JPS5844232Y2 - 採光装置 - Google Patents

採光装置

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Publication number
JPS5844232Y2
JPS5844232Y2 JP1976050593U JP5059376U JPS5844232Y2 JP S5844232 Y2 JPS5844232 Y2 JP S5844232Y2 JP 1976050593 U JP1976050593 U JP 1976050593U JP 5059376 U JP5059376 U JP 5059376U JP S5844232 Y2 JPS5844232 Y2 JP S5844232Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
lighting member
synthetic resin
materials
sheet
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976050593U
Other languages
English (en)
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JPS52141822U (ja
Inventor
協平 水島
幸男 矢田
Original Assignee
三菱レイヨン株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱レイヨン株式会社 filed Critical 三菱レイヨン株式会社
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Publication of JPS52141822U publication Critical patent/JPS52141822U/ja
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  • Support Devices For Sliding Doors (AREA)
  • Building Awnings And Sunshades (AREA)
  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、平面状に拡開したりこれを折畳んだりして開
閉することのできる採光量に富んだ採光装置に関するも
のである。
従来、構造物に設置される採光部材すなわち屋根、庇あ
るいは窓としては、種々の形態のものが使用されている
典型的な例としては、ガラス板あるいは網入りガラス板
を種々の枠材で支持して用いられているが、最近は塩化
ビニル樹脂、メタクリル樹脂あるいはポリカーボネート
樹脂等の透光性合成樹脂等が広く使用されるようになっ
ている。
ところが、このような硬質の材料を用いた場合、そのも
の自体の変形量が極めて僅かであるため、開閉させたり
する際その採光部材を変形させて行うことは不可能であ
る。
したがって換気や排煙あるいは直射日光の照射のため採
光部を開閉する必要がある場合、上述の材料からなる採
光部材にあっては、周囲を枠材で支持しこの枠材にヒン
ジや滑車を装備して回動させたり摺動させたりする装置
を採用するのが一般的であった。
ところが、回動させたり摺動させたりするにはそれに伴
う機構が必要となり、大規模な採光部にあっては、機構
が複雑となり費用も嵩む難点があり、しかも機構上開閉
の量にも限度がある。
また、特に合成樹脂材料を用いた場合は、素材の膨張、
収縮による反り、破損等のトラブルを防止しなければな
らないが、この点上述した形態の採光部材では必ずしも
十分とはいえない憾みがあった。
本考案はこのような状況に鑑みてなされたものであって
、その要旨とするところは、透光性合成樹脂板状材と屈
曲性を有するシート状物とを交互にかつ平面的に配列し
た状態で隣接する側縁同志を係合させてなる採光部材を
、その採光部材の幅に相当する間隔で平行に設置された
一対のチャンネル材に架設すると共に、一つおきの上記
シフト状物の両端部には動輪付きの支持杆を固着し、こ
の支持杆によりチャンネル材内を転動させて採光部材を
開閉しうるようにしたことを特徴とする採光装置にある
以下、本考案を実施例の図面に従って説明する。
図中1は本考案に用いる採光部材であり、2はこの採光
部材1の幅に相当する間隔で平行に設置された一対のチ
ャンネル材である。
まず本考案に用いる採光部材1について第3図ないし第
6図に基づいて説明すると、11が透光性合或樹脂板状
材、12が屈曲性を有するシート状物、13は両者を係
合するトリム材である。
そしてこの採光部材1は、この板状材11とシート状物
12とを交互にかつ平面的に配列した状態で、隣接する
側縁同志を係合させたものである。
11の透光性合成樹脂板状材の素材としては、塩化ビニ
ル樹脂、スチレン樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタク
リル樹脂等透光性を有する合成樹脂であれば特に限定さ
れるものではないが、耐候性および透光性の点でメタク
リル樹脂がまた、強度の点でポリカーボネート樹脂が優
れている。
なお、この板状材11は通常平坦な板でもよいし、全体
が波形に成形されたものまたは補強リブや凹凸模様が一
体成形されたもの、あるいは側縁に突条や溝が設けられ
たものも使用できる。
一方、12のシート状物としては屈曲性を有し一定の強
度のあるものであればよいが、綿、ビニロン、ナイロン
、ポリエステル、アクリル等の各種繊維からなる帆布、
あるいはこれらに防水加工を施した帆布が特に好適であ
る。
場合によっては、比較的厚く強度の大きい合成樹脂のフ
ィルム(網入りフィルムを含む。
)あるいはシートを用いることもできる。
両者11.12の保合は、第3図および第4図の例にお
いては金属、合成樹脂あるいは合成ゴム等からなるトリ
ム材13を介して行なっている。
このようにすると、保合の強度が優れ、外観も向上する
が、この例に限定されるものではない。
例えば第5図のように、透光性合成樹脂板状材11とシ
ート状v/J12との隣接する側縁同志を、接着剤、加
熱融着あるいは超音波加工等により直接接着してもよい
し、また第6図のようにファスナー14を介して係合し
てもよく、このようにファスナー14を用いると両者1
1.12を着脱式にしつるので便利である。
以上の如く構成された採光部材1は、透光性合成樹脂板
状材11を用いるものであるが、屈曲性を有するシーI
・状物12の存在により屈曲しうるようになっている。
本考案では、この採光部材1を開閉自在に設置した採光
装置に係るものである。
