JPS5843390B2 - ヒドラジン誘導体およびその製造法 - Google Patents

ヒドラジン誘導体およびその製造法

Info

Publication number
JPS5843390B2
JPS5843390B2 JP51025818A JP2581876A JPS5843390B2 JP S5843390 B2 JPS5843390 B2 JP S5843390B2 JP 51025818 A JP51025818 A JP 51025818A JP 2581876 A JP2581876 A JP 2581876A JP S5843390 B2 JPS5843390 B2 JP S5843390B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
general formula
acid hydrazide
value
parts
average value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP51025818A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS52108958A (en
Inventor
昌和 田中
一雄 渡辺
義一 有松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP51025818A priority Critical patent/JPS5843390B2/ja
Publication of JPS52108958A publication Critical patent/JPS52108958A/ja
Publication of JPS5843390B2 publication Critical patent/JPS5843390B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、有機物質の安定化に有用なヒドラジン誘導体
、その製造法および安定化された組成物用途に関する。
ポリエーテルウレタン・ウレア、ポリフェニレンエーテ
ル、ポリエーテル、ポリエステルブロック共重合体、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレン、天然ゴム等の着色防止、
酸化劣化防止、重金属存在下での加速劣化防止等の目的
で各種のN−アシルN/−モノもしくはジ置換ヒドラジ
ン化合物またはN、N−シアル千ル置換カルボン酸ヒド
ラジドを配合することは知られている。
中でも芳香族インシアネートを用いた重合体、すなわち
ポリウレタンの各種成形物、例えばスパンデックス繊維
、フィルム、被覆物、泡状プラスチックスは光による変
色のみならず炭化水素系ガスの燃焼ガスあるいは酸化窒
素ガスなどの雰囲気中で黄変し易いため、種々の安定剤
が検討されている。
それらの安定剤には、それぞれそれなりに有効なものも
ある中本が、特に衣料用途において白さへの要求は次第
に強くなり、今日では充分満足できる着色防止効果を持
つものはないといってよい。
更に、既に知られたヒドラジン誘導体は一般に結晶性で
あり、また安定化されるべき基質との相容性ないし親和
性が悪いために成形物表面に析出してくる傾向が強く、
種々の障害を起す。
殊に成形物が繊維である場合、この析出物は、各工程の
ガイドや編針にスカムとして堆積して、テンション異常
を起したり、針の目を詰めて編成が不能になったりする
など重大な支障を起す。
本発明者らは、これらの点に鑑み、種々のヒドラジン誘
導体を検討の結果本発明に到った。
すなわち本発明は、 (1)一般式(A)で表わされるヒドラジン誘導体R1
C0NHNH−X−E−N−X−3−pNHNHcOR
l(A)HCOR1 〔但しR□は炭素数1ないし17のアルキル基であり、
pは平均値がOないし4の数であり、−X−は一般式C
B)で表わされる2価の有機基であり、 R2およびR3はメチル基であり、nは平均値が0ない
し5の数である0〕 (2)一般式〔C〕で表わされる脂肪酸ヒドラジドR1
CONHNH2(C) (但しR1は炭素数1ないし17のアルキル基) と一般式CB)で表わされるエポキシ化合物〔但しR2
およびR3はメチル基であり、nは平均値がOないし5
の数である。
〕とを該エポ千シ化合物1当量に対し該ヒドラジド0.
