JPS5842628A - 軟質ポリ塩化ビニル成形物 - Google Patents
軟質ポリ塩化ビニル成形物Info
- Publication number
- JPS5842628A JPS5842628A JP13981281A JP13981281A JPS5842628A JP S5842628 A JPS5842628 A JP S5842628A JP 13981281 A JP13981281 A JP 13981281A JP 13981281 A JP13981281 A JP 13981281A JP S5842628 A JPS5842628 A JP S5842628A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyvinyl chloride
- plasticizer
- low
- sheet
- chlorinated polyolefin
- Prior art date
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- Pending
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C59/00—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor
- B29C59/14—Surface shaping of articles, e.g. embossing; Apparatus therefor by plasma treatment
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2027/00—Use of polyvinylhalogenides or derivatives thereof as moulding material
- B29K2027/06—PVC, i.e. polyvinylchloride
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2105/00—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped
- B29K2105/24—Condition, form or state of moulded material or of the material to be shaped crosslinked or vulcanised
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- External Artificial Organs (AREA)
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、軟質ポリ塩化ビニル成形物、特に医療用の軟
質ポリ塩化ビニル成形物に関するものである。
/ 軟質ポリ塩化ビニルは血液バッグ、一般r4液バック、
高カロリー輸液バッグ、血液回路:人工透析回路などの
シートあるいはグユーブ、さらにはカテーテルとして使
用されている。これはポリ塩化ビニル樹脂に加えられて
いる可塑剤によって伺与される。他の樹脂に見られない
可撓性を有していることに因るものである。。
質ポリ塩化ビニル成形物に関するものである。
/ 軟質ポリ塩化ビニルは血液バッグ、一般r4液バック、
高カロリー輸液バッグ、血液回路:人工透析回路などの
シートあるいはグユーブ、さらにはカテーテルとして使
用されている。これはポリ塩化ビニル樹脂に加えられて
いる可塑剤によって伺与される。他の樹脂に見られない
可撓性を有していることに因るものである。。
ところで従来から使用されているこれら医用バッグおよ
び医用チューブに新たに次のような特性が要求されるよ
うになってきた。その1つは7−トおよびチューブから
の可塑剤の溶出を減らすことであり、他の、1つは酸素
および炭酸ガスなどのガス透過性をよυ良くすることで
ある。
び医用チューブに新たに次のような特性が要求されるよ
うになってきた。その1つは7−トおよびチューブから
の可塑剤の溶出を減らすことであり、他の、1つは酸素
および炭酸ガスなどのガス透過性をよυ良くすることで
ある。
可塑剤の溶出を減少させる方法としてはポリ塩化ビニル
樹脂を低温プラズマで処理する技術が提案されているが
、該方法による場合は、樹脂からの可塑剤の溶出量は未
処理に較べ17100程度まで減少し、著しい効果を示
すものの、一般に医用に用いられるポリ塩化ビニル樹脂
は40〜60部という多量の可塑剤を含んでいるため溶
出する量も多く、このためより可塑剤の溶出量の低減さ
れた樹脂が要望されている。
