JPS5839336B2 - 自動制御系のデイジタル処理方式 - Google Patents

自動制御系のデイジタル処理方式

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JPS5839336B2
JPS5839336B2 JP51153412A JP15341276A JPS5839336B2 JP S5839336 B2 JPS5839336 B2 JP S5839336B2 JP 51153412 A JP51153412 A JP 51153412A JP 15341276 A JP15341276 A JP 15341276A JP S5839336 B2 JPS5839336 B2 JP S5839336B2
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JP51153412A
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正 岡本
長生 吉田
信 田口
久敬 白石
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、自動制御系の演算点での演算を簡単にした自
動制御系のディジタル処理方式に関する。
自動制御系では、フィードバーク系使用時等にみられる
ように偏差を求める手段として加減算器が使用されてい
る。
従来、自動制御系はアナログ的処理が主流であったが、
最近、電子計算機の活用分野の拡大と共に、自動制御系
をもディジタル的処理を行う傾向がでてきた。
具体的事例で説明しよう。
第1図は圧延機等の位置を制御する自動位置決め装置の
ブロック図を示す。
指令値り。は第1、第2、第3の比較点C1,C2,C
3で設定値5ET1.5ET2.5ET3と比較が行わ
れ、その比較結果に基づき操作端OPに、“開″”閉”
、”高速運転”等の指令が与えられる。
操作端OPは、更に制御対象OBに対して上記比較結果
に基づき操作指令を送り操作する。
この制御対象の操作結果は検出器DETによって検出さ
れ、検出値Ddを得る。
検出値Ddは、加算点S1に送られ、指令値との偏差が
得られる。
この偏差は、例えば検出器DETの出力の零点と制御対
象系の原点を合せるためのオフセット値であり、このオ
フセット値り。
はメモリMEMに記憶される。このオフセット値り。
は例えば、始動前に検出して記憶される。
加算点S2は、検出器DETの出力Ddとオフセット値
D との偏差Daをとるものであり、その結果は、加算
点S3に送られる。
加算点S3では、指令値DCと加算点S2で得られた値
との偏差、(Sが求められ、その結果は、各比較点C1
,C2,C3に送られる。
以下、同様なフィードバックループを形成することによ
って、制御対象は、指令値り。
で与えられた指令値に収束してゆく。
以上のフロックをディジタル処理した場合、加算点S1
.B2.B3にみられるように、2値の加減算が大部分
を占め、またこれらの加減算は、高精度の演算が要求さ
れ、16〜17ビツト或いはそれ以上の桁数となるのが
通常である。
従来、このような桁数の大きい演算は多数の演算素子を
並列に接続し、並列演算を行う方式が常であったが、こ
のような方式では演算回路の)・−ドウエアが非常に大
きくなり、装置全体が大型化するという問題があった。
また、各回路間の信号線が多くなるため、本装置を複数
個のプリント基板に分割して実装する場合は、配線コス
トが非常に大きなものになるという欠点を有していた。
一方、演算の内容について考えると、ブ般に2進数の減
算を行った場合その差が負数になると、補数が出力され
る。
しかし、自動制御系等では、補数という信号形式は扱い
にくいものである。
補数ではなく、偏差の大きさく絶対値)とその方向(極
性)が必ず必要になってくる。
このため、補数から、絶対値と極性を求めることも可能
であるが、論理系が複雑になる欠点を持ってくる。
本発明は、以上の欠点を解消してなるものであって、主
たる目的は減算点、加算点、比較点などの演算点でのデ
ィジタル演算を簡便に実行可能にした自動制御系のディ
ジタル処理方式を提供するものである。
本発明の要旨は、特定の桁相互の演算点での演算を実行
するに際して、上記桁を更に特定の桁に分割し各桁相互
に演算を行わせるようにしたものである。
以下、図面により詳細に本発明の詳細な説明しよう。
第2図は本発明の実施例を示す図である。
マルチプレクサMPX1 、MPX2はそれぞれ、Nピ
ント入力、iピット出力(N>i)の構成より放る。
Nビット入力としては、偏差をとるべき対象データであ
るA、Bが上記Nビット入力となる。
考えやすくするために、N=8、i=4の場合に限定し
よう。
このマルチプレクサMPXI。MPX2は、制御回路C
TLより出力されるステップ指示信号SAによって、8
ビツト入力のデータの中で下位4ビツトを出力するか、
上位4ビツトを出力するか選択が行われる。
即ち、信号SAは、例えば1ビット信号より成り、・・
O・・0時には下位4ビツト、+1111の時には上位
4ピツド1”を選択するようになっている。
この0″と1″とは交互に発生するようになっている。
各マルチプレクサMPX1 、MPX2の4ビツト出力
は、それぞれ排他論理和ゲートEOR1〜EOR8を通
して全加算器ADDに印加される。
これらのゲートの中で、EOR1〜EOR4は極性フリ
ップ・フロップ(トリガー型)SRのQ出力によってゲ
