JPS5840629Y2 - 電子機器外筐 - Google Patents

電子機器外筐

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Publication number
JPS5840629Y2
JPS5840629Y2 JP4241079U JP4241079U JPS5840629Y2 JP S5840629 Y2 JPS5840629 Y2 JP S5840629Y2 JP 4241079 U JP4241079 U JP 4241079U JP 4241079 U JP4241079 U JP 4241079U JP S5840629 Y2 JPS5840629 Y2 JP S5840629Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer casing
metal
conductive
metal part
static electricity
Prior art date
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Expired
Application number
JP4241079U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55141983U (ja
Inventor
健 沢田
Original Assignee
ソニー株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ソニー株式会社 filed Critical ソニー株式会社
Priority to JP4241079U priority Critical patent/JPS5840629Y2/ja
Publication of JPS55141983U publication Critical patent/JPS55141983U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂にて構成された外筐の表面の一部に金
属部が設けられた電子機器外筐に関するものである。
従来から例えばラジオ受信機器の如き電子機器外筐1に
おいて、内部に収納されたスピーカ2の放音用パネル等
としてパンチングメタルの如き金属部3をその外筐1の
表面の一部に設けたものがある。
このような外筐1では、これを大地や金属テーブル4等
の上に載置した状態で金属部3に手指等を触れたような
場合、人体が帯電している為に、静電気が金属部3から
内部に収納されているプリント基板5上の電子部品6等
、金属部3に最も近い導電部からプリント基板5に流れ
、更に外筐1の嵌合部の隙間7やその他の孔等から金属
テーブル4に流れてしまい、電子部品6のうち耐電圧性
の低いIC,LSI等が破壊されてしまう不都合があつ
た。
特に薄型のポケットラジオ等においては、金属部3と電
子部品6等とが極めて接近されて配置される為に、上記
不都合が発生し易かった。
なお外筐1全体を金属ケースに構成すれば上記不都合は
発生しないが、外筐1が著しくコスト高になり、かつ重
量面でも好ましくない。
本考案は上述の如き実状に鑑み考案されたものであって
、極く簡単な構造でありながら、静電気による電子部品
の破壊を確実に防止出来るようにしたものを提供しよう
とするものである。
以下本考案の実施例を図面に基き説明する。
先ず、第2図は第1実施例を示したものであって、第1
図は従来例と同様に11は合成樹脂にて構成された電子
機器外筐であり、13は内部に収納されたスピーカ12
の放音用パネルとして用いられたパンチングメタル等の
金属部である。
しかしてこの実施例では外筐11の両端部14a、14
b(7)表面15 a 、15 bに、金属部13側の
表面16からその反対側の表面17にかけて金属メッキ
による導電部18 a 、18 bを施し、かつこれら
の導電部18 a 、18 bに前記金属部13ノ両端
13 a 、13bを接触させたものである。
従ってこの場合には外筐11を大地や金属テーブル19
上に載置させた場合、導電部18 a 、18 bによ
って金属部13と金属テーブル19等との間に外筐11
の表面に通る静電気用のバイパス回路が形成される。
この為金属部13に手指等を触れても、静電気は上記バ
イパス回路を通って金属テーブル19等に直接流れてし
まい、その静電気が内部に収納されているプリント基板
20や電子部品21には全く流れないので、電子部品2
1が静電気によって破壊される危険は全くない。
次に第3図は第2実施例を示したものであって、この場
合は前記外筐11の両端部14 a 、14 bの表面
15 a 、15 bに、前記金属部13側の表面16
からその反対側の表面17にかけて導電性ゴムによる導
電部23 a 、23 bを装着や嵌着或いは適宜機械
的結合によって取り付け、がっこれらの導電部23 a
、23 bを前記金属部13ノ両端13 a 、13
bに接触させたものである。
従ってこの場合は前記静電気用のバイパス回路が導電部
23 a 、23 bによって構成され、第1実施例と
同様に静電気による前記電子部品21の破壊が防止され
ている。
そして特にこの場合には、導電部23 a 、23 b
を導電性ゴムにて構成したので、外筐11を各種テーブ
ル上等に載置或いは落下させたような場合に、そのゴム
の弾性によりクッション効果を発揮させ得て好都合であ
る。
次に第4図は第3実施例を示したものであって、この場
合は前記外筐11の両端部14a、14bの外周部で、
前記金属部13の両端部13 a 、13 bと前記反
対側の表面17との間にリング状の導電性ゴムからなる
導電部25 a 、25 bを巻きつけるようにして取
り付けたものである。
従ってこの場合は前記静電気用のバイパス回路が導電部
25 a 、25 bによって構成され、第1実施例と
同様に静電気による前記電子部品21の破壊が防止され
