JPS5840617Y2 - 印刷配線板 - Google Patents
印刷配線板Info
- Publication number
- JPS5840617Y2 JPS5840617Y2 JP1977008242U JP824277U JPS5840617Y2 JP S5840617 Y2 JPS5840617 Y2 JP S5840617Y2 JP 1977008242 U JP1977008242 U JP 1977008242U JP 824277 U JP824277 U JP 824277U JP S5840617 Y2 JPS5840617 Y2 JP S5840617Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- printed wiring
- wiring board
- hole
- copper
- conductor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Printing Elements For Providing Electric Connections Between Printed Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は印刷配線板に関し、特にスルーホール印刷配線
板に関するものである。
板に関するものである。
従来、この種の印刷配線板に於ては、第1図に示す如く
積層板9表面に張り合わされた銅箔をエツチングにより
化学的に選択除去し、ランド1及び回路2を形威した後
、電気的良導体より戒るり−ド線3で裏面のランド1′
と接続するために穿孔された貫通穴内部を貫通させその
両端を半田合金4でそれぞれランド1,1′にろう付け
して戒るクリンチドライヤ法と呼ばれる方法(SCP
and 5olidState Technolo
gy、Nov 1967)や第2図に示される如く、貫
通穴内部にシリコン5を核とする袋あみワイヤ6を貫通
させ、該ワイヤの両端を半田合金4によりそれぞれラン
ド1,1′にろう付して成る特公昭44−268に記載
の方法等があるが、一般的には、スルーホールめっきに
よる基板表裏の電気回路間の接続が知られている。
積層板9表面に張り合わされた銅箔をエツチングにより
化学的に選択除去し、ランド1及び回路2を形威した後
、電気的良導体より戒るり−ド線3で裏面のランド1′
と接続するために穿孔された貫通穴内部を貫通させその
両端を半田合金4でそれぞれランド1,1′にろう付け
して戒るクリンチドライヤ法と呼ばれる方法(SCP
and 5olidState Technolo
gy、Nov 1967)や第2図に示される如く、貫
通穴内部にシリコン5を核とする袋あみワイヤ6を貫通
させ、該ワイヤの両端を半田合金4によりそれぞれラン
ド1,1′にろう付して成る特公昭44−268に記載
の方法等があるが、一般的には、スルーホールめっきに
よる基板表裏の電気回路間の接続が知られている。
しかしながら、第1の方法に於ては、リード線両端の接
続法として半田合金を使用しているため、自動化が難し
く、コスト高となる。
続法として半田合金を使用しているため、自動化が難し
く、コスト高となる。
更に半田合金の密着接続の不完全さに起因する接続の信
頼性の低さが問題となっていた。
頼性の低さが問題となっていた。
とくに電子部品をフローソルダーで行うと、半田付部が
はがれてしまう欠点があった。
はがれてしまう欠点があった。
第2の方法では、貫通穴中にシリコンゴムを挿入するた
め部品の挿入が不可能であり、また接続コストも高くな
らざるを得なかった。
め部品の挿入が不可能であり、また接続コストも高くな
らざるを得なかった。
またスルーホールめっきによる方法では、比較的少数の
穴数、例えば、ボード当り数代程度では、第1.第2の
接続方法に比較し、1接続当り非常に高価格となる。
穴数、例えば、ボード当り数代程度では、第1.第2の
接続方法に比較し、1接続当り非常に高価格となる。
且つ製造設備も大規模化せざるを得なかった。
この改良方法としては、エヌ・エイ・ジャロシク(N、
A、 Jarosik)〔エレクトロニク:1. (
Electronics) 、July 1966〕等
はニッケル箔によりランドを形威し、これに金めつきコ
バー線を貫通穴に挿入し、その末端をランド上で溶接す
る方法を提供したことが知られているが、印刷配線板と
して一般に使用されている銅箔より戊るランド部に対し
ては、不充分な結果であることをその実験結果より考察
