JPS5845042Y2 - 木材自動供給機におけるスキツト装置 - Google Patents

木材自動供給機におけるスキツト装置

Info

Publication number
JPS5845042Y2
JPS5845042Y2 JP8873780U JP8873780U JPS5845042Y2 JP S5845042 Y2 JPS5845042 Y2 JP S5845042Y2 JP 8873780 U JP8873780 U JP 8873780U JP 8873780 U JP8873780 U JP 8873780U JP S5845042 Y2 JPS5845042 Y2 JP S5845042Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wood
skit
material feeding
roller
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP8873780U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5713202U (ja
Inventor
正敏 浅地
Original Assignee
三善工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三善工業株式会社 filed Critical 三善工業株式会社
Priority to JP8873780U priority Critical patent/JPS5845042Y2/ja
Publication of JPS5713202U publication Critical patent/JPS5713202U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5845042Y2 publication Critical patent/JPS5845042Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、木材自動供給機において、木材を木材自動供
給機の搬送ラインから取除くスキット装置に関するもの
である。
従来のこの種のスキット装置は、フレームの送材ローラ
と送材ローラとの間の個所にスキット板の軸を回動自在
に取付け、該スキット板を通常送材ローラの上面より下
方に位置させ、木材を木材自動供給機の搬送ラインから
取除く場合は、スキット板を回動させて木材を取除く。
しかしながら、従来のスキット装置は、フレームにスキ
ット板の軸を単に回動自在に取付けたものであるから、
スキット板の回動中心の軸が定位置にあり、従って送材
ローラの駆動側(スプロケットやチェーンが配設された
側)にスキット板を取付けることができない。
すなわち、スキット板を送材ローラの駆動側に取付け、
スキット板を回動させると、スキット板の端部が送材ロ
ーラの駆動部に干渉する。
このために、スキット板を送材ローラの駆動側に取付け
られず、従ってスキット板の取付位置が限定されると言
った問題がある。
また、スキット板は常時送材ローラの上面より下方に位
置するように回動自在に取付けられているので、このス
キット板を定位置の軸を中心として回動させた場合、ス
キット板の軸側の端部が送材ローラの上面より突出しな
い場合があり、すると木材が送材ローラに引っ掛り、従
って木材を確実に取除くことができないなどの欠点があ
る。
本考案は、上述の問題点や欠点を解決改善したスキット
装置を提供せんとするものである。
以下、本考案の木材自動供給機におけるスキット装置の
一実施例を添付図面を参照して説明する。
木材自動供給機は、一般に、第1図に示すように、送材
装置Aと、転送装置Bと、起立装置Cと、押圧装置りと
、歩出送材装置Eと、仕分装置Fと、送すローラ装置■
とを備える。
前記送材装置Aは、フレーム1の上流側(第1図面中左
側)に第1送材ローラ2を適宜間隔をおいて回転自在に
軸承すると共に、フレーム1の下流側(第1図面中右側
)の前記第1送材ローラ2より少し低い位置に第2送材
ローラ3を適宜間隔をおいて回転自在に軸承し、該第1
送材ローラ2および第2送材ローラ3をチェーン30や
スプロケット31などの動力伝達手段を介して駆動モー
タ(図示せず)に連係する。
前記フレーム1の第1送材ローラ2と第2送材ローラ3
との間に止板4を昇降可能に設け、該フレーム1の最下
流(右端)にストッパー5を設けると共に、リミツI・
スイッチ(図示せず)を設けたものである。
前記駆動モータを駆動させることにより木材は第1送材
ローラ2および第2送材ローラ3上を矢印イの如く上流
から下流へと移送され、木材HがスI・ツバ−5に当接
するとリミットスイッチが作動し、止板4が上昇すると
共に駆動モータが逆転して第2送材ローラ3が逆転して
木材Hが逆行し、木材Hが止板4に当るとリミットスイ
ッチが作動して駆動モータが停止して木材Hが静止する
