JPH029316Y2 - - Google Patents

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JPH029316Y2
JPH029316Y2 JP7772884U JP7772884U JPH029316Y2 JP H029316 Y2 JPH029316 Y2 JP H029316Y2 JP 7772884 U JP7772884 U JP 7772884U JP 7772884 U JP7772884 U JP 7772884U JP H029316 Y2 JPH029316 Y2 JP H029316Y2
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JP
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humidity sensor
cylindrical wall
container
humidity
outside
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JP7772884U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は湿度センサの出力に基づいて加湿運転
を制御するようにした加湿器に関する。
〔考案の技術的背景〕
従来よりこの種加湿器においては、器体外の湿
度を検出する湿度センサ及びこの湿度センサの出
力に基づいて加湿運転を制御する運転制御回路を
器体内に設ける構成としている。
〔背景技術の問題点〕
しかしながら上述のものの場合、器体内に設け
られた湿度センサは同じく器体内に配設されたト
ランスやモータ等の熱の影響を受け易い構成であ
るため、該湿度センサが器体外の湿度即ち室内の
湿度を正確には検出できず、従つて適切な加湿運
転の制御が行なえないという欠点があつた。ま
た、従来構成では、器体内の湿度は器体外の湿度
に対して遅れて変化することになるため、例えば
夜間において器体内、外の湿度(相対湿度)が上
昇しこの後朝方において器体外の湿度が低下した
ときに該器体内の湿度が未だ上昇したままの状態
を呈することがあり、この場合には加湿運転を開
始できなくなり、この面からも適切な加湿運転の
制御が行なえなくなるものであつた。
〔考案の目的〕
本考案は上述の事情に鑑みてなされたものであ
り、従つてその目的は、湿度センサを器体内に配
設しながらも該湿度センサが器体外の湿度を極力
正確に且つ追従性良く検出できて適切な加湿運転
の制御を行ない得、しかもこれを構成の複雑化を
来たすことなく達成し得る加湿器を提供するにあ
る。
〔考案の概要〕
本考案は、器体の外殻部にその器体の内外を連
通させる通気口を設けると共に、上記外殻部の内
側面に前記通気口を包囲するように筒状壁部を立
設する一方、湿度センサ及び運転制御回路が配設
されたプリント配線基板を、その湿度センサを前
記筒状壁部内に位置させた状態で該筒状壁部の先
端開口部を閉鎖するようにして器体内に取付固定
し、以て、湿度センサを、筒状壁部及びプリント
配線基板により包囲してトランスやモータ等の熱
の影響を受け難い状態に配置すると共に、その湿
度センサによる検出雰囲気を通気口を通して器体
外と連通させるようにしたところに特徴を有す
る。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例につき図面を参照して説
明する。
まず第1図において、1は超音波加湿器の器
体、2はこの器体1内の水槽(図示せず)と連通
されて該器体1の上部に立設された霧化筒、3,
3はこの霧化筒2の上面部に突設された吹出口で
ある。4は器体1に着脱可能に装着された給水タ
ンクで、これは前記水槽内に定量給水するもので
ある。5は飾り板で、これは器体1の外殻部この
場合器体1の側壁部1aの一部を構成するもの
で、その側壁部1aに第2図に示す如く形成され
た開口部6を閉鎖するように係合手段によつて取
付けられている。7はこの飾り板5に設けられた
例えば3個の通気口で、これにより器体1の内外
を連通させている。そして斯かる飾り板5の内側
面には、上記通気口7を包囲するようにして内方
へ突出する筒状壁部8が一体に立設されており、
この場合筒状壁部8は第3図に示す如く四角筒状
を成している。9は矩形板状を成すプリント配線
基板で、これには例えば多孔質焼結体の吸着現象
を利用した湿度センサ10が配設されていると共
に、図示はしないが該湿度センサ10の出力に基
づいて加湿運転を制御する運転制御回路が配設さ
れている。而して、このプリント配線基板9は、
飾り板5の内側面に立設された複数本の取付ボス
11(1本のみ図示)にねじ12により取付固定
されるものであるが、その取付状態では、湿度セ
ンサ10を筒状壁部8内に位置させ且つ該筒状壁
部8の先端開口部8aを閉鎖するように設けられ
る。従つてこの構成の結果、湿度センサ10は、
器体1内において飾り板5、筒状壁部8及びプリ
ント配線基板9により包囲された収納室13内に
配置されるものであり、この場合上記収納室13
は通気口7を通して器体1外と連通されるように
なつている。ここで、器体1内には、図示はしな
いがモータを有した送風装置やトランス等が配設
されていると共に、前記水槽の底部に超音波振動
