JPS58451A - 二系統流体圧同時調整装置 - Google Patents
二系統流体圧同時調整装置Info
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- JPS58451A JPS58451A JP56098976A JP9897681A JPS58451A JP S58451 A JPS58451 A JP S58451A JP 56098976 A JP56098976 A JP 56098976A JP 9897681 A JP9897681 A JP 9897681A JP S58451 A JPS58451 A JP S58451A
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- JP
- Japan
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- fluid pressure
- chamber
- pressure
- piston
- hydraulic
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/32—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration
- B60T8/34—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition
- B60T8/42—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to a speed condition, e.g. acceleration or deceleration having a fluid pressure regulator responsive to a speed condition having expanding chambers for controlling pressure, i.e. closed systems
- B60T8/4208—Debooster systems
- B60T8/4225—Debooster systems having a fluid actuated expansion unit
- B60T8/4233—Debooster systems having a fluid actuated expansion unit with brake pressure relief by introducing fluid pressure into the expansion unit
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60T—VEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
- B60T8/00—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
- B60T8/26—Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force characterised by producing differential braking between front and rear wheels
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Fluid Mechanics (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Regulating Braking Force (AREA)
- Hydraulic Control Valves For Brake Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、二系統からなる流体圧系に対して、各流体圧
系毎にそれぞれ流体圧源から送られた一次流体圧に基づ
いて二次流体圧を発生させ、各流体圧系の二次流体圧を
それぞれ対応する流体圧作動装置に伝達して各流体圧作
動装置を作動させると共に、各二次流体圧を調整する際
には同時に調整することができるような二系統流体圧同
時調整装置に関するものである。
系毎にそれぞれ流体圧源から送られた一次流体圧に基づ
いて二次流体圧を発生させ、各流体圧系の二次流体圧を
それぞれ対応する流体圧作動装置に伝達して各流体圧作
動装置を作動させると共に、各二次流体圧を調整する際
には同時に調整することができるような二系統流体圧同
時調整装置に関するものである。
一般に、二系統からなる流体圧系においては、流体の流
れは各系統毎に独立しているため、各系統の流体圧作動
装置を作動させるための流体圧を同時に調整する必要が
ある場合には、各系統間の流体の交流を防止しつつ各系
統内の作動流体圧の調整をしなければならないため、流
体路構成や流体圧調整器の構造は複雑なものとならざる
をえない、従来、二次流体圧室に対して同時に流体圧調
整を行なうことができるような装置としては、流体ぎ構
成が簡単で済み、しかも確実に作動することができ、実
用性が高い装置を得ることは容易ではなかった。
れは各系統毎に独立しているため、各系統の流体圧作動
装置を作動させるための流体圧を同時に調整する必要が
ある場合には、各系統間の流体の交流を防止しつつ各系
統内の作動流体圧の調整をしなければならないため、流
体路構成や流体圧調整器の構造は複雑なものとならざる
をえない、従来、二次流体圧室に対して同時に流体圧調
整を行なうことができるような装置としては、流体ぎ構
成が簡単で済み、しかも確実に作動することができ、実
用性が高い装置を得ることは容易ではなかった。
そこで本発明は、構造が簡単で、確実に作動することが
でき、流体路構成が簡単で済み、実用性も高い二系統流
体圧同時調整装置を得ることを主な目的とするものであ
る。
でき、流体路構成が簡単で済み、実用性も高い二系統流
体圧同時調整装置を得ることを主な目的とするものであ
る。
以下、図面に従って、本発明を後輪側の支持荷重よりも
