JPS5846099A - β―D―キシロピラノシド系化合物 - Google Patents

β―D―キシロピラノシド系化合物

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JPS5846099A
JPS5846099A JP14400181A JP14400181A JPS5846099A JP S5846099 A JPS5846099 A JP S5846099A JP 14400181 A JP14400181 A JP 14400181A JP 14400181 A JP14400181 A JP 14400181A JP S5846099 A JPS5846099 A JP S5846099A
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Ryoji Noyori
良治 野依
Akira Suzuki
鈴木 旺
Minoru Okayama
岡山 実
Katsukiyo Sakurai
桜井 勝清
Shigeki Kanbara
蒲原 重喜
Yoshio Ueno
河野 義夫
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なβ−D−キシaピラノシド系化合物に係
抄、更に評しくけ、細胞膜表面に存在する複合糖質(プ
ロテオグリカン)の質及び量を変える性質を有し、制癌
効果、動脈硬化抑制効果、車検抑制効果等が期待される
β−D−キシロピラノシド系化合物に関する。
従来、アダリボンとしてパラニトリフェニル基等を有す
るO−β−D−キシロピラノシド系化合轡が、細胞膜表
面ある−は細胞間に存在し、生体組−の重要な構成要素
となって−るーわゆるプロテオグリカンの量を変化させ
、成る種の細胞膜表面の性質を大きく変化さ破ることが
知られている〔ジャーナル・オプ・バイオヶ之ス)  
!  −(J、Bioehem、)  、  74. 
1069−1073(1973))。
この性質は、癌細胞を例にとると、0−/−D−キシロ
ピラノシド系化合物が、癌細胞表面のプロテオグリカン
の性質を変え、その量を少な(して癌細胞を−わば褌の
状態とし、もって生体の癌細胞に財する売疫性を高める
ことによって発癌の予防、癌細胞の兜疫による治療効果
を高めることが充分期待される。
ところが、かかるO−β−D−キシロピラノシド系化合
物は、生体に投与されると酵素等により加水分解作用を
受は易く、その効果が著しく低減されると−う不都合が
あった。
そζで本発明者等は、酵素等の加水分解作用を受は難く
、プロテオグリカンの性質を変え、その量を低減する効
果を有するβ−D−キシロピラノシド系化合物を見出し
、本発明を完成するに至った。
本発明の目的は、新規なるβ−D−キシロピラノシド系
化合物を提供することにある。
本発明は、すなわち、次式σ): 0式中、8は炭素原子数7〜25の直鎖状アルキル基も
しくは炭素原子数3〜25の分絃吠アルキル基、炭素原
子数3〜25の直鎖状もしくは分岐状アルケニル基、又
は炭素原子数3〜25の直鎮状亀しくは分岐状アルキニ
ル基を表わす。〕 で示される/−D−中シロビテノシド系化合物である。
弐〇)で示される化金物は、新規化合物である。
上記式〇)中、Rで褒わされる1価の炭化水素基が、炭
素原子Wk7〜18個の直鎖状アルキル基もしくは炭素
原子数3〜18個の分絃状アル中ル基、炭素原子数3〜
18個のアルケニル基又は炭素原子数3〜18個のアル
キニル基であると、弐〇)で示されるキシルピラノシド
が、コンドロイチン硫酸の開始剤として顕着な効果を発
揮する為に好ましい。
具体的化合物としては、 (1)  21−ヘプチル 1−チオ−β−ローキシ−
ピラノシド(2)n−オタチル l−チオーI−D−キ
シロピラノシド(3)  1m−ノニル 1−チオ−β
−ロー午シロビツノシド(4)n−デシル 1−チオー
β−D−キシロビツノシド(5)  Ik−ウンデシル