ートされ、EOR5〜EOR8は極性フリップ・フロッ
プSRのQ出力をインバータINVによって反転してな
る反転出力によってゲートされている。
従って、例えば、Q出力が°1″の時にはマルチプレク
サMPXIの出力は符号反転されて全加算器ADDの4
ビツト人力B。
、B1゜B2.B3(i−4)となる。
一方、マルチプレクサMPX2の出力はそのまま反転さ
れずに全加算器ADDの4ビツト入力A。
+ AI r A2 r As (1−4)となる。
即ち、全加算器ADDでは、データA、Bの下4桁Al
、AIの減算A1−Al1或いは上4桁Ah、Bhの減
算Ah−Ahを行うことになる。
その出力4ビツトが出力データDATAとしてのΣ。
、Σ1.Σ2.Σ3となる。一方、極性フリップ・フロ
ップSRのQ出力が0“の時には、全く逆に全加算器A
DDでは、B1−Al、又はBh−Ahの減算を行う。
全加算器ADDは、桁上げがあった場合は、桁上げ信号
C4を発生する。
この桁上げ信号C4は前述の極性フリップ、フロップS
Rのデータ入力端子D、及び桁上げフリップ・フロップ
CRのデータ入力端子りに入力している。
桁上げフリップ・フロップCRのQ出力は、全加算器A
DDの桁上げ信号C8どなって次のステップでの加算に
供される。
極性フリップ・フロップSRのQ出力はゲ−)ANDを
通して外部に極性信号5IGNとして出力される。
尚、制御回路CTLは指示信号SAの他に、信号WR,
SAO、DCを発生している。
これらの信号は、すべてタイミング信号である。
次に、具体的な動作を、第3図のタイムチャート、第4
図の論理図によって説明しよう。
先ず、信号SAとして0″が与えられる。
この時には、データA、Bの下4桁AI 、B lがマ
ルチプレクサMPX1 、MPX2より選択出力される
この時、極性フリップ・フロップSRのQ出力の信号5
IGNが信号DCによりイニシャルセットされ9111
1、桁上げフリップ・フロップCRのQ出力の信号C6
が信号SAOによりイニシャルセットされN 1 ++
となっているとすると、全加算器ADDではA1−B1
の演算を行う。
今、第4図に示すようにデータAとして1100100
0’を与え、データBとして” 11100110 ”
を与えるものとすると、AIはAI=1000、B1=
0110となる。
Blを符号反転した(−Bl)は、(−BB)−100
1である故、Al−B1 は”10001’”となる。
然るに、桁上げ信号C8が”1″である故、全加算器A
DDではA1−B1+coの演算を行う。
その結果が、10010”となる。
この値の中で、最上位ピッドl”が次にステップ、即ち
、Ah、Bhの相互の演算を行う際の桁上げ信号c4と
なり、残りのデータ” o o i o ”が演算結果
となる。
この全加算が終了するまでのステップをステップOと定
義する。
第3図に示す如(、ステップOの終了時に信号WRが出
力しており、従って、この信号WR及び桁上げ信号C4
とによって、桁上げフリップ・フロップCRのQ出力は
1″となる。
次に、ステップ1に移り、信号SAが1″となり、マル
チプレクサMPX1 、MPX2はデータA、Bの上位
4桁Ah、Bh を選択して出力する。
この時、極性フリップ・フロップSRの出力5IGNは
先と同じ(1″である故、全加算器ADDには、Ah−
Bhなる形で入力する。
Ah=1100、(−Bh)=0001であり、且つC
6−1である故、全加算器ADDではAh−Bh+co
=01110を得る。
このデータの中で、最上位ビットが極性の表示を示す桁
上げ信号C4であり、上述の事例では、C4=0である
残りの4ビツト”0110’“がデータA、Bの上位4
ビツトAh。
Bhの演算結果を示す。
しかし、C4−0である時には演算結果が負数になった
ことを示し、演算出力は休止となる。
以上の全過程をステージOと称する。
ステージには、0と1との2種類があり、このステージ
状態を示すものが信号DCである。
次に、ステージOが終了すると、信号DCがn Onよ
りl’l I ++となり、ステージ1に移行する。
この段階では、DCが”011である数桁上げ信号Co
IJ″−tt O++となり、極性フリップ・フロップ
SRのQ出力がN O++となる。
この結果マルチプレクサMPXIの出力が反転され、マ
ルチプレクサMPX2の出力がそのまま、それぞれ全加
算器ADDの入力となる。
従って、ステージ1に移ると、信号SAが0″である故
、先ずAl、B lが選ばれ、全加算器ADDでは、B
l −AI の演算が行われる。
Blは”0110′’ (−Al ) は”0111
”であり、且つ信号SAOによるイニシャルセットによ
ってC=1となるためBl−AI+coの演算結果は’
01110 ”となる。
この演算結果の最上位ビットが桁上げ信号C4であり、
C4−0より、次のステップ1での桁上げはない。
このステップOの終了段階で信号WRがフリップ、フロ
ップCRに印加されるが、データ端子りには”O++が
入力する故、Q出力の信号coは“0″のままである。
次に、信号SAがO”より1′となり、ステップ1に移
行する。
このステップ1では、Ah、Bhが選ばれ、Bh−Ah
の演算が行われる。
Bhは’ 1110 ”(−Ah)は” OO11”で
ある故、Bh−Ah+coは、” 10001 ”とな
る。
最上位ビットn 1 ++は桁上げ信号C4であり、且
つ極性フリップ・フロップSRに印加されて、Q出力を
“1″とする。
このQ出力が信号5IGNであり、極性信号である。
