JPS5839346Y2 - 室外ユニツトの脚構造 - Google Patents
室外ユニツトの脚構造Info
- Publication number
- JPS5839346Y2 JPS5839346Y2 JP16135279U JP16135279U JPS5839346Y2 JP S5839346 Y2 JPS5839346 Y2 JP S5839346Y2 JP 16135279 U JP16135279 U JP 16135279U JP 16135279 U JP16135279 U JP 16135279U JP S5839346 Y2 JPS5839346 Y2 JP S5839346Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- body casing
- outdoor unit
- leg
- compressor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Other Air-Conditioning Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、空気調和機における室外ユニットの脚構造に
関するものである。
関するものである。
最近、この種の室外ユニットは、設置スペース上の制約
や梱包輸送時の簡便性の面から、本体ケーシングの横幅
(すなわち側面幅)をできるだけ薄くしたものが望まれ
る傾向にある。
や梱包輸送時の簡便性の面から、本体ケーシングの横幅
(すなわち側面幅)をできるだけ薄くしたものが望まれ
る傾向にある。
このような薄型の室外ユニットの脚構造として、従来、
本体ケーシングの底部下面の両側に、アングル形状の脚
を前後方向に配して設け、該両脚間のスパン長を可及的
に長くシ、且つ各脚の両端を本体ケーシングの前後面よ
り突出せしめるようにして、薄型室外ユニットの据付時
における安定性を十分に確保するようにしたものが提案
されている。
本体ケーシングの底部下面の両側に、アングル形状の脚
を前後方向に配して設け、該両脚間のスパン長を可及的
に長くシ、且つ各脚の両端を本体ケーシングの前後面よ
り突出せしめるようにして、薄型室外ユニットの据付時
における安定性を十分に確保するようにしたものが提案
されている。
しかしながら、上記従来の構造では、脚のスパン長が長
いため、本体ケーシング底部の中央部が下方に撓み、特
に圧縮機が設置された部分等の撓みが大きいという不具
合があるとともに、各脚を本体ケーシングから前後方向
に大きく突出させているため、梱包時等において突出し
た脚により外形寸法が大となり、従来と同様の梱包容積
となり、室外ユニットの薄型化という本来の目的を達し
得ないという問題があった。
いため、本体ケーシング底部の中央部が下方に撓み、特
に圧縮機が設置された部分等の撓みが大きいという不具
合があるとともに、各脚を本体ケーシングから前後方向
に大きく突出させているため、梱包時等において突出し
た脚により外形寸法が大となり、従来と同様の梱包容積
となり、室外ユニットの薄型化という本来の目的を達し
得ないという問題があった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたものであり、薄型の
室外ユニットであっても、その据付時の安定性を十分に
確保しつつ、且つ、その薄型化を可及的に阻害しないよ
うにして、本体ケーシング底部の撓みを防止できるよう
にした室外ユニットの脚構造を提供せんとするものであ
る。
室外ユニットであっても、その据付時の安定性を十分に
確保しつつ、且つ、その薄型化を可及的に阻害しないよ
うにして、本体ケーシング底部の撓みを防止できるよう
にした室外ユニットの脚構造を提供せんとするものであ
る。
すなわち、本考案は、本体ケーシングの底部下面の少な
くとも一側にブーメラン形状に形成された脚を、鉄脚の
両端部を本体ケーシングより突出せしめて固定し、鉄脚
の中央部および両端部に接地部を設けるとともに、上記
両端部接地部に据付固定部を設け、上記中央接地部を本
体ケーシングの圧縮機荷重中心位置に位置せしめたこと
を特徴とするものである。
くとも一側にブーメラン形状に形成された脚を、鉄脚の
両端部を本体ケーシングより突出せしめて固定し、鉄脚
の中央部および両端部に接地部を設けるとともに、上記
両端部接地部に据付固定部を設け、上記中央接地部を本
体ケーシングの圧縮機荷重中心位置に位置せしめたこと
を特徴とするものである。
また、側面幅を薄く見せるために隅角部が凹んだ本体ケ
ーシングにおいては、上記端部接地部を該隅角部に配置
するようにすることが好ましいものである。
ーシングにおいては、上記端部接地部を該隅角部に配置
