JPH0512667Y2 - - Google Patents

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JPH0512667Y2
JPH0512667Y2 JP1986085612U JP8561286U JPH0512667Y2 JP H0512667 Y2 JPH0512667 Y2 JP H0512667Y2 JP 1986085612 U JP1986085612 U JP 1986085612U JP 8561286 U JP8561286 U JP 8561286U JP H0512667 Y2 JPH0512667 Y2 JP H0512667Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、超音波振動子を駆動することにより
霧化水槽内の水を微粒化して室内に放出し加湿を
行なう超音波加湿装置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来此種加湿装置は、実開昭61−18435号に開
示されるように超音波振動子の駆動によつて霧化
水槽内に生成した霧(水を微粒化したもの)を、
室内に放出するため送風機を装置内に搭載し、送
風空気にて霧を搬送している。また霧化水槽内の
水がなくなつた状態で振動子を駆動することは、
振動子の寿命を短かくするだけでなく、破壊の危
険さえ有するため、通常無負荷運転防止のための
フロート及びリードスイツチを設けている。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 前記従来の技術にあつては、送風機駆動のため
モータに磁束を供給すべくモータコイルが設けら
れているが、このコイルより生成される磁束が、
リードスイツチのリードに対して平行方向に通過
しリードスイツチの磁束感動値を越えると、リー
ドに電流が流れ、リードスイツチとしてはオン状
態となる。これがフロートにより無負荷が検知さ
れた場合と重なると、フロートから通常磁束を受
けていたリードスイツチは磁束の供給がなくなり
オフするべきところが、モータコイルからの磁束
にてオン状態を維持することとなつてしまいフロ
ートスイツチにて無負荷を検知しているにもかか
わらず、装置としては振動子の駆動を継続するこ
とになる。また、通常モータコイルには交流電源
が供給されることから、発生磁束も交流的に変化
するため、リードスイツチはコイル磁束によつて
交流周波数に等しいon・offを繰り返しチヤタリ
ング現象を起こしてしまう。このチヤタリングに
よつてリードスイツチが溶着すると、フロートの
機能は無効果されて、無負荷検知による振動子の
保護がなされなくなつてしまうという問題点を有
していた。
このため本考案は、送風機用のモータコイルか
らの磁束により振動子保護のためのリードスイツ
チが影響を受けないようにして、確実な無負荷検
知並びに振動子保護を行なうことを目的とする。
(ニ) 問題点を解決するための手段 本考案では、超音波振動子によつて霧化される
水を貯溜する水槽部と、この水槽部に空気を供給
する送風装置と、水槽部の水位を検知する水位検
知装置と、この水位検知装置が所定の低水位を検
知したときに超音波振動子の振動を停止させるリ
ードスイツチと、このリードスイツチと送風装置
の間に設けられた磁気遮断板とを備え、送風装置
の励磁コイルとリードスイツチと磁気遮断板と
は、励磁コイルの磁束がリードスイツチに対して
直交し、かつ、磁気遮断板に沿つて通過する向き
にそれぞれ取付けられている構成である。以下実
施例に基づいて説明する。
底部に超音波振動子16を配設する霧化水槽1
7を含んだ水槽部19の水位を検知すべく、磁石
を取り付けたフロート23を、水槽部19に対し
て上下に移動可能に固定する。また、このフロー
ト23の最上昇位置近傍にフロート23の磁石か
らの磁束を受けて開閉制御される振動子保護装置
としてのリードスイツチ24を固定する。そし
て、このリードスイツチ24は振動子16の駆動
を制御する発振回路20に対して直列に接続す
る。一方、霧化水槽17に空気を搬送する送風装
置25の、モータ27駆動のための励磁コイル2
9を、巻線が水平方向になるように配設するとと
もに、励磁コイル29とリードスイツチ24との
間に、磁性材料にて構成される磁気遮断板30を
垂直方向に配設する。
(ホ) 作用 励磁コイル29は巻線が水平方向になるように
配設されることで、通電が為されると発生する磁
束は垂直方向のものが主となるため、リードスイ
ツチ24に対する磁気的な効力を有さない。ま
た、コイル29とリードスイツチ24との間に磁
性材料で構成した磁気遮断板30を設けたことか
ら、コイル29より発生される磁束は、磁性材料
の遮断板30を磁路としやすく、吸収されて通過
できなくなつて、リードスイツチ24に到達する
磁束が減少する。
(ヘ) 実施例 以下本考案の一実施例を第1図〜第4図を参照
して説明する。
1は超音波加湿装置本体であり、後述する上筐
2と下筐3とから構成される。4は電源スイツチ
41を開閉する電源つまみである。5は所望の湿
度を設定する操作つまみであり、設定範囲内で摺