6モル以上の添加比率で反応させることを特徴とする一
般式(A)で表わされるヒドラジン誘導体の製造法。
*〔但シR1は炭素数1な
いし17のアル牛ル基であり、pは平均値がOないし4
の数であり、−X−は一般式(B)で表わされる2価の
有機基であり、 R2およびR3はメチル基であり、nは平均値が0ない
し5の数である。
〕(3)一般式〔A〕のヒドラジン誘導体からなるポリ
ウレタン用安定化剤。
〔但しR1は炭素数1 f、にいし17のアル千ル基で
あり、pは平均値がOないし4の数であり、−X−は一
般式〔B〕で表わされる2価の有機基であり、 R2およびR3はメチル基であり、nは平均値が0ない
し5の数である。
〕である。
本発明により成形物表面に析出することのない新規な安
定剤が提供され、それは特にポリウレタンに配合された
時、燃焼ガスや酸化窒素ガス雰囲気中での黄変や光によ
る黄変を防止する有用な安定剤となる。
本発明のヒドラジン誘導体は上記一般式〔A〕で表わさ
れるが、Roの例としてはメチル基、エチル基、プロピ
ル基、ブチル基、ペンチル基、ヘプチル基、ノニル基、
ウンデシル基、トリデシル基、ペンタデシル基、ヘプタ
デシル基が挙げられ、それぞれに対応する原料として用
いられる脂肪酸ヒドラジドとしては酢酸ヒドラジド、プ
ロピオン酸ヒドラジド、酪酸ヒドラジド、吉草酸ヒドラ
ジド、カプロン酸ヒドラジド、カプリル酸ヒドラジド、
カプリン酸ヒドラジド、ラウリン酸ヒドラジド、ミリス
チン酸ヒドラジド、パルミチン酸ヒドラジド、ステアリ
ン酸ヒドラジドおよびこれらの混合物を挙げることがで
きる。
中でもスカムの発生、水による脱落などが特に少いもの
としてカプリン酸ヒドラジド、ラウリン酸ヒドラジド、
ミリスチン酸ヒドラジドが好ましい。
一般式(A)の中のXは原料として用いられる上記一般
式〔D〕のエポキシ化合物に対応するが、ここでR2お
よびR3がメチル基のものがエピコート(シェル化学)
の商品名で市販されている。
上記エピコートはビスフェノールAとエピクロルヒドリ
ンを水酸化アルカリの存在下で反応させて得られる(日
刊工業新聞社 昭和44年5月30日発行”エポキシ樹
脂”第19〜27頁および特公昭33−1397号公報
等参照)。
これは一般式〔D〕のnの値が2種以上のものの混合物
として得られ、エポ牛シト1当量を含む混合物のグラム
数であるエポキシ当量またはエポキシ当量で特徴付けら
れる。
本発明で用いられるエポキシ化合物はnの値が平均でO
ないし5(エポキシ当量170ないし880)好ましく
は0ないし2(エポキシ当量170 f、にいし454
)であり、目的とする一般式(A)のヒドラジン誘導体
のnの値も同じになる。
nの値がもつと大きくなると安定化効果が低下する。
一般式〔C〕で表わされる脂肪酸ヒドラジドと一般式〔
D〕で表わされるエポキシ化合物の組合せは任意である
が、後に述べる未反応の脂肪酸ヒドラジドの除去のし易
さあるいは安定化効果からは低脂脂肪酸ヒドラジドと比
較的高分子量のエポキシ化合物の組合せおよび中ないし
高級脂肪酸ヒドラジドと比較的低分子量のエポキシ化合
物の組合せが好ましい。
一般式〔C〕の脂肪酸ヒドラジドと一般式(D、lのエ
ポキシ化合物の反応は溶媒の存在下または非存在下に反
応させることができる。
溶媒としてはメタノール、エタノール、n−プロパツー
ル、is。
プロパツール、n−ブタノールなどのアルコール類、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、N−メチ
ルピロリドンなどのアミド類、1゜4−ジオ牛サン、テ
トラヒドロフランなどのエーテル類をあげることができ
る。
また水が少量存在してもよい。
反応時の脂肪酸ヒドラジド使用量はエポキシ化合物1当
量に対し0.6モル以上、好ましくは2ないし5モルで
ある。
該ヒドラジドの使用量を該エポキシ化合物1当量に対し
0.6モル以上にすることによってpの値が4以下であ
る一般式(A、lのヒドラジン誘導体を好収率で得るこ
