JPS5840886B2 - 平行架空電線用減衰スペ−サ - Google Patents

平行架空電線用減衰スペ−サ

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JPS5840886B2
JPS5840886B2 JP54169115A JP16911579A JPS5840886B2 JP S5840886 B2 JPS5840886 B2 JP S5840886B2 JP 54169115 A JP54169115 A JP 54169115A JP 16911579 A JP16911579 A JP 16911579A JP S5840886 B2 JPS5840886 B2 JP S5840886B2
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JP
Japan
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semicircular
boss
walls
boss structure
recess
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JP54169115A
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ロナルド・ジヨージ・ホーキンズ
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Howmet Aerospace Inc
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Aluminum Company of America
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Publication date
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Publication of JPS5840886B2 publication Critical patent/JPS5840886B2/ja
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G7/00Overhead installations of electric lines or cables
    • H02G7/12Devices for maintaining distance between parallel conductors, e.g. spacer
    • H02G7/125Damping spacers
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    • Y10T403/45Flexibly connected rigid members
    • Y10T403/454Connecting pin traverses radially interposed elastomer

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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は互いに平行をなす複数本の架空電線を互いに離
隔せしめるための減衰スペーサに係る。
米国特許第3,940,553号にはフレームの無い形
式の減衰スペーサ(以下「フレーム無し減衰ヌペーサ」
という)が開示されており、該フレーム無し減衰スペー
サは3個のスペーサアームを備え、該スペーサアームの
各々はそのスペーサアームに一体をなすボス構造体を有
しており、3個のスペーサアームはボス構造体に対し直
角をなして貫通して延在している剛体ピン装置により互
いに機械的に一体関係をなして連結されており、外側の
2個のボス構造体の、内側の1個のボス構造体に対向し
ている面及びその内側のボス構造体の両面には凹所が形
成され、その凹所内には夫々のボス構造体間において弾
性ブツシュが収容されている。
そして、架空電線が風等によって振動すると、スペーサ
アームはピン装置のまわりで回動し、その回動運動によ
り弾性ブツシュがねじり応力を受け、こうして架空電線
の振動がその弾性ブツシュによって減衰されるようにな
っている。
しかしながら、この米国特許に開示されているフレーム
無し減衰スペーサにおいては、弾性ブツシュの外周面の
一部が直接太陽光即ち紫外線に晒されるようになってい
るがため、その弾性ブツシュが劣化し易く、耐用寿命が
短いという問題がある。
また、上記米国特許に開示されているフレーム無し減衰
スペーサにおいては、ピン装置が外側のボス構造体及び
内側のボス構造体に夫々備えられている孔にきっちりと
嵌合していて夫々のボス構造体はピン装置の軸線に対し
直角をなす平面内での該軸線のまわりでの相対回動運動
しか許されていす、架空電線がスペーサアームの長手方
向軸線に沿って振動した場合や、架空電線がそれの軸線
に沿った方向に振動した場合、スペーサアームは相対移
動できず、それら振動を効果的に減衰できないという問
題もある。
米国特許第3,613,104号にはフレームが備えら
れている形式の減衰ヌペーサ(以下「フレーム式減衰ス
ペーサ」という)が開示されており、このフレーム式減
衰スペーサは4個の脚部を有する略X字状のフレーム構
造体を備えており、該フレーム構造体の各脚部の先端に
は互いに離隔して対向せしめられた一対のボス構造体が
一対をなして備えられており、各対のボス構造体間には
短いアームが置かれ、各対のボス構造体及びそれの間に
置かれたアームに対し直角をなしてピン装置が貫通して
延在していて各対のボス構造体及びアームを互いに一体
関係をなして機械的に連結している。
各対のボス構造体の互いに対向した面には夫夫円形凹所
が備えられていて各ボス構造体とアームとの間において
該円形凹所内に弾性ブツシュが収容保持されている。
アームはこれら弾性ブツシュに狭まれで位置していると
共にこれら弾性ブツシュに係合せしめられている。
また、アームに設けられている孔とその孔を通って延在
しているピン装置との間にはゴム製スリーブがきっちり
と嵌め込まれている。
そして、架空電線が風等によって振動すると、アームが
ピン装置のまわりで回動して弾性ブツシュがねじり応力
を受け、こうして架空電線の振動が減衰せしめられるよ
うになっている。
しかしながら、このフレーム式減衰スペーサにあっても
、弾性ブツシュの外周面の一部が直接太陽光に晒される
ようになっているがため、その弾性ブツシュが劣化し易
く、耐用寿命が短いという問題がある。
また、上記フレーム式減衰スペーサにおいては、ピン装
置がボス構造体及びアームに夫々備えられている孔にき
っちりと嵌合していてアームは実質上そのピン装置の軸
線に対して直角な平面内での該軸線のまわりでの回動運
動しか許されていず、そのため架空電線アームの長手方
向に沿って振動した場合や、架空電線がそれの軸線に沿
った方向に振動した場合、アームは相対移動できず、そ
れら振動を効果的に減衰できないという問題もある。
本発明の目的は、弾性ブツシュの耐用寿命の向上化を計
り得、しかも架空電線の振動を効果的に減衰させること
