JPS583978B2 - ガラスイタノマゲ オヨビ ヤキイレホウホウ オヨビ ソウチ - Google Patents

ガラスイタノマゲ オヨビ ヤキイレホウホウ オヨビ ソウチ

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JPS583978B2
JPS583978B2 JP50075413A JP7541375A JPS583978B2 JP S583978 B2 JPS583978 B2 JP S583978B2 JP 50075413 A JP50075413 A JP 50075413A JP 7541375 A JP7541375 A JP 7541375A JP S583978 B2 JPS583978 B2 JP S583978B2
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glass
glass sheet
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bending
quenching
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ドナルド・デール・ラーリツグ
ハロルド・ローメイン・ホール
マーチン・ホイジンガ
リチヤード・アルビン・ハーリントン
ロバート・ジーン・レベルス
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Libbey Owens Ford Co
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、彎曲且つ焼入れされたガラス板の生産に関し
、特に、比較的薄いガラス板を曲げ且つ熱処理するため
の改良方法および装置に関する。
曲げられたガラス板は普通自動車等の車輛のガラス囲い
として使用される。
このような適用のために、ガラス板は開口の形体および
大きさ並に車輛の全体のスタイルによって指図された正
確な彎曲に曲げられなければならない。
加うるに、車輛のガラス囲いとして利用される曲げられ
たガラス板は、衝撃から生ずる損傷に対する抵抗を増し
且つ割れた場合に、比較的小さな危害のない粒子に粉砕
させるため焼入れさせる必要があり、さもないと割れた
ときに未焼入れガラス板は大きい鋭いかどをもった潜在
的に危険な片を生することになる。
更に、曲げられた焼入れガラス板はきびしい光学的な要
求を満し且つガラス囲いの視界域には、明瞭な視覚に影
響するような表面欠陥や光学的ゆがみがないことが重要
である。
一般に、かかる目的のため彎曲した焼入れガラス板の商
業生産は、平らなガラス板をその軟化温度に加熱し、加
熱されたガラス板を一対の補足し合う型部分間で所望な
彎曲に曲げ、曲げられたガラス板を制御された方法で、
ガラスの焼なまし範囲以下の温度に冷却することを含む
大量生産の作業では、上述の操作は、ガラス板が、加熱
領域、曲げ領域および冷却領域を含む固定進路に沿うて
実質的に連続的に前進されながらうまく遂行される。
かくして、ガラス板を適切な曲げ温度にするためにガラ
ス板にまず与えられた加熱は最終の加熱処理又は焼入れ
操作に利用される。
満足な焼入れを達成するために、ガラス板の温度は、焼
入れ領域に入るとき所定の最少レベル以上でなければな
らない。
例えば5.969mm(0.235インチ)乃至6.4
77mm(0.255インチ)の範囲の厚さを有するも
ののような普通の厚さのガラス板に残る残留熱は一般に
は、焼入れ領域へ直ちに前進させるため曲げ後このよう
な所定の最少レベル以上である。
しかし、近年、自動車のガラスの目的でより薄いガラス
板の使用に非常に力を入れており、そのガラス板の厚さ
は好ましくは、例えば約3.175mm(0.125イ
ンチ)乃至3.9624mm(0.156インチ)の範
囲である。
上述の方法はより厚いガラス板の大量生産に適している
けれども、同じ方法は比較的薄いガラス板の生産にはう
まくいっていない。
これは、曲げ中の薄いガラス板の急速な熱損失による。
この熱損失は、比較的冷たい曲げ工具や曲げ領域の環境
の大気によって起る。
即ちこれら曲げ工具や曲げ領域の環境の大気は、適切な
焼入れを行なわしめることのできる最少の温度以下のレ
ベルにガラス板の温度を下げる。
他方曲げ中の急速な熱損失を補償するため曲げ前に薄い
ガラス板を加熱し過ぎることは、熱歪やあばた等の結果
仕上りガラスの表面品質を下げる。
又このような初期の加熱し過ぎは、ガラス板を極めて曲
げやすくし、その結果ガラス板を自動車の設計やスタイ
ルの要求によって指図された厳密な公差の範囲に維持す
るために変形損失を制御する必要がある。
本発明の主な目的は、比較的薄いガラス板の一般に水平
な進路における移動中水平な平面に支持されたガラス板
を成形し且つ焼入れする改良された新規な方法および装
置を提供するにある。
本発明の他の目的は、曲げられたガラス板を、曲げ直後
で且つ焼入れステーションに入る直前に焼入れに必要な
最少の温度範囲に再加熱することにある。
本発明の一層の目的は、曲げられたガラス板を、曲げ直
後に、コンベヤロールの跡やゆがみ線を最少にし、且つ
焼入れ用のプラストヘッドの出口をガラス板の両面から
最適な間隔にする向きへ位置決めすることにある。
本発明によれば、比較的薄いガラス板を実質的に水平な
平面に支持して、ガラス板をそのまま次次に一連の操作
を通して一般に水平な進路に移動させ、前記ガラス板を
前記進路に連続的に前進させながら、ガラス板を実質的
にその軟化点まで加熱し、この加熱されたガラス板を所
望な彎曲に曲げ、再加熱されそして曲げられたガラス板
を急速に冷却してガラス板を焼入れすることを含む比較
的薄いガラス板の曲げおよび焼入れ方法において,曲げ
後、冷却前にガラス板を前記進路に前進させながら前記
ガラス板を少くとも適切な焼入れにとって十分な温度ま
で再加熱することを特徴とする,又、本発明によれば、
比較的薄いガラス板を実質的に水平な平面に支持してガ
ラス板を一般に水平な進路に沿うて次々に一連のステー
ション、即ち前記ガラス板を実質的にその軟化点まで加
熱する装置を有する第1のステーション、前記加熱され
たガラス板を所望な彎曲に曲げるための装置を有する第
2のステーション、ガラス板を移動中急冷して焼入れす
るための冷却装置を有する第3のステーションに移動さ
せるためのコンベヤを包含する比較的薄いガラス板の曲
げおよび焼入れ装置において、前記第2のステーション
と第3のステーションとの間に第4のステーションを介
在させ,該第4のステーションは、前記曲げられたガラ
ス板を曲げ後で且つ焼入れ前に、ガラス板を前記第4の
ステーションを通して前進させながら少くとも最適な焼
入れにとって十分な温度まで再加熱する補助加熱装置を
有していることを特徴とする。
更に本発明によれば、フレームと、対向した補足し合う
