JPS5845112Y2 - シヤ−プペンシルのチヤツク機構 - Google Patents
シヤ−プペンシルのチヤツク機構Info
- Publication number
- JPS5845112Y2 JPS5845112Y2 JP4726180U JP4726180U JPS5845112Y2 JP S5845112 Y2 JPS5845112 Y2 JP S5845112Y2 JP 4726180 U JP4726180 U JP 4726180U JP 4726180 U JP4726180 U JP 4726180U JP S5845112 Y2 JPS5845112 Y2 JP S5845112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- cylinder
- core
- tip
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、シャープペンシルのチャック機構に関するも
のである。
のである。
従来のこの種チャック機構には、次の構成より成る三つ
割りチャックが多く使用されている。
割りチャックが多く使用されている。
即ち、細い金属パイプの先端部内壁に芯をかむためのか
み径部を、外壁にテーパーの付いた拡壁部を設け、この
パイプの先端から120°の角度に配置された三本のバ
イトを軸方向に向けて切り込ませて、パイプ壁に120
°の間隔をおいた三条の切り割りを設ける。
み径部を、外壁にテーパーの付いた拡壁部を設け、この
パイプの先端から120°の角度に配置された三本のバ
イトを軸方向に向けて切り込ませて、パイプ壁に120
°の間隔をおいた三条の切り割りを設ける。
この三つ割チャックにおいては、パイプ体が細いことと
、バイトを切り込ませる過程でパイプ体がいずれかの方
向へそりやすいことから、バイトの中心をパイプの中心
軸に完全に一致させながら切り込ませる、いわゆるセン
ター出しが困難であり、三条の切り割がパイプ体の中心
軸から僅かにずれて設けられることが多く、そのような
チャックは芯の締め付けが不完全になりやすいという欠
点がある。
、バイトを切り込ませる過程でパイプ体がいずれかの方
向へそりやすいことから、バイトの中心をパイプの中心
軸に完全に一致させながら切り込ませる、いわゆるセン
ター出しが困難であり、三条の切り割がパイプ体の中心
軸から僅かにずれて設けられることが多く、そのような
チャックは芯の締め付けが不完全になりやすいという欠
点がある。
本考案は、上記従来の欠点を解消しうるシャープペンシ
ルのチャック機構を提供しようとするもので゛ある。
ルのチャック機構を提供しようとするもので゛ある。
以下図面にもとすいて本考案の実施例を説明すると、1
はチャック支持筒で、中心部に芯挿通孔2を有するプラ
スチック製または金属製の筒体3の筒壁において、その
筒軸方向に沿い、かつ筒壁の外面から芯挿通孔2へ貫通
するスリット4を等間隔をおいて6条穿設し、各スリッ
ト4の後端側には、筒壁の外面から引込んだ位置におい
てスリット間隔をふさぐ係止部5を設け、筒体3の後端
面には、ねじ部6を一体に設けて戊る。
はチャック支持筒で、中心部に芯挿通孔2を有するプラ
スチック製または金属製の筒体3の筒壁において、その
筒軸方向に沿い、かつ筒壁の外面から芯挿通孔2へ貫通
するスリット4を等間隔をおいて6条穿設し、各スリッ
ト4の後端側には、筒壁の外面から引込んだ位置におい
てスリット間隔をふさぐ係止部5を設け、筒体3の後端
面には、ねじ部6を一体に設けて戊る。
7はチャック片で、上記各スリット4の先端から後端に
かけて嵌入させた板片8において、その先端部の芯挿通
孔2側の側縁には、芯をかむためのかみ径部9を、反対
側の側縁には、チャック支持筒1の筒壁外へ段状に突出
する拡径部10をそれぞれ設け、同板片8の後端には、
係止部5に係合する保合部11を設け、かつ第4図示の
ように板片8の先端側を筒壁の外方に向ってややそり気
味にして戊り、このチャック片7は、板材から型によっ
て打ち抜くなどして成形される。
かけて嵌入させた板片8において、その先端部の芯挿通
孔2側の側縁には、芯をかむためのかみ径部9を、反対
側の側縁には、チャック支持筒1の筒壁外へ段状に突出
する拡径部10をそれぞれ設け、同板片8の後端には、
係止部5に係合する保合部11を設け、かつ第4図示の
ように板片8の先端側を筒壁の外方に向ってややそり気
味にして戊り、このチャック片7は、板材から型によっ
て打ち抜くなどして成形される。
