JPS5840483B2 - 生コンクリ−トの流動化装置 - Google Patents

生コンクリ−トの流動化装置

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JPS5840483B2
JPS5840483B2 JP9474177A JP9474177A JPS5840483B2 JP S5840483 B2 JPS5840483 B2 JP S5840483B2 JP 9474177 A JP9474177 A JP 9474177A JP 9474177 A JP9474177 A JP 9474177A JP S5840483 B2 JPS5840483 B2 JP S5840483B2
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JP
Japan
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concrete
fresh concrete
slump
fluidizing agent
mixer
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JP9474177A
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JPS5429322A (en
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公雄 安部
勝昭 伊勢
正則 飯塚
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Kao Corp
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Kao Soap Co Ltd
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Publication date
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  • On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
  • Preparation Of Clay, And Manufacture Of Mixtures Containing Clay Or Cement (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規な生コンクリートの流動化装置に係る。
更に詳しくは生コンクリート及びコンクリート流動化剤
を、トラックミキサ−及びタンクから夫々選び出して、
連続的に混練を行ない、あらかじめ定められたスランプ
値を有する流動化コンクリートを、コンクリートポンプ
に連続的に供給しうる様にしてなる生コンクリートの流
動化装置に関する。
周知のごとく、生コンクリートとコンクリート流動化剤
の練混ぜ装置としてはトラックミキサ−があり、これは
口付きの回転ドラムをトラック荷台に載せたものであっ
て、ドラムの中にコンクリート材料を入れた後ドラムを
回転させながら積載生コンクリートのスランプがあらか
じめ設定した一定値以下に低下したときは、これを自動
的に検出して設定量のコンクリート流動化剤を投入する
このようにして、生コンクリートのスランプを自動調整
しつつ長時間に亘りそれを一定のスランプ範囲に保つ様
生コンクリート流動化剤を分割投入しつつ運搬する(分
割投入法)。
トラックミキサ−が、施工場所に到着すると、ドラムの
出し口より運搬された生コンクリートのスランプ値を測
定し、目的とするスランプ値までこれを流動化するため
に、必要な流動化剤添加量を計算し、計算により求めら
れた流動化剤添加量を計量してこれをトラックミキサ−
の口より一括投入後、ドラムを高速で2〜5分程度回転
させる(一括投入法)。
練り終えたコンクリートをドラムから、排出装置を使っ
て、あるいは自重で流し出すのである。
併しながらこの様な従来のトランクミキサー及び流動コ
ンクリート製造方法にはいくつかの重大な欠陥があって
、その普及を妨げている。
すなわち、第一の欠陥としては生コンクリートトラック
ミキサ−のドラムを高速で回転するために生ずる騒音と
排気ガスがあげられる。
騒音は百ホーンに達する事がしばしばあり、都心部ある
いは、住宅街での流動コンクリート製造は、困難となっ
ている。
第二の欠陥は、流動コンクリートは流動化後のスランプ
の経時変化(スランプロス)が大きいことであって、ト
ラックミキサ−に流動化剤を一括投入した場合は、流動
化後の30分程度で、流動効果が失われる場合が多い。
従って流動化した、コンクリートは短時間のうちに打設
してしまうか、あるいは、流動化剤を再添加し再びトラ
ックミキサ−のドラムを高速で回転する必要が生ずる。
第三の欠陥は、トラックミキサ−の種類及びメーカーの
ちがいにより、コンクリートの混練性が異なり、流動化
後のスランプが変動することである。
さらに、コンクリート材料の成分は密度、比重、寸法、
形が違ったものであるからトラックに載せて重力落下式
の混合操作をしただけでは練りが完全にならないから、
