JPS5829439Y2 - フ−ドシ−ル装置 - Google Patents
フ−ドシ−ル装置Info
- Publication number
- JPS5829439Y2 JPS5829439Y2 JP1976024701U JP2470176U JPS5829439Y2 JP S5829439 Y2 JPS5829439 Y2 JP S5829439Y2 JP 1976024701 U JP1976024701 U JP 1976024701U JP 2470176 U JP2470176 U JP 2470176U JP S5829439 Y2 JPS5829439 Y2 JP S5829439Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seal box
- gas
- side wall
- hood
- flange
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は焼結装置あるいは焼成装置における火格子移動
台車とガスフード間のシール装置に関する。
台車とガスフード間のシール装置に関する。
粒状物質を火格子付移動台車に積載してガスフード内を
運搬しながら焼成したり、焼結したり、あるいは冷却な
どを行う場合に、燃焼ガスを火格子移動台車上の粒状物
質問を通過させるが、その場合にガスフードと火格子付
移動台車との間から一酸化炭素ガス、亜硫酸ガスあるい
は酸化窒素などの有害ガスが外部に漏洩すると作業環境
を悪化し、人体に害を与えるばかりでなく、排ガス総量
規制にも違反する。
運搬しながら焼成したり、焼結したり、あるいは冷却な
どを行う場合に、燃焼ガスを火格子移動台車上の粒状物
質問を通過させるが、その場合にガスフードと火格子付
移動台車との間から一酸化炭素ガス、亜硫酸ガスあるい
は酸化窒素などの有害ガスが外部に漏洩すると作業環境
を悪化し、人体に害を与えるばかりでなく、排ガス総量
規制にも違反する。
一方プロセス的にみても当初からガスバランスあるいは
熱バランスが設定されているので、ガスが洩れるとその
バランスがくずれてプロセスが成立しがたくなるほどの
欠点があった。
熱バランスが設定されているので、ガスが洩れるとその
バランスがくずれてプロセスが成立しがたくなるほどの
欠点があった。
本考案はこのような有害ガスの漏洩を完全に防止して上
記の欠点を解消するためのシール装置を提供することを
目的としている。
記の欠点を解消するためのシール装置を提供することを
目的としている。
以下本考案を一実施例の図面にもとづいて説明する。
図面において、1は火格子付移動台車で、1aは火格子
、2は台車の両縁に突出した鍔部で、3はガスフードに
して、4は同側壁である。
、2は台車の両縁に突出した鍔部で、3はガスフードに
して、4は同側壁である。
5は側壁4の下端部、6は側壁4の下端部外側に設けた
階段状のラビリンスシール装置のシールボックス、7は
階段状のシールボックス6の上部空間、8は同下部空間
である。
階段状のラビリンスシール装置のシールボックス、7は
階段状のシールボックス6の上部空間、8は同下部空間
である。
また9はシールボックス6内の上部空間7にボルト12
で装着され、フード全長にわたって延設されたドロップ
パー、10はドロップパーの位置決′め用の長穴。
で装着され、フード全長にわたって延設されたドロップ
パー、10はドロップパーの位置決′め用の長穴。
11は、ドロップパーの下端部にして、13は鍔部2と
ラビリンスシールボックス6の下端部6aとの隙間であ
る。
ラビリンスシールボックス6の下端部6aとの隙間であ
る。
14は鍔部2とドロップパー9の下端部11との隙間に
して、15は側壁4とドロップパー9との隙間である。
して、15は側壁4とドロップパー9との隙間である。
16は流体ヘッダーで、17は流体ヘッダー16とシー
ルボックス6を連通ずる流体枝管であり、18は粒状物
質で、19は燃焼空気の流れ、20は粒状物質を通過し
た燃焼ガスの流れを示し、21はウィン下ボックス、2
2はダスト排出口で、23は排ガスダクト、24は火格
子付移動台車1の車輪にして25は車輪24のレールで
ある。
ルボックス6を連通ずる流体枝管であり、18は粒状物
質で、19は燃焼空気の流れ、20は粒状物質を通過し
た燃焼ガスの流れを示し、21はウィン下ボックス、2
