JPS5841729B2 - 床敷体の製造方法 - Google Patents
床敷体の製造方法Info
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- JPS5841729B2 JPS5841729B2 JP52111355A JP11135577A JPS5841729B2 JP S5841729 B2 JPS5841729 B2 JP S5841729B2 JP 52111355 A JP52111355 A JP 52111355A JP 11135577 A JP11135577 A JP 11135577A JP S5841729 B2 JPS5841729 B2 JP S5841729B2
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- sheet
- synthetic resin
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- Floor Finish (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Molding Of Porous Articles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は床敷体の製造方法に関するものである。
近年、コンクリート建造物の高層化は著しく、すでに1
00米を超す高層ビルが数多く建てられている。
00米を超す高層ビルが数多く建てられている。
これら、ビルの高層化に伴い、すべての建築材料に関し
て軽量化が要求されて来ているが、コンクリート床面に
施工されるプラスチック床敷体においても同様の要求が
課せられている。
て軽量化が要求されて来ているが、コンクリート床面に
施工されるプラスチック床敷体においても同様の要求が
課せられている。
本発明はかかる要求に合致した床敷体、即ち軽量でクッ
ション性に富み、防音性、防滑性を有し、且つ耐摩耗性
及び装飾効果の大きい床敷体を製造する方法に関するも
のであって、数種類の異着色合成樹脂ペレットを不均質
溶融条件下で、予め第20−ルを低温に設定しである逆
り型3本ロールカレンダーに供給し圧延してなる擬大理
石模様シートを表面層とし、その裏面に、予め製造され
た繊維質裏打材を有する独立発泡構造の合成樹脂スポン
ジシートを接着剤を介して積層することを特徴とする製
造方法であって、その実施例を図面について説明する。
ション性に富み、防音性、防滑性を有し、且つ耐摩耗性
及び装飾効果の大きい床敷体を製造する方法に関するも
のであって、数種類の異着色合成樹脂ペレットを不均質
溶融条件下で、予め第20−ルを低温に設定しである逆
り型3本ロールカレンダーに供給し圧延してなる擬大理
石模様シートを表面層とし、その裏面に、予め製造され
た繊維質裏打材を有する独立発泡構造の合成樹脂スポン
ジシートを接着剤を介して積層することを特徴とする製
造方法であって、その実施例を図面について説明する。
異着色合成樹脂ペレット7は塩化ビニル樹脂を主体とす
るものであって、塩化ビニルと他の七ツマ−との共重合
体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、塩素化ポリエチレ
ン−ABS MBSなどの熱可塑性合成樹脂も使用で
きる。
るものであって、塩化ビニルと他の七ツマ−との共重合
体、酢酸ビニル−エチレン共重合体、塩素化ポリエチレ
ン−ABS MBSなどの熱可塑性合成樹脂も使用で
きる。
これら熱可塑性合成樹脂の単独もしくは複数種の混合樹
脂を主成分とし、これに可塑剤、充填剤と共に着色顔料
を加えた配合物を4〜8mm程度の厚めのシートに加工
し−これをペレタイザーにかけて4×4〜B×8m峨度
のペレットにする。
脂を主成分とし、これに可塑剤、充填剤と共に着色顔料
を加えた配合物を4〜8mm程度の厚めのシートに加工
し−これをペレタイザーにかけて4×4〜B×8m峨度
のペレットにする。
同様の手段で、異った色に着色されたペレットを数種類
作っておき、これら異着色ペレットを、要求される配色
に合わせて各々の量を秤量して、これらの秤量されたペ
レットを混合機に入れて均一な分布になる様に混合分散
せしめる。
作っておき、これら異着色ペレットを、要求される配色
