JPS5846999B2 - 伸縮梯子車の梯子先端を架梯して使用する場合の梯子の安全装置 - Google Patents

伸縮梯子車の梯子先端を架梯して使用する場合の梯子の安全装置

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JPS5846999B2
JPS5846999B2 JP52139433A JP13943377A JPS5846999B2 JP S5846999 B2 JPS5846999 B2 JP S5846999B2 JP 52139433 A JP52139433 A JP 52139433A JP 13943377 A JP13943377 A JP 13943377A JP S5846999 B2 JPS5846999 B2 JP S5846999B2
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JP
Japan
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ladder
bell crank
tip
truck
pivoted
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Expired
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JP52139433A
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JPS5473499A (en
Inventor
正巳 山本
信夫 米田
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Nihon Kikai Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Nihon Kikai Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は数連の梯体からなる伸縮式梯子車に装置し、
梯子を伸長させてその先端を建物の高層階の窓などに架
梯して使用する場合に梯子に加わる負荷を検出し、電子
計算装置によって演算し、梯子の安全度を数値により表
示すると共に、上段梯体に負荷がか\す、その安全度か
はゾ許容最大限度になったときには上段梯体で受止める
様にした梯子の安全装置に関する。
一般に伸縮式梯子車の梯子を伸長させて使用する場合は
梯子先端を高層階の窓などに近接させるが、架梯せず、
自由な状態として置き、梯子の起立角度、伸長長さ等に
応じて梯子に加えうる荷重の大きさの限度内で使用する
のか原則になっている。
しかし、高層階から人を梯子を伝って避難下降させる場
合、梯子の先端が建物から離れていると建物から梯子に
人を乗り移らせるのが困難で、墜落の危険がある。
このため梯子の先端部を建物の窓などにかけ、架梯して
使用すると梯子には先端が自由状態にあるときとは反対
方向の荷重が加わり、強度の小さい上段側の梯体には大
きな負荷がか\る。
従来の梯子車にも勿論、梯子使用時の限界表示装置は種
々設けられているが、前述した様に梯子の先端部は架梯
せず、自由状態で使用するのが建前になっているため、
従来の限界表示装置が表示する値は自由状態使用時のも
のであり、架梯使用時の値は表示されない。
そこで本発明は梯子先端部を架梯して使用する場合の安
全度を直ちに数値により知り得る様に表示し、これによ
り緊急の場合でもその表示を見て刻々変化する数値に応
じ安全に梯子を操作し、梯子折損等の二次事故発生を防
止する様にしたのであって、従来の自由状態使用時の限
界表示装置と併用していずれの使用状態においても梯子
を安全に使用できることになり、梯子の安全使用範囲を
拡大できると言う特長を有す。
以下、本発明を図示の一実施例を参照して説明する。
第1図は梯子の最上段梯体の先端部を建物の窓に架梯し
て使用している状態で、図中、1は車体、2はターンテ
ーブル、3はターンテーブル上に設置した取付台、4は
取付台に軸4′で最下段の梯体を起伏可能に取付ける梯
子取付枠、5は最上段から最下段までの複数段の梯体に
よって構成された伸縮梯子、6はターンテーブル上に設
けられた操作台であり、操作台のレバー6′を操作する
ことにより起伏用油圧シリンダ7で取付台に対し取付枠
4を作動し、軸4′を支店に梯子を起伏でき、又、伸縮
用油圧シリンダ8でワイヤロープ9を手繰ったり、繰出
したりして下から2段目の梯体を引上げたり、降下させ