のできる減衰用スペーサを提供することである。
本発明によれば、互いに平行をなす3本の架空電線を互
いに離隔せしめるための減衰ヌペーサにおいて、3個の
剛体スペーサアームと、ボス組立体とを有しており、前
記スペーサアームの各々の一端には架空電線を掴持する
クランプ装置が備えられており、前記ボス組立体は第1
及び第2の外側ボス構造体と該第1及び第2のボス構造
体間に配置された内側ボス構造体とを有しており、前記
3個のスペーサアームのうちの第1のスペーサアームの
他端には前記第1の外側ボス構造体が、第2のスペーサ
アームの他端には前記第2の外側ボス構造体が、そして
第3のスペーサアームの他端には前記内側ボス構造体が
夫々一体をなして連結されており、前記第1及び第2の
外側ボス構造体及び前記内側ボス構造体にはそれらに対
し直角をなして剛体ピン装置が通させしめられていて前
記3個のスペーサアームを機械的に相互連結せしめてお
り、前記内側ボス構造体は前記第1及び第2の外側ボス
構造体に夫々対向した第1及び第2の外面を有しており
、該第1及び第2の外面の各々には直径方向に向い合っ
た第1及び第2の半円形壁部が備えられており、該第1
及び第2の半円形壁部は前記ピン装置の軸線のまわりに
延びており、前記第1の半円形壁部は前記第2の半円形
壁部の曲率半径よりも小さな曲率半径を有しており、前
記第1の半円形壁部は第1の半円形凹所を、また、前記
第2の半円形壁部は第2の半円形凹所を夫々形成してお
り、前記第1の外側ボス構造体は前記内側ボス構造体の
前記第1の外面に対向した内面を有しており、また、前
記第2の外側ボス構造体は前記内側ボス構造体の前記第
2の外面に対向した内面を有しており、前記第1の外側
ボス構造体の前記内面及び前記第2の外側ボス構造体の
前記内面の各々には直径方向に向い合った第3及び第4
の半円形壁部が備えられており、該第3及び第4の半円
形壁部は前記ピン装置の軸線のまわりに延びており、前
記第3の半円形壁部は前記第4の半円形壁部の曲率半径
よりも小さい曲率半径を有しており、前記第1及び第2
の外側ボス構造体の各々の前記内面に備えられている前
記第3の半円形壁部は第3の半円形凹所を、また、前記
第4の半円形壁部は第4の半円形凹社を夫々形成してお
り、前記第1の外側ボス構造体の前記内面に備えられて
いる前記第3及び第4の半円形壁部は前記内側ボス構造
体の前記第1の外面に設けられている前記第2及び第1
の半円形凹所内Gこ夫々突入しており、また、前記第2
の外側ボス構造体の前記内面に備えられている前記第3
及び第4の半円形壁部は前記内側ボス構造体の前記第2
の外面に設けられている前記第2及び第1の半円形凹所
内に夫々突入しており、前記内側ボス構造体の前記第1
の外面に備えられている前記第1及び第2の半円形壁部
は前記第1の外側ボス構造体の前記内面に設けられてい
る前記第4及び第3の半円形凹所内に突入しており、ま
た、前記内側ボス構造体の前記第2の外面に備えられて
いる前記第1及び第2の半円形壁部は前記第2の外側ボ
ス構造体の前記内面に設けられている前記第4及び第3
の半円形凹所内に突入しており、前記第1、第2、第3
及び第4の半円形壁部の幅はそれら半円形壁部が夫々突
入せられる前記第4、第3、第2及び第1の半円形凹所
の幅よりも小さくされており、前記内側ボス構造体の前
記第1及び第2の外面の各々に備えられている前記第1
及び第2の半円形壁部のうちの一方の半円形壁部は、該
第1及び第2の半円形壁部のうちの他方の半円形壁部に
よって形成されている前記半円形凹所内に突入せられて
いる、前記第1及び第2の外側ボス構造体の各々の前記
外面に備えられている前記半円形壁部に等しい曲率半径
を有しており、等しい曲率半径を有しているこれら半円
形壁部のうちの一方の半円形壁部の両端はこれら半円形
壁部のうちの他方の半円形壁部の両端に夫々対向してい
るが、該他方の半円形壁部の両端から離隔されていて該
一方及び他方の半円形壁部の夫々の両端間に間隙を提供
しており、前記第1の外側ボス構造体の前記内面に設け
られている中心に位置した凹所内及び前記内側ボス構造
体の前記第1の外面Oこ設けられている中心に位置した
凹所内には該第1の外側ボス構造体と該内側ボス構造体
との間において弾力性のあるエラストマー製ブツシュが
配備されており、また、前記第2の外側ボス構造体の前
記内面に設けられている中心に位置した凹所内及び前記
内側ボス構造体の前記第2の外面に設けられている中心
に位置した凹所内には該第2の外側ボス構造体と該内側
ボス構造体との間において弾力性のあるエラストマー製
ブツシュが配備されていることを特徴とする平行架空電
線用減衰ヌペーサが得られる。
また、本発明によれば、互いに平行をなす2本の架空電
線を互いに離隔せしめるための減衰ヌぺ1すにおいて、
2個の剛体スペーサアームと、ボス組立体とを有してお
り、前記スペーサアームの各々の一端には架空電線を掴
持するクランプ装置が備えられており、前記ボス組立体
は第1及び第2の外側ボス構造体と該第1及び第2の外
側ボス構造体間に配置されたディスク構造体とを有して
おり、前記2個のスペーサアームのうちの第1のスペー
サアームの他端Oこは前記第1の外側ボス構造体が、ま
た、第2のスペーサアームの他端には前記第2の外側ボ
ス構造体が夫々一体をなして連結されており、前記第1
及び第2の外側ボス構造体及び前記ディスク構造体には
それらに対し直角をなして剛体ピン装置が通させしめら
れていて前記2個のスペーサアームを機械的に相互連結
せしめており、前記ディスク構造体は前記第1及び第2
の外側ボス構造体に夫々対向した第1及び第2の外面を
有しており、該第1及び第2の外面の各各には直径方向
に向い合った第1及び第2の半円形壁部が備えられてお
り、該第1及び第2の半円形壁部は前記ピン装置の軸線
のまわりに延びており、前記第1の半円形壁部は前記第
2の半円形壁部の曲率半径よりも小さな曲率半径を有し
ており、前記第1の半円形壁部は第1の半円形凹所を、
また、前記第2の半円形壁部は第2の半円形凹所を夫々
形成しており、前記第1の外側ボス構造体は前記ディス
ク構造体の前記第1の外面に対向した内面を有しており
、また、前記第2の外側ボス構造体は前記ディスク構造
体の前記第2の外面に対向した内面を有しており、前記
第1の外側ボス構造体の前記内面及び前記第2の外側ボ
ス構造体の前記内面の各々には直径方向に向い合った第
3及び第4の半円形壁部が備えられており、該第3及び
第4の半円形壁部は前記ピン装置の軸線のまわりに延び
ており、前記第3の半円形壁部は前記第4の半円形壁部
の曲率半径よりも小さい曲率半径を有しており、前記第
1及び第2の外側ボス構造体の各々の前記内面に備えら
れている前記第3の半円形壁部は第3の半円形凹所を、
また、前記第4の半円形壁部は第4の半円形凹所を夫々
形成しており、前記第1の外側ポヌ構造体の前記内面に
備えられている前記第3及び第4の半円形壁部は前記デ
ィスク構造体の前記第1の外面に設けられている前記第
2及び第1の半円形凹所内に夫々突入しており、また、
前記第2の外側ボス構造体の前記内面に備えられている
前記第3及び第4の半円形壁部は前記ディスク構造体の
前記第2の外面に設けられている前記第2及び第1の半
円形凹所内に夫々突入しており、前記ディスク構造体の
前記第1の外面(こ備えられている前記第1及び第2の
半円形壁部は前記第1の外側ボス構造体の前記内面に設