成形表面を有し且つ前記フレームにこれに対して往復運
動可能に設けられた上下型部材と、型部材間に所定の軸
線方向の向きを有する水平なガラス板を支持し且つ位置
決めするコンベヤ装置と、ガラス板を前記対向した成形
表面間でプレスするため、前記下部型部材を前記上部型
部材に向って垂直に移動させる装置とを包含する曲げ装
置において、ガラス板を、前記下部型部材が前記上部型
部材から遠ざけられるとき、前記上部型部材の成形表面
に保持する装置と、曲げられたガラス板を、その予め曲
げられた向きに対して再方向づけして引き続く前記コン
ベヤ装置上での解放のために、前記上部型部材を垂直な
ピポット軸線のまわりに回転させる装置とを包含するこ
とを特徴とする。
今、本発明を遂行するため添附図面に示す例示態様を詳
細に参照すると、第1図にはガラス板の曲げおよび焼入
れ装置10が示してあり、この装置は、連続コンベヤ装
置11を包含し、これは多数のガラス板Sを一般的に水
平な平面に支持して、ガラス板をその軟化点即ち曲げ温
度まで加熱するための炉13を有する加熱ステーション
12、加熱されたガラス板Sを所望な彎曲に曲げるため
の装置を有する曲げステーション15、曲げられたガラ
ス板を焼入れに要する温度まで再加熱するための炉区分
17を有する新規な補助加熱ステーション16および再
加熱されたガラス板の温度を急速に減少させてガラス板
に所望な焼入れを生じさせるための冷却装置20を有す
る焼入れステーション18を通る実質的に水平な連続進
路に沿うて移動させる。
図示した態様では、ガラス板は炉13の中で加熱させる
この炉13は、加熱室25を構成する側壁21、頂壁2
2、および底壁23を有するトンネル型のものである。
加熱室25は、炉13の頂壁および側壁に位置する例え
ばガスバーナ又は電気抵抗要素(図示せず)のような適
当な加熱装置によって任意所望な方法で加熱させること
ができる。
このような加熱装置は、加熱室25の中の種々の点に所
望な温度を得るために、図示しない装置で適宜に制御さ
れる。
ガラス板Sは、コンベヤ装置11の一部を形成し且つ加
熱室25を横切って横方向に延びる多数のコンベヤロー
ル26で炉の加熱室25を通して運ばれる。
コンベヤロールの両端は両側壁21を貫いて突出し、炉
の側壁21の外部に側壁に沿うて設置された軸受フ七ツ
ク(図示せず)で適当に支承されている。
多数のガラス板Sは、炉の入口端(図示せず)で長手力
向に間隔をへだてたコンベヤロール26の上に個々に載
せられそしてこれらコンベヤロールで一般に水平な平面
に支持され、炉を通る間に所望な曲げ温度にまで制御さ
れた方法で加熱される。
加熱されたガラス板Sは、炉の出口端にある開口27か
ら出ると、コンベヤロール26から、コンベヤ装置11
のこれ又一部を形成している第2の一連の間隔をへだて
たコンベヤロール28上に移される。
コンベヤロール28の両端は、曲げステーション15の
両側に沿うて且つこれに設置された適当な軸受ブロック
(図示せず)で支承されている。
第1図に示す如く、ロール28は直径がロール26より
も小さく、従って後で詳細に記載する目的のためにそれ
らの間により大きな空間を定める。
一連のロール28はガラス板Sを、曲げる前と後、後述
する一対の補足し合う曲げ型部材間で曲げステーション
15の中へ又その中で移動させるため水平に支持し、次
にガラス板を補助加熱ステーション16へ搬送する。
曲げ装置は、回転可能な上部雄型部材30と下部雌型部
材31とからなり、これら型部材は、彎曲が曲げられた
ときのガラス板の形状に一致する相対向した補足し合う
成形表面を有し、且つ構造フレーム32に互に近すいた
り遠ざかったり相対運動可能に設けられている。
構造フレーム32は、コンベヤ装置の各側に設置され且
つコンベヤ装置に沿うて長手方向に間隔をへだてた実質
的に垂直な2本の支柱33を包含し、コンベヤ装置の両
側において支柱は横方向に一直線に並んでいる。
支柱33はコンベヤロール28以上に上方に延びていて
それらの十下端は、コンベヤの長手方向、横方向に夫々
延びる水平なビーム35,36によって互に緊結されて
剛性な箱形構造物を形成する。
ベース部材37は、雌型部材とこれと関連した部品を支
持するため直立支柱33間に延びている。
雄型部材30は下方に向いた一般的に凸形の成形表面3
8を有し、そしてフレーム32に対して垂直往復運動お
よび回転運動可能にロール28の上に設けられ、一方雌
型部材31はコンベヤロール28の下に位置し、且つ雄
型部材30に近すいたり遠ざかったり垂直運動可能に設
けられる。
雌型部材31をコンベヤロール28のレベルより上に変
位させてガラス板Sをコンベヤロールより上に上昇させ
るために、かかる部材31は、キリエツジ41上に設置
された多数のセグメント40で形成され、これらセグメ
ントは、該セグメントを隣接したロール28の間を通過
させるに十分な距離間隔保持されている。
上述したように、ロール28の直径は比較的小径である
から、ロール間にはセグメント40の通過を可能にする
最犬の隙間が出来る。
セグメント40は、雄型部材30の成形表面28と補足
し合う一般に凹形の成形表面42を有する複合リング型
構造物を形成する。
引込み可能なストップ部材43(第1図にはそのうちの
たった1つだけが示してある)の形をした少くとも一対
の横方向に間隔をへたてた位置決め装置がガラス板Sの
移動路に置かれていてガラス板の移動を止めてガラス板
を型部材30,31に対して所望な場所に正確に位置決
めする。
各ストップ部材43は、キャリエツジ41に設けた流体
作動シリンダ46のピストン田ンド45の末端に固着さ
れている。
シリンダ46は、ストップ部材43を、ガラス板Sの移
動路でロール28より上の上方位置とロールの下の下方
位置の間を上下させるよう作動する。
キャリエツジ41は、ベース部材37に設けられ且つ適
当なピストンロツド48を有する流体作動器47によっ
て垂直に移動することができ、これによって雌型部材3
1をコンベヤロール28の下の下方位置と、加熱された
ガラス板Sをコンベヤロール28から上昇させてガラス
板を雄型部材30に押しつけかくして補足し合う成形表
面38,42間でガラス板を所望な彎曲に成形するため
コンベヤロール28の上の上方位置との間を上下させる
フレーム32で雄型部材30を支持する装置は、上部水
平ビーム35に設けられ、且つピストンロツド51を備
えた適当な往復動可能なピストン(図示せず)を有する
一対の作動シリンダ50を包含し、ピストンロツド51
の外端は垂直に往復動するプラテンフレーム53の間隔
をへだてた水平に延びる端部材52に連結される。
第3図に最も良く示すように、プラテンフレーム53は
平面において一般に長方形の輪郭を有し、そしてコンベ
ヤの横方向に延びた一対の水平な構造部材55並びに端
部材52と実質上平行で端部材間にある一対のタイ部材
56を包含する。
