JPS604009Y2 - 湿度調整式加湿器 - Google Patents

湿度調整式加湿器

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JPS604009Y2
JPS604009Y2 JP718079U JP718079U JPS604009Y2 JP S604009 Y2 JPS604009 Y2 JP S604009Y2 JP 718079 U JP718079 U JP 718079U JP 718079 U JP718079 U JP 718079U JP S604009 Y2 JPS604009 Y2 JP S604009Y2
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JP
Japan
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humidity
atomization
section
temperature
setting
Prior art date
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Expired
Application number
JP718079U
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English (en)
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JPS55108335U (ja
Inventor
宏哉 稲葉
貞夫 笠原
哲 素野
節男 三井
実 高橋
純博 安田
Original Assignee
ティーディーケイ株式会社
川本工業株式会社
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Publication date
Application filed by ティーディーケイ株式会社, 川本工業株式会社 filed Critical ティーディーケイ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、加湿空間の湿度を所望の設定値に保持するた
めの湿度調整機能及び湿度表示機能を有する湿度調整式
加湿器に関する。
最近、病院、事務所、一般家庭等に加湿器が広く使用さ
れるようになってきている。
ところで、従来使用されている加湿器は、連続的に一定
量の水を霧化する方式が一般的であり、このため加湿を
行っている室内の湿度を必要以上に高くしてしまう場合
がある。
このため、室内の備品、家具等に水滴が付着したり、そ
の水滴中に含まれているカルシウム、マグネシウム、ナ
トリウム塩等の不純物が乾燥後析出して備品、家具等を
汚す恐れがある。
また、水の消費量が多くなり、水を貯めておく補助タン
クが大型となって加湿器全体も大型化するきらいがあっ
た。
一方、霧化量を加減できる型式のものもあるが、湿度設
定値や加湿空間の実際の湿度を直接動ることができない
ため、加湿空間の湿度を所望値に維持するのは困難であ
った。
本考案は、上記の点に鑑み、所望の湿度設定値及び加湿
空間の実際の湿度の両者を表示可能で、その加湿空間の
湿度を所望の湿度設定値にほぼ一致するように湿度制御
可能な湿度調整式加湿器を提供しようとするものである
以下、本考案に係る湿度調整式加湿器の実施例を図面に
従って説明する。
第1図及び第2図は第1実施例を示す。
これらの図において、外装体1内には、氷収納容器2と
、この氷収納容器2に空気を送り込む送風ファン3と、
前記氷収納容器2に水を補給する補助タンク4とが配設
されている。
前記氷収納容器2には、外部に開口する霧化筒5が取付
けられ、また氷収納容器2の底部には霧化素子としての
超音波発生用圧電振動子6が取付けられる。
この圧電振動子6は駆動部としての発振回路7によって
励振されるようになっている。
一方、前記送風ファン3の空気取入口には第1の温度セ
ンサS□が、前記霧化筒5内には第2の温度センサS2
が夫々配設される。
これらの温度センサS1.S2はサーミスタ等で構成さ
れ、検出値は夫々湿度調整回路8に与えられる。
この湿度調整回路8は、湿度検出部9と制御部10とか
ら戒る。
ここで、湿度検出部9は、後述の式(1)、 (2+に
基づいて前記第1.第2の温度センサS1.S2の温度
検出値より加湿空間の湿度に比例した電圧又は電流値で
示される湿度信号を制御部10及び測定湿度を表示部1
1に出力するものであり、制御部10は前記湿度信号及
び希望する湿度を設定するための設定部12の湿度設定
値を比較して前記発振回路7を制御する。
さて、前記外装体1の前面には、湿度を示す直読目盛板
20が取付けられ、この直読目盛板20上に前記表示部
11の測定湿度を指示する指針21が設けられる。
また、前記設定部12の指針22は希望する湿度を設定
するためのもので湿度設定値を可変する設定つまみ23
を回すことにより直読目盛板20上を移動するようにな
っている。
そして、設定つまみ23に連動する手段、例えば可変抵
抗器等により電気信号の湿度設定値を指針22に比例さ
せて変化させる。
以上の構成において、電源を投入すると、始めの敷用秒
間は室内の湿度とは無関係に湿度調整回路8で発振回路
7を通常の強さで発振させる。
この結果、発振回路7は圧電振動子6を通常の強さで駆
動し、この期間中水収納容器2内の水が霧化され、噴霧
された水の微粒子は送風ファン3で吸入された空気流と
一緒になって霧化筒5より加湿すべき室内に送出される
このとき、霧化筒5内において微粒状の水がただちに気
化するから、霧化筒5内の空気流の湿度は100%にな
り、その空気流からは気化した水の量Wに相当する気化
熱が奪われるため、第2の温度センサS2で検出される
霧化を受けた空気流の温度θ2は、第1の温度センサS
□で検出される霧化を受けていない空気流の温度θ□よ
り低く測定されることになる。
すなわち、空気の流量が一定であれば W二1(x(θ1−02) ・・・・・・
(1)(但し、kは比例定数) となり、温度θ1と02との差を測定することにより取
入れた空気の湿度を100%にするために使用された水
の量(=気化した水の量W)を知ることができる。
また、湿度をm1温度θ1、での飽和水蒸気量をa1実
際の水蒸気量をbとしたとき、 となる。