に合わせて各々の量を秤量して、これらの秤量されたペ
レットを混合機に入れて均一な分布になる様に混合分散
せしめる。
この様に均一に分散された混合ペレットを、ペレットを
構成する樹脂の軟化点以上の温度に加熱する。
構成する樹脂の軟化点以上の温度に加熱する。
この場合の加熱の程度は、所望の擬大理石模様に応じて
制御されるべきで、ペレット同志が融着し、ペレットの
原型が失われる程度に加熱すると、得られる模様はペレ
ットの流れが過大となり、均質な混色状態となり、且つ
表面も平らとなって、従来からあるような大理石模様の
ものしか得られない。
制御されるべきで、ペレット同志が融着し、ペレットの
原型が失われる程度に加熱すると、得られる模様はペレ
ットの流れが過大となり、均質な混色状態となり、且つ
表面も平らとなって、従来からあるような大理石模様の
ものしか得られない。
しかし乍らペレットが僅かに弾力性を呈するがペレット
の原型を保持し、且つバラバラと流動する状態の加熱状
態の場合は、得られる擬大理石模様は荒々しい模様とな
り、且つ表面も不規則な凹凸絞を持った防滑性に富んだ
ものとなる。
の原型を保持し、且つバラバラと流動する状態の加熱状
態の場合は、得られる擬大理石模様は荒々しい模様とな
り、且つ表面も不規則な凹凸絞を持った防滑性に富んだ
ものとなる。
加熱されたペレットを擬大理石模様を有する表面層シー
トに圧延するには逆り型3本ロール式カレンダーを用い
る。
トに圧延するには逆り型3本ロール式カレンダーを用い
る。
逆り型3本ロールカレンダーは一般的には該カレンダー
ロールは1箇のモーターによる連動駆動方式のものが用
いられているが本発明では、各ロールが夫々に単独駆動
出来る独立駆動式が適している。
ロールは1箇のモーターによる連動駆動方式のものが用
いられているが本発明では、各ロールが夫々に単独駆動
出来る独立駆動式が適している。
これは、擬大理石模様の出来具合がロールとロールとの
間の回転比によって大きく変化するからであって、第1
0−ル1と第20−ル2との間の回転比(面速比)は1
:1〜1:2の範囲で自由に変えられるものが良く、更
に第20−ル2と第30−ル3との間の回転比は1:1
〜1 : 1.4の範囲で変えられるものが良い。
間の回転比によって大きく変化するからであって、第1
0−ル1と第20−ル2との間の回転比(面速比)は1
:1〜1:2の範囲で自由に変えられるものが良く、更
に第20−ル2と第30−ル3との間の回転比は1:1
〜1 : 1.4の範囲で変えられるものが良い。
存否ロールの温度も重要な安置である。
即ち第10−ルの温度よりも第20−ルの温度を常に低
く保持することにより、擬大理石模様が非常に美麗で且
つ優れたものが得られるし、第20−ルに接触した面(
床敷体の表面になる)が無光沢状態で且つ、ところどこ
ろペレットの不均質熔融による盛りあがりがあって、凹
凸絞効果が得られ同時に非常に防滑性に富んだ表面とな
る。
く保持することにより、擬大理石模様が非常に美麗で且
つ優れたものが得られるし、第20−ルに接触した面(
床敷体の表面になる)が無光沢状態で且つ、ところどこ
ろペレットの不均質熔融による盛りあがりがあって、凹
凸絞効果が得られ同時に非常に防滑性に富んだ表面とな
る。
このペレットの不均質溶融による盛りあがり、又は凹凸
絞効果は、本発明による方法の1つの特徴であり、前1
工4.ズご1数士よ之薫乳し ンダーロールに供給することによって、より強調される
。
絞効果は、本発明による方法の1つの特徴であり、前1
工4.ズご1数士よ之薫乳し ンダーロールに供給することによって、より強調される
。
例えばAという着色ペレットは120℃で加熱しておき
1.Bという着色ペレットは100℃で加熱されていた
場合、これを合体して混合し、直ちにカレンダーに供給
して圧延した場合は、Aに対してBが非常に盛りあがっ
た状態のシートが得られる。
1.Bという着色ペレットは100℃で加熱されていた
場合、これを合体して混合し、直ちにカレンダーに供給
して圧延した場合は、Aに対してBが非常に盛りあがっ
た状態のシートが得られる。
また、同一の温度に加熱された攪拌機を用いる場合でも
、まずAを入れておき5分間攪拌した後、次いでBを同
じ攪拌機に投入して、Aと混合しつつ3分間加熱すると
、Aは充分な加熱を受けるのに対して、Bはあまり熱を
受けていないのでカレンダーに供給された場合、Aに対