多数のガイドポスト57はそれらの下端がプラテンフレ
ーム53の4隅に夫々連結されていて、上部ビーム36
に設けられた適当なプッシュ58を通して上方に延び、
上部ビームに対して摺動してプラテンフレーム53を水
平方向に適切に維持する。
中央支持プレート60はプラテンフレーム53に固定さ
れ、そしてこれを横切って横方向に延びている。
本発明の顕著な特長は、以下の理由のために、曲げ後ガ
ラスシ一トを再び方向づけするための回転可能な型部材
を提供するにある。
加熱中コンベヤロールとガラス板との保合は、ときどき
、シートにロールと平行な方向に延びる細長い「ロール
マーク」を与え、ついには、仕上ったガラス製品に細長
いゆがみ線又は帯として現われる。
自動車の窓ガラスでは水平方向におけるかかるゆがみ線
は我慢できるけれども、それらが垂直位置にあると光学
的なゆがみの問題を引き起す。
かくして、本発明の装置で生産されたガラスが、その彎
曲が垂直に延びる、即ちガラスの下端から上端に彎曲す
るように直立位置で取付けられるのであれば、いかなる
ゆがみ線も好ましくは、ガラスの横方向に水平方向に延
びるべきである。
ガラス板の彎曲方向に対してこのようなロールマークの
向きを保証するために、例示態様の雄型部材30は、そ
の成形表面38がコンベヤ装置の長手方向に即ちコンベ
ヤロール28の軸線と直角な方向に正確に彎曲するよう
第1図に示す方法で位置決めされる。
しかしながら、後述するように、すぐれた焼入れを得る
ために、多数の相対向したプラストヘッド管を、曲げら
れたガラス板の両面から等しい最適な距離間隔に保持す
ることが望ましいことがわかった。
このような等しい間隔を達成するためにブラストヘッド
管の設計に融通性を与えるため、彎曲したガラス板は、
その彎曲がブラストヘッドを通るガラス板の移動路の横
方向に延びるように方向づけさせなければならない。
雄型部材30の回転の可能性のために、雄型部材は曲げ
後直ちにガラス板を再び方向づけし、そしてガラス板を
引統く焼入れにとって可能な最も良い位置でコンベヤの
上に載せるよう作動する。
第8図に最も良く示されているように、雄型部材30を
回転自在に支持する装置は、例えば適当な留め具62に
よってプレート60の下面中央に固定され且つ内方に向
いたフランジ30を有する軸受61からなる。
かかる装置は又ピボットポスト64を包含し、これは、
回転ブラケット66の一体部分として形成されたスリー
ブ65の中に回転自在に設けられ、ブラケット66は延
長部67を有し、プラテンフレーム53に設けられた作
動シリンダ71のピストンロンド70はブラケットの延
長部67にU形リンク68によって枢着的に取付けられ
ている。
カラー69はスリーブ65の上端に衝合してポスト64
の小径上部のまわりに配置され、適当な固定ねじてそこ
に固着される。
ピボットポスト64は外方に延びて下部フランジ72を
備え、これは適当な留め具75でもって型支持用ベース
プレート73に固着される。
内側軸受部材76の下部フランジ77は留め具78によ
ってプレート73の上面に固定され、又内側軸受部材7
6は、軸受フランジ63の上にこれに対して回転運動可
能に係合且つ位置するようになつている外方に延びたフ
ランジ80を備えている。
雄型部材30をプレート73に取外し自在に支持させる
ため、プレート73の下側に一対の間隔をへだてた平行
な溝形部材81が溶接させ、さもなければ固定される。
かくして、雄型部材30は、これとピボットポスト64
との連結により軸受61および支持プレート60に対し
て回転自在に装着される。
ピボットポスト64は、両端がポストの中にねじ込まれ
た導管83,85と連通している中央通路82を有して
いる。
パイプ部分85は、真空管路87を有する回り継手86
に適当に連結され、真空管路87は、後で明らかになる
ような目的で適当な真空源(図示せず)まで導ひかれて
いる。
第8図に示されているように、雄型部材30は、型が受
けるような高い温度に耐えることのできる適当な耐火材
料で形成された実質的に無空のボデー90からなる。
型部材30は、平面が一般的に長方形の形体を有し、そ
の長い方の側はガラス板Sの移動路の横方向に延び、第
1図に示されたように立面でみたときには、正確に彎曲
した成形表面38はかかる移動路の長手方向に即ち型部
材30の短い方の横寸法に沿うて凸形に彎曲している。
しかし、型の特定な輪郭は勿論のこと成形表面38の特
別な彎曲は曲げられるガラス板の所望な形状によって指
図されることは理解すべきである。
又、成形表面は一方向に、即ち、コンベヤ装置の長手方
向に凸形に彎曲させ、そしてわかりやすくするために単
一の曲率半径だけを有するものとして示されているが、
一方向に又は両方向において複曲率半径が計画されるこ
とも予想すべきである。
型ボデー90は、一対の間隔をへだてた構造溝形材92
によってベースプレート91に連結され、溝形材92、
プレート91および型ボデー90の上面とでマニホルド
93を構成し、これはベースプレート91の開口95を
介して導管83と連通し又型ボデー90を貫通してその
外面まで延びた多数の通路96と連通している。
かくして、雄型部材30の成形表面38に沿うて、後述
する目的でガラス板を成形表面に保持するための吸引力
が堤供される。
多数の真空通路を有する一般的に無空のボデー90の代
りに、このボデー90は、所望ならば、型成形表面38
に沿うてより一様な吸引力を生じさせるために多孔質の
耐火材で形成しても良い。
ガラス板と接触する軟質の非摩耗表面を提供し且つ更に
断熱性を与えるために、成形表面38は例えば織った又
は編んだガラス繊維のような断熱性の布のシ一ト9Tで
被覆される。
布97は成形表面38の上にぴんと張るように引張られ
て溝形部材92にボルト止めされる保持バー98によっ
てその場に保持される。
布97は多孔質であり、吸引力が通路96、マニホルド
93、通路82および真空管路87を通して作用するよ
う布の外表面の連通を確立する。
選択的に、型部材30を90度間隔をへだてた2つの位
置のうちのいずれか一方に位置決めするための装置が設
けられる。
この目的で、適当なプッシュを夫々備えた一対の半径方
向ボア100,101(第3図および第8図)がピボッ
トポスト64に形成されている。
これらのボアはポストの周面から半径方向内方に延び円
周方向に90度間隔をへだてている。
位置決め装置はロツクピン102を包含し、これは、ブ
ラケットスリーブ65に形成され、ピボットポストのボ
ア100,101のいずれとも一直線に並んだ開口10
5を通して挿入されるようになっているシャンク部分1
03を有する。
第3図に示す例示態様では、ピン103は、通常、雄型
部材の長い方の側がガラス板の移動路の横方向に延びる
ように雄型部材を位置決めするためボア100の中に挿
入させる。
しかしながら、雄型部材30を90度回転させてピボッ
トポストのボア101をブラケットスリーブ65の開口
