JPS5844939Y2 - 電子ビ−ム溶接装置におけるシ−ル機構 - Google Patents
電子ビ−ム溶接装置におけるシ−ル機構Info
- Publication number
- JPS5844939Y2 JPS5844939Y2 JP1978142320U JP14232078U JPS5844939Y2 JP S5844939 Y2 JPS5844939 Y2 JP S5844939Y2 JP 1978142320 U JP1978142320 U JP 1978142320U JP 14232078 U JP14232078 U JP 14232078U JP S5844939 Y2 JPS5844939 Y2 JP S5844939Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- beam welding
- seal
- electron beam
- abutting surfaces
- welding equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ガイドフレームの上部を電子銃を搭載せるス
ライディングチャンバーが移動するようにした真空チャ
ンバー移動型の電子ビーム溶接装置におけるシール機構
に関する。
ライディングチャンバーが移動するようにした真空チャ
ンバー移動型の電子ビーム溶接装置におけるシール機構
に関する。
従来から知られているこの種の電子ビーム溶接装置のシ
ール構造は、第1,2図に示すようにフレーム1′にと
りつげられたフレームの巾方向に摺動可能で、かつバネ
などにより復帰可能な支持部材2′により支持されてい
るシールゴム3′カ、左右対称的に、而も突き合わせ可
能に設置され真空シールが行われていた。
ール構造は、第1,2図に示すようにフレーム1′にと
りつげられたフレームの巾方向に摺動可能で、かつバネ
などにより復帰可能な支持部材2′により支持されてい
るシールゴム3′カ、左右対称的に、而も突き合わせ可
能に設置され真空シールが行われていた。
そしてスライディングチャンバー近傍の真空シール部は
、電子銃コラムによって押し戻される支持部材2′によ
ってシールゴム3′が下側に待避し、スライディングチ
ャンバーの通過後は、支持部材に付属しているバネの作
用でこの支持部材は旧状に復し、再び左右のシールゴム
3′が会合され、このようにしてスライディングチャン
バーが移動しながら連続した真空シールを行っている。
、電子銃コラムによって押し戻される支持部材2′によ
ってシールゴム3′が下側に待避し、スライディングチ
ャンバーの通過後は、支持部材に付属しているバネの作
用でこの支持部材は旧状に復し、再び左右のシールゴム
3′が会合され、このようにしてスライディングチャン
バーが移動しながら連続した真空シールを行っている。
しかしながら、このような装置にわいては、フレームの
上面において、特にスライディングチャンバーが通過し
た部分において、支持部材2′の戻りとシールゴム3′
の戻りが一致せずに不安定な状態で再会合し、そのま\
の状態でスライディングチャンバーが通過すると、フレ
ーム内側は真空雰囲気であるため会合部に上方から1気
圧の圧力が印加され、そのために第1図の状態にあるべ
き左右のシールゴム3′の突き合わせが、第2図に示す
ような陥没状態となり真空シールが不安定になりやすい
欠点があった。
上面において、特にスライディングチャンバーが通過し
た部分において、支持部材2′の戻りとシールゴム3′
の戻りが一致せずに不安定な状態で再会合し、そのま\
の状態でスライディングチャンバーが通過すると、フレ
ーム内側は真空雰囲気であるため会合部に上方から1気
圧の圧力が印加され、そのために第1図の状態にあるべ
き左右のシールゴム3′の突き合わせが、第2図に示す
ような陥没状態となり真空シールが不安定になりやすい
欠点があった。
本考案は、このような実情に鑑みなされたもので、簡単
な構成によって従来の欠点を除去せしめ、シールゴムの
正常な再会合を確実化し真空シール効率の向上を計らん
とするものである。
な構成によって従来の欠点を除去せしめ、シールゴムの
正常な再会合を確実化し真空シール効率の向上を計らん
とするものである。
図面について実施例の詳細を説明すると、第3図に示す
ように、被溶接物上に気密的に載置されるガイドフレー
ム1に、比較的狭いスリット2を設け、この狭スリット
2の中心軸憩方向に突き合わせ面が一致するように、ガ
イドフレーム1の上面に比較的肉厚の左右2枚のシール
ゴム3をとりつげ、該両シールゴム3の突き合わせ面に
は互いに噛合する凹凸条4を全長にわたって設け、更に
本考案は、両シールゴム3の突き合わせ面を上方に向は
合掌状に突出形成されたもので、シールゴム3の上方待
避性をよくシ、かつ狭スリット2に臨んだシールゴム3
部に印加される1気圧の圧力に対応させて真空シール性
の向上を計るものである。
ように、被溶接物上に気密的に載置されるガイドフレー
ム1に、比較的狭いスリット2を設け、この狭スリット
2の中心軸憩方向に突き合わせ面が一致するように、ガ
イドフレーム1の上面に比較的肉厚の左右2枚のシール
ゴム3をとりつげ、該両シールゴム3の突き合わせ面に
は互いに噛合する凹凸条4を全長にわたって設け、更に
本考案は、両シールゴム3の突き合わせ面を上方に向は
合掌状に突出形成されたもので、シールゴム3の上方待
避性をよくシ、かつ狭スリット2に臨んだシールゴム3
部に印加される1気圧の圧力に対応させて真空シール性
の向上を計るものである。