してBが非常に盛りあがった状態のシートが得られる。
、まずAを入れておき5分間攪拌した後、次いでBを同
じ攪拌機に投入して、Aと混合しつつ3分間加熱すると
、Aは充分な加熱を受けるのに対して、Bはあまり熱を
受けていないのでカレンダーに供給された場合、Aに対
してBが非常に盛りあがった状態のシートが得られる。
これは加熱時間に時間差を設けたことによる効果である
。
。
更にまた、着色ペレットを製造する場合、使用する合成
樹脂の重合度の異なる樹脂を用いる事によってもこの凹
凸絞効果は得られる。
樹脂の重合度の異なる樹脂を用いる事によってもこの凹
凸絞効果は得られる。
即ちAという着色ペレットは重合度650のものである
場合Bの着色ペレットは重合度1000の樹脂を用いて
製造されたものであって、これらAとBを混合して同一
の温度で加熱されカレンダーに供給されて圧延した場合
、Aに対してBの部分が非常に盛り上った凹凸絞効果の
すぐれたシートが得られる。
場合Bの着色ペレットは重合度1000の樹脂を用いて
製造されたものであって、これらAとBを混合して同一
の温度で加熱されカレンダーに供給されて圧延した場合
、Aに対してBの部分が非常に盛り上った凹凸絞効果の
すぐれたシートが得られる。
重合の差を利用する凹凸絞効果の場合、相対する重合度
差が1.5倍以上の場合がすぐれた効果が得られる。
差が1.5倍以上の場合がすぐれた効果が得られる。
第10−ル1と第20−ル2とにより構成される第1ニ
ツプ4ではペレットを押し潰して平らに圧延し、第20
−ルと第30−ル3とにより構成される第2ニツプ5で
は、第1ニツプを通過したシートを、正しい厚さになる
様仕上げ圧延する。
ツプ4ではペレットを押し潰して平らに圧延し、第20
−ルと第30−ル3とにより構成される第2ニツプ5で
は、第1ニツプを通過したシートを、正しい厚さになる
様仕上げ圧延する。
この第2ニツプを通過する場合も第20−ルは第30−
ルに対して常に低い温度に保持することにより、擬大理
石模様を過度に乱すことなく、厚さのみを仕上げる作用
が課せられる。
ルに対して常に低い温度に保持することにより、擬大理
石模様を過度に乱すことなく、厚さのみを仕上げる作用
が課せられる。
この様にして圧延されたシート8は金属性ロール9とバ
ックアップロール10の間で押圧されて、次の冷却装置
に導入され、巻取られる。
ックアップロール10の間で押圧されて、次の冷却装置
に導入され、巻取られる。
この様にして取られた擬大理石模様シート8はその裏面
に、この擬大理石模様の支配色と同系色を有する着色シ
ート11を積層してその裏面に、又は積層せずそのまま
裏面に繊維質裏打材12′を有する合成樹脂スポンジシ
ート12と擬着剤24を介して積層する。
に、この擬大理石模様の支配色と同系色を有する着色シ
ート11を積層してその裏面に、又は積層せずそのまま
裏面に繊維質裏打材12′を有する合成樹脂スポンジシ
ート12と擬着剤24を介して積層する。
即ち第2図の工程によれは、まず繊維質裏打材である基
布12′で裏打ちした合成樹脂スポンジシート12を準
備しておく。
布12′で裏打ちした合成樹脂スポンジシート12を準
備しておく。
この合成樹脂スポンジシート12は、これ自体、床敷体
用として適合する様に発明されたもので、特願昭48−
57391号、同48−57392号、同48−571
18号の明細書に記載された非発泡層の欠除するもので
あって、床敷体としての性能、特に残留へこみ性などの
へこみ特性のすぐれた配合によるものである。
用として適合する様に発明されたもので、特願昭48−
57391号、同48−57392号、同48−571
18号の明細書に記載された非発泡層の欠除するもので
あって、床敷体としての性能、特に残留へこみ性などの
へこみ特性のすぐれた配合によるものである。
従来、この種の合成樹脂スポンジシート系の床敷体の製
造法は、いくつか提案されて来ているが、いずれも、表
面層となる非発泡層を発泡性中間層(又は裏層)と一体
的に積層した後、発泡炉に通して加熱発泡せしめ、発泡
炉から出た直後、即ち表面層もスポンジ層も未だ熔融状
態にある時点で一定間隔に保持されている絞付押圧ロー
ル間を通して厚さの不陸と、表面への絞付けを行うとい
うものであった。
造法は、いくつか提案されて来ているが、いずれも、表
面層となる非発泡層を発泡性中間層(又は裏層)と一体
的に積層した後、発泡炉に通して加熱発泡せしめ、発泡
