JPS584152Y2 - 電子オルガンにおける足鍵盤装置 - Google Patents

電子オルガンにおける足鍵盤装置

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Publication number
JPS584152Y2
JPS584152Y2 JP1976084743U JP8474376U JPS584152Y2 JP S584152 Y2 JPS584152 Y2 JP S584152Y2 JP 1976084743 U JP1976084743 U JP 1976084743U JP 8474376 U JP8474376 U JP 8474376U JP S584152 Y2 JPS584152 Y2 JP S584152Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guide pin
key
guide
guide pins
keyboard device
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976084743U
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English (en)
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JPS533517U (ja
Inventor
星喜友
Original Assignee
株式会社河合楽器製作所
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Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社河合楽器製作所 filed Critical 株式会社河合楽器製作所
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Publication of JPS533517U publication Critical patent/JPS533517U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電子オルガン主としてシアタタイプのような
大型オルガンに釦ける足鍵盤装置に関する。
大型の電子オルガンでは25鍵またはフルサイズ32鍵
の足鍵盤が一般に用いられているが、これは第1図のよ
うにスイッチ台Aと保持台Bとが複数の連結杆Cによっ
て間隔をおいて対設され、その間に所要数の白鍵および
黒鍵に、に’が扇状に横広がりに配設されており、オル
ガン本体とは一応別体のものとして構成され演奏時に本
体に組込んで使用できるようになっている。
第2図は単一の鍵についての架設状態を示すものであり
、鍵にの前端(図で左端)は板バネmを介して保持台B
中の基板B′にネジ止めされると共に支点nによって支
持されている。
鍵にの後端部(図で右端部)はスイッチ台A中に押し込
まれ、非操作時にはその後端部に巻きつけたフェルト材
fがスイッチ台Aの入口部上側に取付けたストップ板g
に当接するようになされ、捷たその先端は台中に配設さ
れたキースイッチSに対向している。
そして、演奏時に鍵Kを足踏して押下げれば、鍵にの後
端部はフェルト材fを介してスイッチ台Aの底部に当接
すると共に所要の作動部材を介してキースイッチSを作
動し所望の楽音を放音するようにiっている。
ところで、このような足鍵盤装置においては各錘の後端
のスイッチ作動部の横振れを防止するために、第3図a
のように多数のガイドピンPを各錘にの間に位置するよ
うにスイッチ台Aの底板上に直接打込むか、または同図
す、cのようにスイッチ台Aの入口部上側に固着したス
トップ板gにアングル状の保持板tを取付け、この保持
板tに多数のガイドピンPを垂設するようにしている。
そして、従来のガイドピンPの断面は第4図のように円
形をなしている。
このような円形断面のガイドピンでは上記いずれの場合
でもその組立て、保守点検時における寸法調整には手間
がかかり、不正確で、部材を破損するという欠点をもっ
ている。
すなわち、第3図aの場合について云えば、(イ)底板
上の打込み孔の間隔寸法が正確であったにしても ガイ
ドピンPを正しく直立するように打込むことは困難でピ
ン先端では間隔寸法にバラつきが生じ、鍵にの上下動が
重くなったり横振れしたりする。
そこで、これを修正するにはいちいちスイッチ台Aと保
持台Bとの連結を解き、スイッチ台Aから鍵Kを外し、
調子の悪い部分のガイドピンPを横方向から叩いて調整
しなければならず、作業能率が甚だ悪く、繰り返し叩い
ていると打込み孔がばかになり役に立たなくなってし1
う。
(ロ)各錘にの後端部に巻きつけであるフェルト材fは
面積の広い大きなものから切り抜いて使用しているが、
切り抜き原材の厚みには相当のバラつきがあり、そのた
め、例えガイドピンPを直立させピン間の間隔を正確に
とり得たとしても、鍵の動作が重くなったり横振れした
りする。
この際にはフェルト材を追加して厚みを増したり、削り
とって薄くしたりしているが、その段取りは上記イの場
合と同じで甚だ厄介で正確を期することはできない。
lた、第3図すのものについて云えば、各ガイドピンP
はアングル材に取付けられるのでガイドピンPの位置付
けは割合に巧くいくが、上記口の困難は避けられない。
そして、両者に共通して云えることは、鍵は前述のよう
に扇形に横広がり配設されるため、第4図a、bに示す
ように各ガイドピン間に位置する鍵にの間隔は外側のも
の程少しずつ大きくなっている。
そこで、ガイドピンPの間隔もそれに合せて設定するこ