前記転送装置Bは3台の転送チェーン16からなり、こ
の転送チェーン16は、チェーンアーム6をその一端部
が前記第2送材ローラ3の間に位置するように送材装置
Aによる木材Hの送り方向(矢印イ方向)に対して直角
方向に配設し、このチェーンアーム6の両端に第1従動
スプロケツト7と第2従動スプロケツト8および駆動ス
プロケット9とをそれぞれ回動自在に軸承し、この第1
従動スプロケツ1へ7.第2従動スプロケツl−8およ
び駆動スプロケット9に転送チェーン52を掛は回し、
該駆動スプロケット9の回転軸10を昇降板(図示せず
)に回転自在に挿通し、この昇降板をフレーム1に昇降
自在にガイドさせてなるものである。
該上流側の1台の転送チェーン16の駆動スプロケット
9の回転軸10と、前記下流側の2台の転送チェーン1
6の駆動スプロケット9の回転軸10にスプロケットお
よびチェーン(図示せず)を介して高低速二段切換のポ
ールチェンジモータ14と15とにそれぞれ連係する。
この転送装置Bは通常3台の転送チェーン16が第2送
材ローラ3の上面より若干下方に位置し、木材Hが止板
4に当って静止すると、上下機構(図示せず)により3
台の転送チェーン16が第2送材ローラ3の上面より若
干突出し、ポールチェンジモータ14および15が高速
回転して第2送材ローラ3上の木材Hが矢印口の如く歩
出送材装置Eへと転送される。
前記起立装置Cは、3台の転送チェーン16の駆動側(
終端側)の左側のフレーム1に起立用シリンダ(図示せ
ず)の基端部を枢支し、この起立用シリンダのピストン
ロッドに起立アーム17をピンなどにより取付けたもの
である。
通常は起立アーム17が転送チェーン16より下方に位
置し、木材を起立させる場合は起立用シリンダを作動さ
せることにより、起立アーム17は木材Hの下から突き
上げて木材Hをその木材の製材面が歩出送材装置Eの押
圧面である送材板26に面するように起立させる。
前記押圧装置りは、フレーム1の3台の転送チェーン1
6の間にガイドレール18を転送チェーン16の転送方
向(矢印口方向)に敷設し、このガイドレール18に支
持台19を走行自在にガイドし、この支持台19とフレ
ーム1との間に走行用シリンダ20を介装すると共に、
前記支持台19に押圧ロール21を昇降用シリンダ(図
示せず)を介して介装したものである。
通常は押圧ロール21が転送チェーン16より下方に位
置し、木材を歩出送材装置Eの送材板26に押圧する場
合は昇降用シリンダを作動させて押圧ロール21を転送
チェーン16より上方に突出させると共に、走行用シリ
ンダ20を作動させて押圧ロール21を歩出送材装置E
方向に走行させることにより、木材Hが歩出送材装置E
の送材板26に押圧される。
前記歩出送材装置Eは転送チェーン16の駆動側(終端
側)のフレーム1に駆動モータ22を搭載し、この駆動
モータ22に回転軸23を転送チェーン16の転送方向
(矢印口方向)に対して直角方向に連係し、この回転軸
23にピニオン11およびラック12を介して3本の歩
出アーム24を転送チェーン16の転送方向(矢印口方
向)に前進後退自在に係合し、この3本の歩出アーム2
4の先端に歩出器筐25を転送チェーン16の転送方向
(矢印口方向)に対して直角方向に固着し、この歩出器
筐25の前面に送材板26を歩出器筐25の長手方向(
転送チェーン16の転送方向に対して直角方向)にスラ
イド自在に係合し、この送材板26と歩出器筐25との
間にシリンダ(図示せず)を介装したものである。
前記駆動モータ22を駆動させることにより、回転軸2
3および歩出アーム24を介して歩出器筐25が転送チ
ェーン16の転送方向に前進後退して歩出すると共に、
シリンダを作動させることにより、送材板26が矢印ハ
の如く歩出器筐25に対して帯鋸盤Gに向ってスライド
し、木材Hが帯鋸盤Gに送られる。
前記送すローラ装置■は、フレーム1上に前後のアーム
スタンド32 、33の底を固定し、この前後のアーム
スタンド32.33の上端に前後のアーム3435の基
端を回動自在に取付け、この前後のアーム34.35の
自由端に前後の送りローラ36.37を回転自在に軸承
し、前後のアーム34.35とフレーム1との間にシリ
ンダ(図示せず)を介装する。
通常はシリンダを伸長させて前後の送りローラ36゜3
7を上昇させて木材の送りに+5させず直線挽の場合は
シリンダを縮めて前後の送りローラ36゜37を下降さ
せて木材を帯鋸盤Gに送ると共に、帯鋸盤Gより先取り
する。
前記仕分装置Fは歩出送材装置Eの送材方向(矢印へ方
向)の帯鋸盤Gの後方に配設されたものであって、フレ
ーム1に送材ローラ27を適宜間隔をおいて軸承すると
共に、この仕分装置Fと送材装置Aとの間に半製品用の
転送チェーン28を送材ローラ2および27の送材方向
(矢印イ方向)に対して直角方向に設けると共に、製品
用転送チェーン29を半製品用転送チェーン28と反対
側に設ける。
帯鋸盤Gの帯鋸31′により挽かれた木材Hは半製品と
製品とに仕分され、製品は製品用転送チェーン29によ
り矢印二の如く木材自動供給機から取り出され、一方半