前輪側の支持荷重の方が大きい前方エンジン前輪駆動型
の四輪自動車用アンチロック制動装置に適用した場合の
一実施例について説明すると、先ず第1図において、タ
ンデム型のマスターシリンダ1は、制動ペダル2が踏ま
れることによって、油槽3から供給された制動油を、互
いに独立した制動油系統を構成する一対の油路4.4′
を介して、それぞれ本発明の二系統流体圧同時調整装置
を構成する第1の制動油圧調整装置5の一次制動油圧室
6.6′に送るようになっている。
前輪側の支持荷重の方が大きい前方エンジン前輪駆動型
の四輪自動車用アンチロック制動装置に適用した場合の
一実施例について説明すると、先ず第1図において、タ
ンデム型のマスターシリンダ1は、制動ペダル2が踏ま
れることによって、油槽3から供給された制動油を、互
いに独立した制動油系統を構成する一対の油路4.4′
を介して、それぞれ本発明の二系統流体圧同時調整装置
を構成する第1の制動油圧調整装置5の一次制動油圧室
6.6′に送るようになっている。
制動油圧調整装置5は、一対の端壁部材8.8′により
両端部が閉塞されたシリンダTと、このシリンダT内に
おいて各端壁部材8.8′から離隔した位置に配設され
た一対の隔壁9,9′と、両端部にそれぞれ一対のピス
トン11.12および11′。
両端部が閉塞されたシリンダTと、このシリンダT内に
おいて各端壁部材8.8′から離隔した位置に配設され
た一対の隔壁9,9′と、両端部にそれぞれ一対のピス
トン11.12および11′。
12′を備え、それぞれ各ピストン間の部分において対
応する隔壁8.9′を軸方向に滑液自在に貫通する一対
のロンド10 、10’とを有し、隔壁9とピストン1
1との間のシリンダ室は第一の油圧系統の一次制動油圧
室6として、油路4を介してマスターシリンダ1に連通
され、隔壁9とピストン12との間のシリンダ室は第1
の油圧系統の二次制動油圧室14として、油路18を介
して右前翰用ホイルシリンダ19のホイルシリンダ油圧
室20に連通され、端壁部材8とピスト′ン12との間
の7リング室は解放油室15として、油路21を介して
油槽3に連通されているのに対し、隔壁9′とピストン
11′との間のシリンダ室は第2の油圧系統の一次制動
油圧室6′として、油路4′を介してマスターシリンダ
1に連通され、隔壁9′とピストン12′との間のシリ
ンダ室は第2の油圧系統の二次制動油圧室14′として
、油路18′を介して左前輪用ホイルシリンダ19′の
ホイルシリンダ油圧室20′に連通さ飢端壁部材s′と
ピストン12′との間のシリンダ室は解放油室15′と
して、油路21を介して油槽3に連通されており、また
、一対のピストン11.11’間のシリンダ室はアンチ
ロック制御油圧室13として、導圧制御弁41および排
圧制御弁42の関連作動によりア、ンチロツク制御油の
供看、 り 給あるいは排出制御を受けるようになっている。
応する隔壁8.9′を軸方向に滑液自在に貫通する一対
のロンド10 、10’とを有し、隔壁9とピストン1
1との間のシリンダ室は第一の油圧系統の一次制動油圧
室6として、油路4を介してマスターシリンダ1に連通
され、隔壁9とピストン12との間のシリンダ室は第1
の油圧系統の二次制動油圧室14として、油路18を介
して右前翰用ホイルシリンダ19のホイルシリンダ油圧
室20に連通され、端壁部材8とピスト′ン12との間
の7リング室は解放油室15として、油路21を介して
油槽3に連通されているのに対し、隔壁9′とピストン
11′との間のシリンダ室は第2の油圧系統の一次制動
油圧室6′として、油路4′を介してマスターシリンダ
1に連通され、隔壁9′とピストン12′との間のシリ
ンダ室は第2の油圧系統の二次制動油圧室14′として
、油路18′を介して左前輪用ホイルシリンダ19′の
ホイルシリンダ油圧室20′に連通さ飢端壁部材s′と
ピストン12′との間のシリンダ室は解放油室15′と
して、油路21を介して油槽3に連通されており、また
、一対のピストン11.11’間のシリンダ室はアンチ
ロック制御油圧室13として、導圧制御弁41および排
圧制御弁42の関連作動によりア、ンチロツク制御油の
供看、 り 給あるいは排出制御を受けるようになっている。
一対のピストン11 、11’間には圧縮ばね1噂が介
装されているとともに、隔壁9とピストン11との間お
よび隔壁9′とピストン11′との間にはそれぞれ圧縮
ばね17,17’が介装されており、これらの圧縮ばね
16および17.I?’の弾発復元作用により、各ピス
トン11.12および11’、12’は弾力的で滑らか
な運動を行なうとともK、非制動時には常に適正な位置
に保持されているものである。
装されているとともに、隔壁9とピストン11との間お
よび隔壁9′とピストン11′との間にはそれぞれ圧縮
ばね17,17’が介装されており、これらの圧縮ばね
16および17.I?’の弾発復元作用により、各ピス
トン11.12および11’、12’は弾力的で滑らか
な運動を行なうとともK、非制動時には常に適正な位置
に保持されているものである。
ところで、各シリンダ室間の圧油の漏洩を防止するため
に、ピストン11 、11’の各両面側にLそれぞれ圧
油に対し逆止効果を有する環状の、いわゆるカップ型シ
ール部材11a、11hおよび11g’。
に、ピストン11 、11’の各両面側にLそれぞれ圧
油に対し逆止効果を有する環状の、いわゆるカップ型シ
ール部材11a、11hおよび11g’。
11h′が装着されていると共に、各隔壁9,9′の一
次制動油圧室6.6′側にはそれぞれカップ型シール部
材fJa、9m’が装着され、更に、各ピストン12
、12’の二次制動油圧室14 、14’側にはそれぞ
れカップ型シール部材12g、12g’が装着されてい
る。このうち、特に一対のシール部材flagsa′は
、−次制動油圧室6.6′内の圧滲を二次制動油圧室1
4 、14’内へ漏洩することによって、各ピストン1
2 、12’が互いに接近する方向に移動する機能が失
なわれることを防止し、また、一対のシール部材12a
、 1’2 a’ は、二次制動油圧室14 、14
’内の圧油が油路21側へ漏洩することによって、充分
な二次制動油圧の発生が妨げられることを防止する。
次制動油圧室6.6′側にはそれぞれカップ型シール部
