JPS58452B2 - ポリエチレンノセイゾウホウホウ - Google Patents

ポリエチレンノセイゾウホウホウ

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JPS58452B2
JPS58452B2 JP6245775A JP6245775A JPS58452B2 JP S58452 B2 JPS58452 B2 JP S58452B2 JP 6245775 A JP6245775 A JP 6245775A JP 6245775 A JP6245775 A JP 6245775A JP S58452 B2 JPS58452 B2 JP S58452B2
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polymerization
pressure
titanium
melt index
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黒田信行
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松浦一雄
松崎政臣
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  • Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な触媒系によるポリエチレンの製造方法に
関するものである。
さらに詳しくいえば、本発明は(1)マグネシウムシバ
ライド含有固体担体にチタン化合物を担持せしめた成分
、(2)有機アルミニウム化合物および(3)一般式 %式% 水素または炭化水素残基であり、R1、R2、R3、R
4の任意の2つが共同して環状の炭化水素残基を形成し
てもよい)で表わされる化合物からなる触媒系によりエ
チレンを重合もしくは共重合させることを特徴とする新
規なポリエチレンの製造方法に関するものである。
従来、この種の技術分野においてはたとえばMg(OH
)C1,MgO,MgCl2などのマグネシウム化合物
を担体としてこれに遷移金属化合物を担持せしめ、しか
るのち有機金属化合物で活性化して、得られる触媒を用
いて、オレフィンの重合活性を向上させることが行なわ
れてきた。
また、これらのマグネシウム化合物の中でとくにMgC
l2はすぐれた重合活性を有するためMgCl2を一成
分として使用する触媒系に関しては数多くの提案がなさ
れてきている。
しかしながらMgCl2を担体とした触媒系によって得
られるポリエチレンの分子量は小さく、そのため高活性
でかつ高分子量のポリエチレンが得られる触媒が求めら
れていた。
本発明者らは、(1)マグネシウムシバライドを一成分
として含有する担体にチタン化合物を担持せしめた成住
2)有機アルミニウム化合物および(3)一般式 (こ
こでR1、R2、 R3,R4は水素または炭化水素残基であり、R1、R
2、R3、R4の任意の2つが共同して環状の炭化水素
残基を形成してもよい)で表わされる化合物の3成分か
らなる触媒系によりエチレンを重合させることにより高
活性でかつ著しく高分子量のポリエチレンが得られるこ
とを見出し、本発明を完成したものである。
すなわち、本発明の利点の一つはマグネシウムシバライ
ド含有固体にチタン化合物を担持せしめた成分と有機ア
ルミニウム化合物からなる触媒系を用いてエチレンを重
合させる方法においてさらになる化合物を用いることに
より なる化合物を用いない場合に比 較して著しく高分子量のポリエチレンが得られる点にあ
る。
本発明の他の利点は、本発明の触媒を用いることにより
ポリエチレンの分子量分布を容易に調節できる点にある
一般式MgX2(ここでXはハロゲン原子)で表わされ
るマグネシウムシバライドを一成分とした担体にチタン
化合物を担持させた成分と有機アルミニウム化合物から
なる触媒系により得られるポリエチレンの分子量分布は
通常きわめてせまく、通常射出成型などの分野には好適
に使用されるが、中空、押出し成型などの広い分子量分
布の重合体が必要とされる分野では改良が望まれていた
本発明においては本発明の触媒系を用いることにより、
