JPS5845247B2 - ケ−ブルの屈曲部引通し工具 - Google Patents
ケ−ブルの屈曲部引通し工具Info
- Publication number
- JPS5845247B2 JPS5845247B2 JP55114554A JP11455480A JPS5845247B2 JP S5845247 B2 JPS5845247 B2 JP S5845247B2 JP 55114554 A JP55114554 A JP 55114554A JP 11455480 A JP11455480 A JP 11455480A JP S5845247 B2 JPS5845247 B2 JP S5845247B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- present
- belt
- connecting rod
- rolls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electric Cable Installation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は通信ケーブルの布設時または製造時に、ケーブ
ルの屈曲部に使用される引通し工具に関する。
ルの屈曲部に使用される引通し工具に関する。
特に、急角度の屈曲のあるマンホール内で、光通信用の
ケーブルを引通すために適する工具に関するものである
。
ケーブルを引通すために適する工具に関するものである
。
光通信ケーブルは、従来の銅線を媒体とするケーブルに
比べると、媒体がガラスファイバであるため、ケーブル
に加えることのできる張力あるいは屈曲曲率に厳しい制
限がある。
比べると、媒体がガラスファイバであるため、ケーブル
に加えることのできる張力あるいは屈曲曲率に厳しい制
限がある。
ケーブル布設用の管路が地下に埋設され、この管路に光
通信ケーブルを引通すための従来の工法では、ケーブル
に加わる力あるいは屈曲により、ケーブルの特性に影響
を与えることがわかった。
通信ケーブルを引通すための従来の工法では、ケーブル
に加わる力あるいは屈曲により、ケーブルの特性に影響
を与えることがわかった。
すなわち、従来からこのようなマンホール内に通信用ケ
ーブルを引通すために、ローラ工具あるいは可という管
が使用されている。
ーブルを引通すために、ローラ工具あるいは可という管
が使用されている。
ローラ工具は、1偏重たは複数個の回転ローラをマンホ
ール内の対向壁面等に吊り、ケーブルをとのローラに沿
って移動させるように使用するものである。
ール内の対向壁面等に吊り、ケーブルをとのローラに沿
って移動させるように使用するものである。
この工具によれば、張力の方向転換はスムーズに行われ
るが、ケーブルがローラから受げる側圧により、ケーブ
ルが偏平にしごかれることになり、光通信ケーブルの伝
送特性に変化が観測された。
るが、ケーブルがローラから受げる側圧により、ケーブ
ルが偏平にしごかれることになり、光通信ケーブルの伝
送特性に変化が観測された。
捷た可とう管によるものは、ポリエチレン可とり管を適
当に屈曲して、マンホール内の張力屈曲点に配置し、ケ
ーブルをこの管の内壁に沿って滑らせて移動させるもの
である。
当に屈曲して、マンホール内の張力屈曲点に配置し、ケ
ーブルをこの管の内壁に沿って滑らせて移動させるもの
である。
この工具によれば、ケーブルが側圧によりしごかれるこ
とは少ないが、引通しのための字引張力が管内摩擦によ
り犬きくなる欠点がある。
とは少ないが、引通しのための字引張力が管内摩擦によ
り犬きくなる欠点がある。
特にケーブルが直角に屈曲する場合には、直線引通しの
場合の2倍以上の字引張力を必要とすることになり、光
通信ケーブルに悪い影響を与えることがわかった。
場合の2倍以上の字引張力を必要とすることになり、光
通信ケーブルに悪い影響を与えることがわかった。
本発明はこれを改良するもので、ケーブルの受ける側圧
が小さく、しかも字引張力が小さい引通し工具を提供す
ることを目的とする。
が小さく、しかも字引張力が小さい引通し工具を提供す
ることを目的とする。
本発明は、複数個のロールと、このロールの各軸を回転
自在に支えるベアリングと、このベアリング間を上記ロ
ールの隣り合う2個毎に連結する接続ロッドと、上記複
数個のロールにかげわたされた無端のベルトとを備えた
構造な特徴とする。
自在に支えるベアリングと、このベアリング間を上記ロ
ールの隣り合う2個毎に連結する接続ロッドと、上記複
数個のロールにかげわたされた無端のベルトとを備えた
構造な特徴とする。
ヘルトノ表面が屈曲するケーブルの曲線Vc 一致する