105と合致させ、次にピン102を合致した開口に挿
入することによって、雄型部材30を第3図に示す位置
から90度方向づけすることができる。
上述したように、シリンダ71が作動してブラケット6
6を回転させこれによってポスト64を回転させ、雄型
部材30を水平平面においてガラス受けおよび曲げ位置
(第3図に示す)から型部材30が第3図に示す位置か
ら90度方向づけられるようなガラス解放位置まで旋回
させる。
これらの角度の端位置のいずれにおいても急激な停止を
防止し、円滑な操作を容易にするために、雄型部材30
がこのような角度位置の端に近づくと雄型部材30の旋
回運動を徐々に減ずるための装置が設けてある。
この目的のために、直径方向に対向した一対のカム作動
形流体制御バルブ106,107が設けられ、間隔をへ
たてた中間のビーム56に連結したブラケット108,
109に適当に装着されている。
これらのバルブは作動子111,112を備え、これら
作動子は、ブラケット66の上面に設けられ且つ90度
間隔をへたてた一対のカム116,117の移動路に位
置するローラ113,114の形をしたカム従動子を有
している(第3図)。
かくして、シリンダ71の中のピストンが伸長されて例
えばそのストロークの終りに近ずくと、カム117がロ
ーラ114に係合して制御バルブ107を作動し、シリ
ンダの中のピストンがそのストロークの終りに達するま
で圧力流体のシリンダ71への流量を徐々に制限して最
終角度位置へのブラケット66の旋回運動を徐々に減ず
る。
シリンダ71が反対の方向に作動されるときにはカム1
16がローラ113に係合して制御バルブ106を作動
し、逆の方向において同じような減速作用を行なわせブ
ラケット66をその最初のスタート位置へ徐々に移動さ
せる。
雄型部材30をその最初の回転位置即ち第1図および第
3図に示す位置又は曲げが起る位置にロックして雄型部
材と雌型部材31との正確な整列を保証するための装置
が設けてある。
このような装置は、中間のビーム56に固定したプレー
ト120に設けられ且つこれ又プレート120に設けら
れているガイドリング122を貫通する往復プランジャ
又は位置決めピン121を有する作動シリンダ118を
包含する。
ピン121はプレート125に形成された開口123の
中に差し込まれるようになっており、プレート125は
その両端が溝形部材81に固着される。
シリンダ118の両端に圧力流体が加えられ、普通のリ
ミットスイッチ(図示せず)によって作動する適当な流
体制御バルブ(図示せず)を介してプランジャ121を
伸長させたり引込ませたりする。
リミットスイッチは、ブラケット66がその最初のスタ
ート位置へ戻る際所定の逆回転運動に達したときに作動
され、かくして、プランジャ121を開口123の中へ
枢動して雄型部材30をその曲げ位置にロックする。
曲げ後、シリンダ118が作動してプランジャ121を
引込ませ、雄型部材30を回転運動に備えて解放する。
割れたとき粒子寸法の要求を満すのに必要な歪みを有す
るガラスにおいて適切な即ち完全な焼入れを得るために
、その温度は、ガラスに所望な内部応力を与えるべく急
冷を受けたとき、少くとも所定の最少温度以上、例えば
約610℃(1130°F)の程度でなければならない
ガラス板は曲げる目的のため最初の加熱でこのような最
少の温度以上の温度レベルまで上げられるけれども、曲
げ領域での涼しい環境の大気やガラス板に接する比較的
冷たい曲げ設備の結果、曲げている間に熱損失が起る。
この熱撰失は、例えば3.075mm(0.125イン
チ)乃至3.9624mm(0.156インチ)の範囲
の厚さを有するもののように比較的薄いガラス板を曲げ
るとき特に顕著である。
というのは、ガラス板から熱の逃げる速度が急速である
ためであり、熱損失はガラスの温度を適切な焼入れを行
なうことができるレベル以下にする十分な大きさである
曲げる前にガラス板を最初から加熱し過ぎることなしに
曲げ中に起る冷却の影響を補償し、これによってたるみ
や望ましくない変形に対する制御をやめるために、本発
明は、このような熱損失を補いガラス板を焼入れに適し
た温度に上げるため、曲げ後ガラス板を再加熱する装置
を提供する。
この目的のために、本発明によれば、ガラス板が所望な
彎曲に曲げステーション15で曲げられコンベヤロール
28に戻された後、ガラス板は曲げステーションから出
されて、雌型部材31の下流に設置された、コンベヤ装
置11の1部である多数の即ち一連の第3のコンベヤロ
ール126で受ケられる。
一連のコンベヤロール126はガラス板をロール28か
ら受けそれを支持して補助加熱ステーション16へ運び
、このステーションを通して焼入れステーション18ま
で運ぶ。
第2図に最も良く示されているように、各コンベヤロー
ル126は軸127に設けられ、この軸127はその各
端が、補助加熱ステーション16を構成する骨組の両側
に沿うて延びるレール130上に設けられた共通の軸受
ブロック129から上方に延びる軸方向に間隔を保った
軸受128で支承される。
各軸127の一端はその夫々の軸受128を越えて外方
に延びていてスプロケット131を支えている。
このスプロケットは適当な動力源から動力が与えられた
エンドレスチェーン132によって駆動されてコンベヤ
ロール126を所望な速度で回転させる。
コンベヤロール126は曲げ後直ちにガラス板を支持し
、そしてガラス板の再加熱中ガラス板を支持するので、
好ましくはコンベヤロールは、第2図に示されているよ
うに、曲げられたガラス板の仕上り彎曲に合うような輪
郭をもち或は形状を有する。
各コンベヤロール126は適当な材料から形成されそし
て第2図に最も良く示されているように、一対の円筒形
端部133と中央部134を備え、この中央部は、端部
133から中央部の中心に向って内方に漸次減少してい
る横断面を有し、従って正面図において、加熱された彎
曲ガラスの彎曲に補足し合う内方に弓形に曲った即ち凹
形の彎曲をなしてガラス板が焼入れ領域に達する前に所
望な形状からつぶれたりたるんだりするのを防止する。
ロール126は、所望ならば、曲げられたガラス板の表
面を保護するためにガラス繊維で被覆されるのが良い。
補助加熱ステーション16は適当な骨組135を包含し
、これは、コンベヤの各側に設置され且つ水平方向に延
びた上部、下部構造ビーム137,138によって長手
方向に間隔をへだてた関係に互に連結された2本の垂直
な支柱136からなる。
支柱136はコンベヤロール126より上方に延び、そ
してそれらの上下端は夫々、コンベヤの横方向に延び且
つ両端が横方向に並んだ支柱136に固着されている水
平な上部および下部ビーム140,141によって互に
横方向に緊結され、かくして剛性な箱形構造を形成する
コンベヤロール126の上下に配置された多数のガス燃
焼式放射バーナ142は、コンベヤロール126と実質