中空成形および押出し成形などに好適な広い分子量分布
のポリエチレンも容易に得ることができる。
なお、分子量分布の広さの尺度は、次式で定義されるフ
ローパラメーターで表わされ以下本発明においてもフロ
ーパラメーターを用いて分子量分布の広さを表わすもの
とする。
さらに本発明の触媒系は著しく高い重合活性を示し、特
に で表わされる化合物 としてインデン類を使用した場合にその効果が顕著に認
められる。
なおスラリー重合において重要。な特性である重合体粉
末のかさ比重も で表わされる化合物の種類、添 加量などにより適宜変化させることができる。
特公昭36−20744には4〜6A族遷移金属のハロ
ゲン化物と有機アルミニウム化合物を組合わせた系にシ
クロペンタジェン、インデンまたはフルオレン等を添加
して、結晶性重合体の収率・を向上させた例が知られて
いる。
しかしながら得られる重合体の分子量は特に何ら変化し
ておらず、シクロペンタジェン等による分子量の効果は
認められない。
また該特許には、重合体の分子量分布の調節についても
何ら言及されていない。
本発明はマグネシウムシバライド含有固体担体にチタン
化合物を担持せしめた成分に有機アルミニウム化合物を
組合わせた系に更に一般式で表わされる化合物を第3成
分 として得た触媒系を用いてエチレンを重合または共重合
させると、分子量の著しく高いかつ調節された分子量分
布をもつポリエチレンがきわめて高活性に得られること
を初めて見出したものである。
このことは全く予想できないことであり驚くべき事実で
あるといわねばならない。
本発明において前記3成分の添加順序にはとくに制限な
く、マグネシウムシバライド含有固体担体にチタン化合
物を担持せしめた成分と有機アルミニウム化合物成分か
らなる触媒を用いてエチレンを重合させるにさいして前
記の一般式 なる化合物を重合系中に単に共 存せしめて重合を行なってもよいし、あらかじめ有機ア
ルミニウム成分と前記の一般式 なる化合物とを混合または反応 せしめたのち使用してもよい。
さらにマグネシウムシバライド含有固体担体にチタン化
合物な担持せしめた成分と一般式 なる化合物 とを混合または反応せしめたのち有機アルミニウム化合
物と組み合わせて使用してもよい。
当然のことながら、前記の3成分を同時に混合したのち
エチレンを重合させても本発明の目的は達せられる。
次にこれらの担体に担持させるチタン化合物の量は生成
固体中に含まれるチタン金属含量が0.1〜20重量%
の範囲内になるように調節するのが好ましく、さらに好
ましくは1〜10重量%の範囲内になるように調節する
のがよい。
このとき、チタン化合物の担持方法としては公知の方法
を用いることができる。
すなわち前記担体とチタン化合物とをボールミル、振動
ミル、ロッドミル、衝撃ミルなどにより共粉砕する方法
、前記担体に、希釈剤の存在下または不存在下に適当量
のチタン化合物を加え、室温以上の温度で5分ないし2
0時間接触させる方法などにより担持させることができ
る。
上記の相持方法において、担持条件は公知の範囲で広く
選ぶことができる。
場合によっては上記の相持触媒をさらに不活性な希釈剤
で洗浄して過剰のチタン化合物を除去することも好まし
く行なわれる。
本発明において使用するマグネシウムシバライドとして
はMgF2、MgCl2、MgBr2またはMgI2が
あげられるが、とくにMgCl2が好ましい。
これらのマグネシウムシバライドは実質的に無水のもの
が好ましいが、触媒性能に実質的な影響を及ぼさない程
度に微量の水分、結晶水、またはヒドロキシル基を含有
していてもさしつかえない。
また、マグネシウムシバライドの合成法にもとくに制限
はない。
本発明においてはこれらのマグネシウムシバライドその
ものまたはこれと周期律表第■〜■族の化合物とからな
る担体を使用する。
上記の担体としては公知のものが使用できるが、その代
表的なものとしてはMgCl2−NaC1,MgCl2
−AlCl3、MgCl2−AlCl3・0Et2、M
gCl21−Al2O3、MgCl2−B2O3、Mg
Cl2−NiCl2、MgCl2 FeCl3、MgC
12−coC■2、MgCl2−MnCl2、MgCl
