JPS5842030B2 - インクジエツトプリンタ - Google Patents

インクジエツトプリンタ

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JPS5842030B2
JPS5842030B2 JP14055878A JP14055878A JPS5842030B2 JP S5842030 B2 JPS5842030 B2 JP S5842030B2 JP 14055878 A JP14055878 A JP 14055878A JP 14055878 A JP14055878 A JP 14055878A JP S5842030 B2 JPS5842030 B2 JP S5842030B2
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carrier
electrode
ink
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は帯電振幅制御型のインクジェットプリンタに関
し、特にこの種のプリンタに於るインク滴により形成さ
れる像(パターン、文字等)の傾きを制御する為キャリ
アの速度に応じてその傾きを自動的に制御する為の装置
に関する。
IBM6640ドキュメントプリンタは帯電振幅制御型
の単一ノズルインクジェットプリンタを使用している。
この種のプリンタでは、帯電インク滴をドツトパターン
の垂直方向に偏向する場合はインク滴が1対の偏向電極
間を通るときインク滴相互間に偏向量の差を生じるよう
個々のインク滴への帯電振幅を制御するようにして行な
われる。
しかし水平方向への偏向はキャリアの移動によって行な
われる。
このキャリアにはインク滴の流れを射出するノズルと、
記録しようとする信号に従ってインク滴を帯電する帯電
電極と偏向板とが装着される。
I BM6640ドキユメントプリンタでは、インク滴
が垂直方向に、この装置の例ではそのもつとも低い印刷
位置からそのもつとも高い印刷位置へ走査される。
インク滴のない白いスペースを残す場合、インク滴は帯
電されないか又は最小の電荷を受取るようにし、インク
供給装置へ再循環して戻るようガターに向かって推進さ
れる。
インクジェット印刷装置に於るラスターがその最下方の
偏向印刷位置からその最上方の偏向印刷位置へ進むにつ
れ、キャリアは左方から右方へと移動しその結果ラスタ
ーはキャリアの移動方向に傾く。
6640ドキユメントプリンタでは、4.24Mの垂直
距離で公称0.106.即ち1.43度の傾きを生じる
上述のI BM6640ドキユメントプリンタではこの
傾きをなくすために、偏向板構成体を反対方向に同じ角
度だけ傾げている。
右から左へキャリアが移動するときに印刷を行ないたい
場合、偏向板構成体による傾きを利用すれば、板が間違
った方向に傾いている事になるから傾きの大きさも倍に
なってしまう。
Leon M。Cooper氏及びWaiter J、
Wipke氏はこの解決策として、逆方向へのキャリア
移動中偏向板構成体の傾きを反転する機構を考えたが、
これは利用価値もあり受は入れ得るものである。
滴への帯電がラスターの高さに大よそ比例するという事
実に依存するという他の方法もある。
これは帯電電極間の電界が水平方向に広がるような第2
の組の偏向板を用いるものであり、主たる偏向板がラス
クーの傾きを与えるよう使用される。
このような装置は米国特許第3938163号明細書に
記されている。
主たる偏向板に比べ、水平方向への必要な偏向は約2.