また第5図のようにシールゴム3をとりつげるガイドフ
レーム1自身を合掌状となしてもよく、この場合スライ
ディングチャンバーの底部形状もこの合掌形状に適合す
るように形成する必要があるO 本考案は上述のように構成したので、電子銃コラム通過
後のシールゴムの突き合わせ面は、シールゴム特有の復
帰習性、または、支持部材の抑圧作用による復帰作用に
よって再会合するが、シールゴムの突き合わせ而に形成
した凹凸条同志の噛合作用によって、突き合わせ面は常
に正常な再会合を果し、第2図に示すような真空破壊を
招くような会合を完全に無くすることができる。
レーム1自身を合掌状となしてもよく、この場合スライ
ディングチャンバーの底部形状もこの合掌形状に適合す
るように形成する必要があるO 本考案は上述のように構成したので、電子銃コラム通過
後のシールゴムの突き合わせ面は、シールゴム特有の復
帰習性、または、支持部材の抑圧作用による復帰作用に
よって再会合するが、シールゴムの突き合わせ而に形成
した凹凸条同志の噛合作用によって、突き合わせ面は常
に正常な再会合を果し、第2図に示すような真空破壊を
招くような会合を完全に無くすることができる。
また、シール而が広範になるために真空シール性の向上
も計りうるなと実用上の効果は太きい。
も計りうるなと実用上の効果は太きい。
また、特に本考案では、両シールゴムの突き合わせ面を
上方に向は合掌状に突出形成したので、両シールゴムの
上方待避性の確実化が計れ、かつ、突き合わせ端の再会
合性がよく、溶接効率の向上が計りうるなと実用上の効
果は大きい。
上方に向は合掌状に突出形成したので、両シールゴムの
上方待避性の確実化が計れ、かつ、突き合わせ端の再会
合性がよく、溶接効率の向上が計りうるなと実用上の効
果は大きい。
第1図は従来例の一部切欠正面図、第2図は不安定帯会
合状態を示す従来例の一部切欠正面図、第3図は本考案
の要部の縦断正面図、第4図及び第5図は要部の縦断正
面図である。 1.6・・・・・・ガイドフレーム、2・・・・・・狭
スリット、3・・・・・・シールゴム、4・・・・・・
凹凸条、5・・・・・・支持部材、7・・・・・・バネ
。
合状態を示す従来例の一部切欠正面図、第3図は本考案
の要部の縦断正面図、第4図及び第5図は要部の縦断正
面図である。 1.6・・・・・・ガイドフレーム、2・・・・・・狭
スリット、3・・・・・・シールゴム、4・・・・・・
凹凸条、5・・・・・・支持部材、7・・・・・・バネ
。
Claims (1)
- 真空チャンバー移動型電子ビーム溶接装置において、被
溶接物上に気密的に載置されるガイドフレームに比較的
狭いスリットを設け、更に上記ガイドフレーム上に、突
き合わせ面が、上記狭スリットの中心軸線に適合するよ
う左右2枚の比較的肉厚のシールゴムをとりつげ、該両
シールゴムの突き合わせ面には互いに噛合する凹凸条を
全長にわたって設けるとともに、この突き合わせ面を上
方に向は合掌状に突出形成されたことを特徴とする’を
子ビーム溶接装置におけるシール機&
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978142320U JPS5844939Y2 (ja) | 1978-10-16 | 1978-10-16 | 電子ビ−ム溶接装置におけるシ−ル機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978142320U JPS5844939Y2 (ja) | 1978-10-16 | 1978-10-16 | 電子ビ−ム溶接装置におけるシ−ル機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5560287U JPS5560287U (ja) | 1980-04-24 |
JPS5844939Y2 true JPS5844939Y2 (ja) | 1983-10-12 |
Family
ID=29118949
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978142320U Expired JPS5844939Y2 (ja) | 1978-10-16 | 1978-10-16 | 電子ビ−ム溶接装置におけるシ−ル機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5844939Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176144A (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Denshibiimuyosetsusochi |
-
1978
- 1978-10-16 JP JP1978142320U patent/JPS5844939Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5176144A (ja) * | 1974-12-27 | 1976-07-01 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | Denshibiimuyosetsusochi |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5560287U (ja) | 1980-04-24 |
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