けられている前記第4及び第3の半円形凹所内に突入し
ており、また、前記ディスク構造体の前記第2の外面に
備えられている前記第1及び第2の半円形壁部は前記第
2の外側ボス構造体の前記内面に設けられている前記第
4及び第3の半円形凹所内に突入しており、前記第1、
第2、第3及び第4の半円形壁部の幅はそれら半円形壁
部が夫々突入せられる前記第4、第3、第2及び第1の
半円形凹所の幅よりも小さくされており、前記ディスク
構造体の前記第1及び第2の外面の各々に備えられてい
る前記第1及び第2の半円形壁部のうちの一方の半円形
壁部は、該第1及び第2の半円形壁部のうちの他方の半
円形壁部によって形成されている前記半円形凹所内に突
入せられている、前記第1及び第2の外側ボス構造体の
各各の前記外面に備えられている前記半円形壁部に等し
い曲率半径を有しており、等しい曲率半径を有している
これら半円形壁部のうちの一方の半円形壁部の両端はこ
れら半円形壁部のうちの他方の半円形壁部の両端に夫々
対向しているが、該他方の半円形壁部の両端から離隔さ
れていて該一方及び他方の半円形壁部の夫々の両端間に
間隙を提供しており、前記第1の外側ボス構造体の前記
内面に設けられている中心に位置した凹所内及び前記デ
ィスク構造体の前記第1の外面に設けられている中心に
位置した凹所内には該第1の外側ボス構造体と該ディス
ク構造体との間において弾力性のあるエラストマー製ブ
ツシュが配備されており、また、前記第2の外側ボス構
造体の前記内面に設けられている中心に位置した凹所内
及び前記ディスク構造体の前記第2の外面に設けられて
いる中心Oこ位置した凹所内には該第2の外側ボス構造
体と該ディスク構造体との間において弾力性のあるエラ
ストマー製ブツシュが配備されていることを特徴とする
平行架空電線用減衰スペーサが得られる更に、本発明に
よれば、互いに平行をなす複数本の架空電線を互いに離
隔せしめるための減衰スペーサにおいて、複数個のスペ
ーサアームと、該スペーサアームの数に対応した数のボ
ス組立体とを有しており、前記スペーサアームの各々の
一端には架空電線を掴持するクランプ装置が備えられて
おり、前記ボス組立体の各々は向い合った第1及び第2
のボス構造体を有しており、夫々の前記ボス組立体の前
記第1のボス組立体は夫々の前記スペーサアームの他端
に一体をなして連結されており、また、夫々の前記ボス
組立体の前記第2のボス組立体は一つのフレーム構造体
4こ一体をなして連結されており、前記ボス組立体の各
々の前記第1及び第2のボス構造体にはそれらに対し直
角をなして剛体ピン装置が通させしめられていて該第1
及び第2のボス構造体を機械的に相互連結せしめており
、各前記ボス組立体の前記第1のボス構造体は該ボス組
立体の前記第2のボス構造体の内面Gこ対向した内面を
有しており、各前記ボス組立体の前記第1及び第2のボ
ス構造体のうちの一方のボス構造体の前記内面には直径
方向に向い合った第1及び第2の半円形壁部が備えられ
ており、該第1及び第2の半円形壁部は前記ピン装置の
軸線のまわりに延びており、前記第1の半円形壁部は前
記第2の半円形壁部の曲率半径よりも小さな曲率半径を
有しており、前記第1の半円形壁部は第1の半円形凹所
を、また、前記第2の半円形壁部は第2の半円形凹所を
夫々形成しており、各前記ボス組立体の前記第1及び第
2のボス構造体のうちの他方のボス構造体の前記内面に
は直径方向に向い合った第3及び第4の半円形壁部が備
えられており、該第3及び第4の半円形壁部は前記ピン
装置の軸線のまわりに延びており、前記第3の半円形壁
部は前記第4の半円形壁部の曲率半径よりも小さい曲率
半径を有しており、前記第3の半円形壁部は第3の半円
形凹所を、また、前記第4の半円形壁部は第4の半円形
凹所を夫々形成しており、前記一方のボス構造体の前記
内面(こ備えられている前記第1及び第2の半円形壁部
は前記他方のボス構造体の前記内面に設けられている前
記第4及び第3の半円形凹所内に突入しており、また、
前記他方のボス構造体の前記内面に備えられている前記
第3及び第4の半円形壁部は前記一方のボス構造体の前
記内面に設けられている前記第2及び第1の半円形凹所
内に突入しており、前記第1、第2、第3及び第4の半
円形壁部の幅はそれら半円形壁部が夫々突入せられる前
記第4、第3、第2及び第1の半円形凹所の幅よりも小
さくされており、前記一方のボス構造体の前記内面に備
えられている前記第1及び第2の半円形壁部のうちの一
方の半円形壁部は、該第1及び第2の半円形壁部のうち
の他方の半円形壁部によって形成されている前記半円形
凹所内に突入せられている、前記他方のボス構造体の前
記内面に備えられている前記半円形壁部に等しい曲率半
径を有しており、等しい曲率半径を有しているこれら半
円形壁部のうちの一方の半円形壁部の両端はこれら半円
形壁部のうちの他方の半円形壁部の両端に夫々対向して
いるが、該他方の半円形壁部の両端から離隔されていて
該一方及び他方の半円形壁部の夫々の両端間に間隙を提
供しており、各前記ボス組立体の前記第1のボス構造体
の前記内面に設けられている中心に位置した凹所内及び
前記第2のボス構造体の前記内面に設けられている中心
に位置した凹所内には該第1及び第2のボス構造体間に
おいて弾力性のあるエラストマー製ブツシュが配備され
ていることを特徴とする平行架空電線用減衰スペーサが
得られる。
以下本発明の実施例について添附図面を参照して説明す
る。
第1図には本発明実施例によるフレーム無し減衰スペー
サが全体を番号10で示されており、そのスペーサ10
は互いに平行をなして延在する3本の架空電線14を互
いに離隔せしめるための3個の剛体離隔部材、具体的に
は3本の細長い剛体スペーサアーム12を有している。
各スペーサアーム12の一端には架空電線14を掴持す
るためのクランプ装置16が備えられ、また、3本のス
ペーサアーム12のうちの第1のスペーサアームの他端
には第2図に示すボス構造体20が、第2のスペーサア
ームの他端には第2図に示すボス構造体22が、そして
第3のスペーサアームには第2図に示すボス構造体24
が夫々一体をなして備えられ、これらボス構造体20,
22及び24の組立体、即ちボス構造体18は第2図に
断面で明示されている。
ボス構造体20及び22は同じ形状をしており、そのう
ちのボス構造体20が第8図に平面図で示され、また、
第7図にはボス構造体24が平面図で示されている。
より具体的に述べると、第2図に断面で示されているボ
ス組立体18は2個の外側ボス構造体20及び22と、
1個の内側ボス構造体24とを有し、その内側ボス構造
体24は垂直方向下方に突出しているスペーサアーム1
2(第1図参照)の他端に一体をなして備えられている
ものである。
3個のボス構造体20,22及び24はそれらに対し直
角をなして貫通している剛体ピン装置26によって一体
をなして機械的に連結されている。
また、ピン装置26は3個のボス構造体20゜22及び
24間に夫々配備された2個の弾力性のあるエラストマ
ー製減衰用ブツシュ28も固定せしめている。
第2図及び第8図から知れる通り、同じ形状をした2つ
の外側ボス構造体20及び22の各々の内面には直径方
向に向い合った2個の半円形凹所30及び32と、直径
方向に向い合った2個の半円形壁部36及び37とが備
えられている。
更に、各外側ボス構造体20,22の内面には第3の半