とができる。
本発明のヒドラジン誘導体は、一般式〔A〕においてp
はOないし4、好ましくはOないし2である。
pの値がそれ以上になると安定化効果が低下する。
一方、エポキシドを付加させないヒドラジン誘導体では
、基質である高分子化合物、特にポリウレタンとの相溶
性または親和性が悪く、表面に析出し易くなる。
pの値を2以下にするためには該ヒドラジドを該エポキ
シ化合物1当量に対し0.8モル以上使用するのが好ま
しい。
反応温度は50℃ないし180℃、好ましくは65℃な
いし150℃であり、反応系のエボ午シ基が全部消費さ
れるまで反応を行なう。
その所要時間は反応温度および溶媒使用量で異なるが、
15分ないし24時間である。
溶媒を使用する場合は溶媒の常圧還流下に反応を行なう
のが便利である。
反応終了後、過剰の未反応脂肪酸ヒドラジドと一般式(
A)で表わされる生成物が分離される。
これらの分離は、脂肪酸ヒドラジドが炭素数5以下の低
級脂肪酸のヒドラジドの場合は反応物から過剰の未反応
脂肪酸ヒドラジドを水で溶出し除去する方法により可能
である。
また脂肪酸ヒドラジドが水に難溶性または不溶性の場合
の分離は、反応物を先に反応溶媒として述べた溶媒に加
熱溶解し、冷却して、析出する過剰の未反応脂肪酸ヒド
ラジドをろ過により分離すると少量の未反応脂肪酸ヒド
ラジドを含む一般式(A、lで表わされる生成物がろ液
として得られる。
これらの生成物は溶液のまま製品として利用することも
できるし、また乾燥して製品にすることもできる。
本発明でいうウレタン重合体とは分子中にウレタン結合
等を有するウレタン重合体の総称であり、例えば有機ジ
イソシアネートと2個の活性な水素を有する化合物とか
ら得られ、また有機ジイソシアネートと、末端に活性な
水素を2個または3個以上有する重合体状化合物と、低
分子の2個の活性な水素基を有する化合物とを順次また
は同時に反応させて得ることができる。
特に本発明組成物に用いるに好適なウレタン重合体は分
子量約500乃至6000のポリグリコール、例えばジ
ヒドロキシポリエーテル、ジヒドロ牛シポリエステル、
ジヒドロキシポリラクトン、ジヒドロ牛シポリエステル
アミド等と過剰モル量の有機ジイソシアネートおよび2
個の活性な水素基を有する化合物、例えば水、ヒドラジ
ン、ジアミン、ジヒドラジド等を同時にまたは順次に反
応させて得られる実質的に線状の重合体である。
さらにウレタン重合体は酸性染料との親和性を付与する
目的で通常行なわれるように第三級アミン化合物または
第三級アミノ基含有ポリマーが共重合またはブレンドさ
れていてもよい。
ウレタン重合体の状態や形状には制限はなく、ウレタン
重合体の各種溶液、分散液であってもよいが線状重合体
溶液に用いるのが好適である。
また一般式〔A〕の化合物を添加する場合、各種溶媒に
溶解してから添加するのが好ましい。
本発明で使用する一般式(A、lの化合物の添加量はウ
レタン重合体に対し0.0.5ダないし8%、好ましく
は0.5すいし3饅である。
本発明によるヒドラジン誘導体はポリウレタンのほかに
もポリエステル、ポリアミド、ポリエーテル、ポリ塩化
ビニル、ポリオレフィン、ポリエステル・エーテルブ爾
ツク共重合体、天然ゴムなどに安定剤として有効に作用
する。
かかる重合体に一般式〔A〕の化合物を加えた安定化組
成物は、常法により繊維、フィルム、シート、チューブ
、塗料、コーティング材料、ゴム材、フオーム等の底形
に用いられる。
本発明の安定化剤を用いた組成物には公知のフェノール
系酸化防止剤、アミン系耐候剤および紫外線吸収剤さら
に他の着色防止剤をも併用添加することができる。
以下に実施例の各特性値の測定法を示す。
ウレタン重合体のガス着色性は、上部に直径8αの円形
通気筒を持つ0.5mのチャンバー中にガスバーナーを
置き、プロパンガスを800cc/分の量で完全燃焼さ
せて温度を60℃に保持しながらウレタン重合体のフィ
ルムを10時間暴露した後取り出して、日本重色工業社