樹脂を低温プラズマで処理する技術が提案されているが
、該方法による場合は、樹脂からの可塑剤の溶出量は未
処理に較べ17100程度まで減少し、著しい効果を示
すものの、一般に医用に用いられるポリ塩化ビニル樹脂
は40〜60部という多量の可塑剤を含んでいるため溶
出する量も多く、このためより可塑剤の溶出量の低減さ
れた樹脂が要望されている。
また、ポリ塩化ビニルは他のビニルポリマーに較ベガス
透過率が低いが、可塑剤の添加量をふやすにつれガス透
過率が増加する。しかしながら可塑剤量が増えるにつれ
弾性率が低下するため、必要とされる引張り強さを維持
するにはシートの厚さを厚くせざるをえず、ガス透過率
は高くなってもシートのガス透過量は比例して増加はし
ない。
透過率が低いが、可塑剤の添加量をふやすにつれガス透
過率が増加する。しかしながら可塑剤量が増えるにつれ
弾性率が低下するため、必要とされる引張り強さを維持
するにはシートの厚さを厚くせざるをえず、ガス透過率
は高くなってもシートのガス透過量は比例して増加はし
ない。
血液バッグでは保存中の血液の生理活性によってC秤層
生じるが、シートのガス透過率が低いと血液中のCO,
ガス濃度が増加111重炭酸イオンとなり、さらに乳酸
の生成量を増加させる。このため保存血液の pHが低
下し、血液、特に血小板の機能が低下すると言われてお
り、従来のポリ塩化ビニルに代わる。よシガス透過率の
高いシートの開発が望まれている。
生じるが、シートのガス透過率が低いと血液中のCO,
ガス濃度が増加111重炭酸イオンとなり、さらに乳酸
の生成量を増加させる。このため保存血液の pHが低
下し、血液、特に血小板の機能が低下すると言われてお
り、従来のポリ塩化ビニルに代わる。よシガス透過率の
高いシートの開発が望まれている。
本発明者らは従来の軟質ポリ塩化ビニル樹脂の持つ優れ
た特性に加えて、可塑剤の溶出量が少なく、かつガス透
過性の良好な医療用樹脂成形物全開発することを目的に
鋭意研究の結果9本発明に至ったものである。
た特性に加えて、可塑剤の溶出量が少なく、かつガス透
過性の良好な医療用樹脂成形物全開発することを目的に
鋭意研究の結果9本発明に至ったものである。
本発明は、可塑剤として塩素化ポリオレフィンを含む軟
質ポリ塩化ビニル成形物の少なくとも一部の表面の表層
のみが架橋している軟質ポリ塩化ビニル成形物を特徴と
するものである。
質ポリ塩化ビニル成形物の少なくとも一部の表面の表層
のみが架橋している軟質ポリ塩化ビニル成形物を特徴と
するものである。
本発明でいう塩素化ポリオレフィンとはポリオレフィン
を構成する水素原子の一部が塩素原子で置換されたポリ
オレフィンを指すもので、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレン、塩素化ポリブテンなどが挙げられる。
を構成する水素原子の一部が塩素原子で置換されたポリ
オレフィンを指すもので、塩素化ポリエチレン、塩素化
ポリプロピレン、塩素化ポリブテンなどが挙げられる。
なかでも塩素化ポリエチレンはポリ塩化ビニルと相溶性
が良く、かっ可塑化効果の著しい、優れた高分子可塑剤
である。
が良く、かっ可塑化効果の著しい、優れた高分子可塑剤
である。
塩素化ポリオ−レフインの塩素化度は10〜60チが好
ましく、より好ましい範囲は25〜45%である。
ましく、より好ましい範囲は25〜45%である。
またその結晶化度はより低い方が好ましく、少なくとも
残存結晶率が25%以下、より好ましくは10%以下で
あることが望ましい。
残存結晶率が25%以下、より好ましくは10%以下で
あることが望ましい。
塩素化ポリオレフィンの含有量が10部以下になると十
分な可撓性が得られず、このためフタル酸エステルなど
の従来の低分子量可塑剤全多量に加えねばならず、可塑
剤の溶出量を下げることができない。また100部以上
になると樹脂の軟化点が低下し、高圧蒸気滅菌時などに
成形物が軟化。
分な可撓性が得られず、このためフタル酸エステルなど
の従来の低分子量可塑剤全多量に加えねばならず、可塑
剤の溶出量を下げることができない。また100部以上
になると樹脂の軟化点が低下し、高圧蒸気滅菌時などに
成形物が軟化。
変形する。これらのことから塩素化ポリオレフィンの含
有量はポリ塩化ビニル樹脂100部に対し10〜100
部、より好1しくは20〜60部である。
有量はポリ塩化ビニル樹脂100部に対し10〜100
部、より好1しくは20〜60部である。
なお、安定剤としては、成形物が医用を目的とした場合
はCa −Zn系のものが好”fL<、′!た滑剤は塩
素化ポリオレフィン自体が滑性効果を有するため、必ず
しも添加する必要はないが、生産性を考慮し、低分子ポ
リオレフィンなどの適当な滑剤を用いてもよい。