円形壁部34が備えられ、該半円形壁部34は半円形壁
部37の半径方向内側に該半円形壁部37から離隔して
位置せられている。
そして、これら半円形壁部37及び34によって前述し
た半円形凹所30が形成されている。
また、半円形凹所32は半円形壁部36によって形成さ
れている。
半円形凹所30,32及び半円形壁部34,36゜37
はピン装置26の軸線のまわりに延びており、半円形壁
部36は半円形壁部37の曲率半径よりも小さい曲率半
径を有しており、また、半円形壁部34は半円形壁部3
6の曲率半径よりも小さい曲率半径を有している。
第8図に示されているごとく、半円形凹所30の両端は
半円形壁部3−6の両端の所で夫々終っており、また、
半円形壁部34.37の夫々の両端はその半円形壁部3
6の両端に夫々隣接して位置せられている。
外側ボス構造体20及び22が第2図に示すごとく内側
ボス構造体24を挾んだ状態で互いに組合され、且つ上
方の2本のスペーサアーム12が第1図に示すごとき角
度関係に配置された時、一方の外側ボス構造体20の半
円形凹所30及び32と半円形壁部34.36及び37
とは他方の外側ボス構造体22の半円形凹所30及び3
2と半円形壁部34.36及び37とに夫々対向せしめ
られるようになっている。
第2図及び第7図に示されているごとく、内側ボス構造
体24の内外面の各々には直径方向に向い合った2個の
半円形壁部38及び40が備えられており、半円形壁部
38によって半円形凹所42aが、また、半円形壁部4
0によって半円形凹所42bが夫々形成されている。
これら半円形凹所42a、42b及び半円形壁部3B、
40はピン装置26の軸線のまわりに延びており、半円
形壁部38は半円形壁部40の曲率半径よりも小さな曲
率半径を有している。
また、半円形壁部38は外側ボス構造体20,22の半
円形壁部36の曲率半径に等しい曲率半径を有しており
、半円形壁部40は外側ボス構造体20,22の半円形
壁部37の曲率半径に等しい曲率半径を有している。
第2図に示されている通り、3個のボス構造体20.2
2及び24が一体Oこ組合される際、外側ボス構造体2
0及び22の半円形壁部36及び37は内側ボス構造体
24の半円形凹所42b及び42a内に突入し、また、
内側ボス構造体24の半円形壁部38及び40は外側ボ
ス構造体20及び22の半円形凹所30及び32内に夫
々突入している。
この時の状態は第9図に示され、この第9図では半円形
壁部38及び40は断面で、また、半円形壁部34,3
6及び37は平面で示されている。
半円形壁部の幅寸法と半円形凹所の幅寸法との関係は次
のようになっている。
即ち、半円形壁部36と半円形壁部40との間、半円形
壁部34と半円形壁部38との間、及び半円形壁部37
と半生円形壁部38との間には夫々間隙dが残されるよ
うになっている。
換言すれば、夫々の半円形壁部の幅はそれらが突入して
いる夫々の半円形凹所の幅よりも小さくされている。
第2図に示される通り、内側ボス構造体24にはピン装
置26を通すための開口43が備えられ、その開口43
の直径はピン装置26の直径よりもかなり大きくされて
いる。
第9図に示されているごとく、半円形壁部36の両端は
、その半円形壁部36と等しい曲率半径を有している半
円形壁部38の両端に夫々対向しているが、該半円形壁
部38の両端から所定の間隙Sだけ離隔されている。
また、半円形壁部37の両端は、その半円形壁部37と
等しい曲率半径を有している半円形壁部40の両端に夫
々対向しているが、該半円形壁部40の両端から所定の
間隙Sだけ離隔されている。
それら半円形壁部の端間の所定の間隙Sを充分に上まわ
るほど3本のスペーサアーム12がピン装置26のまわ
りで互いに相対して回転した場合、それら半円形壁部の
端は互いに係合し、即ち互いに当接してそれら3本のス
ペーサアーム12の相対回転移動を制限するようになっ
ている。
このように、間隙d及びSは架空電線14に運動や振動
が生じた時スペーサアーム12に所定量の相対運動を許
してエラストマー製ブツシュ28の作用によるこのよう
な架空電線14の運動の減衰を行わせしめるよう選定さ
れている。
間隙d及び/又はSを越えるような運動は、その運動の
種類によって半円形壁部の側面又は端が互いに係合する
ことにより停止せられ、こうしてブツシュ28が架空電
線14の過度な運動から保護されるようになっている。
ブツシュ28は六角形又は他の適当な形の外形を備えて
いて、そのブツシュ28の形状に一致してボス構造体に
備えられた凹所に適切に配置された時、そのブツシュ2
8はボス構造体間に固定されて減衰作用を適切に行うよ
うになっている。
具体的に述べると、第2図及び第10図に示されている
ごとく、ブツシュ28は外側ボス構造体20及び22の
各々に形成された凹所46に着座されたベース部44を
有しており、その凹所46は第8図に示されているごと
く、外側ボス構造体20゜22に設けられている半円形
壁部及び半円形凹所の中心に設けられている。
第2図及び第8図に示される通り、ブツシュ28にはそ
のベース部44から遠去かる方向に先細となるようテー
パが付されていて、そのベース部44と反対側のブツシ
ュ28の端部の幅はそのベース部44の幅よりモ小さく
なっている。
各ブツシュ28のその小さい方の端部の形状は内側ボス
構造体24の両面に備えられている同形の凹所48に着
座せられるようにされており、その凹所48は内側ボス
構造体24の両面に設けられている半円形壁部3B 、
40の曲率の中心に設けられている。
この凹所48は第7図に明示されている。
第2図及び第10図に示すごとく、各ブツシュ28には
溝孔即ち凹所49が備えられ、その凹所49はブツシュ
28の小さい方の端部の端面からベース部分44へ向っ
てそのブツシュ28の厚みの途中まで内側へ延びている
その凹所49は第10図から明らかな通り、連続した円
形の凹所である。
各ブツシュ28のこの上うな凹所49及び小さい方の端
部の寸法により、第1図において下方の架空電線14が
振動を受けた時、内側ボス構造体24に連結されたスペ
ーサアーム12の移動が容易ならしめられる。
第2図、第4図及び第6図に示される通り、凹所46及
び48及びブツシュ28のベース部44にはテーパが付
されているが、凹所46及び48に付されているテーパ
の角度をブツシュ28のベース部44に付されているテ
ーパの角度に等しくさせる必要はなく、凹所46及び4
8に付されているテーパの角度をブツシュ28のベース
部44に付されている角度よりも小さくする方が好まし
い。
このようにすることにより、ボス組立体18が組立てら
れる際、ブツシュ28のベース部44は所定の軸線方向
圧縮力を受けた時凹所46及び48内へ楔入され、ブツ
シュ28の材料は凹所46及び48内へ流入してボス構
造体とブツシュ28との間にきっちりとした機械的嵌合
を与える。
この軸線方向圧縮力はピン装置26及び外側のワッシャ
26Aによって維持され、こうしてボス構造体とブツシ
ュとは互いにしっかりと固定され、架空電線14に対す
る減衰スペーサの作動が長期間にわたり適正に保たれ、
また、ブツシュを固定させるのに接着剤を用いる必要が
なくなる。
以上第1図、第2図、及び第7図から第10図までを参
照して延べた本発明第1の実施例によるフレーム無し減
衰スペーサの作動について述べる。
3個のクランプ装置16によってクランプされている架
