JPS5845655A - 磁気テ−プ安定ガイド装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気テープ送り技術に関し、詳細には磁気テー
プ送シのためのテープトランスジューシング装置に関す
る。

とれまで横方向に走査する回転ヘッドドラムのまわシに
テープを凹状に湾曲させて支持する（カップ効果とも称
される）いわゆる「メス」型ガイドが色々使用されてき
た。通常このようなガイドは回転ヘッドドラム平面内に
直接あるか又はこれに極めて接近するテープに対して中
実のバラ午ング材となるので、ドラムとテープとの間に
空気ベアリングを形成することは不可能であった。また
、ドラムの周辺をＶ字形に成形し、７字点でテープに対
抗させても同様に空気ベアリングを形成することはでき
ない。また現在の技術水準における磁気テープ送りで一
般に実現できる制御パラメータ（例えば、テープ張力お
よび速度、およびドラム回転速度曲率）によって形成で
きる空気ベアリングの最大厚みの何倍にもヘッド自体が
ドラムよシ半径方向に突出しているので、仮に空気ベア
リング層が形成されたとしてもベアリング層に空気が出
入りしてベアリング層が破壊される程ヘッドはベアリン
グ層より高くテープを上昇する。

当然であるが、？：、れらの技術例では空気ベアリング
を意図してもいないし望んでもいす、かつテープとドラ
ムとの間の摩擦接触を除去しようとする好ましい目的を
他の手段によって達成している。ｌ−かしながら、これ
らの従来技術の装置のガイド装置は、製造および操作上
複雑であシ１本発明に係わる簡単な空気ベアリングおよ
びその極めて簡単なテープガイド手段と比較して操作上
きびしい制約があった。

従って１本発明の目的は、磁気テープと横方向に回転す
るヘッドドラムとの間に流体ベアリングを形成すること
にある。

本発明によれば、磁気テープは、ドラムとテープとの間
に空気ベアリング層が形成され、ヘッドの先端でしかテ
ープと係合しないよう成形された横方向走査回転トラン
スジューシングヘッドドラムを通過するよう案内される
・空気ベアリングに対する悪影響を防止するだめのガイ
ド手段はヘッドドラムの平面よシ離れた点でしかテープ
と係合せず、かつこれらの点におけるテープの横方向曲
率半径は、ヘッドドラムの径よシ小さくされ、このため
テープの全幅方向にて形成された空気ベアリング上にテ
ープが近接して載置できる。

添付図面、特に第１図全参照する。本図には、多数のト
ランスジューシングヘッドに担持する回転ヘッドドラム
１１が示しである。このドラム１１け、′４を動モータ
１３のシャフト（図示せず）上で回転するよう取付けら
れており、モータ１５のシャフト上に取付けられた分割
回転トランス１４ｔｄ、ヘッド１２と分割固定トランス
１６との間に信号を伝達する。分割固定トランス１６は
、固定ハウジング１７に取付けられている。ハウジング
１７およびモータ１３は、ゲージエレメント１９　（第
２図参照）によってベースプレート−にに正確に位置決
めされており、エレメント１９はプレート１８およびノ
１ウジング、モータ底部上のゲージ面２１および２２に
それぞれ係合している。ポル）２５Ｑ、、ハウジング１
７およびモータ１３をベースプレート１８に固定してい
るが、第９図に示すようにモータ１６に関連するポル）
　２３　’ｉ−取外ずすだけで、ハウジング１７やこの
中の回路−走たけ分割固定トランス１６を損傷するとど
なく回転ヘッド１２ドラム１１、モータ１３および分割
回転トランス１４を１つのユニットとし２て全体を取外
し。

交換または修理できる。

ヘッドドラム１１を通過したテープを案内するため、ド
ラムの順方向又は逆方向に位置する１対の固定ガイドポ
スト　（すなわちローラ）２６がベースプレート１８」
二に設けられている。これら部品間に張られたテープが
ヘッド１２又はドラム１１と摩擦係合することなく急速
すなわチ高速シャトルモードでヘッドドラムを通過でき
るようとれら部品の位置は第１．２および４図に示すよ
うになっている。実際はこれら部品は、ヘッドドラムと
ヘッドの回転によって描かれる仮想円筒包絡線よｐ外部
に位置する。

しかしながら、再生記録モードで使用するには、テープ
２７（第２図）をヘッドドラム１１のまわりに受けて、
ヘッド１２がテープの全幅方向と係合するようにしなけ
ればならない。

本発明ではヘッドドラムとテープ裏面とが直接係合する
ことなく、上記の目的のためテープを受け、後述するテ
ープとドラムとの間に形成される空気ベアリングの干渉
を防止することが好せしい。