材fJa、9m’が装着され、更に、各ピストン12
、12’の二次制動油圧室14 、14’側にはそれぞ
れカップ型シール部材12g、12g’が装着されてい
る。このうち、特に一対のシール部材flagsa′は
、−次制動油圧室6.6′内の圧滲を二次制動油圧室1
4 、14’内へ漏洩することによって、各ピストン1
2 、12’が互いに接近する方向に移動する機能が失
なわれることを防止し、また、一対のシール部材12a
、 1’2 a’ は、二次制動油圧室14 、14
’内の圧油が油路21側へ漏洩することによって、充分
な二次制動油圧の発生が妨げられることを防止する。
各−次側動油圧室6,6′は更にそれぞれ、途中に油圧
制御弁22.22’を備えた油路23,23’を介して
、本発明の二系統流体圧同時調整装置を構成する第2の
制動油圧調整装置24の対応する一次制動油圧室25
、25’に連通されている。第2の制動油圧調整装置2
4は、基本的には第1の制動油圧調整装置5と同一の構
造を有しており、一対の端壁部材27 、27’により
両端部が閉塞されたシリンダ26と、このシリンダ26
内において各端壁部材27.27’から離隔した位置に
配設された一対の隔壁28 、28’と、両端部にそれ
ぞれ一対のピストン30.31および30’、31’を
備え、それぞれ各ピストン間の部分において対応する隔
壁28.28’を軸方向に滑液自在に貫通する一対<7
)0ツド29 、29’とを有し、隔壁28とピストン
30との間のシリンダ室は第1の油圧系統の一次制動油
圧室25として、油路23、油圧制御弁22、第1の制
動油圧調整装置5の一次制動油圧室6、油路4を介して
マスターシリンダ1に連通され、隔壁2日とピストン3
1との間のシリンダ室は第1の油圧系統の二次制動油圧
室33として、油路3Tを介して左後輪用ホイルシリン
ダ38のホイルシリンダ油圧室39に、連通され、端壁
部材2Tとピストン31との間のシリンダ室は解放油室
34として、油1f!i40、第1の制動油圧調整装置
5の解放油室15、油路21を介して油槽3に連通され
ているのに対し、隔壁28′とピストン30′との間の
シリンダ室は第2の油圧系統の一次制動油圧室25′と
して、油路23′、油圧制御弁22′、第1の制動油圧
調整装置5の一次制動油圧室6′、。
制御弁22.22’を備えた油路23,23’を介して
、本発明の二系統流体圧同時調整装置を構成する第2の
制動油圧調整装置24の対応する一次制動油圧室25
、25’に連通されている。第2の制動油圧調整装置2
4は、基本的には第1の制動油圧調整装置5と同一の構
造を有しており、一対の端壁部材27 、27’により
両端部が閉塞されたシリンダ26と、このシリンダ26
内において各端壁部材27.27’から離隔した位置に
配設された一対の隔壁28 、28’と、両端部にそれ
ぞれ一対のピストン30.31および30’、31’を
備え、それぞれ各ピストン間の部分において対応する隔
壁28.28’を軸方向に滑液自在に貫通する一対<7
)0ツド29 、29’とを有し、隔壁28とピストン
30との間のシリンダ室は第1の油圧系統の一次制動油
圧室25として、油路23、油圧制御弁22、第1の制
動油圧調整装置5の一次制動油圧室6、油路4を介して
マスターシリンダ1に連通され、隔壁2日とピストン3
1との間のシリンダ室は第1の油圧系統の二次制動油圧
室33として、油路3Tを介して左後輪用ホイルシリン
ダ38のホイルシリンダ油圧室39に、連通され、端壁
部材2Tとピストン31との間のシリンダ室は解放油室
34として、油1f!i40、第1の制動油圧調整装置
5の解放油室15、油路21を介して油槽3に連通され
ているのに対し、隔壁28′とピストン30′との間の
シリンダ室は第2の油圧系統の一次制動油圧室25′と
して、油路23′、油圧制御弁22′、第1の制動油圧
調整装置5の一次制動油圧室6′、。
油路4′を介してマスターシリンダ1に連通され、隔I
!2B’とピストン31′との間のシリンダ室は第2の
油圧系統の二次制動油圧室33′として、油路37’を
介して右後輪用ホイルシリンダ38′のホイルシリンダ
油圧室3 ’a’に連通され、端壁部材27′とピスト
ン31′との間のシリンダ室は解放油室34′として、
油路40′、第1の制動油圧調整装置5の解放油室15
′、油路21を介して油槽3に連通されており、また、
一対のピストン3 o 、 30’間のシリンダ室はア
ンチロック制御油圧室32として、導圧制御弁43およ
び排圧制御弁44の関連作動によりアンチロック制御油
の供給あるいは排出制御を受けるようKなっている。
!2B’とピストン31′との間のシリンダ室は第2の
油圧系統の二次制動油圧室33′として、油路37’を
介して右後輪用ホイルシリンダ38′のホイルシリンダ
油圧室3 ’a’に連通され、端壁部材27′とピスト
ン31′との間のシリンダ室は解放油室34′として、
油路40′、第1の制動油圧調整装置5の解放油室15
′、油路21を介して油槽3に連通されており、また、
一対のピストン3 o 、 30’間のシリンダ室はア
ンチロック制御油圧室32として、導圧制御弁43およ
び排圧制御弁44の関連作動によりアンチロック制御油
の供給あるいは排出制御を受けるようKなっている。
一対のピストン30 t 30’間には圧縮ばね35が
介装されているとともに、隔壁28とピストン30との
間および隔壁28′とピストン30′との間にはそれぞ
れ圧縮ばね36 、36’が介装されており、これらの
圧縮ばね35および36 、36’の弾発復元作用によ
り、各ピストン30.31および30’、31’は弾力
的で滑らかな運動を行なうとともに、非制動時には常に
適正な位置に保持されている。
介装されているとともに、隔壁28とピストン30との
間および隔壁28′とピストン30′との間にはそれぞ
れ圧縮ばね36 、36’が介装されており、これらの
圧縮ばね35および36 、36’の弾発復元作用によ
り、各ピストン30.31および30’、31’は弾力
的で滑らかな運動を行なうとともに、非制動時には常に
適正な位置に保持されている。
制動油圧調整装置5の場合と同様にして、各シリンダ室
間の圧油の漏洩を防止するために、一対のピストン30