炉から出た直後、即ち表面層もスポンジ層も未だ熔融状
態にある時点で一定間隔に保持されている絞付押圧ロー
ル間を通して厚さの不陸と、表面への絞付けを行うとい
うものであった。
しかし乍ら、この方法は非常に大きな欠点を有する。
まず第1には厚さの不陸の補正が非常に困難である点で
ある。
ある。
通常この種の床敷体は1.8771とか2.0mとかの
幅広のものであるが、この様に幅の広い発泡性床敷体は
、加熱発泡炉も非常に大きなものとなり、炉内の熱分布
を常に一定に保持するのが非常に困難であって、左・右
の温度むらによって、左と右の厚さが異なった発泡体と
なるが、これを上記の絞付押圧ロール間に通した場合は
、厚さが一定になっても絞模様が左・右で同一に仕上が
らず、絞模様を同一にすると左右の厚さの差異が生ずる
結果となる。
幅広のものであるが、この様に幅の広い発泡性床敷体は
、加熱発泡炉も非常に大きなものとなり、炉内の熱分布
を常に一定に保持するのが非常に困難であって、左・右
の温度むらによって、左と右の厚さが異なった発泡体と
なるが、これを上記の絞付押圧ロール間に通した場合は
、厚さが一定になっても絞模様が左・右で同一に仕上が
らず、絞模様を同一にすると左右の厚さの差異が生ずる
結果となる。
第2には、非発泡層と発泡性中間層とはカレンダーロー
ルから圧延された直後での熱的積層であるため(予め、
発泡性中間層を出しておき、その上面に非発泡層をカレ
ンダーで圧延しつつ積層するという方法を用いている)
積層強度が弱かったり、積層の際に僅かな空気層を巻き
こんだりするため、発泡炉で加熱発泡される場合、2者
の間が層間剥離したり、部分的に膨出したりして、アバ
タ状の表面になってしまうという事故がしばしば生じる
。
ルから圧延された直後での熱的積層であるため(予め、
発泡性中間層を出しておき、その上面に非発泡層をカレ
ンダーで圧延しつつ積層するという方法を用いている)
積層強度が弱かったり、積層の際に僅かな空気層を巻き
こんだりするため、発泡炉で加熱発泡される場合、2者
の間が層間剥離したり、部分的に膨出したりして、アバ
タ状の表面になってしまうという事故がしばしば生じる
。
第3に、この様にして発泡性中間層と、非発泡表面層と
を積層したものを一体的に発泡炉に通すため、表面層も
一諸に熔融して、非常に光沢のある表面になってしまう
。
を積層したものを一体的に発泡炉に通すため、表面層も
一諸に熔融して、非常に光沢のある表面になってしまう
。
この様に光沢のある表面は同時に粘着性が大きく、この
侭では土砂や、埃が付着して汚れ易く、またいったん汚
れるとなかなか汚れがとれないので、艶消剤などの表面
処理剤を塗布して改質を計るが、本質的に粘着性で、光
沢のある表面なので、使用後、間もなく元に戻でしまう
という欠点があった。
侭では土砂や、埃が付着して汚れ易く、またいったん汚
れるとなかなか汚れがとれないので、艶消剤などの表面
処理剤を塗布して改質を計るが、本質的に粘着性で、光
沢のある表面なので、使用後、間もなく元に戻でしまう
という欠点があった。
本発明はこの様な欠点を排除し、更によりすぐれた発泡
合成樹脂系の床敷体を得るためになされたもので、前記
の各特許出願の非発泡表面層を除いた状態、即ち発泡性
中間層をカレンダーで製造し、これを発泡炉に通して発
泡させ、発泡炉から出た直後で一定間隔に保持された押
圧ロール間に通じて一定の厚さに押圧する。
合成樹脂系の床敷体を得るためになされたもので、前記
の各特許出願の非発泡表面層を除いた状態、即ち発泡性
中間層をカレンダーで製造し、これを発泡炉に通して発
泡させ、発泡炉から出た直後で一定間隔に保持された押
圧ロール間に通じて一定の厚さに押圧する。
この場合は前記と異なり非発泡表面層がなく、発泡層の
みなので均一に押圧することが出来、したがって一定の
厚さの合成樹脂スポンジシートが得られる。
みなので均一に押圧することが出来、したがって一定の
厚さの合成樹脂スポンジシートが得られる。
この様にして得られた合成樹脂スポンジシートの表面に
ドクタ一式塗布機1Bにより接着剤24を塗布する。
ドクタ一式塗布機1Bにより接着剤24を塗布する。
ここで使用される接着剤はアクリルエチレン系共重合体
、ポリウレタン系、ウレタン変性アクリル系などの接着
剤が適している。
、ポリウレタン系、ウレタン変性アクリル系などの接着
剤が適している。
これらの接着剤はその樹脂成分中に少量ではあるが不飽