更に積極的操作による練り混ぜを行なうことが必要とな
る。
その他にも、生コンクリートトラックミキサ−による流
動化にはいろいろな難点があり、たとえば生コンクリー
トトラックミキサ−に流動化剤を分割投入する場合など
では、1回の練り分は、その練り混ぜが済んだら短時間
内に積載全量の打込みを終えてしまう必要がある。
もし1練り分のうち1部だけをある所に打込みたい場合
には、残りの分はトラックミキサ−が移動している間中
は流動化剤の自動分割投入は出来なくなり、その処理は
一括投入法によらねばならない。
それはこの場合トラックミキサ−に生コンクリートが全
量積載されている時のトラックミキサ−の駆動トルク或
いは、作動液圧を電流値に変換したものを基準としてス
ランプを検出しているためである。
さらに流動コンクリートを製造するために、スランプ測
定、流動化剤の投入、混練などの作業にトランクミキサ
ー1台につき5〜10分の時間がかかる。
一方、トラックミキサ−のドラムの摩耗も大きな欠点で
ある。
このような観点から見ると、この種のコンクリートはト
ラックミキサ−で運ぶことなく現場線りによる方がよい
が、一般には、品質管理上また現行の施工態勢上、生コ
ンクリートを使用する場合トラックミキサ−を利用して
、これらの問題を解決しなければならない。
本発明は、従来の生コンクリートトラックミキサ−を使
用した際に付随する上記の如ぎ難点或は欠陥をなくすた
め、必要な量だけの流動コンクリートを連続的に製造出
来る装置を提供することを目的とする。
即ち本発明は生コンクリートのスランプ値をミキサーの
駆動トルク或いは、作動液圧を電流値に変換して検出す
るスランプ検出装置と、生コンクリートとコンクリート
流動化剤を混ぜ合せる混線装置と、それに供給する生コ
ンクリート及びコンクリート流動化剤を送り出す比率を
検出されたスランプ値に応じて変化させる制御装置とか
らなることを特徴とする生コンクリートの流動化装置に
関する。
この発明による装置の特徴を列挙すると、(1) 動
力源が電力であり、排気ガスによる、大気汚染がない。
(2)コンクリートの混線の際に高速回転する部分がな
く騒音が出ない。
(3)必要量だけの流動コンクリートを機械的混合作用
によって積極的に練り混ぜを行なうことが出来、均等質
な組織で連続的に供給出来る。
そのため、練り置による流動コンクリートのスランプロ
スを防止出来る。
(4)コンク−リートの流動性を連続的に測定すること
により、流動コンクリートの目標スランプを任意に設定
できる。
又、設定されたスランプは一定範囲内に保つことが出来
る。
(5)流動コンクリート製造開始までの準備作業がなく
、きわめて短時間で製造開始可能である。
(6)コンクリート廃水処理装置により水質汚染がない
次に本発明を図面に示した実施例について説明すると、
第1図は本発明の生コンクリートの流動化装置の概略図
である。
スランプ検出用ホッパー1内には、粗混ぜ作用及び両側
より中央部に向けて移動し送る作用を有するミキサー2
が軸26に固定して設けられ、その軸26の駆動は、軸
26の端へ連結した油圧モータ3によって制御される様
になっている。
スランプ検出装置は油圧用油タンク17、油圧ポンプ1
8、モーター19と油圧モータ3の回路に設すた圧力計
20でミキサー2の作動液圧を検知しつつ、それを電気
的な抵抗値の変化として検出する様になっている。
この場合上記の様にミキサー2の作動液圧を検知して、
ポテンショメーターの抵抗値に変える代りに、ミキサー
2の駆動軸の途中にトルクメーターを介装し、これでミ
キサー2の駆動トルクを電気的な抵抗値の変化として検
出するようにしてもよい。
そして、この電気的な抵抗値の変化に伴い、増巾器を通
じて電流計が作動し、その電流計針が振れることにより
、生コンクリートのスランプ値を知る。
本発明の制御装置ではこのスランプ値により流動化剤タ
ンク14、ポンプ15及び流量計16を作動して、所定
の流動化コンクリートのスランプ値になる様に、流動化
剤の供給量を流量計16で設定し、ホッパー1に連設し
て設置された混線とい7に投入し、この混練とい内で生
コンクリートとコンクリート流動化剤の混ぜ合せが行な
われる。
通常、鉄筋コンクリート用の軟かいものでスランプ20
anぐらい、土木工事用の硬いものでスランプ5cmぐ
らいのものが使用される。
上記の如くスランプ検出用ホッパー1及びミキサー2で
生コンクリートのスランプ値が検出されるが、生コンク
リートはホッパと1と混練とい7の間に設けられた電磁
フィーダー5のコンクリート供給量目盛をスランプ値に
対して調整することにより、所定の供給量が混練とい7
に供給される。
尚、スランプ値に対する電磁フィーダー5の供給量は実
験によって予じめ定めておく。
又、電磁フィーダー5の供給量調整は例えばスライダッ
ク制御、サイリスタ制御等にて適宜行なうことが出来る
上記の如き制御装置によりコンクリート及び流動化剤が
所要の割合で連続的に、混練とい7に投入され、混練と
い7における混練作用は、軸4を中心にしたらせん体8
によって行われる。
そして、らせん体8に加えて、軸4に取付けた練り混ぜ
ブレード9はコンクリート材料をとい7の内壁面からか
き上げて落すことにより、コンクリートの練り混ぜにお
ける切返し動作を行う役目をする。
コンクリート及び流動化剤は、らせん体8及びブレード