ている。
また導電部25 a 、25 bは第2実施例とほぼ同
様のクッション効果を発揮する。
なおリング状導電性ゴムの巻きつけ方は図面に示された
方向に対して直角な方向等に変更可能である。
またリング状導電性ゴムに換えて、針金等の金属線や金
属帯、その他銅箔やアルミ箔等のリボンやテープ等を巻
きつけるようにすることも出来る。
次に第5図は第4実施例を示したものであって、この場
合は前記外筐11の両端部14 a 、14 bで、前
記反対側の表面17に金属の止ネジによる導電部27
a 、27 bをその頭部によって僅かに突出又は面一
状に露出させた状態に設け、前記金属部13とこれらの
導電部27 a 、27 bとをリード線や針金その他
導電性テープの如き導電線28 a 、28b及びラグ
板29 a 、29 b等を介して電気的に接続させた
ものである。
従ってこの場合には前記静電気用のバイパス回路が導電
部27 a 、27 b、導電線28 a 、28 b
、ラグ板29 a 、29 b等によって構成され、第
1実施例と同様に静電気による前記電子部品21の破壊
が防止されている。
なおこの場合導電部27 a 、27 bを構成する止
ネジを例えば図面に示されたように前記プリント基板2
0やその地内部に収納される各種部品の固定用や、外筐
11の本体と蓋との固定用の止ネジに兼用することが出
来て好都合である。
また特にこの実施例のように外筐11の内部に静電気用
のバイパス回路を形成する場合には、例えば止ネジ27
a、27bのボスを金属にて構成してそのボスを前記反
対側の表面17に突出又は面一状に設け、そのボスと前
記金属部13とを導電線等にて電気的に接続させるよう
にすることも出来る。
また外筐11の前記反対側の表面17や前記両端部14
a 、14 bのコーナ一部分等にアルミの飾り板等
を接着等にて取り付け、その飾り板と前記金属部13と
を導電線等にて電気的に接続させるようにすることも出
来る。
以上本考案の実施例に付き述べたが、本考案で言う金属
部、導電部及び金属部と導電部との電気的接続方法等は
実施例に示されたものに限定されることなく、その他の
各種有効な構造を採用することが出来る。
また本考案はラジオ受信機に限られるものではなく、そ
の他の各種電子機器に広範囲に適用出来るものである。
本考案は上述の如く外筐の表面の一部に設けられた金属
部と、その金属部が設けられた表面とは反対側の表面等
とに設けた導電部とを電気的に接続して、静電気用のバ
イパス回路を形成するように構成したものであるから、
外筐を大地や金属テーブル等の上に載置した状態で金属
部に手指等を触れた時に、静電気によって内部に収納さ
れている電子部品が破壊されてしまうようなことを確実
に防止することが出来て、安全性、信頼性の非常に高い
ものが得られる。
しがち上記バイパス回路は極く簡単な構造で構成出来る
ので、外筐全体を金属ケースにて構成するもの等に比べ
て、非常に低コストなものが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を説明する断面図であり、第2図、第3
図、第4図、第5図は本考案の第1、第2、第3、第4
実施例を説明する断面図である。 なお図面に用いられた符号において、11・・開型子機
器外筐、13・・・・・・金属部、18 a 、18
b・曲・金属メッキによる導電部、23 a 、23
b・・・・・・導電性ゴムによる導電部、25 a 、
25 b・・・・・・リング状導電性ゴムによる導電部
、27 a 、27 b・・・・・・止ネジによる導電
部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 合成樹脂にて構成された外筐の表面の一部に金属部が設
    けられた電子機器外筐において、前記外筐の前記金属部
    が設けられた表面とは異なる表面に、前記金属部と電気
    的に接続された導電部を設けたことを特徴とする電子機
    器外筐。
JP4241079U 1979-03-30 1979-03-30 電子機器外筐 Expired JPS5840629Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4241079U JPS5840629Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 電子機器外筐

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4241079U JPS5840629Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 電子機器外筐

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55141983U JPS55141983U (ja) 1980-10-11
JPS5840629Y2 true JPS5840629Y2 (ja) 1983-09-13

Family

ID=28914863

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JP4241079U Expired JPS5840629Y2 (ja) 1979-03-30 1979-03-30 電子機器外筐

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4562666B2 (ja) * 2006-02-13 2010-10-13 三菱電機株式会社 耐静電気機能付電子装置

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JPS55141983U (ja) 1980-10-11

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