2−8i02、MgCl25iC14、MgCl2−8
i(OR)nC14−n(ここでRは炭化水素残基、0
<n≦4)MgC12−8i(OR)nR4−n(ここ
でRは炭化水素残基で0≦n<4)MgC12一電子供
与体(ここで電子供与体としては公知のものがあげられ
るが、たとえば水、アルコール類、アミン類、エステル
類、アルデヒド類、エーテル類、ケトン類、ニトリル類
、有機酸類、酸アミド類、ホスフィン類などをあげるこ
とができる)、 MgCl2 Al (OR)3(ここでRは炭化水素
残基を表わす)で代表されるMgCl2−金属アルコキ
シド(ここでこれらアルコキシド類の合成法については
とくに制限なく公知の方法を用いることができる。
)などのマグネシウムシバライド含有固体をあげること
ができる。
これらのマグネシウムシバライド含有固体に担持させる
チタン化合物にはとくに制限はなく、通常のチグラー触
媒に使用されるチタン化合物が使用され、その代表的な
ものとしては四塩化チタン、四臭化チタン、モノエトキ
シ三塩化チタン、ジエトキシニ塩化チタン、テトラエト
キシチタン、ジプトキシニ塩化チタン、テトラブトキシ
チタン、フェノキシ三塩化チタンなどの4価のチタン化
合物、水素還元、金属アルミニウム還元、有機金属化合
物還元などの各種の方法でつくられる三塩化チタン、三
塩化チタン・三塩化アルミニウム共晶体などの3価のチ
タン化合物などがあげられ、もちろんこれらの混合物を
使用してもさしつかえない。
特にこれらの中で四塩化チタンが望ましい。また、四塩
化バナジウム、三塩化バナジウム、三塩化バナジル、バ
ナジルトリエトキシドなどのバナジウム化合物をチタン
化合物と併用することもしばしば行なわれる。
このときのV/Ti(モル比)は2/1〜0.01/1
の範囲が好ましい。
次に一般式 %式% R3、R4は水素または炭素数1〜10の炭化水素残基
でR1、R2、R3、R4の任意の2つが共同して環状
の炭化水素残基を形成してもよい。
)で表わされる化合物としてはシクロペンタジェン、イ
ンデンまたはこれらのアルキルあるいはアリール誘導体
であり、これらの例としてはたとえばメチルシクロペン
タジェン、エチルシクロペンタジェン、ジメチルシクロ
ペンタジェン、メチルイソプロピルシクロペンタジェン
、トリメチルシクロペンタジェン、ベンジルシクロペン
タジェン、1・4ジフエニルシクロペンタジエン、メチ
ルインデン、■・2ジメチルインデン、フェニルインデ
ンなどおよびこれらの混合物などがあげられる。
もちろん、少量のシクロペンタジェンを含む市販のジシ
クロペンタジェンなども当然本発明の目的に使用するこ
とができる。
上記の如き一般式 なる化合物の 使用量としては広い範囲で選ぶことができるが、使用量
が余りに少なくてもまた余りに多くても効果が悪くなる
ため、通常有機アルミニウム化合物成分に対して0.1
モル%〜2000モル%の範囲で使用され好ましくは1
モル%〜500モル%特に好ましくは5モル%〜300
モル%の範囲が望ましい。
本発明の触媒を使用してのオレフィンの重合反応は通常
のチグラー型触媒によるオレフィン重合反応と同様にし
て行なわれる。
すなわち反応はすべて実質的に酸素、水などを絶った状
態で行なわれる。
オレフィンの重合条件は温度は20ないし300℃好ま
しくは50ないし180℃であり、圧力は常圧ないし7
0kg/cm2.好ましくは2ないし60に9/cm2
である。
もちろん本発明の触媒を用いて重合条件の異なった2段
階ないしそれ以上の多段階の重合反応も何ら支障なく実
施できる。
本発明に用いる有機アルミニウム化合物としては、チグ
ラー触媒の一成分として知られている化合物を使用でき
、具体的な例としては一般式%式% RAI(OR)XおよびR3A12X3の有機アルミニ
ウム化合物(ただしRはアルキル基、またはアリール基
、Xはハロゲン原子を示す)およびこれらの混合物など
をあげることができ、たとえば、トリメチルアルミニウ
ム、トリエチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニ
ウム、トリオクチルアルミニウム、ジエチルアルミニウ
ムクロリド、エチルアルミニウムセスキクロリド、トリ