5φだけであり、偏向板の中心点からの投影長さがその
頁から約2倍離れており、偏向板同志はその中での偏向
が極めて僅かであるから非常に近接して配設され得る。
例えば、IBM6640ドキュメントプリンタのような
システムの場合、0.762Mという間隔、0.254
11Ijnという長さ、125■という電源が満足すべ
きものであり、キャリアの方向転換中に水平方向偏向電
圧を電気的に切換えるのは容易である。
しかし、投影長さく投影とはノズルから紙まで滴が移動
しなげればならない距離として定義される)が0.25
4m長くなるだけでインク滴の混合や飛散という困難な
問題が増える。
流れが帯電電極中に中心付けられないときラスター傾き
効果が観察されるかもしれない。
この事を電子的にシミュレーションする方法は帯電電極
を右半分と左半分とに分割し、流れが偏向されるとき向
かう方の半分をより大きな電圧で駆動する事である。
極端な場合には、流れを偏向しようとする側のみに電圧
を印加する事も可能である。
しかし、どのような場合も、そのように分割された電極
の右半分と左半分とは電極が1個の場合と正味で同じ量
の電荷を滴に印加するように駆動される必要がある。
この方法は投影長さをあまり長くしないで良いという利
点はあるが流れが分離する距離の変動に非常に敏感であ
り過ぎるという効果を有する。
また、キャリア速度に関連して生じる滴の位置付けの問
題は米国特許第3834505号、同第4050564
号、同第3831728号の各明細書で述メられている
要約すると、文字が適正に位置付けられるのを確保する
ために所定の速度までキャリアが達する事が基本である
従って交互モード(時に1文字1文字歩進モードとも呼
ぶ)では、印刷開始前のキャリアの弾ね返りが必要とな
る。
これはキャリアを印刷速度まで加速できるようにするた
めである。
更に、印刷速度は従来通りに設定される。
これはそのときの速度で文字又はパターンの傾きを補償
するよう偏向電極が設定される事を意味する。
本発明はインクジェットプリンタの偏向電極相互間に形
成される電界を電気的に歪めるようにして、インクジェ
ットプリンタでインク滴により形成される像の傾きを制
御する装置に関する。
以上から本発明の主たる目的は、電極相互間の電界を歪
めるようにして、インクジェットプリンタにより形成さ
れるパターン、像、文字等の傾きを制御する事にある。
本発明の他の目的は、インクジェットプリンタ中の偏向
電極相互間の電界の歪みの量を制御する事にあり、下記
の種々の利点を生じる。
a、パターン又は像の傾きを補償し乍ら印刷速度の変化
を可能ならしめる事。
b、際立たせたりイタリック体にできる事(即ち文字や
像を徐々に傾げる事が出来、これによってそのパターン
を際立たせる事が出来る)。
C,キャリアの移動方向に応じ電界の歪みを一方向又は
他方向に歪める事によって両方向印刷を容易に行なえる
事。
d、現存する装置をもつと融通性を持つように修正する
のが簡単な事。
本発明の他の利点は汚れをなくしつつ、電界の歪みによ
るインクジェットプリンタ中のインク滴流の傾きを制御
する事にある。
また本発明は偏向電極相互間の電界の歪みを制御する回
路に、モニターされたキャリア速度のフィードバックを
与えてキャリア速度に応じて偏向電極間の電界の歪みを
自動的に変える事ができるようにした。
従って本発明の他の目的は電荷振幅制御型のインクジェ
ットプリンタのキャリア速度を、該速度に拘らず文字の
傾きが自動的に修正されるよう自動的に補償する事にあ
る。
本発明の他の目的は、偏向電極相互間の電界の歪みを自
動的に制御して、インクジェットプリンタにより制御さ
れるパターン、像、文字等の傾きを制御する事にあり、
上記a乃至dの種々の利点のほか下記の利点をも有する
e、印刷前に所定の速度までキャリアを加速するのにキ
ャリアの弾ね返りの必要をなくすとともに初期のキャリ
ア移動時にも印刷を始められる事。
第1図には本発明に従って構成された装置が示される。
図示の例に於て、装置はインク供給装置12からポンプ
13によって加圧インクを滴発生器11へ供給するもの
を含む帯電振幅制御型のインクジェットプリンタ10を
含む。
インクがノズルから流れとなって広がるとき流れがノズ