動操作することで、湿度センサ53と関連する可
変抵抗67の抵抗値を変化させて所望の湿度とな
し、湿度センサ53による検知温度が所望湿度に
達するまで加湿を継続させる。6は湿度表示部で
あつて、湿度センサ53の検知湿度に基づく信号
により順次点灯する複数の表示灯7,7……例え
ば発光ダイオードから成る。
上筐2は内部に仕切板8を止着して、霧化室9
と給水タンク10の収容室11とを形成し、霧化
室9内に導出筒12を一体成形により垂下させて
おく。13は導出筒12の上部に回動自在に載置
される噴霧筒であつて、回動させることによつて
吐出口14の向いている方向を所望の方向に変え
られる。15は上筐2の収容室11のタンク出入
口を開閉する蓋体である。
下筐3は上筐2の下部に合体するもので、底面
に超音波振動子16を傾斜して配設せる霧化水槽
17と、霧化水槽17に連通した補助水槽18と
から成る水槽部19、並びに、超音波振動子16
の発振回路20を載置せる回路基板や湿度表示回
路基板及び後述する送風装置25等種々の電気機
械部品を配設する機械室21を有している。尚、
補助水槽18には給水タンク10に設けたキヤツ
プ弁22から水が供給されるように構成されてお
り、また水槽部19内の水位を検知する水位検知
装置としてのフロート23が移動可能に設けてあ
る。このフロート23には磁石が取り付けてあ
り、この磁石からの磁束によりオン・オフが制御
され、振動子16への通電を制御する振動子保護
装置としてのリードスイツチ24をフロート23
の近傍に固定しておく。即ち、フロート23の検
知する水位により、フロート23が上下に移動し
てリードスイツチ24に対する距離を変えるた
め、結果的にリードスイツチ24を通過する磁束
が変化して、リードスイツチ24のオン・オフを
制御する。
25は外部空気を本体1内部へ吸入して霧化水
槽17に圧送する送風装置であり、送風フアン2
6及びこのフアン26を駆動するモータ27並び
にフアンケース28を有する。また、モータ27
の励磁コイル29により生成される磁束が、リー
ドスイツチ24に対して垂直方向に通過するよう
に、コイル29の向きが定められる。例えば、巻
線の巻かれた方向が水平方向になるように、コイ
ル29が配設され、このコイル29とリードスイ
ツチ24との間好ましくはコイル29に近い位置
に、磁性材料にて構成される磁気遮断板30を垂
直方向に設けておく。31は外部の空気を導入す
べく下筐3の送風装置25近傍に設けられる吸気
口である。
次に本考案の一実施例を示す回路構成を説明す
る。
40は一般商用交流電源で、電源スイツチ41
を介してフアンモータ27と並列に接続してい
る。また、42は前記フアンモータ27と一次側
が並列に接続せる電源トランスである。該トラン
ス42の二次側には2つの巻線43,44が施し
てあり、一方の巻線43にはダイオード45とコ
ンデンサ46の直列回路が並列接続されダイオー
ド45とコンデンサ46の接続点イにはリードス
イツチ24と振動子制御回路47の直列回路が接
続されている。振動子制御回路47は発振回路2
0及び制御トランジスタ48を有しており、制御
トランジスタ48のベースは抵抗49を介して比
較器50の出力端に接続している。
一方、他方の巻線44には抵抗51と52の直
列回路が接続され、両巻線の一方のラインはアー
スラインとなつている。抵抗51と52の接続点
ロには室内の湿度を検知する負特性湿度センサ5
3が接続され、該湿度センサ53と直列に抵抗5
4−コンデンサ55−ダイオード56−増幅器5
7の側入力端子が接続する。増幅器57の側
入力端子には抵抗58が接続されると共に、抵抗
59を介して増幅器57の出力端子に接続され
る。該出力端子には直列に抵抗60−感温素子と
してのサーミスタ61が接続される。抵抗60と
サーミスタ61の接続点ハは湿度表示回路62に
接続するとともに抵抗63を介して比較器50の
側入力端に接続している。
また、他方の巻線44は抵抗64−ダイオード
65−抵抗66−可変抵抗67を介してアースさ
れており、可変抵抗67の摺動端子が比較器50
の側入力端に接続している。
本考案の構成は以上の如くであり、以下その動
作について簡単に説明する。電源つまみ4を操作
して電源スイツチ41を閉成すると、フアンモー
タ27に通電されてフアン26が回転する。この
フアン26によつて、外部の空気が吸気口31よ
り機械室21へ導入され、霧化室9内へ送風され
る。一方、水位検知装置としてのフロート23に
より、水槽部19の水位が所定水位を越えている
ことが検知されれば、リードスイツチ24はオン
状態となり、発振回路20に通電が可能となる。
このとき、湿度センサ53が室内空気の湿度を検
知しており、湿度に応じてその抵抗値が変化して
出力電圧が変化する。この出力電圧は整流・平
滑・増幅の後温度センサ61にて温度補正され
て、比較器50及び湿度表示回路62へ入力す
る。検知湿度に基づく信号と、操作つまみ5の操
作による設定湿度に基づく信号とが、比較器50
にて比較され、検知湿度に基づく信号が設定湿度
に基づく信号に満たないときには、比較器50よ
り高レベルの信号が送出され、制御トランジスタ