和基が残存している熱反応形の接着剤であり、本発明の
床敷体の製造には最も適している。
和基が残存している熱反応形の接着剤であり、本発明の
床敷体の製造には最も適している。
勿論この接着剤はこれらの種類、タイプに限定されるも
のではなく、擬大理石模様シートと確実に接着・積層し
得るものであれば特に限定されるものではない。
のではなく、擬大理石模様シートと確実に接着・積層し
得るものであれば特に限定されるものではない。
接着剤24を塗布した合成樹脂スポンジシートは次いで
電気ヒーター26などの加熱装置により加熱され、溶剤
を揮散せしめると同時に活性化され、張合わせ装置21
.22に導入される。
電気ヒーター26などの加熱装置により加熱され、溶剤
を揮散せしめると同時に活性化され、張合わせ装置21
.22に導入される。
一方、第1工程で得られた擬大理石模様シート8はロー
ル状に巻かれたストック81の形で提供されるがこれを
巻戻して、ヒータードラム16に押圧ロール15によっ
て押圧され密着した状態で、更に電気ヒーター17によ
って加熱され、張合わせ装置21,22に導入される。
ル状に巻かれたストック81の形で提供されるがこれを
巻戻して、ヒータードラム16に押圧ロール15によっ
て押圧され密着した状態で、更に電気ヒーター17によ
って加熱され、張合わせ装置21,22に導入される。
ここにおいて擬大理石模様シート8は前記、接着剤が塗
布された合成樹脂スポンジシート12と接着剤24を介
して一体的に接着・積層され、冷却装置(図示せず)に
より冷却され、第6図の製品即ち床敷体となる。
布された合成樹脂スポンジシート12と接着剤24を介
して一体的に接着・積層され、冷却装置(図示せず)に
より冷却され、第6図の製品即ち床敷体となる。
次に実施例により本発明の具体的態様を詳述す上記配合
表によりグリーン色及びアイポリ−色の2種類の着色シ
ートを製造し、それをペレタイザーにかけて、4×4朋
角の2種類のペレットを得る。
表によりグリーン色及びアイポリ−色の2種類の着色シ
ートを製造し、それをペレタイザーにかけて、4×4朋
角の2種類のペレットを得る。
(2)擬大理石模様シート(表面層)の製造(1)で得
た2種類の貫着色ペレットを、グリーン色ペレット50
kg、アイポリ−色ペレット25に9を秤量し、これを
高速攪拌機(三井三池製作所製ヘンシェルミキサー)に
より120°Cの温度で攪拌加熱した。
た2種類の貫着色ペレットを、グリーン色ペレット50
kg、アイポリ−色ペレット25に9を秤量し、これを
高速攪拌機(三井三池製作所製ヘンシェルミキサー)に
より120°Cの温度で攪拌加熱した。
攪拌の順序として、まずグリーンペレットを50kgを
高速攪拌機に入れて120℃の温度で5分間加熱した後
、次いでそこにアイポリ−ペレット25kgを加えて更
に4分間攪拌加熱した。
高速攪拌機に入れて120℃の温度で5分間加熱した後
、次いでそこにアイポリ−ペレット25kgを加えて更
に4分間攪拌加熱した。
この条件では、ペレットは部分的に融着しているペレッ
トもあったが全体としてはバラバラとした粒状形状を保
っていた。
トもあったが全体としてはバラバラとした粒状形状を保
っていた。
次いで逆り型独立駆動型3本ロール式カレンダーの第1
ニップ部に該混合ペレットを投入した。
ニップ部に該混合ペレットを投入した。
この様にして、厚さ0.5 mm、幅1350mmの表
面に凹凸絞模様を有する美麗な擬太理石模様シート(表
面層)を得た。
面に凹凸絞模様を有する美麗な擬太理石模様シート(表
面層)を得た。
この場合のカレンダーの梅イ乍釜件り牙下貝己の;雨り
であつナーへ下引き処理(糊付け)を施した麻布上に、
上記の配合による発泡性合成樹脂層をカレンダーロール
により0.75mm厚さに圧延しつつ、積層する。
であつナーへ下引き処理(糊付け)を施した麻布上に、
上記の配合による発泡性合成樹脂層をカレンダーロール
により0.75mm厚さに圧延しつつ、積層する。
次いでこれを210〜220℃の温度の発泡炉中で3分
間加熱発泡せしめ、1.5朋の間隔に調整されている押
圧ロール間に通して、発泡層を押圧して、基布を含めた
厚さがL5mmの均一な厚さを有する合成樹脂スポンジ
シートを得た。
間加熱発泡せしめ、1.5朋の間隔に調整されている押
圧ロール間に通して、発泡層を押圧して、基布を含めた
厚さがL5mmの均一な厚さを有する合成樹脂スポンジ