ように、接続ロッドの角度を設定して使用する。
ように、接続ロッドの角度を設定して使用する。
実施例図面により詳しく説明する。
第1図は本発明実施例装置の斜視図である。
複数個のローラ1は、それぞれベアリング2Vcより回
転自在に支えられ、ローラ1の2個毎にこのベアリング
2は接続ロッド3により連結されている。
転自在に支えられ、ローラ1の2個毎にこのベアリング
2は接続ロッド3により連結されている。
このローラ1の全てに、無端のベルト4がかけわたされ
る。
る。
5は支持フレームである。第2図はロール1の軸面によ
る断面構造図である。
る断面構造図である。
ロール10回転軸7は、ベアリング2に支持され、接続
ロッド3、支持フレーム5はナラl−8Vこより締めつ
げられる。
ロッド3、支持フレーム5はナラl−8Vこより締めつ
げられる。
ローラ1は中心に向って凹状に作られていて、これにベ
ルl−4が接するように構成されている。
ルl−4が接するように構成されている。
第3図は接続ロッド3の斜視図である。
接続ロッド3はナツト8V′cより締めつげられるが、
このときの隣接する接続ロッド3との角度は任意に選ぶ
ことができ、これによりベルト4が引通されろケーブル
に沿うように調整される。
このときの隣接する接続ロッド3との角度は任意に選ぶ
ことができ、これによりベルト4が引通されろケーブル
に沿うように調整される。
第2図で10は引通されるケーブルを示す。
ベルト4は帯状のものであって、弾力がありケーブル1
0との表面摩擦の太きいものがよ−。
0との表面摩擦の太きいものがよ−。
繊維をゴl、により固化りまた材料が最も好ましい。
接続ロッド3の相互間に角度をつげると、裏側でベルト
4が垂れ下ることになるので、接続ロッド3は長さの異
なるものをいくつか用意して釦き、これを選んで使用す
ることがよい。
4が垂れ下ることになるので、接続ロッド3は長さの異
なるものをいくつか用意して釦き、これを選んで使用す
ることがよい。
第4図あ・よび第5図に、このように構成された装置の
使用状態図を示す。
使用状態図を示す。
第4図は狭いマンホール内でケーブル10を直角に屈曲
1−て引通す例で、本発明の装置がこの屈曲部分に使用
されている。
1−て引通す例で、本発明の装置がこの屈曲部分に使用
されている。
ケーブル10は図の矢印の方向に公知の方法により室中
することにより、ローラ1ふ・よびベルト4はこれに追
従して滑かに回転する。
することにより、ローラ1ふ・よびベルト4はこれに追
従して滑かに回転する。
9け本発明の装置をマンホール壁面に吊るローブである
。
。
第5図は本発明の装置を2個使用して、マンホール内で
高さの異なる管路にケーブル10を引通す様−トを示す
。
高さの異なる管路にケーブル10を引通す様−トを示す
。
ケーブル10が矢印の方向に宰弓されることにより、2
個の各装置のペルドアーよびローラはこれに従って回転
し、ケーブル10V′c無理のない形状の屈曲を与える
。
個の各装置のペルドアーよびローラはこれに従って回転
し、ケーブル10V′c無理のない形状の屈曲を与える
。
本発明の装置では、張力の方向変更がローラ釦よひベル
トの回転に従って行われるので、ケーブルどの間に無理
な摩擦がなく、小さい張力で方向変更を行うことができ
る。
トの回転に従って行われるので、ケーブルどの間に無理
な摩擦がなく、小さい張力で方向変更を行うことができ
る。
また、ケーブルに与えろ屈曲が無理のない曲線になるよ
うに、適切にその形状を定めることができるので、ケー
ブル屈曲の曲率が規定値以下にならないように制御する
ことができ2)。
うに、適切にその形状を定めることができるので、ケー
ブル屈曲の曲率が規定値以下にならないように制御する
ことができ2)。
本発明の作用効果について実験を行ったところ次の結果
を得た。
を得た。
すなわち、外径28mmの光通信ケーブルを曲率半径6
00mmで90度の屈曲を与えて、張力300hで5回
の引通1〜を行−1その前後で通信ケーブルの伝送損失
の変化を測定l〜た。
00mmで90度の屈曲を与えて、張力300hで5回
の引通1〜を行−1その前後で通信ケーブルの伝送損失
の変化を測定l〜た。
従来のローラ工具では、約0.2dBの伝送損失の増加
が見られたが、本発明装置な使用すると、伝送損失の変
化は観測できなかった。
が見られたが、本発明装置な使用すると、伝送損失の変
化は観測できなかった。
また−同じく外径28肛の光通信ケーブルを曲率半径6
00mmで90度の屈曲を与えて、マンホール内の引通
しを行ったところ、屈曲点に従来の可とう管を使用する
場合に比べ、本発明装置を使用することによりその字引
張力を約1.5分の1に減少させることができた。
