JPS5844653Y2 - 水晶振動子用スプリングサポ−ト - Google Patents

水晶振動子用スプリングサポ−ト

Info

Publication number
JPS5844653Y2
JPS5844653Y2 JP1976014004U JP1400476U JPS5844653Y2 JP S5844653 Y2 JPS5844653 Y2 JP S5844653Y2 JP 1976014004 U JP1976014004 U JP 1976014004U JP 1400476 U JP1400476 U JP 1400476U JP S5844653 Y2 JPS5844653 Y2 JP S5844653Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rising
spring support
mounting
joint
spiral
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1976014004U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52107578U (ja
Inventor
忠義 安藤
Original Assignee
株式会社フジ電科
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社フジ電科 filed Critical 株式会社フジ電科
Priority to JP1976014004U priority Critical patent/JPS5844653Y2/ja
Publication of JPS52107578U publication Critical patent/JPS52107578U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS5844653Y2 publication Critical patent/JPS5844653Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、水晶振動子用スプリングサポートに関し、特
に、一対の密巻コイルによって挟持される水晶振動子に
ひねり歪応力が発生することのないようにするため、こ
の一対の密巻コイルの接合部を垂直としたスプリングサ
ポートを開示する。
発振器等に使用される水晶振動子を安定して支持するた
め、弾性線条をコイル状に巻いて、このコイルの間に水
晶振動子を挾持させることが行なわれる。
この一例として、実公昭39−25240号公報にあっ
ては、第1図及び第2図に示すように、弾性線条を平面
から見て円環状に巻いた取付螺線状部1と、この取付螺
線状部1から直接垂直に立ち上げられた垂直立ち上がり
部2と、この垂直立ち上がり部2に続く密巻コイルから
戒る挾持部3とを有する保持器が示されている。
しかしながら、このような保持器にあっては、挾持部3
におけるコイルを相接合させた接合部4が、コイルの成
形技術上必然的に垂線に対して傾斜してしまう。
すなわち、第3図に拡大して示すように線径dの弾性線
材を外径りのコイルに成形すると、接合部には必ず傾斜
が発生してしまう。
そして、このような一対の保持器の接合部4によって振
動子5を挟持させると、この振動子5にひねり歪応力が
発生してしまい、振動子5の組み付は作業に支障を生じ
るとともに、振動損失等の不具合を招来する欠点があっ
た。
本考案は、上記した欠点を除去するためになされたもの
であり、構成が簡易で、振動子にひねり歪応力を生じさ
せることがなく、シかも振動子を安定して支持すること
のできる水晶振動子用スプリングサポートを得ることを
目的とする。
そしてこのために、取付螺線状部の最上方の螺線の端部
を水平方向に延出させて腕部とするとともに、この腕部
の一端から前記取付螺線状部の中心に対して傾斜して立
ち上がり部を上方に立ち上がらせ、この立ち上がり部に
続く密巻コイルの接合部が垂直になるようにしたことを
特徴とする。
以下、図面を参照して、本考案の実施例を説明する。
第4図は、本考案に係る水晶振動子用スプリングサポー
トの一実施例を示す側面図、第5図は、片方のサポート
部材の正面図、第6図は、第5図の断面図、第7図は、
第5図の平面図であり、振動子5を挟持する一対のサポ
ート部材6は、その各々が対称形を威しており、その下
部には、ピアノ線等の弾性線条を平面から見て円環状に
3,4回巻いた取付螺線状部7を有している。
取付螺線状部7の最上方の螺線の端部は、第7図に最も
良く示されているように、水平方向に延出されて腕部8
となっている。
この腕部8は、第1図及び第2図に示した従来技術には
存在しなかったものであり、これを設けた理由は、後述
する立ち上がり部9を傾斜させるためである。
前記腕部8の一端から上方向に向けて、前記取付螺線状
部7の中心に対して傾斜して立ち上がり部9が設けられ
ている。
従来技術の立ち上がり部2は、単に垂直であったが、本
考案において、立ち上がり部9を傾斜させるのは、この
立ち上り部9に続く振動子挾持部10の接合部11を垂
直にさせるのに都合のよいようにしたものである。
すなわち、第3図について説明したように、単にコイル
を密着しただけでは、接合部11が必然的に傾斜してし
まうので、この接合部11の傾斜が生じるものとあらか
じめ計算した上で、その分だけ立ち上がり部9の方を傾
斜させておき、接合部11が垂直になるようにしたもの
である。
従って立ち上がり部9の傾斜量は密巻コイルの傾斜と関
連して設定される。
立ち上がり部9に続いては、密巻コイルであって、コイ
ルが相接合した接合部11が垂直となった振動子挾持部
10が設けられており、この振動子挟持部10に振動子
5が挟持される。
この時、接合部11が垂直部であるため、振動子5にひ
ねり歪応力が生じることはなく、一組の相対向されたサ
ポート部材6によって振動子5が安定的に支持される。
以上述べたように、本考案に係る水晶振動子用スプリン
グサポートによれば、取付螺線状部の最上方の螺線の端
部を水平方向に延出させて腕部とするとともに、この腕
部の一端から前記取付螺線状部の中心に対して傾斜して
立ち上がり部を上方に立ち上がらせ、この立ち上がり部
に続く密巻コイルの接合部が垂直になるようにしたこと
により、ひねり歪応力を全く生じさせることなく水晶振
動子を安定して支持することができ、発振器の性能向上
に資することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来技術の側面図、第2図は、第1図の正面
図、第3図は、密巻コイルの拡大説明図、第4図は、本
考案に係る水晶振動子用スプリングサポートの一実施例
を示す側面図、第5図は、片方のサポート部材の正面図
、第6図は、第5図の断面図、第7図は、第5図の平面
図である。 6〜サポ一ト部材、7〜取付螺線状部、8〜腕部、9〜
立ち上がり部、10〜振動子挟持部、11〜接合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弾性線条を平面から見て円環状に巻いた取付螺線状部と
    、この取付螺線状部の最上方の螺線の端部を水平方向に
    延出させた腕部と、前記取付螺線状部の中心に対して傾
    斜して前記腕部の一端から上方に立ち上げられた立ち上
    がり部と、この立ち上がり部に続く密巻コイルであって
    、コイルが相接合した接合部が垂直である振動子挟持部
    とを有するサポート部材を一組相対向させ、これらの垂
    直な接合部に振動子を挾持させるようにしたことを特徴
    とする水晶振動子用スプリングサポート。
JP1976014004U 1976-02-12 1976-02-12 水晶振動子用スプリングサポ−ト Expired JPS5844653Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976014004U JPS5844653Y2 (ja) 1976-02-12 1976-02-12 水晶振動子用スプリングサポ−ト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976014004U JPS5844653Y2 (ja) 1976-02-12 1976-02-12 水晶振動子用スプリングサポ−ト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52107578U JPS52107578U (ja) 1977-08-16
JPS5844653Y2 true JPS5844653Y2 (ja) 1983-10-11

