JPS632129Y2 - - Google Patents

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JPS632129Y2
JPS632129Y2 JP1980126048U JP12604880U JPS632129Y2 JP S632129 Y2 JPS632129 Y2 JP S632129Y2 JP 1980126048 U JP1980126048 U JP 1980126048U JP 12604880 U JP12604880 U JP 12604880U JP S632129 Y2 JPS632129 Y2 JP S632129Y2
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JP
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liquid
sensor electrode
ultrasonic
circuit
transistor
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JP1980126048U
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JPS5751666U (ja
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  • Air Humidification (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、加湿器等に用いられる液体超音波霧
化器に関する。
一般に、超音波振動子を用いた液体超音波霧化
器においては、空焚による超音波振動子の劣化あ
るいは破損を防止するためにマグネツトとリード
スイツチを組合せたフロート式の液面センサー等
を設けて霧化槽内の液面が設定高さ以下になつた
ときに超音波振動子の励振を停止するようにして
いる。
ところで、フロート式液面センサーを用いた場
合には、設定液面に近づいたときに霧化槽内での
水滴落下による液面の揺れによつてチヤツタリン
グが発生する不都合があり、また冬期使用時にお
いてはフロートが氷結してしまう為凍結による空
焚を防止することができず、超音波振動子を劣化
させてしまう欠点があつた。
本考案は、上記の欠点を除去し、空焚を確実に
防止可能な液体超音波霧化器を提供しようとする
ものである。
以下、本考案に係る液体超音波霧化器の実施例
を図面に従つて説明する。
第1図において、霧化槽1には外部に開口する
霧化筒2が取付けられるとともに、送風フアン3
が設けられる。また、霧化槽1の底部には超音波
振動子4が装着される。そして、この超音波振動
子4は励振回路5によつて励振されるようになつ
ており、さらにこの励振回路5の動作を制御する
ために検知回路6が設けられている。また、霧化
槽1には予め設定された最底液面に対応する位置
にピン状センサー電極7が配設されており、この
ピン状センサー電極7は検知回路6に接続され
る。ここで、検知回路6は、超音波振動子4の液
体に接触する側の電極によつて液体中に通電され
ている当該振動子に加わる高周波信号の一部をピ
ン状センサー電極7を介して検出し、その高周波
信号が検出されている期間、前記励振回路5が作
動させるものであり、一旦前記高周波信号の検出
が不能となつた場合には以後励振回路5の動作を
停止させる。
第2図は前記励振回路5及び検知回路6の具体
的な回路構成を示す。この図において、検知回路
6は検出トランスTa、トランジスタQ1,Q2、発
光ダイオードLD、ダイオードD1乃至D3、コンデ
ンサC1乃至C3及び抵抗器R1乃至R6から成つてい
る。ここで、検出トランスTaの一次巻線na1の一
端は前記ピン状センサー電極7に接続され、他端
は抵抗器R1を介して超音波振動子4の一方の電
極(液体に接触しない側の電極)に接続される。
検出トランスTaの二次巻線na2はコンデンサC1
共に単同調回路を作つており、この単同調回路は
超音波振動子4の発振周波数に同調する如く設定
されている。
一方、励振回路5は、発振トランスTbとトラ
ンジスタQ3とチヨークコイルCH1,CH2とコン
デンサC4乃至C8と可変抵抗器VRと抵抗器R7,R8
とを有している。ここで発振トランスTbの一次
巻線nb1は超音波振動子4に並列接続され、発振
トランスTbの二次巻線nb2はコンデンサC5乃至C7
と共に共振回路を形成している。なお、電源端子
P,N間に直流電源より直流電圧が供給されるよ
うになつている。
以上の構成において、霧化槽1内の液面が充分
高く霧化が行われている場合、超音波振動子4の
両端の電圧V0は、抵抗器R1、検出トランスTaの
一次巻線na1、霧化槽1内の液体、超音波振動子
4が装着されているチヤンバーベース(又は振動
子の液体接触側電極)の経路に加わることにな
り、この経路に高周波電流が流れる。そして、そ
の高周波電流により検出トランスTaの二次側に
形成された単同調回路に高周波電圧が発生する。
選択された高周波信号はダイオードD1により整
流され、コンデンサC2により平滑され、センサ
ー感度調整用の抵抗器R2,R3で一定量の減衰を
受けてトランジスタQ1のベースに加えられる。
そして、抵抗器R2,R3で調整された直流電圧に
よりトランジスタQ1は導通し、その結果トラン
