JPH0462479B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0462479B2
JPH0462479B2 JP61183736A JP18373686A JPH0462479B2 JP H0462479 B2 JPH0462479 B2 JP H0462479B2 JP 61183736 A JP61183736 A JP 61183736A JP 18373686 A JP18373686 A JP 18373686A JP H0462479 B2 JPH0462479 B2 JP H0462479B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
circuit
heat
heat dissipation
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61183736A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6340400A (ja
Inventor
Michiharu Abe
Sueo Shinbashi
Mitsuo Ookawachi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP18373686A priority Critical patent/JPS6340400A/ja
Publication of JPS6340400A publication Critical patent/JPS6340400A/ja
Publication of JPH0462479B2 publication Critical patent/JPH0462479B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は伝熱性良好、大熱容量、低い電気抵抗
をなすように金属ブロツクで造られた放熱ブロツ
ク上に、回路を構成した回路基板を取り付け、回
路の接地は回路パターン上に設けたスルーホール
にねじを貫通させ放熱ブロツクに締め付けること
により最短距離に行い、部品の発熱は放熱ブロツ
クに伝熱吸収させ、更に2個の側板と蓋板をねじ
止めにより簡単に遮蔽箱を構成する、高周波用に
適した回路モジユールの組立方法であり、簡単な
構造で、良好な接地、放熱性能を具備し、且つ遮
蔽箱に格納され、高性能と安定性を発揮し得るも
のであり、回路基板の大形化が可能で回路規模の
拡大にも適応出来るものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は接地放熱ブロツクの上に高周波回路を
形成した回路基板を密着させ、高周波回路の接地
と発熱部品の放熱効果の向上を図つた回路モジユ
ールの組立方法に関す。
半導体部品の高集積化、高性能化は目覚まし
く、これが原動力となりあらゆる電子・通信装置
の高密度実装、小形化が促進された。
また他の部品においても、厚膜回路部品やリー
ド端子のない表面実装用の小形のチツプ形部品が
小形で経済的に得られる様になり寄与している。
これら部品を高密度実装する回路基板も、多層
プリント配線板が一般的に使用されており、その
基材は電気的、機械的要求により各種のものが開
発され用いられている。
これらを集積して回路の高周波化、高速度化が
益々促進され、極まり知れないものがある。
しかし高密度実装は装置の小形化と回路の高周
波化、高速度化に必要不可欠であるが、電力消費
密度も上り、このための放熱冷却処理や、製造試
験の作業性や、回路機能の安定性等が問題となつ
て来る。
〔従来の技術〕
100MHz以上の高周波用回路モジユールでは、
回路の高周波損失が少なく、接地が確実に行え、
且つ半導体部品の放熱が充分に行える必要があ
る。
第3図aに従来の一例の回路モジユールの斜視
図、第3図bにその部分拡大断面図を示す。
高周波回路を構成する回路基板15は高周波用
セラミツク板材からなり、アルミ材の放熱ブロツ
ク29の上に置かれている。この放熱ブロツク2
9を包む形で回路基板15の周辺部で端辺27を
外側に折曲させた薄銅板の接地体28が放熱ブロ
ツク29にねじ止めしてあり、この際に放熱ブロ
ツク29の四隅にL形の受け金具81を共締して
ある。この受け金具81の一辺に、回路基板15
の周辺に添つて略同面に補助回路を構成する補助
回路基板16を置き、押さえ金具82を当ててね
じ止めする。この時押さえ金具82の先端部は弾
性体83を介して回路基板15も同時に固定して
いる。
回路基板15はセラミツク材の為表一層にのみ
回路構成して、部品は表面のみに搭載してある。
放熱ブロツク29の回路基板15の裏面に接す
る面は、回路基板15の取り付け時の反りによる
破損や回路の浮遊容量のバラツキの発生を避ける
ために、出来るだけ接触面積を小さくし、周辺部
の固定部を除き数〓の深さに切削してある。
