JPS58404B2 - ステロイド結合性グロブリンの製造方法 - Google Patents
ステロイド結合性グロブリンの製造方法Info
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- JPS58404B2 JPS58404B2 JP49123046A JP12304674A JPS58404B2 JP S58404 B2 JPS58404 B2 JP S58404B2 JP 49123046 A JP49123046 A JP 49123046A JP 12304674 A JP12304674 A JP 12304674A JP S58404 B2 JPS58404 B2 JP S58404B2
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ステロイド結合性β−グロブリンの誘導体で
あるステロイド結合性グロブリン、および酵素ノイラミ
ニダーゼで処理することによりステロイド結合性β−グ
ロブリンからそれを製造する方法に関する。
あるステロイド結合性グロブリン、および酵素ノイラミ
ニダーゼで処理することによりステロイド結合性β−グ
ロブリンからそれを製造する方法に関する。
β−グロブリンき呼ばれる血漿蛋白質の中にステロイド
ホルモンに対する格別の親和性を有しまたそれ故にステ
ロイド結合性β−グロブリンまたはテストステロン結合
性グロブリンと呼ばれる蛋白体の存在することは知られ
ている。
ホルモンに対する格別の親和性を有しまたそれ故にステ
ロイド結合性β−グロブリンまたはテストステロン結合
性グロブリンと呼ばれる蛋白体の存在することは知られ
ている。
β1AP−糖蛋白質とも呼ばれるこの蛋白質を胎盤から
または妊婦の血液から単離することは既に提案されてい
る(ドイツ特許出願第222161.9号明細書参照)
。
または妊婦の血液から単離することは既に提案されてい
る(ドイツ特許出願第222161.9号明細書参照)
。
しかしながら、このβ−グロブリンを純粋な形で製造す
ることにはこれまで成功していない。
ることにはこれまで成功していない。
このことは特に、この蛋白に対する抗血清を得る際に不
純物(たとえ極めて低濃度で存在していても)のために
免疫された動物に同じく抗体が形成されそのため非特異
的な抗血清の反応が生ずるという欠点を伴なう。
純物(たとえ極めて低濃度で存在していても)のために
免疫された動物に同じく抗体が形成されそのため非特異
的な抗血清の反応が生ずるという欠点を伴なう。
本発明によれば、ステロイド結合性β−グロブリンを酵
素ノイラミニダーゼを用いて処理することにより生成し
、しかも極めて純粋な形で製造することのできるステロ
イド結合性β−グロブリンの誘導体が見出された。
素ノイラミニダーゼを用いて処理することにより生成し
、しかも極めて純粋な形で製造することのできるステロ
イド結合性β−グロブリンの誘導体が見出された。
この誘導体を以下「ステロイド結合性グロブリン」と呼
ぶが、その生物学的性質上は広い範囲にわたってもとの
ステロイド結合性β−グロブリンに相当し、特にそれに
よって免疫された動物からは高特異性の抗血清が得られ
る。
ぶが、その生物学的性質上は広い範囲にわたってもとの
ステロイド結合性β−グロブリンに相当し、特にそれに
よって免疫された動物からは高特異性の抗血清が得られ
る。
従って本発明の対象はステロイド結合性グロブリンの誘
導体、ステロイドホルモンに対する特別な親和性を有す
る糖蛋白質である。
導体、ステロイドホルモンに対する特別な親和性を有す
る糖蛋白質である。
このステロイド結合性グロブリンの全炭水化物の総計は
10.4±2.6 % (H,E、シュルツエ氏等の「
BIOChem。
10.4±2.6 % (H,E、シュルツエ氏等の「
BIOChem。
Z、」第329巻第490頁(1958年)記載の測定
方法による)であり、そのうち5.8±1.2%はヘキ
ソース、4.0±o、 s %はへキソサミン(N−ア
セチルへキソサミンとして計算)、0.5±0.5係は
ノイラミン酸(N−アセチルノイラミン酸として計算)
および0.1±0.111はフコースでありしたがって
ノイラミン酸含量を除いた炭水化物分析値はステロイド
結合性β−グロブリンについて得られるような分析値に
相当する。
方法による)であり、そのうち5.8±1.2%はヘキ
ソース、4.0±o、 s %はへキソサミン(N−ア
セチルへキソサミンとして計算)、0.5±0.5係は
ノイラミン酸(N−アセチルノイラミン酸として計算)
および0.1±0.111はフコースでありしたがって
ノイラミン酸含量を除いた炭水化物分析値はステロイド
結合性β−グロブリンについて得られるような分析値に
相当する。
この新規グロブリンはステロイド結合性β−グロブリン
に対しで調製された抗血清により沈殿する。
に対しで調製された抗血清により沈殿する。
電気泳動の動きはγ−グロブリンのそれに相当する。
pH6,8のホスフェート緩衝液に溶解された本発明の
蛋白質は超遠心分離においで4.1±1.O8の沈降定
数を示す。
蛋白質は超遠心分離においで4.1±1.O8の沈降定
数を示す。
1%ナトリウムドデシルサルフェート溶液中では、この
蛋白質は1.1±0.38で沈降する。
蛋白質は1.1±0.38で沈降する。
ドデシルサルフェート含有ポリアクリルアミドゲル中で
は本発明による蛋白質は電圧の場においてアルブミンと
同様にまたはそれよりもやや迅速に移動するが、このこ
とから分子量は65.000±5,000であることが
推論される。
は本発明による蛋白質は電圧の場においてアルブミンと
同様にまたはそれよりもやや迅速に移動するが、このこ
とから分子量は65.000±5,000であることが
