JPS5844448B2 - 屋根瓦の連続成型方法およびプレス成型機 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はプレス成型機への荒地送り込み機構、プレス成
型機構、成型素地取出し機構を機械的に関連動作せしめ
ることにより、高速且つ円滑なる屋根瓦の成型操作を連
続的に行わしめる様にした屋根瓦の連続成型方法および
プレス成型機ｌこ関するものである。

従来かかる屋根瓦の高速連続成型において、各所に夫々
下型が取付けられた多角形の下型取伺台をゼネバ機構！
こより間欠的に回転せしめ、この下型取付台に荒地送り
込み機構及び成型素地取出し機構を関連せしめて下型取
付台の下型に供給された荒地を順次プレス成型せしめる
様にした装置が見受けられるが、かかる装置では下型取
付台に取付けるべき下型を多数必要とすると共に別の形
の屋根瓦を成型するに際し、下型の取替えに手間を要す
る等の欠点を有していた。

本発明はかかる欠点に鑑み、下型を取付けるべきスイン
グベッドをカム機構により往復傾動せしめ、このスイン
グベッドの傾動運動と関連動作する荒地送り込み機構及
び成型素地取出し機構を設けしめて上記欠点を解消せん
としたものにして、以下本発明実施の一例を図面に基づ
いて説明すると、 １は複数枚の屋根瓦を同時に成型し得るプレス本体であ
り、その側壁２，２′の上刃水平力向にメインシャフト
３を回動自在に枢支せしめると共に該メインシャフト３
の一端力に駆動モーター（図示せず）と適宜減速されて
連繋する駆動ギヤ４を嵌着し、メインシャフト３を駆動
モーターにより回転制御可能ならしめている。

上記側壁２，２′間には下面に所定数の上型５゜５′・
・・を取付けたラム６をガイド１，７′により昇降自在
に装着せしめ、又前記メインシャフト３の中央部分には
所定形状の下降用カム８，８′・・・を嵌着固定せしめ
ると共に該下降用カム８，８′・・・に対向してラム６
の内部底壁にローラー９，９′・・・を枢支せしめ、更
に下降用カム８，８′・・・の両（１１Ｊ力には所定形
状の上昇用カム１０ 、１０’を嵌着固定ぜしめると共
に該上昇用カム１０，１０’に対向してラム６の内部土
壁にローラー１１，１１’を枢支せしめ、メインシャフ
ト３の１回転により上型５，５′・・・が取付けられた
ラム６の昇降が１回行われる様に構威せしめている。

上記ラム６下刃の側壁２，２′間には大径円筒状のスイ
ングベッド１２を枢軸１３にて回動自在に枢支せしめる
と共に、該スィングベッド１２上面の長手方向に平担状
の台部１４を一体突出形成し、上型５，５′・・・に対
向してこの台部１４に下型１５゜１５′・・・を取付け
ている。

前記メインシャフト３の一端力には２枚が重合状態で一
体化した所定形状のスイングベッド用カム１６．１６’
を取付けると共に該スイングベッド用カム１６．１６’
の外周を夫々挾持する様にして転動するローラー１７
、１７’を一端力に備えたアーム１８を側壁４と該側壁
４に所定間隔を有せしめて固設した当板１９間に枢軸２
０にて枢支せしめ、一方アーム１８の他端力には扇状の
ギヤ２１を一体固着し、該ギヤ２１と噛合するギヤ２２
をスイングベンド１２の枢軸１３に取付け、メインシャ
フト３の１回転によりスイングベッド用カム１６．１６
’、アーム１８、ギヤ２１，２２を介してスイングベッ
ド１２を直立状態から取出部２３側へ所定角度往復傾動
せしめる様に構威している。

尚スイングベッド１２の傾動は上型５，５′・・・を有
するラム６が上昇している間に行われる様にスイングベ
ッド用カム１６ 、１６’の形状及びメインシャフト８
への取付状態が適宜調整されている。

