝達部材としてのローブ
42は伸びが少ない撚り鋼線が好ましいが、これに限ら
ず他の素材でもよい。 上述のような本発明によれば、任意の傾斜方向の測定等
を行なえるとともに、スライダの移動を手元で行なえ、
かつ、ハイドゲージ移動時に支柱等を把持しなくてすむ
ハイドゲージを提供できるという効果がある。
記目的を達成しようとするものである。 本願に係る第2の発明は、支柱を支持する回動体をベー
ス部に回動自在に設けるとともに、この回動体の自由回
動を阻止して回動体を任意位置に固定する傾斜角設定手
段を設け、かつ、支柱の基端側及び先端側にそれぞれ配
置された2個のプーリ間に、途中の一部にスライダを固
着された無端状の可撓性伝動部材を巻掛けて構成された
スライダ移動手段を設けて傾斜方向での寸法測定等を可
能とし、また、スライダ移動手段の可撓性伝達部材を回
行させる操作ハンドルをベース部に設けることによりス
ライダに直接手を触れることなく手元の一定個所でスラ
イダの移動を可能とし、さらに、ベース部に円筒形状の
把持部材を形成することにより、ハイドゲージの移動時
に把持が容易な部分を形成して支柱部分での把持をなく
シ、これらによって前記目的を達成しようとするもので
ある。 以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。 第1図及び第2図の全体図において、定盤10上に設置
されたベース11の底面には、水平保持を可能とする精
密な仕上が施され、一方、ベース11の上面にはベース
11の長手方向、すなわち、図中左右方向に沿って■字
形の溝11Aが形成されている(第2図参照)。この溝
11Aの2斜面に当接するように円筒形状の把持部材1
2が配設され、この把持部材12とベース11とは2本
のねじ13により一体に結合され、これらのベース11
と把持部材12とによりベース部14が構成されている
。 前記円筒形状の把持部材12の中心軸部には、小径円形
の貫通孔15が形成されるとともに、この貫通孔15の
一端側に貫通孔15より大径円形の四部16が形成され
ている。この四部16内に体17の中心軸部には前記貫
通孔15と同径の貫通孔18が穿設され、この貫通孔1
8と前記貫通孔15とは連続した1本の貫通孔となるよ
うにされている。 前記貫通孔15.18には一本の長軸20が貫通して挿
入され、この長軸20は把持部材12にベアリング19
を介して回転自在に支持され、かつ、この長軸20の把
持部材12側の一端は把持部材12より突出されて突出
部20Aが形成されティる。この突出部2OAには後述
する第1のプーリの回転操作用の操作ハンドル21が取
付けられ、また、長軸20の他端側には第1の7’−!
722が挿通されてキー(図示せず)などにより固定さ
れ、さらに長軸20の他端は第1のプーリ22から突出
されて突出部20Bが形成されている。この突出部20
Bは、短円柱状の第2の回動体24の貫通孔25に挿通
されるとともに、これらの突出部20Bと回動体24と
はベアリング26ぞ回転自在に連結されている。 前記第1、′42の回動体17.25の外径は同一寸法
に形成されるとともに、この同一寸法の部分において、
それぞれ丸棒状の第1、第2の支柱27.28が植設さ
れている。これらの第1、第2の支柱27.2Bは、同
一長さに形成さるとともに、互いに平行状態を保つよう
にこれらの支柱27.28先端部間は連結部材29によ
り固定されている。この連結部材29の中央部には、第
1図中上下面に貫通する貫通孔29Aが形成されるとと
もに、この貫通孔29A内において第2のプーリ30が
軸31を介して回転自在に支持されている。この際、こ
の第2のプーリ3oと前記第1のプーリ22の回転中心
軸は互いに平行となるように配設されている。 また、前記連結部材29の一側面には、比較的短寸の丸
棒状の支脚32が連結部材29および支柱27.28の
いずれにも垂直になるように突設されている。この支脚
32の先端部は、後述するように支柱27.28が最も
倒された状態においで定盤10に垂直に当接され、かつ
、この状態において支柱27.28が水平方向に保持さ
れるような寸法とされている(第2図鎖線位置参照)。 前記支柱27.2Bには、スライダ33が支柱27.2
8の長手方向に沿って摺動自在に支持されている。この
スライダー33の一側面には、スクライバ34が取付具
35を介して着脱可能に取付けられるとともに、スライ
ダ33の前面にはスライダ33の支柱27.28に沿っ
た移動変位量をアナログ及びデジタル表示する移動変位
