JPS5846763Y2 - コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

コ−ヒ−沸し器

Info

Publication number
JPS5846763Y2
JPS5846763Y2 JP16147278U JP16147278U JPS5846763Y2 JP S5846763 Y2 JPS5846763 Y2 JP S5846763Y2 JP 16147278 U JP16147278 U JP 16147278U JP 16147278 U JP16147278 U JP 16147278U JP S5846763 Y2 JPS5846763 Y2 JP S5846763Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
coffee
heat
temperature
heating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP16147278U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5578018U (ja
Inventor
龍夫 鷲崎
Original Assignee
松下電器産業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP16147278U priority Critical patent/JPS5846763Y2/ja
Publication of JPS5578018U publication Critical patent/JPS5578018U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5846763Y2 publication Critical patent/JPS5846763Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はドリップ式のコーヒー沸し器に関し、特に温度
制御特性の改善を目的としたものである。
この種のドリップ式のコーヒー沸し器の醸造時間は、コ
ーヒー醸造条件から6〜8分が適切とされる。
そこで従来のパイプ中に水を通し、パイプを加熱して気
泡を発生させ、その気泡によって湯を押し出す吐出機構
では、その消費電力は4カツプであれば300〜450
W程度とされている。
そのため加熱体の温度は通常200℃以上となる。
従って、従来加熱体に備えられる熱応動スイッチは高温
度に耐えるものが要求されるが、耐熱性の高いものは高
価格であるので、低価格のフェノール樹脂を基台とした
熱応動スイッチを、加熱体に備えた発熱体から若干能し
て取付けられていた。
従来加熱体に備えられる熱応動スイッチの動作を説明す
ると、水タンク内の水が加熱パイプ内で沸騰膨張し完全
に吐出し終えると、加熱体の温度は上昇し、熱応動スイ
ッチの取付部が所定温度に達する。
この時の温度を検出して熱応動スイッチは動作して発熱
体の通電を断つ。
そして加熱体の温度が所定の温度に下がると、熱応動ス
イッチは元の状態に復帰して発熱体への通電が再開され
る。
つまり、ON、OFFを繰り返して加熱体を一定の温度
を保つことにより、コーヒー受は容器内のコーヒーを一
定の温度に保つものである。
しかしながら前述したように従来では、熱応動スイッチ
は発熱体から若干能して取付けられるため、発熱体の温
度を確実に感知することができず、その結果、コーヒー
受は容器内のコーヒーの保温性能は悪いものであった。
また加熱体においても、上記したように熱応動スイッチ
の動作が時間的に遅れを生じるため、加熱体の温度にピ
ークが発生して、加熱体を装置する器体に耐熱材料が必
要となったり、また発熱体の発熱線温度が高くなり、そ
の耐久性が必要とされてコストアップの要因となってい
た。
本考案はこれらの欠点を解消するもので、以下、本考案
の実施例について添付図面を参照して説明する。
図において、1は上方開口部に蓋2を備え、かつ底部に
逆止弁3を備えている水タンク、4は加熱パイプで、一
端は前記逆止弁3を介して水タンク1に連結され、かつ
他端はコーヒーバスケット5の上方位置に開口している
昇水バイブロに連結されている。
このコーヒーバスケット5は昇水バイブロの吐出口6′
より吐出される湯をコーヒーバスケット5内のコーヒー
粉7に均等に配分するためのディスペンサー8を備え、
底部に布製のフィルター9を備えている。
10はバスケット5で醸造されたコーヒーを受けるガラ
ス等の容器で、バスケラ1へ5の下方に位置し、かつこ
の容器10の底部裏面は第2図に示すように凹状に構成
し、後述する保温プレートに載置する際にその中央近傍
では若干の隙間か゛形成されるよ・うにしている。
11は略U字状の並行した溝に加熱パイプ4と熱伝導性
のよいアルミバイブを用いたシーズヒーター12ととも
に圧入装着された加熱体で、この加熱体11はアルミダ
イカスト等で形成され、かつ取付金具13により保温プ
レート14に圧着するように取付けられている。
15は保温プレート14の略中央裏面に、前記加熱体1
1の内方に伸設した内フランジ部11 aに近接させて
板バネ17により付勢されて設けられたサーモスタット
よりなる熱応動スイッチ、16は基台を示す。
以上の構成において、水タンク1の水は、逆止弁3を通
り加熱パイプ4に流れ込む。
この逆止弁3は水タンク1からの水を加熱パイプ4に通
すことができるもので、加熱パイプ4から水タンク1へ
の逆流は防ぐものである。
したがって、加熱体11を介してシーズヒーター12で
加熱された加熱パイプ4内の水は沸騰膨張し、昇水バイ
ブロの吐出口6′よりディスペンサー8に吐出され、次
にコーヒー粉7に注か゛れる。
そしてフィルター9で濾過され、容器10内にコーヒー
液が徐々に溜められる。
次に水タンク1内の水が完全に吐出し終え、加熱パイプ
4内の水もなくなると、加熱体11の温度は急上昇する
この時熱応動スイッチ15は、加熱体11とともに急上
昇する板状の保温プレート14からの伝導熱および近傍
の加熱体11の内フランジ部11 aから輻射熱により
早急に所定動作温度に達し、シース゛ヒーター12への
通電を停止する。
このシース゛ヒーター12による加熱が止まると、保温
プレーI・14は加熱体11に比べ熱容量が小さく、ま
た保温プレート14の略中央裏面に設けた熱応動スイッ
チ15の取付部近傍は高温のコーヒー液を貯めた容器1
0の裏面との間に隙間を有しているため、早く冷却され
て再び熱応動スイッチ15が復帰し、シース゛ヒーター
12への通電が再開される。
それ以降は上記の繰り返しにより容器10内のコーヒー
は温度幅の狭い適切な保温温度で保温されるため、その
保温性能は高いものとなるものである。
また特に実施例で示したように、加熱体11の断面U字
状の溝にシーズヒーター12及び加熱パイプ4を機械的
に圧入して構成する加熱体11においては、加熱体11
とシーズヒーター12及び加熱パイプ4の接触状態が長
期使用においては、初期に比べて低下するため、コーヒ
ー醸造時の加熱体11の温度は初期の温度より高くなり
、したがって、従来のように加熱体に熱応動スイッチを
備える場合には、上記の加熱体11の温度上昇分を考慮
して熱応動スイッチ15の動作温度を設定する。
したがって初期の状態においてはその温度上昇分だけ熱
応動スイッチ15の動作が遅れるが、上記実施例のもの
では加熱体11の温度上昇分の何分の1かが保温プレー
ト14に伝熱されるものであり、その結果、熱応動スイ
ッチ15による温度制御特性は一段と向上するものとな
った。
以上のように本考案によれば、発熱体を備えた加熱体の
上面に、底部裏面を凹状に構成したコーヒー受は容器を
載置する保温プレートを接触させて設け、さらにこの保
温プレートの略中央裏面に、前記発熱体の通電を制御す
る熱応動スイッチを前記加熱体と近接させて設けている
ため、この熱応動スイッチは、水タンクの水の吐出終了
時、すなわちコーヒー沸しの終了時における加熱体の急
激な温度上昇を、加熱体のどこの部分よりはるかに低い
保温プレートで、さらには保温プレートの急速な温度上
昇および加熱体からの輻射熱により、早急に感知して発
熱体への通電を停止することができ、また発熱体への通
電停止後には、保温プレーI・は加熱体の熱容量より小
さいため、周辺の空気により早く冷却され、かつ熱応動
スイッチは早期に再動作して発熱体への通電を再開する
もので、これにより熱応動スイッチの耐熱性を高めるこ
となく、コーヒー受は容器内のコーヒーを狭い温度幅で
、かつ適切な保温温度で確実な保温が可能となるもので
ある。
また前述したように発熱体の温度のピーク発生もなくな
るため、加熱体を装備する器体を耐熱構成にしたり、耐
熱材料で構成する必要もなくなる等種々の実用的効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の一実施例を示す断面図、第2図は同要
部の断面図、第3図は第2図の下面図である。 1・・・・・・水タンク、3・・・・・・逆止弁、4・
・回加熱パイプ、5・・・・・・コーヒーバスケット、
6・・・・・・昇水パイプ、10・・・・・・容器、1
1・・・・・・加熱体、12・・・・・・発熱体(シー
ズヒーター)、14・・・・・・保温プレート、15・
・・・・・熱応動スイッチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端を水タンクに逆止弁を介して接続し、かつ他端を吐
    出口がコーヒーバスケットの上方で開口する昇水パイプ
    に接続した加熱パイプを、発熱体を備えた加熱体に装着
    し、かつこの加熱体の上面に、底部裏面を凹状に構成し
    たコーヒー受は容器を載置する保温プレートを接触させ
    て設け、さらにこの保温プレートの略中央裏面に、前記
    発熱体の通電を制御する熱応動スイッチを前記加熱体と
    近接させて設けたコーヒー沸し器。
JP16147278U 1978-11-21 1978-11-21 コ−ヒ−沸し器 Expired JPS5846763Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16147278U JPS5846763Y2 (ja) 1978-11-21 1978-11-21 コ−ヒ−沸し器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16147278U JPS5846763Y2 (ja) 1978-11-21 1978-11-21 コ−ヒ−沸し器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5578018U JPS5578018U (ja) 1980-05-29
JPS5846763Y2 true JPS5846763Y2 (ja) 1983-10-25

