JPS5847042Y2 - 軌道の座屈防止装置 - Google Patents

軌道の座屈防止装置

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Publication number
JPS5847042Y2
JPS5847042Y2 JP2743979U JP2743979U JPS5847042Y2 JP S5847042 Y2 JPS5847042 Y2 JP S5847042Y2 JP 2743979 U JP2743979 U JP 2743979U JP 2743979 U JP2743979 U JP 2743979U JP S5847042 Y2 JPS5847042 Y2 JP S5847042Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
buckling prevention
prevention device
plate
track
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP2743979U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55131301U (ja
Inventor
吉彦 佐藤
郷広 浜崎
Original Assignee
日本国有鉄道
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、急曲線等特殊条件個所の有道床軌道において
、コンクリートまくらぎに平板状の座屈防止板を取り付
け、道床横方向抵抗力を増大させ軌道に生ずる座屈を防
止する軌道の座屈防止装置に関するものである。
従来国鉄においては有道床軌道構造として半径600m
までの曲線部に対してはロングレールの敷設が可能とさ
れて来たが、それ以上の急曲線においては在来の通常の
コンクリ−1〜まくらぎでは道床横方向抵抗力が不足す
るため、ロングレールの敷設は不可能とされてきた。
一方地震時等動的な条件の下で道床横方向抵抗力が不足
することも考えられる。
本考案はかかる問題点を除去するためになされたもので
、コンクリートまくらぎの道床横紙抗力を増大せしめる
軌道の座屈防止装置を提供するものである。
以下本考案の実施例を図にしたがって具体的に説明する
第1図は本考案の座屈防止装置の斜視図、第2〜4図は
本考案の側面図、正面図、平面図、第5,6図はコンク
リートまくらぎへの装着状態正面図、平面図である。
本考案はコンクリートまくらぎ6端部の底面並びに側面
に合致する、底板1およびボルト締結孔2を有する側板
3からなる断面し形の部材と、道床内に貫入せしめる平
板状の座屈防止板4とを一体となし、該座屈防止板4と
上記底板1とでなる隅角部に補強材5を設け、コンクリ
ートまくらぎ6の端部にボルト8を貫通するとともにク
サビ7を介して装着することを特徴とするものである。
次に本考案による座屈防止装置の取り付は方法を説明す
る。
第5図は本考案の座屈防止装置の装着状態正面図、第6
図は同平面図を示したものである。
コンクリートまくらぎ6にはボルト8で締結するための
貫通した円弧状の孔を設け、円弧状の横締めボルト8を
使用して締結する際にコンク1−トまくらぎ6と本考案
による座屈防止装置の側板3との間にはクサビ7をそう
人し、かつ側面クサビ9を介して一体化をはかる。
またこの横締めボルト8の材質は普通鋼でも良いが必要
であれば耐候性の点からはステンレスを緊締力の点から
は高張力鋼を使用することが考えられる。
さらに、セメントミルク、セメントモルタル、樹脂てん
部側等のてん部材を使用することにより、本考案の座屈
防止装置とコンクリートまくらぎの固着を促進すること
ができる。
本考案の座屈防止装置の使用にあたって、第5゜6図に
示すようにコンクリートまくらぎに円弧状のボルト締結
孔を貫通せしめ、ボルトを円弧状とすることにより隣接
するまくらぎに支障することなく装着、取りはずし、ポ
ルI・の交換を行うことができる。
また、この座屈防止装置は、座屈防止板4、底板1及び
側板3とを一枚の鋼板により一体成形できるので製作に
あたっては有利である。
本考案の座屈防止装置によれば座屈防止板の大きさを3
6 cm X 14 cm、厚さgmmとし、固定部側
板、同底板、補強材を厚さ8mmの鋼板で製作し、これ
を取り付けたまくらぎについて道床横紙抗力試験をした
結果、通常の狭軌線用コンクリートまくらぎでは1本当
り600 kg程度の道床横紙抗力であるものが、片側
だけで取り付けた場合で1200 kg両側に取り付け
た場合には1500 kg程度になることが明らかにさ
れ、座屈防止装置本体、取り付は状態、まくらぎ本体に
は特に問題となることはなかつた。
以上説明したごとく、本考案の座屈防止装置によればコ
ンクリートまくらぎの道床横紙抗力を飛躍的に増大する
ことができ、軌道軸圧力に対する軌道の横方向安定性を
著るしく向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による座屈防止装置の斜視図、第2〜4
図は本考案の側面図、正面図、平面図、第5.6図は本
考案による座屈防止装置の装着状態正面図、平面図であ
る。 1・・・・・・底板、2・・・・・・ボルト締結孔、3
・・・・・・側板、4・・・・・・座屈防止板、5・・
・・・・補強材、6・・・・・・コンクリートまくらぎ
、7・・・・・・クサビ、8・・・・・・ボルト、9・
・・・・・側面クサビ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリートまくらぎ端の底面並びに側面に合致する、
    底板およびボルト締結孔を有する側板からなる断面山形
    の部材と、道床内に貫入せしめる平板状の座屈防止板と
    を一体となし、該座屈防止板と上記底板とでなる隅角部
    に補強材を設けて補強をなし、コンクリートまくらぎの
    端部にボルトを貫通するとともにクサビを介して装着す
    ることを特徴とする軌道の座屈防止装置。
JP2743979U 1979-03-06 1979-03-06 軌道の座屈防止装置 Expired JPS5847042Y2 (ja)

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JP2743979U JPS5847042Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 軌道の座屈防止装置

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JP2743979U JPS5847042Y2 (ja) 1979-03-06 1979-03-06 軌道の座屈防止装置

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Publication Number Publication Date
JPS55131301U JPS55131301U (ja) 1980-09-17
JPS5847042Y2 true JPS5847042Y2 (ja) 1983-10-27

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ID=28871552

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JPH0431282Y2 (ja) * 1985-07-02 1992-07-28

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JPS55131301U (ja) 1980-09-17

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