している。
A、 Jarosik)〔エレクトロニク:1. (
Electronics) 、July 1966〕等
はニッケル箔によりランドを形威し、これに金めつきコ
バー線を貫通穴に挿入し、その末端をランド上で溶接す
る方法を提供したことが知られているが、印刷配線板と
して一般に使用されている銅箔より戊るランド部に対し
ては、不充分な結果であることをその実験結果より考察
している。
すなわち、銅の融点は1084 、5℃であるのに対し
てコバー線の融点は1480℃であるので、溶接によっ
て銅箔パターンが溶けて断線する問題がある。
てコバー線の融点は1480℃であるので、溶接によっ
て銅箔パターンが溶けて断線する問題がある。
さらにニッケル箔のランドはコスト高となる欠点もある
。
。
本考案の目的は前述した銅箔パターンの印刷配線板を用
いて、かつ前述の欠点を除去した印刷配線板を提供する
ことにある。
いて、かつ前述の欠点を除去した印刷配線板を提供する
ことにある。
本考案によれば、基板の貫通孔を貫通する導電体の両端
を基板表裏面の銅箔パターンへ導通させた印刷配線板に
おいて、導電体の全体または両端部が銅合金からなり、
上記導電体の両端部が銅箔パターンに溶接されているこ
とを特徴とする印刷配線板が得られる。
を基板表裏面の銅箔パターンへ導通させた印刷配線板に
おいて、導電体の全体または両端部が銅合金からなり、
上記導電体の両端部が銅箔パターンに溶接されているこ
とを特徴とする印刷配線板が得られる。
本考案では純銅のリードを用いる代りに銅合金リードを
使用することによりその融点を純銅の融点よりも低くせ
しめたもので、銅箔回路パターンを損傷させることなく
溶接することができ、信頼性の高い接続を遠戚する。
使用することによりその融点を純銅の融点よりも低くせ
しめたもので、銅箔回路パターンを損傷させることなく
溶接することができ、信頼性の高い接続を遠戚する。
以下、本考案を実施例により説明する。
実施例1
第3図は、本考案の基本的な一実施例を示す斜視図であ
り、予め形成された積層板9表面上の銅箔ランド1の中
心部を貫通する穴の壁面に接して、たとえば銅80重量
%、銀15重量%、燐5重量%の銅合金線7からなるリ
ードを挿着し、該リードの両末端部をランド1,1′の
A、A’部に係合せしめた後パラレル・ギャップ抵抗溶
接法により溶接してランド1−1′間を接続したもので
ある。
り、予め形成された積層板9表面上の銅箔ランド1の中
心部を貫通する穴の壁面に接して、たとえば銅80重量
%、銀15重量%、燐5重量%の銅合金線7からなるリ
ードを挿着し、該リードの両末端部をランド1,1′の
A、A’部に係合せしめた後パラレル・ギャップ抵抗溶
接法により溶接してランド1−1′間を接続したもので
ある。
上記組成の銅合金線7の溶接温度は705℃〜815℃
であり、銅の融点(1084,5℃)よりも充分低いの
で、銅箔ランド1に損傷を与えることなく強固に接続さ
れる。
であり、銅の融点(1084,5℃)よりも充分低いの
で、銅箔ランド1に損傷を与えることなく強固に接続さ
れる。
さらに部品実装時のフローソルダー法を実施しても溶接
部がはがれるという事故もなくなる。
部がはがれるという事故もなくなる。
実施例2
第4図は、第2の実施例であり比較的大口径の貫通孔を
有するものまたは貫通穴内面まで半田をフローアップさ
せる必要がある場合の実施例であり、通称アイレットま
たはハトメと呼ばれる金属筒8を貫通穴内に設け、その
両路端部とランド1゜1′または回路2を第1の実施例
で用いた銅合金線7により、それぞれB、B’部で溶接
接合してランド1−1′を接続してなるものである。
有するものまたは貫通穴内面まで半田をフローアップさ
せる必要がある場合の実施例であり、通称アイレットま
たはハトメと呼ばれる金属筒8を貫通穴内に設け、その
両路端部とランド1゜1′または回路2を第1の実施例
で用いた銅合金線7により、それぞれB、B’部で溶接
接合してランド1−1′を接続してなるものである。
実施例3
第5図は実施例2をさらに簡便にした接続手段の実施例
であり、前述の金属筒8を貫通穴内部に設け、この金属
筒8の両端部の一部をそれぞれ銅箔ランド1,1′と接
する如く保合加工させ、この保合部を被覆するように銅
合金線7を金属筒8に接して挿着し、ランド1および1
′のそれぞれc、c’部で溶接接合してなるスルーホー
ル印刷配線板である。
であり、前述の金属筒8を貫通穴内部に設け、この金属
筒8の両端部の一部をそれぞれ銅箔ランド1,1′と接
する如く保合加工させ、この保合部を被覆するように銅
