JPS5843188B2 - ア−ク溶接監視装置 - Google Patents
ア−ク溶接監視装置Info
- Publication number
- JPS5843188B2 JPS5843188B2 JP10814876A JP10814876A JPS5843188B2 JP S5843188 B2 JPS5843188 B2 JP S5843188B2 JP 10814876 A JP10814876 A JP 10814876A JP 10814876 A JP10814876 A JP 10814876A JP S5843188 B2 JPS5843188 B2 JP S5843188B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical lens
- arc
- arc welding
- monitoring device
- filter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Radiation Pyrometers (AREA)
- Arc Welding Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はアーク溶接の監視装置に関するものである。
一般にアーク溶接作業は、作業者が遮光板を通してアー
クの状況を見ながら行なっているが放射能汚染下の作業
環境での溶接作業など、直接作業者が長時間立入りでき
ないような場合には、何らかの方法で溶接状況を監視し
、遠隔制御する必要がある。
クの状況を見ながら行なっているが放射能汚染下の作業
環境での溶接作業など、直接作業者が長時間立入りでき
ないような場合には、何らかの方法で溶接状況を監視し
、遠隔制御する必要がある。
このような監視装置としては通常工業用テレビジョン装
置(以下ITVと呼ぶ)が用いられる。
置(以下ITVと呼ぶ)が用いられる。
第1図はITVによる従来から用いられている溶接監視
装置の一例である。
装置の一例である。
アーク溶接をITVで監視し、遠隔制御する場合は、溶
接現象のアーク部1、溶接池2及び開先形状3の他フィ
ラーワイヤ4の溶融状況などが同時に映像としてとらえ
られねばならない。
接現象のアーク部1、溶接池2及び開先形状3の他フィ
ラーワイヤ4の溶融状況などが同時に映像としてとらえ
られねばならない。
しかし、アーク部1の輝度が他に比べ圧倒的に高いため
、そのまま撮映した場合には撮像管を損傷したり、アー
ク部分がブルーミングを起して良好な映像が得られない
ため、図のように光学レンズ5を通して撮像管6の光導
電面7に結像されるアーク溶接画像のアーク部に光減衰
フィルタ8を部分的に配置して画像のコントラストを下
げることによりアーク及びその周辺部を撮映する方法が
とられている。
、そのまま撮映した場合には撮像管を損傷したり、アー
ク部分がブルーミングを起して良好な映像が得られない
ため、図のように光学レンズ5を通して撮像管6の光導
電面7に結像されるアーク溶接画像のアーク部に光減衰
フィルタ8を部分的に配置して画像のコントラストを下
げることによりアーク及びその周辺部を撮映する方法が
とられている。
アーク部の周辺、特に溶融池及びフィラーワイヤーの溶
融状況を良好にとらえるためには、前記の部分的な光減
衰フィルタ8はアーク部を全てカバーするよう寸法を定
めなければならないし、アークの中心部はど減衰量が大
きくなるような濃度むらをもたせなければならない。
融状況を良好にとらえるためには、前記の部分的な光減
衰フィルタ8はアーク部を全てカバーするよう寸法を定
めなければならないし、アークの中心部はど減衰量が大
きくなるような濃度むらをもたせなければならない。
しかし、アーク光の形は溶接条件により種々に変化し、
輝度も大巾に変4ヒする。
輝度も大巾に変4ヒする。
このため、従来のような固定寸法の部分フィルタのみで
は周辺部が暗くなりすぎたり、あるいは明るくなりすぎ
て良好な画像を得ることができない。
は周辺部が暗くなりすぎたり、あるいは明るくなりすぎ
て良好な画像を得ることができない。
本発明はこのような欠点を除くもので、以下その一実施
例を第2図により説明する。
例を第2図により説明する。
第2図はITVカメラの本発明が関与する部分の構成、
配置を示すもので、自動絞り機構10を有する光学レン
ズ5と撮像管6の光導電面7の間に光学レンズ5のレン
ズ径より小さい光減衰フィルタ8(以下フィルタと省略
する)を設置し、溶接アークの中心がこのフィルタ8の
中心を通って光導電面上に画像を結ぶよう位置が調整さ
れており、撮像管6によって得られたアーク溶接状況の
映像信号は映像増巾器11で増巾され、増巾された映像
信号12を上記の自動絞り機構10に帰還して、映像信
号の平均値によって絞りの強さを制御するよう構成され
ている。
配置を示すもので、自動絞り機構10を有する光学レン
ズ5と撮像管6の光導電面7の間に光学レンズ5のレン
ズ径より小さい光減衰フィルタ8(以下フィルタと省略
する)を設置し、溶接アークの中心がこのフィルタ8の
中心を通って光導電面上に画像を結ぶよう位置が調整さ
れており、撮像管6によって得られたアーク溶接状況の
映像信号は映像増巾器11で増巾され、増巾された映像
信号12を上記の自動絞り機構10に帰還して、映像信
号の平均値によって絞りの強さを制御するよう構成され
ている。
このような構成に於て、光学レンズ5を通って撮像管6
の光導電面T上に入射する光のうちフィルタ8を通過す
る部分の比率は、第3図に示すように、自動絞り機構1
0の絞り、強さによって変る。
の光導電面T上に入射する光のうちフィルタ8を通過す
る部分の比率は、第3図に示すように、自動絞り機構1
0の絞り、強さによって変る。
即ち絞りが強く絞られると図の鎖線aのようにフィルタ
8によって入射光が減衰される部分が光導電面上に広く
現われ、逆に絞りが開くとbのように狭くなる。
8によって入射光が減衰される部分が光導電面上に広く
現われ、逆に絞りが開くとbのように狭くなる。
これはレンズの絞り作用とフィルタを光導面から一定距
離離してレンズ側に置くことにより生ずるものである。