次に荒地送り込み機構Ａについて説明すると、２４は荒
地２５を載置せしめる受渡し部であって、荒地２５の下
面をその形状に沿って受承し得る様にフォーク状の受片
２６ 、２６’・・・より成り、通常は荒地２５の搬送
コンベア２７と同高にて連繋位置しており、これら受片
２６．２６’・・・の下刃には三角形状の支持板２８，
２８’・・・を固着し、該支持板２８゜２８′・・・の
前方上部と後方下部に夫々支軸２９．３０を挿通せしめ
て一力の支軸２９の両端部をスイングベンド１２の側壁
に固設した突起３１に枢着し、他の支＠３０の両端部は
プレス本体１の側壁２，２′の所定位置に連結杆３２を
介して枢着せしめてスイングベッド１２の傾動に伴い受
渡し部２４が水平状態を保持しつつ上型５の下方対向位
置まで移動する様に構威せしめている。

３３は前記受渡し部２４の上方に装設されたストッパ一
部であり、プレス本体１の側壁２，２′間に回動軸３４
を枢支ぜしめその両端力にリンク３５の上端を嵌着固定
せしめ、更に該リンク３５に対し支点を異にする他のリ
ンク３６の上端を回動軸３４の支持位置に隣接して側壁
２，２′に枢支せしめて一連のリンク機構を構威し、こ
れら両リンク３５．３６の下端部間には夫々支軸３１゜
３８を挿通し、該支軸３γ、３８において前記受渡し部
２４の受片２６，２６’に対し互い違いとなる位置に鉤
状のストッパー３９．３９’・・・を挿通支持せしめ、
該ストッパー３９．３９’・・・は前記回動軸３４の回
転に伴ってリンク３５．３６により前進した時上型５の
下方対向位置にある前記受渡し部２４の受片２６ 、２
６’・・・上の荒地２５の後端面に当接位置し、−力後
退時には受渡し部２４による荒地の移送軌道上から脱れ
る様に上方へ傾斜状に後退する様に或っている。

次に上記回動軸３４を回動せしめる機構を説明すると、
メインシャフト３の一端力に所定形状の溝４０を装設し
たストッパー用カム４１を取付け、その溝４０に嵌合す
るローラー４２を一端に備えたアーム４３の他端を前記
回動軸３４の端部に嵌着固定せしめて、メインシャフト
３の１回転によりアーム４３をストッパー用カム４１の
溝４０に沿って所定角度往復傾動せしめる様に成し、そ
のアーム４３の傾動により回動軸３４を所定角度往復回
動せしめるのである。

尚ストッパ一部３３の進退動作はスイングベンド１２の
傾動より若干遅れて前進し、スイングベンド１２が復帰
した後退やかに後退連動する様にストッパー用カム４１
の形状及びメインシャフト３への取付状態が適宜調整さ
れている。

次に成型素地取出し機構Ｂについて説明すると取出部３
３において側壁２の下刃端面に支持板４４を外力に向け
て突設せしめ、該支持板４４の略中央部に支軸４５を挿
通しこれを回動自在に支持せしめ、該支軸４５の端部に
クランク腕４６の一端を嵌着固定せしめると共にその他
端にリンク４γの下端を枢着せしめ、該リンク４７の上
端部には屈曲部で側壁２に固設した当板１９にブラケッ
ト４８を介して回動自在に枢支された略」状のアーム４
９の下端力を枢着せしめている。

５０は所定形状の溝５１か形成された取出し用カムであ
り、該取出し用カム５０はスイングベッド１２を往復傾
動せしめるためのスイングベッド用カム１６ 、１６’
に関連してメインシャツ１へ３に取付けせしめ、この取
出し用カム５０の溝５１に前記略」状のアーム４９の上
端に取付けたローラー５２を嵌合せしめ、メインシャフ
ト３の１回転により増出し用カム５０の作用によってア
ーム４９を所定角度往復傾動せしめ、更にリンク４γ、
クランク腕４６を介して支軸４５に所定角度の往復回転
を作用させる様に構成せしめている。

