JPS5845637B2 - 光線式安全装置 - Google Patents

光線式安全装置

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JPS5845637B2
JPS5845637B2 JP52080213A JP8021377A JPS5845637B2 JP S5845637 B2 JPS5845637 B2 JP S5845637B2 JP 52080213 A JP52080213 A JP 52080213A JP 8021377 A JP8021377 A JP 8021377A JP S5845637 B2 JPS5845637 B2 JP S5845637B2
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light
signal
emergency stop
output
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俊一 永井
泰裕 馬野
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Komatsu Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレス機械等に用いられろ光線式安全装置に関
する。
プレス機械等においては安全性確保のために光線式安全
装置が用いられている。
この光線式安全装置は危険領域内に1本又は複数本の光
線を投射し、この光線が人間の身体の一部等によって遮
断されると、非常停止信号を出力し、この信号によって
プレス機械のスライド等を停止させるようにしたもので
ある。
ところで上記従来の光線式安全装置は光線を投射する発
光素子あるいはこの光線を受光する受光素子あるいはこ
れらの周辺回路に異常が生じると安全装置の役目を果さ
なくなることがあり、この異常に気がつかずに危険領域
内に手等を入れると、その手等を失うことになりかねな
いので非常に危険である。
しかし、従来の光線式安全装置において発光素子、受光
素子及びそれらの周辺回路の異常検出は全く行なわれて
いないのが現状である。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、光線式安全
装置の発光素子、受光素子及びそれらの周辺回路が正常
に作動するかのチェックを行い、正常であれば次の運転
を可能とするようにした完全な安全機構を提供すること
を目的とする。
この目的のため本発明では対象装置が安全装置不要の状
態にあるとき光線式安全装置の異常の検出を行い、異常
が検出されないときはこれを記憶装置に記憶し、この記
憶装置の記憶有りの条件で次の運転が可能となるように
している。
すなわち本発明では周期動作を行う装置の所定の危険領
域を介して発光素子と受光素子とを対峙配設し、前記発
光素子から前記危険領域を通って前記受光素子に投射さ
れる光線の遮断が前記受光素子の出力にもとづき検出さ
れると非常停止信号を発生し、該非常停止信号により前
記装置の非常停止回路を動作させるようにした光線式安
全装置において、前記発光素子に加えられる発光信号を
開閉するゲート回路と、前記ゲート回路の閉動作を制御
する第1の制御回路と前記装置の各周期動作中における
前記危険領域の監視が不要の期間に動作し、前記非常停
止回路の動作を禁止するとともに前記期間中における前
記ゲート制御回路の制御を可能にする第2の制御回路と
前記ゲート回路の閉動作により前記非常停止信号が生じ
ると、前記期間の終了によりこれを記憶する記憶装置と
を具え、前記記憶装置の記憶有りにより前記装置の次の
周期動作を可能にした光線式安全装置を提供するもので
ある。
以下、本発明の光線式安全装置を添付図面に示した一実
施例を参照して詳細に説明する。
なお以下に示す実施例において本発明に係わるゲート回
路は第1図に示すナンド回路3a〜3dに相当し、第1
の制御回路は第1図に示すフリップフロップF/Fバイ
ナリカウンタに、デコーダ13ナンド回路15a〜13
dを含む回路に相当し、第2の制御回路は第2図に示す
カムスイッチ22の接点22a、22bを含む回路に相
当し、記憶装置はリレーコイル8およびその保持用接点
8bを含む回路に相当する。
第1図は本発明の光線式安全装置の一実施例を示したも
ので本発明をプレス機械の光線式安全装置に適用したも
のである。
発光信号発生器1は発光素子2a、2b、2c、2dを
発光させるための発光信号Sa ) Sb j sc
F sdを発生するものであり、この発光信号Sa 、
Sd は夫々ゲート回路(2人力ナンド回路)3a、3