ジスタQ2のベース電位はほぼ零となり、トラン
ジスタQ2は遮断状態を維持する。従つて励振回
路5の発振は持続し、超音波振動子4により霧化
槽1内の液体は霧化され、送風フアン3の空気流
と共に霧化筒2から外部に送出される。
霧化が継続して行われた結果、液面が低下し、
液面がピン状センサー電極7よりも下になると、
検出トランスTaの二次側には電圧が誘起されな
くなり、トランジスタQ1は遮断状態となる。ト
ランジスタQ1の遮断により、今までトランジス
タQ1のコレクタ、エミツタの経路で流れていた
電流は渇水を表示する発光ダイオードLD、及び
ダイオードD2,D3を介してトランジスタQ2のベ
ースに分流し、これによつて発光ダイオードLD
を点灯させ、かつトランジスタQ2をオンさせる。
しかして、励振回路5のトランジスタQ3のベー
ス電圧は実質的に零となり発振は停止される。一
旦停止してしまうと液面の波により液体がセンサ
ー電極7に再び接触しても発振が再開されること
はない。従つて、液面の揺れに起因するチヤツタ
リングを除去することができる。電源投入時は、
トランジスタQ2のベースにダイオードD2,D3
直列に挿入されており、また、コンデンサC3
よる充電時間の遅れがあるため、トランジスタ
Q2がオンとなる前にトランジスタQ3の方が先に
導通となつて発振を開始する。
上記実施例によれば次のような効果を上げるこ
とができる。
(1) 超音波振動子4を励振している高周波信号を
検出信号に使つているためセンサー電極7の電
食、水あかによる導電性の劣化が少ない。
(2) 高周波信号を検出信号に使つているから、導
電率の低い純水に近い溶液でも水の誘電率によ
り動作が行われる。
(3) 霧化槽1内に水を収容する加湿器の場合に
は、冬期における水の凍結による空焚が問題と
なるが、氷は導電率及び誘電率共に小さくなる
から検知回路6は水がないのと同じ動作を行
い、励振回路5の発振を行わせない。従つて凍
結の際の空焚に起因する超音波振動子4の劣化
を確実に防止することができる。
(4) フロート式液面センサーであれば、液面の設
定位置に近づくと液面の揺れによるチヤツタリ
ングが発生するが、本実施例では、一旦センサ
ー電極7から液体が離れれば発振は停止し、チ
ヤツタリングは生じない。
上記実施例ではピン状センサー電極7を霧化槽
1の側壁面に設けたが、センサー電極として他の
構造のものを使用することも可能である。
第3図及び第4図は夫々センサー電極の他の構
成例を示す。
第3図では、ビス状センサー電極7Aが霧化槽
1の底面より上方に向けて設けられており、セン
サー電極7Aの頭部を除き絶縁筒10で覆われか
つ絶縁筒10とセンサー電極7A頭部との間にO
−リング11が設けられ、液漏れを防止するよう
になつている。この場合にも液面がセンサー電極
7Aの頭部よりも上にあるかあるいは下にあるか
を検出することができる。
第4図及び第5図の場合には、超音波振動子4
の直径よりも大きなリング状センサー電極7Bが
用いられている。このリング状センサー電極7B
は端部において霧化槽1の側壁面にビス等で固定
される。この場合、リング状センサー電極7Bは
広範囲の液面と接触可能であるから、液面の揺れ
に起因する液面検出位置のずれを少なくすること
ができる利点がある。
叙上のように、本考案によれば空焚を確実に防
止可能な液体超音波霧化器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る液体超音波霧化器の実施
例を示す構成図、第2図は励振回路及び検知回路
の具体的回路構成を示す回路図、第3図及び第4
図は夫々センサー電極の他の構成を示す断面図、
第5図は第4図に示したセンサー電極の平面図で
ある。 1……霧化槽、2……霧化筒、3……送風フア
ン、4……超音波振動子、5……励振回路、6…
…検知回路、7……ピン状センサー電極、7A…
…ビス状センサー電極、7B……リング状センサ
ー電極、Ta……検出トランス、Tb……発振トラ
ンス、Q1乃至Q3……トランジスタ、LD……発光
ダイオード、D1乃至D3……ダイオード、C1乃至
C8……コンデンサ、R1乃至R8……抵抗器、CH1
CH2……チヨークコイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 霧化槽の底部に超音波振動子を取付け、励振回
    路でその超音波振動子を駆動して前記霧化槽内の
    液体を霧化する液体超音波霧化器において、前記
    霧化槽に液体を検知するセンサー電極を設け、か
    つ前記超音波振動子に加わる高周波信号の一部を
    液体に通電し、前記センサー電極より高周波信号
    を受けている期間のみ前記励振回路の動作を持続
    させかつ前記高周波信号が無いとき前記励振回路
    の動作を停止させて当該停止状態を維持する検知
    回路を設けたことを特徴とする液体超音波霧化
    器。
JP1980126048U 1980-09-04 1980-09-04 Expired JPS632129Y2 (ja)

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JPS5751666U JPS5751666U (ja) 1982-03-25
JPS632129Y2 true JPS632129Y2 (ja) 1988-01-20

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