ルから所定の距離内の帯電電極16中で生じるよう滴発
生器は従来の方法、例えば結晶駆動器14のような圧電
結晶によって振動される。
インク滴は帯電制御兼文字データ行からの文字を表わす
信号に従って帯電電極16により帯電される。
インク滴流17は第1の偏向電極18及び第2の偏向電
極190間を通過し、これらの電極間には電界が印加さ
れ、小滴は例えば経路17Aに沿って偏向される。
小滴の偏向高さは勿論小滴の電荷の振幅に依存する。
偏向されたインク滴上の信号を表わす像、文字等のよう
なパターンを形成する為記録受取手段40に小滴が突当
る。
一般には、帯電振幅制御型のインクジェットプリンタに
於る白紙スペースは帯電電極16内で滴が形成されろと
き滴に低い電荷を与えるか又は全く与えない事により作
られる。
即ちこれらの滴は偏向電極1B及び19相互間を経路1
7Bに沿って通過し、そこでガター41に突当る。
ガター41はインクを再循環させる事ができ、先ずイン
ク溜め42へ、更にフィルタスクリーン43を経てイン
ク供給室12へ与える。
ノズル15(普通は滴発生器11中に含まれる)及び帯
電電極16、偏向板18及び19並びにガター41はキ
ャリア45に装着され、キャリア45はキャリア駆動手
段46によって駆動されて第1図の例に於ける記録受取
手段40に対するインク滴流の水平方向移動を生じさせ
、キャリアを紙の面の内外へ移動させる。
キャリア45が紙の中から読者に向かって(記録受取手
段40に向かって左から右へ)移動していると仮定し、
且つ滴走査が下から上へ即ち線17Bから17Aを経て
上方へ向かうものと仮定すると、形成しようとする最後
の、そして記録受取手段40で受取られる上方の滴が用
紙即ち記録受取手段上で右方へ移動され、パターン、像
又は文字に右方への傾きを与える。
キャリア移動によって引起される傾きを補償するために
、偏向電極構成体、或いは少なくとも1個の電極、例え
ば上部の電極を傾げるのが典型的な方法であり、これに
よって偏向電極間の電界方向線の傾きを生じさせる事が
できる。
第3A図は上部電極を下部電極に対し傾げて電界方向線
を右から左へ(下から上へ)傾けるようにし、これによ
って左から右へのインク滴印刷モード時のキャリア移動
によるインク滴の傾きを補償する。
IBM6640ドキュメントプリンタに於ては本明細書
中で既に開示したように、傾き即ち電極構成体の傾きは
約1.43度であり、電極板は文字の傾きなしに左から
右への印刷が行なわれるような位置に固定されている。
しかし偏向電極構成体のそのような傾きはキャリアの1
つの速度に対してのみ良好であり、もしもキャリアの速
度即ちキャリアの移動速度が増減された場合には電極構
成体の傾きの増減を生じさせる必要がある。
更には、もしも印刷が両方向に行なわれる場合には、電
極構成体を反対方向に傾げる必要がある。
本発明によれば、偏向電極相互間の電界を制御可能に電
気的に歪める手段が設けられ、形成しようとする文字又
は像の傾きを補償するだけでなく、必要であれば、際立
たせその他の目的で傾げを生じさせたり、プリンタが傾
きなしに種々の速度で走行できるようにする必要がある
この目的から第2図にもインク滴の流れによって形成さ
れている像に傾きを生じさせるため偏向電極相互間の電
界を歪める好適な手段が示しであるが、これによって、
少なくとも1個の電極に電位差又は電圧勾配を印加し電
極相互間の電界を歪める。
図示のように、上部電極18は少なくとも2個のセグメ
ント実施例では複数個のセグメントに分割した電極板を
含んでも良い。
尚各セグメントは絶縁部分22によって互いに隔てた導
電性部分21を有し、又図示の例に於ける電極板はセグ
メント化されていない端部18A及び18Bを含む。
これはインク流1T中の個々のインク滴が電極板の水平
方向で考えてその中心付近に位置付けられる限りは電極
18の中心部分のみをセグメント化する必要があり、端
部18A及び18Bは必要がないからである。
下部電極板19は従来通り高電圧電源23に接続される
通常、下部電極板19には負の電圧を与える。
従来の例では、セグメント化されていなげれば、上部電
極が通常はアース電位にあるが、図示の実施例では、上
