JPS5840911Y2 - 家具等の転倒防止金具 - Google Patents

家具等の転倒防止金具

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Publication number
JPS5840911Y2
JPS5840911Y2 JP3916681U JP3916681U JPS5840911Y2 JP S5840911 Y2 JPS5840911 Y2 JP S5840911Y2 JP 3916681 U JP3916681 U JP 3916681U JP 3916681 U JP3916681 U JP 3916681U JP S5840911 Y2 JPS5840911 Y2 JP S5840911Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting bracket
wire rope
window
groove
upper mounting
Prior art date
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Expired
Application number
JP3916681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57152048U (ja
Inventor
卓男 太田
薫 中野
Original Assignee
コクヨ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by コクヨ株式会社 filed Critical コクヨ株式会社
Priority to JP3916681U priority Critical patent/JPS5840911Y2/ja
Publication of JPS57152048U publication Critical patent/JPS57152048U/ja
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Publication of JPS5840911Y2 publication Critical patent/JPS5840911Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は家具等の転倒防止金具に関し、地震時等に、タ
ンス・本箱等の家具が転倒するのを防止するための安全
金具を提供することを目的とする。
以下本考案を一実施例について説明する。
第1図において1は上部取付金具、2は下部取付金具で
ある。
上部取付金具1と下部取付金具2とは同形であるので、
上部取付金具1についてその構造を説明する。
上部取付金具1は台部11,12と突出部13とから戒
り、突出部13にはスペーサ(後述)が出入できる大き
さの窓14とこの窓14に連続する細長いL字形の溝1
5が穿設されている。
台部11の下側にスプリング16が取り付けられる。
17゜18はそれぞれ台部11.12に設けられたネジ
孔である。
下部取付金具2は台部21,22と突出部23とから成
り、突出部23には窓24と溝25が穿設され、台部2
1にスプリング26が取り付けられる。
取付時において上部取付金具1と下部取付金具2とは互
に逆向きに配置される。
すなわち上部取付金具1の溝15と下部取付金具2の溝
25とが向がい合う位置的関係で取り付けられる。
3は屈曲自在のワイヤーロープを示し、例えばステンレ
ス製である。
ワイヤーロープ3の一端に端部材31が固着される。
ワイヤーロープ3に複数個のスペーサ32 、32・・
・・・・が滑動自在に遊嵌され、他端部におねじ部材3
3が固着され、該おねし部材33に調節ナツト34が螺
合され、ワイヤーロープ3の有効長さを調節することが
できる。
35はワイヤーロープ3に緩く挿装された可撓性チュー
ブであり、ワイヤーロープ3の有効長よりL(第1図)
だけ短い。
実施例においては透明ビニール製のものを示す。
Pは柱等、Fは家具等、S、S・・・・・・はネジを示
す。
図は木製家具の場合に用いるネジを示したが、スチール
製の場合は皿小ネジを用いる。
本考案転倒防止金具の取扱いの態様は次のとおりである
上部取付金具1の溝15と下部取付金具2の溝25とが
向かい合う位置的関係を保ちつつ、上部取付金具1を柱
等Pに、下部取付金具2を家具等Fにそれぞれ固着する
(第8図)。
ワイヤーロープ3の一端に固着された端部材31を上部
取付金具1の窓14から挿入し、ワイヤーロープ3を溝
15に沿って移動させると、端部材31は突出部13の
内面とスプリング16により拘束される位置に保持され
る。
複数個のスペーサ32.32・・・・・・はワイヤーロ
ープ3を滑動自在である。
実施例では7個のスペーサを図示したが、いま、例えば
上方の3個と下方の4個のグループに二分し、2グル一