離離してレンズ側に置くことにより生ずるものである。
今、アーク光の輝度が強くなった場合は、撮像管6から
得られる映像信号が大きくなり、この信号を受けて自動
絞り機構10は入射平均光量を一定にするよう絞りを絞
る。
得られる映像信号が大きくなり、この信号を受けて自動
絞り機構10は入射平均光量を一定にするよう絞りを絞
る。
絞りが強くなると前述したようにフィルタ8の作用が光
導電面上に結像される画像のアーク部分に広く及び、ア
ーク周辺部を適当な明るさのレベルに落し全体として良
好な映像を得るよう自動的に調整される。
導電面上に結像される画像のアーク部分に広く及び、ア
ーク周辺部を適当な明るさのレベルに落し全体として良
好な映像を得るよう自動的に調整される。
アーク光の輝度が低下した場合は上述した動作と逆に作
用して同様に良好な映像が得られることは明らかである
。
用して同様に良好な映像が得られることは明らかである
。
以上述べたように本発明によれば、レンズの自動絞りと
フィルタの作用によりアークの大きさ、輝度の変化に無
関係に自動的に良好な映像を得ることができる。
フィルタの作用によりアークの大きさ、輝度の変化に無
関係に自動的に良好な映像を得ることができる。
またフィルタ8を光導電面Iより一定距離離して設置す
ることにより、光導電面T上に現われるフィルタ8の作
用がその周辺部で適当に緩和されて、フィルタ8に濃度
むらをつけなくても良好な映像が得られる。
ることにより、光導電面T上に現われるフィルタ8の作
用がその周辺部で適当に緩和されて、フィルタ8に濃度
むらをつけなくても良好な映像が得られる。
また、フィルタ8の寸法も厳密に規定されないし、従っ
てカメラの狙いの調整も容易になるなど大きな利点が生
ずる。
てカメラの狙いの調整も容易になるなど大きな利点が生
ずる。
第1図は従来のアーク溶接監視装置の構成図、第2図は
本発明の一実施例によ、るアーク溶接監視装置の構成図
、第3図は本発明のアーク溶接監視装置の作用の説明図
である。 図に於て、1はアーク、2は溶融池、3は開先面、4は
フイラワイヤ、5は光学レンズ、6は撮像管、7は光導
電面、8はフィルタ、10は自動絞り機構、11は映像
増巾器、12は映像信号である。 尚、図中同一符号は夫々間−又は相当部分を示す。
本発明の一実施例によ、るアーク溶接監視装置の構成図
、第3図は本発明のアーク溶接監視装置の作用の説明図
である。 図に於て、1はアーク、2は溶融池、3は開先面、4は
フイラワイヤ、5は光学レンズ、6は撮像管、7は光導
電面、8はフィルタ、10は自動絞り機構、11は映像
増巾器、12は映像信号である。 尚、図中同一符号は夫々間−又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 テレビジョン装置によりアーク溶接状況を監視する
ようにした装置において、上記テレビジョン装置のテレ
ビカメラに設けられた自動絞り機構を有する光学レンズ
と、この光学レンズと上記テレビカメラの撮像管との間
に配置された光減衰フィルタとを備え、上記光学レンズ
の絞りの大きさに応じて光学レンズに入射する光量を一
定に制御すると共に、上記撮像管の光導電面上に結像さ
れる画像のアーク部分に対する上記光減衰フィルタの作
用面積を調整し得るようにしたアーク溶接監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10814876A JPS5843188B2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | ア−ク溶接監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10814876A JPS5843188B2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | ア−ク溶接監視装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5332852A JPS5332852A (en) | 1978-03-28 |
JPS5843188B2 true JPS5843188B2 (ja) | 1983-09-26 |
Family
ID=14477149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10814876A Expired JPS5843188B2 (ja) | 1976-09-08 | 1976-09-08 | ア−ク溶接監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843188B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58159980A (ja) * | 1982-03-19 | 1983-09-22 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | 溶接ア−ク監視装置 |
JPS61219478A (ja) * | 1985-03-26 | 1986-09-29 | Potsupuribetsuto Fastener Kk | 溶接検知方法及び装置 |
JPS6245239A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-27 | Oki Electric Ind Co Ltd | 通信制御方法 |
JPH066462Y2 (ja) * | 1988-11-17 | 1994-02-16 | 三洋電機株式会社 | 非水電解液電池 |
-
1976
- 1976-09-08 JP JP10814876A patent/JPS5843188B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5332852A (en) | 1978-03-28 |
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