子が配設されている。尚、第1図において、14
は加湿量調節用の摘み、15は湿度設定用のスラ
イド形の摘みであり、これらは飾り板5の前面部
に突出して設けられている。
以上の様に構成した本実施例によれば、湿度セ
ンサ10を、飾り板5及びこの飾り板5の内側面
に立設した筒状壁部8並びにこの筒状壁部8の先
端開口部8aを閉鎖するように配置したプリント
配線基板9により形成した収納室13内に位置さ
せると共に、斯かる収納室13を飾り板5に形成
した通気口7を通して器体1外と連通させるよう
にしたので、湿度センサ10は、器体1内に配設
されながらも、この器体1内に配設されたトラン
スや送風装置のモータ等の熱の影響を受けること
が極力防止されると共に、通気口7を介して器体
1外の湿度を追従性良く正確に検出でき、従つて
適切な加湿運転を制御ができる。また、本実施例
によれば、湿度センサ10を配設したプリント配
線基板9を利用して筒状壁部8の先端開口部8a
を閉鎖するようにしたので、上記先端開口部8a
を閉鎖するための特別な部品が不要となり、以て
構成も簡単に済ませ得る。
尚、本実施例では通気口7及び筒状壁部8を飾
り板5に設けたが、これに限られず器体1の外殻
部をなす側壁部1a或いは底壁部に設けても良
く、又、筒状壁部8は四角筒状でなく円筒状等他
の形状であつても良いことは勿論である。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、要旨を逸脱し
ない範囲内で適宜変更して実施し得る。
〔考案の効果〕
本考案は以上の記述から明らかなように、器体
外の湿度を検出する湿度センサ及びこの湿度セン
サの出力に基づいて加湿運転を制御する運転制御
回路を設けた加湿器において、器体の外殻部にそ
の器体の内外を連通させる通気口を設けると共
に、上記外殻部の内側面に前記通気口を包囲する
ように筒状壁部を立設する一方、前記湿度センサ
及び運転制御回路が配設されたプリント配線基板
を、その湿度センサを前記筒状壁部内に位置させ
た状態で該筒状壁部の先端開口部を閉鎖するよう
にして器体内に取付固定したので、湿度センサを
器体内に配設しながらも該湿度センサが器体外の
湿度を極力正確に且つ追従性良く検出できて適切
な加湿運転の制御を行ない得、しかもこれを構成
の複雑化を来たすことなく達成し得るという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の正面図、第2図は要部の拡大縦断面図、第3図
は同拡大正面図である。 図面中、1は器体、5は飾り板(外殻部)、7
は通気口、8及び8aは筒状壁部及びその先端開
口部、9はプリント配線基板、10は湿度セン
サ、を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 器体外の湿度を検出する湿度センサ及びこの湿
    度センサの出力に基づいて加湿運転を制御する運
    転制御回路を設けた加湿器において、前記器体の
    外殻部にその器体の内外を連通させるように設け
    られた通気口と、前記外殻部の内側面に前記通気
    口を包囲するように立設された筒状壁部と、前記
    湿度センサ及び前記運転制御回路が配設され上記
    湿度センサを前記筒状壁部内に位置させた状態で
    且つ該筒状壁部の先端開口部を閉鎖するようにし
    て前記器体内に取付固定されるプリント配線基板
    とを備えたことを特徴とする加湿器。
JP7772884U 1984-05-24 1984-05-24 加湿器 Granted JPS60188927U (ja)

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JP7772884U JPS60188927U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 加湿器

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JP7772884U JPS60188927U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 加湿器

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Publication Number Publication Date
JPS60188927U JPS60188927U (ja) 1985-12-14
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JP7772884U Granted JPS60188927U (ja) 1984-05-24 1984-05-24 加湿器

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2536469Y2 (ja) * 1991-11-13 1997-05-21 シャープ株式会社 水面加熱式加湿器

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JPS60188927U (ja) 1985-12-14

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