空電線14が互いに相対して運動あるいは振動すると、
その運動あるいは振動の方向に応じて各スペーサアーム
12はピン装置26の軸線に相対して移動し、その移動
によってブツシュ28がねじり応力を受け、こうして架
空電線14の運動あるいは振動が減衰される。
これに関し、夫々のスペーサアーム12に一体をなして
備えられたボス構造体20.22及び24がピン装置2
6の軸線のまわりであらゆる方向に相対移動できる点に
注目されたい。
即ち、ブツシュ28が弾力性のあるエラストマー製なの
で、ボス構造体20゜22及び24は互いに近付く方向
及び離れる方向にピン装置26に沿って相対移動可能で
あり、また、ピン装置26が通されている内側ボス構造
体24の開口43の直径がそのピン装置26の直径より
、も大きく且つブツシュ28が弾力性のあるエラストマ
ー製なので、ボス構造体20,22及び24は上記間隙
dの範囲で垂直方向に相対移動可能であり、更に、ブツ
シュ28が弾力性のあるエラストマー製なので、ボス構
造体20,22及び24は上記間隙Sの範囲で相対回転
移動可能である。
以上述べた本発明の第1の実施例にあっては、外側ボス
構造体20及び22の凹所46及び内側ボス構造体24
の凹所48に収容されたブツシュ28は、外側ボス構造
体20及び22に備えられている半円形壁部36及び3
7が内側ボス構造体24に備えられている半円形凹所4
2b及び42a内に突入し且つ内側ボス構造体24に備
えられている半円形壁部38及び40が外側ボス構造体
20及び22に備えられている半円形凹所30及び32
に突入しているので、直接太陽光に晒されるということ
がなく、そのブツシュの劣化を防いでそのブツシュの耐
用寿命を向上させることができる。
また、スペーサアーム12はピン装置26の軸線のまわ
りであらゆる方向に相対移動することができるので、架
空電線14のあらゆる方向の運動または振動が効果的に
減衰され得るという効果が得られる。
第3図及び第4図には2本の架空電線に適用された本発
明の第2の実施例によるフレーム無し減衰スペーサが示
されており、この減衰スペーサは上記第1の実施例によ
る減衰スペーサのものと同じ2つの外側ボス構造体20
及び22を有し、これら外側ボス構造体20及び22は
第3図に示す通り、スペーサアーム12に夫々一体をな
して備えられている。
この第2の実施例では第1の実施例で用いられていた内
側ボス構造体24の代わりにディスク構造体50が用い
られており、このディスク構造体50はその内側ボス構
造体24のものと同じ半円形壁部及び半円形凹所を有し
ている。
第3図及び第4図に示されているディスク構造体50は
重量が重くされたもので、即ち、スペーサアーム12及
びボス構造体20及び22の材質よりも高い密度を有す
る材料から作られた上方質量体52及び下方質量体54
を有していてスペーサアーム12に掴持されている架空
電線14の運動を減衰させる際そのスペーサアームに対
向して作用する慣性重量を与えるようになっている。
しかしながら、2本の架空電線14が互いに位相をづら
して振動するような場合には、ディスク構造体50を重
量構造体にする必要はない。
換言すれば、2本の架空電線14が同期して、即ち同じ
位相で振動するならば、そのディスク構造体50を重量
構造体にしなければならない。
第4図から明らかな通り、また、上述した通り、ディス
ク構造体50の半円形壁部及び半円形凹所の形状は第1
図及び第2図に示した第1の実施例の内側ボス構造体2
4のものと同じであり、従って、第3図第4図ではその
内側ボス構造体24のものと同一の符号でそれら半円形
壁部及び半円形凹所が示されている。
また、そのディスク構造体50の平面形状は第7図に示
されたものとほぼ同じである。
従って、ディスク構造体50と第2図に示した内側ボス
構造体24とは互換可能であり、そのディスク構造体5
0を用いた場合でも前述した間隙d及びS(第9図)が
得られるようになっており、また、そのディスク構造体
50には内側ボス構造体24(第2図)のものと同じ開
口43が備えられている。
第3図及び第4図に示された実施例にも、上記第1の実
施例のものと同じ減衰用ブツシュ28が用いられていて
、2本のスペーサアーム12にクランプされている架空
電線14が振動する際ディスク構造体50と2本のスペ
ーサアーム12との間に相対弾性運動が与えられるよう
になっている。
従って、本発明実施例による減衰スペーサは、第1の実
施例の内側ボス構造体24と第2の実施例のディスク構
造体50とを単に相互に交換するだけで、2本の架空電
線のためのスペーサGこも、また、3本の架空電線のた
めのスペーサにもなり得る。
以上第3図及び第4図を参照して述べた本発明の第2の
実施例による減衰スペーサの作動及び効果は先の第1の
実施例のものと実質的に同じであり、ここでは繰返さな
い。
本発明は以上述べてきたフレーム無し減衰スペーサに限
定されるものでなく、第5図及び第6図に示すフレーム
式減衰スペーサにも適用可能である。
この第5図及び第6図に示される本発明の第3の実施例
によるフレーム式減衰スペーサは2個の離隔部材を備え
ており、その2個の離隔部材のうちの一方の離隔部材は
フレーム構造体66であり、また、他方の離隔部材はア
ーム構造体である。
このアーム構造体は図示実施例のごとく3本の架空電線
14のための減衰スペーサの場合、3個のスペーサアー
ム(以下、単にアームという)64で構成され、各アー
ム64はそれに対応した架空電線14に該アームを固定
せしめるクランプ装置16と該アームに一体をなして備
えられたボス構造体60とを有している。
フレーム構造体66にはアーム64の数に対応した数の
ボス構造体62が一体をなして備えられている。
具体的には、第5図及び第6図に示されている3本の架
空電線14のための減衰スペーサの場合、フレーム構造
体66は3個のボス構造体62を有しており、これらボ
ス構造体62はフレーム構造体66の3個の延長部即ち
脚部68の端に位置している。
こうして、第5図及び第6図に示されているフレーム式
減衰スペーサでは3個のボス組立体18が備えられ、各
ボス組立体18はボス構造体60及び62で構成され、
また、第6図から明らかな通り、各ボス組立体18には
1個の減衰用ブツシュ28しか必要とされない。
第6図に示されているごとく、ボス構造体60及び62
は先に述べた第1の実施例のものと同じ半円形凹所30
,32,42a及び42b、半円形壁部34.36.3
7.38及び40、及び間隙d及びS(第6図では間隙
dしか見えない)を備えており、その第5図及び第6図
に示されている第3の実施例の作動及び効果は先に述べ
た第1の実施例のものと実質的に同じなので、ここでは
繰返さない。
第5図及び第6図に示した第3の実施例において、間隙
dを有効に働かせるために、各ボス組立体18の2つの
ボス構造体60及び62の一方のボス構造体(図示実施
例の場合ボス構造体62)Oこ設けられているピン装置
26のための開口69の直径はピン装置26の直径より
も、少γSくとも間隙dと同じ大きさだけ大きくされて
いる。
この第5図及び第6図に示した本発明の第3の実施例に
よるフレーム式減衰スペーサは、架空電線の数を増して
多量の電力を極めて高圧の送電線で送るような場合特に
有利である。
このような極めて高圧の送電線では、架空電線間の距離
も大きなものとなる。
フレーム無しスペーサの場合、各架空電線に一つのボス