製ND−101D型色差計によりb値を測定し、暴露前
後のb値の変化(Jd)で表わす。
酸化窒素ガス暴露試験としてはJIS −L−1055
により25℃の雰囲気中に2時間フィルムを暴露した後
取り出して前述と同様にb値を測定した。
また耐光性はフェード・オ・メーターにより40時間照
射後、ガス着色の場合と同様にb値を測定した。
さらに一般式〔A〕の化合物を特定する要素としてRo
の構造、pおよびnの値、および共存する未反応脂肪酸
ヒドラジドの量があるがアルキル基R1は原料脂肪酸ヒ
ドラジドの種類により、またnの値は原料エポキシ樹脂
のエポキシ当量からの計算値で示した。
エポキシ当量はピリジン−塩酸溶液中におけるエポキシ
基による塩酸消費量の定量分析値から計算したエポキシ
基1当量を含む樹脂のグラム数である。
pの値は次式により計算される値で示した。ここに、T
は全脂肪酸ヒドラジド基の定量値(φ)で、脂肪酸ヒド
ラジド基約0.5ミリ当量を含む試料をフェノール−氷
酢酸(80:20容量比)混合液100rrLlに溶解
し、Metrohm社製ポテンショグラフを使用して0
. I N−H(J’04ジオ午サン溶液で電位差滴定
により測定され、■は一般式(A、lにおけるβ、β−
ジ置換脂肪酸ヒドラジド基の定量値(%)であり、脂肪
酸ヒドラジド基約1〜2ミリ当量を含む試料に無水酢酸
3〜5TLlを加えて沸点まで加熱溶解後フェノール氷
酢酸(80:20容量比)混合液を加えて100m1と
とし、Metrohm社製ポテンショグラフを使用して
0. I N−HCJ’04ジオ牛サン溶液で電位差滴
定により測定され、またFは未反応脂肪酸ヒドラジド含
有量(φ)であり、ゲル浸透クロマトグラフィー(昭和
電工製A302カラム、テトラヒドロフラン流動相1m
l/分、示差屈折検出器)により一定量の試料溶液を注
入して得られた未反応脂肪酸ヒドラジドに帰属するピー
クの面積からあらかじめ作製された検量線を用いて測定
した。
また、生成物中のエポキシ樹脂残基の定量はエタノール
溶液の紫外線吸収スペクトルダラムを測定し、284m
μのフェノールエーテル基にもとづく吸光度およびあら
かじめ同様に原料エポキシ当量について測定し作製され
た検量線から計算により行なった。
本明細書中の斜は特に明示しないかぎり重合体に対する
重量部を示す。
また部は重量部を示す。実施例 1 攪拌機、温度計および滴下漏斗付き4つ口500m1丸
底フラスコにラウリン酸ヒドラジド128.6g(0,
6モル)を仕込み、125℃に加熱溶融後、攪拌しなが
ら市販エポキシ化合物エピコート828(シェル化学社
、ビスフェノールA型エポキシ化合物、一般式〔D〕に
おけるnの値は平均的0.1、エポキシ当量約1901
分子量約355)38gを滴下漏斗より20分間で滴下
し、更に90分間反応させた。
ジメチルホルムアミド2501rLlを加えて溶液とし
た後、加熱を止め室温まで冷却、析出した未反応の過剰
ラウリン酸ヒドラジドを吸引濾過し、ジメチルホルムア
ミド200TrLlで洗滌して除去した。
濾液と洗滌液を合わせて減圧でジメチルホルムアミドを
留去、乾燥して白色ワックス状の固体78.0gを得た
(融点93℃)。
ゲル浸透クロマトグラフィーでしらべたとこる反応は完
結していた、また分析値は全ラウリン酸ヒドラジド51
.3優、遊離ラウリン酸ヒドラジド5.5 %、β、β
−ジ置換ラウリン酸ヒドラジド残基6.9 %でこれら
の分析値から計算されるpの値は0.36であった。
また、エピコート828残基の分析値は48.4%であ
った。
本生成物の赤外吸収スペクトルを第1図に示す。
なお、エピコート828は特公昭33−1397号公報
実施例により製造したエピクロルヒドリンとビスフェノ
ールAから得られるエポキシ化合物とも実質的に同一で
あり、コンデンサー、攪拌器、温度計、滴下漏斗付四日
フラスコ中に10:1モル比のエピクロルヒドリンとビ
スフェノールAを含有する溶液を仕込み、100℃に加
