JPS584030Y2 - 燃焼炉の覗き窓 - Google Patents

燃焼炉の覗き窓

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Publication number
JPS584030Y2
JPS584030Y2 JP1979085903U JP8590379U JPS584030Y2 JP S584030 Y2 JPS584030 Y2 JP S584030Y2 JP 1979085903 U JP1979085903 U JP 1979085903U JP 8590379 U JP8590379 U JP 8590379U JP S584030 Y2 JPS584030 Y2 JP S584030Y2
Authority
JP
Japan
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air
furnace
inlet
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window
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Expired
Application number
JP1979085903U
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English (en)
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JPS564753U (ja
Inventor
義美 岩崎
Original Assignee
北海道糖業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 北海道糖業株式会社 filed Critical 北海道糖業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は加熱炉、焼却炉等、各種燃焼炉の覗き窓に関
し、窓のガラスを常に透明に保つため、覗き窓側部を輪
切りするように全幅に達するまで切込んで止めた空気カ
ーテン吹込口を有し、空気カーテンの遮断作用により最
小の空気量で窓ガラスの曇りを防ぐようにしたものであ
る。
この覗き窓の透明板を炉内の熱気の煤の付着から守るた
め、従来から種々の形で空気を吹込むエヤーパージ法や
、観察時だけ開く可動液へい板方式が行われている。
しかし、いずれもガラス面を長期間、清浄に保つことは
困難で、しばしば清掃する必要があった。
可動液へい板方式では長期間の使用によりガラスが曇る
のはやむを得ない。
しかしエヤーパージ法は、覗き窓の筒内を、送込んだ空
気で満たし、炉内の熱気が侵入できなくするのであるか
ら理論上、好結果を得られてよいはずである。
それが不満足な現況にあるのは空気の送込み方に問題が
あったのである。
この考案はその点にかんがみ研究開発せるものであって
覗き窓の胴部に、これを横断する空気カーテンを作って
、これとガラスとの間の空間を流動しない防護空気域と
し、カーテンにより炉内雰囲気から遮断したので、従来
のように吹込んだ空気と炉内雰囲気が一部、入替ってガ
ラスを熱し汚す事のないようにしたものである。
次にこれを図示の一実施例について説明する。
第1図の符号1は炉内壁耐火材、2は同外壁鋼板、3は
覗き用開口部、4は覗き窓側部で炉壁外側へ突出してい
る。
その胴部4の先端を耐熱ガラス板9が密閉している。
ガラス板9の固定機構として、胴部4先端にフランジ8
を付け、環状カバー10との間にガラス板9をバッキン
グ11を介して挾ませ、外周を数本のボルト、ナツト1
2により締付は固定している。
以上は従来の覗き窓開様の構造であるが、この考案では
、胴部4を適当な切幅で一個所、上から輪切りするよう
に胴部全幅に達するまで切込んで止めた空気カーテン用
吹込口5、この吹込口5を囲む空気室6、この空気室6
への空気供給管7等の空気吹込機構を設けたことである
吹込口5は胴部4に鋸刃、ミリング・カッター、又はガ
ス切断吹管等により切込んで作るか、又は結果的に、そ
のような形になるよう胴部4を溶接組立することにより
作られる。
図の実施例は吹込口5の中央付近を両端側よりも少し広
幅にしているが、熱論、均一幅でもよい。
その幅は空気カーテンを生せしめるに適当な大きさとす
る。
胴部4は通常の鋼管で、切込んだ切口がほぼ胴部全幅、
つまり直径の長さに達した時、止めるから、半周だけ切
込んだ事になる。
もし胴部4が角管なら、その−辺の全長に切込んだだけ
で、胴部全幅に達するから、それ以上、切込む必要はな
い。
要は吹込んだ空気が、各部平行して直進しても胴部内側
全断面積を遮断する空気カーテンを生ずるような吹込口
5とするのである。
この吹込口5へ圧縮空気を送る空気室6の構造は、吹込
口5全長を囲んで洩れなく空気を送込み得る適宜形状で
よい。
したがって、供給管7から圧縮空気を送込むと、空気は
空気室6を一定の圧力で満たし、吹込口5の全長からほ
ぼ等速で空気を噴出し胴部4内部の全断面積を遮断する
空気カーテンCを作る。
空気カーテンC1つまり膜状空気流は吹込口5の反対側
胴部下側内壁に当り、一部はガラス9側へ、他は炉内へ
進む。
ガラス9側へ向う空気は、胴部4のガラス9と空気カー
テンCとの間の区画の内圧が一定の値に蓮した後は、こ
れを保持する分だけで、他はすべて炉内へ向う。
それ故、空気カーテンCで、炉内の熱気粉塵がガラス9
側へ来るのを防いだ噴出空気は、その後、大部分が胴部
4内面沿いに炉内へと流れ、その際、胴部4内面、空気
カーテンCの外側に堆積しようとする粉塵を炉内)吹落
す。
そのため、この実施例のように吹込口5を胴部4の上半
部に設けておく方が好ましいのである。
この考案は前述のようであるから、空気カーテンを作る
圧縮空気量は最小限でよく、引続き、胴部内面沿いの急
流となって炉内へ向うから胴部内面の清掃効果も加わる
そして、従来のように遮断板や空気吹込ノズルが覗き窓
胴部に入らないので視野を妨げる付属物が皆無であり、
実験の結果、長期にわたる連続運転でも、この考案の覗
き窓のガラスは過熱や煤等の付着が全く無く、胴部や炉
開口部に粉塵が堆積するのも防がれる等の著しい効果を
発揮している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例縦断面図、第2図はそのX
−X断面図である。 4・・・・・・覗き窓胴部、5・・・・・・空気カーテ
ン用吹込口、6・・・・・・空気室、7・・・・・・空
気供給管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 炉壁外側へ突出した覗き窓側部と、この胴部先端を密閉
    する耐熱透明板及びその固定機構と、上記胴部を適当な
    切幅で一個所、上から輪切りするように胴部全幅に達す
    るまで切込んで止めた空気カーテン用吹込口と、この吹
    込口を囲む空気室と、この空気室への空気供給管とを備
    え、上記吹込口から覗き窓側部へ入った膜状空気流は反
    対側胴部内壁に当り該空気流、窓透明板間の内圧を一定
    に高めた後、すべて胴部下側内面沿いの急流となって炉
    内へ向うようにしたことを特徴とする燃焼炉の覗き窓。
JP1979085903U 1979-06-25 1979-06-25 燃焼炉の覗き窓 Expired JPS584030Y2 (ja)

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JPS564753U JPS564753U (ja) 1981-01-16
JPS584030Y2 true JPS584030Y2 (ja) 1983-01-24

Family

ID=29319109

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JP1979085903U Expired JPS584030Y2 (ja) 1979-06-25 1979-06-25 燃焼炉の覗き窓

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924837U (ja) * 1982-08-10 1984-02-16 川添 恵佑 建物用鎧壁
US4788808A (en) * 1987-03-30 1988-12-06 Slocum Donald H Building panel and method of fabrication

Citations (2)

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JPS5326946B2 (ja) * 1972-05-04 1978-08-04
JPS545227A (en) * 1977-06-15 1979-01-16 Babcock Hitachi Kk Observing window for supervision of interior of furnace

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5712400Y2 (ja) * 1976-08-13 1982-03-11

Patent Citations (2)

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JPS564753U (ja) 1981-01-16

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