放熱を要する部品は出来るだけ熱抵抗を少なく
放熱ブロツク29に伝熱させる様に取り付ける。
回路の基準を成す接地は、各接地点毎に高周波
的接地電位が異なると設計通りの性能が得られず
また他の影響を受け易くなるので、出来る丈導体
抵抗の少ない大きな接地体を基準として、凡ての
接地点をこの接地体に最短距離で接続する必要が
ある。
このため前記の放熱ブロツク29とも接した接
地体28が基準として設けてあり、この端辺27
が補助回路基板16の接地パターン17と半田付
けされ、回路基板15の接地パターンは周辺部に
設けた接続パツド18まで引き出しておき、対向
した補助回路基板16の接地パターン17に設け
た接続パツド19に接続リード84を介して接続
される。
回路への電源供給等の補助回路は、補助回路基
板16に実装し、夫々回路基板15および補助回
路基板16の回路パターンを対向する接続パツド
18,19迄引き出し接続リード84で接続す
る。
また回路の精密調整は、半固定可変部品を使用
する場合もあるが、高度な信頼性装置では出来る
丈固定定数部品を使用している。
このため回路の調整個所は、回路基板15の回
路パターンを上記と同様に補助回路基板16の回
路パターンまで引き出し、調整端子に固定部品9
5を実装するようにして、高密度実装された繊細
な回路パターンよりなる回路基板には組立完了後
は一切加工を加えなくて済ませている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、以下の如き問題点があつた。
セラミツク回路基板は強度的に脆く、且つ反
りがあり直接ねじ止め等簡単な固定が出来ず、
複雑、高価な回路モジユール構造になる。
このため回路パターンの任意の位置で接地体
に最短接地接続がし難い。
組立後のセラミツク回路基板の加工は難い。
このため回路の調整個所を別の補助回路基板ま
で引き出す必要があり、回路特性、高信頼性に
影響を与える。
2層以上の多層回路基板が得にくい。
このため高密度実装に制約を受ける。
セラミツク回路基板は大形基板化が製造設
備、コスト面より限界がある。
このため収容回路の大形化に限界を生じ、複
数基板に分割せざるを得ない。
回路モジユール全体の遮蔽は別に設ける。
〔問題点を解決するための手段〕 上記の問題点は、第1図、第2図に示す如く、
樹脂系の回路基板1と、回路基板1に搭載した部
品のリード逃げ穴を有し、伝熱性良好、大熱容
量、低い電気抵抗の金属ブロツクからなり、底板
を構成する放熱ブロツク2と、各々が実質上隣接
する相互に直角な二側面を構成する2個の側板4
と、開口面を覆う蓋板5とにより構成され、放熱
ブロツク2に発熱する部品91,92の伝熱部を
直接固定させて、該回路基板1の表面に全部品9
1〜94を実装し、裏面全面を放熱ブロツク2に
密着固定させ、 該回路基板1の回路パターン11上に設けたス
ルーホール12にねじ3を貫通させ該放熱ブロツ
ク2に締着して接地接続となし、 該側板4を該放熱ブロツク2にねじ止め固定
し、該蓋板5が該側板4にねじ止め固定されて遮
蔽箱を構成する、本発明の回路モジユールの組立
方法により解決される。
〔作用〕
即ち、セラミツク回路基板の弱点をカバーする
高周波用樹脂系多層回路基板を使用し、本構造の
回路モジユールの組立方法により問題点は凡て解
決する。
回路モジユールの底板を構成する放熱ブロツク
2は、全体を厚みのある金属ブロツクとして、基
準となる低抵抗の接地体と、熱容量の大きい放熱
体とを兼ねさせている。
しかも回路基板1はこの底板と同形の大きさ迄
得られる。
回路基板1は放熱ブロツク2に密着させ、回路
パターン11の任意の位置でスルーホール12を
通じて放熱ブロツク2にねじ締めする丈で最短接
地接続が出来る。また回路調整個所の回路パター
ンの引き伸ばしも不要である。
発熱部品は一般に取り付け機構により伝熱機能
を持たせており、従つて伝熱部を直接放熱ブロツ
ク2に取り付け固定することで最大の放熱効果を
得ることが出来る。
また回路モジユール全体は、放熱ブロツク2、
2個の側板4および蓋板5により構成された遮蔽
箱に格納されており、高周波用遮蔽機能を果たし
ている。
回路は放熱ブロツク2に回路基板1を組立た状
態で殆ど完成しており、後は入出力、電源接続の
みとなるので、回路の試験調整は障害物の無いや
り易いこの段階で行うことが出来る。更に後でも
蓋板を開けることにより行える。
かくの如く、簡単な構造により、良好な接地、
放熱機能を具備した高周波用回路モジユールの組
立方法であり、回路基板の大形化が可能で分割さ
れること無く回路規模の拡大にも適応出来るもの
である。
〔実施例〕
以下図面に示す実施例によつて本発明を具体的
に説明する。
全図を通し同一符合は同一対称物を示す。
第1図に本発明の一実施例の斜視図、第2図に
その部分拡大断面図を示す。
本回路モジユールは800Mbpsの光フアイバ伝
送装置の最高速度部の増幅回路に適用したもので
ある。
回路基板1はセラミツクパウダ入り弗素樹脂を