00mmで90度の屈曲を与えて、マンホール内の引通
しを行ったところ、屈曲点に従来の可とう管を使用する
場合に比べ、本発明装置を使用することによりその字引
張力を約1.5分の1に減少させることができた。
な釦、ローラの数、ベアリングの形状、ベルトの形状、
あるいは接続ロンドの形状等については、上記例以外に
もさ寸ざ甘な構造により本発明を実施することができる
。
あるいは接続ロンドの形状等については、上記例以外に
もさ寸ざ甘な構造により本発明を実施することができる
。
以上述べたように、本発明によれば、ケーブルの受けろ
側圧が小さく、1−かも字引張力の小さいケーブルの引
通し工具が得られる。
側圧が小さく、1−かも字引張力の小さいケーブルの引
通し工具が得られる。
本発明の装置は、光通信ケーブルの布設工事に利用「7
て特に効果がある。
て特に効果がある。
本発明装置を利用することにより、従来上り長尺のケー
ブルの引通しな行うことが可能になり、ケーブルの接続
点の数を減少させ、通信特性を内装させることもできる
。
ブルの引通しな行うことが可能になり、ケーブルの接続
点の数を減少させ、通信特性を内装させることもできる
。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例装置の斜視図。
第2図はその一部断面図。
第3図は接続ロッドの斜視図。第4間転よび第5図は使
用状態説明図。 1・・・ローラ、2・・・ベアリング、3・・・接続ロ
ッド、4・・・ベルト、5・・・支持フレーム、7・・
・回転軸、8・・・ナツト、9・・・ロープ、10・・
・ケーブル。
用状態説明図。 1・・・ローラ、2・・・ベアリング、3・・・接続ロ
ッド、4・・・ベルト、5・・・支持フレーム、7・・
・回転軸、8・・・ナツト、9・・・ロープ、10・・
・ケーブル。
Claims (1)
- 1 複数個のロールと、このロールの各軸を回転自在に
支えるベアリングと、このベアリング間を上記ロールの
隣り合う2個毎に連結する接続ロッドと、上記複数個の
ロールにかけわたされた無端のベルトとを備えたケーブ
ルの屈曲部引通し工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55114554A JPS5845247B2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 | ケ−ブルの屈曲部引通し工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55114554A JPS5845247B2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 | ケ−ブルの屈曲部引通し工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5740308A JPS5740308A (en) | 1982-03-05 |
JPS5845247B2 true JPS5845247B2 (ja) | 1983-10-07 |
Family
ID=14640698
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55114554A Expired JPS5845247B2 (ja) | 1980-08-19 | 1980-08-19 | ケ−ブルの屈曲部引通し工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845247B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019035443A1 (ja) | 2017-08-18 | 2019-02-21 | Jsr株式会社 | ゴム組成物の製造方法 |
-
1980
- 1980-08-19 JP JP55114554A patent/JPS5845247B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019035443A1 (ja) | 2017-08-18 | 2019-02-21 | Jsr株式会社 | ゴム組成物の製造方法 |
KR20200022022A (ko) | 2017-08-18 | 2020-03-02 | 제이에스알 가부시끼가이샤 | 고무 조성물의 제조 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5740308A (en) | 1982-03-05 |
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