JPS5843718Y2 - 多連超音波加湿装置 - Google Patents

多連超音波加湿装置

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JPS5843718Y2
JPS5843718Y2 JP1494979U JP1494979U JPS5843718Y2 JP S5843718 Y2 JPS5843718 Y2 JP S5843718Y2 JP 1494979 U JP1494979 U JP 1494979U JP 1494979 U JP1494979 U JP 1494979U JP S5843718 Y2 JPS5843718 Y2 JP S5843718Y2
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JP
Japan
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humidity
temperature
ultrasonic humidifier
set value
ultrasonic
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Application number
JP1494979U
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JPS55116934U (ja
Inventor
純博 安田
宏哉 稲葉
貞夫 笠原
広 近藤
実 高橋
節男 三井
哲 素野
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、複数の超音波加湿器を有しかつ湿度調整機能
を具備していて、農業用又は大部屋用等の用途に適した
多連超音波加湿装置に関する。
最近、病院、事務所、一般家庭等に加湿器が広く使用さ
れるようになってきている。
ところで、農業用ハウス、大部屋等を所要の湿度に加湿
したい場合、通常の加湿器では霧化量が不足するだけで
なく湿度調整ができず、所要の湿度に制御できない不都
合を生しる。
本考案は、上記の点に鑑み、霧化量が多くしかも湿度制
御を簡単な構成により実行可能な多連超音波加湿装置を
提供しようとするものである。
以下、本考案に係る多連超音波加湿装置の実施例を図面
に従って説明する。
第1図において、超音波加湿器A、、A、、・・・・・
・、Anは氷収納容器1と、この底部に配設される超音
波発生用圧電振動子2と、その氷収納容器1内に空気を
送込む送風ファン3と、前記圧電振動子2で霧化された
水の粒子を外部に排出する霧化筒4と、前記圧電振動子
2を駆動する駆動回路としての発振回路5とを有してい
る。
また、前記超音波加湿器A1において、送風ファン3の
空気取入口には第1の温度センサS1が、前記霧化筒4
内には第2の温度センサS2が夫々配設され、これらの
検出値は温度調整回路6に与えられる。
この湿度調整回路6は検出温度に応じて各超音波加湿器
A1乃至A、の発振回路5の発振出力を制御するもので
ある。
上記実施例の動作は、第2図のフローチャートに示す如
くであり、電源を投入すると、湿度調整回路6は各発振
回路5を通常の強さで発振させ、通常の霧化動作を行わ
せる。
すなわち、発振回路5は圧電振動子2を駆動し、氷収納
容器1内の水が霧化され、噴霧された水の微粒子は送風
ファン3で吸入された空気流と一緒になって霧化筒4よ
り加湿すべき室内に送出される。
このとき、霧化筒4内において微粒状の水がただちに気
化するから、霧化筒4内の空気流の湿度は100%にな
り、その空気流からは気化した水の量Wに相当する気化
熱が奪われるため、第2の温度センサS2で検出される
霧化を受けた空気流の温度θ2は、第1の温度センサS
1で検出される霧化を受けていない空気流の温度θ1よ
り低く測定されることになる。
すなわち、空気の流量が一定であれば、 W≠kX(θ1−θ2)・・・・・・・・・(1)(但
し、kは比例定数)となり、温度θ1とθ2との差を測
定することにより取入れた空気の温度を100%にする
ために使用された水の量(=気化した水の量W)を知る
ことができる。
また、湿度をm、温度θ1での飽和水蒸気量をa、実際
の水蒸気量をbとしたとき、となる。
ここで(2)式中飽和水蒸気量aは温度θ1から容易に
知ることができるから、結局、温度差θ1−θ2から温
度mを計ることができる。
従って湿度調整回路6は、霧化動作中室内の湿度が設定
値以上又は未満かを前記温度センサS1.S2の検出値
より判別して、湿度が設定値以上のときは、各発振回路
5の発振出力を湿度検出が最低限継続可能なように微弱
化して実質的な加湿を停止し、この状態で湿度検出を継
続する。
そして、湿度が設定値より低くなった時点で発振回路5
に通常の発振動作を行わせ、再度充分な霧化量で加湿を
実行する。
湿度が設定値未満である場合、湿度が設定値に到達する
まで発振回路5の通常の発振動作を継続し、設定値に到
達した時点で発振出力を微弱化する。
以後同様な動作の繰返しにより加湿すべき空間の湿度は
設定値近傍に維持される。
以上説明したように、上記実施例では複数の超音波加湿
器A1乃至Anを同時に作動させることにより農業用ハ
ウス、大部屋等の広い空間を充分な霧化量で加湿するこ
とができる。
また、超音波加湿器A1に付加した温度センサS1.S
2及び湿度調整回路6により各発振回路5に共通に制御
でき、簡単な構成により加湿室内の湿度を所定の設定値
に維持することが可能である。
さらに、温度センサS1.S2としてはサーミスタが使
用でき、特別の保守交換等が不要で長寿命である。
なお、第1の温度センサS1の取付位置は、加湿すべき
空間を検出できる位置であれは゛よい。
また、各超音波加湿器A1乃至A。
に送風ファン3を夫々設けたが、大容量の送風装置を1
台用いて夫々の超音波加湿器に送風するようにしても差
支えない。
さらに、圧電振動子の代りにランシュ板型振動子を用い
てもよい。
斜上のように、本考案によれば、充分大きな霧化量を有
しかつ湿度制御を簡単な構成により実行可能な多連超音
波加湿装置を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る多連超音波加湿装置の実施例を示
す構成国、第2図はその動作を示すフローチャートであ
る。 1・・・・・・氷収納容器、2・・・・・・超音波発生
用圧電振動子、3・・・・・・送風ファン、4・・・・
・・霧化筒、5・・・・・・発振回路、6・・・・・・
湿度調整回路、A1乃至A。 ・・・・・・超音波加湿器、Sl、S2・・・・・・温
度センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 氷収納容器、この底部に配設される超音波発生用振動子
    、該振動子で霧化された水の粒子を外部に枡出する霧化
    筒及び前記振動子を駆動する駆動回路を有する複数の超
    音波加湿器と、加湿すべき空間の温度を検出する第1の
    温度センサと、前記超音波加湿器のいずれかの霧化筒内
    に配設されて前記水の粒子を含む空気の温度を検出する
    第2の温度センサと、前記超音波加湿器のすべての駆動
    回路を共通に制御する湿度調整回路とを備え、前記湿度
    調整回路は前記第1及び第2の温度センサの検出値より
    前記加湿すべき空間の湿度が設定値未満か設定値以上か
    を判別して当該湿度が設定値以上のときは前記駆動回路
    出力を微弱化することを特徴とする多連超音波加湿装置
JP1494979U 1979-02-09 1979-02-09 多連超音波加湿装置 Expired JPS5843718Y2 (ja)

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JPS55116934U JPS55116934U (ja) 1980-08-18
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JP2019072679A (ja) * 2017-10-17 2019-05-16 株式会社システムギアビジョン 霧化送風装置

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JPS55116934U (ja) 1980-08-18

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