量表示装置36が設けられている。この表示装置36は
通常構造のもので、例えば、支柱27あるいは28に設
けられたラック(図示せず)に噛合されるピニオン(図
示せず)がスライダ33に内蔵され、このピニオンの回
転数が計数処理されて表示されるようなものであり、か
つ、この表示装置33は任意の位置でその表示を零とす
るリセットが可能とされている。また、前記スクライバ
34は必要に応じてけがき針と交換可能とされでいる。 前記スライダ33には、スライダ33を支柱27.28
の任意の位置に固定することのできるスライダクランプ
37が設けられ、このクランプ37けスライダ33を貫
通したねじの先端が支柱27の周面に押圧当接されるこ
とにより固定できる構造とされている。 さらにスライダ33には、スライダ33の支柱27.2
Bに沿った微量の送り移動調整を可能とする微量送り調
整装置38が設けられている。この微量送り調整装置3
8は、支柱27に摺動自在に設けられた略短円筒状の送
り筒39と、この送り筒39を支柱27の任意の位置に
固定する固定ねじ40と、前記送り筒39に一部が内装
されるとともに外部から回動角度を変更可能にされた偏
心カム41とを備え、この偏心カム41のカム面をスラ
イダ33に当接させた状態で固定ねじ40により送り筒
398−支柱27に固定し、ついで、偏心カム41を所
定量回動することにより、スライダ33の必要とする微
量送り移動調整がなされるよう構成されている。 前記スライダ33の第1図中下面手前側には、撚り鋼線
などからなる可撓性伝動部材としてのp−ブ42の一端
が圧縮コイルバネ43を介して固定され、このロープ4
2の他端側は、第1のプーリ22に約1回転生巻き伺け
られてのち」一方に延長され、ざらに、スライダ33の
第2図中後面側に上下に貫通して設けられた小孔(図示
せず)を移動自在に挿通されたのち上方の第2のプーリ
30に約半回転巻き捌けられて下方に延長され、スライ
ダ33の上面手前側に固定され、これによりロープ42
は無端状(ループ状)に形成されている。 つまり、無端状のロープ42の途中にスライダ33が固
定され、ロープ42の同行に伴ないスライダ33が移動
できるように構成され、このμmプ42の同行は、第1
のブー’)22f長軸20を介してハンドル21で回転
させることにより行なえるようになっている。ここにお
いて、第1、第2のプーリ22.30.長軸20.ハン
ドル21、可撓性伝動部材としてのロープ42及びばね
43によりスライダ移動手段44が構成されている。ま
た、前記圧縮コイルばね43は比較的強力な(才ねとさ
れ、ロープ42の張力が十分強く、各プーリ22.30
、特に1回転生巻き付けられている第1のプーリ22と
ロープ42とは強い摩擦力で係1トされ、スリップが生
じないようにされている1、前記第1の回動体17の円
柱状凸部17Aの外周に(j1周方向全周にわたって■
字形の小溝45が形成され、この小溝45に対向した位
置において把持部材12に雌ねじ46が形成されるとと
もに、この雌ねじ46には先端が尖鋭にされた締付ボル
ト47が螺合されている。この締付ボルト47の先端の
尖鋭部は前記小溝45に係合圧接可能にされ、この圧接
状態により第1の回動体17を任意の角度で把持部材1
2に固定できるようにされでいる。また、締付ボルト4
7が軽くゆるめられた状態においては、締付ボルト47
の先端部が小溝45内にあるので、締付ボルト47は第
1の回動体17の把持部材12に対する軸線方向の抜は
止めとなる。ざらに、締付ボルト47の頭部には、締付
ボルト47の操作を容易にするための把手48が着脱自
在に設けられでいる。ここにおいて、小溝45、雌ねじ
46、締付ボルト47および把手48により第1の傾斜
角設定手段49が構成されている。 また、把持部材12の外周上の第1の回動体17側の端
部には第1の回動体17の回動角度を示す目盛部50(
第3図参照)が設けられ、この目盛部50と第1の回動
体17に設けられた指針51とにより、支柱27および
28の傾斜角度を表示する角度表示装置52が構成され
ている。 前記第1の回動体17の円柱状凸部17Aの外周面には
数個のテーバ状の固定穴53が第1の回動体17の中心
軸方向に向って穿設されるとともに、これら数個の固定
穴53の中心軸は相互に所定の角度をなすように形成さ
れている(第4図参照)。これら固定穴53には、把持
部材12に穿設された貫通孔54を介して貫挿された固
定ビン55のテーパ状先端部がすき間なく挿入されてい
る。この固定ビン55が各々の固定穴53に嵌入された
