JPS5842904Y2 - 電磁流量計検出器 - Google Patents

電磁流量計検出器

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Publication number
JPS5842904Y2
JPS5842904Y2 JP11462978U JP11462978U JPS5842904Y2 JP S5842904 Y2 JPS5842904 Y2 JP S5842904Y2 JP 11462978 U JP11462978 U JP 11462978U JP 11462978 U JP11462978 U JP 11462978U JP S5842904 Y2 JPS5842904 Y2 JP S5842904Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal pipe
pair
magnetic
electromagnetic flowmeter
electrodes
Prior art date
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Expired
Application number
JP11462978U
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English (en)
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JPS5532403U (ja
Inventor
一郎 和田
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
Application filed by 株式会社東芝 filed Critical 株式会社東芝
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電磁流量計検出器に係り、特に非磁性金属パイ
プを有する電磁流量計検出器に関する。
この種電磁流量計検出器で4は、金属パイプの両端にフ
ランジを溶接し、金属パイプにループ状巻線を装着し、
その外側から縦割りの2つの外筐をかぶせる形式のもの
が知られている。
このような検出器は、部品点数が多く組立に多くの労力
を要する欠点がある。
しかも配管の機械的強度は、金属パイプそれ自身が負わ
ねばならないので構造的に弱く、シかも2つ割りの外筐
は磁束の帰路として十分ではないので、一般に励磁コイ
ルを取りまくコアを必要とする。
本考案は上記欠点を除去し、部品点数が少く組立が容易
で、しかも構造的に強い金属パイプを使用した電磁流量
計検出器を提供するものである。
すなわち本考案は、非磁性金属パイプを鋳込むことによ
ってその両端部を支持し、両端にフランジを有し、金属
パイプの中央部ではその外周を間隙をおいて覆い、かつ
金属パイプの軸線に直角な方向に開口を有する一体の磁
性体外筐を設け、前記金属パイプの外周に1対の励磁コ
イルを取付けて前記開口を磁性体の蓋体で閉塞し、さら
に金属パイプと磁束に直角な方向に対向して1対の電極
を設けた電磁流量計検出器を提供する。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において、10は非磁性の金属パイ
プであり、その両端部は磁性体の外筐11に鋳込まれ支
持されている。
磁性体外筐11は両端にフランジ11aを有し、金属パ
イプの中央部では、その外周を間隙11bをもって覆い
、かつ金属パイプの軸線に直角な方向に開口11cを有
する。
金属パイプ10の外周には1対の励磁コイル12が装着
される。
すなわちループ状に成形した励磁コイルを開口11cよ
り挿入し、金属パイプ10の外周に取付ける。
取付は方としては接着剤により接着してもよいし、テー
プやひもによって金属パイプ外周に縛ってもよい。
励磁コイル12を若干変形しうるようにしておけば励磁
コイル12の横断面幅りが開口の横断面幅tよりも大き
くても、間隙11bを利用して挿入することができる。
13は磁性体の蓋体であり、図示しないOリングなどを
介して磁性体外筐11に気密に取付けられる。
14はゴムなどの絶縁体からなるライニング、15は磁
束の方向に直角な金属パイプ直径上にそれと電気的に絶
縁して取付けられた1対の電極である。
電極の取付けのために、磁性体外筐11の電極15と対
向する位置には孔11dが形成され、またこの孔は励磁
コイル12への電流の供給、1対の電極15からの誘起
電圧の引出しのための電線を気密に通すのに役立つ。
第3図は1対の励磁コイル12をそれぞれ2分割して開
口11cからの挿入を容易にしたものである。
この場合、励磁コイル12a、12bの接近部分は第3
図のように並べてもよく、また重ねてもよい。
またこれら励磁コイル12a、12bの励磁コイルを重
ねてもよい。
その他の構成は第1図および第2図と同様である。
さらに第2図において、励磁コイル12と電極15との
関係位置を開口11cに対して900回転した位置にす
ることもできる。
この場合孔11dは設けなくても開口11cが励磁コイ
ル挿入および電極取付は用開口を兼ねることになる。
以上詳述したように、本考案によればステンレス等の金
属パイプ10を磁性体外筐に鋳込んでいるので、金属パ
イプと磁性体外筐の組立体構成が簡素化され、しかもパ
イプの軸線方向強度を磁性体外筐でもたせることができ
るので堅固である。
また励磁コイルを開口から挿入して金属パイプの外周に
取付けるようにしたので、全体的に小型化することがで
き、磁性体外筐釦よび蓋体が磁束の帰路を形成するコア
を兼ねるので部品数が少く、かつ組立てが容易である。
しかも開口はコイル横断面幅よりも小さくシラるので蓋
体の気密も容易に保たれ、電極取付は用孔を電線の引込
み引出しに兼用すれば特別に端子箱を設ける必要もない
したがって、本考案による電磁流量計検出器は金属パイ
プを使用するものに釦いて極めて簡素化された構成でか
つ組立て容易であり産業上多大の利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電磁流量計検出器の一実施例を示す一部
縦断面側面図、第2図は第1図の電極を含む面での横断
面図、第3図は本考案の他の実施例を示す第2図と同様
な横断面図である。 10・・・・・・非磁性金属パイプ、11・・・・・・
磁性体外筐、12・・・・・・励磁コイル、13・・・
・・・磁性体の蓋体、14・・・・・・ライニング、1
5・・・・・・電極。

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)非磁性金属パイプと、鋳込みによって前記金属パ
    イプの両端部を支持し、両端に7ランジを有し、前記金
    属パイプの中央部ではその外周を間隙をおいて覆い、か
    つ前記金属パイプの軸線に直角な方向に開口を有する一
    体の磁性体外筐と、前記間隙内に位置しかつ前記金属パ
    イプの外周に取付けられた1対の励磁コイルと、前記開
    口を閉塞する磁性体の蓋体と、前記励磁コイルによる磁
    束の方向および前記金属パイプの軸線に直角な方向に対
    向して前記金属パイプに取付けられた1対の電極とを備
    えた電磁流量計検出器。
  2. (2)1対の励磁コイルの横断面幅が開口の横断面幅よ
    りも大きい実用新案登録請求の範囲第1項記載の電磁流
    量計検出器。
  3. (3)1対の励磁コイルのそれぞれが複数個のループコ
    イルに分割されている実用新案登録請求の範囲第1項載
    の電磁流量計検出器。
  4. (4)1対の電極位置に対応する磁性体外筐に電極取付
    は用兼励磁コイルおよび1対の電極に接続する電線の引
    込みまたは引出し用孔を設けた実用新案登録請求の範囲
    第1項ないし第3項のいずれかに記載の電磁流量計検出
    器。
JP11462978U 1978-08-23 1978-08-23 電磁流量計検出器 Expired JPS5842904Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5532403U JPS5532403U (ja) 1980-03-01
JPS5842904Y2 true JPS5842904Y2 (ja) 1983-09-28

Family

ID=29065539

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JP11462978U Expired JPS5842904Y2 (ja) 1978-08-23 1978-08-23 電磁流量計検出器

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