すなわち第1図および第2図は本考案の採光装置の片側
を示す斜視図で、第1図が開いた状態、第2図か閉じた
状態を示している。
チャンネル材2は上記採光部材1の幅に相当する間隔で
平行に設置されていて、その一対のチャンネル材2に採
光部材1が架設されるが、チャンネル材2には下向きの
開口21が長手方向に設けられている。
そして上記採光部材1の一つおきのシート状物12には
、一対の動輪4付きの支持杆3が固着されていて、チャ
ンネル材2の開口21を利用して架設され、動輪4がチ
ャンネル材2内を転動することができるようになってい
る。
5はチャンネル材5内に挿通されているエンドレス紐で
、支持杆3群のうちの一つに結ばれている。
本考案の採光装置を、第1図の拡開した状態から第2図
の折畳んだ状態にするには、エンドレス紐5を引くこと
により簡単に行うことができる。
すなわちエンドレス紐5を引く(第1図矢印方向)と支
持杆3における動輪4がチャンネル材5内を転動し、引
かれた方向に寄ってくる。
この際シート状’l#12は屈曲性があるため、第2図
のように折れ曲がり板状材11が折畳まれ、開口空間が
形成されることとなる。
逆に第2図の状態から第1図の状態に戻すには、エンド
レス紐5を逆方向(第2図矢印方向)に引くことで簡単
に行うことか゛できる。
なお、このエンドレス紐5の作動機構については、既知
の手動あるいは電動の機構を適宜配設すればよい。
このように設置された採光部材は、上述のように拡開さ
れた状態や折畳んだりあるいは捲込んだ状態に簡単に変
化させることができ、しかも透光性合成樹脂板状材11
の面積を大きくすることにより豊富な採光量を確保する
ことができ、さらに合成樹脂材料の膨張、収縮を交互に
配したシート状物12によって吸収することができる。
なお以上説明した例においては、採光部材を水平に設置
した例を示しているが、屋根や庇等に用いる場合はこれ
を傾斜して設置することもできるし、また温室やサンル
ーム等の壁面に用いる場合は垂直状態に設置することも
できる。
なお、本考案の採光部材に用いる透光或合成樹脂板状材
11とシート状v012の面積は、使用する目的、設置
場所によって種々変化させうるが、典型的な例としては
、隣接する方向の長さにおいて前者が300〜900m
m、後者が50〜200mm程度である。
また、これと直交する方向の長さは、すなわち幅はもっ
ばらチャンネル材2間のスパンによって決定される。
本考案は以上の如き構成からなるものであるから、簡単
な構造により平面状に拡開したりあるいは折畳んだりす
ることができ、したがって、採光部材を随時開放して換
気や排煙あるいは直射日光の入射を行うことができると
共に、目的に応じた採光量を調節でき、しかも合成樹脂
材料に伴う膨張、収縮のトラブルを未然にかつ確実に防
止しうる利点か゛ある。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は本考案の
採光装置の閉じた状態の片側を示す斜視図、第2図は同
しく開いた状態の片側を示す斜視図、第3図は本考案に
使用する採光部材の斜視図、第4図は第3図IV部分の
拡大断面図、第5図および第6図は他の採光部材の例を
示す第4図に相当する拡大断面図である。 1・・・・・・採光部材、11・・・・・・透光性合成
樹脂板状材、12・・・・・・シート状物、2・・・・
・・チャンネル材、3・・・・・・支持杆、4・・・・
・・動輪。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 透光性合成樹脂板状材と屈曲性を有するシート状物とを
    交互にかつ平面的に配列した状態で隣接する側縁同志を
    係合させてなる採光部材を、その採光部材の幅に相当す
    る間隔で平行に設置された一対のチャンネル材に架設す
    ると共に、一つおきの上記シート状物の両端部には動輪
    付きの支持杆を固着し、この支持杆によりチャンネル材
    内を転動させて採光部材を開閉しうるようにしたことを
    特徴とする採光装置。
JP1976050593U 1976-04-22 1976-04-22 採光装置 Expired JPS5844232Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976050593U JPS5844232Y2 (ja) 1976-04-22 1976-04-22 採光装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976050593U JPS5844232Y2 (ja) 1976-04-22 1976-04-22 採光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52141822U JPS52141822U (ja) 1977-10-27
JPS5844232Y2 true JPS5844232Y2 (ja) 1983-10-06

Family

ID=28509732

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976050593U Expired JPS5844232Y2 (ja) 1976-04-22 1976-04-22 採光装置

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5968492A (ja) * 1982-09-28 1984-04-18 モルザ株式会社 折り畳み式ブラインドのスクリーン製造方法
FR3096064B1 (fr) * 2019-05-15 2021-06-11 Tir Tech Toiles Industrielles Du Rhin Tech Pergola avec système de toile orientable et rétractable

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4930417U (ja) * 1972-06-17 1974-03-15
JPS5017228U (ja) * 1973-05-17 1975-02-24

Patent Citations (2)

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JPS4930417U (ja) * 1972-06-17 1974-03-15
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JPS52141822U (ja) 1977-10-27

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