はCa −Zn系のものが好”fL<、′!た滑剤は塩
素化ポリオレフィン自体が滑性効果を有するため、必ず
しも添加する必要はないが、生産性を考慮し、低分子ポ
リオレフィンなどの適当な滑剤を用いてもよい。
可塑剤としては、塩素化ポリオレフィンのみでもよいが
、可撓性の要求が強いものでは従来用いられているフタ
ル酸エステル、あるい(qアジピン酸エステルなどの可
塑剤を適at加えても・よい。
、可撓性の要求が強いものでは従来用いられているフタ
ル酸エステル、あるい(qアジピン酸エステルなどの可
塑剤を適at加えても・よい。
またエポキシ化大豆油などのエポキシ系可塑剤は樹脂の
安定性を向上させることがら添加することが望ましい。
安定性を向上させることがら添加することが望ましい。
本発明でいら軟質ポリ塩化ビニル成形物とは。
ポリ塩化ビニル樹脂と前記記載の塩素化ポリオレフィン
と、さらに安定剤など涌常の軟質ポリ塩化ビニルに用い
られる添加剤を含む樹脂から成形された物で、その成形
物の少なくとも二部の表面の表層のみが架橋している成
形物である。
と、さらに安定剤など涌常の軟質ポリ塩化ビニルに用い
られる添加剤を含む樹脂から成形された物で、その成形
物の少なくとも二部の表面の表層のみが架橋している成
形物である。
筐た本発明でいう成形物とは前述の軟質ポリ塩5−
化ビニル樹脂から作られたフィルム、ソート、プユーブ
、カテーテルなどの成形物をさす。
、カテーテルなどの成形物をさす。
成形物は、少なくとも一部の表面の表層のみが架橋され
ていることが必要で、その架橋された表層(架橋層)は
、成形物の全面でもよいが1例えは血液バッグの内面と
なるシート表面あるいはチューブ内面など充てん物など
と接する表面のみであってもよい。
ていることが必要で、その架橋された表層(架橋層)は
、成形物の全面でもよいが1例えは血液バッグの内面と
なるシート表面あるいはチューブ内面など充てん物など
と接する表面のみであってもよい。
架橋層の厚さは添加剤の溶出を低下させ、かつ成形物の
可撓性を損うことのない厚さである必要があり、5uO
A〜1μが好ましい、より好葦しい範囲は1,0OoA
〜5,00OAである。
可撓性を損うことのない厚さである必要があり、5uO
A〜1μが好ましい、より好葦しい範囲は1,0OoA
〜5,00OAである。
表層を架橋させる方法は特に限定されるものではないが
、低温プラズマによって処理する方法が表層のみ全架橋
密度を高く架橋させることがらより好ましい。
、低温プラズマによって処理する方法が表層のみ全架橋
密度を高く架橋させることがらより好ましい。
低温プラズマとは低圧のガス下で高電圧によって開始、
維持されるグロー放電にさらし処理するものであって、
特開昭53−114875. 特開昭54−8037
3あるいは「低温プラズマ化学」(穂6一 積啓一部編、化学の領域、増刊111号 南江堂出版、
1976年ンに基本的な処理方法が記載されている。
維持されるグロー放電にさらし処理するものであって、
特開昭53−114875. 特開昭54−8037
3あるいは「低温プラズマ化学」(穂6一 積啓一部編、化学の領域、増刊111号 南江堂出版、
1976年ンに基本的な処理方法が記載されている。
ポリ塩化ビニルは低温プラズマ処理により表層が脱地素
化して架橋し、添加剤の溶出を阻止するようになるが、
添加剤の種類によって溶出防止効果は変わる。例えば可
塑剤としてポリ1エステル系の可塑剤を用いると、その
効果は低下し、またフタル酸エステル系の可塑剤では添
加量が減ると効果が低下する。これに対し、驚くべきこ
とに可塑剤として塩素化ポリ式しフィンを用いた場合は
。
化して架橋し、添加剤の溶出を阻止するようになるが、
添加剤の種類によって溶出防止効果は変わる。例えば可
塑剤としてポリ1エステル系の可塑剤を用いると、その
効果は低下し、またフタル酸エステル系の可塑剤では添
加量が減ると効果が低下する。これに対し、驚くべきこ
とに可塑剤として塩素化ポリ式しフィンを用いた場合は
。
グラズマ処理が相乗的に作用し、著しく添加剤の溶出量
を低下させる。
を低下させる。
この理由は明らかではないが、塩素化ポリオレフィンの
添加によってポリ塩化ビニル樹脂と他の添加剤との相溶
性が増すことと、墳素化ポリオレフィンがポリ塩化ビニ
ル樹脂と同様に低温プラズマ処理によって架橋に関与す
るためと思われる。
添加によってポリ塩化ビニル樹脂と他の添加剤との相溶
性が増すことと、墳素化ポリオレフィンがポリ塩化ビニ
ル樹脂と同様に低温プラズマ処理によって架橋に関与す
るためと思われる。
軟質ポリ塩化ビニル樹脂では可塑剤などの添加剤が極め
て多量に添加されているため、添加剤が架橋に関与する
ことは極めて重要と思われる。
て多量に添加されているため、添加剤が架橋に関与する