アルキルアルミニウムとブタジェンまたはイソプレンな
どとの反応物などおよびこれらの混合物などをあげるこ
とができる。
本発明においてはこれらの有機アルミニウムの使用量は
とくに制限はないが通常遷移金属化合物に対して0.1
〜1000モル倍使用することができる。
本発明の方法はエチレンの重合およびエチレンと炭素数
3〜10のオレフィンの共重合ならびにエチレンと炭素
数4〜10のジオレフィン共重合に適用可能であり、こ
れらのα−オレフィンおよびジオレフィンの例としては
プロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン、4−メチル−
ペンテン−1など炭素数3〜10のα−オレフィンおよ
び、ブタジェン、イソプレン、ジシクロペンタジェン、
エチリデンノルボルネンその他のジエン化合物をあげる
ことができる。
以下に実施例を示すが、これらは本発明を説明するため
のものであって、本発明の内容はこれらに制限されるも
のではない。
実施例1 (a)触媒の製造 市販の無水塩化マグネシウム(キシダ化学製、純度99
,0%以上)9.5g(0,1モル)、アルミニウムト
リエトキシド4.1g(0,025モル)およびTiC
141,731を1/2インチ直径を有するステンレス
スチール製ボールが25個入った内容積400rnlの
ステンレススチール製ポットに入れ、窒素雰囲気下、室
温で16時間ボールミリングを行なった。
ボールミリング後得られた固体粉末1グにはチタンが3
9.5m9担持していた。
(b)重合 21のステンレス製誘導体攪拌機付オートクレーブを窒
素置換し、ヘキサン10100Oを入し、トリエチルア
ルミニウム1ミリモルおよびインデン0.132gを添
加し、ついで前記の固体触媒20〜を加え攪拌しながら
90℃に昇温した。
ヘキサンの蒸気圧で系は2kg/cm2になるが水素を
全圧が6kg/cm2なるまで張り込み、ついでエチレ
ンを全圧が10kg/cm2になるまで張り込んで重合
を開始した。
全圧が10kg/cm2になるようにエチレンを連続的
に導入し45分間重合を行なった。
重合終了後重合体スラリーをビーカーに移し、ヘキサン
を減圧除去し、メルトインデックス0.03(21,6
kg荷重下)の白色ポリエチレン317gを得た。
触媒活性は133700gポリエチレン/gTi・hr
・C2H4圧、5280gポリエチレン1g固体・ hr・C2H4圧であり、比較例1と比較してきわめて
低メルトインデックスすなわち高分子量のポリエチレン
が得られ、また重合活性もきわめて大であった。
比較例1 実施例1においてインデンを添加しないことを除いては
実施例1と同様の方法で触媒を合成し重合を行なったと
ころタルトインデックス16.2の白色ポリエチレン1
21gを得た。
触媒活性は50900gポリエチレン/gTi・hr・
C2H4圧、2010gポリエチレン/g固体・hr・
C2H4圧でありインデンを添加した実施例1に比較し
てきわめて高メルトインデックスすなわち低分子量のポ
リエチレンが得られた。
また重合活性もそれなりに大であるが実施例1と比較す
ると小であった。
実施例2 実施例1においてインデン0.132gの代りにインデ
ン0.165gを使用した以外は実施例1と同様の方法
で重合を行なったところ、21.6kg荷重下の測定で
0.01以下と極めて低メルトインデックスの白色ポリ
エチレン251gが得られた。
重合活性は105800gポリエチレン/gTi・hr
・C2H4圧、4180gポリエチレン/グ固体・hr
・C2H4圧でありきわめて低メルトインデックスすな
わち高分子量のポリマーが著しく高活性に得られた。
実施例3 実施例1において、インデンの代りにメチレンシクロペ
ンタジェン0.02gを使用した以外は実施例1と同様
の方法で45分間重合を行ない白色ポリエチレン126
gを得た。
重合活性は2100gポリエチレン/gTi・hr・C
2H4圧、53200gポリエチレン/g固体・hr・
C2H4圧であった。
このポリエチレンのメルトインデックスは0.024と
きわめて低く、またフローパラメーターは2.10と大
であった。
実施例4 実施例1で製造した固体触媒20mg、トリエチルアル
ミニウム2.0ミリモルおよびトリイソブチルアルミニ