部電極板18は水平方向傾き電圧供給源25によって別
個に駆動される。
水平方向傾き電圧供給源25は複数個の抵抗一実施例で
は同じ値の抵抗RO−を含む抵抗電圧駆動回路網即ち負
荷回路網26を介し電流を印加する。
図示のように、これらの抵抗は直列に接続され、各抵抗
はまた個々の導電性板及び絶縁板を横切って一連のセグ
メント化された導電性部分21に接続され、その結果、
電源供給源25(スイッチ25Aを含む)と接続される
正電圧が左方の第1導電板18Bに印加され、右方の端
子18Aはアース電位となる。
この態様に於いて、電界方向線は電極板18及び19の
中間に図示する如く歪められる。
スイッチ25Aの位置は矢印で示すキャリアの左から右
への運動の為である。
インクジェットプリンタ上で発生される文字の傾きを修
正する為の典型的な条件として一3300Vの高電圧供
給源と+180Vの水平方向傾き電源と19cIrL/
秒のキャリア速度と、毎秒117000サイクル(滴)
の滴発生周波数速度とが一例として挙げられる抵抗RO
は必要な電圧勾配と180■かもアース電位まで電圧降
下を与える例えば300にΩといった任意の値にして良
い。
云う迄もなく、キャリアが矢印27によって示す方向と
反対の方向に移動するときは右方の抵抗即ち偏向板部分
18Aを180■にするよう且つ偏向板部分18Bをア
ースにするよう電圧電源を切換えるだけで良く、これに
よって図示の例とは反対方向の電界の歪みを生じ、キャ
リアが反対方向に印刷を行うときも形成しようとする文
字の傾きが修正される事になる。
第3B図には別の実施例が示され、これには上部及び下
部の偏向電極がともにセグメント化され両電極板間に差
のある電位を与え、該電極板間に電界の歪みを生じさせ
る。
第3B図には、各偏向電極板の一部しか示していない。
例えばElには、下部板セグメントが−3,3KVに、
上部板のセグメントE2はアース電位に、セグメントE
3は−3,255KVに、セグメントE4は+45Vに
、セグメン)E5は−3,21KVに、また上部板E6
は+90Vに夫々バイアスされる。
このようにして、電界方向線は図示のような傾きをもっ
た線を描き、等電位線は大よそ図示のとおりとなる。
第3B図に示す場合、反対方向に印刷したい場合、キャ
リアの運動は再び左から右へと向い、上記で開示したよ
うな電圧の逆転を必要とする事になろう。
多くの例に於て、偏向板のうちの1枚に印加される電位
差即ち電圧勾配を与える事だけが必要であり、それが印
刷の方向に応じて勾配を与え且つ下部電圧供給源を切換
える事によって勾配を切換える能力を与える簡単な方法
である事は勿論である。
従って、第2図に示す実施例は好適である。更に第4図
に示すように、上部電極板はタブ21Aのようなタブが
上方に突出し、カプセル化した抵抗モジュール28中の
接点ソケット等21Bの中に嵌合するような構造の導電
性セグメント21を与える事によってもつと容易に製造
されても良い。
このようにして、モジュールは電極18の中に差込まれ
ても良い。
更に、絶縁部分22が電極18から突出し垂下るのを許
容しつつ各導電性セグメント21間の絶縁部分22が電
極の下表面と面が揃っていても良いが、インクミスト又
はインクの霧から生じる汚れが導電板ではなくて絶縁体
上に集まり、これによって動作する装置の場合必要とな
るかもしれない電極板の清掃頻度を最小限にする事がで
きる。
電極に電圧勾配を印加するには例えば電極の全体又は一
部の下部を覆う厚膜抵抗又は薄膜抵抗を設けたり、電極
にかかる所望の電圧降下を得るための抵抗性物質の電極
を含むなど多くの方法があるが、上述のようにセグメン
ト化された導電性板を用いる技法は好適な実施例である
更に、従来の環境下で非常に高い電圧供給源を必要とし
ていたものに比較して切換えられる電圧が低くて済む(
所与の実施例で約3.3KV)から、第2図に示すよう
な単一の電圧勾配の電極が使用されるときには殆んどど
んな電圧供給源やスイッチでも使用できるであろうし、
又それで十分であろう。
第5A図には好適な水平方向傾き電圧供給源25を示す
第2図に示す実施例に特に図示の水平方向傾き電圧供給
源25を適用し得るが、第3B図に示す実施例で使用す
