JPS5841979B2 - 羽根車加工のための放電用電極移動装置 - Google Patents
羽根車加工のための放電用電極移動装置Info
- Publication number
- JPS5841979B2 JPS5841979B2 JP50039965A JP3996575A JPS5841979B2 JP S5841979 B2 JPS5841979 B2 JP S5841979B2 JP 50039965 A JP50039965 A JP 50039965A JP 3996575 A JP3996575 A JP 3996575A JP S5841979 B2 JPS5841979 B2 JP S5841979B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- workpiece
- electrode
- machining
- ring
- impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23H—WORKING OF METAL BY THE ACTION OF A HIGH CONCENTRATION OF ELECTRIC CURRENT ON A WORKPIECE USING AN ELECTRODE WHICH TAKES THE PLACE OF A TOOL; SUCH WORKING COMBINED WITH OTHER FORMS OF WORKING OF METAL
- B23H9/00—Machining specially adapted for treating particular metal objects or for obtaining special effects or results on metal objects
- B23H9/10—Working turbine blades or nozzles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、放電加工法による分割型羽根車の荒加工にお
いて、加工表面に力日工液噴出口に対応した突起が形成
されないように企図した放電用電極の移動装置に関する
。
いて、加工表面に力日工液噴出口に対応した突起が形成
されないように企図した放電用電極の移動装置に関する
。
従来、分割型（半割型）羽根車はエンドミルによる切削
加工ですべて仕上げられていたため、加工能率が極めて
低かったのである。
加工ですべて仕上げられていたため、加工能率が極めて
低かったのである。
そこで、荒刃ロ工を高速放電で行な゛うと共に仕上げ加
工のみ従来のエンドミルで行ない、加工工数の低減と加
工能率の向上とを同時に達成する方法が開発された。
工のみ従来のエンドミルで行ない、加工工数の低減と加
工能率の向上とを同時に達成する方法が開発された。
このような羽根車の放電加工は、その作業原理を表す第
１図に示すように、力日工液を電極３の内部に形成され
た加工液導入路４から加工液噴出口５を介して電極３の
先端と下穴のない平坦な被カロ工物１との隙間に供給す
る一方、電極３を単に加工深さ方向にのみ送るようにし
ているため、波力ロ工物１の加工表面にカロエ液噴出口
５と対応する突起２が残ってしまう欠点があった。
１図に示すように、力日工液を電極３の内部に形成され
た加工液導入路４から加工液噴出口５を介して電極３の
先端と下穴のない平坦な被カロ工物１との隙間に供給す
る一方、電極３を単に加工深さ方向にのみ送るようにし
ているため、波力ロ工物１の加工表面にカロエ液噴出口
５と対応する突起２が残ってしまう欠点があった。
これは、加工液噴出口５の部分では被カロエ物１との間
で放電が発生しないためであり、結果としてエンドミル
を用いた機械力ロエによる仕上げを行なう場合、この突
起２が工具寿命に悪影響を及ぼし、加工工数及びコスト
が多くかかつてしまう不具合を生ずる。
で放電が発生しないためであり、結果としてエンドミル
を用いた機械力ロエによる仕上げを行なう場合、この突
起２が工具寿命に悪影響を及ぼし、加工工数及びコスト
が多くかかつてしまう不具合を生ずる。
そこで、第２図に示すように加工液導入路４及び加工液
噴出口５が形成された電極３を下穴のない被加工物１に
対する加工深さ方向の送りに対して直角な方向（波力ｌ
工物１の表面と平行な方向）に往復動させながらカロエ