推論される。
1%ナトリウムドデシルサルフェート溶液中で分離を行
なう前に蛋白質をインキュベーションした後、蛋白質帯
域の移動距離を測定すると、これは人の胎盤ラクトジエ
ンに匹敵し、したがって分子量は<20,000である
と計算され得る。
なう前に蛋白質をインキュベーションした後、蛋白質帯
域の移動距離を測定すると、これは人の胎盤ラクトジエ
ンに匹敵し、したがって分子量は<20,000である
と計算され得る。
その後は各々約16.000の分子量を有する4個のサ
ブユニットから成る分子構成が認められる。
ブユニットから成る分子構成が認められる。
本発明の対象は更にステロイド結合性β−グロブリンを
まずこの蛋白質を測定し得る濃度で含有する体液または
組織抽出液1例えば人の血清好ましくは妊婦血液、胎盤
後血清または胎盤抽出液から単離し、次いでノイラミニ
ダーゼで処理しそして最後の精製段階において好ましく
はクロマトグラフィー陰イオン交換樹脂でのクロマトグ
ラフィーまたは相当する手段例えば電気泳動により、純
粋な形に仕上げることを特徴とするステロイド結合性グ
ロブリンの製造方法である。
まずこの蛋白質を測定し得る濃度で含有する体液または
組織抽出液1例えば人の血清好ましくは妊婦血液、胎盤
後血清または胎盤抽出液から単離し、次いでノイラミニ
ダーゼで処理しそして最後の精製段階において好ましく
はクロマトグラフィー陰イオン交換樹脂でのクロマトグ
ラフィーまたは相当する手段例えば電気泳動により、純
粋な形に仕上げることを特徴とするステロイド結合性グ
ロブリンの製造方法である。
ステロイド結合性β−グロブリンの単離は一方ではステ
ロイド結合性β−グープリンを富化し。
ロイド結合性β−グープリンを富化し。
ざらに一方ではこの蛋白質を他の血漿蛋白質から分離す
る選択された方法の組合せによって行なわれる。
る選択された方法の組合せによって行なわれる。
次に本発明のステロイド結合性β−グロブリン誘導体の
製造に適した出発物質を与える可能性を例示的に示すが
本発明はこれによって制限をうけるものではない。
製造に適した出発物質を与える可能性を例示的に示すが
本発明はこれによって制限をうけるものではない。
細分した胎盤を水または希塩溶液、有利には約0.5係
食塩溶液を用いて抽出する。
食塩溶液を用いて抽出する。
この抽出液からアクリジン塩基の水溶性誘導体の水溶液
を添加することにより、有利にはジアミノエトキシアク
リジンラクテート(これは0.25〜0.55好ましく
は0.4%の濃度に達するまで溶液に添加される)を用
いてpH5〜pH7の範囲の弱酸性ないし中性pH値で
好ましくはpH6において初沈膜を分離するが、これは
目的とする蛋白質を含有しないかまたは痕跡量で含有す
るにすぎない。
を添加することにより、有利にはジアミノエトキシアク
リジンラクテート(これは0.25〜0.55好ましく
は0.4%の濃度に達するまで溶液に添加される)を用
いてpH5〜pH7の範囲の弱酸性ないし中性pH値で
好ましくはpH6において初沈膜を分離するが、これは
目的とする蛋白質を含有しないかまたは痕跡量で含有す
るにすぎない。
次いでpH7〜pH9のアルカリpH域、有利にはp
H8,5において前記の最初の沈殿の上澄み液からステ
ロイド結合性β−グロブリンをアクリジン塩基の水溶性
誘導体の水溶液を加えることにより、有利にはまたジア
ミノエトキシアクリジンラクテート(これは0.55〜
1.11%、有利には0.8%の濃度まで溶液に添加さ
れる)を加えることにより沈殿せしめる。
H8,5において前記の最初の沈殿の上澄み液からステ
ロイド結合性β−グロブリンをアクリジン塩基の水溶性
誘導体の水溶液を加えることにより、有利にはまたジア
ミノエトキシアクリジンラクテート(これは0.55〜
1.11%、有利には0.8%の濃度まで溶液に添加さ
れる)を加えることにより沈殿せしめる。
この沈殿はそれを水に懸濁させた後pH値を弱酸を用い
て低下させることによって溶解させ、そして適当な吸着
剤例えば活性炭を添加することにより沈殿剤を除去しそ
して遠心分離を行なうことにより分離される。
て低下させることによって溶解させ、そして適当な吸着
剤例えば活性炭を添加することにより沈殿剤を除去しそ
して遠心分離を行なうことにより分離される。
この蛋白質からの沈殿剤の分離は沈殿をクロライド含有
水溶液、有利には約5%食塩溶液に浮遊させることによ
り特に簡単に行なわれ、その際沈殿剤は沈殿し次いで濾
過または遠心分離により除去され。
水溶液、有利には約5%食塩溶液に浮遊させることによ
り特に簡単に行なわれ、その際沈殿剤は沈殿し次いで濾
過または遠心分離により除去され。
一方、蛋白質は溶液中にとどまる。
ステロイド結合性β−グロブリンを更に富化するには適
当な塩。
当な塩。
有利には硫酸アンモニウムを用いて塩濃度がステロイド
結合性グロブリンを溶液から排除するような方法で沈殿
を実施する。
結合性グロブリンを溶液から排除するような方法で沈殿
を実施する。
これに対してはグロブリンは硫酸アンモニウムによって
その約50%の飽和濃度で沈殿することが知られている
。
その約50%の飽和濃度で沈殿することが知られている
。
遠心分離または濾過により得られた沈殿を再溶解した後
。
。
その溶液に低級アルコール、好ましくはエタノールをス
テロイド結合性β−グロブリンは未だ沈殿りないが一連
の不純物は沈殿として分離され得るような濃度となるま
で添加する。
テロイド結合性β−グロブリンは未だ沈殿りないが一連
の不純物は沈殿として分離され得るような濃度となるま
で添加する。
約25%エタノールを添加するのが好都合であることが
判明しているが、その際、当該エタノールの添加は変性
現象を避けるために室温以下、好ましくは約0±4℃で