又前記支軸４５に支持杆５３の一端を嵌着固定せしめ、
その他端には枢軸５４を挿通せしめると共に該枢軸５４
におり−るスイングベッド１２上の下型１５ 、１５’
・・・の対向位置に成型素地５５の上面に対応する多数
の吸盤５６．５６’・・・を下面に備え、吸引装置（図
示せず）に連繋されて吸着、解除自在なる所定数の把持
具５７の上部を枢支せしめ、更に一端が支軸４５に隣接
して支持板４４ｉこ枢支された他−力の支持杆５８の他
端を把持具５γを枢支する枢軸５４に隣接して連杆５９
を介して前記支持杆５３とは支点を異にして把持具５７
を枢支せしめて一連のリンク機構を構成し、支軸４５の
所定角度の回転動作により把持具５７を下型１５に対向
する傾斜状態から水平状態へ外力に回転移送可能ならし
めている。

尚把持具５７の回転移送動作はスイングベッド１２が取
出部２３側へ傾動している間にスイングベッド１２上の
下型ｉ ｓ 、 ｉ ｓ’・・・に対向する様に移動し
、スイングベッド１２が復帰動作すると外方の後続工程
部へ水平状態に移送連動する様に取出シ用カム５０の形
状及びメインシャフト３への取付状態が適宜調整されて
いる。

次に上述した一連の装置によって屋根瓦を連続成型せし
める方法について説明すると、 先ずプレス成型前において上型５，５′・・・はカム６
と共に上昇位置し、スイングベッド１２は第７図に鎖線
で示す直立状態にあると共にそれ（こ伴い荒地送り込み
機構Ａにおける受渡し部２４はスイングベッド１２Ｊこ
一体固設された突起３１と側壁２．２′に一端が枢支さ
れた連結杆３２により水平状態に枢支されてプレス本体
１の外方で荒地２５の搬送コンベア２７と同高位置に待
機し、又ストッパ一部３３におけるストンパー３９．３
９’・・・も鎖線で示す様にリンク３５．３６に枢支さ
れて受渡し部２４の上方にて後退待機しており、−力成
型素地取出し機構Ｂにおける把持具５７は第８図、第９
図に鎖線で示す様に支持杆５３．５８によるリンク機構
によって枢支されてプレス本体１の外力で後続するタメ
シ入れ一工程の受型（図示せず）の上方に水平状態で待
機している。

かかる状態からメインシャフト３の回転に伴って下降用
カム８，８′・・・の作用ｌこよりラム６と共に上型５
，５１・・・が下降して下型１５ 、１５’・・・上の
荒地２５をプレス成型する間に受渡し部２４の受片２６
．２６’・・・上に搬送コンベア２７上を連続移送され
て来る荒地２５が載置され、更にメインシャフト３が回
転して上昇用力ｌ−１０１１０’の作用により上型５，
５′・・・が上昇すると共にメインシャフト３に取付け
られたスイングベッド用カム１６゜１６′は第４図の鎖
線の状態から実線の状態に回転し、スイングベッド用カ
ム１６ 、１６’の外周を転動するローラー１７．１７
’を備えたアーム１８か枢＠２０を中心として傾動する
ので、このアーム１８の下端のギヤ２１とスイングベッ
ド１２の枢軸１３に取付けたギヤ２２の噛合によりスイ
ングベッド１２は成型後の成型素地５５を載置した状態
で取出部２３側に所定角度傾動する。

かかるスイングベッド１２の傾動に連動して成型素地取
出し機構Ｂにおける把持具５７の移動を制御する取出し
用カム５０は第１図の鎖線の状態から実線の状態に回転
するので、該取出し用カム５０の溝５１に嵌合するロー
ラー５２を備えたアーム４９が所定角度傾動し、更に該
アーム４９の傾動はりンク４７、クランク腕４６を介し
て支軸４５の回転運動に変換され、該支軸４５の回転に
連動して支軸４５に嵌着された支持杆５３と該支持杆５
３に対し支点を異にして隣接する他の支持杆５８による
一連のリンク機構によって支持された把持具５７は第９
図に図示する様に水平待機状態から下型１５上の成型素
地５５に対向する傾斜状態に回転移動し、吸盤５６，５
６’・・・によって成型素地５５を吸着する。