b、3c、3aを介して各発光素子2a〜2dに加えら
れる。
発光素子2a〜2dはプレス機械のスライド通過部等の
危険領域に光線を投射するものであり、例えば発光ダイ
オードからなる。
発光ダイオード2a〜2dには対応して受光素子4a、
4b、4c。
4dが配設されている。
受光素子4a〜4dは発光素子2a〜2dから投射され
る光線を受光すると受光信号を出力し、この信号は同期
回路5に加えられる。
また同期回路5には前記発光信号発生回路1から発光信
号5a=Sdが加えられている。
同期回路5は発光信号5a=Sd とこれに対応する
受光信号とを夫々突合せ、両者共に信号が有る場合は対
応する出力ラインla 、 lb 、 lc 、 ld
に信号を出力し、また発光信号は出力されているが、そ
れに対応する受光信号が無い場合は光線が遮断されたも
のとして対応する出力ラインに信号を出力しないように
するものである。
この同期回路5としては発光信号5a=Sd とこれ
に対応する受光信号とのアンド条件を夫々とるアンド回
路群又は両者の排他的論理和を夫々とる排他的論理和回
路群を用いて構成することができる。
非常停止信号発生回路6は前記同期回路5の出力ライン
la = ldの信号を集計し、その信号が全て有る場
合はバイレベルの信号を出力し、その信号のいずれかに
信号が無い場合はローレベルの信号を出力するものであ
り、この回路6は例えば4人力アンド回路から構成する
ことができる。
非常停止信号発生回路6の出力はリレーコイル7に加え
られ、回路6の出力がバイレベルのときにはリレーコイ
ルTを励磁し、回路6の出力がローレベルのときにはリ
レーコイル7を消磁する。
なお、後に詳述するようにプレス運転時にリレーコイル
7が消磁されるとリレー接点7aを開きプレスに非常停
止信号を与えるようになっている。
接点8aは第2図に示すリレーコイル8が励磁されたと
き閉じるリレー接点であり、リレーコイル8は後述する
ようにプレスストロークが例えば180°から3000
までの間のようにプレスのスライド(図示せず)が上
昇中にあり、安全装置が動作する必要がないときには消
磁されている。
オア回路9とオア回路10はフリップフロップF/Fを
形成しており、オア回路90反転入力端子に加わる信号
がローレベルとなるとセット出力であるナンド回路9の
出力Qはバイレベルとなり、オア回路100反転入力端
子に加わる信号Rがローレベルとなるとオア回路9の出
力Qはローレベルとなる。
またオア回路10の出力Qはセット出力Qの反転出力で
、この信号はインバータ11を介して、カウンタ12の
リセット端子Rに加えられている。
カウンタ12はバイナリカウンタで、カウント人力CU
には後述するナンド回路17からの信号が加えられてお
り、ナンド回路17からの信号の立下り時にカウントア
ツプするものである。
カウンタ12の計数値はデコーダ13に加えられBCD
コードに変換される。
従ってカウンタ12の計数値がOである場合はデコーダ
13のOを示す出力ラインL。
のみローレベルであとの1から9を示す出力ラインL1
〜L9の信号はハイレベルである。
なお、コンデンサ30は電源投入時に前記フリップフロ
ップF/Fをリセットするためのものである。
すなわち、電源投入時においてコンデンサ30の電圧は
抵抗29の抵抗値とコンデンサ30の容量値によって決
定される時定数によってローレベルからバイレベルに立
上るのでこれを利用してフリップフロップF/F等の回
路をイニシャルクリアするようにしたのである。
今、リレーコイル8(第2図)が消磁し、そのリレー接
点8aが開いており、またカウンタ12の計数値はOで
あるとする。
このときフリップフロップを形成するオア回路90反転
入力端子に加わる信号Sはローレベルとなり、オア回路
9の出力Qはバイレベルとなる。
この信号はナンド回路15aに加えられる。
ナンド回路15aは2人力ナンド回路で、他の入力端子
には前記デコーダ13の出力ラインL。
の信号をインバータ14aで反転した信号が加えられて
いる。
ここでカウンタ12の計数値はOであるのでデコーダ1
3の出力ラインL。
の信号はローレベルであり、ナンド回路15aのナンド
条件は成立し、ローレベルの信号を前記ナンド回路3a
に加える。
これによりナンド回路3aは閉じられ、発光信号発生回
路1からの発光信号Saは遮断される。
なお、他のナンド回路3b 、3c 、3aには、デコ
ーダ13の出力ラインL1.L2.L3 の信号を夫々
インバータ14 b 、14 c 、14 dで反転し
た信号及びナンド回路17の出力が共通に加わる2人力
ナンド回路15b、15c、15dの出力が加えられて
おり、このときデコーダ13の出力ラインL1゜L2.
