JPS58426B2 - 低級アルキル1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリジル)−3−キノリンナルボキシレ−トの製造方法 - Google Patents

低級アルキル1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリジル)−3−キノリンナルボキシレ−トの製造方法

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JPS58426B2
JPS58426B2 JP55083432A JP8343280A JPS58426B2 JP S58426 B2 JPS58426 B2 JP S58426B2 JP 55083432 A JP55083432 A JP 55083432A JP 8343280 A JP8343280 A JP 8343280A JP S58426 B2 JPS58426 B2 JP S58426B2
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D401/00Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom
    • C07D401/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings
    • C07D401/04Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, having nitrogen atoms as the only ring hetero atoms, at least one ring being a six-membered ring with only one nitrogen atom containing two hetero rings directly linked by a ring-member-to-ring-member bond
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は式I (式中Rは低級アルキルであり、Q′は水素または1な
いし2個の低級アルキル基である)で示される低級アル
キル1.4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリジ
ル)−3−キノリンカルボキシレートの製造方法に関す
る。
式■の化合物は式■:(式中Qはハロまたは低級アルコ
キシであり、R、Q/は前記定義通りである)で示され
る化合物の中間体であると共に、式■で・Qが低級アル
コキシである化合物を酸性条件下で加水分解することに
より製造される。
式■の化合物は、抗菌剤として有用であり、又、本発明
者等による特開昭48−478号公報に記載されている
対応する低級アルキル1−(低級アルキル)−1,4−
ジヒドロ−4−オキソ−7−(Q’−4−ピリジル)−
3−キノリンカルボキシレートおよび3−キノリンカル
ボン酸の製造における中間体として有用である。
本発明の好ましい具体例は容易に入手可能であり、かつ
安価な中間体から比較的容易に製造できるという理由に
より一般式■において、Q’が水素、メチルまたはエチ
ルであり、Qがメトキシまたはエトキシであり、そして
Rがメチルまたはエチルである化合物である。
Qがハロである一般式■の化合物は一般式I(式中Rお
よびQ′は上記の定義と同じである)の低級アルキル1
.4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(Q’−4−ピリジ
ル)−3−キノリンカルボキシレートをハロゲン化剤と
反応させて製造することができる。
QがハロでありRが低級アルキルである式■の化合物を
アルカリ金属低級アルコキシドと好ましくは溶媒として
低級アルカノールを用いて反応させればQが低級アルコ
キシである式■の化合物を製造することができる。
これ等4−(低級アルコキシ)化合物は式Iで示される
低級アルキル1゜4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(Q
−4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシレートとア
ルキル化剤とを反応させて対応する低級アルキル1−(
低級アルキル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−
(Q′−4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシレー
トを製造する際約10ないし35係の収率で副生成物と
して単離される。