Family

ID=28474269

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976014004U Expired JPS5844653Y2 (ja) 1976-02-12 1976-02-12 水晶振動子用スプリングサポ−ト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5844653Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52107578U (ja) 1977-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6022955U (ja) スプリング装置
JPS5844653Y2 (ja) 水晶振動子用スプリングサポ−ト
JPH01101092U (ja)
JPS6046867U (ja) シ−ト受け部材
JPS6325208Y2 (ja)
JPH0355777Y2 (ja)
JPS6228188Y2 (ja)
JPH0313525Y2 (ja)
JPH0326310Y2 (ja)
JPH03111112U (ja)
JPS5868793U (ja) スピ−カ−のダンパ−構造
JPS5846575Y2 (ja) メカニカルフィルタの振動子支持構造
JPS6029780Y2 (ja) ジヤンパ−v吊懸垂装置
JP2501344Y2 (ja) 伝熱管の支持装置
JPS61113499U (ja)
JPS6073767U (ja) フエンス
JPS6221066Y2 (ja)
JPS60102543U (ja) 弾性支持装置
JPH0553125U (ja) 電池固定構造体
JP2913152B2 (ja) 紡機用リング
JPH0372135U (ja)
JPS606337U (ja) 水晶振動子用保持器
JPS59134724U (ja) メツシユバ−ナ
JPS6139637U (ja) 高所部材仮受け装置
JPS59106927U (ja) 鉄筋組立構造