シートを得た。
[)床敷体の製造
まず上記(3)で得られたスポンジシートの上面即ち、
スポンジ面上にドクター刃方式の塗布機により、接着剤
を塗布する。
スポンジ面上にドクター刃方式の塗布機により、接着剤
を塗布する。
接着剤の種類及び塗布量は下記の通り。
接着剤を塗布した後、電気ヒーターで80〜90℃の温
度に加熱して溶剤を揮散させると同時に接着剤を活性化
させる。
度に加熱して溶剤を揮散させると同時に接着剤を活性化
させる。
他方、上記(2)により得られた擬大理石模様シートを
160℃に加熱されているヒータードラムに押圧・密着
させつつ、表面からも電気ヒーターで加熱する。
160℃に加熱されているヒータードラムに押圧・密着
させつつ、表面からも電気ヒーターで加熱する。
ヒータードラムへの密着面はカレンダーロールにおいて
、第10−ル及び第30−ルと接触している面であり、
第20−ルと接触している面は電気ヒーターによる加熱
面である。
、第10−ル及び第30−ルと接触している面であり、
第20−ルと接触している面は電気ヒーターによる加熱
面である。
この場合、電気ヒーターによる加熱は、艶戻りのない程
度に抑える。
度に抑える。
この様にして加熱された表面層は、張り合わせ装置によ
り、前記の接着剤が塗布された合成樹脂スポンジ層と接
着・積層し、冷却後、巻取る。
り、前記の接着剤が塗布された合成樹脂スポンジ層と接
着・積層し、冷却後、巻取る。
この様にして得られた床敷体は、非常に均一な厚さく2
.3mg)を持ったもので、クッション性が大きく、衝
撃吸収性、吸音性にすぐれており、残留へこみ性の少な
い極めてすぐれた軽量床敷体で高層ビルはもとより、中
高層の集合住宅の廊下の床敷体として適している。
.3mg)を持ったもので、クッション性が大きく、衝
撃吸収性、吸音性にすぐれており、残留へこみ性の少な
い極めてすぐれた軽量床敷体で高層ビルはもとより、中
高層の集合住宅の廊下の床敷体として適している。
実施例 2
実施例1の(1) 、 (2)と同様の手段により擬大
理石模様シートを製造した後、該シートの裏面に薄グリ
ーン色の着色シート(厚さ0.5 mm )を積層した
後、この裏面に実施例1の(3) 、 (4) 、(5
)の手順により、床敷体を得た。
理石模様シートを製造した後、該シートの裏面に薄グリ
ーン色の着色シート(厚さ0.5 mm )を積層した
後、この裏面に実施例1の(3) 、 (4) 、(5
)の手順により、床敷体を得た。
この床敷体は歩行量の多い場所に用いた場合、表面の擬
大理石模様層が部分的に摩滅しても、その下には同色系
の着色シートがあるため、その摩滅が目立たないという
利点を有していた。
大理石模様層が部分的に摩滅しても、その下には同色系
の着色シートがあるため、その摩滅が目立たないという
利点を有していた。
実施例 3
(1)着色ペレット(4)の調製
塩化ビニル樹脂がニポリツ)SK(チッソ製:P=65
0)を用い、他の配合剤は実施例1(1)と同じ配合量
により、グリーン色のペレットを調製した。
0)を用い、他の配合剤は実施例1(1)と同じ配合量
により、グリーン色のペレットを調製した。
(2)着色ペレット(Bの調製
塩化ビニル樹脂がニポリッ)SM(チッソ製:P=13
00)を用い他の配合剤は実施例1−(1)と同じ配合
量により、アイポリ−色のペレットを調製した。
00)を用い他の配合剤は実施例1−(1)と同じ配合
量により、アイポリ−色のペレットを調製した。
(3)擬大理石模様シートの製造
前記(1)のグリーンペレットと前記(2)のアイポリ
−ペレットとを重量比で2:1になる様に秤量し、これ
を実施例1(2)同様の装置で5分間混合攪拌した後、
3本ロールカレンダーで圧延したところ、アイポリ−ペ
レットによる部分が他の部分よりも非常に盛りあがった
凹凸絞効果の大きい擬大理石模様シートが得られた。
−ペレットとを重量比で2:1になる様に秤量し、これ
を実施例1(2)同様の装置で5分間混合攪拌した後、
3本ロールカレンダーで圧延したところ、アイポリ−ペ
レットによる部分が他の部分よりも非常に盛りあがった
凹凸絞効果の大きい擬大理石模様シートが得られた。
この裏面に実施1の(3) 、 (4) 、 (5)の
手順により床敷体を得る。
手順により床敷体を得る。
この擬大理石模様シートを用いた床敷体は、非常に立体
感に富んだ凹凸模様を有する、極めて滑りにくい床敷体