するようにすることが好ましいものである。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明
する。
する。
第1図ないし第4図は本考案に係るセパレート形空気調
和機の室外ユニットを示し、1は室外ユニットの本体ケ
ーシングであって、該本体ケーシング1は天板2と左右
の側板3,4と底板5とからなり、本体ケーシング1の
前後面には吸込グリル6および吹出グリル7が装着され
ている。
和機の室外ユニットを示し、1は室外ユニットの本体ケ
ーシングであって、該本体ケーシング1は天板2と左右
の側板3,4と底板5とからなり、本体ケーシング1の
前後面には吸込グリル6および吹出グリル7が装着され
ている。
上記本体ケーシング1内には室外側熱交換器8、モータ
9および該モータ9により駆動される室外ファン10が
内蔵され、また本体ケーシング1内の側方には仕切板1
1によって画成された圧縮機室12が形成され、該圧縮
機室12内には圧縮機13が設置されている。
9および該モータ9により駆動される室外ファン10が
内蔵され、また本体ケーシング1内の側方には仕切板1
1によって画成された圧縮機室12が形成され、該圧縮
機室12内には圧縮機13が設置されている。
14は本体ケーシング1の側方に突設された連絡配管用
接手、15は本体ケーシング1の底部(底板5)下面の
両側に固定された脚である。
接手、15は本体ケーシング1の底部(底板5)下面の
両側に固定された脚である。
上記脚15は、第5図および第6図に詳示するように、
平面形状がブーメラン形状に形成され、その中央上面に
は底板5の下面と当接する平坦な当接面16を有し、該
当接面16には底板5にボルト固定するためのボルト孔
17が複数個穿設されており、またその周縁には下方に
垂下する補強リブ18を有する。
平面形状がブーメラン形状に形成され、その中央上面に
は底板5の下面と当接する平坦な当接面16を有し、該
当接面16には底板5にボルト固定するためのボルト孔
17が複数個穿設されており、またその周縁には下方に
垂下する補強リブ18を有する。
さらに、上記脚15の中央部には円筒状に凹陥して据付
面Gと当接する中央接地部19が形成されているととも
に、その両端部にはそれぞれ中央部に対して段差状に凹
んで据付面Gと当接する端部接地部20.21が形成さ
れ、該各端部接地部20.21には長円形状に切欠いて
なる据付固定部22.23が設けられている。
面Gと当接する中央接地部19が形成されているととも
に、その両端部にはそれぞれ中央部に対して段差状に凹
んで据付面Gと当接する端部接地部20.21が形成さ
れ、該各端部接地部20.21には長円形状に切欠いて
なる据付固定部22.23が設けられている。
上記中央接地部19は本体ケーシング1の荷重中心位置
付近に、すなわち一方の脚15にあっては圧縮機13設
置位置付近に位置するように配されている。
付近に、すなわち一方の脚15にあっては圧縮機13設
置位置付近に位置するように配されている。
また、上記一方の端部接地部20は底板5の吸込グリル
6側の側端より若干突出せしめて配されているとともに
、他方の端部接地部21は、本体ケーシング1の側面幅
(側板3,4の幅)を薄く見せるように凹陥形成された
吹出グツルア側の隅角部24.25に位置するように配
され、各端部接地部20.21の据付固定部22.23
に固定ボルト(図示せず)を締付けることにより据付面
Gに固定される。
6側の側端より若干突出せしめて配されているとともに
、他方の端部接地部21は、本体ケーシング1の側面幅
(側板3,4の幅)を薄く見せるように凹陥形成された
吹出グツルア側の隅角部24.25に位置するように配
され、各端部接地部20.21の据付固定部22.23
に固定ボルト(図示せず)を締付けることにより据付面
Gに固定される。
したがって、上記実施例においては、脚15をブーメラ
ン形状に形成する、とともに、鉄脚15の中央部および
両端部に接地部19〜21を設けて、脚15を三脚状に
張出した形状に形成したことにより、両脚15.15間
の実質的なスパン長を長いものとすることができるとと
もに、三脚形状により本体ケーシング1前後方向の脚1
5の突出量を少なくして前後方向の接地距離を大きなも
のとすることができるので、外形寸法をさほど大きくす
ることなく本体ケーシング1の据付は時の安定性を十分
に確保することができる。
ン形状に形成する、とともに、鉄脚15の中央部および
両端部に接地部19〜21を設けて、脚15を三脚状に
張出した形状に形成したことにより、両脚15.15間
の実質的なスパン長を長いものとすることができるとと
もに、三脚形状により本体ケーシング1前後方向の脚1
5の突出量を少なくして前後方向の接地距離を大きなも
のとすることができるので、外形寸法をさほど大きくす
ることなく本体ケーシング1の据付は時の安定性を十分
に確保することができる。