合金線7を金属筒8に接して挿着し、ランド1および1
′のそれぞれc、c’部で溶接接合してなるスルーホー
ル印刷配線板である。
以上述べた如く本考案によれば、比較的少数のスルーホ
ール接続を要求される銅箔パターンを有する印刷配線板
の場合、最も安価がっ短時間で印刷配線板を供給するこ
とができる。
ール接続を要求される銅箔パターンを有する印刷配線板
の場合、最も安価がっ短時間で印刷配線板を供給するこ
とができる。
がっ接続の信頼性に於ても鉄、ニッケル系接続の信頼性
以上の品質を保証し得ることが確認されている。
以上の品質を保証し得ることが確認されている。
更に電気接続と部品リードを保持する為の貫通穴として
の機能を同時に満足させる事が可能であり、自動溶接機
の利用と相俟って更に安価で連続的に製造可能ならしむ
るものである。
の機能を同時に満足させる事が可能であり、自動溶接機
の利用と相俟って更に安価で連続的に製造可能ならしむ
るものである。
また、他の応用例として、スルーホールめっきによるめ
っき層の欠陥に起因するスルーホール断線及びボイド等
の補修にも利用できる。
っき層の欠陥に起因するスルーホール断線及びボイド等
の補修にも利用できる。
本考案は基本的に以上述べた如くであるが、この応用は
何ら本実施例に限定されるものでないことは勿論である
。
何ら本実施例に限定されるものでないことは勿論である
。
第1図、第2図は従来の印刷配線板のそれぞれ斜視図、
第3図及至第5図は本考案の各実施例による印刷配線板
のそれぞれ斜視断面図を示す。 図中の符号 1.1’:ランド、2:回路導体、3:ク
リンチされた導線、4:手出合金、9:有機絶縁体、6
:袋あみワイヤ、5:シリコンゴム、7:銅合金線、8
:金属筒、A、A’、 B 、 B’、 C、C’ :
溶接点。
第3図及至第5図は本考案の各実施例による印刷配線板
のそれぞれ斜視断面図を示す。 図中の符号 1.1’:ランド、2:回路導体、3:ク
リンチされた導線、4:手出合金、9:有機絶縁体、6
:袋あみワイヤ、5:シリコンゴム、7:銅合金線、8
:金属筒、A、A’、 B 、 B’、 C、C’ :
溶接点。
Claims (1)
- 基板の貫通孔を貫通する導電体の両端を前記基板表裏面
の銅箔パターンへの導通させた印刷配線板において、前
記導電体の全体または両端部が銅合金からなり、前記導
電体の両端部が前記銅箔パターンに溶接されていること
を特徴とする印刷配線板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977008242U JPS5840617Y2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 印刷配線板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977008242U JPS5840617Y2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 印刷配線板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS53103556U JPS53103556U (ja) | 1978-08-21 |
JPS5840617Y2 true JPS5840617Y2 (ja) | 1983-09-13 |
Family
ID=28694585
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977008242U Expired JPS5840617Y2 (ja) | 1977-01-26 | 1977-01-26 | 印刷配線板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840617Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5826542Y2 (ja) * | 1978-02-03 | 1983-06-08 | 松下電器産業株式会社 | 接続端子 |
-
1977
- 1977-01-26 JP JP1977008242U patent/JPS5840617Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS53103556U (ja) | 1978-08-21 |
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