絶縁基材とした銅張り4層の1.6ミリ厚の10×15
センチ或いは10×10センチの回路基板で、誘電正
接0.003、線膨張係数20ppmで普通のプリント配
線板と同様に回路を多層構成出来、スルーホール
も可能であり、セラミツク材の様な脆さは無く直
接ねじ等により密着固定も行えるものである。
放熱ブロツク2はアルミ材の10ミリ厚のブロツ
クで、充分に低抵抗な基準接地体となり、且つ良
好な伝熱性により大きな冷却効果が得られる。
図に示す如く、凡て表面接続型の回路部品91
〜94を使用して表面に搭載実装された回路基板
1は、放熱ブロツク2に密着させて四隅をねじで
固定する。次に回路基板1の回路パターン11上
の任意に指定された接地用のスルーホール12に
タツピングねじ3を通し放熱ブロツク2に締着さ
せ、確実な接地接続がなされる。最後に発熱部品
91〜93を伝熱取り付けする。
部品91は半導体LSIで25×25ミリの外形の周
辺に多数の接続リード99を具え、回路基板1表
面の回路パターン11と接続されており、同底面
に伝熱固定用のボルト98が突出して設けてあ
る。このボルト98が放熱ブロツク2に設けた段
付きの穴21に所定の厚みのスペーサ22を介し
て挿入され、裏面からナツト23で締着して放熱
させる。
部品92も半導体部品で10×20ミリの外形の放
熱基板97の上部両側方に接続リード99を具
え、回路基板1表面の回路パターン11と接続さ
れており、放熱基板97を放熱ブロツク2に当接
させてねじ31にて締着して放熱させる。
また部品93は半導体SSIで10ミリ径の外形の
周辺に放射状に多数の接続リード99を具え、回
路基板1表面の回路パターン11と接続されてお
り、同頭部に伝熱用の金属キヤツプ96を設けて
ある。この場合は放熱ブロツク2に直接伝熱させ
ると、リード接続部に剥離力が加わり好ましくな
い。そこで片端に鍔を有する真鍮の当接棒6の鍔
端面がキヤツプ96の頭面に当接するように、蓋
板5の所定位置に当接棒6が嵌通して支持される
曲鉄51を溶接して設けてあり、当接棒6に外嵌
されたコイル状のバネ61で適度の押し力を与え
て伝熱効果を持たせている。更に蓋板5を開けた
時に当接棒6の抜け止め用に端部に止め輪62が
嵌めてある。
放熱ブロツク2の隣接した二側面に当接す直角
に折曲した2個の側板4をねじ止め固定し、開口
面を蓋板5で覆い側板4にねじ止めして遮蔽箱を
構成させ、外形は10.5×15.5或いは10.5×2.5セン
チである。
図示してないが外部接続用のコネクタや配線貫
通穴等は側板4に設けられ回路基板1に接続され
ている。
放熱ブロツク2の回路基板1との当接面を絶縁
する必要がある時は、その面をアルマイト処理し
たものを使用する。
本発明の回路モジユールで10W以上の放熱に対
し自然冷却で充分な使用温度に維持出来る冷却効
果が得られている。
上記で各部の材料はこの実施例に限定するもの
ではない。
また発熱部品の伝熱取り付け機構についても一
例を示したもので、その部品の取り付け機構に合
わせて放熱ブロツクに加工を加え伝熱固定機能を
持たすことにある。
〔発明の効果〕
かくの如く、セラミツク回路基板を使用しない
簡単な構造により、良好な接地、放熱機能を具備
し、遮蔽箱に格納された高性能と安定性を発揮し
得る高周波用回路モジユールの組立方法であり、
回路基板の大形化が可能で分割されること無く回
路規模の拡大にも適応出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は
本発明の一実施例の部分拡大断面図、第3図は従
来の一例の回路モジユールである。 図において、1,15は回路基板、2,29は
放熱ブロツク、4は側板、5は蓋板、11は回路
パターン、12はスルーホール、91,92,9
3,94,95は部品である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 遮蔽箱内に回路基板を格納した回路モジユー
    ルにおいて、 樹脂系の回路基板1と、該回路基板1に搭載し
    た部品のリード逃げ穴を有し、伝熱性良好、大熱
    容量、低い電気抵抗の金属ブロツクからなり、底
    板を構成する放熱ブロツク2と、各々が実質上隣
    接する相互に直角な二側面を構成する2個の側板
    4と、開口面を覆う蓋板5とにより構成され、 該放熱ブロツク2に発熱する部品91,92の
    伝熱部を直接固定させて、該回路基板1の表面に
    全部品91〜94を実装し、裏面全面を放熱ブロ
    ツク2に密着固定させ、 該回路基板1の回路パターン11上に設けたス
    ルーホール12にねじ3を貫通させ該放熱ブロツ
    ク2に締着して接地接続となし、該側板4を該放
    熱ブロツク2にねじ止め固定し、該蓋板5が該側
    板4にねじ止め固定されて遮蔽箱を構成すること
    を特徴とする回路モジユールの組立方法。