行なわれる。
判明しているが、その際、当該エタノールの添加は変性
現象を避けるために室温以下、好ましくは約0±4℃で
行なわれる。
50,000〜150,000の分子量を有する蛋白質
を定められた範囲に富化するのに都合のよい分別法によ
りステロイド結合性β−グロブリンは更に精製され得る
。
を定められた範囲に富化するのに都合のよい分別法によ
りステロイド結合性β−グロブリンは更に精製され得る
。
これに対しては特にゲル濾過1例えば、エピクロルヒド
リンで交叉結合したデキストラン例えばセファデックス
(登録商標名)G−150(ファルマシア社製品)など
を用いたカラムクロマトグラフィー法などが特に適して
いる。
リンで交叉結合したデキストラン例えばセファデックス
(登録商標名)G−150(ファルマシア社製品)など
を用いたカラムクロマトグラフィー法などが特に適して
いる。
このゲル濾過は所望により希緩衝液例えばp H7、5
〜8.5好ましくはpH8,0の0.01Mトリスヒド
ロキシメチルアミンメタン−塩酸緩衝液などに対する透
析に続いて行なうこともできる。
〜8.5好ましくはpH8,0の0.01Mトリスヒド
ロキシメチルアミンメタン−塩酸緩衝液などに対する透
析に続いて行なうこともできる。
溶出には例えば1リツトルあたりIMの塩化ナトリウム
を含有するpH8の0.1 M トリスヒドロキシメチ
ルアミノメタン−塩酸緩衝液などを用いるこきができる
。
を含有するpH8の0.1 M トリスヒドロキシメチ
ルアミノメタン−塩酸緩衝液などを用いるこきができる
。
この溶出法によれば。約100,000の分子量範囲の
ステロイド結合性β−グロブリンがしばしば血漿の7−
8−γ−グロブリンの直後に溶出される。
ステロイド結合性β−グロブリンがしばしば血漿の7−
8−γ−グロブリンの直後に溶出される。
ステロイド結合性β−グロブリンの電気的特性を利用し
て電気泳動法およびイオン交換クロマトグラフィー法も
この精製に用いることができる。
て電気泳動法およびイオン交換クロマトグラフィー法も
この精製に用いることができる。
ステロイド結合性β−グロブリンは塩基性陰イオン交換
樹脂例えば交叉結合デキストラン系のジアミノエチル−
イオン交換樹脂〔市販品としではファルマシア社製のジ
アミノエチル−セファデックス(登録商標名)として入
手し得る〕などにより約4.5〜9のpH範囲で吸着さ
れ、またイオン強度が徐々に増加する緩衝溶液を用いて
溶出するこ吉により前記樹脂から得ることができる。
樹脂例えば交叉結合デキストラン系のジアミノエチル−
イオン交換樹脂〔市販品としではファルマシア社製のジ
アミノエチル−セファデックス(登録商標名)として入
手し得る〕などにより約4.5〜9のpH範囲で吸着さ
れ、またイオン強度が徐々に増加する緩衝溶液を用いて
溶出するこ吉により前記樹脂から得ることができる。
有利には塩基性イオン交換樹脂による分別を2回行なう
。
。
すなわち第1回目は弱酸性pH値1例えば、H5,0に
おいでステロイド結合性β−グロブリンの吸着および分
別溶出を行ない第2回目は中性〜弱アルカリ性pH域1
例えばp H7、0で行なう。
おいでステロイド結合性β−グロブリンの吸着および分
別溶出を行ない第2回目は中性〜弱アルカリ性pH域1
例えばp H7、0で行なう。
特に精製操作として適するのはプレパラテイブゾーン電
気泳動であり、これは分子ふるい法と組み合わせると良
好な結果を示す。
気泳動であり、これは分子ふるい法と組み合わせると良
好な結果を示す。
担体を用いたゾーン電気泳動法もまた有利には2種の異
なったpH域で行なわれる。
なったpH域で行なわれる。
すなわち第1回目はアルカリ性pH域1例えば、H8,
6で行なわれ、その際血漿蛋白質のβ−域のゾーンが得
られる。
6で行なわれ、その際血漿蛋白質のβ−域のゾーンが得
られる。
第2回目は弱酸性pH域1例えばpH5で行なわれ、そ
の際相当するステロイド結合性β−グロブリン含有ゾー
ンが分離される。
の際相当するステロイド結合性β−グロブリン含有ゾー
ンが分離される。
この方法の上記の順序は強制的なものではない。
揮発性緩衝液1例えば炭酸水素アンモニウムなどを用い
て電気泳動の担体から蛋白質が溶出される場合には1次
いで目的物を直接凍結乾燥することができる。
て電気泳動の担体から蛋白質が溶出される場合には1次
いで目的物を直接凍結乾燥することができる。
ステロイド結合性β−グロブリンを得るために血漿を出
発物質として用いる場合、胎盤抽出液の場合ろ全く同様
にして行なうことができる。
発物質として用いる場合、胎盤抽出液の場合ろ全く同様
にして行なうことができる。
ただ弱酸性pH域でアクリジン塩を用いて予め沈殿させ
ることは必要でないと考えられる。
ることは必要でないと考えられる。
本発明によるステロイド結合性β−グロブリンの誘導体
を得るには上記のまたはそれと比較し得る精製操作によ
り得られた物質を、そのpH値がノイラミン酸を基質か
らノイラミニダーゼにより脱離するためのノイラミニダ
ーゼの近似至適条件に相当する緩衝液に溶解させる。
を得るには上記のまたはそれと比較し得る精製操作によ
り得られた物質を、そのpH値がノイラミン酸を基質か
らノイラミニダーゼにより脱離するためのノイラミニダ
ーゼの近似至適条件に相当する緩衝液に溶解させる。
ステロイド結合性β−グロブリンのノイラミニダーゼに
よるインキュベーションはこの蛋白質のノイラミン酸含
有率が0.5±0.5%、すなわち1%以下に低下する
まで行なう。
よるインキュベーションはこの蛋白質のノイラミン酸含
有率が0.5±0.5%、すなわち1%以下に低下する
まで行なう。
ステロイド結合性β−グロブリンの処理には[EC,3