L3の出力は全てバイレベルであるのでナンド回路15
b、15ct15dのナンド条件は成立せずナンド回路
3b、3c、3aは全て開かれている。
従って、発光信号Saに対応する発光素子2aのみ消磁
する。
これにより発光素子2aに対応する受光素子4aの出力
は無くなり、同時に同期回路5の出力ラインlaの信号
も無くなり、非常信号発生回路6の出力はローレベルと
なる。
非常停止信号発生回路6の出力はインバータ16で反転
され、ナンド回路17に加えられる。
ナンド回路17は2人力ナンド回路からなり、他の入力
端子には前記デコーダ13の出力ラインLnの信号がイ
ンバータ14d、ナンド回路15d、ジャンパー線18
を介して加えられている。
ここでデコーダ13の出力ラインL2 の信号はバイレ
ベルであるのでインバータ14dの出力はローレベルで
ありナンド回路15dのナンド条件は成立せずナンド回
路17に加わる信号はバイレベルとなる。
従ってナンド回路17のナンド条件は成立し、バイレベ
ルからローレベルに立下る信号をカウンタ12のカウン
ト人力CUに加える。
これによりカウンタ12はカウントアンプする。
するとデコーダ13の出力ラインL。
の信号はローレベルからバイレベルとなり、出力ライン
L1の信号はバイレベルからローレベルに変化する。
出力ラインL。
の信号がバイレベルとなると、ナンド回路15aのナン
ド条件は成立しなくなり、ナンド回路15aの出力はノ
・イレベルとなって、前記ナンド回路3aを開き、再び
発光素子2aを点燈させる。
すなわち発光素子2a〜2dは全て点燈するので非常信
号発生回路6の出力はバイレベルとなり、ナンド回路1
7のナンド条件は成立しなくなる。
しかし、出力ラインL1 の信号はローレベルとなる
ので、今度はナンド回路15bのナンド条件が成立し、
ローレベルの信号をナンド回路3bに加え、発光信号s
bを遮断し、発光信号sbに対応する発光素子2bを消
磁させる。
従って、発光素子2bに対応する受光素子4bの出力信
号は無くなり、非常信号発生回路6の出力はローレベル
となって、カウンタ12はナンド回路17の出力の立下
り時にカウントアツプする。
このようにナンド回路15a〜15dはカウンタ12の
計数値に応じて順次ナンド条件が成立し、このナンド回
路15a〜15dの出力によってナンド回路3a〜3d
を順次閉じるように走査する。
すなわち発光信号発生回路1から各発光素子2a〜2d
に加わる発光信号5a=Sd を順次遮断するように走
査し、発光素子2a〜2dを順次消磁するのである。
この走査によりカウンタ12の計数値が10進数で3に
なると、デコーダ13の出力がローレベルとなり、ナン
ド回路15dのナンド条件が成立する。
従ってナンド回路15dの出力はローレベルとなり、こ
の信号はジャンパー線18を介してナンド回路17の一
方の入力端子に加わるので、ナンド回路17は閉じられ
、カウンタ12の計数は停止する。
また上記ジャンパー線18を介して取り出されたナンド
回路15dの出力はインバータ19で反転される入力ナ
ンド回路20に加えられる。
ナンド回路20の他の入力端子には前記リレー接点8a
からの信号及び前記リレーコイル7の励磁によって開く
リレー接点7cからの信号が加えられている。
このリレー接点8aからの信号はリレー接点が開いてい
るとローレベルで閉じるとハイレベルとなるものである
またリレー接点7cからこの信号は抵抗21を介して接
地されており、リレー接点7cが閉じているとハイレベ
ルとなり、リレー接点7cが開いているとローレベルと
なるようになっている。
従ってリレー接点8aが閉じるとナンド回路20のナン
ド条件は成立し、ローレベルの信号を前記フリップフロ
ップF/Fのオア回路10の反転入力端子に加える。
これによりオア回路10の出力はハイレベルとなり、こ
の信号をインバータ11を介してカウンタ12のリセッ
ト端子Rに加え、カウンタ12をリセットする。
カウンタ12がリセットされると、デコーダ13の出力
はラインL。
の信号を除いて全てハイレベルとなり、またフリップフ
ロップF/Fのオア回路9の出力もローレベルとなるの
でナンド回路15a〜15dのナンド条件は全て成立し
なくなり、ナンド回路3a〜3dは全て開かれる。
これにより非常停止信号発生回路6の出力はハイレベル
となって、全光線のチェックは完了する。
以上の説明は発光素子2a〜2d及び受光素子4a〜4
d及びそれらの周辺回路に異常がない場合の動作に関す
るものであるが、発光素子2a〜2dあるいは受光素子
4a〜4dあるいはそれらの周辺回路に異常があると、
