JPS5845675A - 固定磁気デイスク装置の温度バランス機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、固定磁気ディスク装置に関し、特に固定磁気
ディスク装置内の温度分布を均一にする為の構造に関す
る。

従来の固定磁気ディスク装置においては、その磁気ヘッ
ド位置決め機構等にステップモータやボイスコイルモー
タ等が用いられているが、このステップモータやボイス
コイルモータ等は磁気ヘッドを目的の位置に移動又は移
動させた後位置を保持する為に電流が供給されるのでこ
れにより熱が発生していた。

とのモータ等から発生する熱エネルギーは固定磁気ディ
スク装置本体、磁気ディスク、磁気ヘッド保持アーム、
磁気ヘッド本体等に伝導され熱膨張を起こす。この結果
、磁気ヘッドは磁気ディスクに対する相対位置がすれて
書き込み又は読み出し誤りを生じ、いわゆる熱オフトラ
ック現象を生じ、固定磁気ディスク装置の信頼性を低下
させるという欠点があった。

本発明の目的は固定磁気ディスク装置におけるモジュー
ル内の温度分布を均一化し熱オフトラックを減少さぜた
同定磁気ディスク装置の温度バランス機構を提供するこ
とにある。

本発明によれば、磁気ディスク、および磁気ヘッドを有
する磁気ヘッド保持アームをモジュール内に組込んだ固
定磁気ディスク装置Ｍにおいて、前記磁気ヘッドを位置
決めするだめの駆動機構に近接した位置で、前記固定磁
気ディスク装置のモジュール内に冷却フィンを設けたこ
とを特徴とする固定磁気ディスク装置の温度バランス機
構が得られる。

更に本発明によれば、特許請求の範囲第１項において、
前記冷却フィンは磁気ディスクの回転による空気流が当
る位置に設けたことを特徴とする固定磁気ディスク装置
の温度バランス機構が得ら扛る。

次に本発明の一実施例について図面を参照して説明する
。

第１図は本発明の一実施例である固定磁気ディスク装部
を示す。第１図において、固定磁気ディスク装置は磁気
ディスク１０、磁気ディスクを駆動するモータ（図示せ
ず）、磁気ディスク１０にりを読出しする磁気ヘッド２
０、一端に前記磁気ヘッド２０を増刊は他端をピボット
機構３０を有する磁気ベッド保持アーム４０．磁気ディ
スク上の目的とするトラック位置に前記磁気ヘッドを位
置決めするだめのステップモータを含む磁気ヘッド位置
決め機構６０、および該駆動機構６０の熱エネルギーを
放出する温度バランス機構８０等をモシー−ル化したも
ので、これらの磁気ディスク１０、磁気ヘッドを取付け
た磁気ヘッド保持アーム４０および温度バランス機観磁
気ディスク装置本体１００上に取付けられていて、装置
内部に密閉さ扛た状態で増刊けらｎている。特にこのバ
ランス機構は冷却フィン８０が用いらｎ、磁気ヘッドを
駆動するステップモータ６０に近接した位１１に固着さ
ｎている。

第２図は第１図に示した固定磁気ディスク装置に用いら
扛る磁気ヘッドの位置決め機構を示す。

第２図において、磁気ヘッドの位置決め機構は磁気ヘッ
ド保持アーム４０に取付けられたローラ４１とステップ
モータ６０の軸に取付けられたカム５０とがスプリング
７０によって常時接触するように構成さｎていて、ステ
ップモータ６０のブラケット６１が磁気ディスク装置揄
本体に固定されている。

したがってステップモータ６０はその回転によシ磁気ヘ
ッド２０が磁気ディスク１０の所望のトラック位置に移
動するように制御される。この場合ステップ６０は磁気
ヘッドを高速にシークさせるためにステップモータ自身
に可成りの大電流が供給されるのでここから発熱を生じ
る。この熱エネルギーは磁気ディスク装置内部に取付け
た温度バランス機構である冷却フィンに伝達さ７′する
。一方磁気ディスク１０は矢印入方向に回転すると、同
方向Ｂに空気流が生じる。この空気流は第３図に示すよ
うに冷却フィン８０に当υ、熱エネルギーを吸収して再
び磁気ディスク上に送シ出され、磁気ディスク上と冷却
フィン８０とを循環する。

この結果、固定磁気ディスクは、その内部で空気流が循
環して流れるので内部の各部の温度が均一になり（又は
近づき）磁気ディスク、磁気ヘッド５− 保持アーム等の温度差による熱膨張の変化を減少させ磁
気ヘッドのトラック選択時における熱オントラックをな
くすようにしたものである。

次に磁気ヘッドにおける熱オフトラックを減少させる原
理を説明すると、第４図に示すように固定磁気ディスク
本体の部材ｂ１磁気ヘッド部材ａ。

磁気ディスク部材Ｃとすると、磁気ヘッドと磁気ディス
クの相対位置は７で表わされ、部材間の温度上昇が異な
っている（△１．＋△ｔｂＮ△１．）場合はτの変化Δ
τは △τ＝τｂαｂΔｔｂ−τ８α８△ｔ、−τ。α０△ｔ
。

・・・・・（１）式 （但し、τ：部材長さ、△ｔ：温度上昇、α：熱膨張係
数） で表わされ、零にすることができない。

部材間の温度上昇が同一（△ｊａ＝＝△ｔｂ−△１゜−
△ｔ）の場合はτの変化△は △τ＝（Ｔｂαｂ−τ８α８−丁。αＣ）△ｔ　・パ・
・・（２）式％式％ したがって、同定磁気ディスク装置はそれぞれ６− の部材の長さ、熱膨張係数等を選び、かつ前述の各部制
に及ぶ温度分布を均一化にすることによシ熱オフトラッ
クを減少させることができる。

なり、本発明の一実施例においては磁気ヘッド保持アー
ムとカム機構等によ多構成された磁気ヘッド位置決め機
構を示しだが、他の実施例としてボイスコイルモータや
、スチールバンドとステップモータを用いたもの等にも
応用できることは明白である。

本発明は以上説明したとおシ、モジュール内の温度分布
を均一化する温度バランス機構を用いることにより熱オ
フトラックを減少させる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例である固定磁気ディスク装置
歳の透視概略図、第２図は第１図に示した固定磁気ディ
スク装置に用いら扛ている磁気ヘッド位置決め機構を示
す図、第３図は本実施例における空気の流れを示す図、
第４図は本実施例における各部材の温度膨張の関係を示
す図である。 １０・・・・・・磁気ディスク、２０・・・・・・磁気
ヘッド、３０・・・・・・ピボット機構、４０・・・・
・・磁気ヘッド保持機構、４ｔ°゛°°°ローラ、５０
・・・・・・カム、６０・・・・・・ステップモータ、
７０・・・・・・スプリング、８０１９１１．。 冷却フィン、ｉｏｏ・・・・・・磁気ディスク装置本体
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）磁気ディスク、および磁気ヘッドを有する磁気ヘ
   ッド保持アームをモジュール内に組込んだ固定磁気ディ
   スク装置において、前記磁気ヘッドを位置決めするだめ
   の駆動機構に近接した位置で、前記固定磁気ディスク装
   置のモジー−ル内に冷却フィンを設けたことを特徴とす
   る固定磁気ディスク装置の温度バランス機構。 （２、特許請求の範囲第１項において、前記冷却フィン
   は磁気ディスクの回転による空気流が当る位置に設けた
   ことを％徴とする固定磁気ディスク装置の温度バランス
   機構。