ことは極めて重要と思われる。
本発明の軟質ポリ塩化ビニル成形物は可塑剤として塩素
化ポリオレフィンを用い、かつ低温プラズマ処理などに
よって表層を架橋させているので次のような優れた特徴
を有している。
化ポリオレフィンを用い、かつ低温プラズマ処理などに
よって表層を架橋させているので次のような優れた特徴
を有している。
(1) 可塑剤として塩素化ポリオレフィンからなる
高分子可塑剤を用いるため、溶出しやすい低分子の可塑
剤の添加量が少なく、かつ表層の架橋に相乗的に寄与す
る。これらの結果従来の軟質ポリ塩化ビニルに較ぺ添可
塑の溶出量が著しく低下する、 (21塩素化ポリオレフィンはポリ塩化ビニルに較ベガ
ス透過率がよいため、ガス透過性に優れている。また塩
素化ポリエチレンを可塑剤とした樹脂は従来の低分子可
塑剤を加えた樹脂に較べ引張応力が増し、さらに表層が
架橋しより応力が増すため9本発明の成形物の厚さは従
来の樹脂成形物は一層向上し、血液バッグなどのシート
として好適である。
高分子可塑剤を用いるため、溶出しやすい低分子の可塑
剤の添加量が少なく、かつ表層の架橋に相乗的に寄与す
る。これらの結果従来の軟質ポリ塩化ビニルに較ぺ添可
塑の溶出量が著しく低下する、 (21塩素化ポリオレフィンはポリ塩化ビニルに較ベガ
ス透過率がよいため、ガス透過性に優れている。また塩
素化ポリエチレンを可塑剤とした樹脂は従来の低分子可
塑剤を加えた樹脂に較べ引張応力が増し、さらに表層が
架橋しより応力が増すため9本発明の成形物の厚さは従
来の樹脂成形物は一層向上し、血液バッグなどのシート
として好適である。
(3) 従来の軟質ポリ塩化ビニル(は低分子′nJ
塑剤を添加しているため水蒸気透過性が良く、輸液など
の保有北問題があったが1本発明の樹脂成形物ではこの
点においても改良されているわしたがって1本発明の軟
質ポリ塩化ビニル成形物は、以」二のような優れた特性
を有していることから各種の用途に適しており、医療用
には最適である。
塑剤を添加しているため水蒸気透過性が良く、輸液など
の保有北問題があったが1本発明の樹脂成形物ではこの
点においても改良されているわしたがって1本発明の軟
質ポリ塩化ビニル成形物は、以」二のような優れた特性
を有していることから各種の用途に適しており、医療用
には最適である。
以下実施例にて本発明の軟質ポリ塩化ビニル成形物すこ
ついてより詳細に説明する。
ついてより詳細に説明する。
実施例1
ポリ塩化ビニル100部、塩素化ポリエチレン(ダイソ
ラツクG235.大阪曹達株式会社製)35部、DOP
(2−ジエチルヘキシル、フタレート )15部、エポ
キシ化大豆油5部、Ca−Zn系安定剤0.1部からな
る軟質ポリ塩化ビニルコンバウンドを用い、Tダイ法で
平均厚さ300μのシート金製膜した。
ラツクG235.大阪曹達株式会社製)35部、DOP
(2−ジエチルヘキシル、フタレート )15部、エポ
キシ化大豆油5部、Ca−Zn系安定剤0.1部からな
る軟質ポリ塩化ビニルコンバウンドを用い、Tダイ法で
平均厚さ300μのシート金製膜した。
該シートに高電圧側電極を接地ドラムに対向して配置し
てなる内部電極方式の低温プラズマ処理9− 装置でAr −Co −0,混合ガス(Ar:CO:O
,= 80: 15 : 5 モル襲)金用い低温プ
ラズマ処理し。
てなる内部電極方式の低温プラズマ処理9− 装置でAr −Co −0,混合ガス(Ar:CO:O
,= 80: 15 : 5 モル襲)金用い低温プ
ラズマ処理し。
本発明の軟質塩化ビニルシートラ作製した。
該処理シートをテトラヒドロフランに溶解したところ不
溶解な架橋膜が出現し、該処理シートの表層が架橋して
いるのを明らかにできた。また該処理シートの断面をオ
スミック酸で染色後、透過型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、約3.50OAの架橋膜が形成されているのが観察
された。
溶解な架橋膜が出現し、該処理シートの表層が架橋して
いるのを明らかにできた。また該処理シートの断面をオ
スミック酸で染色後、透過型電子顕微鏡で観察したとこ
ろ、約3.50OAの架橋膜が形成されているのが観察
された。
該処理シートおよび従来組成の軟質塩化ビニルシート(
ポリ塩化ビニル100部、DOP’60部。
ポリ塩化ビニル100部、DOP’60部。
エポキシ化大豆油5部、Ca−Zr系安定剤0,1部。
フェニルメチルシリコ−;’ 0−5 部)(!: ’
C(Dシートを同一条件で低温プラズマ処理したソート
の3種のシートを用い内表面積約70(2)2の小型バ
ッグを高周波ウエルダーで製袋した。なお従来組成の軟
質塩化ビニルシートの厚さは本発明の軟質ポリ塩化ビニ
ルシートの強度とほぼ同じにするため400μにした。
