JPS5841711A - 繊維状ケイ酸カルシウム水和物結晶の製造方法 - Google Patents

繊維状ケイ酸カルシウム水和物結晶の製造方法

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JPS5841711A
JPS5841711A JP13610081A JP13610081A JPS5841711A JP S5841711 A JPS5841711 A JP S5841711A JP 13610081 A JP13610081 A JP 13610081A JP 13610081 A JP13610081 A JP 13610081A JP S5841711 A JPS5841711 A JP S5841711A
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JP
Japan
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calcium silicate
silicate hydrate
fibrous
crystal
alkali metal
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JP13610081A
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English (en)
Inventor
Yuichi Doi
雄一 土井
Yukihisa Shimizu
清水 幸壽
Shunji Matsuo
松尾 俊次
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、繊維状ケイ酸カルシウム水和物の製造方法に
関する。
近年、アスベストで代表される無機鉱物繊#は不燃性、
耐熱性、あるいは゛、その補強性能を利用して、各種工
業材料、建材等広い分□野に使用され。
その使用量は非常に争くな′つている。中÷もアスベス
ト(石綿)は、化学的安定性および強度において411
にすぐれ九鐵―状鉱物である。しかし石−は天然品であ
91日本での窒出量は少なく世界的にも資源枯渇の恐れ
がある。tた身体内に入るとガンを引き起す等の健康障
害を起す事が知られて製造上あるいれ使用上の制限が、
加えられつりある。ltりて石#IK代シ鞠る商品質の
無機鉱吻繊維の合成がaすれている6石綿以外の無機繊
維として一般一に使用されているガラス繊維やロックウ
ールは、断熱材として使用されているものの耐アルカリ
性に劣ること、から使用用途が限定されている。また特
殊なセラ2ツクスフアイパーは、m々優れた特性を有す
る反面あまシにも高価であるため一般的な工業材料とし
ては使用されていない。
ケイ酸カルシウム水和物は、比較的低温低圧の水熱条件
下で短時間で生成する本のが多い。ケイ酸カルシウム水
和物(OaO−8i0.−H,O系化合物)ct> 6
 カテh、# ケf () (OaOt 2810.−
2H,0)。
ネコイト(OaO−810,・2H10)、ゾノトライ
ト(soao−6810,*H,0)%  フォシャジ
ャイ・ト(4oao・38i0.−)1!0)、ヒレプ
ランダイト(20a 0 ・8 r Ot ・H2O)
、トバモライト(1sOsO−6810,@5H,0)
、  ケイ酸三石灰水和物(60aO・28目)、* 
3H,(り尋が。
繊維状の結晶を生成する場合がある事が知られているが
、これらは1通常微細なもので、結晶長は数ンクロン1
1F#である6%に結晶長の畏いケイ酸カルシウム水和
物を得る方法として、■ケイー質原料とカルシウム原料
として0a00st用い水酸カリウム水溶液中で反応さ
せる方法、■非晶質の08Hゲル等のケイ酸カルシウム
水和物をアルカリ金属水酸化物溶液中に入れて反応する
方法等が知られているがいずれ本長時間の反応が必要で
あり。
また未反応原料が残る場合がある等実用上火きな欠点を
有している。
本発明者等は、これら前記技術の欠点を改良すべく鋭意
検討した結果、ケイ酸カルシウム水和物をあらかじめ高
温高圧状態にしたアルカリ金属水酸化物溶液に加えて反
応せしめるという全く新規な反応方法により結晶長の平
均が50μm以上である種々のケイ酸カルシウム水和物
が、非常に短時間に生成する事を見出し本発明を完成す
るに至った。すなわち本発明によれは、従来非常に長時
間反応しなけれに、長繊維状のケイ酸カルシウム水和物
結晶が得られなかったものが短時間で得られる轡になり
、また従来の方法ではどうしても長繊維状の結晶が祷ら
れなかつ良ケイ酸カルシウム水和物(OaO−8i01
−HIO系化合物)でも長繊維状の結晶が得られる。
以下本発明の詳細な説明する。
本発明Fi、ケイ酸カルシウム水和物含有物を。
あらかじめ高温高圧に設定されたアルカリ金属水酸化物