2はダスト排出口で、23は排ガスダクト、24は火格
子付移動台車1の車輪にして25は車輪24のレールで
ある。
次に本考案の作用を説明する。
火格子付移動台車1が火格子1a上に粒状物質18を積
載してガスフード3内を通過する過程で発生する排ガス
20はウィンドボックス21の排ガスダクト23から外
部に排出され、粒状物質18の燃焼によって生ずる燃滓
はウィンドボックス21のダクト排出口22から外部に
廃棄されるものである。
載してガスフード3内を通過する過程で発生する排ガス
20はウィンドボックス21の排ガスダクト23から外
部に排出され、粒状物質18の燃焼によって生ずる燃滓
はウィンドボックス21のダクト排出口22から外部に
廃棄されるものである。
この燃焼の際に発生する排ガス20が燃焼装置のガスフ
ード3の下端から漏洩することを防止するために階段状
ラビリンスシールボックス6を側壁4の外側に設け、か
つ該シー、ルボツクス6の下端部6aと鍔部2との間に
はスキマ13が構成されている。
ード3の下端から漏洩することを防止するために階段状
ラビリンスシールボックス6を側壁4の外側に設け、か
つ該シー、ルボツクス6の下端部6aと鍔部2との間に
はスキマ13が構成されている。
一方シールボックス6内に設けた長穴10を穿設したド
ロップパー9はラビリンスシールボックス6の上部の空
間7を利用して上下自在にボルト12で保持され、さら
に枝管17からの空気圧により側壁4側へ押圧されるの
で隙間15は極く小さい。
ロップパー9はラビリンスシールボックス6の上部の空
間7を利用して上下自在にボルト12で保持され、さら
に枝管17からの空気圧により側壁4側へ押圧されるの
で隙間15は極く小さい。
またドロップパー9はフード3の全長にわたって側壁4
のすそを形成し仕切壁の役目をしている。
のすそを形成し仕切壁の役目をしている。
しかし、火格子付移動台車1が振動するため、鍔部2の
表面とドロップパー9の下端部11とは全長にわたって
密接せずところどころに隙間14を生ずることがあるが
流体ヘッダー16から枝管17を介してエアーを吹き込
んでこれをシールする。
表面とドロップパー9の下端部11とは全長にわたって
密接せずところどころに隙間14を生ずることがあるが
流体ヘッダー16から枝管17を介してエアーを吹き込
んでこれをシールする。
すなわち枝管17から入ったエアーはドロップパー9に
衝突し上部空間7に極く少量が廻り、大半は下部空間8
内に入る。
衝突し上部空間7に極く少量が廻り、大半は下部空間8
内に入る。
そしてエアーは空間部8内で渦流を生じ隙間14のシー
ル効果をなし、過剰エアーは大きな隙間13側から積極
的に放出される。
ル効果をなし、過剰エアーは大きな隙間13側から積極
的に放出される。
本考案によると、ガスフードの側壁下端部外側に設けた
階段状のシールボックスの上部空間でガスフード側壁に
沿って上下動自在にドロップバーを保持し、このドロッ
プバーで台車の鍔部に下端が摺接するガスフード側壁の
すそを形成し、もって仕切壁の機能を有せしめ、かつ前
記シールボックスの下部側壁とドロップバーと台車の鍔
部とで囲まれたシールボックスの下部空間内にエアーを
供給してドロップバーと台車の鍔部間の隙間をシールす
るのでガスの漏洩を完全になくすことができる。
階段状のシールボックスの上部空間でガスフード側壁に
沿って上下動自在にドロップバーを保持し、このドロッ
プバーで台車の鍔部に下端が摺接するガスフード側壁の
すそを形成し、もって仕切壁の機能を有せしめ、かつ前
記シールボックスの下部側壁とドロップバーと台車の鍔
部とで囲まれたシールボックスの下部空間内にエアーを
供給してドロップバーと台車の鍔部間の隙間をシールす
るのでガスの漏洩を完全になくすことができる。
また、シールボックス下端と台車の鍔部との間に隙間を
設けているので、前記エアーはこの隙間から外部に放出
され、上記の如きシールを確保しつつガスフード内にエ
アーが流入することもない。
設けているので、前記エアーはこの隙間から外部に放出
され、上記の如きシールを確保しつつガスフード内にエ
アーが流入することもない。
さらに、シールボックスを階段状にしてドロップバーを
保持する狭幅の上部空間とエアーが送入される広幅の下
部空間とを設けているので、上部空間にできる隙間が非
常に小さく、ガスワード内の内圧が変動しても下部空間
内のエアーがガスフード内に入り難くかつガスフード内