,2,1,18Jとしで分類される糖蛋白質N−アセチ
ルノイラミニル加水分解酵素。
,2,1,18Jとしで分類される糖蛋白質N−アセチ
ルノイラミニル加水分解酵素。
いわゆるノイラミニダーゼ、好ましくは微生物起源のノ
イラミニダーゼが適しており、特に細菌性ノイラミニダ
ーゼ例えばコレラ菌、肺炎双球菌またはウエルチ菌から
の相当する酵素が適する。
イラミニダーゼが適しており、特に細菌性ノイラミニダ
ーゼ例えばコレラ菌、肺炎双球菌またはウエルチ菌から
の相当する酵素が適する。
コレラ菌からのノイラミニダーゼを用いる場合にはイン
キュベーションを5〜7のpH域好ましくはp H5,
5において酵素学上慣用される緩衝液中。
キュベーションを5〜7のpH域好ましくはp H5,
5において酵素学上慣用される緩衝液中。
有利にはトリスヒドロキシメチルアミノメタンまたは酢
酸ナトリウムを用いた緩衝液中で行なう。
酸ナトリウムを用いた緩衝液中で行なう。
その際蛋白質100mgに対して50〜500単位のノ
イラミニダーゼを添加しまたインキュベーションは0〜
37℃の温度域好ましくは4℃または20°Cの室温で
行なわれ、その際4℃で20時間のインキュベーション
は20℃で5時間インキュベーションを行なう場合とほ
ぼ同じ蛋白質のノイラミン酸含有率減少すなわち約0.
5%までの減少を示す。
イラミニダーゼを添加しまたインキュベーションは0〜
37℃の温度域好ましくは4℃または20°Cの室温で
行なわれ、その際4℃で20時間のインキュベーション
は20℃で5時間インキュベーションを行なう場合とほ
ぼ同じ蛋白質のノイラミン酸含有率減少すなわち約0.
5%までの減少を示す。
酵素学上周知のようにこの種の反応は極めて多様の条件
下で行なうことができ、したがって前述のノイラミニダ
ーゼ濃度よりも低いその他の濃度でもそれ相応にインキ
ュベーション時間を延長し特に温度を若干高くして酵素
賦活化剤を添加すれば同じ効果すなわちステロイド結合
性β−グロブリンからのノイラミン酸除去を達成するこ
とができる。
下で行なうことができ、したがって前述のノイラミニダ
ーゼ濃度よりも低いその他の濃度でもそれ相応にインキ
ュベーション時間を延長し特に温度を若干高くして酵素
賦活化剤を添加すれば同じ効果すなわちステロイド結合
性β−グロブリンからのノイラミン酸除去を達成するこ
とができる。
換言すれば本発明による前記蛋白質の誘導体を製造する
ことができる。
ことができる。
若干のノイラミニダーゼはアルカリ土類金属イオンによ
り活性化される。
り活性化される。
コレラ菌からのノイラミニダーゼの活性化に特に適する
のは周知のようにカルシウムイオンであり、これは塩化
カルシウムのような水溶性塩の形で0.1〜1mg〜の
濃度においてインキュベーション溶液に添加することが
できる。
のは周知のようにカルシウムイオンであり、これは塩化
カルシウムのような水溶性塩の形で0.1〜1mg〜の
濃度においてインキュベーション溶液に添加することが
できる。
添加されるべきノイラミニダーゼの量は次に掲げる単位
の定義によって与えられる。
の定義によって与えられる。
1ノイラミニダ一ゼ単位とは、9mg/mlの食塩およ
び1 m g/mlの塩化カルシウムを添加した、H値
5.5の0.05M酢酸ナトリウム緩衝液中で人のα1
−糖蛋白質から37℃、15分で1μgのN−アセチル
ノイラミン酸を遊離させるのに必要な酵素の量である(
E、モールおよびG、シュラム両氏1−Z、 Nat
urf、 J第15b巻第568頁(1960年参照)
〕。
び1 m g/mlの塩化カルシウムを添加した、H値
5.5の0.05M酢酸ナトリウム緩衝液中で人のα1
−糖蛋白質から37℃、15分で1μgのN−アセチル
ノイラミン酸を遊離させるのに必要な酵素の量である(
E、モールおよびG、シュラム両氏1−Z、 Nat
urf、 J第15b巻第568頁(1960年参照)
〕。
ノイラミン酸の除去により出発物質よりも塩基性の強く
なった蛋白質誘導体は塩基性陰イオン交換樹脂への結合
がより小さく、従って1例えばジアミノエチル−イオン
交換樹脂でのクロマトグラフィーにより残留不純物以外
に、場合によりなおも存在する未変化出発物質を除去す
ることができる。
なった蛋白質誘導体は塩基性陰イオン交換樹脂への結合
がより小さく、従って1例えばジアミノエチル−イオン
交換樹脂でのクロマトグラフィーにより残留不純物以外
に、場合によりなおも存在する未変化出発物質を除去す
ることができる。
本発明による新規誘導体の電荷特性番こより、不純物の
分離を電気泳動法によっても行なうことが可能となる。
分離を電気泳動法によっても行なうことが可能となる。
ステロイド結合性β−グロブリンの誘導体を含有する溶
出液は、濃縮し、透析し、そして変性現象を伴なうこと
なく凍結乾燥され得るステロイド結合性グロブリンは電
気泳動分析では1本の線を与え、超遠心分離では一つの
バンドを与える。
出液は、濃縮し、透析し、そして変性現象を伴なうこと
なく凍結乾燥され得るステロイド結合性グロブリンは電
気泳動分析では1本の線を与え、超遠心分離では一つの
バンドを与える。
それはもとの蛋白質と同様に、ステロイド結合性β1−
グロブリンに対する抗血清と反応する。
グロブリンに対する抗血清と反応する。
それはもとの蛋白質と同様にステロイド特にテストステ
ロンおよびエストラジオールと結合する。
ロンおよびエストラジオールと結合する。
本発明により製造される蛋白質誘導体は、一方では純粋
な抗原を、他方ではその純粋な抗原を用いて免疫して得
られる特定の抗血清をステロイド結合性β−グロブリン
の測定法に用いることができるという診断上の意義を有
する。
な抗原を、他方ではその純粋な抗原を用いて免疫して得
られる特定の抗血清をステロイド結合性β−グロブリン