各々の状態において、第1の回動体17は把持部材12
に対して、すなわち第1の回動体17に植設された第1
の支柱27が定盤10に対して所定の、例えば0度、3
0度、45度、60度などのような常用される傾斜角で
固定されるよう構成されている(第4図参照)。また、
これらの固定穴53、ii通孔54及び固定ビン55に
より第2の傾斜角設定手段56が構成されている。 ここにおいて、前記スライダ移動手段44と、これらの
第1、第2の傾斜角設定手段49.56とはその操作時
に相互に干渉することのない構成とされている。すなわ
ち、スライダ移動手段44における第1のプーリ22は
、ばね43の作用により十分に強く張設さtlでいろロ
ープ42と強い摩擦力により係止され、かつ、第1のプ
ーリ22は、長軸20を介し、で摩擦抵抗のほとんど生
じないベアリング19によって軸支されているので、第
1あるいは第2の傾斜角設定手段49あるいは56によ
り、任意の角度あるいは予め設定された角度に支柱27
.28を傾斜する際、第1のプーリ22は回動体17.
24とともに同じ角度だけ回動され、それ故、p−ブ4
2に対して第1のプーリ22は何ら回動5−生じないの
で、スライダ33は支柱27.28に対して移動するこ
とはなく、従って、第1、第2の傾斜角設定手段49.
56の操作によりスライダ移動手段44は何ら干渉され
ることはない。一方、スライダ移動手段44の操作によ
って第1、第2の傾斜角設定手段49.56が干渉され
ないことは、第1の回動体17が把持部材】2に固定さ
れろことにより明白なことである。 次に本実施例の作用につき説明する。 垂直基線に沿った方向の高さの測定および水平基線に沿
った方向のけかき作業は従来のハイドゲージと同様の方
法で行うこととなるが、垂直基線に対して、あるいは水
平基線に対して所定の傾斜角度を有する方向に沿って測
定する場合は次のようにすることとなる。 支柱27.28が垂直基線に沿った方向に垂設されてい
る状態から、第2の傾斜角設定手段56の固定ピン55
を外した後、第1の傾斜角設定手段49の把手48を操
作して締付ポルト47を少し緩めると、第1の回動体1
7はベース部14に対して回動自在となる。この際、締
付ポルト47の先端部を小溝45内に残すことにより、
第1の回動体17の軸方向の抜は止めとして作用するの
で、締付ポルト475−緩め過ぎないようにする。 また、第2の回動体24は長軸20に対し常時回動自在
であるから、支柱27.28等は前述の操作によりフリ
ー状態となる。この状態で、支柱27.28を直接支持
して角度表示装置52を利用しながら支柱27.28を
所望の傾斜角に傾斜させ、ついで締付ポルト47を締付
けれは、第1の回動体17がベース部14に固定され、
支柱27.28が所定の傾斜角で固定される。この傾斜
角設定に際して、前述したように、スライダ移動手段4
4と傾斜角設定手段49.56とは相互干渉することが
ないから、スライダ33の支柱27.28に対する移動
はない。 次に、ベース部14の把持部材12を把持【7で定盤1
01(’すべらせ、加工物の測定面にスクライバ34を
当接させ、操作ハンドル21を操作して長軸20、第1
のプーリ22及びロープ42を介してスライダ33を支
柱27.28に沿って移動させれば、このスライダ33
の移動変位量が移動変位量表示装置36により表示され
るため、所定の傾斜角の方向における測定面の寸法測定
が行なえる。 また、締付ポルト47を緩めた状態で、第2の傾斜角設
定手段56の固定ピン55を用い、第1の回動体17に
設定された複数の固定穴53のうち適宜な固定穴53に
固定ピン55を挿入することにより、第1の回動体17
はベース部14に所定角度でワンタッチで固定され、こ
れによっても支柱27,28の傾斜角度が設定でき、こ
の状態で前述と同様にして傾斜方向の測定が行なわれる
。 また、水平基線に沿った方向の寸法測定を行う場合は、
従来のハイドゲージを用いる場合と同様に、定盤IO上
をベース部14ごと摺動させでもよいし、また定盤10
上のベース部1′4の位置は動がさずに、支柱27.2
81:P支脚32が定盤10に当接する位置まで倒伏さ
せ、この状態において、支柱27.28に沿ってスライ
ダ33を動かしてもよい。 なお、本実施例を用いてけがさ作業をする場合は、スク
ライバ34の代りにけがき針を取つけ、この状態でスラ
イダ3角を移動させることにより、従来と同様に行うこ
とができる。また、加工物のけかき面に円弧をけがく場
合は、支柱27.28上の所定の位置にスライダ33を