、30’の各両面側には、それぞれカップ型シール部
材30g、30Aおよびsaa%s o b’が装着さ
れていると共に、各隔壁28゜28′の一次制動油圧室
25 、25’ 側にはそれぞれカップ型シール部材2
11g、28g’が装着され。
間の圧油の漏洩を防止するために、一対のピストン30
、30’の各両面側には、それぞれカップ型シール部
材30g、30Aおよびsaa%s o b’が装着さ
れていると共に、各隔壁28゜28′の一次制動油圧室
25 、25’ 側にはそれぞれカップ型シール部材2
11g、28g’が装着され。
更に各ピストン31.31’の二次制動油圧室s s
、 s s’側にはそれぞれカップ型シール部材31藝
、 31 g’が装着されている。
、 s s’側にはそれぞれカップ型シール部材31藝
、 31 g’が装着されている。
一対の油圧制御弁22 、22’は、支持荷重の大きい
前輪に対する制動力よりも支持荷重の小さい後輪に対す
る制動力の方が支持荷重の配分に応じて小さくなるよう
に、特に制動開始直後の一次制動油圧を調整するための
制御弁であって、これら一対の油圧制御弁22 、22
’の油圧降下作用により、特に制動開始直後においては
、一対の一次制動油圧室6,6′内の油圧よりも一対の
一次制動油圧室25 、25’内の油圧の方が、各車輪
の支持荷重の配分に応じて低く保たれる。その結果、制
動開始後においては、前輪側の二次制動油圧室14゜1
4′内に発生する油圧は後輪側の二次制動油圧室33
、33’内に発生する油圧よりも大きいため、もし前輪
側の二次制動油圧系に故障が生じて前輪側の各ホイルシ
、リング111.t9’に油圧が伝達されないような事
態が発生すると、後輪側の二次制動油圧系に故障が生じ
た場合に比べて、車輌全体に対する制動効果の損失がよ
り大きくなって、不都合な事態となる。そこで、このよ
うな事態に至ることを未然に防止するための手段として
、一対の油路18 、18’は、それぞれ途中にチェッ
ク弁55 、55’を備えた油路56 、56’を介し
て対応する油路37 、 s r’に連通しうるよう罠
なっており、これら一対のチェック弁s s 、 s
s’の作用により、前輪側の二次制動油圧系が故障して
、一対の二次制動油圧室14 、14’のううの少なく
とも一方にでも二次制動油圧が発生しなくなって、後輪
側のホイルシリンダ油圧室39 、39’内の油圧が前
輪側のホイルシリンダ油圧室20 、20’内の油圧よ
りも設定圧を超えて高くなった場合には、直ちに後輪側
の二次制動油圧室33 、33’内の油圧が対応する前
輪側のホイルシリンダ油圧室20あるいは20’内に伝
達されるようになっている。
前輪に対する制動力よりも支持荷重の小さい後輪に対す
る制動力の方が支持荷重の配分に応じて小さくなるよう
に、特に制動開始直後の一次制動油圧を調整するための
制御弁であって、これら一対の油圧制御弁22 、22
’の油圧降下作用により、特に制動開始直後においては
、一対の一次制動油圧室6,6′内の油圧よりも一対の
一次制動油圧室25 、25’内の油圧の方が、各車輪
の支持荷重の配分に応じて低く保たれる。その結果、制
動開始後においては、前輪側の二次制動油圧室14゜1
4′内に発生する油圧は後輪側の二次制動油圧室33
、33’内に発生する油圧よりも大きいため、もし前輪
側の二次制動油圧系に故障が生じて前輪側の各ホイルシ
、リング111.t9’に油圧が伝達されないような事
態が発生すると、後輪側の二次制動油圧系に故障が生じ
た場合に比べて、車輌全体に対する制動効果の損失がよ
り大きくなって、不都合な事態となる。そこで、このよ
うな事態に至ることを未然に防止するための手段として
、一対の油路18 、18’は、それぞれ途中にチェッ
ク弁55 、55’を備えた油路56 、56’を介し
て対応する油路37 、 s r’に連通しうるよう罠
なっており、これら一対のチェック弁s s 、 s
s’の作用により、前輪側の二次制動油圧系が故障して
、一対の二次制動油圧室14 、14’のううの少なく
とも一方にでも二次制動油圧が発生しなくなって、後輪
側のホイルシリンダ油圧室39 、39’内の油圧が前
輪側のホイルシリンダ油圧室20 、20’内の油圧よ
りも設定圧を超えて高くなった場合には、直ちに後輪側
の二次制動油圧室33 、33’内の油圧が対応する前
輪側のホイルシリンダ油圧室20あるいは20’内に伝
達されるようになっている。
次にアンチロック制御系について説明する。例えばプラ
ンジャポンプのような油圧源Pにより加圧された制御油
は、逆上弁45および途中で蓄圧器41iK連通してい
る油路41を経て導圧制御弁41に送られると共K、油
路41から分岐している油路48を経て導圧制御弁43
にも送られる。
ンジャポンプのような油圧源Pにより加圧された制御油
は、逆上弁45および途中で蓄圧器41iK連通してい
る油路41を経て導圧制御弁41に送られると共K、油
路41から分岐している油路48を経て導圧制御弁43
にも送られる。
また、排圧制御弁42により排出された制御油は油路4
sを経て油槽51に送られると共に、排圧制御弁44に
より排出された制御油は油路50゜49を経て油槽S1
に送られる。そして油槽51内の制御油はフィルタ52
を゛通った後、油路53、逆止弁54を経て再び油圧源
Pにより加圧される・次にアンチロック制御系における
導圧制御弁41.43および排圧制御弁42.44の開
閉制御装置について説明する。
sを経て油槽51に送られると共に、排圧制御弁44に
より排出された制御油は油路50゜49を経て油槽S1
に送られる。そして油槽51内の制御油はフィルタ52
を゛通った後、油路53、逆止弁54を経て再び油圧源
Pにより加圧される・次にアンチロック制御系における
導圧制御弁41.43および排圧制御弁42.44の開
閉制御装置について説明する。
第2図において、導圧制御弁41および排圧制御弁42
は晩期作動型アンチロック制御油圧供給装置65により
開閉制御される一方、導圧制御弁43および排圧制御弁
44は早期作動型アンチロック制御油圧供給装置66に
より開閉制御されるようになっている。右前輪用車輪速
度検出器57が発生した信号は車輪速度算出器59によ
り右前輪の周速度に比例した車輪速度信号に交換された