るには一部修正して上部電極板及び下部電極板の両方に
(2個のそのような電圧供給源を与えて)適用できる事
も理解されたい。
第5A図を参照すると、入力A及びBはトランジスタT
2のベースへのB入力がAとみなされるように互いに反
対の入力である。
A及びBへの入力はどんな電源からも引出され得るが、
例えばキャリアがその移動路の右手の側にあるか左手の
側にあるかを表わすI BM6640ドキユメントプリ
ンタで使用される従来のスイッチから引出されても良い
尚この場合のキャリア位置はキャリア移動範囲を表示す
る格子上の領域を含み米国特許第3834505号、同
第3831728号又は同第4050564号に示すよ
うな格子を表示する。
第5A図に戻って、Aへの入力が高レベルにあり且つB
への入力が低レベルにあると仮定すれば、トランジスタ
T1は飽和され、電圧供給源V1は抵抗R1を介しトラ
ンジスタT1を介してアースへ電流を流す。
この事は点V2の電圧もアースにある事を意味する。
従って電流は点■1から抵抗R2を経て点V3へ、且つ
抵抗R2、ダイオードD2を経て抵抗分割器R3及びR
4へと流れる。
抵抗R3及びR4の中間からの電圧V6は電圧調整器I
C1の非反転入力NIに印加される。
電圧調整器IC1の内部にあっても又は外部基準電圧で
あっても良い基準電圧Vつ、からの電圧v9はポテンシ
ョメータP1を経てICiの反転入力に印加される。
この基準電圧が外部電圧からのものであれば、抵抗負荷
即ち負荷回路網26に印加される負荷電圧はvREFに
印加される電圧に追従する事になろう。
下記の態様に於て、電圧■3は電圧■6を電圧■9に等
しく維持するのに必要なレベルに保持される事になろう
電圧■3が電圧を増加し始めると仮定しよう。
これは電圧V6を増加させ、更にその出力である電圧調
整器IC1の電圧V7を増加させる。
電圧V7の増加により抵抗R8を経てトランジスタT2
のベースにはより多くの電流が流れる。
トランジスタT2はより激しく導通し、抵抗R2により
多くの電圧降下を生じさせ、斯して電圧V6が電圧v9
に等しくなるまで電圧■3を減少させる。
V3での電圧が減少し始め電圧V6を電圧■9よりも低
くさせる場合には、電圧v7は減少し、トランジスタT
2へのベース駆動電圧を下げる。
この結果トランジスタT2はそれ程激しく導通しなくな
り、抵抗R2にもそれ程の電圧降下を生じさせず電圧V
6が再び電圧v9に等しくなるまで点V3の電圧を増加
させる。
上記で理解されるように、点V(R3+R4) 3の電圧は V6+■D2に等しい4 レベルに維持される。
尚、電圧V6は電圧V9に等しい。
逆に、もしもBが高レベルになりAが低レベルになるな
らば、トランジスタT2が飽和する事になり、電圧■1
からの電流は抵抗R1を経て電圧V2とと、またダイオ
ードD1を経、抵抗分割器R3及びR4を経て流れ、電
圧v6を生じる。
点■2の電圧は、点V7の電圧がトランジスタT1を駆
動する事を除けば上記で開示したような点V3での電圧
と同じ態様で調整され、斯して(R3十R4) 電圧V2− ■6+VD1、但し電4 圧V6が電圧V9に等しい、を維持するに必要な量だけ
抵抗R1を経て流れる電流を制御する。
例えば傾げや際立たせというような事を可能ならしめる
事が望ましい場合には、両人力A及びBを高レベルにし
両トランジスタT1及びT2が飽和し、点v2及びv3
の電圧がほぼアース電位即ちOVになれるようにすれば
良い。
更に、ポテンショメータP1を調節する事によって、負
荷に印加される電圧の範囲を変え、傾きの程度を所望の
通り修正する事ができる。
この多くの抵抗及びダイオードは表面上、当業者に容易
に判る所期の目的を有しているが、この回路の場合ダイ
オードD5は高電圧アーク保護ダイオードである。
もしも負荷に高電圧アークが生じたならば、そのエネル
ギはいずれかのダイオードDI、D2乃至D5によりV
1電圧供給源と遮断される。
第5B図には、負荷にかかる種々の入力状態又は出力状
態の電圧を図示する。
例えば入力Aが低レベルにあり、入力Bが高レベルにあ
るとき、点V3の電圧は低レベルにあり、点V2の電圧
は高レベルにある。
また人力Aが高レベルにあり、入力Bが低レベルにある