上平行に補助加熱ステーション16の横方向に延びる長
さ方向に間隔を保った列をなして端と端の突き合せ関係
に配列される。
第2図に最も良く示されたように、バーナ142の各々
は、適当な耐火材料からなるブロック143からなり、
ノズル146を通して放出されたガスの燃焼によって発
生する熱を放射するためカップ状の凹所145を備える
よう形成される。
燃焼用のガスは適当な供給源(図示せず)から、適当な
制御バルブ148を有し且つ数がバーナ142の列の数
に相当している多数の上下マニホルド又はヘッダ−15
0,151に連結された供給管路147を通して運ばれ
る。
ヘツダーの各々はノズル146に夫々連結された多数の
導管152を有する。
バーナブロック143には第2図に153で示されてい
るように、それらの両端に切欠きが設けられていて隣り
合った凹所145間を連通させ、これにより燃焼ガスお
よび火炎を各列の数個のバーナに沿うて長手方向に移動
させるようにしかくして、数個のバーナ142の長さの
合計に等しい有効長さを有する複合の細長いバーナを形
成する。
コンベヤロール126を冷却してガラス板の所望な表面
品質および曲りを維持するようにするため空気をコンベ
ヤロール126に差し向ける装置が設けられる。
この目的のために、適当な供給源(図示せず)からの圧
縮空気は、補助加熱ステーション16の片側に沿うて長
さ方向に延びるマニホルド144に差し向けられる。
数が補助加熱ステーション16のコンベヤロール126
の数に相当している多数のパイプ149はそれらの一端
がマニホルド144にねじ込まれ、夫々のコンベヤロー
ル126の下でこれに近接してコンベヤの横方向に延び
る。
パイプ149は、冷却用空気をコンベヤロール126の
下側に差し向けるため長手方向に間隔をへたてた穴15
4を備え、且つパイプとロールとの間にそれらの長さに
沿うて等しい距離を維持するためにコンベヤロールと補
足し合う形をなしている。
一連のヘッダ−150,151は、コンベヤロール12
6に対して互に近すいたり遠ざかったり垂直に往復運動
可能にフレーム135に設けられた上部キャリエツジ1
55、下部キャリエツジ156に適当に固着される。
上部キャリエツジ155を上下動させるための装置は、
ビーム140に設けられ且つ細長いねじ158を有する
複数個のねじジャッキ組立体157からなり、細長いね
じ158はそれらの下端がキャリエツジ155に固定さ
れ、そしてねじジャッキケーシング160の中に回転可
能に支承されているが軸方向には固定されている回転ナ
ット(図示せず)を貫ぬいて上方に延びている。
今第7図を参照すると、ナットを回転させるための装置
は電動機161からなり、これは、ビーム140に固定
された水平方向に延びる構造ビーム162に設けられ、
そして適当な減速機構165を介して一対の横方向に延
びる駆動軸166に連結された出力軸163を有する。
一方この軸166は適当な歯車箱167を介して、直角
の関係をなして長手方向に延びる軸168に連結され、
軸168の各々は、第7図に170で概略的に表わした
一対の軸方向に間隔を保ったウオームを有し、これはね
じジャッキ158と関連したねじ山付回転ナットと噛み
合うことができる。
かくして、軸168、従ってウオーム170は電動機1
61によって上述した機械的駆動装置を径て同期的に回
転され、ねじ158を上げ下げしてキャリエツジ155
を上昇又は下降させる。
複数本の垂直に延びたガイドポスト171がそれらの下
端においてキャリエツジ155に固定され、且つビーム
140に対して垂直方向に摺動運動可能に、ビーム14
0に設けられた適当なプッシュブロック172を通して
上方に延びキャリエツジの垂直方向の往復運動中該キャ
リエツジ155を案内する。
下部キャリエツジ156を垂直方向に移動させ且つ案内
するための機械的な構成は上述したものと等しいが、キ
ャリエツジ155の往復動は上述のものと向きが反対で
ある。
同様な部品を表わすために同じ参照番号が使われている
キャリエツジ155,156の選択的な垂直方向の調節
により、バーナを再加熱させるガラス板の両面から任意
所望な距離を置いて保持させることができ、又希望する
とき、バーナに妨げなく近ずけるようにするため、バー
ナをコンベヤロール126から遠ざかるように変位させ
ることができる。
曲げられたガラス板がステーション18の中での焼入れ
のために所望な温度にまで再加熱された後、ガラス板は
前記ステーションから運び出され、焼入れステーション
18に再加熱されたガラス板を搬送するために、コンベ
ヤ装置11のこれ又1部である多数の第4のコンベヤロ
ール175で受けられる。
コンベヤロール175は、ガラス板が急冷のために空気
に最大限さらされながらガラス板の形を維持するような
方法で加熱されたガラス板を適切に支持するよう設計さ
れている。
この目的のために、ロール175は好ましくは、比較的
小さい寸法形状の外側コイル径に巻かれた比較的大きい
直径のワイヤから作られたばね型式のものである(第6
図)。
巻きコイル即ちばねの両端は、支持軸又は駆動軸として
役立つ外方に延びた軸177を有する端部材176のソ
ケットに受け入れる。
ばねロール175の各々はスリーブ178の形をしたガ
ラス繊維又は他の適当な非摩耗材料の適当な保護被覆を
備え、その両端は端部材176に適当に固着される。
第6図に示されているように、ロール175の端の軸1
77は軸受180で支承され、これら軸受は、該軸受か
ら、焼入れステーション18の両側で適当な取付構造物
185によって支えられた軸受ブラケット183の垂直
溝孔182を通して延びるピン181によって枢着的に
取付けられている。
ピン186は垂直溝孔182および軸受延長部188の
弧状溝孔187を通して延び、軸受の回転調節を可能に
する。
ピン181,186には外端にねじが切られており、こ
れにロックナット等が設けてあって軸受をブラケット1
83に対して選ばれた調節位置に保持する。
軸177の各々の一端はその夫々の軸受を貫ぬいて外方
に延びていて、適当な動力源(図示せず)からエンドレ
ス駆動チェーン191によって駆動されるスプロケット
190を備え、各軸177の他端即ち反対側の端は、第
6図に示されるように、ロールの弓形の曲りを許すよう
にその軸受180に摺動自在に設けられる。
弓形の曲り度合即ち程度の調節は、かかるロール175
と関連した軸受180の選択的な回転運動によって行な
われる。
第6図に示す例示態様におけるロール175は該ロール
上を通るガラス板に対応する凹形表面を有するよう下方
に曲げられているが、所望ならば、ロールが凸形表面を
備えるよう上方に曲げられても良いことは理解すべきで
ある。
曲りの方向とかかる曲りの程度即ち度合は焼入れされる
ガラス板の特定な形で指図される。
比較的小径のコンベヤロール175を形成することは、
曲げられた熱いガラス板の下面を冷却用媒体に最適にさ