後、ハイセレクト回路のような高速信号選択器61に送
られると共に、左前輪用車輪速度検出器51′が発生し
た信号は車輪速度算出器S 9’により左前輪の周速度
に比例した車輪速度信号に変換された後、高速信号選択
器61に送られる。高速信号選択器61は、左右前輪の
うち周速度が高い方の車輪の車輪速度信号を選択して、
その信号を前輪用制御回路63へ送る。前輪用制御回路
63は、左右前輪のうち周速度が高い方の車輪のスリッ
プ率および増減速度を算定した上、通常は導圧制御弁4
1を閉状態に、排圧制御弁42を開状態に保っているが
、左右前輪のうち周速度が高い方の車輪、すなわち遅れ
てロックの発生状態に達する方の車輪がロックの発生状
態に達したときには、直ちに導圧制御弁41を開状態に
、排圧制御弁42を閉状態圧して、アンチロック制御油
圧室13内に油圧源Pから送られた制御油を導入する。
は晩期作動型アンチロック制御油圧供給装置65により
開閉制御される一方、導圧制御弁43および排圧制御弁
44は早期作動型アンチロック制御油圧供給装置66に
より開閉制御されるようになっている。右前輪用車輪速
度検出器57が発生した信号は車輪速度算出器59によ
り右前輪の周速度に比例した車輪速度信号に交換された
後、ハイセレクト回路のような高速信号選択器61に送
られると共に、左前輪用車輪速度検出器51′が発生し
た信号は車輪速度算出器S 9’により左前輪の周速度
に比例した車輪速度信号に変換された後、高速信号選択
器61に送られる。高速信号選択器61は、左右前輪の
うち周速度が高い方の車輪の車輪速度信号を選択して、
その信号を前輪用制御回路63へ送る。前輪用制御回路
63は、左右前輪のうち周速度が高い方の車輪のスリッ
プ率および増減速度を算定した上、通常は導圧制御弁4
1を閉状態に、排圧制御弁42を開状態に保っているが
、左右前輪のうち周速度が高い方の車輪、すなわち遅れ
てロックの発生状態に達する方の車輪がロックの発生状
態に達したときには、直ちに導圧制御弁41を開状態に
、排圧制御弁42を閉状態圧して、アンチロック制御油
圧室13内に油圧源Pから送られた制御油を導入する。
これに対し、右後輪用車輪速度検出器58′が発生した
信号は車輪速度算出器@O′により右後輪の周速度に比
例した車輪速度信号に変換された後、ローセレクト回路
のような低速信号選択器62に送られると共に、左後輪
用車輪速度検出器58が発生した信号は車輪速度算出器
60により左後輪の周速度に比例した車輪速度信号に変
換された後、低速信号選択器62に送られる。低速信号
選択器62は、左右後輪のうち周速度が低い方の車輪の
車輪速度信号を選択して、その信号を後輪用制御回路6
4へ送る。後輪用制御回路64は、左右後輪のうち周速
度が低い方の車輪のスリップ率および増減速度を算定し
た上、通常は導圧制御弁43を閉状態に、排圧制御弁4
4を開状態に保っているが、左右後輪のうち周速度が低
い方の車輪、すなわち先にロックの発生状態に達する方
の車輪がロックの発生状態に達したときには、直ちに導
圧制御弁43を開状態K、排圧制御弁44を閉状態圧し
て、アンチロック制御油圧室32内に油圧源Pから送ら
れた制御油を導入する。
信号は車輪速度算出器@O′により右後輪の周速度に比
例した車輪速度信号に変換された後、ローセレクト回路
のような低速信号選択器62に送られると共に、左後輪
用車輪速度検出器58が発生した信号は車輪速度算出器
60により左後輪の周速度に比例した車輪速度信号に変
換された後、低速信号選択器62に送られる。低速信号
選択器62は、左右後輪のうち周速度が低い方の車輪の
車輪速度信号を選択して、その信号を後輪用制御回路6
4へ送る。後輪用制御回路64は、左右後輪のうち周速
度が低い方の車輪のスリップ率および増減速度を算定し
た上、通常は導圧制御弁43を閉状態に、排圧制御弁4
4を開状態に保っているが、左右後輪のうち周速度が低
い方の車輪、すなわち先にロックの発生状態に達する方
の車輪がロックの発生状態に達したときには、直ちに導
圧制御弁43を開状態K、排圧制御弁44を閉状態圧し
て、アンチロック制御油圧室32内に油圧源Pから送ら
れた制御油を導入する。
各導圧制御弁41.43および排圧制御弁42゜44は
それぞれ電磁ソレノイドにより作動される電磁制御弁で
あって良く、導圧制御弁41.43に対しては、通電さ
れていないときには閉状態を保ち、通電されると開状態
となるように構成することができ、また、排圧制御弁4
2.44に対しては、通電されていないときには開状態
を保ち、通電されると閉状態となるように構成すること
ができる。
それぞれ電磁ソレノイドにより作動される電磁制御弁で
あって良く、導圧制御弁41.43に対しては、通電さ
れていないときには閉状態を保ち、通電されると開状態
となるように構成することができ、また、排圧制御弁4
2.44に対しては、通電されていないときには開状態
を保ち、通電されると閉状態となるように構成すること
ができる。
以上のように構成されているので、制動時において、制
動ペダル2が踏まれると、マスターシリンダ1内に発生
した制動圧は、油路4,4′を介して前輪側の各−次側
動油圧室6,6′内に伝達されると共に、更に油路23
.23’を介して後輪側の各−水制動油圧室2 S 、
25’内に伝達される。その結果、各一対のピストン
11,11′および30゜30′は、それぞれ−水制動
油圧室6.6′および25.25’内の一次制動油圧に
より押圧されて、各ロンド10 、10’および29
、29’ を各シリンダ7.26内において互−に接
近するように軸方向に移動させ、各二次制動油圧室14
、14’および33 、33’内に二次制動油圧を発
生させる。この際、一対の油圧制御弁22 、22’の
作用により、後輪側の一次制動油圧室25 、25’内
の一次制動油圧は、前輪側の一次制動油圧室6,6′内
の一次制動油圧よりも、車輪の支持荷重の配分に応じて
低くなるように調整されるので、それに伴なって、後輪
側の二次制動油圧室33 、33’内に発生する二次制
動油圧は、前輪側の二次制動油圧室14.14’内に発
生する二次制動油圧よりも、車輪の支持荷重の配分に応
じて低い。
動ペダル2が踏まれると、マスターシリンダ1内に発生