 1−チオ−β−ローキシロピラノシド(6)  n−
ラウリル 1−千オーβ−D〒キシロピラノシド(7)
n−トリデシル 1−チオー/−D−中シービラノシド
傳) カーミリスチル 1−チオβ−D−中シロビラノ
シド(9)  n−ペンタデシル 1−チオ−β−ロー
キシロピラノシド−n−セチル 1−チオ−β−ローキ
シロピラノシド■ n−ヘプタデシル l−千オーβ−
D−キシロピラノシドas  n−ステアリル l−チ
オー!−D−キシロピラノシドal  B−イコシル 
1−チオ−β−ローキシロピラノシド114  m−ト
コシル 1−千オーβ−〇−キシロピラノシドa9 n
−テトラコシル l−千オーβ−D−キシロピラノシド
鱒 イソプロピル 1−チオーβ−D−キシセビラノシ
ド鰭 イソブチル 1−チオーβ−D−キシロピラノシ
ドa時蹴−ブチル 1−チオーβ−D−キシロピラノシ
ド軸 イソアミル 1−チオ−β−ローキシ菅ピラノシ
ド(至)ネオペンチル 1−千オーβ−D−キシロピラ
ノシドー鱈−イソアミル 1−チオ−β−ローキシロピ
ラノシド(2)イソヘキシル 1−チオ−β−ローキシ
ロピラノシド(2)イソノニル l−チオ−β−ローキ
シロピラノシド−イソラウリル l−チオーβ−D−キ
シロビテノシド(2)イソペンタデシル 1−チオ−β
−ローキシロピラノシド(2)イソステアリル l−チ
オ−β−ローキシロピラノシド(至)アリル 1−チオ
ーβ−D−中シロビラノシド(至)プロパルギル 1−
千オーβ−D−キシロピラノシドなどが挙げられる。
弐〇)で示される本発明化合物は、次に示す反応経−に
従って合成する仁とがで龜る。すなわち、 (I[)          (ffi)(IV) (V)     、、、    (VI)(I) 〔上記径路及び式中、ACはアセチル(CH,Co )
基を表わす。Xは臭素又はヨウ素を表わし、Rは前述の
意味を有する。〕 すなわち、D−キシロース(It)をへドソン(Hud
som ) 等の方法〔シー−ニス・へドソン(C,8
,Hudson )、ジエー* x A −シ目> V
 >(J、M、Johnson )、ジャーナル・オプ
・ジ・アメリカン・ケミカル・ソ!イエティ(J、Am
Ch@m、8oe、)、37.2748 (1915)
 )によりアセチル化してテトラアセテート(III)
を得、これをホランド(1folland )等の方法
〔シー・ブイ働本ランド(C,V、Ho1land )
、ディー−ホートン(D 、 Horton )、ジX
 −11ニス・ジエーウエル(J、S、J@W・11)
、ジャーナル・オプ・オーガニック・ケミス)リ−(J
−Org −Ch@w )、32 、■目8(HI3)
〕により塩塩化アルミニラで処理して化合物(5)を得
る。このとき、(II)を塩化アルミニウムで短時間処
理すると(IV)のβ一体が得られるが、長時間処理す
ると熱力学的によ伽安定なα一体が得られる。W)はま
た(II)を塩化亜鉛存在下、塩化アセチルと処理する
ことによっても得ることができる〔上記、J、Am、C
hem、8oe 、、 37.2748 (1115)
参照〕。
次に化合物(IV)をチオ尿素、次−でビ*l11硫−
カリウムと反応させて化合物(V)を得る。
次−でこの化合物(V)をRXで表わされる臭化物もし
くはヨウ化物と反応させて化合物(Vl)を得る。かく
して得られる化合物(Vl)をメタノール中、触媒量の
水酸化リチウム等の塩基で処理して、本発明の化合物(
I)を得る。
かくして、得られる本発明のβ−D−キシロピラノシド
系化合物は、後記試験例、第2表に於て示すように、コ
ンドロイチン硫酸生合成の良禽開始剤(1nitiat
or )となる。しか1本発明の/−D−キシ費ピラノ
シド系化合物を開始剤として合成されるグリコサミノグ
リカンは、正常なプロテオグリカン(分子12.5X1
0’以上)に比べて、タンパク質成分を結合しておらず
、しかも分子量が極めて低いく分子量!、0X10’〜
8.0X10’)ため組織中にとどまり曽く、組織培養