製品は半製品用転送チェーン28により矢印ホの如く送
材装置Aに戻され、再び上述の行程を経て帯鋸盤Gに挽
かれる。
以上のように、木材自動供給機は木材を送り行程、転送
行程、必要に応じ起立行程および押圧行程、さらに歩出
送り行程を経て帯鋸盤Gに自動的に供給する。
しかして、この実施例における本考案のスキット装置は
、スキット板38と、リンク機構39と、シノンダ40
とからなる。
前記スキット板38は短冊形状をなし、その一端に回転
軸41を植設する。
一方、第2送材ローラ3と第2送材ローラ3との間で、
かつ第2送材ローラ3の駆動側(チェーン30やスプロ
ケット31が配設された側、すなわち転送チェーン16
の矢印口の転送方向と逆方向側)のフレーム1に長孔4
2を上下方向に所要数、例えば3個所設け、この3個所
の長孔42に前記3枚のスキット板38の回転軸41を
上下動かつ回動自在にそれぞれ取付ける。
前記長孔42は第2送材ローラ3の上面を境にしてそれ
より上方かつ下方に設けてなり、通常スキット板38が
第2送材ローラ3の上面より下方に位置し、木材取除時
にはスキット板38が第2送材ローラ3の上面より上方
に位置するように構成する。
前記シリンダ40はフレーム1に回動自在に取付ける。
前記リンク機構39は、前記スキット板38の一端(回
転軸41を植設した側の端)に第1リンク43の一端を
枢支し、その第1リンク43の他端に第2リンク44の
一端を枢支し、その第2リンク44の他端をフレーム1
に軸承した回転軸45に固定し、その回転軸45に第3
リンク46の一端を固定し、この第3リンク46の他端
に前記シリンダ40のピストンロッド47の先端を枢支
したものである。
この実施例における本考案のスキット装置は、以上の如
き構成よりなり、以下その作動について説明する。
通常、すなわち木材自動供給機において木材が送り行程
、転送行程、必要に応じた起立行程および押圧行程、歩
出送り行程、挽行程を循環する場合は、スキット板38
が第2送材ローラ3の上面より下方に位置し、木材Hの
搬送に何等支障を来たすような虞れはない。
一方、木材を木材自動供給機の搬送ラインから取除く場
合は、シリンダ40のピストンロッド47を前進させる
すると、リンク機構39の各リンク43.44.46が
第2図の二点鎖線に示す如く回動し、それに伴ってスキ
ット板38か同しく第3図の二点鎖線に示す如く上昇し
ながら回動し、木材Hが木材自動供給機の搬送ライン、
すなわち送材装置Aの第2送材ローラ3から矢印へ方向
に取除かれる。
このとき、スキット板38は第2送材ローラ3の上面よ
り上方に突出して回動するので、従来のスキット装置の
ように、スキット板の一部が送材ローラの上面より突出
せず、木材Hが送材ローラに引っ掛ることがなく、従っ
て木材を確実に取除くことができる。
また、スキット板38を上昇させて送材ローラ3のチェ
ーン30やスプロケット31から逃すことができ、従っ
てスキット板38を送材ローラ3の駆動側にも取付ける
ことができ、スキツト板38の取付位置が限定されず便
利である。
木材Hの取除きが完了したならば、シリンダ40のピス
トンロッド47を後退させることにより、クランク機構
39を介してスキット板38は第2送材ローラ3の上面
より下方に位置する。
以上の実施例からも明らかなように、本考案のスキット
装置は、スキット板を送材ローラの駆動側にも取付ける
ことができ、しかも木材を確実に取除くことができるな
どの効果がある。
なお、当然のことながら、本考案の木材自動供給機にお
けるスキット装置は、上述の実施例にのみ限定されるも
のではない。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案の木材自動供給機におけるスキット装
置の一実施例を示し、第1図は本考案のスキット装置を
装備した木材自動供給機の平面図、第2図は第1図にお
けるI■−II線矢視図、第3図および第4図は本考案
のスキット装置の正面図および一部平面図である。 1・・・・・・フレーム、2,3・・・・・・送材ロー
ラ、4・・・・・・止板、5・・・・・・ストッパー、
16・・・・・・転送チェーン、38・・・・・・スキ
ット板、39・・・・・・リンク機構、40・・・・・
・シリンダ、E・・・・・・歩出送材装置、F・・・・
・・仕分装置、G・・・・・・帯鋸盤、H・・・・・・
木材、■・・・・・・送すローラ機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレームに適宜間隔をおいて軸承し、木材を送る送材ロ
    ーラと、その送材ローラに対して直角方向に配設し、送
    材ローラによる木材の送り方向と直角方向に木材を転送
    する複数台の転送チェーンと、その転送チェーンの終端
    側に配設し、転送チェーンにより転送された木材を帯鋸
    盤へ送る歩出送材装置と、前記帯鋸盤の先取側に配設し
    、帯鋸により挽かれた木材を製品と半製品とに仕分して