でロビーや、廊下など、歩行用通路に用いるのに適して
いた。
感に富んだ凹凸模様を有する、極めて滑りにくい床敷体
でロビーや、廊下など、歩行用通路に用いるのに適して
いた。
図面は本発明の製造方法の実施例を示すもので、第1図
は擬大理石模様シートを製造する断面図、第2図は積層
工程図、第3図乃至第6図は3−3線、4−4線、5−
5線、6−6線に沿える断面図、第7図は第二実施例に
おける6−6線の断面図であり、Iはペレット、4は第
1ニツプ、5は第2ニツプ、8は擬大理石模様シート、
12は合成樹脂スポンジシート、12’は繊維質裏打材
、24は接着剤である。
は擬大理石模様シートを製造する断面図、第2図は積層
工程図、第3図乃至第6図は3−3線、4−4線、5−
5線、6−6線に沿える断面図、第7図は第二実施例に
おける6−6線の断面図であり、Iはペレット、4は第
1ニツプ、5は第2ニツプ、8は擬大理石模様シート、
12は合成樹脂スポンジシート、12’は繊維質裏打材
、24は接着剤である。
Claims (1)
- 12種類以上の異着色合成樹脂ペレットを用い、該着色
合成樹脂ペレット間に、加熱温度差もしくは同一温度下
でその加熱時間に長短差を与えるかのいずれかの手段で
、圧延後のシート表面にペレットによる凹凸が生じるよ
うな不均質溶融条件下で上記異着色合成樹脂ペレットを
加熱して、第20−ルが第10−ル及び第30−ルより
も10°C以上低温であるように温度差を設け、かつ第
10−ルと第20−ル間の回転比(両速比)が1:1−
1:2の間であり第20−ルと第30−ルとの間の回転
比が1:1−1:1.4の範囲で自由に変速可能な独立
駆動型逆り型3本ロールカレンダーに供給して圧延し、
ペレットと同調した凹凸不陸面を有する擬大理石模様シ
ートを形成し、これを表面層としてその裏面に接着剤を
介して繊維質裏打材を有する独立発泡構造の合成樹脂ス
ポンジシートを積層することを特徴とする床敷体の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52111355A JPS5841729B2 (ja) | 1977-09-14 | 1977-09-14 | 床敷体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52111355A JPS5841729B2 (ja) | 1977-09-14 | 1977-09-14 | 床敷体の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5443967A JPS5443967A (en) | 1979-04-06 |
JPS5841729B2 true JPS5841729B2 (ja) | 1983-09-14 |
Family
ID=14559083
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52111355A Expired JPS5841729B2 (ja) | 1977-09-14 | 1977-09-14 | 床敷体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5841729B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2583069B1 (fr) * | 1985-06-05 | 1987-07-31 | Pechiney Aluminium | Dispositif de connexion entre cuves d'electrolyse a tres haute intensite, pour la production d'aluminium, comportant un circuit d'alimentation et un circuit independant de correction du champ magnetique |
-
1977
- 1977-09-14 JP JP52111355A patent/JPS5841729B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5443967A (en) | 1979-04-06 |
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