JPH0648639Y2 - 磁気ディスク装置のスポイラー - Google Patents

磁気ディスク装置のスポイラー

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JPH0648639Y2
JPH0648639Y2 JP12900089U JP12900089U JPH0648639Y2 JP H0648639 Y2 JPH0648639 Y2 JP H0648639Y2 JP 12900089 U JP12900089 U JP 12900089U JP 12900089 U JP12900089 U JP 12900089U JP H0648639 Y2 JPH0648639 Y2 JP H0648639Y2
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JP
Japan
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magnetic disk
spoiler
actuator
disk device
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JP12900089U
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JPH0371492U (ja
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保史 澤
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [概要] アクチュエータの近傍に配設され、スタビライザー部が
磁気ディスク間に延出し、前記磁気ディスクの回転によ
り発生する気流をアクチュエータのコイルに導き、冷却
する磁気ディスク装置のスポイラーに関し、 消費電力が少なくなる磁気ディスク装置のスポイラーを
提供することを目的とし、 前記スタビライザー部が前記磁気ディスクのリード/ラ
イト領域のアウタ側から略1/3まで延出するように構成
する。
[産業上の利用分野] 本考案は、アクチュエータの近傍に配設され、スタビラ
イザー部が磁気ディスク間に延出し、前記磁気ディスク
の回転により発生する気流をアクチュエータのコイルに
導き、冷却する磁気ディスク装置のスポイラーに関す
る。
[従来の技術] 次に図面に用いて従来例を説明する。第6図は従来の磁
気ディスク装置を説明する部分断面図、第7図は第6図
においてスポイラーの側面図、第8図は第7図における
上面図である。
第6図において、1はエンクロージャ、2はエンクロー
ジャ1内で複数枚積層配置され、図示しないスピンドル
モータによって回転駆動される磁気ディスクである。
3は各磁気ディスク2に対してデータのリード/ライト
を行うヘッドである。このヘッド3は、ヘッドアーム4
を介してアクチュエータ5に取り付けられている。本従
来例においては、このアクチュエータ5は、図示しない
リニアモータによって、矢印I方向に直線駆動されるよ
うになっている。
6はアクチュエータ5の近傍に配設されたスポイラーで
ある。このスポイラー6には第7図及び第8図に示すよ
うに、各磁気ディスク2のリード/ライト領域の略イン
ナ側まで延出するスタビライザー部6aが形成されてい
る。更に、7はエンクロージャ1内の塵埃を捕集するフ
ィルタである。
次に上記構成の作動を説明する。アクチュエータ5は図
示しない制御回路によって、矢印I方向に移動し、ヘッ
ド3を磁気ディスク2の目的のトラックに移動させる。
そして、ヘッド3によって、磁気ディスク2に対して、
データのリード/ライトがなされる。
一方、磁気ディスク2は図示しないスピンドルモータに
よって、本従来例においては、3600rpmで回転してい
る。よって、磁気ディスク2の回転により、気流が発生
している。この気流はスポイラー6によって、アクチュ
エータ5方向に導かれ、アクチュエータ5のリニアモー
タのコイルを冷却する。冷却後エンクロージャ1の内壁
面に沿って流れ、フィルタ7を通過する。この時、塵埃
が捕集される。
[考案が解決しようとする課題] 上記構成の磁気ディスク装置において、スポイラー6の
スタビライザー部6aが磁気ディスク2のリード/ライト
領域の略インナ側まで延出しているので、風損が大き
く、それに伴いトルク損失が大きく、消費電力が大きく
なるという問題点がある。
本考案は上記問題点に鑑みてなされたもので、その目的
は、消費電力が少なくなる磁気ディスク装置のスポイラ
ーを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 第1図は本考案の原理図である。図において11はアクチ
ュエータ、12は磁気ディスクである。13はアクチュエー
タ11の近傍に配設され、スタビライザー部13aが磁気デ
ィスク12間に延出し、磁気ディスク12の回転により発生
する気流をアクチュエータ11のコイルに導き、冷却する
スポイラーである。
そして、本考案では、スタビライザー部13aが磁気ディ
スク12のリード/ライト領域のアウタ側から略1/3まで
延出している。
[作用] 第1図に示すに磁気ディスク装置のスポイラーにおい
て、スタビライザー部13aの長さが短いので、風損が少