本発明によれば、酸性条件下でQが低級アルコキシであ
る式■の4−(低級アルコキシ)化合物を加水分解すれ
ば式Iの低級アルキル1,4−ジヒドロ−4−オキソ−
7−(Q’−4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシ
レート中間体が得られ、これは前述の通り1−アルキル
化によって抗菌剤として活性な低級アルキル1−(低級
アルキル)−1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(Q
’−4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシレート(
I)を生成する。
式■の化合物の製造方法を下式によって説明する: 式中RおよびR′はそれぞれ低級アルキルであり、同じ
かまたは異なっていてもよく、Q′は水素または1ない
し2個の低級アルキル基であり、そしてMはアルキル金
属である。
IlaとMOR’との反応を溶媒として低級アルカノー
ル、R″OH(ここでR“は低級アルキルである)を用
いて行う場合、結果は下記のごとくである: 式中R′およびR”は同じかまたは異なっていてもよい
即ち、MOR”は最初にR1′OHと反応してMOR”
を形成し、これが4−ハロ化合物と反応し、またR′O
Hと3−C0OR化合物との間で3−COO′化合物を
生成するエステル交換反応も起こる。
本明細書で使用する用語”低級アルキル″はメチル、エ
チル、n−プロピル、イソプロピル、2−ブチル、イソ
ブチル、n−アミル、n−ヘキシル等で例示される1な
いし6個の炭素原子を有するアルキル基を意味し、好ま
しい基は安価な化合物から容易に入手できる点でメチル
およびエチルである。
本明細書で使用する用語”ハロ″はクロロまたはブロモ
を意味し、その容易な入手性およびクロロ中間体の経費
上の利点からクロロが好ましい。
本明細書で使用する用語“低級アルコキシ”はメトキシ
、エトキシ、n−プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブ
トキシ、2−ブトキシ、イソブトキシ、n−アモキシ、
n−ヘキソキシ等で例示される1ないし6個の炭素原子
を有するアルコキシ基を意味する。
式Iで表される中間体化合物は互変異性体の形、即ち下
記のごとき式Iの1.4−ジヒドロ−3−(COOR’
)−4−オキソ−7−PY−キノリンおよび/または式
I′の3−(COOR)−4−ヒドロキシ−7−PY−
キノリンとして存在する:式中Rは低級アルキルであり
、RYはQ’−4−ピリジルである(ここでQ′は水素
または1ないし2個の低級アルキル基である)。
臭化カリウム混合物、またはクロロホルム溶液または鉱
油懸濁液中での赤外線スペクトルによる測定は主に構造
式Iとして存在することを示し、両方の構造式とも意図
されるが本発明者等は構造式Iに基く名称を使用するこ
とを好む。
式■および/またはI′で示される化合物は特開昭48
−478号報に記載されている。
本発明の化合物の分子構造はその合成方法により確立さ
れ、元素分析の計算値と実測値の一致、質量分析器を用
いての代表的化合物例の分子量測定および赤外線、紫外
線およびNMRスペクトル分析により確認された。
低級アルキル1.4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(Q
’−4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシレート(
I)をハロゲン化剤と反応させて相当する低級アルキル
4−ハロー7− (Q’−ピリジル)−3−キノリンカ
ルボキシレート(I[、Qはハロである)を製造するこ
とからなる反応は、反応体を一緒に適当な溶媒の不在ま
たは存在下で約40ないし150℃、好ましくは約80
ないし120℃で加熱して行なう。
この反応は単に反応体を蒸気浴上で攪拌しながら加熱す
ることにより便利に行なわれる。
好ましいハロゲン化剤はオキシ塩化リンであるが、他の
ハロゲン化剤、たとえば、オキシ臭化リン、三塩化リン
、五塩化リン、チオニルクロライド、フェニルホスホン
酸ジクロライド、ホスゲン等を使用することもできる。
所望により適当な溶媒にはクロロホルム、ベンゼン、ト
ルエン、キシレン、クロロベンゼン、メチレンジクロラ
イド等が含まれる。
低級アルキル4−ハロー7−(Q’−4−ピリジル)−
3−キノリンカルボキシレート(1,Qはハロである)
とアルカリ金属低級アルコキシドとを反応させることか
らなる反応は好ましくはほぼ室温(約25℃)または約
80℃までの温度で、好ましくは溶媒として低級アルカ
ノールを用いて行なう。
択一的に、約O℃はどの低温を用いることができるが反
応の完了にはより長時間を要する。