ときはv3の電圧が高レベルにあり、且つ■2の電圧は
低レベルにある。
下記は第2図に関連して与えた例の動作状態の下で、以
前に説明したような水平方向傾き電圧供給源25を動作
させるのに印加され得る素子の値及び適当な電圧のリス
トである。
V1=270±10%■ V2及びV3二160乃至200V (アース電位に対し) V4=12V V5=5V R1,R2=100に、2W R3=1.3M R4=43K R5,R8=51K R6、R7=10K R9=18K P1=10にポテンショメータ CI=0.47μf Dl、D2=IN5395 D3 、D4=IN482 D5=IN5395 T1及びT2二2N3439 IC1=723電圧調整器 次に本発明をキャリア速度と関連させた実施例について
説明しよう。
キャリア移動により引起される傾きを修正するよう電界
の歪みを自動的に制御するためキャリア速度がモニター
され使用される。
偏向電極相互間の電界の歪みを制御可能に変えるフィー
ドバックループな与えるようキャリアの速度をモニター
するには多数の方法があや。
米国特許第3831728号及び第3834505号明
細書では、任意の時刻のキャリアの正確な位置をシステ
ム論理装置に表示するため光源とホトトランジスタと協
働して格子条片が使用される。
先ず第6図を参照すると、キャリア45がキャリア駆動
手段46に結合されているように図示されている。
このキャリア駆動手段46は適当なプーリ47及び48
を含み、更に適当なりラッチ、駆動軸等50を結合する
ケーブル49がこれらのプーリの廻りに捲かれたものか
ら成る。
溝45Aがキャリア45の中にキャリアの移動方向に(
右から左へ又は左から右へ)延び、この溝45Aを通し
て格子条片55が通過する。
この格子条片はその両端55A及び55Bで機械枠に結
合されている。
従来と同様に、枠にはキャリア左基準スイッチ56A及
びキャリア右基準スイッチ56Bを装着させる。
第7図を参照すると、格子検知器構成体60が示されて
いるが、この構成体はキャリア45上に装着されそして
例えば45Aの内部に位置付けられる。
本実施例では、格子条片55の一方の側に1対の光源6
1及び62(例えば発光ダイオード)を本構成体が含ん
でいる。
格子条片55の反対側には検知手段、本実施例では1対
のホトトランジスタ63及び64が位置付けられる。
この光源と格子条片との間には、格子条片55上の不透
明な線55Aと位相の合うよう位置付けられた第1部分
65と、位相の合わないよう位置付けられた第2部分6
6とを有する格子マスクがある。
この2つの部分65及び66は互いに900位相がずれ
ている。
光源62、格子マスク65及びホトトランジスタ64を
含むチャネルの出力が適当な増幅後、電子的論理装置に
接続される。
この電子的論理装置はキャリアの位置を表示する為格子
条片上の線を普通は計数する。
キャリアの移動方向は上述のチャネルの位相関係によっ
て表わされる。
このチャネルは光源61、格子マスク66及びホトトラ
ンジスタ63より成る。
この2つのチャネル間の位相関係の故に、この第2のチ
ャネルの出力は常にキャリアの移動方向に応じ第1のチ
ャネルの出力に先行するか又は後に従う事になろう。
この様にして、キャリアの正確な位置と移動方向が常に
検知され得る。
どちらの検知器(ホトトランジスタ63又は64)の出
力でも適当な回路とともにその速度を表示するよう、そ
してキャリア速度による文字の傾きに必要な補償量を表
示するよう使用され得る。
この為に、そして又第8図に示すように、格子検知器(
適当に増幅された後のトランジスタ63又は64の出力
)は第8図の67で示すのと同様のパルス列(点67A
にみられるようなパルス列)を発射する。
キャリアが例えば矢印68の方向に移動するときパルス
列がパルス相互間の時間Tに関し一様になるまではその
最終的な速度を表わすパルスよりは最初のパルスの方が
余計に離れている。
斯して、キャリアは最初それが設計速度に達する迄は加
速され、その後そのパルス列は一様になる。
このパルス列67は周波数電圧変換器70へ与えられ、
更にそこから点71Aに第8図の71で示すのと似た時
間に対する電圧を表わす波形の出力を生じる。
この変化する電圧は第5A図の水平方向傾き電圧供給源