熱、同温度を保持しながら40φの水域化ナトリウム水
溶液をビスフェノールA1モル当1.9モル滴下漏斗か
ら約2時間で添加反応させた。
反応中水をエピクロルヒドリンとの共沸により除去した
次いで反応混合物より未反応のエピクロルヒドリンを留
去し、残置を冷却後等量のメチルエチルケトンをその3
倍量の水と共に加え、攪拌後静置して2層に分離させた
塩を含有する水層を分離、有機層を等量の5俤水酸化ナ
トリウム水溶液と接触させ、80℃で1時間攪拌後50
℃に冷却し、水性層を分離した。
次いで有機層を約イ当量の2多リン酸二水素ナトリウム
水溶液と攪拌し残存する水酸化ナトリウムを中和し、メ
チルエチルケトンを減圧除去した。
得られた生成物はエポキシ当・置駒190、分子量約3
55、一般式CD)、tGおけるnの値は平均約0.1
であった。
実施例 2 攪拌機、温度計および滴下漏斗付き4つロ300−丸底
フラスコにラウ1)ン酸ヒドラジド42.99(0,2
モル)を仕込み125℃に加熱して溶融し、攪拌しなが
ら滴下る斗より市販エポキシ化合物エピコート828(
エポキシ当量190)38.09を滴下し、3.5時間
反応させた。
ジメチルホルムアミド120m1を加えて溶解し、室温
まで冷却して未反応ラウリン酸ヒドラジドを析出させ、
吸引流過し、ジメチルホルムアミド100−で洗滌して
除去した。
ろ液と洗滌液を合わせて減圧下にジメチルホルムアミド
を留去、乾燥して微黄色ガラス状固体68.8gを得た
(軟化点55℃)。
ゲル浸透クロマトグラフィーで調べたところ、反応は完
結していた。
また分析値は全ラウリン酸ヒドラジド44.7優、遊離
ラウリン酸ヒドラジド3.9%、β、β−ジ置換ラウリ
ン酸ヒドラジド残基18.4饅で、これらの分析値から
計算されるpの値は1.63であった。
また、エピコート828残基の分析値は56.1優であ
った。
本生成物の赤外吸収スペクトルは実施例1の生成物と同
じであった。
実施例 3 攪拌機、温度計付き4つ口200■丸底フラスコに醋酸
ヒドラジド37.7g(0,5モル)を仕込み、125
℃に加熱して溶融、攪拌しながら市販エポキシ樹脂エピ
コート1001(シェル化学社、ビスフェノールA型エ
ポ千シ化合物、一般式CD)におけるnの値は平均約2
、エポキシ当置駒450、分子量約900)の粉末45
pを投入、2時間反応させた。
反応物を熱水100m1と攪拌、静置、傾しやして5回
洗滌、乾燥して微黄色固体49.7gを得た(軟化点7
7°〜80℃)。
ゲル浸透クロマトグラフィーで調べたところ反応は完結
していた。
また分析値は全酢酸ヒドラジド9.s%、遊離酢酸ヒド
ラジド0.0φ、β、β−ジ置換酢酸ヒドラジド残基1
.4%で、これらの分析値から計算されるpの値は0.
34であった。
またエピコー)1001残基の定量値は90.0饅であ
った。
なお、生成物の赤外吸収スペクトルは実施例1の生成物
と同じであった。
実施例 4 実施例1で回収された過剰ラウリン酸ヒドラジトリジメ
チルホルムアミドを含むケーク148gは全ラウリン酸
ヒドラジド分析法で定量したところラウリン酸ヒドラジ
ドとして88.5gを含有していた。
またエピコート828残基を定量したところ、含有され
ていなかった。
実施例1におけるラウリン酸ヒドラジド128.69の
代りに実施例1で回収した上記のケーク145gと新ら
しいラウリン酸ヒドラジド41.9gを仕込み、また反
応後のジメチルホルムアミド250m1添加の代りに1
89rrLlを添加する方法で実施例1と同様に実施し
たところ、生成物は実施例1と同じ特性値であった。
実施例 5 (ポリウレタン弾性体に対する安定化剤として使用した
応用例) 窒素気流中101006C15掛の圧力下に脱水乾燥し
た分子量1950のポリ(テトラメチレン・オキシド)
グリコール1950部とメチレン−ビス(4−フェニル
イソシアネート)500部とを70℃で60分間反応さ
せプレポリマーを得た。
生じたプレポリマーを44.78部のジメチルホルムア
