JPS5846514B2 - 3−フエニルインド−ル誘導体の製造法 - Google Patents

3−フエニルインド−ル誘導体の製造法

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JPS5846514B2
JPS5846514B2 JP14591676A JP14591676A JPS5846514B2 JP S5846514 B2 JPS5846514 B2 JP S5846514B2 JP 14591676 A JP14591676 A JP 14591676A JP 14591676 A JP14591676 A JP 14591676A JP S5846514 B2 JPS5846514 B2 JP S5846514B2
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phenyl
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phenylindole
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JP14591676A
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純基 勝部
紀久夫 石墨
道久 村松
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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Sumitomo Chemical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 本発明は3−フェニルインドール誘導体の製造法に関す
るものである。
さらに詳しくは一般式(1) 〔式中、R1は水素原子または低級アルキル置換基を、
R2は水素原子またはハロゲン原子を、R3およびR4
は同一または異なって水素原子、ハロゲン原子、ニトロ
基またはメトキシ基をあられす。
〕で表わされるインドール誘導体の製造法に関するもの
である。
ここで低級アルキル基とは炭素数l〜4の直鎖あるいは
分岐状アルキル基を意味し、たとえばメチル基、エチル
基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基な
どがあげられる。
またハロゲン原子としては弗素、塩素、臭素、沃素を含
む。
上記一般式(1)のインドール誘導体は抗微生物作用を
有しt骨格的には既に合成法が知られている。
その最も一般的な例としては、フェニルアセトアルデヒ
ド誘導体とフェニルヒドラジン誘導体を出発原料とする
フィッシャーのインドール合成法があるが、この場合、
フェニルアセトアルデヒド誘導体が不安定で必ずしも有
利な方法ではない。
本発明はかかる有用な化合物(1)の簡便・容易な新規
製造法を提供するものである。
上記化合物の出発原料であり、一般式〔旧〔式中、R1
、R2、R3及びR4は前記と同じ意味を有する。
〕であられされる、3−フェニルインドール−2−カル
ボン酸誘導体は従来知られている種々のインドール誘導
体合成法例えばヤツプクリンゲマン反応により容易に得
ることが出来る。
インドール−2−カルボン酸誘導体の脱炭酸方法として
は、銅触媒、例えばコツパークロマイト、コツパークロ
ミウムオキサイド、硫酸銅あるいは銅粉などによるキノ
リン等の高沸点溶媒中、200〜270℃での反応が従
来知られているが、高温条件下での化合物の安定性、操
作のしやすさ等の面で充分満足のいく方法ではないと言
える。
本発明者らは、かかる問題を解決するために、種々検討
を行なった結果、従来法にくらべて反応温度条件として
緩和なしかも収率のよい工業的な前記一般式印であられ
される化合物の合成法を見出すことができた。
本発明は前記一般式(II)であられされる化合物をハ
ロゲン化水素酸で処理することにより、前記一般式CI
)であられされる3−フェニルインドール誘導体を得る
方法である。
ここで、ハロゲン化水素酸としては、たとえば臭化水素
酸、塩酸などがあげられる。
反応は一般に、不活性溶媒の存在下有利に行なわれる。
溶媒はたとえば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、水、ジオ
キサン、ジグリムまたはこれらの混合溶媒などが使用さ
れる。
脱炭酸反応は一般に室温で進行するが、加熱することに
より、・反応が促進される。
本発明の方法によって、たとえば下記の3−フェニルイ
ンドール誘導体が得られる。
3−フェニル−5−クロルインドール 3−(2−フルオルフェニル)−5−クロルインドール 3−フェニル−5,7−ジクロルインドール3−フェニ
ル−5−フルオルインドール 3−フェニル−5−ニトロインドール 3−フェニル−5−メトキシインドール l−メチル−3−フェニル−5−クロルインドール次に
実施例をあげて本発明を具体的に説明するが、これはそ
の一例にすぎないものであって、これによって限定され
ないことはもちろんである。
実施例 1 3−フェニル−5−クロルインドール−2−カルボン酸
2721r&?の酢酸LOrul溶液に47%臭化水素
酸5mlを加え115〜6℃に加熱すると約15分でほ
ぼ定量的に炭酸ガスを遊離し反応は完結する。
酢酸を減圧留去し残渣にエーテルを加えて溶解せしめ、
IO%苛性ソーダ水次いで水で洗滌する。
芒硝乾燥後溶媒を減巴留去すると3−フェニル−5−ク
ロルインドールの白色晶(融点86〜87℃)をほぼ定
量的に得る。
得られた生成物は、フェニルアセトアルデヒドパラクロ
ルフェニルヒドラジンのフィッシャーインドール閉環反
応により得られた標準品とのIR−スペクトルの比較お
よび混融によりその構造を確認した。
実施例 2〜7 実施例1と同様の反応により、それぞれ対応する3−フ
ェニルインドール−2−カルボン酸誘導体から3−フェ
ニルインドール誘導体がほぼ定量的に得られる。
3−(2−フルオルフェニル)−5−クロルインドール
融点93〜958C 3−フェニル−5,7−ジクロルインドール融点78〜
80’C 3−フェニル−5−フルオルインドール 融点85〜8
8℃ 3−フェニル−5−メトキシインドール 融点85〜9
0’C ■−メチル3−フェニルー5−クロルインドール 融点
68〜70°C 3−フェニル−5−二トロインドール 融点179〜1
83°C0

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中 R1は水素原子または低級アルキル置換基を
    R2は水素原子またはハロゲン原子をR3およびR4は
    同一または異なって水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基
    またはメトキシ基をあられす。 〕で表わされる化合物をハロゲン化水素酸と処理するこ
    とを特徴とする 一般式 〔式中、R1、R2、R3およびR4は前記と同じ意味
    を有する。 〕で表わされる3−フェニルインドール誘導体の製造法
JP14591676A 1976-12-03 1976-12-03 3−フエニルインド−ル誘導体の製造法 Expired JPS5846514B2 (ja)

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JPS5371066A JPS5371066A (en) 1978-06-24
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US4510158A (en) * 1984-03-05 1985-04-09 Sterling Drug Inc. 2-Phenylindole derivatives, their use as complement inhibitors
FR2635776B1 (fr) * 1988-09-01 1993-06-11 Rhone Poulenc Agrochimie Derives amides, procede pour leur fabrication et compositions fongicides les contenant

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