ヘッドドラム１１の説明の際述べたカップ効果を得るた
め、本発明は第２図に示すようにヘッドドラムの順方向
および逆方向位置においてヘッドドラムの曲率半径より
も小さな曲率半径にテープを湾曲させて支持するという
新しい原理を採用している。ガイドコントローラ３２に
よって取付けられ、かつ制御されるガイド部材６１は、
格納位置（第４図）と作動位置（第１〜３図）との間で
移動できるように設けられている。ガイド部材６１が作
動位置にある時に、ガイド３１の順方向又は逆方向端に
あるテープの小半径曲線は、全体がヘッドの回転によっ
て形成される仮想円筒包絡線内にあるか、又はテープの
中心点にてこの包絡線に接している（第２図参照）０ ガイド６１け、第１図に示すように中心部分３３をドラ
ム１１から完全に離間させ、２つのガイド部３４をガイ
ド３１の逆方向端および順方向端に設けることによって
、これら目的を達成している。各ガイド部６４　（第３
図および第５図）は、突出した下方テープエツジガイド
３６を有し、はぼドラムと同一径の円形湾曲四部に形成
されているが、下方端にはテープ裏面に係合し、　ドラ
ムの曲率よりも小さな曲率にテープを押圧するだめの底
部３８を有している・最適効果を奏するだめのドラムに
対するガイドの移動量はコントローラによって制御され
る。

従って、第１〜第５図のガ・ｆド３１は、実際はヘッド
の回転平面から所定距離（この距離はヘッドドラムの軸
方向に取ったものである）離れた点だけでテープと係合
する。

第５図のガイドでは、テープは底部３８と、この底部の
下方にある湾曲のエツジ６７部に示される２つの離間し
たゾーン内でガイド部３４と係合する。

第６図は、曲率半径４４の小さな両端よりも中間部分４
１の曲率半径を大きくしたガイド曲線の別の実施例を示
す・ この実施例では、テープはガイド曲線のすべての点で係
合し、２つの接触ゾーンは連続する。

高速シャトルモード時のようにテープをヘッド又はヘッ
ドドラムと接触させながら引出す必要がない場合又はシ
ャトルモードのない場合、第１図の点線で示すガイドボ
スト２６ａ図のようにガイドボスト２６を装置にできる
だけ接近させると有利であることが判った。との場合ガ
イド部６４ば、第７図および第８図のガイド３３１ａに
示されるように２つの非連続ゾーンでテープと係合する
。この状態でｔ」二、テープ２７はヘッドドラムの一方
の側面上の２つの点４６゜４７（すなわち逆方向又は順
方向）および他方の側面上の点４８．４９にて係合する
０ガイド部５４の間にあるテープとドラム１１との間で
空気ベアリング層を発生する′には、ドラムにテープに
対応するかなりの軸方向距離を有するほぼ円形状の円筒
面が設けである。テープ張力を磁気記録技術で普通用い
られる張力とし、テレビ又は広帯域信号記録および再生
に適した速度でドラムを回転すれば、ドラム１１は約５
０〜２００　　マイクロインチの厚さの自動加圧空気ベ
アリング層をシ１５生できると予想される。

ドラム面５１の軸方向長さは、ベアリング層から横方向
に空気がリークしてベアリング層を縮小しないように少
なくともベアリング層の厚さの数百倍にしなければなら
ない・本例では、ドラムの軸方向長さは、ベアリング層
の約千倍であるので、横方向の気流に対してベアリング
層の加圧空気が圧力を減少させない程細長い制御オリフ
ィスがテープとドラムにより形成される。

従来技術との別の差異は、予想される空気ベアリング層
の厚さよりも若干高くヘッド１２をドラム面５１から半
径方向へ突出させ、テープと係合し、ドラム面５１の軸
方向寸法よシも実質的に短い横方向距離の局部的ゾーン
のみにおいてテープをドラムおよび空気層から上方へ移
動させたことにある０換百すれば、制限オリスイス効果
を喪失させて、このため加圧空気層を横方向に流し、ベ
アリング層を縮小する程高くテープをドラム面より上げ
かいことが好ましい。