の測定法に用いることができるという診断上の意義を有
する。
この方法によれば、ステロイド代謝の障害または血漿中
または組織中のステロイド結合性β−グロブリン含有量
の変化を1例えば疾病の進行中に確認し且つ追跡するこ
とが可能である。
または組織中のステロイド結合性β−グロブリン含有量
の変化を1例えば疾病の進行中に確認し且つ追跡するこ
とが可能である。
次に本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例
胎盤からのステロイド結合性β−グロブリンの単離
10kgの人胎盤を深冷状態で細分し101の0.5%
塩化ナトリウム溶液を用いて抽出する(5℃で1時間)
。
塩化ナトリウム溶液を用いて抽出する(5℃で1時間)
。
次に記載する操作はすべて、特に他に記載のない限り4
°Cで行なわれる。
°Cで行なわれる。
使用緩衝液にけ滅菌維持のために0.05%w/vナト
リウムアジドを添加する。
リウムアジドを添加する。
前記抽出液1Mを20%酢酸を用いてpH6,0に調整
し、そしてまず1500mlの3%6,9−シアミツ−
2−エトキシアクリジンラクテート溶液(「アクリジン
塩溶液」)と混合する。
し、そしてまず1500mlの3%6,9−シアミツ−
2−エトキシアクリジンラクテート溶液(「アクリジン
塩溶液」)と混合する。
その不活性前沈殿を遠心分離により分離し捨てる。
上澄み液を2N−水酸化ナトリウム溶液でp H8,5
に調整し31のアクリジン塩溶液を用いて沈殿させる。
に調整し31のアクリジン塩溶液を用いて沈殿させる。
ステロイド結合性グロブリンを含有する沈殿を遠心分離
する。
する。
液状上澄み液を捨て沈殿を61の5%塩化ナトリウム溶
液中に懸濁させる。
液中に懸濁させる。
生ずる沈殿を遠心分離により除去後、その上澄み液に固
体硫酸アンモニウムを50%飽和まで添加する。
体硫酸アンモニウムを50%飽和まで添加する。
その際沈殿が生ずるが、これを遠心分離する。
遠心分離物として得られた湿った硫酸アンモン含有ペー
スト(250g)を水1000mgに溶解し、脱イオン
水に対して透析し、付随蛋白質の一部を分離するために
、pH7,0,10m5の伝導度(5%食塩溶液で調節
)および0℃の温度でエタノールを25%の濃度となる
まで混合する。
スト(250g)を水1000mgに溶解し、脱イオン
水に対して透析し、付随蛋白質の一部を分離するために
、pH7,0,10m5の伝導度(5%食塩溶液で調節
)および0℃の温度でエタノールを25%の濃度となる
まで混合する。
その除虫ずる沈殿を遠心分離により除去して排棄し。
主要量のステロイド結合性β−グロブリンを含有する上
澄み液を水に対して透析しそして凍結乾燥する。
澄み液を水に対して透析しそして凍結乾燥する。
p H7、0の0.01Mトリスヒドロキシメチルアミ
ンメタン−HCl緩衝液を使用するセファデックスG−
150(20X100cmカラム)によるゲル濾過によ
り更に精製を行なう。
ンメタン−HCl緩衝液を使用するセファデックスG−
150(20X100cmカラム)によるゲル濾過によ
り更に精製を行なう。
溶出液中のステロイド結合性β−グープリンの証明は免
疫学的に、特定の抗血清を用いてゲル拡散試験により行
なわれる。
疫学的に、特定の抗血清を用いてゲル拡散試験により行
なわれる。
陽性フラクション1400m1をプールし、更にクロマ
トグラフィー精製するれめにジアミノエチル−セファデ
ックスのカラム(5X 20cm)に吸着させる。
トグラフィー精製するれめにジアミノエチル−セファデ
ックスのカラム(5X 20cm)に吸着させる。
ジアミノエチル−セファデックスのカラムからの蛋白質
の溶出は0〜2%の食塩勾配を利用して0.01Mトリ
スヒドロキシメチルアミノメタン−HCl緩衝液を用い
て行なわれる。
の溶出は0〜2%の食塩勾配を利用して0.01Mトリ
スヒドロキシメチルアミノメタン−HCl緩衝液を用い
て行なわれる。
溶出液中のステロイド結合性β−グロブリンの証明は同
様に免疫学的に行なわれる。
様に免疫学的に行なわれる。
ステロイド結合性β−グロブリン含有フラクションを合
しく900m1)35%w/v硫酸アンモニウムを用い
て沈殿させる。
しく900m1)35%w/v硫酸アンモニウムを用い
て沈殿させる。
その除虫ずる沈殿を遠心分離により集め、その沈殿を水
に溶解し、まず水に対し、次いでp H8,6の0.1
Mナトリウムジエチルパルピッレート緩衝液に対し透
析する。
に溶解し、まず水に対し、次いでp H8,6の0.1
Mナトリウムジエチルパルピッレート緩衝液に対し透
析する。
透析物の蛋白質を更に電場で分離するためにハイデ氏(
1964年)の記載した装置および方法を実施する。
1964年)の記載した装置および方法を実施する。
不活性担体としてはポリ塩化ビニル(「Geon(登録
商標名)」×427、グツドリッチ社製品)を使用し、
緩衝液としては0.1Mナトリウムジエチルパルピッレ
ート溶液(pH8,6)を用いる。
商標名)」×427、グツドリッチ社製品)を使用し、
緩衝液としては0.1Mナトリウムジエチルパルピッレ
ート溶液(pH8,6)を用いる。
ステロイド結合性β−グロブリンはβ1−ゾーンを移動
しそこから数倍の容量の担体と共に0.9%食塩溶液に
より溶出され、塩を水に対して透析することによって除
去した後、硫酸アンモン(35%w/v )を用イて沈
殿させる。
しそこから数倍の容量の担体と共に0.9%食塩溶液に
より溶出され、塩を水に対して透析することによって除
去した後、硫酸アンモン(35%w/v )を用イて沈
殿させる。
その沈殿をp H5,0のトリスヒドロキシメチルアミ
ノメタン−HCA緩衝液500m1に溶解しそしてp