低級アルキル4−ハロー7−(Q’−4−ピリジル)−
3−キノリンカルボキシレートのモル当り少くとも1モ
ル当量のアルカリ金属低級アルコキシドを使用する。
このアルカリ金属低級アルコキシドはアルカリ金属また
はいずれかのアルカリ金属またはいずれかのアルカリ土
類金属、たとえばフェニルリチウム、またはアルカリ金
属低級アルコキシドと異なる低級アルカノールとの反応
のごとき種類の周知の方法のいずれかによって製造する
ことができる。
この反応は好ましくは溶媒として低級アルカノールとと
もに行なうが、反応条件下で不活性な溶媒、たとえば、
アセトニトリル、ジメチルホルムアミド、テトラヒドロ
フラン、エーテル、クロロホルム、ベンゼン、トルエン
等ヲ用いて行なうこともできる。
酸性条件下で低級アルキル4−(低級アルコキシ)−7
−(Q’−4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシレ
ート(1、Qは低級アルコキシである)を加水分解して
低級アルキル1,4−ジヒドロ−7− ルボキシレート(I)を製造することからなる反応は水
性酸性媒体中で低級アルキル4−(低級アルコキシ)−
7−(Q’−4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシ
レートを蒸気浴上で加熱することにより便利に行なう。
本発明を実施する上ではその容易な入手性および安価で
あること、および顆粒状で、かつ涙過しやすい固体の生
成物が得られることから水性硝酸が好ましいが、他の水
性酸性媒体としては他の水性鉱酸、たとえば、塩酸、臭
化水素酸または硫酸等が含まれる。
本発明を実施する最適な方法を以下に記載する。
製造例 1 エチル−4−クロロ−7−(4−ピリジル)−3−キノ
リンカルボキシレート エチル1.4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリ
ジル)−3−キノリンカルホキシレー。
トの10gおよびオキシ塩化リンの100m1を含有す
る混合物を無水条件下で蒸気浴上で40分間攪拌しつつ
加熱した。
得られた固体−液体反応混合物を室温にまで放冷し、固
体を集めた。
この固体を水の400m1に溶解した。
この水溶液を水酸化アンモニウムで中和すれば固体が析
出した。
固体をクロロホルムで水性混合物から抽出した。
このクロロホルム抽出物を無水炭酸カリウムで乾燥させ
、真空中で蒸発させてクロロホルムを除去した。
残渣をエタノールの100m1から再結晶させ。ればエ
チル4−クロロ−7−(4−ピリジル)=3−キノリン
カルボキシレートの5.90gが得られた、融点133
−136℃。
製造例 2 A エチル4−クロロ−7−(4−ピリジル)−3−キ
ノリンカルボキシレート エチル4−クロロ−7−(4−ピリジル)−3−キノリ
ンカルボキシレートの8.4g部分を約35℃でエタノ
ールの400m1に溶解し、この溶液にナトリウムメト
キシドの4.5gを攪拌しつつ添加した。
直ちに塩化ナトリウムが析出するのが観察された。
この混合物を室温(約25℃)で10分間攪拌し、10
分間還流させ。
室温に冷却し、次いで酢酸で中和した。
得られた混合物を真空中、約50℃で濃縮した。
残渣をクロロホルムで研和し、不溶性物質を沢過して除
去し、ろ液を真空中、約50℃で濃縮した。
残留する油状物質にエーテルの約500m1を加えれば
固体が析出した。
この固体をF取し、ろ液を約100m1の容量となるま
で蒸発させ、放冷した。
得られた結晶性析出物を集め、乾燥させればエチル4−
エトキシ−7−(4−ピリジル)−3−キノリンカルボ
キシレートの3.8gが得られた、融点100℃(10
0℃浴に浸漬)特開昭48−478号公報記載の方法に
よるエチル1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−
ピリジル)−3−キノリンカルボキシレートの1−エチ
ル化、たとえば下記のごとくジエチルスルフェートとの
反応によってもエチル4−エトキシ−7−(4−ピリジ
ル)−3−キノリンカルボキシレートが約18%までの
収率で単離された:エチル1.4−ジヒドロー4−オキ
ソ−7−(4−ピリジル)−3−キノリンカルボキシレ
ートの140gおよびジメチルホルムアミドの1500
mlを含有する混合物を60℃に加熱し、これに粉末無
水炭酸カリウムの246gを加えた。
約65ないし68℃に維持したこの攪拌混合物にジエチ
ルスルフェートの84gを約75分間に亘り満願した。
この反応混合物をさらに1時間同温度で攪拌しつつ加熱
し、次いで真空中で濃縮した。
残渣を水で処理し、混合物を約15分間攪拌し、次いで
濾過した。
固体を水洗し、脱色用木炭を用いてイソプロパツールア
ルコールの700m1から再結晶させ、70℃で乾燥さ
せれば生成物の90gが得られた;4−エトキシ化合物
