JPS5842905Y2 - 電磁流量計の電極 - Google Patents
電磁流量計の電極Info
- Publication number
- JPS5842905Y2 JPS5842905Y2 JP16754578U JP16754578U JPS5842905Y2 JP S5842905 Y2 JPS5842905 Y2 JP S5842905Y2 JP 16754578 U JP16754578 U JP 16754578U JP 16754578 U JP16754578 U JP 16754578U JP S5842905 Y2 JPS5842905 Y2 JP S5842905Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- fluid
- electromagnetic flowmeter
- electrode
- electrodes
- Prior art date
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- Expired
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- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁流量計に係り、特の電極の改良に関する。
電磁流量計の電極は一般に被測定流体に接する頭部と、
この頭部より外側に伸びて釦りかつ導管筺たは構造物に
固定される脚部とを有する金属で構成されている。
この頭部より外側に伸びて釦りかつ導管筺たは構造物に
固定される脚部とを有する金属で構成されている。
電極頭部は流体と接することにより電離し、微視的には
頭部を金属イオンが取りあいた形でバランスしている。
頭部を金属イオンが取りあいた形でバランスしている。
この金属イオンの膜は流体の電気伝導度が変化するとそ
れに応じて変化し、流体の偏流や気泡等による擾乱によ
っても影響を受ける。
れに応じて変化し、流体の偏流や気泡等による擾乱によ
っても影響を受ける。
したがって電極は電磁誘導とは全く関係のない電離に伴
う電気化学的な電圧を形成する。
う電気化学的な電圧を形成する。
この電気化学的な電圧は直流であるから、一般には交流
増幅器を通すことにより除去できるが、上記のよ５４Ｃ
流体の電気伝導度の変化や流体の擾乱により変動すると
きは雑音となって測定誤差の原因となる。
増幅器を通すことにより除去できるが、上記のよ５４Ｃ
流体の電気伝導度の変化や流体の擾乱により変動すると
きは雑音となって測定誤差の原因となる。
特に矩形波励磁方式の電磁流量計のように信号のレベル
をサンプリング測定するものではその影響は無視し得な
い。
をサンプリング測定するものではその影響は無視し得な
い。
したがって本考案は電極頭部に釦ける金属イオンの変動
を減少し、正確な流量測定を可能にする電磁流量計の電
極を提供するものである。
を減少し、正確な流量測定を可能にする電磁流量計の電
極を提供するものである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第１図において、１は非磁性導管、２は導管内面に張っ
たライニング、３は導管１の壁を貫通する絶縁ブツシュ
である。
たライニング、３は導管１の壁を貫通する絶縁ブツシュ
である。
電極４は被測定流体側に露出する頭部４ ａ ％この頭
部より外側に伸びている脚部４ｂを有し、脚部は絶縁ブ
ツシュ３を貫通し、さらに２つの座金５ａ、５ｂを通し
てこれらの座金間に挿入した圧縮バネ６をナツト７によ
り押えることにより導管１に対して固定される。
部より外側に伸びている脚部４ｂを有し、脚部は絶縁ブ
ツシュ３を貫通し、さらに２つの座金５ａ、５ｂを通し
てこれらの座金間に挿入した圧縮バネ６をナツト７によ
り押えることにより導管１に対して固定される。
座金５ａには出力取出用リード線８が接続される。
本考案においては、金属からなる電極頭部４ａの流体と
の接触面に多孔性物質４Ｃがコーティングされる。
の接触面に多孔性物質４Ｃがコーティングされる。
多孔性物質としてはセラミックス、樹脂、含水性のある
たとえばセメント等の物質、半導体物質などが適用でき
るが、特にプラズマ溶射したセラミックスが有効である
。
たとえばセメント等の物質、半導体物質などが適用でき
るが、特にプラズマ溶射したセラミックスが有効である
。
あるいは電極頭部表面に多孔性の酸化被膜処理を施して
もよい。
もよい。
このように電極頭部４ａを多孔性物質４ｃで覆う場合、
流体との電気的導伝性が保持された状態で流体の電気伝
導度変化釦よび流体の擾乱による金属イオンのバランス
の乱れを減少しうる利点がある。
流体との電気的導伝性が保持された状態で流体の電気伝
導度変化釦よび流体の擾乱による金属イオンのバランス
の乱れを減少しうる利点がある。
したがって電極の電気化学的電位は安定に保たれ雑音を
減少しうる利点がある。
減少しうる利点がある。
第２図は本考案の電極のみを示したものであり、多孔性
物質４ｃが頭部４ａの側面にまでおよんでいる場合を示
す。
物質４ｃが頭部４ａの側面にまでおよんでいる場合を示
す。
第３図は電極頭部４ａを多孔質ゴム、多孔質樹脂、硫酸
繊維素など多孔性物質４ｃで覆った場合を示し、多孔性
物質４ｃはライニング２に接着剤９によって接着される
。
繊維素など多孔性物質４ｃで覆った場合を示し、多孔性
物質４ｃはライニング２に接着剤９によって接着される
。
このようにしても上記同様の効果が得られる。
第１図は本考案による電磁流量計の電極の取付状態を示
す構成図、第２図は電極のみを示す部分的断面図、第３
図は本考案の他の実施例を示す構成図である。 １・・・・・・導管、２・・・・・・ライニング、３・
・・・・・絶縁ブツシュ、４・・・・・・電極、４ａ・
・・・・・頭部、４ｂ・・・・・・脚部、４ｃ・・・・
・・多孔性物質。
す構成図、第２図は電極のみを示す部分的断面図、第３
図は本考案の他の実施例を示す構成図である。 １・・・・・・導管、２・・・・・・ライニング、３・
・・・・・絶縁ブツシュ、４・・・・・・電極、４ａ・
・・・・・頭部、４ｂ・・・・・・脚部、４ｃ・・・・
・・多孔性物質。
Claims (1)
- 被測定流体側に露出する頭部と、この頭部より外側に伸
びておりかつ導管または構造物に固定される脚部とを有
する金属性の電極に訃いて、前記頭部の流体との接触面
を多孔性物質で覆ったことを特徴とする電磁流量計の電
極。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16754578U JPS5842905Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 電磁流量計の電極 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16754578U JPS5842905Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 電磁流量計の電極 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5584527U JPS5584527U (ja) | 1980-06-11 |
| JPS5842905Y2 true JPS5842905Y2 (ja) | 1983-09-28 |
Family
ID=29167855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16754578U Expired JPS5842905Y2 (ja) | 1978-12-07 | 1978-12-07 | 電磁流量計の電極 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842905Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6260610B2 (ja) * | 2015-12-08 | 2018-01-17 | 横河電機株式会社 | 電磁流量計 |
-
1978
- 1978-12-07 JP JP16754578U patent/JPS5842905Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5584527U (ja) | 1980-06-11 |
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