48を導通させる。このトランジスタ48が導通
することにより、発振回路20が発振して振動子
16を作動させ、霧化水槽17内に水柱Xを形成
して霧を発生させる。この霧はフアン26により
送風される空気と混合して、導出筒12・噴霧筒
13を経て吐出口14より室内に放出される。他
方、湿度表示回路62は湿度センサ53の検知す
る湿度に基づいた信号(ここでは電圧)の大きさ
によつて、発光ダイオード7,7……が順次独立
して点灯する。
そして加湿が継続し、給水タンク10の水も底
をつき、フロート23にて検知される水槽部19
の水位が所定の水位以下になると、フロート23
の磁石からの磁束によつて、リードスイツチ24
がオン状態を維持できなくなり、オフとなつて発
振回路20への通電を遮断する。このとき、送風
装置25におけるコイル29にて生成される磁束
は磁気遮断板30に沿つて通過し、磁性材料で構
成される磁気遮断板30を磁路としやすいことか
ら、リードスイツチ24に対して影響を及ぼさ
ず、水位検知にて振動子16の無負荷の検知を行
なうフロート23が確実にリードスイツチ24を
制御し、無負荷の検知時に確実な振動子保護を行
なうことができる。また、コイル29にて発生す
る磁束はリードスイツチ24に対して直交し、リ
ードスイツチ24のオン・オフに影響を及ぼしに
くいため、従来発生していたスイツチ24のチヤ
タリング現象を除去でき、スイツチ24の溶着を
防止することができる。
(ト) 考案の効果 本考案は以上の如くであり、リードスイツチと
送風装置の間に磁気遮断板が設けられているばか
りでなく、送風装置の励磁コイルの磁束が磁気遮
断板を通過しやすくなり、しかも、リードスイツ
チに対して影響を及ぼさないようにでき、水位検
知装置の無負荷検知に基づいてリードスイツチを
確実に動作させられるとともに、保護装置として
リードスイツチを使用した場合に発生していたチ
ヤタリング現象や溶着を防止できる。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の一実施例を示し、第1図は第2
図の要部縦断面図、第2図は加湿装置の外観斜視
図、第3図は保護装置及び送風装置を上方から見
た状態の拡大断面図、第4図は加湿装置の電気回
路図である。 1……本体、2……上筐、3……下筐、16…
…超音波振動子、17……霧化水槽、18……補
助水槽、19……水槽部、23……フロート、2
4……リードスイツチ、25……送風装置、29
……励磁コイル、30……磁気遮断板、53……
湿度センサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波振動子によつて霧化される水を貯溜する
    水槽部と、この水槽部に空気を供給する送風装置
    と、水槽部の水位を検知する水位検知装置と、こ
    の水位検知装置が所定の低水位を検知したときに
    超音波振動子の振動を停止させるリードスイツチ
    と、このリードスイツチと送風装置の間に設けら
    れた磁気遮断板とを備え、送風装置の励磁コイル
    とリードスイツチと磁気遮断板とは、励磁コイル
    の磁束がリードスイツチに対して直交し、かつ、
    磁気遮断板に沿つて通過する向きにそれぞれ取付
    けられていることを特徴とする超音波加湿装置。
JP1986085612U 1986-06-05 1986-06-05 Expired - Lifetime JPH0512667Y2 (ja)

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JP1986085612U JPH0512667Y2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05

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JP1986085612U JPH0512667Y2 (ja) 1986-06-05 1986-06-05

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JPS6314933U JPS6314933U (ja) 1988-01-30
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5831230A (ja) * 1981-08-18 1983-02-23 Wasaburo Kusakabe ガスコンロガスミラ−

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4891460U (ja) * 1972-02-07 1973-11-02
JPS60112044U (ja) * 1984-01-05 1985-07-29 寺前 敏之 リ−ドスイツチのパツケ−ジ構造

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JPS6314933U (ja) 1988-01-30

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