スライダクランプ37で固定した状態において、けがき
針をけがき面に当接させたまま、支柱27.28の傾斜
角度を変えれはよい。ざらに、前述したけかぎ作業およ
び加工物の測定作業において、スライダ33の支柱27
.28に沿った微量送りを必要とする場合は微量送り調
整装置38?使用する。すなわち、送り筒39を固定ね
じ40で支柱27に固定したのち偏心カム41を回転さ
せろことにより行なう。 このようにして測定等の作業が終了し、本実施例のハイ
ドゲージを収納するときは、支柱27.28等の精度上
影響を生ずる部分に手を触れることなく、把持部材12
を把持して運搬し、収納する。 このような本実施例によれば、次のような効果がある。 加工物の載置状態を変更させることなく、加工物を直接
定盤10上に載置させたまま、垂直基線方向から水平基
線方向までの任意の方向のけかき線を描くことができ、
且つ水平方向を含む任意の方向の寸法の測定をすること
ができる。この際、サインバーや定規等の角度、寸法割
出し器具を全く必要とせず、けがき作業や寸法の測定は
極めて簡単かつ迅速に行われ、しかも高精度に行なわれ
るという効果がある。 また、スライダ33の移動用の操作ノ蔦ンドル21がベ
ース部14の把持部材12に取付られたので、従来のよ
うにスライダに直接移動用のノ1ンドルが取付けられた
ものと比較してスライダ33の重量が軽くなり、これに
応じて支柱27,28等の軽量化が可能となって全体と
しての重心が低くなるので、作業性のよいハイドゲージ
とすることができる。また、ハンドル21の操作時にス
ライダ33の振動がな(なるのでスライダ33内部のラ
ック等の摩耗や破損が防止され、けがぎ作業や寸法の測
定における精度低下を防止することができる。 ざらに、ハンドル21fP回転させる際、支柱27.2
8に力が直接作用しないため支柱27.28に変形を生
じることがなく、この点からも、測定精度等の低下を有
効に防止できる。また、支柱27.28を大きく傾刺さ
せての測定作業などにおいては、ハイドゲージの安定性
低下は避けられないが、このような状態でも)・ンドル
21の回転時に支柱27.28に直接力を作用させるこ
となく作業が可能となるから、ベース部14を誤って動
かしてしまうことがなく、かつ、ノーンドルがスライダ
に固定された従来の場合における傾斜時のノ1ンドル操
作の困難性を解消でるから、支柱傾斜機能をより有効な
ものとすることができる。 また、把持部材12は円筒(円柱)状とされているから
、入手が容易な丸棒から簡易に製作でき、かつ、把持す
る際に手になじみ易く、把持を容易にできる。また、こ
のことから、このハイドゲージを定盤10上で滑らせる
時の操作性を向上することができ、加えてこの時、支柱
27.28に手を触れたりすることなく定盤10上を滑
らせることができるので、支柱27,28に変形を生じ
させることがなく、寸法測定等における精度低下を防止
することができる。さらに、このハイドゲージの運搬に
おいては、把持部材12のみを把持して運搬すればよい
ので、従来のように支柱等を持って運搬したために生ず
る支柱の取付精度の低下を防止することができる。また
、把持部材12に直接ハンドル21が取付けられている
ため、把持部材12を把持してのベース11の水平移動
操作とハンドル21の操作との手の位置の切換が短時間
にでき、つまり全ての作業が手元の1個所でできるから
、作業能率を向上させることができ、かつ1作業姿勢を
変更する必要がなく、作業を容易にできる。 ざらに、把持部材12と第1のプーリ22と第1、第2
の回動体17.24とは軸線を同一にして直列に配設さ
れているので、操作ハンドル21の回転力を第1のプー
リ22に伝達する手段は長軸20といういたって簡便な
ものとすることができる。また、把持部材12と各回動
体17.24との外径寸法が同一とされているので、こ
のノ・イトゲージのベース部14における外観が簡潔な
ものとなり、すぐれた形状とすることができる。 ざらに、第1のプーリ22はロープ42を1回転以上巻
き付けられているため、第1のプーリ22とロープ45
との接触圧力が大きくなり、第1のプーリ22とp−プ
42とのすべりが防止され、ハンドル21の回転操作を
確実にスライダ33に伝えることができる。また、ロー
プ42は引張ばね43により常時緊張するよう付勢され
ているので、長期間の使用等のためロープ42に伸びが
生じても、引張ばね43により伸びが吸収され1.ロー
プ42の緊張状態を有効に保持でき、この点からもハン