構造体が必要とされ、また各2つのボス構造体間に減衰
用ブツシュを配備しなければならず、そのためボス組立
体が非常に嵩張って大きなものとなってしまう(もちろ
ん、この嵩張りの程度は離隔されるべき架空電線の実際
の数に左右される)。
また、フレーム無しスペーサの場合、架空電線間の距離
の増大に伴ってスペーサアームの長さも増してやらなけ
ればならない。
ツレに対し、フレーム式スペーサであれば、各ボス組立
体は2個のみのボス構造体で構成され、また、各ボス組
立体には1個の減衰用ブツシュしか必要とされず、しか
も夫々のボス組立体を互いに連結するのに1個の大きな
フレーム構造体が必要とされるに過ぎず、アームの長さ
も短いものとすることができる。
以上述べた通り、本発明による平行架空電線用減衰ヌペ
ーサにあっては、半円形壁部36,37゜3B及び40
が半円形凹所30,32,42b及び42aに突入する
よう横取されているので、ブツシュ28は直接太陽光即
ち紫外線に晒されることがなく、そのブツシュの耐用寿
命を大幅に向上させることができ、また、半円形壁部3
6,37゜38及び40の幅はそれらが突入する半円形
凹所30.32,42a及び42bの幅よりも小さく、
且つ等しい曲率半径を有する半円形壁部36と38との
間及び37と40との間には間隙Sが提供されており、
しかもブツシュ28は弾力性のあるエラストマー製であ
るので、スペーサアーム12.64は前述した従来技術
に較べより多くの方向に相対移動でき、架空電線14の
相対運動をブツシュ28によって効果的に減衰させるこ
とができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例によるフレーム無し減衰
スペーサの側面図、第1図は第1図の■−■線に沿った
断面図、第3図は本発明の第2の実施例によるフレーム
無し減衰スペーサの側面図、第4図は第3図のIV−I
V線(こ沿った断面図、第5図は本発明の第3の実施例
によるフレーム式減衰スペーサの側面図、第6図は第5
図のVl−Vl線(こ沿った断面図、第7図は第2図に
示された内側ボス構造体の平面図、第8図は第2図に示
された外側ボス構造体の平面図、第9図は第7図に示さ
れた内側ボス構造体と第8図に示された外側ボス構造体
が第2図に示されるごとく合体させられた際の一部断面
平面図、及び第10図は減衰用ブツシュの斜視図である
。 10・・・・・・減衰スペーサ、12・・・・・・スペ
ーサアーム、14・・・・・・架空電線、16・・・・
・・クランプ装置、18・・・・・・ボス組立体、20
,22,24・・・・・・ボス構造体、26・・・・・
ゼン装置、26A・・・・・・ワッシャ、28・・・・
・・減衰用ブツシュ、30.32・・・・・・半円形凹
所、34 、36 、37 、38 、40・・・・・
・半円形壁部、42 a 、42 b・・・・・・半円
形凹所、43・・・・・・開口、44・・・・・・ベー
ス部、46,48,49・・・・・・凹所、50・・・
・・・ディスク構造体、52・・・・・・上方質量体、
54・・・・・・下方質量体、60 、62・・・・・
・ボス構造体、64・・・・・・アーム、66・・・・
・・フレーム構造体、68・・・・・・脚部、69・・
・・・・開口、dos・・・・・・間隙。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 互いに平行をなす3本の架空電線を互いに離隔せし
    めるための減衰スペーサにおいて、3個の剛体スペーサ
    アーム12と、ボス組立体18とを有しており、前記ス
    ペーサアーム12の各々の一端には架空電線を掴持する
    クランプ装置16が備えられており、前記ボス組立体1
    8は第1及び第2の外側ボス構造体(20及び22)と
    該第1及び第2のボス構造体間に配置された内側ボス構
    造体24とを有しており、前記3個のスペーサアーム1
    2のうち第1のスペーサアームの他端には前記第1の外
    側ボス構造体20が、第2のスペーサアームの他端には
    前記第2の外側ボス構造体22が、そして第3のスペー
    サアームの他端には前記内側ボス構造体24が夫々一体
    をなして連結されており、前記第1及び第2の外側ボス
    構造体及び前記内側ボス構造体にはそれらに対し直角を
    なして剛体ピン装置26が通させしめられていて前記3
    個のスペーサアーム12を機械的に相互連結せしめてお
    り、前記内側ボス構造体24は前記第1及び第2の外側
    ボス構造体(20及び22)に夫夫対向した第1及び第
    2の外面を有しており、該第1及び第2の外面の各々に
    は直径方向に向い合った第1及び第2の半円形壁部(3
    8及び40)が備えられており、該第1及び第2の半円
    形壁部は前記ピン装置26の軸線まわりに延びており、
    前記第1の半円形壁部38は前記第2の半円形壁部40
    の曲率半径よりも小さな曲率半径を有しており、前記第
    1の半円形壁部38は第1の半円形凹所42 aを、ま
    た、前記第2の半円形壁部40は基2の半円形凹所42
    bを夫々形成しており、前記第1の外側ボス構造体20
    は前記内側ボス構造体24の前記第1の外面に対向した
    内面を有しており、また、前記第2の外側ボス構造体2
    2は前記内側ボス構造体24の前記第2の外面に対向し
    た内面を有しており、前記第1の外側ポヌ構造体20の
    前記内面及び前記第2の外側ボス構造体22の前記内面
    の各々には直径方向に向い合った第3及び第4の半円形
    壁部(36及び37)が備えられており、該第3及び第
    4の半円形壁部は前記ピン装置26の軸線のまわりに延
    びており、前記第3の半円形壁部36は前記第4の半円
    形壁部37の曲率半径よりも小さい曲率半径を有してお
    り、前記第1及び第2の外側ボス構造体(20及び22
    )の各々の前記内面に備えられている前記第3の半円形
    壁部36は第3の半円形凹所32を、また、前記第4の
    半円形壁部37は第4の半円形凹所30を夫々形成して
    おり、前記第1の外側ボス構造体20の前記内面に備え
    られている前記第3及び第4の半円形壁部(36及び3
    7)は前記内側ボス構造体24の前記第1の外面に設け
    られている前記第2及び第1の半円形凹所(42b及び
    42a)内に夫々突入しており、また、前記第2の外側
    ボス構造体22の前記内面に備えられている前記第3及
    び第4の半円形壁部(36及び37)は前記内側ボス構
    造体24の前記第2の外面に設けられている前記第2及
    び第1の半円形凹所(42b及び42a)内に夫々突入
    しており、前記内側ボス構造体24の前記第1の外面に
    備えられている前記第1及び第2の半円形壁部(38及
    び40)は前記第1の外側ボス構造体20の前記内面に
    設けられている前記第4及び第3の半円形凹所(30及
    び32)内に突入しており、また、前記内側ボス構造体
    24の前記第2の外面に備えられている前記第1及び第
    2の半円形壁部(38及び40)は前記第2の外側ボス
    構造体22の前記内面に設けられている前記第4及び第