ミドに溶解し、この溶液を0℃に急冷した。
983部のジメチルホルムアミドに溶解した74部の1
,2−プロピレンジアミンの溶液を上記冷溶液中にはげ
しく攪拌しながらゆっくり添加した。
鎖延長反応が進むに従い温度は徐々に15℃付近まで上
昇し、また溶液の粘度も上昇した。
攪拌速度は徐々にゆるやかにした。
生成重合体溶液の粘度が2500ポイズ(25°C)に
達するまで1゜2−プロピレンジアミンの溶液を加えた
1.2−プロピレンジアミンの滴下量は準備した量の9
0.0%であった。
この時点でジメチルホルムア*トミド72部に溶解した
12部のエタノールアミンを加えて重合体溶液中の遊離
NCO基を消失させ、その後ジメチルホルムアミド72
部に溶解した10部の無水酢酸を加えて溶液粘度を安定
化した。
この重合体溶液にジメチルホルムアミドに分散させた少
量の青味付は顔料を含む酸化チタン顔料の46多ペ一ス
ト145部を加え十分混合した。
この重合体溶液をAドープとする。
一般式におけるRがC11H23、pの値が0.35、
nの値が114で遊離ラウリン酸ヒドラジド含有量が4
,9条であるエピコート828(シェル化学社製エポキ
シ樹脂)とラウリン酸ヒドラジドの反応生成物(融点9
3°C)0.64部をジメチルホルムアミド60部に溶
解した溶液とAビー1100部とを十分混合し、減圧下
に脱泡した後枠付きガラス板上に1.8間の厚さに均一
にのばして水中で凝固させた。
十分に水洗後80℃減圧下に2時間乾燥してフィルムを
得た。
このフィルムについてプロパン燃焼がス暴露テスト、N
O2ガス暴露テストおよびフェード・オ・メーター照射
テストを行なった結果をAドープのみで上記方法により
得らイ9た無添加フィルムの結果と対比して次に示した
比較例 1〜3 (ポリウレタン弾性体に対し市販の安定剤を添加した比
較応用例) 実施例5と同じAビー1100部とチヌビン328(チ
バ・ガイギー社製紫外線吸収剤)イルガノックス101
0(チバ・ガイギー社製ヒンダ*−ドフェノール系抗酸
化剤)あるいはサノールLS770(チバ・ガイギー社
製ヒンダードアミン系安定剤)の各々0.64部をジメ
チルホルムアミド60部に溶解した溶液とを各々十分に
混合し、実施例5と同様にして得られたフィルムのテス
ト結果は次のようであった。
実施例 6〜11 (ポリウレタン弾性体に対し本発明の化合物と市販安定
剤を併用した応用例) 実施例1におけるエピコート828とラウリン酸ヒドラ
ジドとの反応生成物0.64部と比較例1〜3において
用いた添加剤の1種または2種を配合し実施例5と同様
にして得られたフィルムのテスト結果は次のようであっ
た。
比較例 4〜6 (ポリウレタン弾性体に対し市販安定剤を2種併用した
比較応用例) 実施例6〜11との比較のため、実施例5と同申申じA
ビー1100部と比較例1〜3で用いた添加剤の2種を
各々0.40部組合せ配合し、実施例5と同様にして得
られたフィルムのテスト結果は次のようであった。
実施例 ]2 (ポリウレタン弾性体に対する安定化剤としての応用例
) 実施例5において添加剤の一般式におするpの値が0.
35のものの代りに1.63で遊離ラウリン酸ヒドラジ
ド含有量が4.9優である代りに3.9%であるエピコ
ート828とラウリン酸ヒドラジドの反応生成物(軟化
点55℃)を用いたところテスト前フィルムのb値は−
0,6、プロパン燃焼ガス暴露テストで、Jb値は0.
8、NO2ガス暴露テストで、Jb値は0.6またはフ
ェード・オ・メータ照射テストで、Jb値は1.0であ
った。
実施例 13 (ポリウレタン弾性体に対する安定化剤としての応用例
) 実施例5において添加剤の一般式におけるpの値が0.
35である代りに0.62で遊離ラウリン酸ヒドラジド
含有量が4.9%である代りに4.5%であるエピコー
ト828とラウリン酸ヒドラジドの反応生成物(融点7
3〜76℃)を用いたところテスト前フィルムのb値は
−0,6、プロパン燃焼ガス暴露テストでAb値は0.