C(Dシートを同一条件で低温プラズマ処理したソート
の3種のシートを用い内表面積約70(2)2の小型バ
ッグを高周波ウエルダーで製袋した。なお従来組成の軟
質塩化ビニルシートの厚さは本発明の軟質ポリ塩化ビニ
ルシートの強度とほぼ同じにするため400μにした。
これらのバッグ内へn−ヘキサン20cci入れ。
10−
40°Cで2時間放置後n−へキサ/中に溶出したDO
Pのjtkガスクロマトグラフで定量した。
Pのjtkガスクロマトグラフで定量した。
また各々のシート当りのCO,ガスの透過率を音工試式
気体透過率測定装置(理化精機工業株式会社製)1に用
い測定した。これらの結果を表1に示す0 表1の結果のごとく9本発明の軟質ポリ塩化ビニルシー
トは添加剤溶出阻1ト効果およびガス透過性ともに優れ
ている。
気体透過率測定装置(理化精機工業株式会社製)1に用
い測定した。これらの結果を表1に示す0 表1の結果のごとく9本発明の軟質ポリ塩化ビニルシー
トは添加剤溶出阻1ト効果およびガス透過性ともに優れ
ている。
表 1
実施例2
ポリ塩化ビニル100部、塩素化ポリエチレン(エラス
レ/30 i A 昭和電工株式会社製)45部、エ
ポキシ化大豆油5部、 Ca−Zn系安定剤0.11部
からなる軟質ポリ塩化ビニルシート(厚さ300μ)を
実施例1の低温プラズマ処理装置でAr−Go−0,混
合ガス(Ar:co:02−80 :15:5 %ル%
)を用い、低温プラズマ処理し1本発明の軟質ポリ塩化
ビニルシートを作成した。
レ/30 i A 昭和電工株式会社製)45部、エ
ポキシ化大豆油5部、 Ca−Zn系安定剤0.11部
からなる軟質ポリ塩化ビニルシート(厚さ300μ)を
実施例1の低温プラズマ処理装置でAr−Go−0,混
合ガス(Ar:co:02−80 :15:5 %ル%
)を用い、低温プラズマ処理し1本発明の軟質ポリ塩化
ビニルシートを作成した。
比較サンプルとして実施例1の従来の軟質ポリ塩化ビニ
ルシートとDOPの添加量以外は同一組成の軟質ポリ塩
化ビニルシート(厚さ400μ)金製膜した。DOP量
は本発明の軟質ポリ塩化ビニルシートの引張強度とほぼ
同じにするため、40部にした。
ルシートとDOPの添加量以外は同一組成の軟質ポリ塩
化ビニルシート(厚さ400μ)金製膜した。DOP量
は本発明の軟質ポリ塩化ビニルシートの引張強度とほぼ
同じにするため、40部にした。
日本薬局方の輸液用プラスチック容器試験法に準拠17
.これらの7−トの溶出物の紫外吸収スペクトルを測定
した。その結果を表2に示す。
.これらの7−トの溶出物の紫外吸収スペクトルを測定
した。その結果を表2に示す。
表2のごとく本発明の軟質ポリ塩化ビニルシートの抽出
液の紫外吸収は極めて小さく、シートからの溶出物が極
めて少ないことを示している。
液の紫外吸収は極めて小さく、シートからの溶出物が極
めて少ないことを示している。
表 2
13−
Claims (1)
- (11可塑剤として塩素化ポリオレフィンを含む軟質ポ
リ塩化ビニル成形物の少なくとも一部の表面の表層のみ
が架橋していることを特徴とする軟質ポリ塩化ビニル成
形物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13981281A JPS5842628A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 軟質ポリ塩化ビニル成形物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13981281A JPS5842628A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 軟質ポリ塩化ビニル成形物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5842628A true JPS5842628A (ja) | 1983-03-12 |
Family
ID=15254017
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13981281A Pending JPS5842628A (ja) | 1981-09-07 | 1981-09-07 | 軟質ポリ塩化ビニル成形物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5842628A (ja) |
-
1981
- 1981-09-07 JP JP13981281A patent/JPS5842628A/ja active Pending
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