ウムとメチルシクロペンタジェンとの反応物0.10ミ
リモルを使用して、実施例1と同様の方法で45分間重
合を行なったところメルトインデックス0.25、フロ
ーパラメーター1.65の白色ポリエチレン141gが
得られた。
重合活性は59500gポリエチレン/fTi・hr・
C2H4圧、2350gポリエチレン/g固体・hr・
C2H4圧であり比較例1と比較して低メルトインデッ
クスのポリマーが得られた。
また、生成ポリマーのフローパラメーターはトリイソブ
チルアルミニウムとメチルシクロペンタジェンとの反応
物を使用しない比較例2と比較して大であった。
実施例5 実施例1においてトリエチルアルミニウムの代りにトリ
イソブチルアルミニウムを、またインデノの代りにシク
ロペンタジェン0.021gを使用した以外は実施例1
と同様の方法で45分間重合を行なったところメルトイ
ンデックス0.012、フロパラメーター2.11の白
色ポリエチレン125gが得られた。
触媒活性は52700gポリエチレン/gTi−hr−
C2H4圧、2080gポリエチレン/g固体・hr・
C2H4圧であり比較例1と比較してきわめて低メルト
インデックスのポリマーであった。
比較例2 比較例1において、水素を全圧が3.6kg/cm2に
なるまで張り込んだ以外は、比較例1と同様にして、全
圧10kg/cm2で45分間重合を行なったところ、
メルトインデックス0.35、フローパラメーター1.
41の白色ポリエチレン182gが得られた。
重合活性は5750M’ポリエチレン/gTi・hr・
C2H4圧、2270Pポリ工チレン/g固体・hr・
C2H4圧であり、実施例3.4および5と比較してフ
ローパラメーターの小さいポリマーが生成していた。
実施例6 市販の無水塩化マグネシウム9.5g(0,1モル)。
TiC141,73gを実施例1と同様の方法で共粉砕
し1グ中に39.2In9のチタンを担持した固体粉末
を得た。
この固体20mgを用いて実施例1と同様の方法で45
分間重合を行ないメルトインデックス0.038(21
,6kg荷重下)の白色ポリエチレン134gを得た。
重合活性は56900gポリエチレン/gTi・hr・
C2H4圧、2230Pポリ工チレン/g固体・hr・
C2H4圧でありインデンを使用しなかった比較例3と
比較して著しく低メルトインデックスのポリエチレンが
得られ、また重合活性もきわめて大であった。
比較例3 インデンを使用しなかったことを除いては実施例6と同
様の方法で45分間重合を行なったところメルトインデ
ックス4.6の白色ポリエチレン73gが得られた。
重合活性は30900gポリエチレン/gTi・hr・
C2H4圧、1210gポリエチレン/グ固体・hr・
C2H4圧でありインデンを使用した実施例6に比較し
てきわめて高メルトインデックスすなわち低分子量のポ
リエチレンが得られかつ、重合活性も実施例6と比較す
ると小であった。
実施例7 実施例6においてインデンの代りにメチルシフごロペン
タジエン0.013gを添加して実施例6と同様の方法
で45分間重合を行なったところメルトインデックス0
.04、フローパラメーター1.81の白色ポリエチレ
ン80gが得られた。
重合活性は33900gポリエチレン/g・hr・C2
H4圧、133gポリエチレン/g固体・hr・C2H
4圧でありメチルシクロペンタジェンを使用しなかった
比較例3と比較して明らかに低メルトインデックスのポ
リエチレンが得られた。
実施例8・1 市販の無水塩化マグネシウム9.5g(0,1モル)T
iC142,49g、TiC130,88g、およびア
ントラセン1.14gを実施例1と同様の方法で共粉砕
し1g中に59.6■のチタンを担持した固体粉末を得
た。
この固体207%を用いて実施例1と同様の方法で45
分間重合を行ないメルトインデックス0.05、フロー
パラメーター1.70の白色ポリエチレン210gを得
た。
重合活性は58700グポリ工チレン/gTi・hr・
C2H4圧、3500gポリエチレン/g固体・hr・
C2H4圧でありインデンを使用しなかった比較例4と
比較して明らかに低メルトインデックスのポリエチレン
が得られ、重合活性もきわめて大であった。