なく、消費電力が少なくなる。
[実施例] 次に図面を用いて本考案の一実施例を説明する。第2図
は本発明の一実施例を示す平面部分破断図、第3図は第
2図におけるスポイラーの側面図、第4図は第3図にお
ける上面図、第5図は第1図におけるスポイラー長さと
コイル温度,トルク温度との関係を示す図である。
まず、第2図乃至第4図を用いて本実施例の構成を説明
する。これらの図において、21はエンクロージャ、22は
エンクロージャ21内で複数枚積層配置され、図示しない
スピンドルモータによって回転駆動される磁気ディスク
である。
23は各磁気ディスク22に対してデータのリード/ライト
を行うヘッドである。このヘッド23は、ヘッドアーム24
を介してアクチュエータ25に取り付けられている。本従
来例においては、このアクチュエータ25は、図示しない
リニアモータによって、矢印I方向に直線駆動されるよ
うになっている。
26はアクチュエータ5の近傍に配設されたスポイラーで
ある。このスポイラー26には第3図及び第4図に示すよ
うに、各磁気ディスク22の間に延出するスタビライザー
部26aが形成されている。本実施例においては、スタビ
ライザー部26aが磁気ディスク22のリード/ライト領域
のアウタ側から略1/3まで延出している。
更に、27はエンクロージャ21内の塵埃を捕集するフィル
タである。
次に上記構成の作動を説明する。アクチュエータ25は図
示しない制御回路によって、矢印I方向に移動し、ヘッ
ド23を磁気ディスク22の目的のトラックに移動させる。
そして、ヘッド23によって、磁気ディスク22に対して、
データのリード/ライトがなされる。
一方、磁気ディスク22は図示しないスピンドルモータに
よって、本従来例においては、3600rpmで回転してい
る。よって、この磁気ディスク22の回転により、気流が
発生している。この気流はスポイラー26によって、アク
チュエータ25方向に導かれ、アクチュエータ25のリニア
モータのコイルを冷却する。そして、冷却後、エンクロ
ージャ21の内壁面に沿って流れ、フィルタ27を通過す
る。この時、塵埃が捕集される。
ここで、第5図を用いて、本実施例におけるスポイラー
長さとコイル温度,トルク温度との関係を説明する。ス
ポイラー長さを長くすると、風損が大きくなり、それに
伴ってスピンドルモータのトルク損失が大きくなり、磁
気ディスク装置の消費電力が多くなる。また、スポイラ
ー長さを短くすると、アクチュエータ25へ導かれる風量
が少なくなり、コイル温度が上昇する。
よって、トルク損失と、コイル温度とを考慮して、機能
上の最適値を求めると、本実施例においては、スポイラ
ー部26aが磁気ディスク22のリード/ライト領域の略1/3
まで延出するとよいことがわかった。
上記構成によれば、スポイラー部6aの長さを短くしたこ
とにより、風損が少なくなり、それに伴いトルク損失も
少なくなり、消費電力も少なくなる。また、トルク損失
が少ないことより、小型のスピンドルモータを使用する
ことも可能となる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によればスタビライザー部
が磁気ディスクのリード/ライト領域のアウタ側から略
1/3まで延出するように構成したことにより、消費電力
が少なくなる磁気ディスク装置のスポイラーを実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の原理図、 第2図は本発明の一実施例を示す平面部分破断図、 第3図は第2図におけるスポイラーの側面図、 第4図は第3図における上面図、 第5図は第1図におけるスポイラー長さとコイル温度,
トルク温度との関係を示す図、 第6図は従来の磁気ディスク装置を説明する部分断面
図、 第7図は第6図においてスポイラーの側面図、 第8図は第7図における上面図である。 第1図乃至第4図において、 11,25……アクチュエータ、 12,22……磁気ディスク、 13,26……スポイラー、 13a,26a……スタビライザー部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクチュエータ(11)の近傍に配設され、
    スタビライザー部(13a)が磁気ディスク(12)間に延
    出し、前記磁気ディスク(12)の回転により発生する気
    流をアクチュエータのコイルに導き、冷却する磁気ディ
    スク装置のスポイラーにおいて、 前記スタビライザー部(13a)が前記磁気ディスク(1
    2)のリード/ライト領域のアウタ側から略1/3まで延出
    するようにしたことを特徴とする磁気ディスク装置のス
    ポイラー。
JP12900089U 1989-11-02 1989-11-02 磁気ディスク装置のスポイラー Expired - Lifetime JPH0648639Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0371492U JPH0371492U (ja) 1991-07-19
JPH0648639Y2 true JPH0648639Y2 (ja) 1994-12-12

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