従って、ヘッドのチップ自体しかテープに係合しないよ
うドラムとテープの間に空気ベアリング層を発生さぜる
よう成形された横方向走査用回転トランスジューシング
ヘッドドラムを磁気テープが案内されて通過する装置に
ついて説明したが、この装置では空気ベアリング層の悪
影響を防止するため、ガイド手段はヘッドドラム面から
離れた点でしかテープと係合せず、とれらの点ではテー
プの横方向曲率がヘッドドラムの径よりも小さくなるよ
うにされており、このためテープの全幅にわたって形成
された空気ベアリング」二にテープが密に載ることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ｌま、本発明に係る磁気テープガイドおよび横
方向回転ヘッドドラム装置の平面図、第２図は第１図の
２−２線に沿った側端面図、第３図は第１図の６−５平
面に沿った側断面図、＊＜４図（よガイド部を格納状態
にして示した第３図と同様な側断面図、第５図はテープ
を所定位置に設置した第１〜５図のガイド部の拡大部分
側面図、第６図ｔま第５図のガイドの別Ｑ実施例の部分
仰向図、第７図は第５図のガイドの別の実施例の側面図
、第８図は第７図の８−８線の平面に沿う部分平面図、
第９図は一部を省略した第１図と同様な平面図である。 １１・・・回転ヘッドドラム １２・・・磁気トランスジューシングヘッド１６・・・
モータ ２６・・・固定ガイドポスト ２７・・・テープ ３１・・・ガイド部材 ３２・・・ガイドコントローラ 出願人　　　アムペックス　コーポレーション代理人弁
理士　飯　１）伸　行５ し　　□ 手　　続　　補　　正　　山　（１１発）昭和　２５′
ノ　年１０月ｌｔ日 ！侍１作庁長官　ネ腎　杉　相　大　殿２　発明の名ゼ
エ、 磁気テープ安定ノｊイ　ド装置 ３イ１（ｉ正をする者

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）磁気テープの横方向面にて回転するドラム取付磁
   気トランスジュシングヘッド手段に対してトランスジュ
   ースする関係にて所定通路に沿って磁気テープを安定的
   にガイドする装置において、上記ヘッド回転面よシヘッ
   ドドラムの軸方向に所定距離離間した点でしか上記テー
   プと係合せず、上記ドラム係合点で上記テープを押圧し
   て横方向に沿って湾曲させて支持し、全幅方向にわたっ
   てテープとドラムとを係合させるガイド手段と、上記ド
   ラム上の上記テープの全幅方向にわ九って厚さがほぼ均
   一の加圧流体ベアリング層を発生する手段とから成る磁
   気テープ安定ガイド装置。 （２）上記ガイド手段は、テープとの係合点で上記テー
   プを横方向に沿って湾曲させて支持するよう押圧すると
   共に、上記ドラムの曲率半径よυも実質的に小さな曲率
   半径にされている特許請求の範囲第１項記載の装置ｆｔ
   　。 （３）上記ガイド手段が」二記テープの移動方向に関し
   上記ドラムよυ順方向および逆方向の点にて上記テープ
   と係合する特許請求の範囲第２項記載の装置。 （４）上記流体ベアリング層発生手段が上記テープとド
   ラムとの間に自動空気ベアリング層を発生するのに十分
   な速度で上記ドラムを回転するよう結合された駆動手段
   から成る特許請求の範囲第３項記載の装置０ （５）　　上記ドラムが上記テープに対抗する実質的な
   軸方向長さの実質的に円形の円筒面を有１７、このため
   上記空気ベアリング層より軸方向に空気がリークして縮
   小しないよう空気ベアリング層の発生と維持を容易にし
   でいる特許請求の範囲第４項記載の装置。 （６）上記トランスジューシングヘット手［ｒ；ｆ　。 上記ドラムに係合するよう上記ドラム面より充分に高く
   突出する少なくとも一つの磁気ヘッドを含み、このため
   上記円筒状ドラム面の上記軸方向長さより実質的に横方
   向長さが短かい局部的ゾーンのみにおいて上記ドラムお
   よび上記空気ベアリング層からテープが離間するようテ
   ープを上昇する特許請求の範囲第５項記載の装置・（７
   ）上記ガイド手１、上記ドラムから順方向および逆方向
   に離間する第一対の点、かつ上記ドラムから順方向に離
   間する第二対の点でしかテープエツジと係合せず、上記
   点の対の少なくとも一方の対は、上記ドラムの仮想円筒
   包絡線にある特許請求の範囲第３項記載の装置。 （８）上記ガイド手段からの逆方向および順方向にそれ
   ぞれ第１および第２テープカイトエレメントが設けられ
   、上記エレメントは上記ドラムの仮想円筒包絡線内に少
   なくとも部分的に位置する特許請求の範囲第７項記載の
   装ｕｑ。 （９）」二記ガイド手段は上記ドラムより逆方向にある
   ２つの横方向の第１共通平面ゾーンおよび上記ドラムよ
   り順方向にある２つの横方向の第２共通平而ゾーンにお
   いて上記テープを係合し、上記第１および第２ゾーンは
   上記ドラムの仮想円筒包絡線内にある特許請求の範囲第
   ３項記載の装置。 σＱ　上記ガイド手段の逆方向および順方向にそれぞれ
   第６および第４テープガイド機素が設けられ、上記機素
   は上記ドラムの仮想円筒包絡線外にある特許請求の範囲
   第９項記載の装置。 αη　上記第１および第２ゾーンは隣接するが。 隣接ゾーンとは曲率半径が異なる特許請求の範囲第９項
   記載の装置。