のガスがシールボックス内に流出し難く、また下部空間
へのエアー送入手段の数が少くても長手方向に広範囲に
わたって下部空間内の内圧を均一にできる。
保持する狭幅の上部空間とエアーが送入される広幅の下
部空間とを設けているので、上部空間にできる隙間が非
常に小さく、ガスワード内の内圧が変動しても下部空間
内のエアーがガスフード内に入り難くかつガスフード内
のガスがシールボックス内に流出し難く、また下部空間
へのエアー送入手段の数が少くても長手方向に広範囲に
わたって下部空間内の内圧を均一にできる。
第1図は本考案の概要説明図にして、第2図は要部縦断
正面図である。 1・・・・・・火格子付移動台車、2・・・・・・台車
の鍔部、3・・・・・・ガスフード、4・・・・・・ガ
スフードの側壁、6・・・・・・ラビリンスシールボッ
クス、9・・・・・・ドロップパー16・・・・・・流
体ヘッダー、17・・・・・・流体枝管。
正面図である。 1・・・・・・火格子付移動台車、2・・・・・・台車
の鍔部、3・・・・・・ガスフード、4・・・・・・ガ
スフードの側壁、6・・・・・・ラビリンスシールボッ
クス、9・・・・・・ドロップパー16・・・・・・流
体ヘッダー、17・・・・・・流体枝管。
Claims (1)
- 台車1の開口部を覆う様に配設されたガスフード3の側
壁4を台車1の鍔部2の外側縁よりも内側に位置せしめ
、該側壁4の下端部外側に、下端部6aが台車の鍔部2
に隙間13をあけて対向する階段状のシールボックス6
を設け、該階段状シールボックス6の狭幅の上部空間7
でドロップパー9をその下端が台車の鍔部2に摺接する
様に上下動自在に保持し、かつ前記シールボックス6の
下部側壁とドロップパー9と鍔部2とで囲まれた広幅の
下部空間8内にエアーを送入する手段を設けたことを特
徴とするフードシール装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976024701U JPS5829439Y2 (ja) | 1976-03-01 | 1976-03-01 | フ−ドシ−ル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976024701U JPS5829439Y2 (ja) | 1976-03-01 | 1976-03-01 | フ−ドシ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52117542U JPS52117542U (ja) | 1977-09-06 |
JPS5829439Y2 true JPS5829439Y2 (ja) | 1983-06-28 |
Family
ID=28484573
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976024701U Expired JPS5829439Y2 (ja) | 1976-03-01 | 1976-03-01 | フ−ドシ−ル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5829439Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124700A (en) * | 1974-08-23 | 1976-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | Sf6 gasuzetsuendenkikikyokotaizetsuenbutsu |
-
1976
- 1976-03-01 JP JP1976024701U patent/JPS5829439Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5124700A (en) * | 1974-08-23 | 1976-02-28 | Mitsubishi Electric Corp | Sf6 gasuzetsuendenkikikyokotaizetsuenbutsu |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52117542U (ja) | 1977-09-06 |
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