送りすることが提案されており、これによって被カロエ
物１の加工表面に対する突起２の発生を未然に防止する
ことが可能となる。
噴出口５が形成された電極３を下穴のない被加工物１に
対する加工深さ方向の送りに対して直角な方向（波力ｌ
工物１の表面と平行な方向）に往復動させながらカロエ
送りすることが提案されており、これによって被カロエ
物１の加工表面に対する突起２の発生を未然に防止する
ことが可能となる。
この方日工方法では従来のものより加工速度を約二割程
度増大させることができ、電極３及び被加工物１間のギ
ャップが常に放電し易い状態となって力日工屑の排出も
スムースになる。
度増大させることができ、電極３及び被加工物１間のギ
ャップが常に放電し易い状態となって力日工屑の排出も
スムースになる。
又、被加工物１と電極３との相対位置が変化することに
より、電極３の消耗（除去体積の３％以下）は加工面全
体に互って均一となる等の効果が表れる。
より、電極３の消耗（除去体積の３％以下）は加工面全
体に互って均一となる等の効果が表れる。
本発明はかかる知見に基づき、上述した力日工方法を実
現し得る羽根車力ロエのための放電用電極の移動装置を
提供することを目的とする。
現し得る羽根車力ロエのための放電用電極の移動装置を
提供することを目的とする。
この目的を達成する本発明の構成は、羽根車となる円板
状をなす被カロエ物に対して同心状に配置され且つ正逆
転を反復する揺動リングと、前記被加工物に加工される
羽根の数に対応して前記被加工物の上方に等間隔に環状
に配置されると共に前記羽根の形状に対応した案内面を
有する複数のガイドブロックと、これらガイドブロック
の前記案内面に沿ってそれぞれの摺動自在に取り付けら
れると共に前記被加工物の表面側に開口してカロエ液を
この被加工物の表面に向けて供給する力目工液導入路が
内部に形成された複数の電極と、一端がそれぞれピンを
介して前記揺動リングに等間隔に枢支され且つ他端がそ
れぞれ絶縁ピンを介して前記電極に枢着された複数のリ
ンクと、前記揺動リング及び前記ガイドブロックと共に
前記電極を前記被加工物の表面に対して垂直な刃口工法
さ方向に送る送り駆動手段とを具えたものである。
状をなす被カロエ物に対して同心状に配置され且つ正逆
転を反復する揺動リングと、前記被加工物に加工される
羽根の数に対応して前記被加工物の上方に等間隔に環状
に配置されると共に前記羽根の形状に対応した案内面を
有する複数のガイドブロックと、これらガイドブロック
の前記案内面に沿ってそれぞれの摺動自在に取り付けら
れると共に前記被加工物の表面側に開口してカロエ液を
この被加工物の表面に向けて供給する力目工液導入路が
内部に形成された複数の電極と、一端がそれぞれピンを
介して前記揺動リングに等間隔に枢支され且つ他端がそ
れぞれ絶縁ピンを介して前記電極に枢着された複数のリ
ンクと、前記揺動リング及び前記ガイドブロックと共に
前記電極を前記被加工物の表面に対して垂直な刃口工法
さ方向に送る送り駆動手段とを具えたものである。
以下、本発明による羽根車力ロエのための放電用電極移
動装置の一実施例について全体の概略構造を表す第３図
ａ及びその電極の部分の縦断同構造を表す第３図す更に
その主要部の外観を表す第４図を参照しながら詳細に説
明する。
動装置の一実施例について全体の概略構造を表す第３図
ａ及びその電極の部分の縦断同構造を表す第３図す更に
その主要部の外観を表す第４図を参照しながら詳細に説
明する。
円板状をなす被加工物１と同心状に配設される揺動リン
グ１０はその外周面に等間隔に当接する複数個（本実施
例では３個）のリング支えローラ１２によって挟圧把持
されており、揺動リング１０に形成された図示しない歯
車部と噛み合う揺動歯車１１の正逆転により揺動リング
１０は交互に一定角度の範囲で正逆転を反復するように
なっている。
グ１０はその外周面に等間隔に当接する複数個（本実施
例では３個）のリング支えローラ１２によって挟圧把持
されており、揺動リング１０に形成された図示しない歯
車部と噛み合う揺動歯車１１の正逆転により揺動リング
１０は交互に一定角度の範囲で正逆転を反復するように
なっている。
被カロエ物１の上方には、この被加工物１に加工される
羽根の形状に対応した図示しない案内面を有するガイド
ブロック６が前記羽根の数に対応して等間隔に環状に配
置されており、このガイドロック６にはそれぞれ電極３
が前記案内面に沿って摺動自在に取り付けられている。