て伸縮し、更に下から2段目の梯体が伸縮すれば同様に
3段目の梯体も引上げ又は降下され、かくして梯子5は
伸長又は短縮することができる。
そして、梯子5を構成する各段の梯体は上段のもの桟幅
が狭くなっていて、相互に上段の梯体5aの側杆10a
、10aは下段の梯体5bの手摺り10を取付けた左右
側杆10b。
10b間に渡設されている軸11の両端部の左右の鍔付
きコロ12,12の上に載り、コロの鍔12’、12’
により幅方向に動くことを規制されて伸縮の際に移動す
る(第4図)。
又、各梯体の左右側杆は通常外向きに開溝したチャンネ
ル鋼からなり、相互に下段の梯体5bの側杆内面には上
に突出するブラケット13が固定され、このブラケット
13の上部内面に軸着されたローラ14が上段の梯体5
aのチャンネル鋼の外向きに開溝した溝部1σに入り(
第5図)、上述のコロ12,12と同様に上下の梯体の
相対的な伸縮動をガイドする以外に、上段の梯体が伸長
により下段の梯体の前方に長く突出して前荷重になり、
前部が下に傾こうとするのを上段梯体の溝部10′の後
部下面を抑えて防ぐ。
これ等の機構は従来の伸縮梯子にも採用されていて周知
であるため、これ以上、詳しい説明は省略する。
さて、本発明は最上段の梯体の先端部を架梯して使用す
る場合の上の段の梯体5aに対する安全装置に関するも
ので、上の段の梯体5aと、その下の段の梯体5bとの
間に設けられ、架梯使用時に上の段に加わる負荷の大き
さに応じて揺動する負荷感知手段15と、上記感知手段
と作動的に連結され、負荷感知手段の揺動量に応じた大
きさの液圧を発生する液圧発生手段16と、液圧発生手
段16が発生した液圧の大きさを電流値に変換する圧−
電変換手段17と、圧−電変換手段で変換された電流値
を演算し、数値表示する表示手段18とを含む。
感知手段15は下段の梯体の左右側枠の一方式いは双方
の内面にベルクランク15′の屈曲端を軸着してベルク
ランクの前後二つの自由端を上に向け、その前部自由端
には感知ローラ19を軸着し、この感知ローラを上段の
梯体の溝10′内に滑合させて構成する。
尚、段ルクランクの代りに三角板を用いることもできる
モして液圧発生手段16はシリンダ内に油が封入された
ピストンシリンダとし、ピストン16″の端部を上記ベ
ルクランク15′の後部自由端に枢着すると共に、シリ
ンダ端を下段の梯体の側杆上にベルクランクよりも後方
に位置して設けたブラケット20に枢着しである。
従って、梯子の先端部架梯状態において、上段の梯体に
負荷がか\ると感知ローラ19は溝部1σの下面で押上
げられるためベルクランク15′は時計方向に旋回させ
られてピストン16′をシリンダ中に押込み、シリンダ
の油室中に油圧を発生させ、負荷が減じるとピストンを
引き動かして油室中の油圧を低下させ、これにより負荷
感知手段15は上段の梯体にか\る刻々の負荷に応じた
油圧を液圧発生手段16に発生させる。
又、圧−電変換手段17は上記シリンダ内の油室に配管
21で連通した油圧検出器とし、シリンダの油室内に発
生した油圧が配管21で内部に伝達され、油圧の大きさ
に対応した量の電流を導線22に出力する。
そして表示手段18は電子計算装置などを内蔵し、上記
導線22と結線されて電子計算装置により油圧検出器の
出力電流を数値計算し、その数値を発光ダイオードなど
により表示盤23に表示するものとし、表示盤23はタ
ーンテーブルに設置した操作台6上や、必要ならば最上
段梯体先端部の梯子への乗り移りを障害しない位置に設
ける。
表示盤23の表示は例えば第7図に示す如く、最上段の
梯体を架梯した状態において梯体の強度上の安全度がど
の程度であるかを100分率で示す様にし、上段の梯体
に加わる負荷によって梯体内に発生する応力が許容最大
限度に達したときは0係、梯子を縮少して収納した無負
荷時は100係の値が窓に出る様にする。
勿論、前述した様に梯体の左右の側杆に夫々感知手段を
設けたときは、梯体の左右の安全度を別々に表示盤の窓
231゜23γに表示させる。
このため、表示盤の窓に表われる数値によってその時々
の上段梯体の安全度を直読することができ、例えば数値
がO或いは0に近くなったときは最後に梯子先端部に乗
り移った人を制して元に戻したり、或いは数値が多くな
る様に架梯状態のまま梯子を操作したりする。
一般に感知手段は最上段の梯体と上から二段目の梯体と
の間に設けるだけで充分ではあるが、必要ならば上から
二段目と三段目の梯体間など、他の梯体間にも設けるこ
とができる。
そして、下段の梯体の左右側杆の先端部内面にはベルク