比較例4 実施例8においてインデンを使用しなかったことを除い
ては実施例8と同様の方法で45分間重合を行なったと
ころ、メルトインデックス3.2の白色ポリエチレン9
3gが得られた。
重合活性は26000gポリエチレン/gTi・hr・
C2H4圧、1550gポリエチレン/g固体・hr・
C2H4圧でありインデンを使用した実施例8と比較し
てきわめて高メルトインデックスすなわち低分子量のポ
リエチレンが得られ、かつ重合活性も実施例18と比較
すると小であった。
実施例9 実施例8においてインデンの代りにメチルシクロペンタ
ジェン0.01gを使用したことを除いては実施例8と
同様の方法で45分間重合を行なったところ、メルトイ
ンデックス0.12、フローパラメーター1.65の白
色ポリエチレン98gが得られた。
重合活性は27300gポリエチレン/gTi・hr・
C2H4圧、1630Pポリ工チレン/g固体・hr・
C2H4圧であり、比較例4と比較して低メルトインデ
ックスのポリマーが得られ、そのフローパラメーターも
大であった。
実施例10 市販の無水塩化マグネシウムを102とり、150℃で
3時間乾燥した。
これにエタノール40m1を加えたのち200℃に加熱
して均一の溶液とした。
200℃で2時間混合加熱して反応させたのちn−ヘキ
サン100m1を加えて沈殿させ上澄み液を除去し、つ
いで減圧乾燥して乾燥固体を得た。
ついで40m1の四塩化チタンを加え、150℃で1時
間攪拌下に反応させたのち、過剰の四塩化チタンをデカ
ンテーションにより除去、ついで洗浄に四塩化チタンが
認められなくなるまでn−へキサンで洗浄をくり返した
得られた固体触媒中のチタン担持量は8.1mg/g固
体であつた。
該固体触媒を80mg、トリエチルアルミニウム1ミリ
モル、インデン0.132gを使用して、実施例1と同
様の方法で30分間重合を行なったところ、21.6k
g荷重下でのメルトインデックスが0.05の白色ポリ
エチレン73gが得られた。
重合活性は5620(lポリエチレン/ gTi・hr・C2H4圧、455gポリエチレン/g
固体・hr・C2H4圧であり、インデンを使用しなか
った比較例5と比較して、きわめて低メルトインデック
スのポリマーが著しく高活性に得られた。
比較例 5 実施例10において、インデンを使用しないことを除い
ては実施例10と同様の方法で30分間重合を行ない、
メルトインデックス7.1の白色ポリエチレン42gを
得た。
重合活性は282gポリエチレン/g固体・hr・C2
H4圧、34800グポリ工チレン/gTi・hr・C
2H4圧であり、実施例10と比較して高メルトインデ
ックスのポリマーが得られ、かつ重合性も小であった。
実施例 11 実施例1で得られた固体20mgを使用し、実施例1と
同様の方法でヘキサン、トリエチルアルミニウムおよび
上記の固体を入れ90℃に昇温した。
ついで水素を全圧が6 kg/cm2になるまで圧入し
たのちプロピレンを2モル%含有するエチレン−プロピ
レン混合ガスを供給し、オートクレーブの圧力を10k
g/cm2に保持するようにして1時間重合を行ない、
炭素原子1000個当り5.5個のメチル基を持ったメ
ルトインデックス0.05(21,6kg荷重下での測
定)の白色ポリエチレン309グを得た。
重合活性は13000グポリ工チレン/gTi・hr・
C2H4圧、5150gポリエチレン/g固体・hr・
C2H4圧、であり、きわめて低メルトインデックスの
ポリマーが著しく高活性に得られた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(1) マグネシウムシバライド含有固体担体にチ
    タン化合物を担持せしめた成分、(2)有機アルミニウ
    ム化合物および(3)一般式 (ここでR1、R2、R3、R4は水素または炭化水素
    残基であり、R1、R2、R3、R4の任意の2つが共
    同して環状の炭化水素残基を形成してもよい)で表わさ
    れる化合物からなる触媒系によりエチレンを重合または
    共重合する方法。
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