6、NO2ガス暴露テストでJb値は0.2またフェー
ド・オ・メータ照射テストでAb値は0.5であった。
比較例 7 (一般式におけるpの値が本発明範囲外)実施例5にお
いて一般式におけるpの値が0,35の代りに4.5で
遊離ラウリン酸ヒドラジド含有量が5.0優であるエピ
コート828とラウリン酸ヒドラジドの反応生成物(軟
化点50℃)を用いたところテスト前フィルムのb値は
−0,5、プロパン燃焼ガステストでJb値は3.0、
NO2ガス暴露テストでJb値は1.01フエード・オ
・メータ照射テストでJb値は7.0であった。
実施例 14 (ポリウレタン弾性体に対する安定化剤としての応用例
) 実施例5において一般式におけるRがC1,H23の代
りにCH3、pの値が0.35の代りに0.34、nの
値が1.14の代りに3.0で遊離醋酸ヒドラジドを含
有しない、エピコート1o01(シェル化学社製固体エ
ポキシ樹脂)と醋酸ヒドラジドとの反応生成物(軟化点
77〜80℃)を用いたところテスト前フィルムのb値
は−0,3、プロパン燃焼ガス暴露テストでJb値は0
.7、NO2ガス暴露テストでJb値は0.7、フェー
ド・オ・メータ照射テストでJb値は2.4であった。
実施例 15 (ポリウレタン弾性体に対し本発明の化合物と市販安定
剤を併用した応用例) Aビー1100部に一般式におけるRが C11H23、pの値が0.35、nの値が1.14で
遊離ラウリン酸ヒドラジド含有量が4.9%であるエピ
コート828とラウリン酸ヒドラジドの反応生成物(融
点93°C)0.48部、チヌビン−3280,08部
およびイルガノックス−10100,08部を少量のジ
メチルホルムアミドに溶解した溶液を添加し均一に混合
した。
減圧下に脱気して得られた重合体溶液を0.1 mmφ
20孔の紡糸口金より180℃の熱風中に押し出し巻き
取った。
得られた弾性糸でプロパン燃焼ガス、MO2ガス暴露お
よびフェード・オ・メータ照射テストを行なったところ
変色はほとんど認められなかった。
また弾性糸をマーポンT(松本油脂製薬社製アニオン系
精練剤)2j!/11.ソーダ灰1 g/71の精練浴
中で浴比1:100.80℃で30分間処理、水洗、乾
燥した後、プロパン燃焼ガス、NO2ガス暴露テストお
よびフェード・オ・メータ照射テストを行ったところ変
色はほとんど認められず効果の低下はなかった。
また、弾性糸を5℃の室内でカミソリ刃上を摩擦走行さ
せたが弾性糸表面析出物に基づく剥離物は認められなか
った。
比較例 8 (脂肪酸ヒドラジドを遊離の形で使用した比較例) 実施例15においてエピコート328とラウリン酸ヒド
ラジドの反応生成物の代りにラウリン酸ヒドラジド(融
点1045℃)を用いて実施し、得られた弾性糸でプロ
パン燃焼ガス、NO2ガス暴露テストおよびフェード・
オーメータ照射テストを行なったところ変色はほとんど
認められなかった。
しかし弾性糸をマーポンT 29//l、ソーダ灰1
g/13の精練浴中で、浴比1:100,80℃で30
分間処理、水洗、乾燥した後、プロパン燃焼ガス、NO
2ガス暴露テストおよびフェード・オ・メータ照射テス
トを行ったところ各々変色が起った。
これらの変色程度は、実施例15において無添加でAド
ープを紡糸して得られた弾性糸をプロパン燃焼ガス、N
O2ガス暴露テストおよびフェード・オ・メータ照射テ
ストを行なったところ実施例5で示した無添加フィルム
と同程度の変色が起ったが、はとんどの無添加弾性糸の
場合と同じであった。
また、精練前の弾性糸を実施例15と同様に、5℃の室
内でカミソリ刃上を摩擦走行させたところ弾性糸表面析
出物に基づく白色の粉末状剥離物が多量に出た。
実施例 16 (ポリウレタン弾性体に対する安定化剤としての応用例
) 窒素気流中100 ’C/ 5 mmH1!の圧力下に
脱水乾燥した分子量1950のポリ(テトラメチレン・
オ午シト)グリコール288部とメチレン−ビス(4−
フェニルイソシアネート)250部とを45℃で60分
間反応させた。
生成物をジメチルホルムアミド1150部に溶解し、こ
の溶液を0℃に急冷した。
酢酸32部とジメチルホルムアミ1423部に溶解した
分子量1600のアジピン酸と2−ジメチルアミンメチ
ル−2−メチル−1゜3−プロパンジオールとのジヒド
ロキシポリエステル455部を上記溶液に、冷却して8
℃で添加し、30分間反応させプレポリマー溶液を得た
ジメチルホルムアミド500部に溶解した1、2−プロ
ピレンジアミン38部をプレポリマー溶液に激しく攪拌
しながら8℃で添加し、添加後ジメチルホルムアミド3
6部に溶解した6部のエタノ申*−ルアミンを加え、そ
の後ジメチルホルムアミド36部に溶解した無水醋酸5
部を加えて安定化した粘度500ポイズ(25℃)の重
合体溶液を得た。
この重合体溶液をBドープとする。実施例5においてA
ビー1100部の代りにAビーフ95部とBビーフ5部
を用いてテストした結果をAビーフ95部とBビーフ5
部のみで得たフィルムのテスト結果を対比して次に示し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた生成物の赤外スペクトルで
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1一般式〔A〕で表わされるヒドラジン誘導体〔但しR
    1は炭素数1ないし17のアルキル基であり、pは平均
    値が0ないし4の数であり、=X−は一般式(B、lで
    表わされる2価の有機基であり、 R2およびR3はメチル基であり、nは平均値が0ない
    し5の数である。 〕2一般式〔C〕で表わされる脂肪酸ヒドラジドRCO
    NHNH2(C,1 (但しR□は炭素数1ないし17のアルキル基)と一般
    式〔D〕で表わされるエポキシ化合物〔但しR2および
    R3はメチル基であり、nは平均値がOないし5の数で
    ある。 〕とを該エポキシ化合物1当量に対し該ヒドラジド0.