しかも、上記中央接地部19によって本体ケーシング1
底部(底板5)の中央寄りを支持することができるので
、従来の如き底板5の撓みを著しく軽減することができ
る。
底部(底板5)の中央寄りを支持することができるので
、従来の如き底板5の撓みを著しく軽減することができ
る。
特に、一方の脚15の中央接地部19を本体ケーシング
1の荷重中心位置付近、すなわち圧縮機13設置位置付
近に位置せしめたことにより、上記撓みの軽減をより一
層図ることができるとともに、本体ケーシング1底部の
強度を増大でき、且つ圧縮機13からの低周波振動の伝
播を防止することができる。
1の荷重中心位置付近、すなわち圧縮機13設置位置付
近に位置せしめたことにより、上記撓みの軽減をより一
層図ることができるとともに、本体ケーシング1底部の
強度を増大でき、且つ圧縮機13からの低周波振動の伝
播を防止することができる。
また、たとえ据付ブロック等が所定位置からずれて設け
られても、上記中央接地部19によって重量物や振動源
の近くで支持できる利点を併せ有する。
られても、上記中央接地部19によって重量物や振動源
の近くで支持できる利点を併せ有する。
さらに、脚15の一方の端部接地部21を本体ケーシン
グ1の凹んだ隅角部24.25に配置すれは゛、脚15
の前後方向への突出量を実質的に小さなものとすること
ができ、外形寸法をより一層小さくでき、室外ユニット
の薄型化に寄与することができる。
グ1の凹んだ隅角部24.25に配置すれは゛、脚15
の前後方向への突出量を実質的に小さなものとすること
ができ、外形寸法をより一層小さくでき、室外ユニット
の薄型化に寄与することができる。
しかも、各端部接地部20.21は本体ケーシングより
突出しているので、据付は時の固定ボルトの締付けが容
易である。
突出しているので、据付は時の固定ボルトの締付けが容
易である。
また、上記脚15はブーメラン形状であるので、脚15
を連続打抜き成形によって製造することができ、材料の
歩留りが良く、コストダウン化を図ることができる。
を連続打抜き成形によって製造することができ、材料の
歩留りが良く、コストダウン化を図ることができる。
以上の如く、本考案によれば、本体ケーシングの底部下
面の少なくとも一側にブーメラン形状に形成された脚を
、鉄脚の両端部を本体ケーシングより突出せしめて固定
し、鉄脚の中央部および両端部に接地部を設けるととも
に、上記両端部接地部に据付固定部を設け、上記中央接
地部を本体ケーシングの圧縮機荷重中心位置付近に位置
せしめたことにより、本体ケーシングの据付は時の安定
性を十分に確保しつつ、本体ケーシング底部の撓みを著
しく軽減することができ、且つ室外ユニットの薄型化を
図ることができ、しかも振動源からの振動の伝播を防止
できるものである。
面の少なくとも一側にブーメラン形状に形成された脚を
、鉄脚の両端部を本体ケーシングより突出せしめて固定
し、鉄脚の中央部および両端部に接地部を設けるととも
に、上記両端部接地部に据付固定部を設け、上記中央接
地部を本体ケーシングの圧縮機荷重中心位置付近に位置
せしめたことにより、本体ケーシングの据付は時の安定
性を十分に確保しつつ、本体ケーシング底部の撓みを著
しく軽減することができ、且つ室外ユニットの薄型化を
図ることができ、しかも振動源からの振動の伝播を防止
できるものである。
加えて:上記端部接地部を、本体ケーシングの凹んだ隅
角部に配置すれば、室外ユニットの薄型化をより一層寄
与することができる利点を有するものである。
角部に配置すれば、室外ユニットの薄型化をより一層寄
与することができる利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施態様を例示するもので、第1図ない
し第4図はそれぞれ室外ユニットの正面図、平面図、側
面図および背面図で、第5図は脚の平面図、第6図は第
5図のVI−VI線断面図である。 1・・・・・・本体ケーシング、15・・・・・・脚、
19・・・・・・中央接地部、20.21・・・・・・
端部接地部、22.23・・・・・・据付固定部、24
.25・・・・・・隅角部。
し第4図はそれぞれ室外ユニットの正面図、平面図、側
面図および背面図で、第5図は脚の平面図、第6図は第
5図のVI−VI線断面図である。 1・・・・・・本体ケーシング、15・・・・・・脚、
19・・・・・・中央接地部、20.21・・・・・・
端部接地部、22.23・・・・・・据付固定部、24
.25・・・・・・隅角部。
Claims (2)
- (1)本体ケーシング1の底部下面の少なくとも一側に
ブーメラン形状に形成された脚15を、鉄脚15の両端
部を本体ケーシング1より突出せしめて固定し、鉄脚1
5の中央部および両端部に接地部19゜20.21を設
けるとともに、上記両端部接地部20.21に据付固定