らすことを可能にし、且つ又、かかるガラス板の下面と
ロールとの接触面積を減少してガラス板の下面のかすり
傷や傷っけを最少にする。
焼入れステーション18における冷却装置20はガラス
板の移動路の上下に配置された上部プラストヘッド19
2、下部プラストヘッド193からなり、例えば、空気
の様な冷却用流体の送風をかかる移動路に沿うて移動す
るガラス板の両面に差し向けるよう作動する。
ブラストヘッド192,193の各々は多数の区分19
5からなりその各各は空気充満室197に適当に固定さ
れ且つこれと連通している細長いマニホルド196を包
含する。
多数の管198がマニホルド196の外表面からガラス
板Sの移動路に向って内方に突出し、冷却用ガスの多数
の流れを圧力供給源から空気充満室197、マニホルド
196を経て熱いガラス板の両面に向って差し向ける。
熱くて薄いガラス板の両面からの管の出口の間隔は、仕
上り製品に悪影響を及ぼさない圧力で薄いガラス板の両
面に冷却用ガスの十分な量を生せしめる上において空気
による急冷では重要な配慮であることがわかった。
適当な計算によって、特定な管の寸法について最適な間
隔を容易に決定することができる。
勿論、この最適な間隔は、ガラス板の全表面積に及ぶべ
きてある。
この目的のために、管198は、第6図に示されている
ように、ガラス板の彎曲に相当するように夫々の区分の
長さ方向に、つまりガラス板の移動路の横方向において
長さが変化している。
上側の列の管198はそれらと関連した区分の両端から
その中心に向って徐々に長くされ、一方下側の列の管は
それらと関連した区分の両端から列の中心に向って徐々
に短くされ、これによって凹形に曲げられたガラス板を
上側の列の管と下側の列の管との間に受け入れる。
区分195は好ましくは、それらの夫々の空気充満室1
97に取外し自在に固着され、所望ならば、凸形に成形
された彎曲のガラス板に合うよう容易に逆にさせること
ができる。
かくして、ガラス板の横断面形状に相当するよう管19
8の長さを変えることによって、効果的な焼入れのため
にガラス板の両面に対して管の出口の間隔を最適にする
ブラストヘッド192,193から補助加熱ステーショ
ン16の中へ後方に進む冷却用空気の「吹き戻り」を阻
止するために、補助加熱ステーション16と焼入れステ
ーション18との間に摺動可能なゲート200が設置し
てある。
このゲート200は実線で示す開位置と第1図に点線で
示す閉位置との間を作動シリンダ201によって垂直に
移動することができ、この作動シリンダ201は、ガラ
ス板が焼入れステーション18の中へ入る直前にゲート
200を開き、ガラス板が焼入れステーションの中に完
全に収容された直後にゲート200を閉じるよう自動的
に作動する。
ガラス板が焼入れステーションに入っている間焼入れス
テーション18から補助加熱ステーション16の中への
「吹き戻り」を更に阻止するために、焼入れステーショ
ン18の入口端の近くに上下静止バツフルプレート20
2,203が設置され、これにより冷却用空気を偏向さ
せて焼入れステーションの中に保持する。
これらのバツフルプレートと摺動ゲート200はステー
ション18からの冷却用ガスの消散を防止し、補助加熱
ステーション16の中の望ましくない熱損失を防止する
上において重要である。
第9図乃至第11図は、主として、放射ガスバーナ14
2の代りに、電気抵抗加熱要素215を使用することに
よって第2図に示すものと異なる補助加熱ステーション
16′の別の態様を示している。
補助加熱ステーション16′に利用された連続コンベヤ
ロールのみならず、それらの駆動装置および取付けは第
2図に示した本発明の形態と関連して説明し且つ示した
ものと等しいから同様な部品を表わすのに同じ参照番号
が使われている。
補助加熱ステーション16′は適当な炉フレーム214
を含み、上下キャリエツジ216,217はコンベヤロ
ール126に対して互に近すいたり遠ざかったり垂直方
向に往復運動可能にこのフレーム214で支持されてい
る。
キャリエツジ216:217を上下動させるための装置
は、内端がキャリエツジ216,217に固定された複
数本の細長いねじ218を包含し、これは、フレーム2
14の上下端に設けられたねじジャッキ組立体(図示せ
ず)によって軸方向に運動可能に設けられる。
ガイドポスト220はそれらの内端においてキャリエツ
ジ216,217に固定され、キャリエツジをその往復
運動中案内する。
キャリエツジ216,217の各々は長手力向に間隔を
保ち横方向に延びた細長い複数個の構造T形部材221
を備え、該部材はコンベヤロール126に向って内方に
突出してプレート223と224との間で横方向に延び
たブロック222を支持する。
ブロック222は好ましくは、適当な耐火材料で形成さ
れ、電気加熱要素215を部分的に囲んで囲いをするた
めに横断面が一般にU形形状の凹所226を有している
ブロック222の凹所226の中に加熱要素215を閉
じ込めると共にコンベヤロール126に対してジグザグ
即ち片寄った関係にすることにより加熱要素215から
ロール126への直接な熱放射を阻止する。
ブロックの凹所226の中に配置された細長い加熱要素
215はガラス板の移動路の横方向に延びていてそれら
の両端は端プレート223,224およびそれらの夫々
のカバープレート228,229に設けられ且つこれら
を貫ぬいで延びる適当な絶縁スリーブ227を通して突
出する。
加熱要素215のこれらの両立端はケーブル導体231
によって母線バー232,233に接続される。
母線バーは、キャリエツジ216,217の各々の両端
に設けられ且つこれに沿うて延びるハウジング要素23
5,236の中に閉じ込められてその中で長さ方向に延
びている。
適当な耐火材料で形成された金網スクリーン237(第
11図)がハウジングブロック222の下側の列の凹所
226の開口端の上に設置されるのが良く、かくしてこ
れは、例えば、こなごなにこわれたガラス板から生ずる
ガラスの破片或は補助加熱ステーション16′の炉区分
の中へ突然落下したその他の異物のような物が比較的弱
い加熱要素に落ちるのを防止する。
コンベヤロール126を冷却して、曲げられたガラス板
に所望な彎曲を維持させるようにするため、コンベヤロ
ール126に空気を差し向ける装置が設けられる。
この目的のために、圧縮空気が適当な供給源(図示せず
)から供給管路240を介して下部キャリエツジ217
の片側に沿うで長さ方向に延びたマニホルド241へ差
し向けられる。
長手方向に間隔をへだでた穴243を夫々有する多数の
パイプ242はそれらの一端においてマニホルド241
にねじ込まれ、そしてコンベヤロール126の下でこれ
に近接してコンベヤ装置の横方向に延びる。
パイプ242は、夫々のロール126との間にそれらの
長さに沿うて等しい距離を維持するために夫々のロール
126と補足し合うよう曲げられている。