    3の半円形凹所(30及び32)内に突入しており、前
    記第1、第2、第3及び第4の半円形壁部の幅はそれら
    半円形壁部が夫々突入せられる前記第4、第3、第2及
    び第1の半円形凹所の幅よりも小さくされており、前記
    内側ボス構造体24の前記第1及び第2の外面の各々に
    備えられている前記第1及び第2の半円形壁部(38及
    び40)のうちの一方の半円形壁部は、該第1及び第2
    の半円形壁部のうちの他方の半円形壁部によって形成さ
    れている前記生形凹所内に突入せられている、前記第1
    及び第2の外側ボス構造体(20及び22)の各々の前
    記外面に備えられている前記半円形壁部に等しい曲率半
    径を有しており、等しい曲率半径を有しているこれら半
    円形壁部のうちの一方の半円形壁部の両端はこれら半円
    形壁部のうちの他方の半円形壁部の両端に夫々対向して
    いるが、該他方の半円形壁部の両端から離隔されていて
    該一方及び他方の半円形壁部の夫々の両端間に間隙Sを
    提供しており、前記第1の外側ボス構造体20の前記内
    面に設けられている中心に位置した凹所46内及び前記
    内側ボス構造体24の前記第1の外面に設けられている
    中心に位置した凹所48内には該第1の外側ボス構造体
    と該内側ボス構造体との間において弾力性のあるエラス
    トマー製ブツシュ28が配備されており、また、前記第
    2の外側ボス構造体22の前記内面に設けられている中
    心に位置した凹所46内及び前記内側ボス構造体24の
    前記第2の外面に設けられている中心に位置した凹所4
    8内には該第2の外側ボス構造体と該内側ボス構造体と
    の間において弾力性のあるエラストマー製ブツシュ28
    が配備されていることを特徴とする平行架空電線用減衰
    ヌペーサ。 2 互いに平行をなす2本の架空電線を互いに離隔せし
    めるための減衰スペーサにおいて、2個の剛体スペーサ
    アーム12と、ボス組立体18とを有しており、前記ス
    ペーサアーム12の各々の一端には架空電線を掴持する
    クランプ装置16が備えられており、前記ボス組立体1
    8は第1及び第2の外側ボス構造体(20及び22)と
    該第1及び第2の外側ポヌ構造体間に配置されたディス
    ク構造体50とを有しており、前記2個のスペーサアー
    ム12のうちの第1のスペーサアームの他端(こは前記
    第1の外側ポヌ構造体20が、また、第2のスペーサア
    ームの他端には前記第2の外側ボス構造体22が夫々一
    体をなして連結されており、前記第1及び第2の外側ボ
    ス構造体及び前記ディスク構造体にはそれらに対し直角
    をなして剛体ピン装置26カ樋させしめられていて前記
    2個のスペーサアーム12を機械的に相互連結せしめて
    おり、前記ディスク構造体50は前記第1及び第2の外
    側ボス構造体20及び22)に夫々対向した第1及び第
    2の外面を有しており、該第1及び第2の外面の各々に
    は直径方向に向い合った第1及び第2の半円形壁部(3
    8及び40)が備えられており、該第1及び第2の半円
    形壁部は前記ピン装置26の軸線のまわりに延びており
    、前記第1の半円形壁部38は前記第2の半円形壁部4
    0の曲率半径よりも小さな曲率半径を有しており、前記
    第1の半円形壁部38は第1の半円形凹所42aを、ま
    た、前記第2の半円形壁部40は第2の半円形凹所42
    bを夫々形成しており、前記第1の外側ボス構造体20
    は前記ディスク構造体50の前記第1の外面に対向した
    内面を有しており、また、前記第2の外側ボス構造体2
    2は前記ディスク構造体50の前記第2の外面に対向し
    た内面を有しており、前記第1の外側ボス構造体20の
    前記内面及び前記第2の外側ボス構造体22の前記内面
    の各々には直径方向に向い合った第3及び第4の半円形
    壁部(36及び37)が備えられており、該第3及び第
    4の半円形壁部は前記ピン装置26の軸線のまわりに延
    びており、前記第3の半円形壁部36は前記第4の半円
    形壁部37の曲率半径よりも小さい曲率半径を有してお
    り、前記第1及び第2の外側ボス構造体(20及び22
    )の各々の前記内面に備えられている前記第3の半円形
    壁部36は第3の半円形凹所32を、また、前記第4の
    半円形壁部37は第4の半円形凹所30を夫々形成して
    おり、前記第1の外側ボス構造体20の前記内面に備え
    られている前記第3及び第4の半円形壁部(36及び3
    7)は前記ディスク構造体50の前記第1の外面に設け
    られている前記第2及び第1の半円形凹所(42b及び
    42a)内に夫々突入しており、また、前記第2の外側
    ボス構造体22の前記内面に備えられている前記第3及
    び第4の半円形壁部(36及び37)は前記ディスク構
    造体50の前記第2の外面に設けられている前記第2及
    び第1の半円形凹所(42b及び42a)内に夫々突入
    しており、前記ディスク構造体50の前記第1の外面に
    備えられている前記第1及び第2の半円形壁部(38及
    び40)は前記第1の外側ボス構造体20の前記内面に
    設けられている前記第4及び第3の半円形凹所(30及
    び32)内に突入しており、また、前記ディスク構造体
    50の前記第2の外面に備えられている前記第1及び第
    2の半円形壁部(38及び40)は前記第2の外側ボス
    構造体22の前記内面に設けられている前記第4及び第
    3の半円形凹所(30及び32)内に突入しており、前
    記第1、第2、第3及び第4の半円形壁部の幅はそれら
    半円形壁部が夫々突入せられる前記第4、第3、第2及
    び第1の半円形凹所の幅よりも小さくされており、前記
    ディスク構造体50の前記第1及び第2の外面の各々に
    備えられている前記第1及び第2の半円形壁部(38及
    び40)のうちの一方の半円形壁部は、該第1及び第2
    の半円形壁部のうちの他方の半円形壁部によって形成さ
    れている前記半円形凹所内に突入せられている、前記第
    1及び第2の外側ボス構造体(20及び22)の各々の
    前記外面に備えらでいる前記半円形壁部に等しい曲率半
    径を有しており、等しい曲率半径を有しているこれら半
    円形壁部のうちの一方の半円形壁部の両端はこれら半円
    形壁部のうちの他方の半円形壁部の両端に夫々対向して
    いるが、該他方の半円形壁部の両端から離隔されていて
    該一方及び他方の半円形壁部の夫々の両端間(こ間隙S
    を提供しており、前記第1の外側ボス構造体20の前記
    内面に設けられている中心に位置した凹所46内及び前
    記ディスク構造体50の前記第1の外面に設けられてい
    る中心(こ位置した凹所48内(こは該第1の外側ボス
    構造体と該ディスク構造体との間において弾力性のある
    エラストマー製ブツシュ28が配備されており、また、
    前記第2の外側ボス構造体22の前記内面に設けられて