した制動圧は、油路4,4′を介して前輪側の各−次側
動油圧室6,6′内に伝達されると共に、更に油路23
.23’を介して後輪側の各−水制動油圧室2 S 、
25’内に伝達される。その結果、各一対のピストン
11,11′および30゜30′は、それぞれ−水制動
油圧室6.6′および25.25’内の一次制動油圧に
より押圧されて、各ロンド10 、10’および29
、29’ を各シリンダ7.26内において互−に接
近するように軸方向に移動させ、各二次制動油圧室14
、14’および33 、33’内に二次制動油圧を発
生させる。この際、一対の油圧制御弁22 、22’の
作用により、後輪側の一次制動油圧室25 、25’内
の一次制動油圧は、前輪側の一次制動油圧室6,6′内
の一次制動油圧よりも、車輪の支持荷重の配分に応じて
低くなるように調整されるので、それに伴なって、後輪
側の二次制動油圧室33 、33’内に発生する二次制
動油圧は、前輪側の二次制動油圧室14.14’内に発
生する二次制動油圧よりも、車輪の支持荷重の配分に応
じて低い。
前輪側の二次制動油圧室14 、14’内の二次制動油
圧は、直ちにそれぞれ油路l 8 、18’を介して右
前輪用ホイルシリンダ19のホイ〃シリンダ油圧室20
および左前輪用ホイルシリンダ19′のホイルシリンダ
油圧室20′に伝達されることにより。
圧は、直ちにそれぞれ油路l 8 、18’を介して右
前輪用ホイルシリンダ19のホイ〃シリンダ油圧室20
および左前輪用ホイルシリンダ19′のホイルシリンダ
油圧室20′に伝達されることにより。
左右前輪が制動力を受け、また、後輪側の二次制動油圧
室33 、33’内の二次制動油圧は、それぞれ油路3
7 、37’を介して左後輪用ホイルシリンダ38のホ
イルシリンダ油圧室39および右後輪用ホイルシリンダ
38′のホイルシリンダ油圧室3 !I’に伝達される
ことにより、左右後輪が制動力を受ける。
室33 、33’内の二次制動油圧は、それぞれ油路3
7 、37’を介して左後輪用ホイルシリンダ38のホ
イルシリンダ油圧室39および右後輪用ホイルシリンダ
38′のホイルシリンダ油圧室3 !I’に伝達される
ことにより、左右後輪が制動力を受ける。
前輪側の二次制動油圧系が何らかの原因により故障する
ことによって、制動時において、後輪側のホイルシリン
ダ油圧室39あるいは39′内の油圧が、前輪側のホイ
ルシリンダ油圧室20あるいは20′内の油圧よりも、
対応するチェック弁55あるいは55′の設定圧を超え
て高くなった場合には、直ちに対応する後輪側の二次制
動油圧室33あるいは33′内の油圧が油路56あるい
は56′を経て前輪側のホイルシリンダ油圧室20ある
いは20′ 内に伝達されて、前輪側の制動力の損失
を補償する。
ことによって、制動時において、後輪側のホイルシリン
ダ油圧室39あるいは39′内の油圧が、前輪側のホイ
ルシリンダ油圧室20あるいは20′内の油圧よりも、
対応するチェック弁55あるいは55′の設定圧を超え
て高くなった場合には、直ちに対応する後輪側の二次制
動油圧室33あるいは33′内の油圧が油路56あるい
は56′を経て前輪側のホイルシリンダ油圧室20ある
いは20′ 内に伝達されて、前輪側の制動力の損失
を補償する。
制動中に、左右の前輪のうち遅れてロックの発生状態忙
達する方の車輪がロックの発生状態に達すると、晩期作
動型アンチロック制御油圧供給装置65の作動により、
それまで閉状態にあった導圧制御弁41が開状態に置か
れるとともに、それまで開状態にあった排圧制御弁42
が閉状態に置かれることによって、油圧源Pから送られ
た制御油は直ちにアンチロック制御油圧室13内に導入
され、一対のピストン11.11’を互いに離反する方
向に押圧する。その結果、二次制動油圧室14゜14′
内の二次制動油圧が低下し、各ホイルシリンダ19 、
19’による左右各前輪に対する制動力が、左右前輪の
うち少なくとも一方がロックの発生状態から脱するまで
の間、緩和され、あるいは解除される。この間、各解放
油室1 j 、 15’内の油&Lそれぞれピストン1
2 、12’により押圧されて、油路21を経て油槽3
内へ向けて還流する。
達する方の車輪がロックの発生状態に達すると、晩期作
動型アンチロック制御油圧供給装置65の作動により、
それまで閉状態にあった導圧制御弁41が開状態に置か
れるとともに、それまで開状態にあった排圧制御弁42
が閉状態に置かれることによって、油圧源Pから送られ
た制御油は直ちにアンチロック制御油圧室13内に導入
され、一対のピストン11.11’を互いに離反する方
向に押圧する。その結果、二次制動油圧室14゜14′
内の二次制動油圧が低下し、各ホイルシリンダ19 、
19’による左右各前輪に対する制動力が、左右前輪の
うち少なくとも一方がロックの発生状態から脱するまで
の間、緩和され、あるいは解除される。この間、各解放
油室1 j 、 15’内の油&Lそれぞれピストン1
2 、12’により押圧されて、油路21を経て油槽3
内へ向けて還流する。
また、制動中に、左右後輪のうち少なくとも一方がロッ
クの発生状態に達すると、早期作動型アンチロック制御
油圧供給装置66の作動により、それまで閉状態にあっ
た導圧制御弁4゛3が開状態に置かれるとともK、それ
まで開状態にあった排圧制御弁44が閉状態に置かれる
ことによって、油圧源Pから送られた制御油は直ちにア
ンチロック制御油圧室32内に導入され、一対のピスト
ン30 、30’を互いに離反する方向に押圧する。そ
の結果、二次制動油圧室33.33’内の二次制動油圧
が低下し、各ホイルシリンダ38 、38’による左右
各後輪に対する制動力が、左右後輪がロックの発生状態
から脱するまでの間、緩和され、あるいは解除される。
クの発生状態に達すると、早期作動型アンチロック制御
油圧供給装置66の作動により、それまで閉状態にあっ
た導圧制御弁4゛3が開状態に置かれるとともK、それ
まで開状態にあった排圧制御弁44が閉状態に置かれる
ことによって、油圧源Pから送られた制御油は直ちにア
ンチロック制御油圧室32内に導入され、一対のピスト
ン30 、30’を互いに離反する方向に押圧する。そ
の結果、二次制動油圧室33.33’内の二次制動油圧
が低下し、各ホイルシリンダ38 、38’による左右