H5,0の0.01Mトリスヒドロキシメチルアミノメ
タン−HCl緩衝液に対して透析する。
ノメタン−HCA緩衝液500m1に溶解しそしてp
H5,0の0.01Mトリスヒドロキシメチルアミノメ
タン−HCl緩衝液に対して透析する。
次いで、その溶液を、前記と同じ緩衝液(pH5,0)
で平衡化されたジアミノエチル−セファデックスカラム
(5×25cm)に通す。
で平衡化されたジアミノエチル−セファデックスカラム
(5×25cm)に通す。
蛋白質の一部はステロイド結合性β−グロブリンと共に
カラムに吸着されてとどまり、また次いで0〜2%の直
線的食塩勾配を用いて溶出され得がステロイド結合性β
−グロブリンを含有する溶出液を合し、中和り、40%
w/v硫酸アンモニウムを添加することにより沈殿させ
る。
カラムに吸着されてとどまり、また次いで0〜2%の直
線的食塩勾配を用いて溶出され得がステロイド結合性β
−グロブリンを含有する溶出液を合し、中和り、40%
w/v硫酸アンモニウムを添加することにより沈殿させ
る。
次の、pH5,0におけるプレパラテイブ・ゾーン電気
泳動のためにGeon X 427のような担体を使
用し。
泳動のためにGeon X 427のような担体を使
用し。
緩衝液としではp H5,0の0.15M酢酸ナトリウ
ム溶液を用いる。
ム溶液を用いる。
ステロイド結合性β−グロブリンはこのpHで陽極的に
移動し、またそれは生理学的食塩溶液により相当するゾ
ーンから溶出され。
移動し、またそれは生理学的食塩溶液により相当するゾ
ーンから溶出され。
該溶液の中和後40%(w/v )硫酸アンモニウムの
添加により沈殿する。
添加により沈殿する。
ステロイド結合性β−グロブリンは上記と同じ方法によ
り血清、特に胎盤後血清から得ることができる。
り血清、特に胎盤後血清から得ることができる。
これには1分別のための出発物質として前述の実施例に
対応して101の組織抽出液に代えて51の血清を用い
、これを51の蒸留水で希釈する。
対応して101の組織抽出液に代えて51の血清を用い
、これを51の蒸留水で希釈する。
ステロイド結合性β−グロブリンのノイラミニダーゼ処
理 ノイラミン酸を除去するためには、150mgのステロ
イド結合性β−グロブリンを、1mgあたりCaC11
20°2mgを含有するpH5,5の0.01Mトリス
ヒドロキシメチルアミノメタン緩衝液30m1に溶解し
そしてコレラ菌からのノイラミニダーゼ500単位を用
いて4℃で20時間インキュベートする。
理 ノイラミン酸を除去するためには、150mgのステロ
イド結合性β−グロブリンを、1mgあたりCaC11
20°2mgを含有するpH5,5の0.01Mトリス
ヒドロキシメチルアミノメタン緩衝液30m1に溶解し
そしてコレラ菌からのノイラミニダーゼ500単位を用
いて4℃で20時間インキュベートする。
次いでその変性させた蛋白質をpH5,5の0.01M
トリスヒドロキシメチルアミノメタン−HCl緩衝液を
用いてジアミノエチル−セファデックス(2,5× 2
0cm)でのクロマトグラフィーにより精製する。
トリスヒドロキシメチルアミノメタン−HCl緩衝液を
用いてジアミノエチル−セファデックス(2,5× 2
0cm)でのクロマトグラフィーにより精製する。
その際ステロイド結合性β−グロブリンの誘導体は妨害
されることなくカラムを通過し、一方出発物質中にまだ
存在する不純物は吸着されてとどまる。
されることなくカラムを通過し、一方出発物質中にまだ
存在する不純物は吸着されてとどまる。
前記の蛋白質含有溶出液をコロジオンカートリッジ(ザ
ルトリウス・メンブランフィルタ−社製品)内で濃縮し
、水に対し充分に透析し次いで凍結乾燥する。
ルトリウス・メンブランフィルタ−社製品)内で濃縮し
、水に対し充分に透析し次いで凍結乾燥する。
以下に本発明の要旨ならびに実施の態様の代表例を示す
。
。
1、 (a) ステロイドホルモンに対する顕著な親
和性、 (b) 10.4±2.6%の炭水化物含有率〔但し
、そのうちヘキソース5.8±1.2%、ヘキソサミン
(N−アセチル−へキンサミンとして計算)4.0±0
.8%、ノイラミン酸(N−アセチル−ノイラミン酸と
して計算)0.5±0.5%、およびフコース0,1±
0.1%〕。
和性、 (b) 10.4±2.6%の炭水化物含有率〔但し
、そのうちヘキソース5.8±1.2%、ヘキソサミン
(N−アセチル−へキンサミンとして計算)4.0±0
.8%、ノイラミン酸(N−アセチル−ノイラミン酸と
して計算)0.5±0.5%、およびフコース0,1±
0.1%〕。
(c) ステロイド結合性β−グロブリンに対する抗
血清による沈殿性。
血清による沈殿性。
(d) r−グロブリンに相当する電気泳動における
易動度。
易動度。
(e) p H6、8のホスフェート緩衝液中で測定
された沈降定数4.1±1.O8゜ (f)1%ナトリウムドデシルサルフェート溶液中で測
定された沈降定数1.1±0.38゜および (g) 分子量65,000±5,000を特徴とす
るステロイド結合性グロブリン。
された沈降定数4.1±1.O8゜ (f)1%ナトリウムドデシルサルフェート溶液中で測
定された沈降定数1.1±0.38゜および (g) 分子量65,000±5,000を特徴とす
るステロイド結合性グロブリン。
2、次に掲げる性質、すなわち
(a) ステロイドホルモンに対する顕著な親和性。
(b) 12.5±3%の炭水化物含有率〔但し、そ
のうちヘキソース5.7±1.2%、ヘキソサミン(N
−アセチル−へキン。
のうちヘキソース5.7±1.2%、ヘキソサミン(N
−アセチル−へキン。
サミンとして計算)3.9±o、s%、ノイラミン酸(
N−アセチル−ノイラミン酸として計算)2.9±0.