フリップ・フロップSRのQ出力が1′°になった時に
は、演算結果は正数を示す。
従って、この時の演算結果である”00011110”
′が出力データDATAとして出力される。
また、正の極性を示す”1″なる信号5IGNはゲート
ANDを通して出力される。
以上の経過がステージlの動作となる。
尚、以上の実施例に於いて、ステージOの終了段階で桁
上げ信号C4が°゛O″ではな(+1111になってい
ることもある。
これは、A−Bなる減算結果が正数になっていることを
示すものである。
この時には、次のステージ1の動作は、ステージ0の動
作と全く同じであって、A−Bなる演算を繰返すことに
なる。
更に、ステージOでA−Bが正数になった場合と、ステ
ージOで負数、ステージ1でB−Aが正数になった場合
とでは、極性の意味が異ってくる。
即ち、実施例のゲー)ANDだけではこの区別はできな
い。
この対策としては、ゲートを2つ設け、一方はDC,一
方はゴでを制御入力とし、極性信号5IGNを共通入力
とし、DC及び面を入力とする両ゲートから“1″が得
られた時には、出力DATAはA>Bなる時の状態を示
し、DCを入力とするゲートのみから1″が発生した時
にはB>Aなる状態を示すものとすればよい。
更に、上記実施例に於いて、減算だけではなく加算をも
行うことができる。
図では説明しないが、マルチプレクサMPXI 、MP
X2の出力をゲー)EORl 、・・・・・・・・・、
EOR8を通さずに直接に全加算器ADDに印加するよ
うにすればよい。
但し、この時には、ステージOと1との2つは必要なく
、1つのステージのみでよい。
このためには、制御回路CTLを減算か加算かの制御指
令によって各種制御信号を発生するようにすればよい。
更に、上記実施例では、極性信号を発生できる故、比較
要素としても適用可能である。
この時には、出力DATAは利用しないことになる。
また、上記実施例では、8ビツト、2分割の事例であっ
たが、一般にNビット、r分割でもステージ数が異なる
だけで基本的に本発明の思想の範囲内に入る。
本発明によれば、桁数が多(なっても少ない桁数の・・
−ドウエアによって演算点での効率的な演算が可能にな
った。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動制御系のフロック図、第2図は本発明の実
施例図、第3図はタイムチャート図、第4図は論理説明
図である。 符号の説明、MPXI 、MPX2・・・・・・マルチ
プレクサ、ADD・・・・・・全加算器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも加算点、減算点、比較点の中の少なくと
    も1つの演算点を持つ自動制御系の演算点をディジタル
    的に処理する自動制御系のディジタル処理方式に於いて
    、上記演算点に入力する2つのディジタル信号(N桁デ
    ィジタル信号)をそれぞれ分割し、該r分割したディジ
    タル信号を最下位側より相互に演算を行わせ、各分割し
    たディジタル信号間の演算結果による桁上げの有無に応
    じて次に続くr分割したディジタル信号の演算を行わせ
    るようにした自動制御系のディジタル処理方式。 2 少なくとも加算点、減算点、比較点の中の少なくと
    も減算点、比較点のいずれか1つの演算点を持つ自動制
    御系のディジタル処理方式に於いて、上記演算点に入力
    する2つのディジタル信号(N桁ディジタル信号)をそ
    れぞれr分割し、該r分割したディジタル信号を最下位
    側より相互に演算を行わせ、各分割したディジタル信号
    間の演算結果による桁上げの有無に応じて次に続くr分
    割したディジタル信号の演算を行わせるようにしてN桁
    ディジタル信号間の演算を行わせるようにすると共に、
    上記N桁ディジタル信号間の演算結果が負数の場合には
    演算点に入力する2つのディジタル信号何の該演算点で
    の演算を上記演算とは逆の演算、即ち減算点ならば差し
    引く側を逆とし、比較点ならば比較されるべき側を逆と
    して、上記演算時と同様のr分割化下での演算を行わせ
    るようにしてN桁ディジタル信号間の演算を行わせ、そ
    の演算結果に基づき出力させるようにした自動制御系の
    ディジタル処理方式。
JP51153412A 1976-12-22 1976-12-22 自動制御系のデイジタル処理方式 Expired JPS5839336B2 (ja)

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JPS5377978A JPS5377978A (en) 1978-07-10
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JPS6121681Y2 (ja) * 1979-04-04 1986-06-28
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5043851A (ja) * 1973-08-21 1975-04-19

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JPS5043851A (ja) * 1973-08-21 1975-04-19

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