各後輪に対する制動力が、左右後輪がロックの発生状態
から脱するまでの間、緩和され、あるいは解除される。
この間、各解放油室34 、34’内の油は、それぞれ
ピストン31.31’により押圧されて、油路40 、
40’、解放油室ts、1s’L油路21を経て油槽3
内へ向けて還流する。
ピストン31.31’により押圧されて、油路40 、
40’、解放油室ts、1s’L油路21を経て油槽3
内へ向けて還流する。
以上の実施例においては、二系統からなる流体圧系はそ
れぞれ、制動油圧系として説明されたが、本発明におい
ては、二次流体王室は制動油圧系に限らず、他の任意の
油圧系であっても良く、又油圧系に代えて空気圧系ある
いはその他の流体圧系であっても良い。
れぞれ、制動油圧系として説明されたが、本発明におい
ては、二次流体王室は制動油圧系に限らず、他の任意の
油圧系であっても良く、又油圧系に代えて空気圧系ある
いはその他の流体圧系であっても良い。
以上のように、本発明によれば、両端部が閉塞され内部
に一対の隔壁を備えたシリンダと、両端部にそれぞれピ
ストンを担持し各隔壁な滑液自在に貫通する一対のロン
ドとにより、一対の隔壁と一対の第1のピストンとの間
にそれぞれ一次流体圧室を形成するとともに、一対の隔
壁と一対の第2のピストンとの間にそれぞれ二次流体王
室を形成し、さらに一対の第1のピストン間には制御流
体王室を形成するようにしたので、二系統からなる流体
圧系に対して、各流体圧系毎にそれぞれ流体圧源から送
られた一次流体圧に基づいて二次流体圧を発生させ、各
流体圧系の二次流体圧をそれぞれ対応する流体圧作動装
置に伝達して各流体圧作動装置を作動させると共に、各
二次流体圧を調整する際には、制御流体圧室内に制御流
体圧を導入するのみで、各系統の二次流体圧を同時に調
整することができ、全体としても、構造が簡単で、確実
に作動することができ、流体路構成が簡単で済み、実用
性が高い二遺統流体圧同時調整装置を得ることができる
ものである。
に一対の隔壁を備えたシリンダと、両端部にそれぞれピ
ストンを担持し各隔壁な滑液自在に貫通する一対のロン
ドとにより、一対の隔壁と一対の第1のピストンとの間
にそれぞれ一次流体圧室を形成するとともに、一対の隔
壁と一対の第2のピストンとの間にそれぞれ二次流体王
室を形成し、さらに一対の第1のピストン間には制御流
体王室を形成するようにしたので、二系統からなる流体
圧系に対して、各流体圧系毎にそれぞれ流体圧源から送
られた一次流体圧に基づいて二次流体圧を発生させ、各
流体圧系の二次流体圧をそれぞれ対応する流体圧作動装
置に伝達して各流体圧作動装置を作動させると共に、各
二次流体圧を調整する際には、制御流体圧室内に制御流
体圧を導入するのみで、各系統の二次流体圧を同時に調
整することができ、全体としても、構造が簡単で、確実
に作動することができ、流体路構成が簡単で済み、実用
性が高い二遺統流体圧同時調整装置を得ることができる
ものである。
また、特に第2番目の発明においては、各隔壁の一次流
体圧室側にはそれぞれカップ型シール部材を装着子るよ
うにしたので、−水流体圧室内の圧力流体が二次流体圧
室内へ漏洩することによって、第2のピストンが互いに
接近する方向に移動する機能が失なわれることが確実に
防止され、更に第2のピストンの二次流体圧室側にはそ
れぞれカップ型シール部材を装着するようにしたので、
二次流体圧室内の流体が室外へ漏洩することによって、
充分な二次流体圧の発生が妨げられることが防止され、
一層確実に二系統流体圧同時調整を行なうことができる
ものである。
体圧室側にはそれぞれカップ型シール部材を装着子るよ
うにしたので、−水流体圧室内の圧力流体が二次流体圧
室内へ漏洩することによって、第2のピストンが互いに
接近する方向に移動する機能が失なわれることが確実に
防止され、更に第2のピストンの二次流体圧室側にはそ
れぞれカップ型シール部材を装着するようにしたので、
二次流体圧室内の流体が室外へ漏洩することによって、
充分な二次流体圧の発生が妨げられることが防止され、
一層確実に二系統流体圧同時調整を行なうことができる
ものである。
第1図は、本発明の一実施例に従う二系統流体圧同時調
整装置をアンチロック制動装置に適用した場合の油圧系
統図、第2図は、アンチロック制御系の信号経路図であ
る。 6 、6’ ; 25 、25’・・・−水流体圧室(
−水制動油圧室)、1;26・・・シリンダ、9.9’
;28゜211′・・・隔壁、10.10’;29,2
9’・・・ロッド、11.11’;30,30’−・・
第1のピストン、12 、12’;31.31’−・・
第2のピストン、13.32・・・制御流体圧室(アン
チロック制御油圧室)、・14.14’;33,33’
・・・二次流体圧室(二次制動油圧室)、19 、19
’;3B、3B’・・・流体圧作動装置(ホイルシリン
ダ)。 特許出願人 本田技研工業株式会社
整装置をアンチロック制動装置に適用した場合の油圧系
統図、第2図は、アンチロック制御系の信号経路図であ
る。 6 、6’ ; 25 、25’・・・−水流体圧室(
−水制動油圧室)、1;26・・・シリンダ、9.9’
;28゜211′・・・隔壁、10.10’;29,2
9’・・・ロッド、11.11’;30,30’−・・
第1のピストン、12 、12’;31.31’−・・
第2のピストン、13.32・・・制御流体圧室(アン
チロック制御油圧室)、・14.14’;33,33’
・・・二次流体圧室(二次制動油圧室)、19 、19
’;3B、3B’・・・流体圧作動装置(ホイルシリン
ダ)。 特許出願人 本田技研工業株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ■両端部が閉塞され、軸方向に離隔した第1お上、tび
第2の隔壁9,9′又は28.28’により中央シリン
ダ室とこの中央シリンダ室の両端側に前記各隔壁9.9
′又は28.28’を介して隣接する一対の端部シリン
ダ室とに区画されるシリンダ1又は26と、前記各隔壁
9,9′又は28.28’を軸方向に滑液自在に貫通し
、前記中央シリンダ室内においてそれぞれ第1のピスト
ン11.11’又は30 、30’を担持すると共に、
対応する前記各端部シリンダ室内においてそれぞれ第2