9によって練りと切返しを受けながら、とい7の基端部
から先端部つまり端板27の方へ向けて送られる。
この練り混ぜ動作は、軸4の端へ連結した油圧モータ1
0によって制御される。
即ち油圧用油タンク17、油圧ポンプ18と油圧モータ
10の回路に設けた圧力計21で軸4の作動液圧を検知
しつつ、それを電気的な抵抗値の変化として検出する。
なおこの方法は前記スランプ検出用ホッパー1の場合と
同じである。
かくして圧力計21により流動化コンクリートのスラン
プ値を最終的に検出することが出来る。
尚とい7を傾動して上げ下げを行うため、電動ホイスト
12を設置し、この電動ホイスト12へかけたケーブル
11をとい7の外端に取付けたフックへかけである。
かくしてピン28を中心として混線とい7を傾動し、と
いを立てたりねかせたりすることができる。
練り混ぜが行われている間は、混練とい7を水平状態か
らある角度だけ傾けた状態に保ち、この傾斜に伴う重力
作用で材料をといの基端部へ向けて流下させるようにす
る。
それゆえ、とい7内におけるこの練り混ぜを伴う材料の
送り作用は、重力に抗して材料を機械的に押し上げるこ
とになる。
このように混練とい7を傾けて作動させれば、重力作用
が練り混せを助成することに役立つのである。
混練とい7の可撓性底は端板27から少し離れた所に達
するに留め、そこに開口部ができるようにしである。
練り混ぜを終えたコンクリート材料はこめ開口を通して
、コンクリートポンプ13に供給する。
コンクリートポンプ13は油圧式i動を用い、コンクリ
ートポンプ用シリンダ30及び圧力計29を設置する。
周知の如くコンクリートポンプはポンプ車に設置されて
おり、例えばホース32から使用場所へ供給される。
図示の装置には洗浄ホース24を付属させ、これを洗浄
水タンク22、洗浄水ポンプ23もしくは他の水源へ接
続すれば、作業後に、スランプ検゛出ホッパー1、電磁
フィーダー5、混練とい7、コンクリートポンプ13の
中を洗い流し、そのコンクリート廃水を、廃水タンク2
6に入れ、自吸水式ポンプ31で反応塔25へ炭酸ガス
とともに供給し、加圧状態で効率よく吸収反応させる様
になっている。
周知のごとく、コンクリートの組織は材料の配合によっ
て異なり、作業に適する作業性(Workabi l
1ty)が得られるように生コンクリートと流動化剤と
の、より一層の緊密な練り混せが必要である。
この発明の装置によれば、作業に適する作業性をつるの
に、適切な、生コンクリートと流動化剤の配合を正確に
、しかも連続的に行い、その施工場所において、必要な
分の練りを行い、その特殊な混練装置によって、完全に
練り混ぜることが出来、練り終えればこれを直ちに打つ
ことができ、これによって、生コンクリートであっても
、その品質低下をきたすことなく、トラックミキサ−で
長距離運搬することが可能になるのである。
しかも、動力源が、電力を使用するため、大気汚染、騒
音、公害が防止され、又コンクリート廃水をコンクリー
ト廃水処理装置により処理すれば水質公害防止が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による生コンクリートの流動化装置の
一実施例の暗示図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 生コンクリートのスランプ値をミキサーの駆動トル
    ク或いは、作動液圧を電流値に変換して検出するスラン
    プ検出装置と、生コンクリートとコンクリート流動化剤
    を混ぜ合せる混線装置と、それに供給する生コンクリー
    ト及びコンクリート流動化剤を送り出す比率を検出され
    たスランプ値に応じて変化させる制御装置とからなるこ
    とを特徴とする生コンクリートの流動化装置。 2 ミキサー2を有するホッパー1に連設して混練とい
    7を設置し、該混練とい7のホッパー1と接続する側に
    流動化剤投入ホッパー51を設は他端にはコンクリート
    ポンプ13を連結し、流動化剤タンク14からの流動化
    剤供給パイプ52の先端をホッパー51上に配置し、ミ
    キサー2の駆動トルク又は作動液圧を検出して流動化剤
    の供給量を可変する様に構成した特許請求の範囲第1項
    記載の生コンクリートの流動化装置。 3 ホッパー1と混線とい7を電極フィーダー5を介し
    て連設するようにした特許請求の範囲第2項記載の装置
    。 4 混練とい7が軸4を中心にしたらせん体8によって
    混練されるように構成した特許請求の範囲第3項記載の
    装置。
JP9474177A 1977-08-08 1977-08-08 生コンクリ−トの流動化装置 Expired JPS5840483B2 (ja)

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JPS5429322A JPS5429322A (en) 1979-03-05
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743109U (ja) * 1980-08-26 1982-03-09
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