12はチャック支持筒1の後端側を嵌入固定し、各スリ
ット4に嵌入しているチャック片7の係合部11がスリ
ット4から抜は出さないように押へ込む押へ筒で、芯状
網筒13の先端に一体に連結し、チャック支持筒1の後
端面に設けられたねじ部6をねじ込むねし溝部14を有
する。
ット4に嵌入しているチャック片7の係合部11がスリ
ット4から抜は出さないように押へ込む押へ筒で、芯状
網筒13の先端に一体に連結し、チャック支持筒1の後
端面に設けられたねじ部6をねじ込むねし溝部14を有
する。
15はチャック締め付はリング16はチャック締め付は
リング15を支持する筒体で、その外周面には、ねじ溝
部17を設けて、シャープペンシル本体18の先端部と
口金19の後端部とをねじ込ませである。
リング15を支持する筒体で、その外周面には、ねじ溝
部17を設けて、シャープペンシル本体18の先端部と
口金19の後端部とをねじ込ませである。
20はチャック支持筒1を取り巻き、かつ筒体12の先
端と筒体16の内壁に突設した突起部21との間に介装
したノック駆動用のスプリングである。
端と筒体16の内壁に突設した突起部21との間に介装
したノック駆動用のスプリングである。
上記の構成において、芯状網筒13の後端にシャープペ
ンシル本体18の後端から突出するように取付けられて
いるノック(図示省略)が押されないときは、第1図示
のようにスプリング20の弾力によって各チャック片7
の拡径部10が締め付はリング15に圧接して、各かみ
径部9が芯挿通孔2に挿通される芯を締め付けるように
付勢されている。
ンシル本体18の後端から突出するように取付けられて
いるノック(図示省略)が押されないときは、第1図示
のようにスプリング20の弾力によって各チャック片7
の拡径部10が締め付はリング15に圧接して、各かみ
径部9が芯挿通孔2に挿通される芯を締め付けるように
付勢されている。
ノックがスプリング20の弾力に抗して押されたときは
、第2図示のようにチャック支持筒1が口金19の先端
方向に押されるので、各チャック片7の拡径部10も締
め付はリング15内から脱出する。
、第2図示のようにチャック支持筒1が口金19の先端
方向に押されるので、各チャック片7の拡径部10も締
め付はリング15内から脱出する。
すると締め付はリング15による各拡径部10の押圧が
解除されるので、各チャック片7のそり返えろうとする
弾力が作用して、各拡径部10がチャック支持筒1の外
側に向かって拡開し、各かみ径部9の芯がかんで繰出す
作動が止まり、各かみ径部9が芯からはなれる。
解除されるので、各チャック片7のそり返えろうとする
弾力が作用して、各拡径部10がチャック支持筒1の外
側に向かって拡開し、各かみ径部9の芯がかんで繰出す
作動が止まり、各かみ径部9が芯からはなれる。
以上の作動を繰返えし行わせることにより、芯を金目1
9の先端から徐々に繰出すことができる。
9の先端から徐々に繰出すことができる。
本考案は、叙上のように構成したから、チャック片を一
定の型で一枚一枚抜き加工あるいは成形加工により製作
し、それらをチャック支持筒の筒壁に設けられた適当数
、例えば二条ないし六条のスノットにそれぞれ嵌入し、
それらの後端側を押へ筒で押へ込むことによりチャック
を構成することができるため、従来の金属パイプを用い
て製作されるチャックのようにセンター出しが困難なる
ようなことはなく、各チャック片をチャック支持筒の中
心軸に対して対称になるように支持することができ、従
って芯の締め付けが完全になる。
定の型で一枚一枚抜き加工あるいは成形加工により製作
し、それらをチャック支持筒の筒壁に設けられた適当数
、例えば二条ないし六条のスノットにそれぞれ嵌入し、
それらの後端側を押へ筒で押へ込むことによりチャック
を構成することができるため、従来の金属パイプを用い
て製作されるチャックのようにセンター出しが困難なる
ようなことはなく、各チャック片をチャック支持筒の中
心軸に対して対称になるように支持することができ、従
って芯の締め付けが完全になる。
しかも、チャック片とチャック支持筒とを別々の工程で
製作できるから、分業が可能になり、生産能率を上げる
ことができ、それらの組立作業も容易であるなどの利点
を有する。
製作できるから、分業が可能になり、生産能率を上げる
ことができ、それらの組立作業も容易であるなどの利点
を有する。
第1図は本考案に係るシャープペンシルのチャック機構
の芯締め付は時の断面図、第2図は同チャック機構の芯
締め付解除時の断面図、第3図はチャック支持筒の先端
側から見た図、第4図はチャック支持筒のうちチャック