ここで(2)式中飽和水蒸気量aは温度θ□から容易に
知ることができるから、結局、温度θ□、θ2から湿度
mを計ることができる。
従って湿度検出部9は、第1、第2の温度センサS1.
S2の検出値より室内の湿度に比例した電圧又は電流値
で示される湿度信号を表示部11に出力しその測定湿度
を示す指針21が直読目盛板20上の対応する湿度目盛
を示すように表示部11を駆動する。
そして、制御部10は、その湿度信号と希望する湿度が
設定された設定部12の湿度設定値とを比較して、湿度
信号が設定値より低ければ、前記発振回路7の発振を継
続させ、通常の霧化量で室内の加湿を行い、設定値に到
達した時点で発振を湿度測定が最低限可能な霧化量を発
生する程度に微弱化する。
ここで、発振を停止しないのは、発振を停止してしまう
と、霧化粒子の気化による霧化筒5内の温度低下が無く
なり、湿度測定が不能となるからである。
以後、僅かな霧化量で連続的に湿度測定を行い、湿度が
設定値を下まわった時点で再度発振回路7に通常の強さ
の発振を行わせ、通常の霧化量で室内の加湿を実行する
上記第1実施例によれば、外装体1の一部に表示部11
の測定湿度を示す指針21や設定部12の希望する湿度
を設定するための指針22及び設定つまみ23が併設さ
れており、湿度設定値は設定つまみ23で指針22を動
かし所定の直読目盛板20上の湿度目盛に合わせること
により設定でき、合わせて現在の実際の湿度を表示部1
1の指針21より知ることができるから、湿度調整が極
めて容易となる。
また、湿度測定を2つの温度センサS1.S2の温度検
出値に基いて行っているから構成が簡単で、保守が容易
であり長寿命である。
さらに、必要以上の霧化を行わないため、補助タンク4
の小型化が可能であり、ひいては装置全体の小型化がで
きる。
また、室内の備品、家具等に水滴が付着し、水滴中の不
純物が乾燥後析出して備品、家具等を汚したり、浮遊粉
塵となって室内を浮遊したりする不都合を防止すること
ができる。
第3図は本考案の第2実施例を示す。
この図において、外装体1の前面には湿度を示す直読目
盛板20Aが取付けられ、この直読目盛板20A上に表
示部11の表示ランプ30が対応する湿度目盛位置に配
設される。
また、設定部12の設定つまみ23A及びこれに連動す
る指示板31が設けられる。
なお、電気的回路構成は第2図と同様である。
この第2実施例によれば、湿度設定値は指示板31の示
す湿度目盛より知ることができ、実際の湿度は表示ラン
プ30の点燈位置より知ることができる。
第4図は本考案の第3実施例を示す。
この図において、外装体1の前面には湿度を示す直読目
盛を有するメータ40.41が配設され、メータ40は
設定部12の設定つまみ23Bの設定位置に対応した湿
度設定値を表示し、メータ41は表示部11による実際
の湿度を表示する。
なお、電気的回路構成は第2図と同様である。
上記実施例では、超音波発生用圧電振動子6を有する超
音波式のものを示したが、ランシュ板型振動子を有する
型式、遠心噴流式等の機械式のものにも同様に適用可能
である。
成上のように、本考案によれば、所望の湿度設定値及び
加湿空間の実際の湿度の両者を表示可能で、その加湿空
間の湿度を所望の湿度設定値にほぼ一致するように湿度
制御可能な湿度調整式加湿器を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る湿度調整式加湿器の第1実施例で
あって外観を示す正面図、第2図は同構成図、第3図は
本考案の第2実施例を示す正面図、第4図は第3実施例
を示す正面図である。 1・・・・・・外装体、2・・・・・・氷収納容器、3
・・・・・・送風ファン、4・・・・・・補助タンク、
5・・・・・・霧化筒、6・・・・・・超音波発生用圧
電振動子、7・・・・・・発振回路、8・・・・・・湿
度調整回路 9・・・・・・湿度検出部、10・・・・
・・制御部、11・・・・・・表示部、12・・・・・
・設定部、20.20A・・・・・・直読目盛板、21
,22・・・・・・指針、23.23A、23B・・・
・・・設定つまみ、30・・・・・・表示ランプ、31
・・・・・・指示板、40,41・・・・・・メータ、
Sl、S2・・・・・・温度センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部に開口する霧化筒が取付けられた氷収納容器と、該
    氷収納容器に空気を送り込む送風ファンと、前記氷収納
    容器底部に設けられる超音波発生用霧化素子と、該霧化
    素子を励振する駆動部とを備え、噴霧された水の微粒子
    を含んだ空気流を前記霧化筒より加湿空間に送出する加
    湿器において、前記加湿空間の温度を電気的に検出する
    第1の温度センサと、前記霧化筒内に配置されて前記噴
    霧された水の微粒子を含んだ空気流の温度を電気的に検
    出する第2の温度センサと、両温塵センサより温度に応
    じた電気信号を受け、両温塵センサの検出温度差及び前
    記加湿空間の検出温度とから湿度を演算する湿度検出部
    と、該湿度検出部の前記加湿空間の湿度に比例した電圧
    又は電流で示される湿度信号を受けて測定湿度を表示す
    る表示部と、所要の湿度を設定するための設定部と、前
    記湿度信号と該設定部よりの湿度設定値とを比較して前
    記駆動部を制御する制御部とを設け、前記加湿空間の測
    定湿度を表す前記湿度信号が前記湿度設定値よりも低け
    れば、前記制御部は前記駆動部により通常の霧化量で加
    湿を継続させ、前記湿度信号が前記湿度設定値に到達し
    たとき、前記制御部は前記駆動部出力を湿度測定が最低
    限可能な霧化量を発生する程度に微弱化することを特徴
    とする湿度調整式加湿器。
JP718079U 1979-01-25 1979-01-25 湿度調整式加湿器 Expired JPS604009Y2 (ja)

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JPS55108335U JPS55108335U (ja) 1980-07-29
JPS604009Y2 true JPS604009Y2 (ja) 1985-02-04

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