系では、培地中に、動物体内では、組織を離れて自流中
に遊離されることになる。このことは、本発明のβ−〇
−キシロピラノシド系化合物を生体に投与することによ
って、組織を構成する細胞膜表面のプロテオグリカンの
量を減少せしめ、本発明のβ−D−キシロピラノシド系
化合物を開始剤としてできた低分子量のグリコ11ノグ
リカン(コンドロイチン硫酸等)が血流中に放出される
結果となる。癌細胞を例にとって説明すれば、癌細胞表
面のプぞチオグリカンの量が極めて少量となり、癌細胞
はいわば縄の状態となって、免疫細胞による免疫力を高
める結果となる。従って、本発明化合物は癌の予防及び
治療に有用であることが充分期待される。
また、自流中に放出されるグリコすミノダリカン(コン
ドロイチン硫酸等)は、体外から特別に投与されたコン
ドロイチン硫酸と同様の効果を生体に及埋し、直管壁へ
の脂質沈着、動脈硬化に由来する諸疾患の予防及び治療
に有用であることが期待される。
サラに、本発明のβ−D−キシロピラノシド系化合物は
従来の0− lI −D−キシロビテノシド系化合物と
比べ、生体に投与されるに際して、酵素等による加水分
解を受は雌く、従って制癌効果、動脈硬化抑制効果等が
、損われる仁となく良好に発揮される。この点で従来例
にはな一利点を有して−る。
以下、実施例及び試験例を示して本発明を更に詳しく説
明する。
50≦ア七トン水溶液20t7に2.3.4−トリー〇
−アセチルー1−チオ−β−D−キシロピラノシド(V
)2.92pと臭化n−ヘプチル1.7eFを加えた。
この溶液に、更に、炭酸カリウム1.38りを加え、1
時間煮沸還流した。
反応終了後、溶液を酢酸で中和し、クロロホルムで抽出
し、水洗乾燥した。溶媒を留夫し、無色油状のn−ヘプ
チル2,3.4−)ジ−0−アセチル−1−チオ−β−
D−キシロピラノシド(Vl)L55Fを得た。収率6
53襲。
かくして得られたn−ヘプチル2,3.4−トリー〇−
アセチルー1−千オーβ−D−キシロピラノシド(VI
)の比旋光度、赤外線スペクトル及びNMRスペクシル
を測定した。結果を以下に示した。
〔α)D=−s6.4°(C=1.38、CHct=)
IR(neat 、as  ) 〜1755゜’HNM
R(CDCI、) 、J、ppm: 4.6 (IH,
d、Je=8Hz、1−H) 。
4.2’l (IH,dd、J =5.6 、12Hz
、H−5s ) 、 8−38(IH,dd、J =9
J、12Hz、H−5m)、、2.05(3H,S) 
1.07(6H,S) 、0.9(3H,t) 、1.
33(IOH,m) 。
1g7(2H,t)、4.8〜55(3H,m)。
次にこの化合物(Vl)148りをメタノール10−に
溶解し、この溶液に水酸化リチウム10MII加えた後
、室温で1時間攪拌して、本発明化合物であるn−へブ
チル 1−チオー/−D−キシロピラノシド1.5Fを
得え、収率95弧。
IR(KBr、z−″”):3200〜3500.29
20゜2850.1045〜1050゜ ’HNMR(CDIOD)、J、ppm+ 0.9 (
3H,t)、1.3(IOH,m) 、167(2H,
t) 、3〜4.1(5H,!IS) 。
4.3!(IH,d、J−9Hs、H−1)。
塩化メチレン20−に2.3.4−)リーO−アセチル
ー1−チオ−β−D−キシロピラノシド(V)z、s2
pと臭化n−tlfk193Pを溶解し、更に)リエチ
ルアミン153−を加えて、室温下1日周攪拌した。反
応終了後、反応**を水洗し、乾燥した。後、溶媒を留
去し、無色で油状の1−オクチル−2,3,4−)リー
〇−アセチルー1−チオ−/−D−キシロピラノシド(
Vl)1.0391を得た。収率257%。
〔α〕D冨−60.1°(C=1.330.CHC1,
)。
IR(neat、w  ):175S。
’HNMR(CDCI、) 、 J 、 ppm: 4
.6 (IH,d 、 J=8HS 。
H−1) *417(IH,dd、J−5,6,lj!