とが望渣しいのであるが、一つ一つ寸法が異なるように
加工することは現実的に困難であるため画一的な間隔の
ものとして、これにガイドピンPをセットし、上述のよ
うな調整を施しているので作業性が悪く正しい規制が行
い難い。
そこで、この考案はこのような実情に鑑みなされたもの
で、扇状に横広がりに配設された足鍵盤の後方周囲部に
おいて、隣り合う鍵の間に位置するようにガイドピンを
等間隔に設け、該ガイドピンを平面からみて中心力・ら
外局部に至る距離が外周位置によって異なる断面形状と
なすと共に回転可能となし、足鍵の横振れを防止する一
方、各錘の間隔に適応するように寸法調整を簡単な構成
によって容易且つ正確に行い得るようにしたことを特徴
とするものである。
第5図は足鍵盤の後方周囲部において隣り合う鍵にの間
に位置するように等間隔に設けられるガイドピンPの一
例を示し、断面が六角形で所要長さの角柱とし構成され
、その一端にはスイッチ台Aへの取付けるための小径部
Paを有している。
そしてこの小径部Paには前記第3図aのように取付け
るものではネジを切らず、また第3図すのように取付け
るものでは所要のネジを切っておく。
したがって、このものでは第6図aのように平面からみ
て、その外周部は中心Oからの距離rが各辺に垂直なr
minから各角部を結ぶ線rmax 筐での異った値を
とっている。
そこで、このガイドピンPをスイッチ台Aの底板會たは
ストップ板を上の保持板gに設定した孔に小径部Paを
差込んで取付けた場合、互いに隣接するガイドピッP間
の表面間隔はピンを適宜に回転させることによって第6
図すから明らかなようにdo−2rmax(d(do−
2rminの範囲で自由に変化させることができる。
そして、ガイドピンPの回転作業は足鍵盤を組立てた状
態でスイッチ台Aの前方からスパナなどの工具を挿入し
て行えばよい。
また、ガイドピンPの中心から外周部に至る距離がその
位置によって異なるものとしては前記の六角形に限らず
第7図a 、b 、cのように断面三角形、四角形、楕
円形などが製作容易なものとして上げられる。
以上のようにこの考案によれば、ガイドピンの設定位置
をいちいち変更することなく、ガイドピンを回転するだ
けの簡単な操作で扇形配置の鍵によく適合させることが
でき、鍵の横振れが適切に防がれ、またガイドピン間の
設定寸法にバラつきがあったり、フェルト材の厚みが一
様でなかったにしても、同じくガイドピンを回転させる
だけで簡単に寸法調整ができ、その調整時にはいちいち
鍵盤を分解する必要がないので作業能率が向上し、筐た
、ガイドピンを叩くようなことがないので部材を破損し
たすせず正確に寸法調整ができるなどの実用的な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は足鍵盤の組立状態の斜視図。 第2図はその架設状態を示す側面図。 第3図は鍵の後端部の状態を示すもので、aはガイドピ
ンをスイッチ台の底部に取付けたときの一部の背面図。 bはガイドピンをストッパ板に取付けたときの一部の背
面図。 Cはその一部の側面図。第4図a、bは鍵とガイドピン
との配設状態の説明図。 第5図はこの考案に係るガイドピンの一例の側面図。 第6図aはその平面図。 bは隣接するものの間隔状態を示す平面図。 第7図a、b、cはガイドピンの変更例の平面図。 図中、Aはスイッチ台、 Bは保持台、 Pはガイ ドピン、Cは連結杆、Kは鍵、Sはキースイッチ、fは
フェルト材、gはストッパ板、tは保持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 扇状に横広がりに配設された足鍵盤の後方周囲部におい
    て、隣り合う鍵の間に位置するようにガイドピンを等間
    隔に設け、該ガイドピンを平面からみてその中心から外
    周部に至る距離が外周位置によって異なる断面形状とな
    し、かつ該ガイドピンを回転自在に設け、該ガイドピン
    を適宜回転することにより隣り合うガイドビン間の距離
    を変更しうるようにしたことを特徴とする電子オルガン
    における足鍵盤装置。
JP1976084743U 1976-06-29 1976-06-29 電子オルガンにおける足鍵盤装置 Expired JPS584152Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976084743U JPS584152Y2 (ja) 1976-06-29 1976-06-29 電子オルガンにおける足鍵盤装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976084743U JPS584152Y2 (ja) 1976-06-29 1976-06-29 電子オルガンにおける足鍵盤装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS533517U JPS533517U (ja) 1978-01-13
JPS584152Y2 true JPS584152Y2 (ja) 1983-01-24

Family

ID=28695974

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976084743U Expired JPS584152Y2 (ja) 1976-06-29 1976-06-29 電子オルガンにおける足鍵盤装置

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JPS533517U (ja) 1978-01-13

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