溶液に加えて、水熱反応せしめ繊維状ケイ酸カルシウム
水和物を生成する事t%黴とする繊維状ケイ酸カルシウ
°′°ム水和物結晶の製造方法である。
本発明で用いられるケイ酸カルシウムの水和物含有物と
は、ケイ酸質物質と石灰質物質とを常温〜高温高圧の飽
和水蒸気養生によって得られる。
セメント水和物、モルタル、コンクリート、非晶質のケ
イ酸カルシウム水和物(08Hゲル)あるいは、オート
クレプ養生して得られる気泡コンクリート、ケイカル板
などトバモライト系あるいはゾノトライト系等のケイ酸
カルシウム水和物を多く含有する材料等Om 0 8 
i 0!−H2O系の化合物を主体とする物質管言艷。
出見物質としてのケイ酸カルシウム水和物の中に含まれ
るカルシウムと珪素のモル比(Os/8i)−け、0酌
□とする繊維状ケイ酸カルシウム水和物の種1によって
好ましい範囲が参番参嚇適′宜□決定されるが、%に好
ましいのは一般的に0.3〜4.0の範囲である。例え
d、繊維状トバモライトを得ようとするならば、0.3
〜1.5が好宜しく、繊維状ゾノトライトやフオシャジ
ャイトを得ようとするならa、O,S〜1.5が好まし
く、繊維状ヒレプラーンダイトを鞠ようとするならば1
.s〜S、Oが好ましく、繊維状ケイ酸三石灰水和物を
得ようとするならば2.5〜4.0が好ましい。
本発明で言う水熱反応とは、熱アルカリ水酸化物水溶液
O飽和蒸気圧下に於て結晶の伸長化を促進する事であ〕
、繊維状のケイ酸カルシウム水和物を得るKa、120
℃〜B !S OCt ’IQ/ml”〜17 Qfl
/−の範囲で実施する事が特に好ましい、この範囲以下
の圧力や温度では、結晶伸長に非常に長時間を要し、又
こOSm以上では、装置がその温度。
圧力に耐え得る様にするKtf、高価なものにな〕不利
である。まえ本発明によれば、非常に短時間で長繊維状
の結晶が祷られるので、水熱反応温度を高く設定する必
l!4&はない0反応時fM)は、必要とするflil
ato長さによって任意に選べるが1通常2時間以上の
反応でS e ptf1以上め結晶長を持つケイ酸カル
シウム水和物繊維が得られる。
アルカリ金属水酸化物溶液としては、氷像化リチウム、
水酸化ナトリウム、水酸化カリ9ム、水酸化ルビジウム
、水酸化セシウム、等のアルカリ金属水酸化物の水溶液
が用いられる。アルカリ金属水酸化物の濃度の特に好ま
しい範BFio、os〜4、Owe//Jである。この
節目よシ低い濃度であると結晶成長の速度が遅くなシが
ちであシ、この範囲以上であると、強アルカリ性となり
装置の腐食が激しく表る傾向があるにもかかわらず範囲
内での実施以上の促進効果は認められない、水熱反応系
におけるアルカリ金属水酸化物溶液と出発物質のケイ酸
カルシウム水和物含有物cBI1合割合は任意であるが
、混合して流動性を示す程度以上に用いるのが好ましい
。一般にケイ酸カルシウム水和物含有物1重量部に対し
アルカリ金属水酸化物溶液10重量部以上用いるのが好
ましく%III#に好ましくは、100重量部以上用い
るのが良い。しかし、1000重量部以上用いるのは生
産性が悪く実際的ではない。
高温高圧下の熱アルカリ水酸化物水溶液中へケイ酸カル
シウム水和物含有物を加える方法としてF1種々の方法
があるが、例えば、ケイ酸カルシウム水和物含有物と水
を重量比で1:10で混合してスラリー状として加圧ポ
ンプで水溶液中へ加える方法が好適である。又、水を含
まない粉末の状態でその11加えても曳い。
水熱反応終了後鈎形分である繊維状ケイ酸カルシウム水
和物Fi、水中に懸濁したスラリー状として反応器から
取出され1wI別勢によシ分離され、その乾燥物は、か
さ高い白色の粉状乃至7レーク状で水を容易に透過する
繊細状結晶である。
以下本発明を実施例により更に詳細に説明するが1本発
明はこれらの!J施例に限定される本のではない。
実施例1 出発物質である非晶質ケイ酸カルシウム水和物ゲル(0
8Bゲル)は、けい藻土(8轟o、5o4)、消石灰(
OsO=93j%)をOa/8轟(モル比)=o、s、
  水/全−彫物(重量比)=10となるように調合し
オートクレーブに注入後110tl:0飽和水蒸気圧中
で2時間攪拌(sorpm)シて反応しス2り一状態と
して得た。この物質ex@同折回折図形1図に、走査電
子顕微鏡写真を第2図に示す、この物質は第1図及び第
2図から明らかな様に非晶質のケイ酸カルシウムゲル(
08Bゲル)と呼ばれているものであった。
錯ライニングした尤−トクレープ中に゛水酸化カリウム
Oz mo//J溶液′Ik100重量部入れ、200
℃に加熱した後、前述のケイ酸カルシウム水和物ゲルス
ラリー1重量部を加圧ポンプにより圧入し&、200℃
で2時間反応後オートクレーブを冷却し内容物を取出し
た。取プ出し九スラリーから。
白色結晶を濾別しこれを蒸留水で洗浄した。この結晶を
105U±5℃で乾燥した。この結晶のX1ll@折図
を第3図に、走査電子−徹鏡写真を第4図に示す。両図