Hz 。
H−5e) 、8.38(IH,dd、J=9.2 、
14Hz 、H−5m) 。
t、05(6H,畠)、!、07(3H,s)、0.9
(3H,t)。
1.33(IOH,m) 、L67(2H,t) 、4
.8〜5.5.(3H,m)。
かくして得られた化合物(Vl−) 2りをメタノール
10WIIに溶解し、水酸化リチウム15ダを加えて、
室温で1時間攪拌し、n−オクチル1−チオー/−D−
キシ゛ロビラノシドの無色針状晶13!Fを得た。収率
95襲。
IR(KBr、cs+−”) = 3200〜3500
 、2(J!0 。
2850.1045〜1050゜ 臭化n−ヘプチルの代わりに、臭化n−ラウリルL41
1Fを用−た以外は、実施例1と同一の原料及び方法に
より、n−ラウリル−2,3゜4−)9−0−アセチル
−1−チオー/−D−キシロピラノシド(■)の無色の
針状晶*spを得た。収率5G憾。
rml  :  52C。
IR(KBr、am−” ) :  1746゜次いで
、この化合物(Vl)を実施例1と同一の方法によ抄脱
アセチル化して、−−ラウリル1−チオ−β−ローキシ
ロピラノシドの無色針状晶を得た。収率90%。
IR(KBr 、cMI−”):3H)O〜3500゜
!920,285G。
1045〜1050゜ 臭化n−ヘプチルの代わりに、冒つ化n−ステアリル8
.8Fを用い、煮沸還流婚理時間を15時間とした以外
は、実施例1と同一の原料反び方法により、l−ステア
リル2,3.4−)ジ−0−アセチル−1−チオ−β−
〇−中シロビラノシド(Vl)の白色粉末1.63Fを
得た。
収率30囁。
mp :  60〜61C。
IR(KBr、3−”): 1745゜次いでこの化合
物(VI)を実施例1と同一の方法で処理して、n−ス
テアリル 1−チオ−β−ローキシロピラノシドの白色
粉末を得た。
収率8S襲。
IR(KBr、am−’) : 3200〜3500 
、2920 。
2850.1945〜1050゜ 50%アセトン水溶液20−に2.3.4−トリーO−
アセチルー1−チオ−β−D−キシ四ピラノシド(V)
2.922と炭酸カリウム1、38 Fを加えた。この
溶液にヨウ化イソプロピル1.71を滴下して加た後、
室温で2時間攪拌した6反応終了後、実施例1と同一の
処理を施して無色油状のイソプロピル 1−チオ−β−
ローキシロピラノシド(Vl)1.981を得た。
収率on弧、 Rf ()ルエン:酢酸エチル=3:1
)償0.43゜ 次に、この化合物(VI)を実施例1と同一の方法で脱
アセチル化して、本発明化合物であるイソプロピル l
−チオ−β−ローキシロピラノシドの無色針状結晶1.