9%。
N−アセチル−ノイラミン酸として計算)2.9±0.
9%。
およびフコース0.1±0.1%〕。
(c) 特異抗血清による沈殿性。
(d) β1−グロブリンに相当する電気泳動におけ
る易動度。
る易動度。
(e) p H6、8のホスフェート緩衝液中で測定
された沈降定数4.1±i、os。
された沈降定数4.1±i、os。
(f)1%ナトリウムドデシルサルフェート溶液中で測
定された沈降定数1.1±0.38゜および (g) 分子量65,000±5,000を有するス
テロイド結合性β−グロブリンをノイラミニダーゼで処
理しそして精製段階において好ましくはイオン交換クロ
マトグラフィーまたは電気泳動により、純粋な形になす
ことを特徴とする前記第1項によるステロイド結合性グ
ロブリンの製造方法。
定された沈降定数1.1±0.38゜および (g) 分子量65,000±5,000を有するス
テロイド結合性β−グロブリンをノイラミニダーゼで処
理しそして精製段階において好ましくはイオン交換クロ
マトグラフィーまたは電気泳動により、純粋な形になす
ことを特徴とする前記第1項によるステロイド結合性グ
ロブリンの製造方法。
3、ステロイド結合性β−グロブリンをノイラミニダー
ゼで当該蛋白質のノイラミン酸含有率が0.5±0.5
%まで低下するまで処理することを特徴とする前記第2
項の方法。
ゼで当該蛋白質のノイラミン酸含有率が0.5±0.5
%まで低下するまで処理することを特徴とする前記第2
項の方法。
4、ステロイド結合性β−グロブリンを微生物性ノイラ
ミニダーゼで当該酵素の反応に最適なpH域、有利には
pH5〜7のpH域で処理することを特徴とする前記第
2項の方法。
ミニダーゼで当該酵素の反応に最適なpH域、有利には
pH5〜7のpH域で処理することを特徴とする前記第
2項の方法。
5、ステロイド結合性β−グープリンを、コレラ菌から
のノイラミニダーゼを用いてp H5,5において、蛋
白質100mgあたりノイラミニダーゼ50〜500単
位の割合で、0〜20℃好ましくは4℃において5〜2
0時間処理し、その際、長いインキュベーション時間に
対してはより低い温度を、また短いインキュベーション
時間に対しては相応して高い温度を用いることを特徴と
する前記第2項の方法。
のノイラミニダーゼを用いてp H5,5において、蛋
白質100mgあたりノイラミニダーゼ50〜500単
位の割合で、0〜20℃好ましくは4℃において5〜2
0時間処理し、その際、長いインキュベーション時間に
対してはより低い温度を、また短いインキュベーション
時間に対しては相応して高い温度を用いることを特徴と
する前記第2項の方法。
6、出発物質として用いられるステロイド結合性β−グ
ロブリンを、この蛋白質を測定し得る濃度で含有する体
液または組織抽出液9例えば人の血清、好ましくは妊婦
血清、胎盤後血清または胎盤抽出液などから単離するこ
とを特徴とする前記第2項の方法。
ロブリンを、この蛋白質を測定し得る濃度で含有する体
液または組織抽出液9例えば人の血清、好ましくは妊婦
血清、胎盤後血清または胎盤抽出液などから単離するこ
とを特徴とする前記第2項の方法。
7、 (a) 体液または組織抽出液から、望まし
くない蛋白質をpH5〜7のpH域で、水溶性アクリジ
ン誘導体を溶液の0.25〜0.55%の濃度となるま
で添加して沈殿させ。
くない蛋白質をpH5〜7のpH域で、水溶性アクリジ
ン誘導体を溶液の0.25〜0.55%の濃度となるま
で添加して沈殿させ。
(b) この沈殿の上澄み液からステロイド結合性β
−グロブリンを、水溶性アクリジン誘導体を溶液の0.
55〜1.1%の濃度となるまで添加することによりp
H7〜pH9のアルカリ性pn域で沈殿させ。
−グロブリンを、水溶性アクリジン誘導体を溶液の0.