片のかみ径部及び拡径部が嵌入する部分の断面図、第5
図はチャック片がチャック支持筒から抜けた状態の断面
図、第6図はチャック支持筒の側面図である。 1・・・・・・チャック支持筒、2・・・・・・芯挿通
孔、4・・・・・・スリット、5・・・・・・係止部、
7・・・・・・チャック片、9・・・・・・かみ径部、
10・・・・・・拡径部、11・・・・・・係合部、1
2・・・・・・押へ筒、13・・・・・・芯状網筒、1
5・・・・・・チャック締め付はリング。
の芯締め付は時の断面図、第2図は同チャック機構の芯
締め付解除時の断面図、第3図はチャック支持筒の先端
側から見た図、第4図はチャック支持筒のうちチャック
片のかみ径部及び拡径部が嵌入する部分の断面図、第5
図はチャック片がチャック支持筒から抜けた状態の断面
図、第6図はチャック支持筒の側面図である。 1・・・・・・チャック支持筒、2・・・・・・芯挿通
孔、4・・・・・・スリット、5・・・・・・係止部、
7・・・・・・チャック片、9・・・・・・かみ径部、
10・・・・・・拡径部、11・・・・・・係合部、1
2・・・・・・押へ筒、13・・・・・・芯状網筒、1
5・・・・・・チャック締め付はリング。
Claims (1)
- 中心に芯挿通孔を有する筒体の筒壁において、その筒軸
方向に沿い、かつ筒壁の外面から芯挿通孔へ貫通するス
リットを適当間隔をおいて適当数穿設し、各スリットの
後端側には、筒壁の外面から引込んだ位置に係止部を設
けて成るチャック支持筒と、上記各スリットの先端から
後端にかけて嵌入させた板片において、その先端部の芯
挿通孔側の側縁には、芯をかむためのかみ径部を、反対
側の側縁には、チャック支持筒の筒壁外へ段状に突出す
る拡径部をそれぞれ設け、同板片の後端には、上記係止
部に係合する保合部を設けて成るチャック片と、チャッ
ク支持筒の後端側を嵌入固定して、各スリットに嵌入し
ているチャック片の保合部がスノットから抜は出さない
ように押し込む筒体であって芯膜網筒の先端に連結する
押へ筒とから成るシャープペンシルのチャック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4726180U JPS5845112Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | シヤ−プペンシルのチヤツク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4726180U JPS5845112Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | シヤ−プペンシルのチヤツク機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56149683U JPS56149683U (ja) | 1981-11-10 |
JPS5845112Y2 true JPS5845112Y2 (ja) | 1983-10-13 |
Family
ID=29642260
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4726180U Expired JPS5845112Y2 (ja) | 1980-04-07 | 1980-04-07 | シヤ−プペンシルのチヤツク機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845112Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014100807A (ja) * | 2012-11-16 | 2014-06-05 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | シャープペンシル用チャック及びシャープペンシル |
JP6333440B2 (ja) * | 2017-05-01 | 2018-05-30 | 三菱鉛筆株式会社 | シャープペンシル用チャック及びシャープペンシル |
-
1980
- 1980-04-07 JP JP4726180U patent/JPS5845112Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56149683U (ja) | 1981-11-10 |
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