ドル21の回転操作を確実にスライダ33に伝えること
ができる。ざらに、第1のプーリ22はベース部14及
び第2の回動体24にベアリング19.26を介して回
転自在に支持されているから、支柱27.2Bの傾斜動
作とスライダ33の移動動作とが相互に干渉することが
なく、非常に使い勝手がよい。また、スライダ移動手段
44がp−プ42を含む構造とされているから、支柱2
7.28に移動手段用ラックを設ける必要がなくなり、
支柱27.28ひいでは全体の重量を軽減できる。 ざらに、支脚32が設けられているため、水平方向の測
定やけかき作業が極めて安定した状態でなされるという
効果がある。 また、スライダ33を支持する支柱27.28は、2本
の円柱体により構成されでいるため、支柱27.28は
いかなる傾斜状態にあっても剛性が一定となり、正確な
けがき作業や測定が行なわれるという効果がある。 また、固定ピン55を固定穴53に挿入することにより
、角度表示装置52を観るまでもなく容易かつ正確に支
柱27.28e定盤10に対して所定の11角にワンタ
ッチで設定することができる。 なお、前記実施例においては、支柱27,28は2本の
円柱体より構成されているものとしたが、支柱は1本で
も、あるいは3本以−ヒでもよく、形状も円柱状に限ら
ず角柱体や平板体でもよい。しかし、円柱状にすれば、
支柱27.28に方向性がないため、傾斜時により有効
である。 また、連結部材29の支脚32は片側にのみ突設された
が、両側に支脚を突設してもよく、このようにすれは、
ベース部14の両側における水平方向のけかき作業等が
可能となる。この際、移動変位量表示装置36をスライ
ダ33の前後両面に設けるとより有効である。ざらに、
微量送り調整装置38は偏心カム41を用いた構成に限
らず、従来一般のハイドゲージに用いられている送り箱
、送りねじ、送りナツトおよび固定ねじで構成し、でも
よい。 また、ローブ42を常時緊張状態に保つための引張ハね
43はスライダ33の外部に設けられたが、第6図に示
されるような内蔵型に構成としても同様な効果が得られ
る。すなわち、スライダ33のケース上面には小孔61
が穿設され、この小孔61に挿通されたロープ42の一
端は小ねじからなる係止部材62に固定され、この係止
部材62は第1の受板63に螺入されてナツト64で固
定され、ざらに前記第1の受板63とスライダケースの
内面に当接された第2の受板65との間には圧縮ばね6
6が介装され、この圧縮(jね66によりp−プ42が
常時引張られるように付勢される構成でもよい。 さらC,、回動体17,24の外径よりわずかに大きい
円柱状の内周面が形成された凹陥部を有する受座を回動
体17.24の外周面と摺動可能なようにベース11上
に設けてもよく、このようにすれば、支柱27.28等
の重量を受座で受けることとなるので、支柱27.28
のベース11に対する精度を長期間有効に保つことがで
きる。 また、操作ハンドル21は長軸20の一端すなわち第1
図中右端に取付けられたが、他端すなわち第1図中左端
側に取付けてもよく、かつ、)1ンドル21を着脱自在
なものとし、前記長軸20の両端部に取付可能としても
よく、また、長軸20の途中に1対のかぎ歯車を介する
などにより把持部材12の上面または他の周面などに操
作ハンドル21を設けてもよい。また、ハンドル21を
長軸20の左端に取付ける場合であって支柱を1本にす
る場合は、この支柱を第1の回動体17に固定し、第2
の回動体24はベース11に固定すれば長軸20をいわ
ゆる両持状態で安定支持できる。 さらに、ベース部14を構成するベース11と把持部材
14とは鋳物などにより一体に形成してもよく、このよ
うにすれば、部品点数を低減できる。 また、移動変位量表示装置36は、デジタル表示及びア
ナログ表示の両方を必ずしも設ける必要はなく、また、
表示の駆動方式及び表示方式は電気的、磁気的、光学的
を問わない。 ざらに、第1、第2の傾斜角設定手段49.56も必ず
しも両方膜けなくともよく、必要に応じて一方だけでも
よい。また、その構造も前記構造に限らず、他の構造例
えばコレットチャック式、あるいはウオームを用いたも
のなどでもよい。また、可撓性伝達部材としてのローブ
42は伸びが少ない撚り鋼線が好ましいが、これに限ら
ず他の素材でもよい。 上述のような本発明によれば、任意の傾斜方向の測定等
を行なえるとともに、スライダの移動を手元で行なえ、
かつ、ハイドゲージ移動時に支柱等を把持しなくてすむ
ハイドゲージを提供できるという効果がある。