発光素子2a〜2dに加わる発光信号5a=Sd を順
次遮断するように走査しても非常信号発生回路6の出力
はローレベルとならず、リレーコイル7は励磁したまま
である。
第2図は上記実施例に係わるプレス制御回路の一例を示
したものである。
リレーコイル8はリレー接点8b、8c、8d及び8a
(第1図)を動作させるものであり、リレーコイル8が
消磁されているときには接点8a、8b、8dが開きリ
レーコイル8cが閉じ、リレーコイル8が励磁されてい
るときには接点8a 、8b 、8aが閉じ、接点8c
が開くようになっている。
図で接点8c。8dは接点部のみ示し結線されていない
が接点8cはリレーコイル8の励磁、非励磁の確認、接
点8dは閉じることによりプレス動作を可能にし、開く
ことによりプレス運転を不可能とするものであり、実際
はそれぞれプレス回路の適宜箇所に接続されている。
ロータリカムスイッチ22はプレスのストローク角度に
応じて動作するもので、2つの接点22a、22bを有
している。
この接点22a。22bの動作を図示すると第3図のよ
うになる。
すなわちプレスのストローク角度がクロスハツチングで
示す180度(下死点)から300度までは接点22a
が開き、接点22bが閉じ、300度から180度まで
は接点22aは閉じ、接点22bは開くようになってい
る。
ここでプレスのストローク角度が180度から300度
までの間はプレスのスライド(図示せず)が上昇中にあ
る時を示し、安全装置が動作する必要のないときである
接点23はプレスのクラッチブレーキ制御回路(図示せ
ず)からの信号によってプレスのストローク角度が30
0度以上になりかつプレスの起動準備完了という条件で
閉じられるリレー接点である。
なお、このリレー接点23を動作するリレーコイルは図
示していない。
接点24,29はクラッチブレーキソレノイドバルブ(
図示せず)の励磁すなわちプレス運転で開となる接点で
あり、プレス運転中は開の状態が保持される。
接点7 a 、7 bは第1図で示したリレーコイル7
によって動作するものであり、リレーコイル7が励磁さ
れているときは接点7aは閉じ、接点7bは開き、リレ
ーコイル7が消磁されると接点7aは開き、接点7bは
閉じるようになっている。
ここで接点22b、24,29,7aは非常停止回路2
5の動作条件を決定するようになっている。
すなわち接点22b > 24,29,7aの全てが開
いているときのみ非常停止回路25を動作させ、プレス
のスライドを停止させるようになっている。
なお非常停止回路25はライン26からの給電が停止さ
れるとプレスのスライドを停止させるものであるが発明
の要旨には関係ないので詳細は示さない。
また非常停止インタロック27は本発明に係わる安全装
置以外の要素によってプレスを非常停止するものであり
、本発明には直接関係しない。
また番号28はプレス制御回路のノーヒユーズブレーカ
である。
プレスのストロークが180度から300度までの間に
あるときには第2図に示すようにロータリカムスイッチ
22の接点22aは開き、接点22bは閉じており、接
点22aの開によりリレーコイル8は消磁され、接点2
2bの閉によりライン26、接点22bを介して非常停
止回路に供電し、非常停止回路の動作をインヒビットし
ている。
このプレスのストロークが180度から300度までの
間に安全装置のチェックが行なわれる。
すなわちリレーコイル8が消磁されているとリレー接点
8a(第1図)は開いており、フリップフロップF/F
がセットされ、前述のようにしてナンド回路3a〜3d
を順次閉じ、発光信号発生回路1から各発光素子2a〜
2dに加わる発光信号5a=Sd を順次遮断するよ
うに走査する。
このとき非常停止信号発生回路6の出力はローレベルと
ハイレベルを交互に出力し、これに応じてリレーコイル
7を消磁励磁させ、リレー接点7aを開、閉させるが、
前述のように非常停止回路25はロータリカムスイッチ
22の接点22bからの給電によってインヒビットされ
ているので動作しない。
この走査により異常が検出されないと、プレスストロー
クが300度を越え、ロータリカムスイッチ22の接点
22a及び接点23が閉じた時点で接点22a、23,
7bを介してリレーコイル8に電流が流れ、リレーコイ
ル8を励磁する。
これによりリレー接点8dが閉じプレス動作可能となり
、また接点8aが閉じるのでナンド回路20(第1図)
のナンド条件が取立し、フリップフロップF/Fはリセ
ットされ、非常停止信号発生回路6の出力は・・イレベ
ルとなって安全装置のインヒビットは解除されろ。