を含有するイソプロピルアルコールろ液(a)を取り出
し、次のごとく後処理を行った。
1−エチル化最終生成物をクロロホルムに溶解し、この
クロロホルム溶液を2回水洗し、無水炭化カリウムで乾
燥させ、脱色用木炭で処理し、ろ過し、クロロホルムを
真空中で除去し、残渣をイソプロピルアルコールから再
結晶させ、イソプロピルアルコールおよびn−ペンタン
で洗浄し、乾燥させればエチル1−エチル−1゜4−ジ
ヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリジル)−3−キノ
リンカルボキシレートの80gが得られた、融点164
−170℃;イソプロピルアルコールろ液(b)を取り
出した。
ろ液(a)を真空中で濃縮してクロロホルムを除去した
残渣をクロロホルムに溶解し、水を加え、この混合物を
ろ過した。
層を分離した。クロロホルム層を2回水洗し、無水炭酸
カリウムで乾燥させ、脱水用木炭で処理し、濾過した。
ろ液を真空中で濃縮してクロロホルムを除去した。
残渣をイソプロピルアルコールの120m1から再結晶
すれば17gの固体が生成され、これをろ液(b)から
溶媒を除去して得られた固体の8gと合わせた。
この合わせた固体の19部分をイソプロピルアセテート
の300m1から再結晶させれば1−エチル生成物がさ
らに4.7g得られた。
イソプロピルアセテートろ液を氷浴中で数分間冷却した
得られた結晶性好出物を集め、脱色用木炭を用いてイソ
プロピルアルコールの少量から再結晶化すればエチル4
−エトキシ−7−(4−ピリジル)−3−キノリンカル
ボキシレートの5.0gが得られた、融点99〜100
℃。
この化合物の構造はNMRおよびIRスペクトルにより
確認された。
実施例 1 エチル1.4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリ
ジル)−3−キノリンカルボキシレート エチル4−エトキシ−7−(4−ピリジル)−3−キノ
リンカルボキシレートの270gおよび温水の81を含
有する攪拌懸濁液を蒸気浴上で加熱し、これに水の20
0m1中90%硝酸の79m1を含有する溶液を15分
間に亘り満願した。
最初に形成された硝酸塩を集め、攪拌をやや緩慢にした
エチルエーテルが加水分離されるに従って析出物は一層
顆粒状となり、約90分後には微細に粉末化された固体
が形成された。
得られた淡緑色の生成物を泥過し、5%硝酸の50m1
ずつで3回、イソプロピルアルコールの150m1ずつ
で3回、次いでエーテルの50m1ずつで3回順次洗浄
し、次いで60℃、真空中で乾燥させればエチル1゜4
−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリジル)−3−
キノリンカルボキシレートがその硝酸塩として270g
得られた、融点〉290℃。
水の41中塩化アンモニウムの400gを含有する溶液
を蒸気浴上で90℃に加熱し、エチル1,4−ジヒドロ
−4−オキソ−7−(6−ピリジル)−3−キノリンカ
ルボキシレート硝酸塩の200gを一度に加えた。
この懸濁液を激しく攪拌し、水酸化アンモニウムの10
0m1を15分間に亘り満願した。
黄色の泥状析出物が得られ、この混合物をさらに50分
間攪拌すれば析出物はさらに顆粒状となった。
この析出物を集め、3%水酸化アンモニウムの50m1
ずつ3回、およびイソプロピルアルコールの50m1ず
つで3回順次洗浄した。
次いで生成物をアセトンの400m1でスラリーとなし
、このスラリーを濾過した。
生成物をエーテルの200m1ずつで4回洗浄し、60
℃、真空中で1夜(約15時間)乾燥させればエチル1
,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリジル)−
3−キノリンカルボキシレートの225gが得られた、
融点290℃、分解を伴う。
エチル1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリ
ジル)−3−キノリンカルボキシレートの17.9試料
の還流点で種水酸化ナトリウム溶液で加水分解すれば、
酢酸で酸性化した後に12gの1,4−ジヒドロ−4−
オキソ−7−(4−ピリジル)−3−キノリンカルボン
酸が得られた。
融点〉300℃ 製造例 3 A エチル4−クロロ−7−(2,6−シメチルー4−
ピリジル−3−キノリンカルボキシレート、ナトリウム
メトキシドおよび溶媒としてエタノールを用いて製造例
2に記載の方法に従いエチル4−エトキシ−7−(2,
6−シメチルー4−ピリジル)−3−キノリンカルボキ
シレートを製造した、融点146〜148℃。
B エチル1.4−ジヒドロ−7−(2,6−シメチル
ー4−ピリジル)−4−オキソ−3−キノリンカルボキ
シレートの1−エチル化、たとえば下記のごとくエチル