    いる中心に位置した凹所46内及び前記ディスク構造体
    50の前記第2の外面(こ設けられている中心に位置し
    た凹所48内には該第2の外側ボス構造体と該ディスク
    構造体との間Gこおいて弾力性のあるエラストマー製ブ
    ツシュ28が配備されていることを特徴とする平行架空
    電線用減衰スペーサ。 3 特許請求の範囲第2項記載の減衰スペーサにおいて
    、前記ディスク構造体50は慣性おもりであって前記ス
    ペーサアーム12及び前記第1及び第2の外側ボス構造
    体(20及び22)の材質よりも高い密度を有する材料
    から作られている減衰ヌペーサ。 4 互いに平行をなす複数本の架空電線を互いに離隔せ
    しめるための減衰ヌペーサにおいて、複数個のスペーサ
    アーム64と、該スペーサアームの数に対応した数のボ
    ス組立体18とを有しており、前記スペーサアーム64
    の各々の一端には架空電線を掴持するクランプ装置16
    が備えられており、前記ボス組立体18の各々は向い合
    った第1及び第2のボス構造体(60及び62)を有し
    ており、夫々の前記ボス組立体18の前記第1のボス組
    立体60は夫々の前記スペーサアーム64の他端に一体
    をなして連結されており、また、夫々の前記ボス組立体
    18の前記第2のボス組立体62は一つのフレーム構造
    体66に一体をなして連結されており、前記ボス組立体
    18の各々の前記第1及び第2のボス構造体(60及び
    62)にはそれらに対し直角をなして剛体ピン装置26
    が通させしめられていて該第1及び第2のボス構造体を
    機械的に相互連結せしめており、各前記ボス組立体18
    の前記第1のボス構造体60は該ボス組立体の前記第2
    のボス構造体62の内面に対向した内面を有しており、
    各前記ボス組立体18の前記第1及び第2のボス構造体
    (60及び62)のうちの一方のボス構造体の前記内面
    には直径方向に向い合った第1及び第2の半円形壁部(
    38及び40)が備えられており、該第1及び第2の半
    円形壁・部は前記ピン装置26の軸線のまわりに延びて
    おり、前記第1の半円形壁部38は前記第2の半円形壁
    部40の曲率半径よりも小さな曲率半径を有しており、
    前記第1の半円形壁部38は第1の半円形凹所42aを
    、また、前記第2の半円形壁部40は第2の半円形凹所
    42bを夫々形成しており、各前記ボス組立体18の前
    記第1及び第2のボス構造体(60及び62)のうちの
    他方のボス構造体の前記内面には直感方向に向い合った
    第3及び第4の半円形壁部(36及び37)が備えられ
    ており、該第3及び第4の半円形壁部は前記ピン装置2
    6の軸線のまわりに延びており、前記第3の半円形壁部
    36は前記第4の半円形壁部37の曲率半径よりも小さ
    い曲率半径を有しており、前記第3′の半円形壁部36
    は第3の半円形凹所32を、また、前記第4の半円形壁
    部37は第4の半円形凹所30を夫々形成しており、前
    記一方のボス構造体の前記内面に備えられている前記第
    1及び第2の半円形壁部(38及び40)は前記他方の
    ボス構造体の前記内面に設けられている前記第4及び第
    3の半円形凹所(30及び32)内に突入しており、ま
    た、前記他方のボス構造体の前記内面に備えられている
    前記第3及び第4の半円形壁部(36及び37)は前記
    一方のボス構造体の前記内面に設けられている前記第2
    及び第1の半円形凹所(42b及び42a)内に突入し
    ており、前記第1、第2、第3及び第4の半円形壁部の
    幅はそれら半円形壁部が夫々突入せられる前記第4、第
    3、第2及び第1の半円形凹所の幅よりも小さくされて
    おり、前記一方のボス構造体の前記内面に備えられてい
    る前記第1及び第2の半円形壁部(38及び40)のう
    ちの一方の半円形壁部は、該第1及び第2の半円形壁部
    のうちの他方の半円形壁部によって形成されている前記
    半円形凹所内に突入せられている、前記他方のボス構造
    体の前記内面に備えられている前記半円形壁部に等しい
    曲率半径を有しており、等しい曲率半径を有しているこ
    れら半円形壁部のうちの一方の半円形壁部の両端はこれ
    ら半円形壁部のうちの他方の半円形壁部の両端に夫々対
    向しているが、該他方の半円形壁部の両端から離隔され
    ていて該一方及び他方の半円形壁部の夫々の両端間に間
    隙Sを提供しており、各前記ボス組立体18の前記第1
    のボス構造体60の前記内面に設けられている中心に位
    置した凹所46内及び前記第2のボス構造体62の前記
    内面に設けられている中・已4こ位置した凹所48内に
    (ま該第1及び第2のボス構造体間において弾力性のあ
    るエラヌトマー製ブツシュ28が配備されていることを
    特徴とする平行架空用減衰スペーサ。
JP54169115A 1979-05-17 1979-12-25 平行架空電線用減衰スペ−サ Expired JPS5840886B2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS55155516A JPS55155516A (en) 1980-12-03
JPS5840886B2 true JPS5840886B2 (ja) 1983-09-08

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JP54169115A Expired JPS5840886B2 (ja) 1979-05-17 1979-12-25 平行架空電線用減衰スペ−サ

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AR (1) AR220245A1 (ja)
AU (1) AU523795B2 (ja)
BR (1) BR7908542A (ja)
CA (1) CA1142615A (ja)
DE (1) DE2951711C2 (ja)
ES (1) ES487307A0 (ja)
FR (1) FR2457027A1 (ja)
GB (1) GB2047011B (ja)
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IT1126851B (it) 1986-05-21
AR220245A1 (es) 1980-10-15
MX149111A (es) 1983-08-25
GB2047011B (en) 1983-03-30
US4223176A (en) 1980-09-16
FR2457027A1 (fr) 1980-12-12
CA1142615A (en) 1983-03-08
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DE2951711A1 (de) 1980-11-27
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