羽根の形状に対応した図示しない案内面を有するガイド
ブロック６が前記羽根の数に対応して等間隔に環状に配
置されており、このガイドロック６にはそれぞれ電極３
が前記案内面に沿って摺動自在に取り付けられている。
前記羽根の数に対応して一端がそれぞれ揺動リング１０
にピン９を介して等間隔に枢着されたリンク８の他端は
、それぞれ絶縁ピン７を介して電極３に枢着されており
、従って揺動リング１０の正逆転運動がガイドブロック
６の案内面に沿った電極３の往復運動に変換される。
にピン９を介して等間隔に枢着されたリンク８の他端は
、それぞれ絶縁ピン７を介して電極３に枢着されており
、従って揺動リング１０の正逆転運動がガイドブロック
６の案内面に沿った電極３の往復運動に変換される。
そこで、電極３に形状された加工液導入路４の末端部の
加工液噴出口５の直径以上に電極３が往復運動するよう
、リンク８の長さ及び揺動リング１０の揺動回転角を適
当な値に設定することにより、従来、加工面で形状され
ていた突起を自動的に無くすことが可能となる。
加工液噴出口５の直径以上に電極３が往復運動するよう
、リンク８の長さ及び揺動リング１０の揺動回転角を適
当な値に設定することにより、従来、加工面で形状され
ていた突起を自動的に無くすことが可能となる。
なお、本装置全体は被加工物１の力日工面に対して垂直
なカロエ深さ方向に送る図示しない送り駆動手段によっ
て第３図中、紙面に対して垂直な方向に往復動自在とな
っている。
なカロエ深さ方向に送る図示しない送り駆動手段によっ
て第３図中、紙面に対して垂直な方向に往復動自在とな
っている。
本実施例では羽根の形状が完全な放射状となっているた
め、電極３を被カロエ物１の半径方向に往復運動させる
ようにしたが、本発明の他の一実施例をそれぞれ表す第
５図及び第６図に示すように、被加工物１の羽根の形状
に対応した図示しない案内面を有するガイドブロック６
を使用することにより、電極３を被加工物１の接線方向
に往復移動させたり、或いは曲線状に往復移動させるこ
とが可能であり、任意の羽根形状に加工することができ
る。
め、電極３を被カロエ物１の半径方向に往復運動させる
ようにしたが、本発明の他の一実施例をそれぞれ表す第
５図及び第６図に示すように、被加工物１の羽根の形状
に対応した図示しない案内面を有するガイドブロック６
を使用することにより、電極３を被加工物１の接線方向
に往復移動させたり、或いは曲線状に往復移動させるこ
とが可能であり、任意の羽根形状に加工することができ
る。
このように本発明の羽根車加工のための放電用電極移動
装置によると、被加工物と同心状の揺動リングと羽根の
形状に対応した案内面に沿ってガイドブロックを摺動す
る電極とリンクを介して連結し、電極を加工深さ方向と
直角な方向に往復運動させるようにしたので、極めて簡
単な構造にもかかわらず、羽根車の荒カロエを加工液噴
出口に対応した突起を形成することなく一変に行なうこ
とが可能となった。
装置によると、被加工物と同心状の揺動リングと羽根の
形状に対応した案内面に沿ってガイドブロックを摺動す
る電極とリンクを介して連結し、電極を加工深さ方向と
直角な方向に往復運動させるようにしたので、極めて簡
単な構造にもかかわらず、羽根車の荒カロエを加工液噴
出口に対応した突起を形成することなく一変に行なうこ
とが可能となった。
第１図は従来の方法による放電刃口工法であり、上刃切
ロエ中を、その下が仕上げ面の状態をそれぞれ表す斜視
図、第２図は、本発明で利用した放電加工法であり、上
がカロエ中を、その下が仕上げ面の状態をそれぞれ表す
斜視図、第３図ａは本発明による放電用電極移動装置の
一実施例の概略図、第３図すはその電極の部分の縦断面
図、第４図はその主要部の機構を表す斜視図、第５図及
び第６図は本発明によるガイドブロックの他の一実施例
の概略形状を表す作業概念図であり、図中の符号で、１
は被加工物、２は突起、３は電極、４は加工液導入路、
５はカロエ液噴出口、６はガイドブロック、７は絶縁ピ
ン、８はリンク、９はピン、１０は揺動リング、１１は
揺動歯車である。
ロエ中を、その下が仕上げ面の状態をそれぞれ表す斜視
図、第２図は、本発明で利用した放電加工法であり、上
がカロエ中を、その下が仕上げ面の状態をそれぞれ表す
斜視図、第３図ａは本発明による放電用電極移動装置の
一実施例の概略図、第３図すはその電極の部分の縦断面
図、第４図はその主要部の機構を表す斜視図、第５図及