    6モル以上の添加比率で反応させることを特徴とする一
    般式が(A、lで表わされるヒドラジン誘導体の製造法
    。 〔但しR1は炭素数1ないし17のアルキル基であり、
    pは平均値がOないし4の数であり、X−は一般式〔B
    〕で表わされる2価の有機基であり、 R2およびR3はメチル基であり、nは平均値が0ない
    し5の数である。 〕3一般式〔A〕のヒドラジン誘導体からなるポリウレ
    タン用安定化剤。 *〔但しR1は炭素数1ないし17のアルキル基であり
    、pは平均値がOないし4の数であり、−X−は一般式
    (B)で表わされる2価の有機基であり、 R2およびR3はメチル基であり、nは平均値がOない
    し5の数である。 〕
JP51025818A 1976-03-09 1976-03-09 ヒドラジン誘導体およびその製造法 Expired JPS5843390B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51025818A JPS5843390B2 (ja) 1976-03-09 1976-03-09 ヒドラジン誘導体およびその製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP51025818A JPS5843390B2 (ja) 1976-03-09 1976-03-09 ヒドラジン誘導体およびその製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52108958A JPS52108958A (en) 1977-09-12
JPS5843390B2 true JPS5843390B2 (ja) 1983-09-27

Family

ID=12176436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP51025818A Expired JPS5843390B2 (ja) 1976-03-09 1976-03-09 ヒドラジン誘導体およびその製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5843390B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS52108958A (en) 1977-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3635870A (en) Segmented polyurethane elastomers
US20050121652A1 (en) Resin with function of oxidation inhibition and emulsion thereof
KR100835814B1 (ko) 4차 아민 첨가제를 함유하는 스판덱스
US3836500A (en) Solutions of polybenzimidazoles yielding shaped polybenzimidazole articles having improved color stability
JPS5843390B2 (ja) ヒドラジン誘導体およびその製造法
DE1595699B2 (de) Stabilisierte polyurethane
JPS6245650A (ja) ポリウレタン組成物
JP4344970B2 (ja) ポリウレタン組成物、ポリウレタン繊維、及びポリウレタン繊維の製造方法
US3395114A (en) Polyetherurethanes stabilized with arylene-tris-phenols
JPS59176256A (ja) オリゴマーエステル及び有機ポリマーの安定化方法
US5219909A (en) Semicarbazide/urethane stabilizer
JPS583498B2 (ja) アンテイカサレタ ポリウレタンエラストマ−ソセイブツ
US3352822A (en) Polyurethane elastomers stabilized with phenylthioureas and acid anhydrides
JPS61176640A (ja) 2−フエニルベンゾトリアゾ−ル型紫外線吸収剤
JPS583499B2 (ja) アンテイカサレタ ポリウレタンソセイブツ
US4666966A (en) Polyurethane composition and a stabilizer thereof
US3399167A (en) Polyurethanes stabilized with dialkyl semicarbazides or dialkyl carbazinic acid esters
KR0160468B1 (ko) 내변색성 폴리우레탄 섬유의 제조방법
US3378517A (en) Polyether polyurethanes
US3379675A (en) Polyether urethane stabilized with a benzotriazole and a tris-phenol
JPS60127318A (ja) 反応性酸化防止剤組成物
JP3743549B2 (ja) ポリウレタン組成物、ポリウレタン繊維、及びポリウレタン繊維の製造方法
WO2005000933A1 (ja) 紫外線吸収性樹脂水エマルション及びエマルション樹脂組成物
US3799990A (en) Alkoxy substituted sterically hindered phenols
US3240764A (en) Polythiosemicarbazide chelates