プ間に現れたワイヤーロープ3を溝25に挿し通す。
溝25の幅はワイヤーロープ3の外径よりも僅か大きい
次いで、ナツト34を上部取付金具1の方向へ押すと、
下方の4個のスペーサ32.32・・・・・・は突出部
23の内壁に突き当たるまで前進し、第1図及び第2図
に示す位置において保持される。
突出部23の内部に保持されているスペーサのうち細い
溝25の内部にあるスペーサ32(第1図では上から4
番目のスペーサ)は、調節ナツト34を横方向(第1図
では右方向)へ引いても溝25から脱出不可能であるの
で、地震等の場合に家具等Fが転倒するおそれが毫もな
い。
本考案金具を下部取付金具2から離脱させる場合の説明
図を第6図及び第7図として示す。
ワイヤーロープ3は上部取付金具1と下部取付金具2の
直線距離よりも長目のものを用いているので、調節ナツ
ト34・を持ってワイヤーロープ3の長手方向(第6図
では下方)へ引くと、ワイヤーロープ3に遊嵌されてい
るスペーサ32.32・・・・・・のうち溝25より上
方位置にあるスペーサ(図では上方の3個)は移動しな
いで残留するが、下方の4個のスペーサはワイヤーロー
プ3を落下して調節ナツト34に受は止められる。
この状態で調節ナツト34を横方向へ引張るとワイヤー
ロープ3が溝25を通り抜けてワイヤーロープ3は下部
取付金具2から離脱する。
第7図はワイヤーロープ3が離脱した瞬間を図示してお
り、上方の3個のスペーサ32.32・・・・・・は落
下寸前の位置を示す。
上部取付金具1の溝15の上に支承されている端部材3
1は窓14から離脱することができる。
本考案は家具等をワイヤーロープによって柱等に確実に
結合しているので家具等が転倒する危険がない。
結合を解除するときには簡単な操作によってワイヤーロ
ープをはずすだけでよい。
以上本考案を一実施例について説明したが、本考案の精
神を逸脱しない範囲において適宜改変しうろことはもち
ろんである。
例えば上部取付金具・下部取付金具の一方又は双方を水
平位置又は斜位置に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の第2図I−I線に沿う断面
図、第2図は平面図、第3図は上部取付金具の平面図、
第4図は右端面図、第5図は左端面図、第6図及び第7
図はワイヤーロープを離脱させる操作を示す説明図、第
8図は使用状態を示す説明図である。 1:上部取付金具、13:突出部、14:窓、15:溝
、2:下部取付金具、23:突出部、24:窓、25:
溝、3:ワイヤーロープ、31:端部材、32,32
ニスペーサ、34:調節ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一端部に端部材31を固着して複数個のスペーサ32.
    32・・・・・・を滑動自在に遊嵌させかつ他端部にお
    ねじ33を固着しておねじ部材33に調節ナツト34を
    螺合したワイヤーロープ3と、スペーサ32が出入でき
    る大きさの窓14とこの窓14に連続して穿設されワイ
    ヤーロープ3の外径よりも僅が幅広の溝15とを有する
    突出部13を備えた上部取付金具1と、スペーサ32が
    出入できる大きさの窓24とこの窓24に連続して穿設
    されワイヤーロープ3の外径よりも僅か幅広の溝25と
    を有する突出部23を備えた下部取付金具2とがら戊り
    、溝15′と溝25とが向かこ)合う′位置的関係に上
    部取付金具1と下部取付金具2を配置し、上部取付金具
    1と下部取付金具2にワイヤーロープ3を着脱自在に係
    合させたことを特徴とする家具等の転倒防止金具。
JP3916681U 1981-03-20 1981-03-20 家具等の転倒防止金具 Expired JPS5840911Y2 (ja)

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JP3916681U JPS5840911Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20 家具等の転倒防止金具

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JPS57152048U JPS57152048U (ja) 1982-09-24
JPS5840911Y2 true JPS5840911Y2 (ja) 1983-09-14

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JP3916681U Expired JPS5840911Y2 (ja) 1981-03-20 1981-03-20 家具等の転倒防止金具

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