一方荒地送り込み機構Ａもスイングベッド１２の傾動に
連動して、次の成型に供する荒地２５を受片２６，２６
’・・・上に載置した受渡し部２４がスイングベッド１
２に一体固設された突起３１と側壁２，２′に一端が枢
支された連結杆３２により水平状態を保持しつつ上型５
，５′・・・の下方対向位置に移動し、又ストッパ一部
３３におけるストッパー３９．３９’・・・の進退を制
御するストッパー用カム４１が第５図の鎖線の状態から
実線の状態に回転するので、そのストッパー用カム４１
の溝４０に嵌合するローラー４２を備えたアーム４３が
所定角度傾動し、更に該アーム４３の傾動は回動軸３４
の回転運動に変換され、該回動軸３４の回転に連動して
回動軸３４に嵌着されたリンク３５と該リンク３５に対
し支点を異にして隣接する他のリンク３６による一連の
リンク機構によって支持されたストッパー３９．３９’
・・・がスイングベンド１２の傾動より若干遅れて前進
して上型５，５１・・・の下方対向位置で待機している
受渡し部２４上の荒地２５の後端面に当接する。

しかる後メインシャフト３が更に回転してスイングベッ
ド１２がスイングベッド用カム１６゜１６′の作用によ
り元の直立状態に復帰する過程に至ると、成型素地取出
し機構Ｂの把持具５７は取出し用カム５０の作用により
連動して成型素地５５を吸着作用により取り出しながら
支持杆５３゜５８によるリンク機構の逆動作によって元
の水平状態に外方へ回転移動し、ここで吸着を解除して
後続するタメシ入れ工程の受型上に成型素地５５を落下
供給せしめ、一方荒地送り込み機構Ａにおいて受渡し部
２４はスイングベンド１２と共に復帰動作するが受渡し
部２４上の荒地２５はストッパー３９，３９’・・・に
よって移動が阻止され、且つストッパ一部３３の移動を
制御するアーム４３のローラー４２がストッパー用カム
４１の最深部６０に達するためストッパー３９，３９’
・・・が荒地２５を多少押出せしめ、よって復帰動作中
のスイングベンド１２に取付けられた下型１５，１５’
・・・上に荒地２５がすべり込む様にして供給され、ス
イングベッド１２が完全に直立復帰すると共に受渡し部
２４も復帰し、ストッパ一部３３もストッパー用カム４
１の作用により上方へ後退動作して一行程を完了し、以
上の動作の繰り返しによって屋根瓦の高速連続成型を行
わしめるのである。

尚プレス本体１において上型５，５′・・・が取付けら
れたラム６の昇降動作はカム式プレスに限定するもので
はなく、メインシャフト３を基準にしたクランク式等に
より行うことも勿論可能であり、かかる場合にもプレス
成型動作、荒地送り込み機構Ａの動作、成型素地取出し
機構Ｂの動作は前述のカム式プレスの場合と同様にメイ
ンシャフト３の回転により連動制御されるものである。

要するに本発明は、プレス本体１の側壁２，２′間に上
向に下型１５，１５’・・・が取付けられたスイングベ
ッド１２を枢支せしめ、カム式又はクランク式にて上型
５，５′・・・の昇降を制御するメインシャフト３に所
定形状のスイングベッド用カム１６゜１６′を増付け、
該スイングベッド用カム１６゜１６′の外周を転動する
ローラー１７，１７’を一端に備え他端にギヤ２１を一
体固着したアーム１８を側壁に枢支せしめ、該アーム１
８のギヤ２１と噛合するギヤ２２を前記スイングベッド
１２の枢軸に取付け、メインシャツｌ−３の１回転によ
りスイングベッド１２を取出部２３側へ所定角度往復傾
動せしめる様にしたので、成型完了後スイングベッド１
２により下型１５，１５’・・・を取出部２３側へ傾動
せしめて成型素地の取出し操作を容易ならしめることが
出来、かかる下型１５，１５’・・・の傾動はカム機構
により上型５，５′・・・の昇降動作と完全に同期する
ので、高速且つ円滑なる成型を行わしめることが出来る
のである。