すなわち発光素子2a〜2dから投射される光線が身体
の一部等により遮断されると非常停止信号発生回路6の
出力がローレベルとなり、リレーコイル7は消磁され、
リレー接点7aが開くことにより非常停止回路25への
給電が遮断され、非常停止回路25が動作する。
なお、リレーコイル8の励磁はリレーコイル8の励磁に
よって閉じるリレー接点8bによってリレー7がオフと
なったことを記憶し、自己保持される。
この自己保持はプレスストロークが下死点180度を越
え、ロータリカムスイッチ22の接点、22aが開いた
時点で解除され、以下同様に安全装置のチェックが行な
われる。
しかし、前記走査により異常が検出されると、リレーコ
イル7(第1図)は励磁されたままになり、リレー接点
7aは閉じ、リレー接点7bは開いたままになる。
従ってプレスストロークが300度を越え、ロータリカ
ムスイッチ22の接点22a、及び接点23が閉じても
リレーコイル8は励磁されず、接点8dは閉じないので
プレス動作は不可能となってプレスは非常停止される。
このようにして、安全装置の発光素子2a〜2d、受光
素子4a〜4d及びそれらの周辺回路はプレスの1サイ
クル毎にチェックされ、このチェックにおいて異常が検
出されないときのみ次のサイクルの運転を可能とするよ
うにしている。
なお、上記実施例ではチェック期間をプレスストローク
が180度から300度までの間としたが勿論これに限
定されるものではなく安全装置の動作を必要としない期
間であればいかなるように設定してもよい。
この設定はロータリカムスイッチ22の接点22 a
> 22 bの動作角度を変えれば容易に行うことがで
きる。
また本発明はプレス機械のみに適用し得るものではなく
、光線式安全装置を装着したいかなる機械装置にも適用
することができるものである。
以上説明したように本発明によれば光線式安全装置の発
光素子及び受光素子及びそれらの周辺回路を含めて正常
に動作するかを完全にチェックすることができ、安全装
置の動作を確実にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の光線式安全装置の一実施例を示したブ
ロック図、第2図は同実施例に係わるプレス制御回路の
一例を示すブロック図、第3図は第2図に示したロータ
リカムスイッチの動作を説明する図である。 1・・・・・・発光信号発生回路、2a〜2d・・・・
・・発光素子、4a〜4d・・・・・・受光素子、5・
・・・・・同期回路、6・・・・・・非常停止信号発生
回路、7,8・・・・・・リレーコイル、12・・・・
・・バイナリカウンタ、13・・・・・・デコーダ、2
5・・・・・・非常停止回路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 周期動作を行う装置の所定の危険領域を介して発光
    素子と受光素子とを対峙配設し、前記発光素子から前記
    危険領域を通って前記受光素子に投射される光線の遮断
    が前記受光素子の出力にもとづき検出されると非常停止
    信号を発生し、該非常停止信号により前記装置の非常停
    止回路を動作させるようにした光線式安全装置において
    、前記発光素子に加えられる発光信号を開閉するゲート
    回路と、前記ゲート回路の閉動作を制御する第1の制御
    回路と、前記装置の各周期動作中における前記危険領域
    の監視が不要の期間に動作し、前記非常停止回路の動作
    を禁止するとともに前記期間中における前記ゲート制御
    回路の制御を可能にする第2の制御回路と、前記ゲート
    回路の閉動作により前記非常停止信号が生じると前記期
    間の終了によりこれを記憶する記憶装置とを具え、前記
    記憶装置の記憶有りにより前記装置の次の周期動作を可
    能にした光線式安全装置。
JP52080213A 1977-07-04 1977-07-04 光線式安全装置 Expired JPS5845637B2 (ja)

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JPS5868838U (ja) * 1981-11-02 1983-05-10 ヤンマー農機株式会社 コンバインにおける籾袋落下防止装置

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JPS5414080A (en) 1979-02-01

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