一枚のガラス板を曲げそして焼入れするに当り本発明の
装置の操作方法を以下説明する。
平らなガラス板Sを炉13の入口端(図示せず)でコン
ベヤロール26の上に載せて加熱室25を通して移動さ
せる。
ガラス板はこの加熱室の中で実質的にガラスの軟化点又
は曲げ温度にまで加熱される。
この加熱されたガラス板は開口27を通過してコンベヤ
ロール28に移されステーション15を通る。
ガラス板はその先導端がガラス板の移動路に設置してあ
るストップ部材43に係合するとき、雌型部材31の上
に正確に位置決めされる。
曲ケステーション15に入ると、ガラス板はランプ源2
05から光電池206まで延びている光ビームLをさえ
ぎる。
これらランプ源205、光電池206はフレーム32に
調節可能なブラケット207,208を夫々介して取付
けられている光ビームLがさえぎられることにより、信
号が生じ、これが適当な制御装置(図示せず)を介して
ロール28の速度を制御するタイマーを作動してロール
の速度を減ずる。
ガラス板が前進すると、ガラス板は、フレーム32に適
当に調節可能に取付けられたランプ源210からこれと
関連した光電池211まで延びる第2のビームLLをさ
えぎり、雌型部材31の操作を制御するタイマーを作動
する。
この第2の制御タイマーは、ガラス板の先導端が位置決
め用ストップ部材43に係合するとき、シリンダ47を
働かせて雌型部材31を上方に上昇させガラス板をコン
ベヤロール28から取り除いて雄型部材30に押しつけ
ガラス板Sを所望な彎曲に成形するようなタイミングで
ある。
雌型部材31の上方ストローク中、シリンダ46が作動
してストップ部材43を引込ませ、ガラス板を、引続い
てコンベヤロール28に戻したときその前進を許す。
雌型部材31が上方ストロークの終りに達したとき、雌
型部材は適当なリミットスイッチ(図示せず)に係合し
て曲げ時間を制御し、又真空管路87を真空源に連結す
るタイマーを作動し、回り継手86、通路82、開口9
5、マニホルド93通路96を経て雄型部材の成形表面
38に沿うで真空力を生じさせる。
この負圧は、タイマーの曲げ時間が切れて雌型部材31
の引込みを行なわせるとき曲げられたガラス板Sを成型
表面38に保持する。
所望ならば、例えば、空気のような冷却用流体を、雄型
部材30でガラス板を依然として支持しながらガラス板
の底面を僅かに冷してガラス板にスキンを形成し、底面
をその所望な形状からの望ましくないたるみや変形に対
して護るために、曲げ直後にガラス板の少くとも底面に
加えるのが良い。
雌型部材31が下げられると、シリンダ118が作動さ
れてプランジャ121を開口123から引込ませ、雄型
部材30の回転を可能にする。
次にシリンダ11が作動されてピストンロッド70を伸
長させ雄型部材を90度回転させる。
ブラケット66がその円弧運動の終りに近ずくとカム1
17がローラ114に係合して制御バルブ107を作動
し、雄型部材30を漸次減速して停止させる。
これにより型部材30の振動を回避し、且つ曲げられた
ガラス板が型部材から変位する傾向を回避する。
次に雄型部材はシリンダ50によって所定距離下げられ
、そのとき、ガラス板Sに作用する真空源が中断されて
ガラス板をコンベヤロール28の上に解放する。
ガラス板の解放後、雄型部材30は上昇されてガラス板
から離れ、90度そのスタート位置まで回転される。
このとき、シリンダ118が作動されプランジャ121
を開口123の中へ伸長させ雄型部材を回転しないよう
に固定するとともに、次の曲げサイクルのために雌型部
材31と正確に整列させる。
父、コンベヤロール28の速度が増大して、曲げられた
ガラス板を補助加熱ステーション16の中へ前進させる
曲げられたガラス板の後端が曲げステーション15の中
の最後のコンベヤロール28を立ち去るとき、シリンダ
46が作動され、それらのピストンロッド45をガラス
板の移動路に向って伸長させストップ部材43をロール
28の上の移動路に位置決めする。
雄、雌型部材がそれらのスタート位置にあり、ストップ
部材43が引き続く次のガラス板が係合しうる位置にあ
り、コンベヤロール28がそれらの正常な速度で作動さ
れると、曲げ装置の自動的に起るサイクルが完了させら
れ、引き続く次のガラス板の曲げステーション15への
前進によって駆動される次の操作に備える。
曲げ操作中に起る熱損失を補償し、曲げられたガラス板
を適切な焼入れのための所望な温度にまで上げるために
、曲げられたガラス板はコンベヤロール126に移され
、適切な速度で、垂直方向に間隔をへたてたバーナ14
2の間又は電気抵抗加熱要素215の間を補助加熱ステ
ーション16又は16′に又はこれを通して移動させ、
曲げられたガラス板を再加熱してそれを所望な温度に上
げる。
しかし乍ら、炉区分1γの入口端および出口端でのガラ
ス板の速度は、これらの領域に隣接したロール126の
周速度を炉区分17の中央に位置したロールに対し増す
ことによって、曲げステーションの出口および焼入れス
テーションの入口を夫々移動するガラス板の速度に匹敵
する速度に加速される。
再加熱されたガラス板が補助加熱ステーション16を立
ち去ると、シリンダ201が適肖な感知装置によって作
動されて引込みゲート200を開いてカラス板の焼入れ
ステーション18への進入およびコンベヤロール175
上への引き次ぎが行なわれる。
コンベヤロール175の周速度は、ガラス板をプラスト
ヘッド192,193の相対向した管198の間に、ガ
ラス板にすぐれた焼入れを得るのに適した冷却速度を促
進する速度で前進させるように設定される。
シリンダ47,50,71,201の作動は図示しない
慣用の流体制御バルブで行なわれる。
数数の制御バルブの操作の適切な順序と、数々の一連の
コンベヤロールに与えられる速度の変化は、電気制御装
置に組込まれる慣用のリミットスイッチおよび又は慣用
のタイマーによって行なわれるスイッチおよび又はタイ
マーの各々は、種々の作動器およびコンベヤロール駆動
機の操作の次々の段階を起動し、このような次々に作動
するスイッチや調時機構は周知であり、それ自体は本発
明の一部をなさないから、詳細な説明は必要ないものと
信ずる。
上記の操作は真空装置を備えた回転雄型と関連して説明
したけれども、本発明の方法は、所望ならば、固定即ち
非回転型部材について実施しうることを理解すべきであ
る。
回転型の使用は、曲げられる特定のガラス板の光学的お
よび曲率の要求によって又自動車等の視界口でのカラス
板の意図とした取付方向によって指示される。
先に述べたように、雄型部材の成形表面の彎曲は曲げら
れたガラス板の大きさ、形および彎曲に従って変えるこ
とができ且つ複合曲げを含むことができる。
ガラス板が複合彎曲を行うため両長軸に沿うて曲げられ
る場合には、ガラス板は、曲げ後、ガラス板のブラスト
ヘッドを通る移動路に対して横の方向に大きい彎曲を配
置する位置に方向づけされなければならない。