化剤としてジエチルスルフェートを用いた反応において
副生成物として約35%までの収率でエチル4−エトキ
シ−7−(2,6−シメチルー4−ピリジル)−3−キ
ノリンカルボキシレートを単離した:乾燥ジメチルホル
ムアミドの631にエチル1,4−ジヒドロ−7−(2
,6−シメチルー4−ピリジル)−4−オキソ−3−キ
ノリンカルボキシレートの425gおよび無水炭酸カリ
ウムの309gを攪拌しつつ添加した。
無水反応条件を確実にするためにジメチルホルムアミド
の500m1を真空中で留去した後、反応混合物を蒸気
浴上で約40分間加熱し、70℃に冷却し、次いで反応
温度を70〜75℃の間に維持しながら乾燥ジメチルホ
ルムアミドの100m1中ジエチルスルフエートの27
1gを含有する溶液を約40分間に亘り攪拌しつつ滴下
して処理した。
添加完了後、反応混合物を95℃に加熱し、この温度に
1時間維持し、30℃に冷却し、濾過した。
ろ液を真空中で濃縮乾固した。固体をn−ヘプタンの6
1で再結晶させ、温時ろ過し、固体を熱n−ヘプタンの
1500mlで洗浄した。
4−エトキシ副生成物を含有するn−ヘプタン涙液と洗
浄液を合わせて取り出し、下記のごとく後処理を行なっ
た。
固体最終生成物、即ち1−エチル化化合物を熱クロロホ
ルムの61に溶解し、この熱溶液を脱色用木炭で処理し
、濾過し、濾液を真空中で濃縮してクロロホルムを除去
した。
固体残渣を脱色用木炭を用いて沸騰イソプロピルアセテ
ートの101から再結晶させ、真空中、60℃で乾燥さ
せればエチル1−エチル−1,4−ジヒドロ−7−(2
,6−シメチルー4−ピリジル)−4−オキソ−3−キ
ノリンカルボキシレートの260gが生成された、融点
168〜170℃。
母液を1リツトルに濃縮し、析出物を集めれば融点16
6〜168℃の最終生成物がさらに36g得られた。
上記の0−エチル化化合物を含有する合わせたn−へブ
タン涙液と洗浄液とを真空中で濃議すれn−ヘプタンろ
液と洗浄液とを真空中で濃縮すればエチル4−エトキシ
−7−(2,6−シメチルー4−ピリジル)−3−キノ
リンカルボキシレートの144gが得られた、融点14
6〜148℃。
実施例 2 エチル1,4−ジヒドロ−7−(2,6−シメチルー4
−ピリジル)−4−オキソ−3−キノリンカルボキシレ
ート エチル4−エトキシ−7−(2,6−シメチルー4−ピ
リジル)−3−キノリンカルボキシレートの1929お
よび水の61を含有する攪拌懸濁液を蒸気浴上で加熱し
、これに90%硝酸の52m1を添加した。
この反応混合物を攪拌しつつ90℃で90分間加熱し、
40℃に冷却し、析出物を集めた。
エチル1,4−ジヒドロ−7−(2,6−シメチルー4
−ピリジル)−4−オキソ−3=キノリンカルボキシレ
ートの硝酸塩としてのこの析出物を水中でスラリーとな
し、過剰の水酸化アンモニウムを添加してこの化合物の
遊離塩基を離脱させた。
析出物を集め、水洗し、アセトンの2eで約3時間スラ
リーとなし、濾過し、次いで真空中、60℃で乾燥させ
ればエチル1,4−ジヒドロ−7−(2,6−シメチル
ー4−ピリジル)−4−オキソ−3−キノリンカルボキ
シレートの92gが得られた、融点、分解を伴って20
5℃。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式I: (式中Rは低級アルキルであり、Q’は水素または1な
    いし2個の低級アルキル基である)の化合物の製造方法
    において、式■: (式中Qは低級アルコキシであり R、Q/は前記定義
    通りである)の対応化合物を酸性条件下で加水分解する
    ことからなる方法。
JP55083432A 1972-06-19 1980-06-19 低級アルキル1,4−ジヒドロ−4−オキソ−7−(4−ピリジル)−3−キノリンナルボキシレ−トの製造方法 Expired JPS58426B2 (ja)

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US00263787A US3840544A (en) 1972-06-19 1972-06-19 Alkyl 4-alkoxy-7-(pyridyl)-3-quinoline-carboxylates,their preparation and conversion to corresponding 4-oxo compounds

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5622779A JPS5622779A (en) 1981-03-03
JPS58426B2 true JPS58426B2 (ja) 1983-01-06

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