JPS5840618Y2 - 単ピン接続構造 - Google Patents

単ピン接続構造

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Publication number
JPS5840618Y2
JPS5840618Y2 JP1980136818U JP13681880U JPS5840618Y2 JP S5840618 Y2 JPS5840618 Y2 JP S5840618Y2 JP 1980136818 U JP1980136818 U JP 1980136818U JP 13681880 U JP13681880 U JP 13681880U JP S5840618 Y2 JPS5840618 Y2 JP S5840618Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
pin
single pin
shoulder
slit
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980136818U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5759477U (ja
Inventor
隆雄 宮沢
真 川上
全治 滝沢
喜久 長坂
Original Assignee
富士通株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
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Publication of JPS5840618Y2 publication Critical patent/JPS5840618Y2/ja
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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電子機器の回路機能をユニット化したカード類
をシェルフ構成するときの多層プリント板からなるバッ
クパネルに植設される接続用単ピンの接続構造に関する
ものである。
電子機器の筐体内のカードの収容と接続は、製造コスト
を引下げ、且つ接続の信頼性を得るためにプリント板に
カードのジャックと対応する如くピンを設けたバックパ
ネルを使用することがよく行なわれる。
パターンの構成されたプリント板は、搾孔されスルーホ
ールメッキされる。
単ピンはこのスルーホールメッキされた透孔に圧入され
、ピンとスルーホールメッキとの接触部は半田付作業に
より接続され固定される。
従来使用されるピン構造は、第1図に示す如き外形をな
しており、ピンのほぼ中央部がショルダー1といわれる
突起状をなしている。
当該ピンと圧入すべきスルーホール透孔との関係につい
て、具体例で説明する。
ピンの太さは、0.55 mm X 0.55 mmの
角棒でありショルダ一部は0.55 mm X 0.7
5 mmの矩形となっており、当該ピンが圧入される透
孔の直径は0.84±0.02mmであり、ショルダ一
部の対角線寸法は各辺長が0.55±0.02mmX0
.75±0.02mmであるとき0.905 mm 〜
0.958 mmとなり、透孔径と当該対角線との寸法
差0.045 mm −0,138mmがスルーホール
メッキとピンとの嵌合代となる。
この寸法でのピンの挿入圧力は、プリント板の厚さを2
mmとしたとき5〜10 kg/ピンとなり、ピンの挿
入圧は低くありたいが、ピンとスルーホール透孔とのセ
ンターを一致させ、ピンをプリント板に垂直に保持した
ままピンとスルーホールとを半田付によって固定するた
めには、スルーホール透孔内でのピンの保持力を高めな
ければならず、挿入圧力も伴って比較的高い値になる。
挿入圧力が5〜10kgと分散するのは、上記の如くス
ルーホールメッキ孔の直径の寸法誤差とピンの成形寸法
誤差があるために生ずるものである。
通常スルーホールの銅メッキの厚さは30μm程度であ
り、上記の最大嵌合代の場合にピンのシヨルダ一部の対
角線長は最大的70μmだけ該銅メツキ部に喰込むこと
になり、スルーホールの中間層とのメッキ接続の信頼性
を著しく低下させることになるなどの欠点を有していた
本考案は斯の如く、ピンのショルダ一部とプリント板の
スルーホール透孔とを嵌合せしめるときショルダ一部に
バネ性を付与せしめる如き形状となし、ショルダ一部が
透孔に与える圧力を制御しスルーホールメッキ層への喰
込みを防止するものである。
即ち本発明は、ショルダ一部のピンの縦方向の中央部に
スリットを設け、当該スリットによって構成されるショ
ルダーのバネ機構によってピンの製造寸法誤差によるス
ルーホールメッキ部へのショルダ一部の対角部の嵌合圧
力を抑制し、スルーホール内の銅メッキ層の破壊を防止
し、スルーホールと中間層とのメッキ接続を確保するも
のである。
実施例について更に説明する。
第2図は本考案によるピンの形状を示す外形図である。
本考案にか)るピン形状は、ピンのショルダー21に、
スリット22を有し、ショルダー21は当該スリット2
2によって21 aと21 bの2片に分離され、矢印
の圧力Pに対してバネ圧を有する如くなす。
ショルダ一部の対角線寸法は、スルーホール透孔の最大
径より大きく設定される。
この寸法はスリットによるショルダ一部のバネ圧とピン
のスルーホール透孔内での保持力によって決定される。
一本考案によるスリットを有するピンのスルーホール透
孔内への挿入は、図示するA部よりプリント板に穿設さ
れたスルーホール内に挿入され、ショルダーのB部がス
ルーホールの上辺に到来するとB部の傾斜により容易に
ピンは孔内に挿入を開始する。
ピンが更に孔内に挿入されると、ショルダ一部の対角線
寸法が孔内径より大なるため、左右のショルダー22
a 、22 bはスリット23の間隔を狭める方向に圧
縮され、この圧縮によって生ずるバネ圧でショルダー2
1 a、21 bは、孔内壁を加圧する。
従ってショルダーは、スルーホールメッキされた銅層を
破壊することなく、従って該スルーホールの中間銅層と
の接続メッキに損傷を与えることはなく、無理なく鉄部
の接続の信頼性を保持し得る。
又、ピンの挿入圧力も従来方法に比し、スルーホール銅
メッキ層を破壊することがないため、該層の破壊応力を
要せず、より少い挿入圧力によってショルダ一部のバネ
圧で孔内壁を加圧するためピンのセンターとスルーホー
ルのセンターを無理なく一致させることが可能で、且つ
半田付時点までの保持も容易、且つ確実に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来より使用されている単ピンの外形図であ
り、第2図は本考案による単ピンの外形図である。 1・・・・・・ショルダー、22・・・・・・スリット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷配線板のスルーホールに挿入されて半田付される単
    ピン接続構造において、上記単ピンを矩形断面として形
    成し、且つ上記単ピンの挿入されルヘき印刷配線板に穿
    設されたスルーホール部ニ対応するショルダ一部に矩形
    断面の薄肉方向に開口したスリットを設け、挿入された
    単ピンが該スリットによりスリットの内壁を押圧するよ
    う構成されてなることを特徴とする単ピン接続構造。
JP1980136818U 1980-09-26 1980-09-26 単ピン接続構造 Expired JPS5840618Y2 (ja)

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JP1980136818U JPS5840618Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26 単ピン接続構造

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JP1980136818U JPS5840618Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26 単ピン接続構造

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Publication Number Publication Date
JPS5759477U JPS5759477U (ja) 1982-04-08
JPS5840618Y2 true JPS5840618Y2 (ja) 1983-09-13

Family

ID=29496920

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JP1980136818U Expired JPS5840618Y2 (ja) 1980-09-26 1980-09-26 単ピン接続構造

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Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59190528U (ja) * 1983-06-03 1984-12-18 福山パ−ル紙工株式会社 容器
JPS6026835U (ja) * 1983-07-29 1985-02-23 積水化成品工業株式会社 食品容器
JPS6052218U (ja) * 1983-09-16 1985-04-12 大日本印刷株式会社 包装容器
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JPH0245129Y2 (ja) * 1984-12-08 1990-11-29
JPH0423773Y2 (ja) * 1987-03-30 1992-06-03

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JPS5759477U (ja) 1982-04-08

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