JP18373686A 1986-08-05 1986-08-05 回路モジユ−ルの組立方法 Granted JPS6340400A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18373686A JPS6340400A (ja) 1986-08-05 1986-08-05 回路モジユ−ルの組立方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18373686A JPS6340400A (ja) 1986-08-05 1986-08-05 回路モジユ−ルの組立方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6340400A JPS6340400A (ja) 1988-02-20
JPH0462479B2 true JPH0462479B2 (ja) 1992-10-06

Family

ID=16141073

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18373686A Granted JPS6340400A (ja) 1986-08-05 1986-08-05 回路モジユ−ルの組立方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6340400A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5011061B2 (ja) * 2007-10-23 2012-08-29 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 インバータ装置
JP5652453B2 (ja) 2012-09-28 2015-01-14 株式会社村田製作所 複合モジュールおよびこれを備えた電子機器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5989541U (ja) * 1982-12-07 1984-06-18 株式会社東芝 高周波電力増幅用集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6340400A (ja) 1988-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5586007A (en) Circuit board having improved thermal radiation
US5065280A (en) Flex interconnect module
US5734555A (en) Shared socket multi-chip module and/or piggyback pin grid array package
US6029343A (en) Insulated surface mount circuit board construction
US5548481A (en) Electronic module containing an internally ribbed, integral heat sink and bonded, flexible printed wiring board with two-sided component population
JP3281220B2 (ja) 回路モジュールの冷却装置
CA1310432C (en) Package for emi, esd, thermal, and mechanical shock protection of circuit chips
US5459348A (en) Heat sink and electromagnetic interference shield assembly
JPH01233795A (ja) 混成集績回路
US5198887A (en) Semiconductor chip carrier
JPH08125379A (ja) シールド装置
JPH04113695A (ja) 電子機器の放熱構造
JPH0462479B2 (ja)
JP2973646B2 (ja) ベアチップlsiの実装構造
JPH07106721A (ja) プリント回路板及びその放熱方法
JPH06326151A (ja) 回路部品の実装構造
JPH0322554A (ja) 電子部品の放熱装置
JPH0529502A (ja) プリント基板
JPS608453Y2 (ja) 回路基板の実装構造
JPH01186700A (ja) プリント配線板構造体
JP2538636B2 (ja) 半導体装置
JP2001068879A (ja) 制御機器
JPS5855838Y2 (ja) 多段実装プリント板の放熱構造
JPH0346387A (ja) 電子回路装置
JPS61147554A (ja) ハイブリツドicモジユ−ル