181を得た。収率96%。
IR(KBr、cm−”) = 3370 、1045
゜臭化n−ヘプチルの代わ9に臭化鱈−1+ ル1、3
7 Fを用い、煮沸還流処理時間を1.5時間とした以
外は、実施例1と同一の原料及び方法によ抄、無色油状
の蹴−ブチル2,3.4−)リー〇−アセチルーβ−D
−キシ!ビッツシト(Vl)1.04Fを得た。収率3
0憾。Rr(トルエン8酢陵エチル=3:1):0.5
G。
次いで、この化合物(VI)を実施例1と同一の方法で
脱アセチル化して鴛−ブチル 1−チオー!−〇−キシ
四ピラノシドの無色針状結晶01FIll&。収率so
s。
IR(KBr、on−”)〜3380.1050゜習つ
化イソプロピルの代わりに、ヨウ化アリル1g11Pを
用いた以外は、実施例5と同一の原料及び方法によ抄、
無色油状のアリル2,3゜4−)9−0−ア七チルーβ
−D−キシロピラノシド(Vl)8.32Fを得た。収
率100%。
R4()pwxン: 酢酸xq−st−3: 1 ) 
: 0.48゜次−で、この化合物(VI)を実施例1
と同一の方法で脱アセチル化して、         
8アリル  l−チオ−β−ローキシロピラノシドの、
無色針状もしくは、リン片状結晶1.88tを得た。収
率915!。
1R(KBr、am″″’):3380,1630,1
045゜実施例8 臭化n−ヘプチルの代わりに、臭化n−ノ二k、臭化n
−デシル、臭化n−ウンデシル、臭化n−ミリスチル、
臭化n−セチル、臭化イソブチル、臭化イソアミル、臭
化フa ハルq k、もしくは臭化イソヘキシルを用い
た以外は実施例1と同一の原料及び方法によ抄、本発明
化合物である、亀−ノニル 1−チオ−β−ローキシロ
ピラノシド、n−デシル 1−チオ−β−ローキシロピ
ラノシド、n−ウンデシル 1−チオー!−D−キシリ
ビラノシド、n−ミリスチル 1−チオー/−D−キシ
ロピラノシド、。
n−セチル 1−チオ−β−ローキシロピラノシド、イ
ソブチル 1−チオ−β−ローキシロピラノシド、イソ
ア濁ル 1−チオーβ−D−キシリビラノシド、プロパ
ルギル l−チオ−β−ローキシロピラノシド及びイソ
ヘキシル1−チオー!−D−キシロピラノシドを得た。
次に、実施例1〜3によsm*された本発明のβ−D−
キシリビラノシド系化合物の融点、比旋光度及び薄層ク
ロマ)グラフィー(TLC)(固定相ニジリカゲル、移
動相、CHC*s :M@0H−721)にてR4値を
測定した。結果を第1表に示した。
第  1  表 4kCHC1s @M@0H=5= 1試験例 15日l0ニワトリ胚(chick @mbryo )
からタイリード培地(テyrodjm m@dium 
)  中で置端軟骨を氷冷しながら採取し、余分な組織
を取抄除いた。5匹分に相当する軟骨150111Fに
5−(F)BGJb(完全合成培地、GIBCO社(G
randIsland Blologieal Com
pany )の処方に従って#製〕を加え、a7cで前
培養(pre−1neubat−1on )を行なった
。培地を交換した後、新たにlajを加え、2*Ciノ
Nal  804を添加して37Cで2時間保温した。
さらに、アイソシープを含まない新鮮な培地(chas
e medtmn 、 追跡培地)l−と交換し、37
Cで1時−保温を行なってから培地と組織に分離した。
キシロシド化合物のブリコサミノグリカンの合成に及は
す影響を調べるためには、前培養及び培養の培地中にキ
シロシド化合物の夛メチルスルネ中シト(DMSO)溶
液を一定濃度になるように添加した。
培養後1、ラベル培地(lab@led msdium
 、Nag”SO4を含む培地)と追跡培地(chas
e medium )を会わ艙て0.’5 MTris
−HCII緩衝液(pH8,0)中でプロ′ナーゼーp
を加え、set:’で16時間消化した。消化反応液を
、0.2Mギ酸アンモニウム液を溶出液としてバイオ−
ゲルP−2(Hle−G@l 、Blo−Rab社製商
品名)を充填したカラム(LSX1451)を用いてゲ
ルろ過に付し、Vo−分を集めた後、凍結乾燥し、て粗
グリコサミノダリカンを得た。
一方、上記に於て、培地と分離され”た組織には、氷冷
した4Mグアニジン塩酸を加え、−20Cにて一夜放置
後均一にす抄漬しく homog@ni篤e)した、得
゛られたホモジネーシを室温で一夜敦置後% 8.SO
Orpmで遠心し、上清を得た。この上清に3倍量の水
を加え、さらにその3倍量の9ss工責ノール(1,3
1の酢酸カリウムを含tr)を加えて、沈殿を得た。こ
の操作番さらに2a繰抄返した後、得られた沈殿を合わ
せて、デシケータ中で乾燥させた=得られた沈殿を0.