又かかる機構を有するプレス成型機を使用して、プレス
本体１の側壁２，２′間に枢支されたスイングベッド１
２上の下型１５，１５’・・・内にある荒地２５をカム
式又はクランク式により昇降する上型５．５′・・・に
て成型した後、スイングベンド１２をカム機構により取
出部２３側へ所定角度傾動せしめて下型１５ 、１５’
・・・内の成型素地５５をカム機構により連動する把持
具５γにて取出し、かかる間にスイングベッド１２と一
体連動する受渡し部２４は次の成型に供する荒地２５を
載置しこれを上型５，５′・・・の下方対向位置に移動
せしめ、次にスイングベッド１２を復帰動作せしめ、か
かる間に受渡し部２４上の荒地２５の後端面に当接若し
くは若干押出するストッパー３９．３９’・・・ヲカム
機構により前進連動せしめて下型１５，１５’・・・内
に荒地２５を送り込む様にして屋根瓦を連続成型せしめ
る様にしたので、プレス成型動作、成型素地５５の取出
し動作、荒地２５の送り込み動作は機械的に完全同期し
、連続する高速プレス作業においても確実且つ円滑なる
成型が出来、よって高品質の屋根瓦の生産並びにプレス
作業能率の向上を図らしめることが出来る等その実用的
効果甚だ犬なるものである。

【図面の簡単な説明】

図は本発明実施の一例を示すものとして、第１図は本発
明に係るプレス機の一部省略背面図、第２図は同上右側
面図、第３図は第２図の中央縦断面図、第４図はスイン
グベッドの傾動状態を示す右側面図、第５図は左側面図
、第６図は一部省略背面図、第７図は荒地送り込み機構
の作動状態を示す図、第８図、第９図は成型素地取出し
機構の作動状態を示す図である。 １・・・・・・プレス本体、２，２′・・・・・・側壁
、３・・・・・・メインシャフト、５，５′・・・・・
・・・・上型、１２・・・・・・スイングベッド、１５
，１５’・・・・・・・・・下型、１６ｉ６’・・・・
・・スイングベッド用カム、１７，１γｌ・・・・・・
ローラー １８・・・・・・アーム ２１．２２・・・
・・・ギヤ２３・・・・・・取出部、２４・・・・・・
受渡し部、２５・・・・・・荒地、３３・・・・・・ス
トッパ一部、３９，３９’・・・・・・・・・ストッパ
ー ５５・・・・・・成型素地、５７・・・・・・把持
具。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ プレス本体の側壁間に枢支されたスイングベッド上
   の下型内にある荒地を昇降する上型にて成型した後、前
   記側壁間に枢支されて回転制御されるメインシャフトに
   取付けた第１のカム機構によちスイングベッドを取出部
   側へ所定角度傾動せしめると共に、下型内の成型素地を
   前記メインシャフトに取付けた第２のカム機構により連
   動する把持具にて取出し、かかる間にスイングベッドと
   一体連動する受渡し部に次の成型に供する荒地を載置し
   これを上型の下方対向位置に移動せしめ、次にスイング
   ベッドを復帰動作せしめ、かかる間に受渡し部上の荒地
   の後端面に当接若しくは若干押出するストッパーを前記
   メインシャフトに取付けた第３のカム機構により前進運
   動せしめて下型内に荒地を送り込む様にしたことを特徴
   とする屋根瓦の連続成型方法。 ２ プレス本体の側壁間に上面に下型が取付けられたス
   イングベッドを枢支せしめ、上型の昇降を制御するメイ
   ンシャフトに所定形状のスイングベッド用カムを取付け
   、該スイングベッド用カムの外周を転動するローラーを
   一端に備え他端にギヤを一体固着したアームを側壁に枢
   支せしめ、該アームのギヤと噛合するギヤを前記スイン
   グベッドの枢軸に取付け、メインシャフトの１回転によ
   りスイングベッドを取出部側へ所定角度往復傾動せしめ
   る様にし、又側壁に突設せしめた支持板に一端を枢支せ
   しめた２本の支持杆の他端に把持具を取付け、該把持具
   を傾動したスイングベッド上の下型の対向位置と外方の
   取出し位置との間を移送自在と威し、前記メインシャフ
   トには所定形状の取出し用カムを取付けると共に該取出
   用カムの溝に嵌合するローラーを一端に備えたアームを
   側壁に枢支せしめ、該アームの他端をリンク、クランク
   を介して支持杆に連繋せしめてスイングベッドと把持具
   を関連動作せしめる様にしたことを特徴とする屋根瓦の
   連続プレス成型機。