    半製品を再び前記送材ローラに送る仕分装置とを備えた
    木材自動供給機において、前記フレームの送材ローラと
    送材ローラとの間の個所に長孔を上下方向に複数個設け
    、この複数個の長孔に複数枚のスキット板の軸を上下動
    かつ回動自在にそれぞれ取付け、このスキット板にリン
    ク機構を介してシリンダを連係し、前記スキット板を通
    常送材ローラの上面より下方に位置させ、木材を木材自
    動供給機の搬送ラインから取除く場合は、前記シリンダ
    を作動させることにより、前記スキット板が前記1ンク
    機構を介して送材ローラの上面より上昇しながら前記軸
    を中心に回動して木材を取除くように構成したことを特
    徴とする木材自動供給機におけるスキット装置。
JP8873780U 1980-06-26 1980-06-26 木材自動供給機におけるスキツト装置 Expired JPS5845042Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8873780U JPS5845042Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26 木材自動供給機におけるスキツト装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8873780U JPS5845042Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26 木材自動供給機におけるスキツト装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5713202U JPS5713202U (ja) 1982-01-23
JPS5845042Y2 true JPS5845042Y2 (ja) 1983-10-13

Family

ID=29450801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8873780U Expired JPS5845042Y2 (ja) 1980-06-26 1980-06-26 木材自動供給機におけるスキツト装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5845042Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5713202U (ja) 1982-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109759643B (zh) 一种铸锭在线锯切、翻料以及排料的设备
SE431839B (sv) Anordning for en sagmaskin eller en liknande bearbetningsmaskin for fram- och inmatning av arbetsstycken
US3456774A (en) Method and apparatus for aligning and transferring logs
JPS5845042Y2 (ja) 木材自動供給機におけるスキツト装置
CN210260448U (zh) 一种纸箱印刷机纸板导入装置
US2747280A (en) Apparatus for automatically cutting glass sheets
KR200404132Y1 (ko) 목재 가공기
CN211225218U (zh) 便于下板的smt下板机
US4228708A (en) Portable sawmill
EP1121311B1 (en) Plate stacking
JPS597043Y2 (ja) 木材自動供給機における直線挽用芯出装置
JP2798178B2 (ja) 切断機に対するワーク搬送方法及び装置
JPS601933Y2 (ja) 長尺棒状材の切断装置
CN220005733U (zh) 一种可自动传送产品的折弯设备
US3874521A (en) Stripping mechanism for lumber stackers
CN215853900U (zh) 一种具有角度调节功能的斜立式放板机
JP4204804B2 (ja) プレカット加工機
CN219098291U (zh) 一种连续上料输送机构
JP2691164B2 (ja) 原木自動樹皮剥ぎ装置
CN219380777U (zh) 一种切割机
CN212892536U (zh) 自动收板线
CN212315012U (zh) 一种用于印刷机的上料机构
JPH0781743A (ja) 木材自動移送装置
US3816892A (en) Tapered tube burnishing machine
NL9100513A (nl) Vacuuemtafel, in het bijzonder voor een belichtingsstation.