Family

ID=29156237

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16147278U Expired JPS5846763Y2 (ja) 1978-11-21 1978-11-21 コ−ヒ−沸し器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5846763Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5578018U (ja) 1980-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4262585A (en) Electric coffee maker
US4613745A (en) Electric water heating apparatus for a drip coffee maker
EP1232709B1 (en) Electric beverage maker
US2692937A (en) Beverage brewer
JPS5846763Y2 (ja) コ−ヒ−沸し器
US8005353B2 (en) Flow-through heater
US20030015099A1 (en) Electrical beverage making apparatus
CN100506132C (zh) 电饮料机
JPS5830007Y2 (ja) コ−ヒ−沸し器
JPS5940913Y2 (ja) コ−ヒ−メ−カ
US5218667A (en) Low-wattage electric displacement water heating apparatus
JPS5830008Y2 (ja) コ−ヒ−沸し器
JPS6226037A (ja) 電気湯沸器
JPS6038125B2 (ja) コ−ヒ−沸し器用加熱体
JPS5822669Y2 (ja) 煮炊器
JPH0425070Y2 (ja)
JPH0415132Y2 (ja)
JPS6321209Y2 (ja)
JPH0144962Y2 (ja)
JPS642651Y2 (ja)
JPS636985Y2 (ja)
JPS6351002B2 (ja)
WO2000036956A1 (fr) Fond chauffant pour appareil electromenager destine a chauffer les liquides
JPS5825967Y2 (ja) コ−ヒ−液抽出装置
JPS6335721Y2 (ja)