第1図は本発明に係るハイドゲージの一実施例の全体構
成を示す要部を断面された正面図、第2図は第1図の左
側面図、第3図及び第4図はそれぞれ第1図のIII−
III線及びIV−IV線に沿う矢視断面図、第5図は
第1図の■−■線に沿う部分における本発明の他の実施
例を示す矢視拡大断面図である。 11・・・ベース、12・°・把持部材、14−・・ベ
ース部、17・・・第1の回動体、21・・・操作ハン
ドル、22°゛°第1のプーリ、24・・・第2の回動
体、27・・・第1の支柱、28・・・第2の支柱、2
9・・・連結部材、30・・・ 第2のプーリ、33・
・・スライダ、34・・・スクライバ、36・・・移動
変位量表示装置、42・・・ローブ、43 °°・圧縮
コイルばね、44・・・スライダ移動手段、45・・・
小溝、47・・・締付ねじ、49・・・第1の傾斜角設
定手段、53・・・固定穴、55・・・固定ピン、56
・・・第2の傾斜角設定手段。 代理人 弁理士 木 下 實 三
成を示す要部を断面された正面図、第2図は第1図の左
側面図、第3図及び第4図はそれぞれ第1図のIII−
III線及びIV−IV線に沿う矢視断面図、第5図は
第1図の■−■線に沿う部分における本発明の他の実施
例を示す矢視拡大断面図である。 11・・・ベース、12・°・把持部材、14−・・ベ
ース部、17・・・第1の回動体、21・・・操作ハン
ドル、22°゛°第1のプーリ、24・・・第2の回動
体、27・・・第1の支柱、28・・・第2の支柱、2
9・・・連結部材、30・・・ 第2のプーリ、33・
・・スライダ、34・・・スクライバ、36・・・移動
変位量表示装置、42・・・ローブ、43 °°・圧縮
コイルばね、44・・・スライダ移動手段、45・・・
小溝、47・・・締付ねじ、49・・・第1の傾斜角設
定手段、53・・・固定穴、55・・・固定ピン、56
・・・第2の傾斜角設定手段。 代理人 弁理士 木 下 實 三
Claims (1)
- (1)移動時に把持されるべき把持部材が形成されたベ
ース部と、このベース部に傾斜角設定手段を介して取付
けられた支柱と、この支柱に摺動自在に支持されたスラ
イダと、このスライダの移動変位量を表示する移動変位
量表示装置と、前記スライダを前記傾斜角設定手段と相
互干渉せずに移動可能とするスライダ移動手段と、前記
ベース部に設けられるとともにスライダ移動手段を作動
させる操作ハンドルを具備したことを特徴とするノ1イ
トゲージ。 Q)移動時に把持されるべき円筒形状の把持部材が形成
されたベース部と、このベース部に回動自在に装着され
た回動体と、この回動体に基部が植設された支柱と、こ
の支柱に摺動自在に支持されるとともにこの移動変位量
を表示可能な移動変位量表示装置及び測定用のスクライ
バを有するスライダと、前記回動体の自由回動を阻止し
て支柱を任意の傾斜角に保持する傾斜角設定手段と、前
記スライダを支柱に沿って移動させるスライダ移動手段
とを備え、このスライダ移動手段は、支柱の基端側に設
けられた第1のプーリと、支柱の先端側に設けられた第
2のブーりと、これらの第1のプーリと第2のプーリと
に巻掛けられるとともに一部をスライダに固着された無
端状の可撓性伝動部材と、この可撓性伝動部材を回行さ
せる操作用ハンドルとから構成され、この操作用ノ・ン
ドルは前記ベース部に装着されたことを特徴とするノ・
イトゲージ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14504681A JPS5847201A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | ハイトゲ−ジ |
GB08222269A GB2110371B (en) | 1981-08-10 | 1982-08-02 | Height gauge |
US06/405,005 US4498241A (en) | 1981-08-10 | 1982-08-04 | Height gauge |
DE19823229664 DE3229664A1 (de) | 1981-08-10 | 1982-08-09 | Hoehenanreisslehre |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14504681A JPS5847201A (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | ハイトゲ−ジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5847201A true JPS5847201A (ja) | 1983-03-18 |