から明らかな橡に、生成し良−彫物の#lとんどけ、3
0μm〜200μmの繊維状の結晶性トパモツイトであ
った。
比稜例1 実施例1と同じ非晶質のケイ酸カルシウム水和物ゲル(
OSHゲル)のスラリー1重量部と、水酸化カリウムの
2mol/E水溶液100重量部を混合し、銀ライニン
グしたオートクレーブ中へ入れた。
オートクレーブを加熱し200℃とし、2時間反応後、
オートクレーブを冷却した。内容物を取り出し、白色結
晶を濾別し、蒸留水で洗渉後105℃±5℃で乾燥した
。乾燥後の結晶のXl/M(ロ)折測定と走査電子―徴
鏡観察を行ったが、出発原料スラリーと#1とんど変化
は認められなかった。
実施例2〜5 実施例】^出発原料と同様にして、Oa/8iモル比を
変えて種々の組成をもつ非晶質ケイ酸カルシウムゲルの
スラリーを鞠た。
銀ライニングしたオートクレーブ中に水酸化アルカリ水
溶液100重量部を入れ、所定のI!度迄加熱した後、
上記スラ17−111に置部を加圧ポンプにより圧入し
た。所定の温度に一定時間保つ九のち、オートクレーブ
を冷却し、内容物を取出し。
濾別した結晶を蒸留水で洗浄し七乾燥した。その結晶の
X@@折測定を行い、生成鉱物の同定を行い、走査電子
−黴鏡により生成結晶の形態、結晶長を測定した。その
結果を第1−に示す。
実施例6 出発物質である結晶トバモライトは、ケイ石(8101
=95N、 )v −ン値300Gam”/ f )、
 * / yト(普通ポルトランドセメント840@7
−22%。
QaQ=6S%、ブレーン値3000 im”/ f 
)生石英(OaO==95N%プレーン値6OOOa+
”/f )t Os/81(モル比)■0.8.セメン
ト/生石灰(重量比)震3水/全−形物(重量比)=1
0となるように、調合し、オートクレーブ注入後、18
0CO飽和水蒸気圧中で109聞攪拌(60rpm)し
つつ反応を行った1反応終了後スラリーを取出しえ。
この結晶ox@g折Sat第5図に、走査電子顕償鏡零
真を菖6mK示す0両図で明らかな様にこの物質轄 m
、長さが10μlR11度の板状結晶性トバモライトを
主体とし、その他未反応物として若干石英が残存してい
た。
銀ライニン1グしたオートクレーブ中に水酸化カリウム
の2w5ol/J水溶液160重量部を入れ、あらかじ
め180℃に加熱し喪中へ、トバモライト結晶スラリー
1重量部を加圧ポンプにて圧入した。2時間反応後、オ
ートクレーブを冷却□し、内容I#Iを取出し、濾別し
え結晶を蒸留水で洗浄して乾燥し九、その結晶のX線回
折図を第7図に、走査電子顕微鏡写真を第8図に示す゛
。両図から明らかな様に、未反応で残っていた石英はな
くなシ、トバモライ)0ビ一ク強度が著しく強くなつ良
。また結晶長4501m〜150μmと長く伸び縁線化
していた。
なお、実施例・比較例におけるX!1回折の測定条件は
つぎのとお9である。
対陰極(フィルター)    0n(Ni)管電圧  
        30KV 管電流          15mA フルスケール計数     1000cp*時定数  
        2 sec走査速度        
 22θ/m i n記―速II          
2 m/min発散スリット       1■ レシービングスリット   0.3 w+
【図面の簡単な説明】
第11!!3は、非晶質のケイ酸カルシウム水和物のX
i1回折図、第2図は同水和物の走査電子顕微鏡写真、
第3図Fi、実施例1で生成した繊維状結晶のx11回
折図、第4図は同結晶の走査電子顕微鏡写真、第5図は
、実施1116に用いた結晶性トバモライトのX1m@
折図、第6図は同結晶の走査電子II4徽鏝写真、−7
図は、実施例6で生成した繊維特許出願人 旭化成工業
株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 乙 ケイ酸カルシウム水和物含有物を、あらかじめ高温
    高圧に設定されたアルカリ金属水酸化物溶液に加え水熱
    反応せしめ、繊維状ケイ酸カルシウム水和物を生成せし
    める事t%徴とする繊維状ケイ酸カルシウム水和物結晶
    の製造方法λ ケイ酸カルシウム水和物が、その含有す
    るカルシウムと珪素のモル比が、0.3〜4.0である
    特許請求の範囲第1項記載の製造方法 l 高温高圧の反応条件が120℃〜:150Cbj!
    細/am”−170114/ls”である特許請求のS
    S第1項記載の製造方法 仏 アルカリ金属水酸化物溶液濃度が0.05moj/
    ぶ〜+omo//−6であり、アルカリ金属水酸化物溶
    液とケイ酸カルシウム水和60重量比(溶液/ケイ酸カ
    ルシウム水和物)が1〜1000である特許請求の範m
    si項記載の製造方法
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