び第６図は本発明によるガイドブロックの他の一実施例
の概略形状を表す作業概念図であり、図中の符号で、１
は被加工物、２は突起、３は電極、４は加工液導入路、
５はカロエ液噴出口、６はガイドブロック、７は絶縁ピ
ン、８はリンク、９はピン、１０は揺動リング、１１は
揺動歯車である。
Claims (1)
- １ 羽根車となる円板状をなす被加工物に対して同心状
に配置され且つ正逆転を反復する揺動リングと、前記被
カロエ物に力ロエされる羽根の数に対応して前記波力ｌ
工物の上方に等間隔に環状に配置されると共に前記羽根
の形状に対応した案内面を有する複数のガイドブロック
と、これらガイドブロックの前記案内面に沿ってそれぞ
れ摺動自在に取り付けられると共に前記被加工物の表面
側に開口して加工液をこの被加工物の表面に向けて供給
する加工液導入路が内部に形成された複数の電極と、一
端がそれぞれピンを介して前記揺動リングに等間隔に枢
支され且つ他端がそれぞれ絶縁ピンを介して前記電極に
枢着された複数のリンクと、前記揺動リング及び前記ガ
イドブロックと共に前記電極を前記被加工物の表面に対
して垂直な加工深さ方向に送る送り駆動手段とを具えた
羽根車加工のための放電用電極移動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50039965A JPS5841979B2 (ja) | 1975-04-02 | 1975-04-02 | 羽根車加工のための放電用電極移動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP50039965A JPS5841979B2 (ja) | 1975-04-02 | 1975-04-02 | 羽根車加工のための放電用電極移動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS51115398A JPS51115398A (en) | 1976-10-09 |
| JPS5841979B2 true JPS5841979B2 (ja) | 1983-09-16 |
Family
ID=12567658
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP50039965A Expired JPS5841979B2 (ja) | 1975-04-02 | 1975-04-02 | 羽根車加工のための放電用電極移動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5841979B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10300544B2 (en) | 2016-05-23 | 2019-05-28 | General Electric Company | Machining and manufacturing systems and method of operating the same |
| CN110524071B (zh) * | 2019-08-30 | 2020-09-08 | 中国航发动力股份有限公司 | 一种变截面叶片的精密电解加工方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1024699A (en) * | 1964-03-05 | 1966-03-30 | English Electric Co Ltd | Formation of cavities in metals |
-
1975
- 1975-04-02 JP JP50039965A patent/JPS5841979B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1024699A (en) * | 1964-03-05 | 1966-03-30 | English Electric Co Ltd | Formation of cavities in metals |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS51115398A (en) | 1976-10-09 |
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