02 M Trls−HCjll@液(pH8,0)に
溶かし、上記した培地の場合と同様にプロナーゼによる
消化を行なって粗グリコVtノダリカンを得た。
キシロシド化合物として、既知物質であるメチル 1−
チオ−β−ローキシロピラノシド及び鳳−ブチル 1−
チオ−β−ローキシロピラノシド、本発明化合物である
勤−ヘプチル 1−チオ−β−ローキシロピラノシド、
n−オクチル 1−チオーβ−D−キシロビツノシド、
n−ノニル 1−チオ−β−り一今シロピラノシド、n
−デシル 1−チオー/−D−キシロピラノシド、n−
ウンデシル l−チオ−β−ローキシロピラノシド、n
−ラウリル i−チオ−β−ローキシロピラノシド及び
n−セチル1−チオー!−〇−キシロピラノシドを用い
〔S“S〕グリコ117グリカンの総合酸量(11S取
り込み量)に対する影響をみた。
即ち、まず溶媒であるDM80添加の影響をみた後、培
地中にシクロヘキ!/ミドを終濃度9.3 taMとな
る様に加えて (S @ S )グリコVtノダリカン
の合成を約95弧まで阻止した。次いで、かくしてグ豐
コサミノグリカンの合成を阻害された培地中にキシロシ
ド化合物の種々の濃度の0M80溶液を加えて、 S取
り込み割合〔無添加(control )培地中におけ
る取込み量を106としたときの、 S取り込み量の相
対値をパーセントで表わしたもの〕の回復状況をみた。
結果を第2表に示した。
第2表 を 第2表から明らかな様に、培地中に終濃度0.1〜1.
0’lGのDMSOを添加した場合には、IIs取畳込
み割合が±10%と、少ない変動量となるが、これに、
〔S〕グリコサミノダリカン合成の阻害となるシクロヘ
キシミドを加えると約5〜6sに低下する。
かかる状態の培地に、0.02〜0.40mMの本発明
の午シロシト化合物の0M80溶液を加えると、 S取
り込み割合が、低いものでも10.0stで回復し、n
−ヘプチル 1−チオβ−D−キシロビラノシド或いは
n−オクチル 1−チオ−β−ローキシロピラノシドを
用いり場合には、0.02mMの0M80溶液でも無添
加(control )の場合と比べて約2倍の S取
抄込み量を示し、本発明化合物が、既知物質であるメチ
ル 1−チオーβ−D−キシロピラノシド或−はn−ブ
チル トチト/−D−キシ調ピラノシFなどと比べても
、コンドロイチン硫酸合成の良き1nitiatorと
なる1ことを示している。
手続補正占 UE 和ss ;l二io 月3iIt特許庁長富 島
 1)春 樹   殿 1、事件の表示 昭和s6年特許 願第144001  号2、発明の1
称 /−D−キシ賞ピラノシド系化合物 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 名 称 生化学工業株丈会社 (氏 名) ″・に話(586:”11738〜9 5、補正命令の日付 自発 6、補正により増加する発明の数 なし7、補正の対象
 明細書の発明の詳細な説明の横8、補正の内容 明細書の発明の詳細な説明の欄において、明細書落19
真の第1表のRがアリル及びグロパルギルの欄の を、 と補正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 〔式中、Bは炭−原子Wk7〜25の直鎖状アルキル基
    もしくは炭素原子数3〜25の分岐状アルキル基、炭素
    原子数3〜25の直鎖状もしくは分岐状アルケニル基、
    又は炭素原子数3〜2sの直鎖状もしくは分肢状アルキ
    ニル基を表わす、〕 で示される/−D−キシロピッ/シト系化合物。
JP14400181A 1980-12-09 1981-09-14 β―D―キシロピラノシド系化合物 Granted JPS5846099A (ja)

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JP14400181A JPS5846099A (ja) 1981-09-14 1981-09-14 β―D―キシロピラノシド系化合物
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CHEM ABST=1970 *
CHEM ABST=1988 *

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