部22.23を設け、上記中央接地部19を本体ケーシ
ング1の圧縮機13荷重中心位置付近に位置せしめたこ
とを特徴とする室外ユニットの脚構造。 - (2)隅角部24.25が凹陥形成された本体ケーシン
グ1において、端部接地部21を該隅角部24.25に
配置したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(
1)項記載の室外ユニットの脚構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16135279U JPS5839346Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 室外ユニツトの脚構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16135279U JPS5839346Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 室外ユニツトの脚構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5676971U JPS5676971U (ja) | 1981-06-23 |
JPS5839346Y2 true JPS5839346Y2 (ja) | 1983-09-05 |
Family
ID=29672444
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16135279U Expired JPS5839346Y2 (ja) | 1979-11-20 | 1979-11-20 | 室外ユニツトの脚構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5839346Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-11-20 JP JP16135279U patent/JPS5839346Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5676971U (ja) | 1981-06-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1035384B1 (en) | Air conditioning unit | |
JPS609416B2 (ja) | 分割型カバ−を有する回転電機 | |
JPS5839346Y2 (ja) | 室外ユニツトの脚構造 | |
CN216079982U (zh) | 机壳组件及吸油烟机 | |
JP2004245568A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
CN212511740U (zh) | 空调器外壳组件与空调器 | |
JP2000088435A (ja) | 冷蔵庫の機械室台 | |
JP2001065924A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JP2866348B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
JPS6214730B2 (ja) | ||
JPH045934Y2 (ja) | ||
JPH0327213Y2 (ja) | ||
JP4210493B2 (ja) | 天井埋込型空気調和装置 | |
CN217817123U (zh) | 一种壳体组件及空调室外机 | |
JPS5834340Y2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2004205107A (ja) | 室外ユニット | |
CN216667955U (zh) | 一种空调内机外壳、空调室内机及空调器 | |
JPS6237967Y2 (ja) | ||
KR100552750B1 (ko) | 오일 팬 보스부의 보강구조 | |
CN221705643U (zh) | 空调室外机 | |
JPS6027911Y2 (ja) | 冷蔵庫 | |
CN220866128U (zh) | 包装结构 | |
EP4425058A1 (en) | Heat source unit of a heat pump | |
US12025325B2 (en) | Outdoor unit for air-conditioning apparatus and method for assembling outdoor unit for air-conditioning apparatus | |
JPH0633292Y2 (ja) | 熱交換ユニット |