ランクの前方に位置して上端に内向き突出片を有する受
具24を固定して上記突出片24′を上段梯体の溝部1
0′中に突入させ(第8図)、架梯状態での使用中上段
梯体に加わった負荷で表示盤の窓の数値が0を示したと
き上記突出片24′は溝部10′の下片の上面を受止め
て上段梯体が下段梯体から脱れない様に支持する。
尚前述のローラ14を有するブラケット13は受具24
の固定位置よりも後方に成る程度前して取付け、上段の
梯体の前部は架梯使用時表示盤の窓の数値が100から
Oを示すことができる様に下段の梯体に対し成る程度上
下方向にがたついて動ける様にする。
従って上段梯体の無負荷時には勿論、受具の突出片24
′と溝部10′の下面間には成る程度の隙間が生じてい
る。
以上、この発明を一実施例に基いて説明したが本発明は
図示の構造に限定されず、特許請求の範囲に記載された
技術思想の枠内で種々に設計を変えて実施することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は梯子車
全体の側面図、第2図は上段梯体と下段梯体の要部の拡
大側面図、第3図は同上の平面図、第4図と第5図は第
3図のIV−IV線とV−V線に沿う断面図、第6図は
第2図のVI−Vlに沿う断面図、第7図は表示盤の正
面図、第8図は第3図の■−■線に沿う断面図で、図中
、5は梯子、5aは上段の梯体、5bは下段の梯体、1
5は感知手段、16は液圧発生手段、17は圧−電変換
手段、18は表示手段を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 伸縮式梯子車における幅狭な上段の梯体を伸縮方向
    に移動可能に支持した幅広な下段の梯体の左右側杆の一
    方或いは双方の先端部内面にベルクランクの屈曲端を枢
    着してベルクランクの前後二つの自由端を上に向け、ベ
    ルクランクの前部自由端に上段の梯体の側杆に上から対
    向する感知ローラを軸着して上段の梯体に加わる負荷の
    感知手段を構成し、 下段の梯体の側杆には上記ベルクランクの後方に油が封
    入されたピストンシリンダの一端を枢着すると共に、ピ
    ストンシリンダの他端とベルクランクの後部自由端を枢
    着して液圧発生手段とし、上記ピストンシリンダの油室
    を下段の梯体に固定した圧−電変換手段に配管で接続す
    ると共に、圧−電変換手段と車体や梯子に設けた電子計
    算装置を有する数値表示手段を配線で接続し、且つ下段
    の梯体の左右側杆の内面には前記ベルクランクよりも前
    方に、倒り字形で上端に内向き突出片を有する受具を固
    定し、この受具の内向き突出片と上段の梯体の左右側杆
    の上面間に常時は間隔を保ち、上段の梯体の安全度が許
    容最大限度に達したときに上段の梯体は受具の内向き突
    出片の下面に受止められるようにしたことを特徴とする
    伸縮梯子車の梯子先端を架梯して使用する場合の安全装
    置。
JP52139433A 1977-11-22 1977-11-22 伸縮梯子車の梯子先端を架梯して使用する場合の梯子の安全装置 Expired JPS5846999B2 (ja)

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JPS5473499A JPS5473499A (en) 1979-06-12
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571962Y2 (ja) * 1978-12-22 1982-01-13
JPS5911747U (ja) * 1982-07-14 1984-01-25 日本ドライケミカル株式会社 消防自動車用自動揚水制御装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5045314U (ja) * 1973-08-22 1975-05-07

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JPS5515070Y2 (ja) * 1972-04-14 1980-04-07

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JPS5045314U (ja) * 1973-08-22 1975-05-07

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