250基準電圧(Vref)に印加され得る。
その後、キャリアの方向に応じ例えばv3からV2へ又
はその逆へと抵抗負荷26により生じる電圧降下が、キ
ャリアの速度に正比例する電圧を少なくとも1個の偏向
電極に印加し、これによって傾きを自動的に補償する事
になろう。
周波数電圧変換器IC2及びそれと協働する回路を第9
図に示す。
これでは標準のRaytheon4151標準回路の周
波数電圧変換器がIC2として使用され得る。
そのような回路用の種々の抵抗値及び容量値を下記に開
示する。
そしてこれはピークからピークまで約5Vの矩形波即ち
パルス入力をもつ約10Vまでの基準電圧出力を可能に
する。
R1O=10K R11=10K R12=5K R13=10K R14=6.8K R15=14K R16=100K C2=0.01μf C3=1μf C4=0.022μf 勿論、所与の実施例で、任意の周波数電圧変換器が使用
され得る。
第10図は図示の・ような入力A及び入力Bをもち、第
5A図の電圧調整器IC1のVrefへの反転入力をも
つ第5A図に示す負荷の為の電圧変化を示す。
この電圧波形が周波数電圧変換器70からの反転入力波
形電圧に従う事に留意されたい。
そしてこの様にして、キャリアの速度はプリンタの速度
に拘らず傾きに必要な補償を与えるよう偏向電極に印加
される電圧を直接制御する事になろう。
もしも傾きが際立たせの為などで必要であればポテンシ
ョメータP1を調節しても良い。
従って、本発明の第1実施例は構造が簡単で、インクジ
ェットプリンタに於るパターン又は像の傾きを自動的に
制御するのに使用でき、普通のインクジェットプリンタ
でのキャリア移動による自然の傾きを修正するか又は際
立たせ等の為そのような傾きをわざと生じさせるよう制
御する為傾きの具合を直す事ができる装置を提供する。
更に、インク滴流の走査方向(即ち下から上へか又はそ
の逆)や、キャリア又は記録受取媒体の移動方向に拘ら
ず、電界の歪みを自動的に制御する事ができる。
従って、本発明の第2実施例はインクジェットプリンタ
に於るパターン又は像の傾きを制御するために使用され
得るその性質上簡単な装置を提供でき、更に従来のイン
クジェットプリンタに於るキャリア運動により生じてい
た自然の傾きを修正したり又は際立たせ等の為にそのよ
うな傾きを生じさせるよう匍脚され得る傾き調整機能を
可能にするという効果を奏する。
更にインク滴流の走査方向(例えば下から上へ又はその
逆)に拘らず、キャリア又は記録受取媒体の運動方向や
電界の歪みを制御し得る効果をも奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は帯電振幅制御型の典型的なインクジェットプリ
ンタを示す倒立面図的な一部破断した図式図である。 第2図は第1図の線2−2に沿う拡大断面図であり、本
発明に従う1実施例を示すものである。 第3A図は典型的な偏向板位置付けに於る従来技法の偏
向電極装置の電界方向線及び等電位線の図式図である。 第3B図は電極相互間の電界を歪めるよう両偏向電極を
横切って印加される電位差又は電圧勾配によって電界方
向線が歪められるところの本発明の別の実施例を示す事
を除けば第3A図と同じ図である。 第4図は偏向板に必要な電圧勾配が印加されるよう第2
図に示すような1つの電極を物理的に装着する為の手段
の拡大斜視図である。 第5A図は第1図及び第2図に示す偏向電極板のうちの
少なくとも1枚に必要な電圧勾配が印加されるための水
平方向の傾き電源を表わす図式図である。 第5B図は第5A図の図式図上の種々の点の電圧波形図
である。 第6図はキャリアの移動中の任意の瞬間のキャリアの正
確な位置を表示するために使用されるキャリア、その駆
動機構の一部及び格子条片を示す図式的な斜視図である
。 第1図は格子検知器構成体の拡大斜視図である。 第8図は文字又はパターンの傾きに於るキャリア速度を
補償するための偏向電界の歪みを制御する手段を示す図
式的ブロック図である。 第9図は第8図に示す図の周波数変換器部の図式図であ
る。 そして第10図は第5A図の適当な入力に印加される第
8図及び第9図に示す回路からの出力とともに負荷に印