Family
ID=15376129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14504681A Pending JPS5847201A (ja) | 1981-08-10 | 1981-09-14 | ハイトゲ−ジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5847201A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH037905U (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-25 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520486B2 (ja) * | 1974-05-21 | 1980-06-03 |
-
1981
- 1981-09-14 JP JP14504681A patent/JPS5847201A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5520486B2 (ja) * | 1974-05-21 | 1980-06-03 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH037905U (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-25 | ||
JPH0454801Y2 (ja) * | 1989-06-05 | 1992-12-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007205996A (ja) | 同軸度・直角度測定装置及びその方法 | |
US6832440B2 (en) | Spindle squaring device and method of operation | |
US4498241A (en) | Height gauge | |
JP2008215624A (ja) | 重量つり合いのためのエネルギー蓄積部を有するスタンド | |
CN112013807A (zh) | 一种工件表面粗糙度快速测量装置 | |
JPS5847202A (ja) | ハイトゲ−ジ | |
JPS5847201A (ja) | ハイトゲ−ジ | |
JPH09192984A (ja) | インジケータホルダ | |
US2911178A (en) | Micro-swing holder for dial indicator | |
US4458422A (en) | Height gauge | |
WO1994010531A1 (en) | Apparatus for measuring screw threads by 3-wire method | |
CN211373453U (zh) | 一种孔径测量装置 | |
US2500558A (en) | Taper measuring device | |
US5317809A (en) | Apparatus for measuring screw threads by 3-wire method | |
US4279684A (en) | System for applying and wrapping line guides to a fishing rod blank | |
JPS5890109A (ja) | 多次元測定機の組立方法 | |
CN217179487U (zh) | 专用深度测量仪 | |
JPS5937402A (ja) | 多次元測定機 | |
CN221802681U (zh) | 一种测绘角度尺 | |
JPS5890101A (ja) | 三次元測定機 | |
JPH0240488Y2 (ja) | ||
CN213714261U (zh) | 一种具有位置调节功能的桥式三坐标测量仪 | |
CN221763075U (zh) | 一种固定测量仪器支架 | |
CN217877510U (zh) | 一种用于金属制品校准的校平模具 | |
CN213956233U (zh) | 一种底托同轴度快速测量工具 |