55〜1.1%の濃度となるまで添加することによりp
H7〜pH9のアルカリ性pn域で沈殿させ。
(c) (b)からの沈殿を水に溶解しそしてこの溶
液からグロブリンを適当な塩を用いて新たに沈殿させ。
液からグロブリンを適当な塩を用いて新たに沈殿させ。
(d) (c)からの沈殿を水に溶解しそしてその溶
液から更に不純物を低級アルコールを用いて分離除去し
。
液から更に不純物を低級アルコールを用いて分離除去し
。
(e) 50,000〜150,000の分子量を有
する蛋白質を定められた範囲に富化するのに適した分別
方法により分子量範囲を100,000以下で富化し。
する蛋白質を定められた範囲に富化するのに適した分別
方法により分子量範囲を100,000以下で富化し。
(f) この範囲内に生ずるステロイド結合性β−グ
ロブリンを塩基性イオン交換樹脂でのクロマトグラフィ
ーにより弱酸性およぶ中性〜弱アルカリ性域で吸着およ
び溶出し、そしてゾーン電気泳動法においてアルカリ性
pH域で血漿蛋白質のβ−域ゾーンとしておよび弱酸性
pH域で相当する。
ロブリンを塩基性イオン交換樹脂でのクロマトグラフィ
ーにより弱酸性およぶ中性〜弱アルカリ性域で吸着およ
び溶出し、そしてゾーン電気泳動法においてアルカリ性
pH域で血漿蛋白質のβ−域ゾーンとしておよび弱酸性
pH域で相当する。
ステロイド結合性グロブリン含有ゾーンを得る
ことにより出発物質として用いられるステロイド結合性
β−グロブリンを得ることを特徴とする前記第2〜6項
の方法。
β−グロブリンを得ることを特徴とする前記第2〜6項
の方法。
8、前記第1項によるステロイド結合性グロブリンの診
断用試薬としての使用。
断用試薬としての使用。
9、前記第1項によるステロイド結合性グロブリンの抗
血清取得のための使用。
血清取得のための使用。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 次の性質 (a) ステロイドホルモンに対する顕著な親和性。 (b)12.5±3%の炭水化物含有率〔但し、そのう
ちヘキソース5.7±1.2%、ヘキソサミン(N−ア
セチル−へキソサミンとして計算)3.9±0.8%、
ノイラミン酸(N−アセチル−ノイラミン酸として計算
)2.9±0.9%、およびフコース0.1±0.1%
〕、 (c) 特異抗血清による沈殿性。 (d) β1−グロブリンに相当する電気泳動におけ
る易動度、 (e) p H6、8のホスフェート緩衝液中で測定
された沈降定数4.1±1.08 (4)1%ナトリウムドデシルサルフェート溶液中で測
定された沈降定数1.1±0.38および(g) 分
子量65,000±5,000を有するステロイド結合
性β−グロブリンをノイラミニダーゼで処理し1次いで
精製することを特徴とする。 (a) ステロイドホルモンに対する顕著な親和性。 (b)10.4±2.6%の炭水化物含有率(但し、そ
のうちヘキソース5.8±1.2%、ヘキソサミン(N
−アセチル−へキソサミンとして計算)4.0±0.8
%、ノイラミン酸(N−アセチル−ノイラミン酸として
計算)0.5±0.5%およびフコース0.1±0.1
%)。 (c) ステロイド結合性β−グロブリンに対する抗
血清による沈殿性、 (d) r−グロブリンに相当する電気泳動における
易動度。 (e) pH6,8のホスフェート緩衝液中で測定さ
れた沈降定数461±i、os。 (f)1%ナトリウムドデシルサルフェート溶液中で測
定された沈降定数1.1±0.38およびig) 分
子量65,000±5,000の特性を有するステロイ
ド結合性グロブリンの製法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE2353973A DE2353973C3 (de) | 1973-10-27 | 1973-10-27 | Steroid-bindendes Globulin und Verfahren zu dessen Herstellung |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5071819A JPS5071819A (ja) | 1975-06-14 |
JPS58404B2 true JPS58404B2 (ja) | 1983-01-06 |
Family
ID=5896636
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49123046A Expired JPS58404B2 (ja) | 1973-10-27 | 1974-10-26 | ステロイド結合性グロブリンの製造方法 |
Country Status (15)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4018885A (ja) |
JP (1) | JPS58404B2 (ja) |
AT (1) | AT336783B (ja) |
BE (1) | BE821534A (ja) |
DE (1) | DE2353973C3 (ja) |
DK (1) | DK139627C (ja) |
FR (1) | FR2249093B1 (ja) |
GB (1) | GB1459617A (ja) |
IE (1) | IE40191B1 (ja) |
IL (1) | IL45931A (ja) |
IT (1) | IT1034074B (ja) |
LU (1) | LU71184A1 (ja) |
NL (1) | NL7413812A (ja) |
NO (1) | NO142961C (ja) |
SE (1) | SE420412B (ja) |
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---|---|---|---|---|
CA1064396A (en) * | 1975-02-18 | 1979-10-16 | Myer L. Coval | Fractional precipitation of gamma globulin with polyethylene glycol |
US4165370A (en) * | 1976-05-21 | 1979-08-21 | Coval M L | Injectable gamma globulin |
DE2640387C3 (de) * | 1976-09-08 | 1981-01-22 | Behringwerke Ag, 3550 Marburg | Gewebespezifisches Protein und Verfahren zu dessen Herstellung |
DE2718326A1 (de) * | 1977-04-25 | 1978-10-26 | Behringwerke Ag | Neues protein und verfahren zu dessen herstellung |
US4230684A (en) * | 1978-03-16 | 1980-10-28 | Cornell Research Foundation, Inc. | Method for determining steroids in human body liquids |
DE3013724A1 (de) * | 1980-04-10 | 1981-10-15 | Behringwerke Ag, 3550 Marburg | Neues protein pp (pfeil abwaerts)9(pfeil abwaerts), verfahren zu seiner anreicherung und gewinnung sowieseine verwendung |
KR0123107B1 (ko) * | 1992-02-27 | 1997-11-12 | 아끼야마 요시히사 | 연소배기가스중의 2산화탄소의 제거방법 |
-
1973
- 1973-10-27 DE DE2353973A patent/DE2353973C3/de not_active Expired
-
1974
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