加される電圧の波形図である。 16・・・・・・帯電電極、17・・・・・・インク滴
流、18・・・・・・第1の(上部)偏向電極板、19
・・・・・・第2の(下部)偏向電極板、21・・・・
・・導電性部分(セグメント)、21A・・・・・・タ
ブ、21B・・・・・・接点ソケット、22・・・・・
・絶縁部分(セグメント)、23・・・・・・水平方向
電圧供給源、25・・・・・・水平方向傾き電圧供給源
、25A・・・・・・スイッチ、26・・・・・・負荷
回路網、27・・・・・・キャリア移動方向、28・・
・・・・抵抗モジュール、46・・・・・・キャリア駆
動手段、55・・・・・・格子条片、60・・・・・・
格子検知器構成体、70・・・・・・周波数電圧変換器

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 インク滴の流れを射出するノズルと、記録信号に応
    じて上記インク滴を帯電する帯電電極と、上記インク滴
    の流れの両側に夫々隔てて配設された第1及び第2の偏
    向電極と、上記偏向電極相互間に上記インク滴の電荷の
    大きさに従って上記インク滴を偏向するための電界を生
    じさせるよう上記偏向電極に接続された電圧供給手段と
    、上記偏向電極によって偏向される上記インク滴で上記
    記録信号に応じた像を形成するための記録受取手段と、
    上記ノズル及び上記偏向電極を装着するキャリア手段と
    、上記記録受取手段と上記キャリア手段との間に上記イ
    ンク滴の偏向方向と交叉する方向の相対運動を生じさせ
    る手段と、上記相対運動の速度を検知する為の速度検知
    手段とを具備し、更に 上記第1及び第2の偏向電極のうちの少なくとも一方の
    偏向電極が上記相対運動の方向に複数個の導電性のセグ
    メントに分割され、 上記速度検知手段で検知された速度に応じて上記電圧供
    給手段から上記各セグメント相互に異なる電位を印加さ
    せる手段を具備することを特徴とするインクジェットプ
    リンタ。 2 上記速度検知手段が、上記相対運動の方向を検知す
    る手段であり、 上記印加させる手段が、該検知された方向に応じて上記
    電圧供給手段から上記各セグメント相互に異なる電位を
    印加させる手段であることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載のインクジェットプリンタ。
JP14055878A 1977-12-23 1978-11-16 インクジエツトプリンタ Expired JPS5842030B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US05/864,066 US4138688A (en) 1977-12-23 1977-12-23 Method and apparatus for automatically controlling the inclination of patterns in ink jet printers
US05/864,068 US4167741A (en) 1977-12-23 1977-12-23 Raster slant control in an ink jet printer

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5487530A JPS5487530A (en) 1979-07-12
JPS5842030B2 true JPS5842030B2 (ja) 1983-09-16

Family

ID=27127798

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6099619A (ja) * 1983-11-07 1985-06-03 Matsushita Electric Ind Co Ltd 金型装置
JPS63106622U (ja) * 1986-12-26 1988-07-09

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