のピストン12..12’又は31゜31′を担持する
一対のロンド10 、10’又は29゜29’hを有し
、前記第1の隔壁8又は2Bと、対応する前記第1のピ
ストン11.30との間に形成された一次流体圧室6又
は25は第1の流体圧系統の一体源に連通される開口を
備えていると共に、前記第1の隔壁9又は28と、対応
する前記第2のピストン12又は31との間に形成され
た二次流体圧室14又は33は前記第1の流体圧系統の
流体圧作動装置19又は38に連通される開口を備え、
前記第2の隔壁9′又は28′と、対応する前記第1の
ピストン11′又は30′との間に形成された一次流体
圧室6′又は25′は第2の流体圧系統の流体圧源に連
通される開口を備えていると共に、前記第2の隔壁9′
又は28′と、対応する前記第2のピストン12′又は
31′との間に形成された二次流体圧室14′又は33
′は前記第2の流体圧系統の流体圧作動装置19′又は
38′に連通される開口を備え、前記一対の第1のピス
トン11.11’又は30゜30′間に形成された制御
流体圧室13又は32は、前記第1および第2の流体圧
系統の二次流体圧を調整するための制御流体圧系に連通
される開口を備えている、二系統流体圧同時調整装置。 ■両端部が閉塞され、軸方向に離隔した第1および第2
の隔壁9,9′又は28.28’により中央シリンダ室
とこの中央シリンダ室の両端側に前記各隔壁9,9′又
は2!1.28’を介して隣接する一対の端部シリンダ
室とに区画されるシリンダ7又は26と、前記各隔壁9
.s′又は28,211’を軸方向に滑液自在に貫通し
、前記中央シリンダ室内においてそれぞれ第1のピスト
ン1.1,11’又は30 、30’を担持すると共に
、対応する前記各端部シリンダ室内においてそれぞれ第
2のピストン12,12’又は31.31’を担持する
一対のロンド10 、10’又は29.29’とを有し
、前記第1の隔壁9又は28と、対応する前記第1のピ
ストン11.30との間に形成された一次流体圧室6又
は25は第1の流体圧系統の流体源に連通される開口を
備えていると共に、前記第1の隔壁−又は28と、対応
する前記第2のピストン12又は31との間に形成され
た二次流体圧室14又は33は前記第1の流体圧系統の
流体圧作動装置19又は38に連通される開口を備え、
前記第2の隔壁9′又は28′と、対応する前記第1の
ピストン11′又は30′との間に形成された一次流体
圧室6′又は25′は第2の流体圧系統の流体圧源に連
通される開口を備えていると共に、前記第2の隔壁9′
又は28′と、対応する前記第2のピストン12′又は
31′との間に形成された二次流体圧室14′又は33
′は前記第2の流体圧系統の流体圧作動装置19′又は
38′に連通される開口を備え、前記一対の第1のピス
トン11.11’又は30.30’間に形成された制御
流体圧室13又は32は、前記第1および第2の流体圧
系統の二次流体圧を調整するための制御流体圧系に連通
される開口を備えており、前記各隔壁9.9′又は28
゜28′の前記−次流体圧室6,6′又は25.25’
側には、それぞれカップ型シール部材9α、9a′又は
H,,28α′が装着されていると共に、前記各第2の
ピストン12 、12’又は31.31’の前記二次流
体圧室14 、14’又は33.33’側には、それぞ
れカップ型シール部材12z、12g’又は31 a
、 31 a’が装着されている。二系統流体圧同時調
整装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56098976A JPS58451A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 二系統流体圧同時調整装置 |
US06/390,039 US4438629A (en) | 1981-06-25 | 1982-06-18 | Apparatus for simultaneously adjusting fluid pressures in a dual fluid system and associated method |
CA000406071A CA1205109A (en) | 1981-06-25 | 1982-06-24 | Apparatus for simultaneously adjusting fluid pressures in a dual fluid pressure system and associated method |
DE19823223813 DE3223813A1 (de) | 1981-06-25 | 1982-06-25 | Vorrichtung zum gleichzeitigen einstellen von fluiddruecken in einer hydraulischen zweikreisanordnung und verfahren zum betreiben eines solchen systems |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56098976A JPS58451A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 二系統流体圧同時調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58451A true JPS58451A (ja) | 1983-01-05 |
JPS6224297B2 JPS6224297B2 (ja) | 1987-05-27 |
Family
ID=14234050
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56098976A Granted JPS58451A (ja) | 1981-06-25 | 1981-06-25 | 二系統流体圧同時調整装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
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