本発明による選ばれた方法は、比較的薄いガラス板をう
まく曲げ、割れたときに粒子寸法の要求を満すようにガ
ラス板を良好に焼入れするため連続生産作業で試験され
た。
この方法で形成されたガラス板は、自動車のガラス囲い
において固定四分パネルとして使用される平面が多角形
の形状のものであった。
ガラス板の夫々は略3.075mm(0.125インチ
)の厚さを有し、長さ略80.01cm(31.5イン
チ)であって一方の端が35.56Cm(14インチ)
ノ巾を有し、他方ノ端が7.62cm(3インチ)の巾
を有するものであった。
これらのガラス板を、それらの長い寸法をコンベヤロー
ルと平行にして1枚ずつ炉の中に前進させ、この炉でも
ってガラス板を約610℃(1130°F)乃至630
℃(1165°F)の範囲の温度まで加熱し、次に曲げ
ステーションへ移動させた。
所望な複合彎曲に曲げられ、水平方行に90度方向づけ
された後、ガラス板をコンベヤロールヘ戻し、補助加熱
ステーションへそしてこれを通して前進させた。
ガラス板は、毎分約33.655m(約1325インチ
)の高い移し速度で曲げステーションに入りそして出た
全体の引取り時間、即ち加熱炉から曲げサイクルを経て
補助加熱炉までの時間は7秒であった。
ガラス板はこの引取り時間中に略26.6℃(略80゜
F)に冷された。
ガラス板を、曲げサイクル中に起る熱損失を補うために
再加熱して適切な焼入れに適した温度、例えば、610
℃(1130°F)乃至638℃(1180゜F)の範
囲の温度、好ましくは約629℃(1165゜F)まで
上げた。
再加熱の全体の時間は7秒であった。
補助加熱炉の入口端と出口端での高い移し速度は毎分略
33.655m(約1325インチ)であった。
補助加熱炉を出ると、ガラス板を直ちに焼入れステーシ
ョンのブラストヘッドにそしてこれを通して前進させた
以上から、本発明の目的は完全に達成されたことは明ら
かである。
カラス板を曲げ後直ちに再加熱して曲げられたガラス板
を適切な焼入れにとって望ましい温度まで上げる目的で
、ガラス板を水平な状態でそっくり移動させるような既
存の水平生産ラインの曲げステーションと焼入れステー
ションとの間に補助加熱装置を介在させることによって
、比較的薄いガラス板を効果的な方法で曲げたり焼入れ
したりするための改良方法および装置を提供する。
真空装置を備えた回転雄型部材を設けることによって、
薄いガラス板を光学的な欠陥を最少にする方法で曲げ、
次に引き続く焼入れにとって最も有利な位置へ方向づけ
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の新規な特長を組込んだ曲げおよび焼入
れ装置の側面図、第2図は第1図の2−2矢印の方向に
見た第1図の装置の拡木端面図であって、本発明によっ
て構成された補助加熱ステーションの1つの形態を示す
図、第3図は回転型部材およびその作動機を示す第1図
の3−3線における拡大水平断面図、第4図は第3図の
4−4線における縦断面図、第5図は雄型部材を作動位
置にロックするための装置を示す第4図の5−5線にお
ける縦断面図、第6図は冷却ステーション即ち焼入れス
テーションを通り、第1図の6−6線における拡大縦断
面図、第7図は補助加熱部分を上下させるための駆動装
置の断片的な概略平面図、第8図は雄型部材の詳細を示
す第3図の8−8線における拡大縦断面図、第9図は本
発明の補助加熱ステーションの別の形態の断片的な側面
図、第10図は第9図の10−10線における縦断面図
、第11図は、本発明のこの形態に組込まれた電気加熱
要素の保護被覆物を示す第10図の11−11線におけ
る拡大水平断面図である。 S・・・・・・ガラス板、12・・・・・・加熱ステー
ション(第一のステーション)、15・・・・・・曲げ
ステーション(第2のステーション)、18・・・・・
・焼入れステーション(第3のステーション)、11・
・・・・・コンベヤ、16・・・・・・補助加熱ステー
ション(第4のステーション)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 薄いガラス板を実際上水平な平面上に支え、一連の
    作業を通じて連続的に前記ガラスを水平進路に移動させ
    、前記ガラス板を上記進路に前進させながらこのガラス
    板を炉内でガラスの軟化点まで加熱し、前記加熱された
    ガラス板を前記炉から取り出し、前記加熱されたガラス
    板を補足し合う成形面の間で所望の彎曲度にプレスし、
    前記進路に連続して前進させながらこの曲げられたガラ
    ス板を急速に冷却して焼入れすることを含む、比較的薄
    いガラス板の曲げおよび焼入れ方法において、前記ガラ
    ス板を焼入れ領域を通して最適な位置で前記進路に運ぶ
    ため、曲げ作業直後に前記ガラス板を再方向づけし、か
    つ焼入れのための冷却前に前記ガラス板を前記進路に前
    進させながら少なくとも焼入れのために十分な温度にま
    で再加熱することを特徴とする、ガラス板の曲げおよび
    焼入れ方法。 2 比較的薄いガラス板を実際上水平な平面上に支持し
    一連のステーションを通して水平進路に連続して移動さ
    せるためのコンベヤと、前記ガラス板をその前進中にガ
    クスの軟化点まで加熱するための炉を有する第1ステー
    ションと、前記加熱されたガラス板を前記移動進路に垂
    直な少なくとも1つの軸線のまわりに所望の彎曲度まで
    プレスするため前記炉の外部において相対向している成
    形型部材を含む装置を有する第2ステーションと、前記
    ガラス板をこれの移動中に急速に冷却して焼入れするた
    めの冷却装置を有する第3ステーションとを含む、比較
    的薄いガラス板の曲げおよび焼入れ装置において、引統
    き前記ガラス板を前記第3ステーションを通して前記コ
    ンベヤ上で最適な位置で運ぶため前記ガラス板を前記移
    動進路と平行な方向に再方向づけるように前記成形型部
    材の1つを水平な平面上で回転させる装置を前記第2ス
    テーションに備え、前記第2ステーションと前記第3ス
    テーションの間に第4ステーションを介在させ、第4ス
    テーションには、前記の曲げられかつ再方向づけられた
    ガラス板を前記第3ステーションにおいて適切に焼入れ
    するために十分な粘度にするように前記ガラス板をその
    前進中に再加熱するための補助加熱装置を備えているこ
    とを特徴さする、曲げおよび焼入れ装置。
JP50075413A 1974-06-20 1975-06-20 ガラスイタノマゲ オヨビ ヤキイレホウホウ オヨビ ソウチ Expired JPS583978B2 (ja)

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